JPH0615558B2 - 新規ポリペプチド、その製造法および医薬 - Google Patents
新規ポリペプチド、その製造法および医薬Info
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- JPH0615558B2 JPH0615558B2 JP58154727A JP15472783A JPH0615558B2 JP H0615558 B2 JPH0615558 B2 JP H0615558B2 JP 58154727 A JP58154727 A JP 58154727A JP 15472783 A JP15472783 A JP 15472783A JP H0615558 B2 JPH0615558 B2 JP H0615558B2
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Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、新規ポリペプチド、その製造法、上記ポリ
ペプチドからなる医薬組成物、およびその医薬用有効成
分としての使用に関するものである。
ペプチドからなる医薬組成物、およびその医薬用有効成
分としての使用に関するものである。
さらに詳しく述べると、この発明は、 式(I) 〔式中、Aは水素、C1−3アルキル、または下式で示
される有機もしくは無機酸のアシル残基、 1.RICO−〔式中、RIは脂肪族、脂環式、芳香
族、または複素環式基、特にC1−20アルキル、C
3−20アルケニル、C3−20アルキニル、フェニ
ル、ナフチル、またはC7−10(フェニルアルキ
ル)〕 2.RIISO2−〔式中、RIIはC1−10アルキル、
フェニル、またはC7−10(フェニルアルキル)〕 3.RIIIO−CO−〔式中、RIIIはC1−10アルキ
ル、またはC7−10(フェニルアルキル)〕 4. 〔式中、RIVは水素、C1−10アルキル、フェニル、
またはC7−10(フェニルアルキル、RVは水素、ま
たはC1−10アルキル〕 A1は水素、C1−3アルキル,C1−3アルコキシ、
ハロゲン、OH、NO2、下式で示されるエステル化も
しくはアミド化されたカルボキシ基R8O−CO−また
はR8−NH−CH−〔式中、R8はC1−16アルキ
ル〕、または下式で示されるアミド基、R9−CONH
−〔式中、R9はC1−15アルキル〕、A2は水素、
C1−3アルキル、C1−3アルコキシ、ハロゲン、O
H、またはNO2、A3は水素、C1−3アルキル、ま
たはC1−3アルコキシ、QはC1−4アルキレン、 は所望によりハロゲン、NO2、NH2、OH、C
1−3アルキル、およびC1−3アルコキシの群から選
ばれた1個または2個以上の基で環置換されていてもよ
い(L)または(D)−フェニルアラニン残基、Bは所
望によりハロゲン、NO2、NH2、OH、C1−3ア
ルキル、およびC1−3アルコキシの群から選ばれた1
個または2個以上の基で環置換されていてもよい−ph
e−、Cは所望によりα−N−メチル化され、所望によ
りハロゲン、NO2、NH2、OH、C1−3アルキ
ル、およびC1−3アルコキシの群から選ばれた1個ま
たは2個以上の基でベンゼン環が置換されていてもよい
−Trp−または(D)−Trp−、Dは所望によりα
−N−メチル化され、所望によりε−N−C1−3アル
キル化されていてもよい−Lys−、Eは−Thr−、F
は式−COOR1、−CH2OR2、 で示される基〔式中、R1は水素、またはC1−3アル
キル、R2は水素、HCO、C2−12アルキルカルボ
ニル、C8−12フェニルアルキルカルボニル、または
ベンゾイル、R3は水素、またはメチル、R4は式 −CH(R5)−Xで示される基、R5は水素、−(C
H2)2−OH、または−(CH2)3−OH、−CH
2OH、−CH(OH)−CH3またはイソブチル、X
は式−COOR1、−CH2OR2、または−CON
(R6)R7で示される基(式中、R1およびR2は上
記の意味、R6は水素、またはC1−3アルキル、R7
は水素、C1−3アルキル、フェニル、またはC
7−10フェニルアルキルである)を示す〕、基−CH
(R5)−Xは(D)または(L)配置を有し、Y1お
よびY2はそれぞれ水素または一緒になって直接結合手
を意味し、2位および7位の残基はそれぞれ独立に
(L)または(D)配置を有する。但し、(L)および
/または(D)−システイン残基は2位および7位のみ
に存在するものとする〕 で示されるものであり、上記式(I)のポリペプチドは
遊離形、または保護形、並びに塩およびコンプレックス
であるものとする。
される有機もしくは無機酸のアシル残基、 1.RICO−〔式中、RIは脂肪族、脂環式、芳香
族、または複素環式基、特にC1−20アルキル、C
3−20アルケニル、C3−20アルキニル、フェニ
ル、ナフチル、またはC7−10(フェニルアルキ
ル)〕 2.RIISO2−〔式中、RIIはC1−10アルキル、
フェニル、またはC7−10(フェニルアルキル)〕 3.RIIIO−CO−〔式中、RIIIはC1−10アルキ
ル、またはC7−10(フェニルアルキル)〕 4. 〔式中、RIVは水素、C1−10アルキル、フェニル、
またはC7−10(フェニルアルキル、RVは水素、ま
たはC1−10アルキル〕 A1は水素、C1−3アルキル,C1−3アルコキシ、
ハロゲン、OH、NO2、下式で示されるエステル化も
しくはアミド化されたカルボキシ基R8O−CO−また
はR8−NH−CH−〔式中、R8はC1−16アルキ
