JPH06155396A - 電動穿孔機における穿孔刃の取付機構 - Google Patents
電動穿孔機における穿孔刃の取付機構Info
- Publication number
- JPH06155396A JPH06155396A JP33220892A JP33220892A JPH06155396A JP H06155396 A JPH06155396 A JP H06155396A JP 33220892 A JP33220892 A JP 33220892A JP 33220892 A JP33220892 A JP 33220892A JP H06155396 A JPH06155396 A JP H06155396A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動穿孔機における穿孔刃体の取付け、取り
外し作業を容易にする。 【構成】 筒状の穿孔刃１１の上端部に取付けられ、下
部に鍔１２を有した嵌合軸１３を、駆動部３の出力軸２
０に取付けた接続子５に、抜挿可能に、かつ、回転方向
で固定となるように接続し、さらに、接続子５に対する
嵌合軸１３の嵌合状態を保持する保持部材２６を、垂直
方向に延びる左右一対の支持片２７と、該支持片２７の
上端に設けられて、接続子５に垂直回動自在に係止する
係止片２８と、支持片２７の下端に設けられて、垂直回
動方向に延び、かつ、前記鍔１２の下面を受ける２叉状
の受部３０とから形成する。
外し作業を容易にする。 【構成】 筒状の穿孔刃１１の上端部に取付けられ、下
部に鍔１２を有した嵌合軸１３を、駆動部３の出力軸２
０に取付けた接続子５に、抜挿可能に、かつ、回転方向
で固定となるように接続し、さらに、接続子５に対する
嵌合軸１３の嵌合状態を保持する保持部材２６を、垂直
方向に延びる左右一対の支持片２７と、該支持片２７の
上端に設けられて、接続子５に垂直回動自在に係止する
係止片２８と、支持片２７の下端に設けられて、垂直回
動方向に延び、かつ、前記鍔１２の下面を受ける２叉状
の受部３０とから形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願は、電動穿孔機における穿孔
刃の取付機構に関する。
刃の取付機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、基台の後部の中央部に立設した支
柱に、駆動部を内蔵して該駆動部の出力軸に接続子を介
して穿孔刃体を着脱可能に取り付けた作動機構部を昇降
自在に装備し、作動機構部の該昇降機構の下降に伴っ
て、前記接続子に接続した穿孔刃体により穿孔する構成
の電動穿孔機における穿孔刃体の取付手段として、出力
軸の下端に螺合する袋ナットにより切削刃体の上端部に
設けた鍔部を保持するもの、或は出力軸の下面に開設し
た取付孔に穿孔刃体の上端部を楔入して取り付ける構成
のものがあった。
柱に、駆動部を内蔵して該駆動部の出力軸に接続子を介
して穿孔刃体を着脱可能に取り付けた作動機構部を昇降
自在に装備し、作動機構部の該昇降機構の下降に伴っ
て、前記接続子に接続した穿孔刃体により穿孔する構成
の電動穿孔機における穿孔刃体の取付手段として、出力
軸の下端に螺合する袋ナットにより切削刃体の上端部に
設けた鍔部を保持するもの、或は出力軸の下面に開設し
た取付孔に穿孔刃体の上端部を楔入して取り付ける構成
のものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した従来
の構成によれば、工具を用いて穿孔刃体の取付け取り外
し作業を行わなければならないという使用上の不都合が
あった。
の構成によれば、工具を用いて穿孔刃体の取付け取り外
し作業を行わなければならないという使用上の不都合が
あった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本願は上記した不
都合を解消するため、駆動部を内蔵し、下端部に該駆動
部により回動すると共に、穿孔刃体を接続する接続子を
設けた作動機構部を昇降機自在に装備し、作動機構部の
下降に伴って、前記接続子に接続した穿孔刃体により穿
孔する構成の電動穿孔機において、前記穿孔刃体が、筒
状の穿孔刃と、その上端部に取付けられ、下部に鍔を有
した嵌合軸とから成り、前記接続子が、中心部に、前記
嵌合軸を抜挿可能に嵌合すると共に、回転方向で固持す
る接続孔を有し、さらに接続孔に対する嵌合軸の嵌合状
態を保持する保持部材が、垂直方向に延びる支持部と、
該支持部の上端に設けられて、接続子に垂直回動自在に
