JPH06155040A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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JPH06155040A
JPH06155040A JP4305267A JP30526792A JPH06155040A JP H06155040 A JPH06155040 A JP H06155040A JP 4305267 A JP4305267 A JP 4305267A JP 30526792 A JP30526792 A JP 30526792A JP H06155040 A JPH06155040 A JP H06155040A
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Kenji Kamoda
憲二 鴨田
Makoto Itatsu
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポット溶接用の溶接チップによるワークへ
の加圧力が所定の加圧力となるように自動的に制御して
ワークの溶接品質を向上させることを目的とする。 【構成】 この溶接装置はガンアーム15を有し、この
ガンアーム15には対をなす第1溶接チップ21とこれ
に対して進退移動自在の第2溶接チップ22とが設けら
れている。この第2溶接チップ22はサーボモータ23
により駆動される。両溶接チップ21、22に流れる電
流は、電流検出器43により検出される。これにより検
出された電流値が所定の電流値となっているか否かは、
加圧指令手段としての電流検知アンプ38により判別さ
れ、電流値が所定の電流値となるように、サーボモータ
23の駆動量が制御される。これにより、両溶接チップ
21、22によるワークに加えられる圧力は所定の圧力
に自動的に調整され、ワークには溶接チップにより不要
な加圧力が加えられることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークの表裏両面から溶
接チップを加圧することによりワークをスポット溶接す
る溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パネル材等をワークとしてこれスポット
溶接するために使用される溶接装置は、従来、C型ある
いはX型のガンアームを有しており、これらのガンアー
ムの先端に溶接チップつまり溶接電極が取付けられてい
る。従来では、対をなす溶接チップは空圧シリンダーに
より相互に接近離反移動するようになっており、ワーク
に対する加圧力は空圧シリンダーにより設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶接装置を溶接ロボッ
トに装着して、パネル材等のワークを溶接する場合に
は、1つのワークに対して複数個所を順次溶接すること
が通常であり、同一のワークに対して打点位置に応じて
溶接条件を変化させることが必要となる場合がある。そ
のような場合には、空圧シリンダーにより溶接チップを
駆動する従来の溶接装置にあっては、溶接ロボットの移
動軌跡を教示する際に、スポット溶接の打点位置毎に溶
接条件、例えば空圧シリンダーの加圧力を教示する必要
があった。その教示されたデータは、メモリー内のティ
ーチテーブルに格納される。
【0004】1台の溶接装置により板厚が相違するワー
クや表面にコーティングが施されているワークをも溶接
する場合には、空圧シリダーの加圧力を変化させるため
に、増圧バルブが使用される。しかしながら、増圧バル
ブが設けられた溶接装置にあっては、無段階に圧力を増
加させることは困難であり、数段階程度に加圧力を変化
させることができるのみである。このため、ワークの板
厚等に応じた最適の加圧力を選択することが困難であっ
たので、従来では、ワークに対して必要な加圧力以上の
加圧力を加えて溶接しなければならない場合があり、溶
接品質に悪影響を及ぼすことがあった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、ワークの打点位置に応じて最適の加
圧力でスポット溶接することができるようにすることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、相互に接近離反移動自在となり対をなす第
1溶接チップ及び第2溶接チップと、これらの溶接チッ
プの少なくとも何れかを他方に向けて進退駆動するサー
ボモータとが設けられたガンアームと、前記サーボモー
タの回転を制御するサーボモータコントローラと、前記
それぞれの溶接チップに接続されて電流を供給するケー
ブルに流れる電流値を検出する電流検出手段と、前記電
