JPH0615481U - 小動物捕獲装置 - Google Patents

小動物捕獲装置

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JPH0615481U
JPH0615481U JP1695992U JP1695992U JPH0615481U JP H0615481 U JPH0615481 U JP H0615481U JP 1695992 U JP1695992 U JP 1695992U JP 1695992 U JP1695992 U JP 1695992U JP H0615481 U JPH0615481 U JP H0615481U
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mouse
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JP1695992U
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Inventor
幸作 吉垣
Original Assignee
幸作 吉垣
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ねずみを確実に捕獲でき、かつ、捕獲したさ
いの後処理が容易な小動物捕獲装置を提供することを目
的とする。 【構成】 防水性の処理を施した基材を用い、2辺の端
縁部に切り欠き部を設けてクリップで装着したとき邪魔
にならないようにし、2つ折りにもできるのでねずみの
処理と粘着物の保護と格納が容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、防水性の処理を施した紙製の基材を用い、この基材の表面に粘着物 を塗布して、ねずみ等の小動物を捕獲することを目的とする小動物捕獲装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ねずみ等の小動物を捕獲するための小動物捕獲装置としては本考案者が 考案した実公告昭57−17319号が公知である。 この小動物捕獲装置は、図6、7に示す如く、四周の縁1に2段重ねの枠2を 設け、この枠2を除く全域にとりもち状の粘着物4を塗布したユニット5を用い 、このユニット5を数珠継ぎに連結して直列に並べ、隣接するユニット5同士を 交互に上側および下側の順序でテープ6,7を用い貼り合わせ、所望の長さの捕 獲装置8を作成していた。
【0003】 この捕獲装置8は、夜間小動物を捕獲しようとする際には図7に示す如く展開 して小動物が出没する場所に設置していた。翌朝ねずみが捕獲されたときには、 つなぎのテープ6,7の箇所から切断し、その箇所のみを切除し、スペアーと交 換することによって補修作業ができるものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の小動物捕獲装置8は、ユニット5に塗布されたとりもち状の粘着物4に よりねずみが捕獲されると、捕獲した箇所のユニット5が連結されているテープ 6.7をカッターで切断し、該当ユニットを廃棄する構成になっている。しかし 、このユニット5の大きさは、実寸法で20x18cmmとかなりの大きさのた めに、ねずみがその一部分のみに捕獲された場合であっても、1枚そっくり廃棄 しなければならず無駄が生ずることがあった。
【0005】 さらに、この小動物捕獲装置8をねずみが出没する倉庫や食堂等の床に敷設す るとき、ユニットの幅が18cmm程度と比較的に大きいので、広げて用いたと き、当該部屋の寸法とぴったり一致する長さにあわずそのため一部分に隙間が残 り、その隙間を通過してしまうねずみは捕獲することができず、ねずみの捕獲能 率を下げることがあった。
【0006】 また、この捕獲装置はユニット5を接着テープ6,7で接合させるわけである が、購入した顧客によっては交換作業を面倒がる人もいた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の問題点を改良するために考案するものである。 本考案の小動物の捕獲装置は、防水処理を施した四角形状の板紙を基材として 用い、この基材の対向する2辺の両端部の近くに折り目を形成するための第1の 切り込み部を設け、この第1の切り込み部で折り曲げて立ち上げ部を形成し、こ の立ち上がり部の先端部にクリップを取着するための少なくとも2つ以上の切り 欠き部を設ける。
【0008】 この切り欠き部は隣接する他のユニットの切り欠き部をそれぞれ合わせこれら の切り欠き部にクリップを装着することにより、クリップが基材から突出するこ となく装備され収納する際に邪魔にならない。クリップは弾力性を有したプラス チック製のものでよく、コ字形状の先端部にはテーパを形成し入り勝手をつけて おけば挿入、装着が容易である。
【0009】 基材の立ち上がり部と異なる他の2辺には粘着物が付着しないよう折り返しが 形成され、粘着物は空白部を設けて縞模様形状に塗布することにより、ねずみは 確実に捕獲する事ができるとともに高価な粘着物の量を節約して省資源に対応す ることができる。
【0010】
【作用】 本考案の小動物捕獲装置は、ねずみを捕獲した場合に、その捕獲されたユニッ トは、クリップをはずすのみで単体に分離でき、第2の切り込み部で2つ折りに すれば粘着物にふれることなく廃棄処理が確実に行える。また、粘着物は空白部 を有した縞模様に形成して有るので、基材への塗布作業が容易に行え、高価な粘 着物の量を節約することができる。
【0011】
【実施例】
本考案の小動物捕獲装置の実施例を図面に基づき説明する。 11は、表面に防水処理を施した板紙からなる基材であり、コの基材11は四 辺計状をしていて、対向する2辺の端縁部12,13より内側に第1の切り込み 部14、15を裏面部16から半切り状に形成する。この切り込み部14、15 から折り曲げると立ち上がり部18、19が形成(図2)される。この立ち上が り部18、19の先端部(端縁部12、13)に少なくとも2個の切り欠き部2 0、21を設ける。
【0012】 この立ち上がり部18、19にクリップ22を挿入する。このクリップ22は 弾力性を有したプラスチック材がよく、コ字形状をしていて先端部23は入り勝 手となるテーパが形成されている。ネズミを捕獲する際には図3及び図4の如く ユニット25を連結して用いることが多く、このとき、隣り会ったユニット同士 を連結する手段としてこのクリップ22を用いる。