係止する係止部と、支持部の下端に設けられ、かつ、垂
直回動方向に延びて前記鍔の下面を受ける２叉状の受部
とを有して成るものであり、具体的には、保持部材が弾
線から成ると共に、接続子の直径方向で対峙した２本の
平行する支持片から成る支持部の上端部に、内向きに夫
々折曲して接続子の左右側面に設けた係止孔と係止する
係止片から成る係止部を設け、かつ、前記支持部の下端
部に、それから水平状に延びると共に、それらの先端部
が内側にＵ字状に折り返されて支持部の後方に延び、か
つ、それらの先端部をＵ字状に閉じて左右折返し部の中
間位置に穿孔刃の直径に相当する間隔をもって、鍔の下
面を受ける２叉状の受部と、それと一体に連続するつま
み部とを形成する。上記において、回転中、保持部材に
より穿孔刃体をより確実に保持するため、つまみ部分の
重量を折返し部の重量より軽く形成し、また、駆動部の
停止中に外力が作用しても保持部材を接続子に確実に係
止するために、接続子の左右側面に、保持部材の支持部
の下部を係止する凸部を設けてある。また、接続子に対
する穿孔刃体の回り止めのために、鍔を角形に形成し、
かつ、該鍔部を嵌合する接続孔の下部を角形に形成して
ある。
都合を解消するため、駆動部を内蔵し、下端部に該駆動
部により回動すると共に、穿孔刃体を接続する接続子を
設けた作動機構部を昇降機自在に装備し、作動機構部の
下降に伴って、前記接続子に接続した穿孔刃体により穿
孔する構成の電動穿孔機において、前記穿孔刃体が、筒
状の穿孔刃と、その上端部に取付けられ、下部に鍔を有
した嵌合軸とから成り、前記接続子が、中心部に、前記
嵌合軸を抜挿可能に嵌合すると共に、回転方向で固持す
る接続孔を有し、さらに接続孔に対する嵌合軸の嵌合状
態を保持する保持部材が、垂直方向に延びる支持部と、
該支持部の上端に設けられて、接続子に垂直回動自在に
係止する係止部と、支持部の下端に設けられ、かつ、垂
直回動方向に延びて前記鍔の下面を受ける２叉状の受部
とを有して成るものであり、具体的には、保持部材が弾
線から成ると共に、接続子の直径方向で対峙した２本の
平行する支持片から成る支持部の上端部に、内向きに夫
々折曲して接続子の左右側面に設けた係止孔と係止する
係止片から成る係止部を設け、かつ、前記支持部の下端
部に、それから水平状に延びると共に、それらの先端部
が内側にＵ字状に折り返されて支持部の後方に延び、か
つ、それらの先端部をＵ字状に閉じて左右折返し部の中
間位置に穿孔刃の直径に相当する間隔をもって、鍔の下
面を受ける２叉状の受部と、それと一体に連続するつま
み部とを形成する。上記において、回転中、保持部材に
より穿孔刃体をより確実に保持するため、つまみ部分の
重量を折返し部の重量より軽く形成し、また、駆動部の
停止中に外力が作用しても保持部材を接続子に確実に係
止するために、接続子の左右側面に、保持部材の支持部
の下部を係止する凸部を設けてある。また、接続子に対
する穿孔刃体の回り止めのために、鍔を角形に形成し、
かつ、該鍔部を嵌合する接続孔の下部を角形に形成して
ある。
【０００５】
【作用】しかして、使用時において、保持部材を支持部
が水平状となるように回動して２又状の受部を接続子の
下面から退避して接続孔の下面を開放する。この状態で
穿孔刃体の嵌合軸を接続子の接続孔に挿入して接続子に
対し穿孔刃体を回転不能に接続する。次いで、保持部材
を、その支持部が垂直状となるように回動して保持部材
の受部により嵌合軸の鍔の下面を保持する。そしてこの
保持状態で駆動部を作動することにより、接続子、穿孔
刃体及び保持部材が一体となって回転する。この場合、
つまみ部分の重量を折返し部の重量より軽く形成するこ
とにより、接続子の回転に伴い保持部材は、遠心力によ
り受部が穿孔刃に喰い込むように作用して穿孔刃体をよ
り確実に保持する。
が水平状となるように回動して２又状の受部を接続子の
下面から退避して接続孔の下面を開放する。この状態で
穿孔刃体の嵌合軸を接続子の接続孔に挿入して接続子に
対し穿孔刃体を回転不能に接続する。次いで、保持部材
を、その支持部が垂直状となるように回動して保持部材
の受部により嵌合軸の鍔の下面を保持する。そしてこの
保持状態で駆動部を作動することにより、接続子、穿孔
刃体及び保持部材が一体となって回転する。この場合、
つまみ部分の重量を折返し部の重量より軽く形成するこ
とにより、接続子の回転に伴い保持部材は、遠心力によ
り受部が穿孔刃に喰い込むように作用して穿孔刃体をよ