ル〕、または下式で示されるアミド基、R9−CONH
−〔式中、R9はC1−15アルキル〕、A2は水素、
C1−3アルキル、C1−3アルコキシ、ハロゲン、O
H、またはNO2、A3は水素、C1−3アルキル、ま
たはC1−3アルコキシ、QはC1−4アルキレン、 は所望によりハロゲン、NO2、NH2、OH、C
1−3アルキル、およびC1−3アルコキシの群から選
ばれた1個または2個以上の基で環置換されていてもよ
い(L)または(D)−フェニルアラニン残基、Bは所
望によりハロゲン、NO2、NH2、OH、C1−3ア
ルキル、およびC1−3アルコキシの群から選ばれた1
個または2個以上の基で環置換されていてもよい−ph
e−、Cは所望によりα−N−メチル化され、所望によ
りハロゲン、NO2、NH2、OH、C1−3アルキ
ル、およびC1−3アルコキシの群から選ばれた1個ま
たは2個以上の基でベンゼン環が置換されていてもよい
−Trp−または(D)−Trp−、Dは所望によりα
−N−メチル化され、所望によりε−N−C1−3アル
キル化されていてもよい−Lys−、Eは−Thr−、F
は式−COOR1、−CH2OR2、 で示される基〔式中、R1は水素、またはC1−3アル
キル、R2は水素、HCO、C2−12アルキルカルボ
ニル、C8−12フェニルアルキルカルボニル、または
ベンゾイル、R3は水素、またはメチル、R4は式 −CH(R5)−Xで示される基、R5は水素、−(C
H2)2−OH、または−(CH2)3−OH、−CH
2OH、−CH(OH)−CH3またはイソブチル、X
は式−COOR1、−CH2OR2、または−CON
(R6)R7で示される基(式中、R1およびR2は上
記の意味、R6は水素、またはC1−3アルキル、R7
は水素、C1−3アルキル、フェニル、またはC
7−10フェニルアルキルである)を示す〕、基−CH
(R5)−Xは(D)または(L)配置を有し、Y1お
よびY2はそれぞれ水素または一緒になって直接結合手
を意味し、2位および7位の残基はそれぞれ独立に
(L)または(D)配置を有する。但し、(L)および
/または(D)−システイン残基は2位および7位のみ
に存在するものとする〕 で示されるものであり、上記式(I)のポリペプチドは
遊離形、または保護形、並びに塩およびコンプレックス
であるものとする。
この発明において、ハロゲンはふっ素、塩素および臭素
を含む。慣習にしたがって、略号、例えば−Phe−、−C
ys−等で示されるアミノ酸残基は特にことわらない限り
(L)配置を示すものとする。
を含む。慣習にしたがって、略号、例えば−Phe−、−C
ys−等で示されるアミノ酸残基は特にことわらない限り
(L)配置を示すものとする。
Aのアシル基は、次のような基である。
1.RICO−〔式中、RIは脂肪族、脂環式、芳香
族、または複素環式基、特にC1−20アルキル、C
3−20アルケニル、C3−20アルキニル、フェニ
ル、ナフチル、またはC7−10(フェニルアルキ
ル)〕 2.RIISO2−〔式中、RIIはC1−10アルキル、
フェニル、またはC7−10(フェニルアルキル)〕 3.RIIIO−CO−〔式中、RIIIはC1−10アルキ
ル、またはC7−10(フェニルアルキル)〕 4. 〔式中、RIVは水素、C1−10アルキル、フェニル、
またはC7−10(フェニルアルキル、RVは水素、ま
たはC1−10アルキル〕 RIにおける脂肪族の基は、飽和でも不飽和でもよく、
また分枝状でも直鎖状でもよい。同様に、RIないしR
Vとして引用したアルキル、アルケニル、およびアルキ
ニル、並びにフェニルアルキル基のアルキル部分は、す
べて分枝状でも直鎖状でもよい。RIないしRVの基は
すべて、所望によりさらに置換基を有することができ
る。RIおよびRVとして適当な基は、非置換のもので
ある。
族、または複素環式基、特にC1−20アルキル、C
3−20アルケニル、C3−20アルキニル、フェニ
ル、ナフチル、またはC7−10(フェニルアルキ
ル)〕 2.RIISO2−〔式中、RIIはC1−10アルキル、
フェニル、またはC7−10(フェニルアルキル)〕 3.RIIIO−CO−〔式中、RIIIはC1−10アルキ
ル、またはC7−10(フェニルアルキル)〕 4. 〔式中、RIVは水素、C1−10アルキル、フェニル、
またはC7−10(フェニルアルキル、RVは水素、ま
たはC1−10アルキル〕 RIにおける脂肪族の基は、飽和でも不飽和でもよく、
また分枝状でも直鎖状でもよい。同様に、RIないしR
Vとして引用したアルキル、アルケニル、およびアルキ
ニル、並びにフェニルアルキル基のアルキル部分は、す
べて分枝状でも直鎖状でもよい。RIないしRVの基は
すべて、所望によりさらに置換基を有することができ
る。RIおよびRVとして適当な基は、非置換のもので
ある。
この発明のポリペプチドのヘプタペプチド部分の1位残
基におけるα−N原子上のフェニルアルキル基のフェニ
ル環は、例えば式(I)のポリペプチドにおいてA1、
A2、A3の1個または2個以上が水素以外の場合のよ
うに、置換されていてもよく、また非置換でもよい。さ
らに、上記フェニルアルキル基のアルキレン部分、例え
ば式(I)における基Qは、分枝状でも直鎖状でもよ
い。
基におけるα−N原子上のフェニルアルキル基のフェニ
ル環は、例えば式(I)のポリペプチドにおいてA1、
A2、A3の1個または2個以上が水素以外の場合のよ
うに、置換されていてもよく、また非置換でもよい。さ
らに、上記フェニルアルキル基のアルキレン部分、例え
ば式(I)における基Qは、分枝状でも直鎖状でもよ