流検出手段からの検出信号に基づいて、前記両溶接チッ
プによるワークに対する加圧力を調整する加圧指令信号
を出力する加圧力指令手段とを有する溶接装置である。
【0007】
【作用】上記構成の本発明においては、ガンアームに対
となって設けられた第1溶接チップと第2溶接チップと
がサーボモータにより相互に接近離反移動自在となって
いる。それぞれの溶接チップに電流を供給するケーブル
には、溶接チップを流れる電流値が電流検出手段により
検出され、この電流値が所定の電流値となるように、サ
ーボモータコントローラを介してサーボモータによる溶
接チップのワークに対する加圧力が所定の加圧力に調整
される。したがって、ワークに対する溶接チップの加圧
力は、自動的に調整されることになり、ワークには不要
の加圧力が作用することがなくなる。
【0008】
【実施例】以下、図示する本発明の一実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。図1はサーボガンを有する溶
接ロボットRの一例を示す図であり、図示しない基台部
に取付けられた台座10には、矢印J1方向に旋回自在
に旋回台11が設けられており、この旋回台11にはロ
ボット軸12が矢印J2の方向に揺動自在に装着されて
いる。そして、このロボット軸12には、ロボット軸1
3が矢印J3で示される方向に揺動自在かつ矢印J4で
示される方向に回転自在に装着されている。このロボッ
ト軸13の先端には、サーボガンつまり溶接ガン14が
矢印J5で示される方向に揺動回転自在かつ矢印J6方
向に回転自在に取付けられている。したがって、図示す
るロボットRは合計6軸の機能を有している。
【0009】溶接ガン14は、C字形状となったガンア
ーム15を有し、このガンアーム15には第1溶接チッ
プとしての固定溶接チップ21と、この固定溶接チップ
21とにより対をなしパネル材等のワークWを溶接する
第2溶接チップとしての可動溶接チップ22とが設けら
れている。この可動溶接チップ22を固定溶接チップ2
1に向けて進退移動させるためのサーボモータ23が、
ガンアーム15に取付けられている。このサーボモータ
23の作動を含めて、合計7軸の制御が、図1に示され
たロボット制御装置24により制御される。
【0010】図2は図1に示されたガンアーム15の詳
細を示す図であり、先端に可動溶接チップ22が装着さ
れる駆動ロッド25は、ガンアーム15に取付けられた
軸受26に軸方向に摺動自在に支持されている。ガンア
ーム15に取付けられたサーボモータ23の主軸に設け
られたプーリ27と駆動ロッド25の外側に形成された
ボールねじの部分に嵌合されたナット部28とがタイミ
ンングベルト29により連結されている。したがって、
サーボモータ23を駆動するとベルト29を介してナッ
ト部28が回転し、このナット部28と噛合うボールね
じの部分により駆動ロッド25が軸方向に摺動すること
になる。
【0011】図3は上述した溶接装置の制御回路を示す
図であり、それぞれの溶接チップ21、22には、これ
らに電流を供給するためのトランス30の二次ケーブル
31a、31bが接続されている。トランス30の一次
ケーブル32は電源装置33に接続されており、溶接チ
ップ21、22にはトランス30を介して電源装置33
からの電流が供給される。図示する溶接装置は溶接ロボ
ットRのロボット軸13に取付けられているので、溶接
チップ21、22に対する電流の供給タイミングは、溶
接ロボットRの移動を制御するロボットコントローラ3
4からの起動開始信号によって制御される。このロボッ
トコントローラ34からの起動開始信号は、溶接チップ
21、22に対する通電開始及び終了のタイミングを制
御するウエルドタイマー35に送られる。このウエルド
タイマー35は、一次ケーブル32に設けられたスイッ
チング素子36とこれに作動信号を送るゲートコントロ
ーラ37と電流検知アンプ37とを有している。
【0012】サーボモータ23はサーボモータコントロ
ーラ39により回転が制御されるようになっており、こ
のサーボモータコントローラ39は、サーボモータ23
に接続されるパルス幅変調器40を有しており、アンプ
41からの制御信号により設定された所定の電圧がサー
ボモータ23に供給される。サーボモータ23の回転数
を検出するためにこのモータ23にはパルスジェネレー
タ42が設けられており、このパルスジェネレータ42
からはモータアンプ41に対してフィードバック信号が
送られる。また、サーボモータ23の起動開始及び停止
のタイミングは、ロボットコントローラ34からの信号
により制御される。
【0013】二次ケーブル31bには、これを流れる電
流を検知するための電流検出器(CT)43が設けられ
ている。この電流検出器43により検出された電流値は