り確実に保持する。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本願実施例を詳述する
と、図１は、電動穿孔機の側面を示し、該電動穿孔機
は、基台１の後部の中央部に立設した支柱２に、駆動部
３と、該駆動部３を内蔵し、かつ、下端部により回動す
ると共に、穿孔刃体４を接続する接続子５を設けた作動
機構部６を昇降自在に装備してあり、該作動機構部６を
ハンドル７の操作により下降することによって、前記接
続子５に接続した穿孔刃体４によりに穿孔するように構
成され、前記基台１の上面には、用紙載置台８とガイド
部材９と用紙載置台８の横方向への移動を制御する用紙
保持機構部１０とを備えている。前記穿孔刃体４は、図
２で示すように、筒状で長尺の穿孔刃１１と、その上端
部に装着され、下部に平面六角形の鍔１２を有した短尺
の前記接続子５に嵌合される嵌合軸１３とで構成されて
いる。
と、図１は、電動穿孔機の側面を示し、該電動穿孔機
は、基台１の後部の中央部に立設した支柱２に、駆動部
３と、該駆動部３を内蔵し、かつ、下端部により回動す
ると共に、穿孔刃体４を接続する接続子５を設けた作動
機構部６を昇降自在に装備してあり、該作動機構部６を
ハンドル７の操作により下降することによって、前記接
続子５に接続した穿孔刃体４によりに穿孔するように構
成され、前記基台１の上面には、用紙載置台８とガイド
部材９と用紙載置台８の横方向への移動を制御する用紙
保持機構部１０とを備えている。前記穿孔刃体４は、図
２で示すように、筒状で長尺の穿孔刃１１と、その上端
部に装着され、下部に平面六角形の鍔１２を有した短尺
の前記接続子５に嵌合される嵌合軸１３とで構成されて
いる。
【０００７】前記接続子５は、下部が稍太径に形成され
た円筒体の中心部に接続孔１４を有し、その上部が太径
に形成されると共に、この太径部１５の側面一部が平面
状に形成され、この平面部１６と対向する接続子５の外
側面も平面状に形成され、この平面部１７に直径方向に
貫通するネジ孔１８が設けてあり、このネジ孔１８に螺
合したねじ片１９により太径部１５に嵌合した駆動部３
の出力軸２０の下端部が止着され、さらに、前記平面部
１７と直交し、かつ、出力軸２０の中心よりも後方に位
置する接続子５の上部左右側面には、係止孔２１を設け
た一対の枢着凸部２２，２２が対向して設けてある。ま
た、前記接続孔１４の下端部には前記嵌合軸１３の鍔１
２が嵌合する平面六角形に開口した嵌合凹部２３が設け
てあり、さらに、前記枢着凸部２２，２２と対向する接
続子５の下部左右側面位置に係止凹部２４を備えた一対
の凸片２５，２５が設けてある。
た円筒体の中心部に接続孔１４を有し、その上部が太径
に形成されると共に、この太径部１５の側面一部が平面
状に形成され、この平面部１６と対向する接続子５の外
側面も平面状に形成され、この平面部１７に直径方向に
貫通するネジ孔１８が設けてあり、このネジ孔１８に螺
合したねじ片１９により太径部１５に嵌合した駆動部３
の出力軸２０の下端部が止着され、さらに、前記平面部
１７と直交し、かつ、出力軸２０の中心よりも後方に位
置する接続子５の上部左右側面には、係止孔２１を設け
た一対の枢着凸部２２，２２が対向して設けてある。ま
た、前記接続孔１４の下端部には前記嵌合軸１３の鍔１
２が嵌合する平面六角形に開口した嵌合凹部２３が設け
てあり、さらに、前記枢着凸部２２，２２と対向する接
続子５の下部左右側面位置に係止凹部２４を備えた一対
の凸片２５，２５が設けてある。
【０００８】接続孔１４に対する穿孔刃体４の嵌合軸１
３の嵌合状態を保持する保持部材２６は、弾線から成る
と共に、接続子５の直径方向で対峙して垂直状に延びる
２本の平行した支持片片２７，２７の上端部に、内向き
に夫々折曲して接続子５の左右側面に設けた係止孔２１
と係止する係止片２８，２８を設け、かつ、前記支持片
２７，２７の下端部に、それから水平状に延びると共
に、それらの先端部を内側にＵ字状に折り返して支持部
２７，２７の後方に延び、かつ、それらの先端部をＵ字
状に閉じて左右折返し部２９，２９の中間位置に穿孔刃
１１の直径に相当する間隔をもち、かつ、鍔１２の下面
を受ける２叉状の受部３０と、それと一体に連続するつ
まみ部３１を有して成り、好ましくは、このつまみ部３
１の重量を折返し部２９及び受部３０の重量より軽く形
成してある。
３の嵌合状態を保持する保持部材２６は、弾線から成る
と共に、接続子５の直径方向で対峙して垂直状に延びる
２本の平行した支持片片２７，２７の上端部に、内向き
に夫々折曲して接続子５の左右側面に設けた係止孔２１
と係止する係止片２８，２８を設け、かつ、前記支持片
