JPH06154717A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH06154717A
JPH06154717A JP31869692A JP31869692A JPH06154717A JP H06154717 A JPH06154717 A JP H06154717A JP 31869692 A JP31869692 A JP 31869692A JP 31869692 A JP31869692 A JP 31869692A JP H06154717 A JPH06154717 A JP H06154717A
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JP
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cleaning
water
washing
conveyor
cleaned
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JP31869692A
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Toshiki Nagano
俊樹 永野
Koji Yamauchi
耕二 山内
三郎 ▲高▼橋
Saburo Takahashi
Atsushi Miyaki
淳 宮木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/26Cleaning or polishing of the conductive pattern

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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品実装基板におけるフラックス洗浄や
一般電子部品、機械部品などの油分洗浄を行なう洗浄装
置において、給排水量をごく少なくすること、第一洗浄
部の汚れを第2洗浄部および第3洗浄部に持ち込まれな
いこと、被洗浄部を上下左右から洗浄できるようにする
ものである。 【構成】 第1洗浄部11の第1コンベア15と第2洗
浄部16および第3洗浄部20に掛け渡された第2コン
ベア27をそれぞれ独立に設け、各洗浄部11、16お
よび20には垂直洗浄ノズル14a、14b、18a、
18b、22aおよび22bと水平洗浄ノズル44a、
44b、45a、45b、46aおよび46bを設け、
これらの洗浄ノズルに洗浄液を供給する水配管系統28
とから構成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品実装基板にお
けるフラックス洗浄や一般電子部品、機械部品の油分洗
浄を行なう洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄装置は、例えば特開
平2−45997号公報に開示され、その構成を図7に
示す。この図7に示す洗浄装置は、水溶性のフラックス
を用いて半田付けした後の電子部品実装基板は、キャリ
アにセットされて、コンベア1に、矢印Aの向きに投入
され、矢印Bの向きに搬出される。そして、洗浄部は第
1洗浄部2、第2洗浄部3、第3洗浄部4に分かれてい
る。この第1洗浄部2は、温めた水を霧状にして、コン
ベア1上の電子部品実装基板に、上下から吹きつけて洗
浄を行なう。第2洗浄部3は、第3洗浄部4で用いられ
た熱水を65℃程度に再加熱し、霧状にして電子部品実
装基板の上下から吹きつけて洗浄を行なう。第3洗浄部
4は、新しい水を65℃程度に加熱し、霧状にして電子
部品実装基板の上下から吹きつけて洗浄を行なう。そし
て、ヒーティング部5は、熱線6を電子部品実装基板の
上下から照射し、乾燥する。そして、ドライヤ部7は、
85℃の温風を電子部品実装基板の上下から吹きつけて
乾燥するものであった。
【0003】なお、8は上述の各部の送風量、水量、温