い。
式(I)のポリペプチドにおいて、下記の定義またはそ
の組合わせが好ましい。
の組合わせが好ましい。
5.Aは水素、C1−3アルキル、または上記1,2で
定義したRICO−またはRIISO2−の基。さらに好
ましくは、Aは水素、C1−3アルキル、またはRIC
O−、特に水素、またはRICO−。
定義したRICO−またはRIISO2−の基。さらに好
ましくは、Aは水素、C1−3アルキル、またはRIC
O−、特に水素、またはRICO−。
5.1Aが基RICO−の場合、RIは好ましくはC
1−15アルキル、フェニル、またはC7−10(フェ
ニルアルキル)、特にC1−15アルキル、特にC
1−10アルキル、例えばCH3(CH2)8−。
1−15アルキル、フェニル、またはC7−10(フェ
ニルアルキル)、特にC1−15アルキル、特にC
1−10アルキル、例えばCH3(CH2)8−。
5.2Aが基RIISO2−の場合、RIIは好ましくはC
1−10アルキル、または所望によりC1−3アルキル
で置換されたフェニル、特にフェニル、またはモノもし
くはジC1−3アルキル置換フエニル。最も好ましくは
RIIはC1−10アルキル。
1−10アルキル、または所望によりC1−3アルキル
で置換されたフェニル、特にフェニル、またはモノもし
くはジC1−3アルキル置換フエニル。最も好ましくは
RIIはC1−10アルキル。
6.A1は水素、式R8O−CO−またはR8−NH−
CO−で示されるエステル化またはアミド化されたカル
ボキシ基(式中、R8はC1−16アルキルを示す)、
または式R9−CO−NH−で示されるアミド基(式
中、R9はC1−15アルキルを示す)。さらに好まし
くは、A1は水素、または基R8−NH−CO−(式
中、R8はC1−16アルキル、特にC1−10アルキ
ル、例えばCH3(CH2)9−を示す。最も好ましく
は、A1は水素。
CO−で示されるエステル化またはアミド化されたカル
ボキシ基(式中、R8はC1−16アルキルを示す)、
または式R9−CO−NH−で示されるアミド基(式
中、R9はC1−15アルキルを示す)。さらに好まし
くは、A1は水素、または基R8−NH−CO−(式
中、R8はC1−16アルキル、特にC1−10アルキ
ル、例えばCH3(CH2)9−を示す。最も好ましく
は、A1は水素。
7.A2は水素。
8.A3は水素。
9.Qはメチレン。
10. は(D)−フェレニルアラニン残基(Zはベンジル)。
11.Bは−Phe−または−Tyr−。
12.Cは−(D)−Trp−。
13.Dは−Lys−または−MeLys−。特に−L
ys−。
ys−。
14.Eは−Thr−。
15.Fは式−CO−N(R3)R4で示される基。
特に式−CO−N(R3)−CH−(R5)−X(この
場合、R3はHまたはCH3)で示される基。後者の場
合、−CH(R5)−X部分は好ましくは(L)配置を
有する。
場合、R3はHまたはCH3)で示される基。後者の場
合、−CH(R5)−X部分は好ましくは(L)配置を
有する。
15.1R3は好ましくは水素。
15.2天然アミノ酸(すなわち、式H2N−CH(R5)
−COOH)のα−炭素原子に結合する置換基として、
R5は好ましくは−CH2OH、−CH(OH)C
H3、イソブチル、またはR5は−(CH2)−OH、
または−(CH2)3OH。特に−CH2OH、または
−CH(OH)−CH3。
−COOH)のα−炭素原子に結合する置換基として、
R5は好ましくは−CH2OH、−CH(OH)C
H3、イソブチル、またはR5は−(CH2)−OH、
または−(CH2)3OH。特に−CH2OH、または
−CH(OH)−CH3。
15.3Xは好ましくは式−CO−N(R6)R7、または
−CH2−OR2で示される基、特に式−CH2OR2
で示される基であり、R2は好ましくは水素、または下
記16に示す意味。最も好ましくはR2は水素。
−CH2−OR2で示される基、特に式−CH2OR2
で示される基であり、R2は好ましくは水素、または下
記16に示す意味。最も好ましくはR2は水素。
16.R2は好ましくはCHO、C2−12アルキルカ
ルボニル、C8−12フエニルアルキルカルボニル、ま
たはベンゾイルである。
ルボニル、C8−12フエニルアルキルカルボニル、ま
たはベンゾイルである。
17.2位および7位における好ましい残基は、(L)
配置を有するものである。
配置を有するものである。
18.好ましくは、Y1およびY2は一緒になって直接
結合手を意味する。
結合手を意味する。
式(I)のポリペプチドにおいて特に興味ある群は、A
が少なくとも炭素原子7個を有する脂肪族の基(例えば
上記1ないし4に規定した基のRI、RII、RIII、ま
たはRIV)を結合したアシル残基、A1が上記6に規定
した基R9CONH−(式中、R9は少なくとも炭素原
子7個を有する)のものであり、このタイプの化合物
(以下、Tタイプのポリペプチドという)は、皮下投与
したとき活性が長期間持続するという特徴を有する。好
ましいTタイプのポリペプチドは、Aが基RICO(式
中、RIはC7−15アルキル、好ましくはC7−10
アルキル)のものである。特に好ましいものは、上記式
(I)における残りの基が上記6ないし18に規定した
意味を有するものである。
が少なくとも炭素原子7個を有する脂肪族の基(例えば
上記1ないし4に規定した基のRI、RII、RIII、ま
たはRIV)を結合したアシル残基、A1が上記6に規定
した基R9CONH−(式中、R9は少なくとも炭素原
子7個を有する)のものであり、このタイプの化合物