２７，２７の下端部に、それから水平状に延びると共
に、それらの先端部を内側にＵ字状に折り返して支持部
２７，２７の後方に延び、かつ、それらの先端部をＵ字
状に閉じて左右折返し部２９，２９の中間位置に穿孔刃
１１の直径に相当する間隔をもち、かつ、鍔１２の下面
を受ける２叉状の受部３０と、それと一体に連続するつ
まみ部３１を有して成り、好ましくは、このつまみ部３
１の重量を折返し部２９及び受部３０の重量より軽く形
成してある。
【０００９】しかして、使用に際しては、まず出力軸２
０の下端部に接続子５の太径部１５を嵌合した状態でネ
ジ孔１８に螺合したねじ片１９を緊締することにより出
力軸２０の下端部に接続子５を連結する。次いで保持部
材２６を図２の仮想線で示すように支持部２７，２７が
水平状となるように回動して受部３０が接続子５の下面
から退避して、嵌合凹部２３の下面を開放する。この状
態で穿孔刃体４の嵌合軸１３を接続子５の接続孔１４に
挿入すると共に、接続子５の六角形状の嵌合凹部２３に
穿孔刃体４の鍔１２を嵌合し、これにより穿孔刃体４は
接続子５に対し回転不能となる。
０の下端部に接続子５の太径部１５を嵌合した状態でネ
ジ孔１８に螺合したねじ片１９を緊締することにより出
力軸２０の下端部に接続子５を連結する。次いで保持部
材２６を図２の仮想線で示すように支持部２７，２７が
水平状となるように回動して受部３０が接続子５の下面
から退避して、嵌合凹部２３の下面を開放する。この状
態で穿孔刃体４の嵌合軸１３を接続子５の接続孔１４に
挿入すると共に、接続子５の六角形状の嵌合凹部２３に
穿孔刃体４の鍔１２を嵌合し、これにより穿孔刃体４は
接続子５に対し回転不能となる。
【００１０】次いで、保持部材２６を停止孔２１を中心
として支持片２７，２７を垂直方向に回動して保持部材
２６の受部３０間に穿孔刃１１を嵌合して受部３０を鍔
１２の下面に当接してこれを保持する。そして、この保
持状態は、支持片２７，２７を凸部２５，２５の係止凹
部２４に係合することにより保持され、この状態で駆動
部３を作動して出力軸２０を回転することにより、接続
子５、穿孔刃体４及び保持部材２６が一体となって回転
する。この回転に伴い保持部材２６は、遠心力に受部３
０が穿孔刃体１１に喰い込むように作用して、穿孔刃体
４はその回転中に外れる惧れはない。
として支持片２７，２７を垂直方向に回動して保持部材
２６の受部３０間に穿孔刃１１を嵌合して受部３０を鍔
１２の下面に当接してこれを保持する。そして、この保
持状態は、支持片２７，２７を凸部２５，２５の係止凹
部２４に係合することにより保持され、この状態で駆動
部３を作動して出力軸２０を回転することにより、接続
子５、穿孔刃体４及び保持部材２６が一体となって回転
する。この回転に伴い保持部材２６は、遠心力に受部３
０が穿孔刃体１１に喰い込むように作用して、穿孔刃体
４はその回転中に外れる惧れはない。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本願によれば、穿孔刃の取
付、取り外し作業が保持部材の回動操作によって行うこ
とができるので、使用に便利であり、また、請求項３記
載の構成によれば、保持部材がその回転に伴う遠心力の
作用により穿孔刃体をより確実に保持することができ、
また、請求項４記載の構成によれば、駆動部の停止中に
外力によって保持部材による穿孔刃体の保持状態が解か
れる惧れはなく、さらにまた、請求項５記載の構成によ
れば、接続子に対する穿孔刃体の回り止め効果が容易に
得られるなどの利点を有する。
付、取り外し作業が保持部材の回動操作によって行うこ
とができるので、使用に便利であり、また、請求項３記
載の構成によれば、保持部材がその回転に伴う遠心力の
作用により穿孔刃体をより確実に保持することができ、
また、請求項４記載の構成によれば、駆動部の停止中に
外力によって保持部材による穿孔刃体の保持状態が解か
れる惧れはなく、さらにまた、請求項５記載の構成によ
れば、接続子に対する穿孔刃体の回り止め効果が容易に
得られるなどの利点を有する。
【図１】一部を切欠した電動穿孔機の側面図
【図２】一部を切欠した要部の拡大縦断面図
【図３】一部を切欠した要部の拡大平面図
【図４】要部の拡大平面図
【図５】保持部材の斜視図
３ 駆動部 ４ 穿孔刃体 ５ 接続子 ６ 作動機構部 １１ 穿孔刃 １２ 鍔 １３ 嵌合軸 １４ 接続孔 ２１ 嵌合孔 ２５ 凸部 ２６ 保持部材 ２７ 支持部 ２８ 係止部 ２９ 折返し部 ３０ 受部 ３１ つまみ部
Claims (5)