度、搬送速度を制御する制御部、9は第1洗浄部2と第
2洗浄部3とが互に影響しないように送風するための第
1緩衝部、10は第3洗浄部4とヒーティング部5とが
互に影響しないように送風するための第2緩衝部であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、(A)第3洗浄部に新しく清浄な水を絶
えず供給しなければならず、1時間当り80枚程度の電
子部品実装基板の洗浄を行なうとすると、給水量は、約
200l必要であり、24時間連続運転すると、1日当
り4,800lの水が必要になる。さらに、電子部品実
装基板上に塩素イオンが残留してはいけない仕様のもの
を洗浄するときには、純水を用いて洗浄しなくてはなら
ないため、1日当り4,800lの純水を製造する装置
が必要になる。また、1日当り4,800lの汚水が排
水されることになるので、4,800lの排水処理設備
も必要となること。
【0005】(B)被洗浄物である電子部品実装基板等
の洗浄度合や洗浄後の品質を維持するために、第3洗浄
部での水質の維持が重要である。すなわち、第3洗浄部
が仕上げ洗浄となるため、この部品で汚れのもとである
フラックスや油分が再付着することを防ぐ必要がある
が、コンベアに第1洗浄部で、洗剤や洗剤の中に溶解し
たフラックス、油分などが付着し、第2洗浄部に持ち込
まれ、第2洗浄部の汚れ濃度が上昇し、第2洗浄部の汚
れた熱水が、再び同じように、コンベアに付着して、第
3洗浄部に持ち込まれ、第3洗浄部の汚れ濃度が上昇す
ること。
【0006】(C)各洗浄部において温めた水を霧状に
して、コンベア上の電子部品実装基板に上下から吹きつ
けて洗浄を行なうのみであり、電子部品実装基板に搭載
されている横向きコネクタ等の部品内部および電子部品
実装基板と搭載部品間の汚れを十分に除去することがで
きない。また、各緩衝部の送風においても、電子部品実
装基板に搭載されている横向きコネクタ等の部品内部お
よび電子部品実装基板と搭載部品間などに残った洗浄液
を十分に除去することができないこと、などという問題
点があった。
【0007】本発明は、以上述べた大量の給排水が必要
であること、第3洗浄部の汚れ濃度が上昇すること、電
子部品実装基板に搭載されている横向きコネクタ等の部
品内部および電子部品実装基板と搭載部品間の汚れや洗
浄液を十分に除去することができない、などの問題点を
除去するため、洗浄装置内に洗浄水を清浄化する手段を
設けることにより、給排水量がごく少なく、洗浄性能の
優れた装置を提供することを第1の目的とする。
【0008】第1洗浄部のコンベアと、第2洗浄部以下
のコンベアとをそれぞれ独立に設けることにより、第1
洗浄部の洗剤やフラックス、油分が、第2洗浄部および
第3洗浄部に持ち込まれないようにすることができる優
れた装置を提供することを第2の目的とする。
【0009】各洗浄部に、垂直洗浄ノズルのほか、水平
洗浄ノズルを設けることにより、被洗浄部材に対し、主
に垂直方向からでは影になる部分の汚れを除去すること
ができる優れた装置を提供することを第3の目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る洗浄装置
は、洗浄に使用した水を加圧して逆浸透膜に供給して清
浄水と濃縮水に分離し、この清浄水を洗浄に使用し、濃
縮水を排出または前段の洗浄水として使用するものであ
る。
【0011】本発明に係る洗浄装置は、第1洗浄部のコ
ンベアを、他の洗浄部のコンベアと分離独立して設置
し、最終段階である第3洗浄部での水質を清浄に保つも
のである。
【0012】本発明に係る洗浄装置は、各洗浄部に、垂
直洗浄ノズルおよび水平洗浄ノズルを設け、前記垂直洗
浄ノズルは、被洗浄部材に対し、主に表面の汚れや水平
方向からでは影になる部分の汚れを除去し、前記水平洗
浄ノズルは、同一線上に設け、被洗浄部材に対し、主に
垂直方向からでは影になる部分の汚れを除去するもので
ある。
【0013】
【作用】本発明は、常に清浄な水で洗浄でき、少ない量
の市水の供給で洗浄でき、しかも排水量も少なくするこ