(以下、Tタイプのポリペプチドという)は、皮下投与
したとき活性が長期間持続するという特徴を有する。好
ましいTタイプのポリペプチドは、Aが基RICO(式
中、RIはC7−15アルキル、好ましくはC7−10
アルキル)のものである。特に好ましいものは、上記式
(I)における残りの基が上記6ないし18に規定した
意味を有するものである。
この発明のポリペプチド、例えば式(I)のポリペプチ
ドは、遊離形すなわち非保護形でも、保護形すなわち、
例えばN末端アミノ基、C末端カルボキシ基または−S
H基のような1個または2個以上の反応性基または原子
が保護基で覆われた形でも、存在することができる。適
当な保護基、例えばN−、カルボキシおよびS−保護基
は、ペプチド化学で慣用されるものであり、以下の実施
例で使用するものが含まれる。通常、保護形は、主とし
て、例えばこの発明の非保護ペプチドを得るための中間
体として用いられる。しかし、このような保護形そのも
のが医薬として活性を有する場合には、すなわち、後述
のように医薬として使用でき、所望の用量レベルで生理
的認容性を有し、例えば、存在する保護基が生理的条件
下で解裂してこの発明の遊離ペプチド、例えば式(I)
の遊離形化合物を生成し、得られる解裂化合物自体が適
用用量レベルで生理的認容性を有する場合には、このよ
うな保護形自体を医薬、例えばプロドラッグとして用い
ることができる。このような保護形を、以下「医薬上適
用し得る」という。
ドは、遊離形すなわち非保護形でも、保護形すなわち、
例えばN末端アミノ基、C末端カルボキシ基または−S
H基のような1個または2個以上の反応性基または原子
が保護基で覆われた形でも、存在することができる。適
当な保護基、例えばN−、カルボキシおよびS−保護基
は、ペプチド化学で慣用されるものであり、以下の実施
例で使用するものが含まれる。通常、保護形は、主とし
て、例えばこの発明の非保護ペプチドを得るための中間
体として用いられる。しかし、このような保護形そのも
のが医薬として活性を有する場合には、すなわち、後述
のように医薬として使用でき、所望の用量レベルで生理
的認容性を有し、例えば、存在する保護基が生理的条件
下で解裂してこの発明の遊離ペプチド、例えば式(I)
の遊離形化合物を生成し、得られる解裂化合物自体が適
用用量レベルで生理的認容性を有する場合には、このよ
うな保護形自体を医薬、例えばプロドラッグとして用い
ることができる。このような保護形を、以下「医薬上適
用し得る」という。
この発明のポリペプチドは、遊離形であっても保護形で
あっても、塩またはコンプレックスとして存在し得る。
酸付加塩は、例えば有機酸、ポリマー酸および無機酸と
の間で形成し得る。このような酸付加塩形には、例えば
塩酸塩および酢酸塩が含まれる。コンプレックスとは、
無機物質、例えばCa塩およびZn塩のような無機塩ま
たは水酸物の付加、および/または有機ポリマー物質の
付加により形成されるような、公知の形のものを指す。
あっても、塩またはコンプレックスとして存在し得る。
酸付加塩は、例えば有機酸、ポリマー酸および無機酸と
の間で形成し得る。このような酸付加塩形には、例えば
塩酸塩および酢酸塩が含まれる。コンプレックスとは、
無機物質、例えばCa塩およびZn塩のような無機塩ま
たは水酸物の付加、および/または有機ポリマー物質の
付加により形成されるような、公知の形のものを指す。
この発明のポリペプチド(遊離形または保護形)並びに
その塩およびコンプレックスは、ペプチド化学において
周知の方法、例えば実施例記載の方法によって得ること
ができる。したがって、この発明は、上記ポリペプチ
ド、特に上記式(I)のポリペプチドの遊離形または保
護形、またはその塩もしくはコンプレックスの製造法を
提供するものであり、上記製造法は、 a)前記保護された直鎖または単環性ポリペプチド(例
えば前記式(I)の保護されたポリペプチド)の少なく
とも1個の保護基を脱離して対応する遊離形のポリペプ
チドを得ること、 b)それぞれ少なくとも1個のアミノ酸またはアミノア
ルコール残基を遊離形または保護形として含む2種のペ
プチド単位であって、前記直鎖または単環性ポリペプチ
ド(例えば前記式(I)のポリペプチド)の遊離形また
は保護形が得られるようなペプチド単位を、アミド結合
によって結合し、必要に応じて方法a)を実施するこ
と、 c)前記直鎖または単環性ポリペプチドのC末端におけ
る官能基(例えば前記式(I)のポリペプチドにおける
基F)の遊離形または保護形を、他のC末端官能基(例
えば他の基F)に変換し、必要に応じて方法a)を実施
すること、 d)前記直鎖ポリペプチド(例えば前記式(I)のポリ
ペプチドにおいてY1およびY2がそれぞれ水素のも
の)の遊離形または保護形を酸化して、前記単環性ポリ
ペプチド(例えば前記式(I)のポリペプチドにおい
て、Y1およびY2が一緒になって直接結合手を形成す
るもの)の遊離形または保護形を得、必要に応じて方法
a)を実施すること、 および得られた遊離形または保護形のポリペプチドをそ
のまま、またはその塩もしくはコンプレックスとして回
収することからなるものである。
その塩およびコンプレックスは、ペプチド化学において
周知の方法、例えば実施例記載の方法によって得ること
ができる。したがって、この発明は、上記ポリペプチ
ド、特に上記式(I)のポリペプチドの遊離形または保
護形、またはその塩もしくはコンプレックスの製造法を
提供するものであり、上記製造法は、 a)前記保護された直鎖または単環性ポリペプチド(例