【0013】 図1に示す如く、基材11には切り欠き部20、21が設けられているので、 隣会ったユニット25同士を連結すると切り欠き部20、21が一致し、この場 所にクリップを挿入、装着する。このときクリップ22は切り欠き部20、21 に納まっているので基材11から突出することなく、折り畳んだ状態でも(図3 )設置するために床面に配置した場合(図4)にも邪魔にならず作業に都合がよ い。
【0014】 基材11の中央部26に2個の第2の切り込み部28、29を裏面部16から 半切り状に形成する。この切り込み部28、29から折り曲げると、基材11は 容易に2つ折り(図3)ができるので、設置していないときの保管に容易で、か つ、ねずみを捕獲したときには2つ折りにした状態で廃棄処分すればよく、作業 が簡単で汚れることがない。
【0015】 基材11の他の2辺の端縁部31、32には表面部30に折り返し片33、3 4を形成し、接着剤叉はホチキス等で一体化する。これらの折り返し片33、3 4は第1の切り込み部14、15及び第2の切り込み部28、29との間にそれ ぞれ分離して設けることにより2つ折りにせたとき干渉しないようにしておく。
【0016】 基材11の表面部30にはとりもち状の粘着性を有する粘着物36を空白部3 7、38が残るよう、縞模様状に塗布形成する。 空白部37、38は第1に切り込み部14、15と平行に残されている(図1 )が、その向きや大きさは任意に選択可能である。空白部37、38を設けるこ とにより、粘着物36の塗布が容易に行えるとともに、高価な粘着物36を節約 し省資源の目的にもかなう。粘着物36が塗布された基材11をユニット25と しクリップ22を用いて部屋の広さ等必要に応じ複数個のユニット25を配列す ればよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案の小動物の捕獲装置は、以上に述べた如き構成のものであって、対向す る2辺の立ち上がり部18,19に切り欠き部20、21を設け隣接するユニッ ト25間にクリップ22を用いて連結、装着するのみで複数のユニット25を一 体化できる。このときクリップ22は基材11から突出することなく取り付けら れているので邪魔にならない。また、第2の切り欠き部28、29で2つ折りに することにより収納が容易である。捉えたねずみを処理する際にも2つ折りの状 態で処分すれば手を汚すことなく作業ができる。粘着物36は縞模様状に形成し て有るので基材11への塗布が容易に行え、粘着物36の総量も節約することが できる等の特有の効果を有した考案である。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の平面図である。
【図2】本考案の正面図である。
【図3】本考案のユニットを複数個2つ折りにした側面
図である。
【図4】本考案のユニットを複数個配列した正面図であ
る。
【図5】本考案のクリップを示す斜視図である。
【図6】本考案の側面図である。
【図7】従来の斜視図である。
【図8】従来の使用状態を示す斜視図である。
【0019】
【符号の説明】
11 基材 12 端縁部 13 端縁部 14 第1の切り込み部 15 第1の切り込み部 16 裏面部 18 立ち上がり部 19 立ち上がり部 22 クリップ 23 先端部 24 テーパ 25 ユニット 27 中央部 28 第2の切り込み部 29 第2の切り込み部 30 表面部 31 他の2辺の端縁部 32 他の2辺の端縁部 33 折り返し片 34 折り返し片 36 粘着物 37 空白部 38 空白部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水性の処理を施した板紙を基材とし、
    この基材の対向する2辺の端縁部の内側に立ち上がり部
    を形成するための第1の切り込み部を設け、かつ、この
    端縁部にはクリップを装着するための切り欠き部を形成
    し、この基材の中央部に2つ折りを行うための第2の切
    り込み部を設け、この基材の表面部に縞模様状の粘着物
    を塗布することを特徴とする小動物捕獲装置。
  2. 【請求項2】 請求項1における小動物捕獲装置をユニ
    ットとし、このユニットを複数個連結するときに、クリ
    ップを装着するための切り欠き部にクリップを装着して
    なることを特徴とする小動物捕獲装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、クリップはコ字状形
    状の弾性を有する材料を用いてなる小動物捕獲装置。
JP1695992U 1992-02-24 1992-02-24 小動物捕獲装置 Pending JPH0615481U (ja)

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JP1695992U JPH0615481U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 小動物捕獲装置

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ID=11930653

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JP1695992U Pending JPH0615481U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 小動物捕獲装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5411379B1 (ja) * 2013-05-20 2014-02-12 株式会社日本サクドリー 粘着式ネズミ捕りホルダーおよび粘着式ネズミ捕りホルダーを備えた粘着式ネズミ捕り器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147286B2 (ja) * 1979-07-09 1986-10-18 Westinghouse Electric Co
JP3114971B2 (ja) * 1997-08-07 2000-12-04 松下電器産業株式会社 光ディスク、再生装置および再生方法

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