とができる。また、第3洗浄部において、熱水の水質を
清浄に維持することができる。また、被洗浄物をコンベ
ア上で横移動することなく、横向きコネクタの部品内
部、および電子部品実装基板と搭載部品間の汚れや洗浄
液除去の向上をはかることができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明に係る洗浄装置の一実施例を示
す構造説明図である。図において、11は第1洗浄部で
ある。この第1洗浄部11は第1洗浄槽12、第1垂直
洗浄ノズル13aおよび13b、第1液切りエアーノズ
ル14aおよび14b、第1コンベア15を備えてい
る。16は第2洗浄部である。この第2洗浄部16は、
第2洗浄槽17、第2垂直洗浄ノズル18aおよび18
b、第2液切りエアーノズル19aおよび19bを備え
ている。20は、この第3洗浄部である。この第3洗浄
部20は、第3洗浄槽21、第3垂直洗浄ノズル22a
および22b、第3液切りエアーノズル23aおよび2
3bを備えている。24は乾燥部である。この乾燥部2
4は温風吹き出し口25aおよび25bを備えている。
26は制御部である。この制御部26は、各部の送風
量、水量、洗浄液温度、乾燥温度、コンベアの搬送速度
を任意に設定し、制御する。27は上記の第2洗浄部1
6、第3洗浄部20および乾燥部24にわたって掛けら
れた第2コンベア、28は上記第1洗浄部11〜第3洗
浄部20の裏側に配置され、その詳細な構成を図2に示
す水配管系統である。
【0015】なお、図2に示す水配管系統において、2
9は市水給水口、30a〜30eは第1洗浄部11のバ
ルブ、31a〜31eは第2洗浄部16のバルブ、32
a〜32iは第3洗浄部20のバルブ、33a〜33d
はポンプ、34a〜34eはフィルタ、35は逆浸透膜
である。この逆浸透膜35による清浄水の分離原理を図
3(A)および図3(B)に示す。36a〜36cは洗
浄水給水口、37は清浄水給水口、38は濃縮水排水
口、39aおよび39bはオーバフロー排水口、40は
排水口である。
【0016】また、図3(A)および図3(B)に示す
逆浸透膜による清浄水の分離原理を説明すると、水を透
過するが食塩を通過しない半透膜41を介して、純水4
2と食塩水43を入れると、純水42は半透膜41を透
過して食塩水側に移動し、食塩水43の水位が上昇する
(図3(A)参照)。この食塩水43の水位の上昇分を
浸透圧と言うが、この浸透圧より大きな圧力を食塩水側
にかけると、食塩水中の水は純水側に移る(図3(B)
参照)。この原理により、清浄水と濃縮水に分離する方
法を逆浸透法と言う。このための半透膜41を「逆浸透
膜」と言う。また、この逆浸透膜には、塩類のイオン、
有機物および微粒子を除去する機能を持っているので、
分離された清浄水は導電度が低い「純水」となる。
【0017】次に、上記構成による洗浄装置の洗浄動作
について説明する。まず、制御部26の図示せぬメイン
スイッチを投入すると、第1コンベア15および第2コ
ンベア27が動作する。このため、このコンベア15上
の電子部品実装基板、電子部品、機械部品などの被洗浄
部材は第1洗浄部11に入る。この第1洗浄部11で
は、第1垂直洗浄ノズル13aおよび13bからシャワ
ー状に噴出された水もしくは洗剤、溶剤等で洗浄された
のち、第1液切りエアーノズル14aおよび14bから
噴き出された空気により被洗浄部材上に残った液体は吹
き飛ばされる。そして、被洗浄部材は第2コンベア27
により第2洗浄部16に入る。この第2洗浄部16で
は、第3洗浄部20で洗浄に使用した水を逆浸透膜35
(図2参照)で清浄水と濃縮水に分離する。この分離さ
れた濃縮水は、下記に説明する水配管系を通して第2洗
浄槽17に供給される。この第2洗浄部16は、この第
2洗浄槽17の洗浄水を下記に説明する水配管系を通し
て第2垂直洗浄ノズル18aおよび18bからシャワー
状に噴出して、被洗浄部材を洗浄する。そして、第2液
切りエアーノズル19aおよび19bから噴出された空
気により、被洗浄部材上の水が吹き飛ばされる。そし