えば前記式(I)の保護されたポリペプチド)の少なく
とも1個の保護基を脱離して対応する遊離形のポリペプ
チドを得ること、 b)それぞれ少なくとも1個のアミノ酸またはアミノア
ルコール残基を遊離形または保護形として含む2種のペ
プチド単位であって、前記直鎖または単環性ポリペプチ
ド(例えば前記式(I)のポリペプチド)の遊離形また
は保護形が得られるようなペプチド単位を、アミド結合
によって結合し、必要に応じて方法a)を実施するこ
と、 c)前記直鎖または単環性ポリペプチドのC末端におけ
る官能基(例えば前記式(I)のポリペプチドにおける
基F)の遊離形または保護形を、他のC末端官能基(例
えば他の基F)に変換し、必要に応じて方法a)を実施
すること、 d)前記直鎖ポリペプチド(例えば前記式(I)のポリ
ペプチドにおいてY1およびY2がそれぞれ水素のも
の)の遊離形または保護形を酸化して、前記単環性ポリ
ペプチド(例えば前記式(I)のポリペプチドにおい
て、Y1およびY2が一緒になって直接結合手を形成す
るもの)の遊離形または保護形を得、必要に応じて方法
a)を実施すること、 および得られた遊離形または保護形のポリペプチドをそ
のまま、またはその塩もしくはコンプレックスとして回
収することからなるものである。
上記方法の出発原料が公知でない場合には、これらは周
知の技術により製造し精製することができる。
知の技術により製造し精製することができる。
以下に示す実施例において、▲〔α〕20 D▼値は末補正
である。使用した略号の意味は、下記の通りである。
である。使用した略号の意味は、下記の通りである。
BOC=第3級ブトキシカルボニル BTFA=ボロン・トリストリフルオロアセテート DMF=N,N−ジメチルホルムアミド MBz1=p−メトキシベンジル ONP=4−ニトロフェノキシ TFA=トルフルオロ酢酸 Thr−ol=スレオニノール残基 Z=ベンジルオキシカルポニル 実施例1 ベンジル−(D)Phe-Cys(MBzl)-Phe-(D)Trp-Lys(Z)-Thr-C
ys(MBzl)-Thr-ol0.95gおよびチオアニソール3.5mlをTFA
5mlに0℃で溶解する。溶液を−10℃に冷却し 、約
2モルBTFAのTFA溶液15mlを加え、全体を−5
℃で1.5時間攪拌する。攪拌下に冷(−60℃)無水メ
タノールを加え、全体を約5N−HCl/エチルエーテ
ル12mlとエチルエーテル3リットルの混合物と共に攪
拌する。沈澱した生成物を取し、エチルエーテルで洗
浄し、直ちにジオキサン/水(7/3)混合物3.5リッ
トルに溶解する。1N−NH4OHを加えてpHを7.5/
8.0に調節し、混合物を解放容器中室温で−SH基の試
験(例えばエルマン試験)が陰性になるまで攪拌する。
希HClを加えてpHを酸性にし、全体を減圧濃縮し、
凍結乾燥する。凍結乾燥物を、クロロホルム/メタノー
ル/氷酢酸/H2O混合物を溶離剤としてシリカゲルクロ
マトグラフィーで精製する。生成物を含むフラクション
を合わせ、水を加えて減圧濃縮し、凍結乾燥して標記化
合物を得る。▲〔α〕20 D▼=−31℃(c=0.50、9
5%酢酸)。
ys(MBzl)-Thr-ol0.95gおよびチオアニソール3.5mlをTFA
5mlに0℃で溶解する。溶液を−10℃に冷却し 、約
2モルBTFAのTFA溶液15mlを加え、全体を−5
℃で1.5時間攪拌する。攪拌下に冷(−60℃)無水メ
タノールを加え、全体を約5N−HCl/エチルエーテ
ル12mlとエチルエーテル3リットルの混合物と共に攪
拌する。沈澱した生成物を取し、エチルエーテルで洗
浄し、直ちにジオキサン/水(7/3)混合物3.5リッ
トルに溶解する。1N−NH4OHを加えてpHを7.5/
8.0に調節し、混合物を解放容器中室温で−SH基の試
験(例えばエルマン試験)が陰性になるまで攪拌する。
希HClを加えてpHを酸性にし、全体を減圧濃縮し、
凍結乾燥する。凍結乾燥物を、クロロホルム/メタノー
ル/氷酢酸/H2O混合物を溶離剤としてシリカゲルクロ
マトグラフィーで精製する。生成物を含むフラクション
を合わせ、水を加えて減圧濃縮し、凍結乾燥して標記化
合物を得る。▲〔α〕20 D▼=−31℃(c=0.50、9
5%酢酸)。
出発原料は次のようにして得られる。
a)BOC−Cys(MBzl)−Phe−(D)Tr
p−Lys(Z)−Thr−Cys(MBzl)−Th
r−ol トリエチルアミン0.44mlおよびBOC−Cys(MBz
l)−ONP1.6gをH−Phe−(D)Trp−Ly
s(Z)−Thr−Cys(MBzl)−Thr−ol
・HCl3.6g〔英国特許第2095261A号明細書
(ニュージーランド特許出願第199911号、198
2年3月4日出願)の実施例1a−1jと同様にして製
造〕に加え、全体を室温で15時間攪拌する。
p−Lys(Z)−Thr−Cys(MBzl)−Th
r−ol トリエチルアミン0.44mlおよびBOC−Cys(MBz
l)−ONP1.6gをH−Phe−(D)Trp−Ly
s(Z)−Thr−Cys(MBzl)−Thr−ol
・HCl3.6g〔英国特許第2095261A号明細書
(ニュージーランド特許出願第199911号、198
2年3月4日出願)の実施例1a−1jと同様にして製
造〕に加え、全体を室温で15時間攪拌する。
生成物を減圧濃縮し、メタノールで希釈し、少量のH2O
を加えて沈殿を生成させる。沈殿を取し、メタノール
で洗浄し、乾燥して標記化合物を得る。▲〔α〕20 D▼
=−15.5°(c=1.0、DMF)、mp=175
℃。