電流検知アンプ38にフィードバックされる。パネル等
のワークWに対してスポット溶接がなされるときには、
サーボモータ23を駆動させて可動溶接チップ22を固
定溶接チップ21に向けて前進移動させる。そして、ワ
ークに対する両チップ21、22の加圧力が所定の加圧
力となっていないと、両チップ21、22に通電される
電流値が所定の電流値とならない。その電流値は電流検
出器43により検出され、電流検知アンプ38にフィー
ドバックされて、モータアンプ41に制御信号が送られ
る。このように、電流検知アンプ38は電流検出器43
からの検出信号に基づいて、両溶接チップ21、22に
よるワークに対する加圧力を調整する加圧指令信号をモ
ータアンプ41に出力する加圧力指令手段となってい
る。この加圧指令手段としての分流検知アンプ38から
の制御信号によってサーボモータ23の回転を制御する
ことにより、二次ケーブル31a、31bを流れる電流
に応じて、サーボモータ23が制御され、所定の加圧力
がワークに対して加えられる。
【0014】したがって、溶接ロボットRの作動を教示
する際には、溶接ロボットRのロボット軸の移動軌跡を
教示すれば、両溶接チップ21、22の加圧力を教示す
ることなく、各々の打点位置に対して所望の加圧力が自
動的に設定される。しかも、その加圧力はワークWに流
れる電流値が所定の電流値となるように制御されるの
で、不要な加圧力がワークWに加わることなく、ワーク
Wの変形が少ない高品質の溶接が達成される。
【0015】尚、図示する溶接装置は、溶接ロボットR
に装着されているが、溶接ロボットRに装着しないタイ
プの溶接装置であっても、対をなす溶接チップの少なく
もと一方をサーボモータ23により駆動するタイプの溶
接装置であれば、この発明を適用することが可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、両溶接
チップに流れる溶接電流を検出することにより、対をな
す溶接チップを駆動するサーボモータの溶接チップに対
する加圧力が調整されるので、ワークには溶接チップに
より最適な加圧力が付勢されることになり、ワークが変
形するることなく、溶接品質が高品質となるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の溶接装置が装着された溶接ロボット
を示す斜視図、
【図2】は図1に示されたガンアームの詳細を示す正面
図、
【図3】は溶接装置の制御回路を示す概略図である。
【符号の説明】
15…ガンアーム、21…固定(第1)溶接チップ、2
2…可動(第2)溶接チップ、23…サーボモータ、3
1a、31b…ケーブル、38…電流検知アンプ(加圧
力指令手段)、39…サーボモータコントローラ、43
…電流検出器(電流検出手段)、R…ロボット、W…ワ
ーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接近離反移動自在となり対をなす
    第1溶接チップ及び第2溶接チップと、これらの溶接チ
    ップの少なくとも何れかを他方に向けて進退駆動するサ
    ーボモータとが設けられたガンアームと、 前記サーボモータの回転を制御するサーボモータコント
    ローラと、 前記それぞれの溶接チップに接続されて電流を供給する
    ケーブルに流れる電流値を検出する電流検出手段と、 前記電流検出手段からの検出信号に基づいて、前記両溶
    接チップによるワークに対する加圧力を調整する加圧指
    令信号を出力する加圧力指令手段とを有する溶接装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901868A1 (de) * 1997-09-04 1999-03-17 Messer Griesheim Schweisstechnik GmbH + Co. Widerstandspressschweissmaschine
US5976999A (en) * 1992-07-01 1999-11-02 Proceram Unleaded transparent vitreous ceramic compositions
CN104682867A (zh) * 2014-12-30 2015-06-03 宁夏小牛自动化设备有限公司 晶体硅太阳能电池焊接检测方法及检测设备

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CN104682867B (zh) * 2014-12-30 2023-07-28 宁夏小牛自动化设备股份有限公司 晶体硅太阳能电池焊接检测方法及检测设备

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