て、この被洗浄部材は、第2コンベア27により、第3
洗浄部20に入る。この第3洗浄部20では、逆浸透膜
35(図2参照)で分離された清浄水が、下記に説明す
る水配管系を通して第3洗浄槽21に供給される。この
第3洗浄部20は、この第3洗浄槽21の洗浄水を、下
記に説明する水配管系を通して第3垂直洗浄ノズル22
aおよび22bからシャワー状に噴出して、被洗浄部材
を洗浄する。そして、第3液切りエアーノズル23aお
よび23bから噴出された空気により、被洗浄部材上の
水が吹き飛ばされる。そして、この被洗浄部材は、第2
コンベアにより、乾燥部24に入る。この乾燥部24で
は、温風吹き出し口25aおよび25bから温風が吹き
出され、被洗浄部材は乾燥される。
【0018】次に図2に示す水配管系統において、市水
給水口29から供給された水は、開放されたバルブ30
eにより、洗浄水給水口36aから第1洗浄槽12に貯
えられる。そして、フィルタ34aおよびバルブ30c
を通った洗浄水は、ポンプ33aによって汲み上げら
れ、それぞれバルブ30aおよび30bを通ったのち、
第1垂直洗浄ノズル13aおよび13bから噴出され、
前記したように被洗浄部材を洗浄したのち、再び第1洗
浄槽12に戻る。同様に、市水給水口29から供給され
た水は、開放されたバルブ31eにより、洗浄水給水口
36bから第2洗浄槽17に貯えられる。そして、フィ
ルタ34bおよびバルブ31cを通った洗浄水は、ポン
プ33bによって汲み上げられ、それぞれ、バルブ31
aおよび31bを通ったのち、第2洗浄ノズル18aお
よび18bから噴出され、前記したように、被洗浄部材
を洗浄したのち、再び第2洗浄槽17に戻る。同様に、
市水給水口29から供給された水は、開放されたバルブ
32iにより洗浄水給水口36cから第3洗浄槽21に
貯えられる。そして、フィルタ34cおよびバルブ32
cを通った洗浄水は、ポンプ33cによって汲み上げら
れ、それぞれバルブ32aおよび32bを通ったのち、
第3垂直洗浄ノズル22aおよび22bから噴出され、
前記したように被洗浄部材を洗浄したのち、再び第3洗
浄槽21に戻る。このとき、戻ってきた水は、再びフィ
ルタ34cとバルブ32cを通り、ポンプ33cにより
汲み上げられ、バルブ32eとフィルタ34eを通り、
さらに、ポンプ33dにより加圧され、バルブ32fを
通って逆浸透膜35に送られる。この逆浸透膜35は、
上記したように動作して浄化される。そして、浄化され
た清浄水は、清浄水給水口37から第3洗浄槽21に戻
り、浄化されなかった水の大半は、バルブ32h−ポン
プ33d−バルブ32fを通り、再び逆浸透膜35に送
られる。このとき、浄化されなかった水の一部は、濃縮
水として、バルブ32qを通って濃縮水排出口38より
第2洗浄槽17に入る。ここで、この逆浸透膜35は、
例えば1時間当り200lの処理能力があると、1時間
当り清浄水(純水)を194l、濃縮水を6lに分離す
るので、第2洗浄槽17は、1時間当り6lずつ増加す
ることになるので、オーバフロー分は、オーバフロー排
水口39aからフィルタ34dを通り排出口40から排
出される。
【0019】一方、第3洗浄槽21は、1時間当り6l
だけ不足することになるので、市水給水口29より1時
間当り6lを給水する必要があり、1日では36l程度
給水すればよいことになる。
【0020】また、上記したように、被洗浄物を洗浄す
る過程において、被洗浄物に付着したフラックスや油な
どの汚染物は、第1洗浄部11の第1垂直洗浄ノズル1
3aおよび13bからシャワーされた洗剤によって、被
洗浄物から剥離され、洗剤の中に溶解する。このシャワ
ーされた洗剤は、第1洗浄槽12に戻る。この第1洗浄
槽12の洗剤は、再び第1垂直洗浄ノズル13aおよび
13bを通してシャワーされるため、洗剤の動きは、こ
の繰り返しとなり、第1洗浄槽11の洗剤はフラックス
や油など濃度が高くなってくる。これらの洗剤は、被洗
浄物に付着して、第2洗浄部16に持ち込まれるが、第
1コンベア15は第1洗浄部11に独立に設けられてい
るので、この第1コンベア15に付着するフラックスや