を加えて沈殿を生成させる。沈殿を取し、メタノール
で洗浄し、乾燥して標記化合物を得る。▲〔α〕20 D▼
=−15.5°(c=1.0、DMF)、mp=175
℃。
b)H−Cys(MBzl)−Phe−(D)Trp−
Lys(Z)−Thr−Cys(MBzl)−Thr−
ol・HCl 工程a)の生成物3.5gをTFA/H2O(9/1)混合物
25mlに0℃で溶解し、45分間0℃で攪拌する。得ら
れる混合物をエチルエーテル500mlと約5N−HCl
エチルエーテル溶液5mlの混合物中で攪拌する。沈殿す
るペプチドをエチルエーテルで洗浄し、乾燥して標記化
合物を得る。▲〔α〕20 D▼=−16°(c=1.0、95
%酢酸)。
Lys(Z)−Thr−Cys(MBzl)−Thr−
ol・HCl 工程a)の生成物3.5gをTFA/H2O(9/1)混合物
25mlに0℃で溶解し、45分間0℃で攪拌する。得ら
れる混合物をエチルエーテル500mlと約5N−HCl
エチルエーテル溶液5mlの混合物中で攪拌する。沈殿す
るペプチドをエチルエーテルで洗浄し、乾燥して標記化
合物を得る。▲〔α〕20 D▼=−16°(c=1.0、95
%酢酸)。
生成物は120℃で分解する。
c)ベンジル〔D〕Phe−NH−NH−BOC・HC
lベンズアルデヒド0.36mlおよび3Åモレキュラー
シーブ4gを、メタノール50mlに溶かしたH−(D)
Phe−NH−NH−BOC1gに加え、全体を室温で
約15時間攪拌する。NaCNBH3合計650mgを、
窒素気流中で20時間にわたって少量づつ加え、添加の
度にHClエーテル溶液を加えてpHを約6に保持す
る。生成物を取し、液をメタノールで洗浄し、減圧
濃縮し、エチルエーテルで希釈し、水洗し、エーテル層
をNa2SO4で乾燥し、5N−HClエーテル溶液
0.8mlを加える。沈殿を取し、エーテルで洗浄し、
乾燥して標記化合物を得る。▲〔α〕20 D▼=−30.
5°(c=1.0、DMF)。分解点180℃。
lベンズアルデヒド0.36mlおよび3Åモレキュラー
シーブ4gを、メタノール50mlに溶かしたH−(D)
Phe−NH−NH−BOC1gに加え、全体を室温で
約15時間攪拌する。NaCNBH3合計650mgを、
窒素気流中で20時間にわたって少量づつ加え、添加の
度にHClエーテル溶液を加えてpHを約6に保持す
る。生成物を取し、液をメタノールで洗浄し、減圧
濃縮し、エチルエーテルで希釈し、水洗し、エーテル層
をNa2SO4で乾燥し、5N−HClエーテル溶液
0.8mlを加える。沈殿を取し、エーテルで洗浄し、
乾燥して標記化合物を得る。▲〔α〕20 D▼=−30.
5°(c=1.0、DMF)。分解点180℃。
d)ベンジル(D)Phe−NH−NH2・HCl ベンジル(D)Phe−NH−NH−BOC・HCl0.
5gをTFA5mlに溶解し、15分間室温で放置し、エチ
ルエーテル約100mlと約5N−HCl/エーテル1ml
中に混ぜ込む。沈殿する生成物を取し、エーテルで洗
浄し、乾燥して標記化合物を得る。▲〔α〕20 D▼=−
31°(c=1.0、DMF)。分解点130℃。
5gをTFA5mlに溶解し、15分間室温で放置し、エチ
ルエーテル約100mlと約5N−HCl/エーテル1ml
中に混ぜ込む。沈殿する生成物を取し、エーテルで洗
浄し、乾燥して標記化合物を得る。▲〔α〕20 D▼=−
31°(c=1.0、DMF)。分解点130℃。
e)ベンジル(D)Phe−Cys(MBzl)−Ph
e−(D)Trp−Lys(Z)−Thr−Cys(M
Bzl)−Thr−ol ベンジル−(D)Phe−NH−NH2・HCl0.35g
とDMF20mlを−20℃に冷却し、約5N−HClエ
ーテル溶液0.8ml、次いで亜硝酸第3級ブチル1.3mlを攪
拌下に加える。混合物を−15℃で10分間攪拌し、約
−25℃に冷却し、トリエチルアミン0.58ml、次いで工
程b)の生成物0.86gとトリエチルアミン0.12mlのDM
F10ml中冷(−10℃)溶液を加える。反応混合物を−
10℃で20時間、次いで−5℃ないし0℃で約16時
間攪拌し、トリエチルアミンを加えてpHを8.5-9.0に
保持する。混合物を減圧濃縮し、メタノールで希釈し、
水を加えて生成物を沈殿させる。沈殿を取し、メタノ
ール/水(1/1)で洗浄し、乾燥して標記化合物を得
る。
e−(D)Trp−Lys(Z)−Thr−Cys(M
Bzl)−Thr−ol ベンジル−(D)Phe−NH−NH2・HCl0.35g
とDMF20mlを−20℃に冷却し、約5N−HClエ
ーテル溶液0.8ml、次いで亜硝酸第3級ブチル1.3mlを攪
拌下に加える。混合物を−15℃で10分間攪拌し、約
−25℃に冷却し、トリエチルアミン0.58ml、次いで工
程b)の生成物0.86gとトリエチルアミン0.12mlのDM
F10ml中冷(−10℃)溶液を加える。反応混合物を−
10℃で20時間、次いで−5℃ないし0℃で約16時
間攪拌し、トリエチルアミンを加えてpHを8.5-9.0に
保持する。混合物を減圧濃縮し、メタノールで希釈し、
水を加えて生成物を沈殿させる。沈殿を取し、メタノ
ール/水(1/1)で洗浄し、乾燥して標記化合物を得
る。
▲〔α〕20 D▼=−17.3°(c=1.0)、DMF)。
mp=173℃。
mp=173℃。
実施例2−4 2. ▲〔α〕20 D▼(アセテート)=−22.7°(c=0.4
8、95%酢酸)。
8、95%酢酸)。
3. ▲〔α〕20 D▼(アセテート)=6.2゜(c=0.5、95%
酢酸)。
酢酸)。
4. ▲〔α〕20 D▼(アセテート)=−21°(c=1.0、9