- 【請求項１】 駆動部を内蔵し、下端部に該駆動部によ
り回動すると共に、穿孔刃体を接続する接続子を設けた
作動機構部を昇降自在に装備し、作動機構部の下降に伴
って、前記接続子に接続した穿孔刃体により穿孔する構
成の電動穿孔機において、前記穿孔刃体が、筒状の穿孔
刃と、その上端部に取付けられ、下部に鍔を有した嵌合
軸とから成り、前記接続子が、中心部に、前記嵌合軸を
抜挿可能に嵌合すると共に、回転方向で固持する接続孔
を有し、さらに接続孔に対する嵌合軸の嵌合状態を保持
する保持部材が、垂直方向に延びる支持部と、該支持部
の上端に設けられて、接続子に垂直回動自在に係止する
係止部と、支持部の下端に設けられ、かつ、回動方向に
延びて前記鍔の下面を受ける２叉状の受部とを有したこ
とを特徴とする電動穿孔機における穿孔刃の取付機構。 - 【請求項２】 保持部材が弾線から成ると共に、接続子
の直径方向で対峙した２本の平行する支持片から成る支
持部の上端部に、内向きに夫々折曲して接続子の左右側
面に設けた係止孔と係止する係止片から成る係止部を設
け、かつ、前記支持部の下端部に、それから水平状に延
びると共に、それらの先端部が内側にＵ字状に折り返さ
れて支持部の後方に延び、かつ、それらの先端部をＵ字
状に閉じて左右折返し部の中間位置に穿孔刃の直径に相
当する間隔をもって、鍔の下面を受ける２叉状の受部
と、それと一体に連続するつまみ部とを形成した請求項
１記載の電動穿孔機における穿孔刃の取付機構。 - 【請求項３】 つまみ部分の重量を折返し部の重量より
軽く形成した請求項２記載の電動穿孔機における穿孔刃
の取付機構。 - 【請求項４】 接続子の左右側面に、保持部材の左右支
持部の下部を係止する凸部を設けて成る請求項１または
２記載の電動穿孔機における穿孔刃の取付機構。 - 【請求項５】 嵌合軸の鍔を角形に形成し、かつ、該鍔
を嵌合する接続孔の下部を角形に形成した請求項１また
は２記載の電動穿孔機における穿孔刃の取付機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33220892A JP2605562B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 電動穿孔機における穿孔刃の取付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33220892A JP2605562B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 電動穿孔機における穿孔刃の取付機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06155396A true JPH06155396A (ja) | 1994-06-03 |
| JP2605562B2 JP2605562B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=18252389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33220892A Expired - Fee Related JP2605562B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 電動穿孔機における穿孔刃の取付機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605562B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0642099U (ja) * | 1992-11-25 | 1994-06-03 | 丸善株式会社 | 穿孔機 |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP33220892A patent/JP2605562B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0642099U (ja) * | 1992-11-25 | 1994-06-03 | 丸善株式会社 | 穿孔機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2605562B2 (ja) | 1997-04-30 |
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