5%酢酸)。
5%酢酸)。
実施例5−8 最後の酸化工程を除き、実施例1ないし4と同様の方法
により、各単環性ポリペプチドに対応する直鎖ポリペプ
チドを、化合物5ないし8として得る。
により、各単環性ポリペプチドに対応する直鎖ポリペプ
チドを、化合物5ないし8として得る。
例えば式(I)で示されるこの発明のポリペプチドの遊
離形または医薬上適用し得る保護形、並びに医薬上許容
される塩およびコンプレックスは、動物実験において価
値ある薬理的性質を示す。特に、これらは、ラットにお
ける血清生長ホルモン(GH)レベルの低下で示される
ように、GH分泌抑制活性を有する。
離形または医薬上適用し得る保護形、並びに医薬上許容
される塩およびコンプレックスは、動物実験において価
値ある薬理的性質を示す。特に、これらは、ラットにお
ける血清生長ホルモン(GH)レベルの低下で示される
ように、GH分泌抑制活性を有する。
この試験(試験1)は、ネンブタール麻酔した雄ラット
を用いて行なった。試験化合物は、種々の時間(例えば
試験開始1、6および18時間後)に、種々の対数的に
ずらせた用量で、少なくとも1用量当り4匹のラットを
用いて投与する。ラットは、投与60分後斬首し、血液
を集め、血清GHレベルをラジオイムノアッセイで測定
する。
を用いて行なった。試験化合物は、種々の時間(例えば
試験開始1、6および18時間後)に、種々の対数的に
ずらせた用量で、少なくとも1用量当り4匹のラットを
用いて投与する。ラットは、投与60分後斬首し、血液
を集め、血清GHレベルをラジオイムノアッセイで測定
する。
この試験において、この発明のポリペプチドは0.01ない
し50μg/Kg皮下投与の用量範囲で投与して有効であ
った。
し50μg/Kg皮下投与の用量範囲で投与して有効であ
った。
前記「Tタイプのポリペプチド」は、この試験におい
て、上記用量を投与したとき、長時間すなわち18時間
に及ぶ期間にわたり、活性を示し得た。
て、上記用量を投与したとき、長時間すなわち18時間
に及ぶ期間にわたり、活性を示し得た。
したがって、上記ポリペプチド(遊離形または保護
形)、塩およびコンプレックスは、GH分泌の過剰から
なる病因またはこれと結合した病因による障害、例えば
糖尿病、脈管病および先端巨大症の治療に有用である。
形)、塩およびコンプレックスは、GH分泌の過剰から
なる病因またはこれと結合した病因による障害、例えば
糖尿病、脈管病および先端巨大症の治療に有用である。
また上記ポリペプチド(遊離形または保護形)、塩およ
びコンプレックスは、標準的動物実験、例えばデフナー
等、トライアングル16・2巻第105頁(1977
年)およびコントウレク等、スカンジナビアン・ジャー
ナル・オブ・ガストリオエント第6巻第423頁(19
71年)記載の方法において、胃腸および膵臓の分泌を
抑制する。
びコンプレックスは、標準的動物実験、例えばデフナー
等、トライアングル16・2巻第105頁(1977
年)およびコントウレク等、スカンジナビアン・ジャー
ナル・オブ・ガストリオエント第6巻第423頁(19
71年)記載の方法において、胃腸および膵臓の分泌を
抑制する。
この試験において、この発明のポリペプチドは、0.01な
いし50μg/Kgの用量範囲で投与して有効である。
いし50μg/Kgの用量範囲で投与して有効である。
したがって、上記ポリペプチド(遊離形または保護
形)、塩およびコンプレックスは、胃腸障害の治療、例
えば胃潰瘍、胃腸出血、および急性膵炎の治療に有用で
ある。
形)、塩およびコンプレックスは、胃腸障害の治療、例
えば胃潰瘍、胃腸出血、および急性膵炎の治療に有用で
ある。
この発明のポリペプチドの医薬上適用し得る保護形並び
に医薬上許容される塩およびコンプレックスは、上記の
試験において遊離化合物と同じオーダーの活性を示す。
に医薬上許容される塩およびコンプレックスは、上記の
試験において遊離化合物と同じオーダーの活性を示す。
上記の用途に対する指示用量はポリペプチド約2μgな
いし約10mgであり、1日2〜4回の分割用量として、
または持効性製剤の形で投与するのが好適である。例え
ば腸管外投与に対する適当な投与形態は、この発明のポ
リペプチドの遊離形約0.05μgないし約5mg、またはそ
の医薬上適用し得る保護形、または医薬上許容される塩
もしくはコンプレックスの均等量と、固体または液体の
医薬用希釈剤または担体を含むものである。
いし約10mgであり、1日2〜4回の分割用量として、
または持効性製剤の形で投与するのが好適である。例え
ば腸管外投与に対する適当な投与形態は、この発明のポ
リペプチドの遊離形約0.05μgないし約5mg、またはそ
の医薬上適用し得る保護形、または医薬上許容される塩
もしくはコンプレックスの均等量と、固体または液体の
医薬用希釈剤または担体を含むものである。
個々の化合物に適当な1日用量は、勿論、活性の相対力
価を含む多数の要因によって変る。この発明における好
ましい化合物は、実施例1の標題化合物である。この化
合物は、例えば上記試験1において、60分後の活性と
して0.02μg/Kg皮下投与のID50値を死した。ここ
でID50とは、非処理対照に比較して、GHレベルを
50%低下させるに要する化合物量である。公知化合物
であるソマトスタチンでは、60分後の活性としての試
験1によるID50値は93μg/Kg皮下投与である。
したがって、実施例1の化合物に対するGH分泌抑制剤
としての指示用量は、ソマトスタチンの場合に適当な用
量の約0.01ないし0.05%である。
価を含む多数の要因によって変る。この発明における好
ましい化合物は、実施例1の標題化合物である。この化
合物は、例えば上記試験1において、60分後の活性と
して0.02μg/Kg皮下投与のID50値を死した。ここ
でID50とは、非処理対照に比較して、GHレベルを
50%低下させるに要する化合物量である。公知化合物
であるソマトスタチンでは、60分後の活性としての試
験1によるID50値は93μg/Kg皮下投与である。
したがって、実施例1の化合物に対するGH分泌抑制剤
としての指示用量は、ソマトスタチンの場合に適当な用
量の約0.01ないし0.05%である。
この発明は、したがって、さらに 1)治療を必要とする対象に、この発明のポリペプチド
(遊離形または医薬上適用し得る保護形)、または医薬
上許容される塩もしくはコンプレックスの有効量を投与
することからなる、上記対象におけるGH分泌の過剰か
らなる。またはこれを伴なった病因による障害(例えば
真性糖尿病、脈管病、または先端巨大症)の治療法、お
よび胃腸障害(例えば胃潰瘍、胃腸出血、または急性膵
炎)の治療法、並びに 2)この発明のポリペプチド(遊離形または医薬上適用
し得る保護形)、または医薬上許容される塩もしくはコ
ンプレックスと、医薬上許容される希釈剤または担体か
らなる、医薬組成物 を提供するものである。
(遊離形または医薬上適用し得る保護形)、または医薬
上許容される塩もしくはコンプレックスの有効量を投与
することからなる、上記対象におけるGH分泌の過剰か
らなる。またはこれを伴なった病因による障害(例えば
真性糖尿病、脈管病、または先端巨大症)の治療法、お
よび胃腸障害(例えば胃潰瘍、胃腸出血、または急性膵
炎)の治療法、並びに 2)この発明のポリペプチド(遊離形または医薬上適用
し得る保護形)、または医薬上許容される塩もしくはコ
ンプレックスと、医薬上許容される希釈剤または担体か
らなる、医薬組成物 を提供するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】式(I) [式中、Aは水素またはRICO−〔式中、RIはC
1−20アルキル〕、A1は水素またはR8−NH−C
O−〔式中、R8はC1−16アルキル〕、A2は水
素、A3は水素、QはC1−4アルキレン、 は(L)または(D)−フェニルアラニン残基、Bは所
望によりOHで環置換されていてもよい−Phe−、C
−はTrp−または(D)−Trp−、Dは−Lys
−、EはThr−、Fは 〔式中、R3は水素、R4は−CH(R5)−X,R5
は−(CH2)2−OH、−(CH2)3−OH、CH
2OH、−CH(OH)−CH3またはイソブチル、X
はCH2OR2(式中、R2は水素)である〕、−CH
(R5)−Xは(D)または(L)配置を有し、Y1お
よびY2はそれぞれ水素または一緒になって直接結合手
を意味し、2位および7位の残基はそれぞれ独立に
(L)または(D)配置を有する。] を有し、遊離形または医薬上適用し得る保護形であるポ
リペプチドまたはその医薬上許容される塩もしくはコン
プレックス。 - 【請求項2】式 を有し、遊離形または医薬上適用し得る保護形である、
特許請求の範囲第1項記載のポリペプチドまたはその医
薬上許容される塩もしくはコンプレックス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH503182A CH655505B (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | |
CH5031/82 | 1982-08-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5962557A JPS5962557A (ja) | 1984-04-10 |
JPH0615558B2 true JPH0615558B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=4286762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58154727A Expired - Lifetime JPH0615558B2 (ja) | 1982-08-24 | 1983-08-23 | 新規ポリペプチド、その製造法および医薬 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4496543A (ja) |
JP (1) | JPH0615558B2 (ja) |
AU (1) | AU1833383A (ja) |
BE (1) | BE897546A (ja) |
CH (1) | CH655505B (ja) |
DE (1) | DE3328952A1 (ja) |
FR (1) | FR2532308B1 (ja) |
GB (1) | GB2125799B (ja) |
IL (1) | IL69540A0 (ja) |
IT (1) | IT1169770B (ja) |
NL (1) | NL8302935A (ja) |
PH (1) | PH19787A (ja) |
SE (1) | SE8304573L (ja) |
ZA (1) | ZA836276B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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