油など濃度が高くなった洗剤は、第2洗浄部16や第3
洗浄部20に持ち込まれることはない。また、これらの
洗剤は、被洗浄物に付着して第2洗浄部16に持ち込ま
れ、第2垂直洗浄ノズル18aおよび18bから吐出さ
れる熱水によって、熱水と置換され、第2洗浄槽17に
回収されるが、第1コンベア15に付着して持ち込まれ
る洗浄や汚れの方が多いので、第1洗浄部11には第1
コンベア15を独立に設け、第2洗浄部16および第3
洗浄部20には、第2コンベア27を独立に設けること
により、第2洗浄部16および第3洗浄部20の熱水の
水質を維持することができる。
【0021】図4は本発明に係る洗浄装置の他の実施例
を示す構造説明図である。図において、44aおよび4
4bは、第1洗浄部11に設けた第1水平洗浄ノズル、
45aおよび45bは第2洗浄部16に設けた第2水平
洗浄ノズル、46aおよび46bは第3洗浄部20に設
けた第3水平洗浄ノズルである。
【0022】上記第1水平洗浄ノズル44aおよび44
b、第2水平洗浄ノズル45aおよび45b、第3水平
洗浄ノズル46aおよび46bは、第1コンベア15お
よび第2コンベア27上にある被洗浄部材に対し、主に
垂直方向からでは影になる部分の汚れを除去する。
【0023】なお、第1垂直洗浄ノズル13aおよび1
3b、第2垂直洗浄ノズル18aおよび18b、第3垂
直洗浄ノズル22aおよび22bは、第1コンベア15
および第2コンベア27上にある被洗浄部材に対し、主
に表面上の汚れや水平方向からでは影になる部分の汚れ
を除去するものである。また、図6に示すように、各水
平洗浄ノズル44a、44b、45a、45b、46
a、46bは、各垂直洗浄ノズル13a、13b、18
a、18b、22a、22bと同一線上に設置されてお
り、各垂直洗浄ノズル13a、13b、18a、18
b、22a、22bの水圧により、被洗浄部材は、第1
コンベア15あるいは第2コンベア27に押しつけら
れ、左右に移動しないようになっている。
【0024】また、第1コンベア15および第2コンベ
ア27により搬送される被洗浄部材が、第1洗浄部1
1、第2洗浄部16、および第3洗浄部20でそれぞれ
洗浄されたのち、乾燥部24によって乾燥される動作に
ついては、図1および図2で説明したと同様に動作する
ことはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る洗浄装置によれば、(D)逆浸透膜による洗浄の最終
段階に、清浄な純水を供給することができるので、常に
清浄な水で洗浄を行なうことができる。また、少ない量
の市水の供給で洗浄することができ、しかも排水量も少
なくすることができる、(E)コンベアを第1洗浄部だ
け分離独立させることにより、洗浄の最終段階である第
3洗浄部において、熱水の水質を清浄に維持することが
できる、(F)被洗浄部材に対し、垂直方向に設置され
た洗浄ノズルと同一直線上に左右から洗浄液や空気を噴
出させることができる水平洗浄ノズルを設置したので、
被洗浄部材が移動することなく、搭載された横向きコネ
クタの部品内部、および電子部品実装基板と搭載部品間
の汚れや洗浄液除去の向上をはかることができる、など
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄装置の一実施例を示す構造説
明図である。
【図2】図1の水配管系統の詳細を示す図である。
【図3】図2に示す逆浸透膜による清浄水の分離原理を
説明する図である。
【図4】本発明に係る洗浄装置の他の実施例を示す構造
説明図である。
【図5】図4の水配管系統の詳細を示す図である。
【図6】図4の垂直洗浄ノズルと水平洗浄ノズルの配置
関係を示す図である。
【図7】従来の洗浄装置を示す構造説明図である。
【符号の説明】
11 第1洗浄部 13a,13b 第1垂直洗浄ノズル 15 第1コンベア 16 第2洗浄部 18a,18b 第2垂直洗浄ノズル 20 第3洗浄部 22a,22b 第3垂直洗浄ノズル 24 乾燥部 26 制御部 27 第2コンベア 28 水配管系統 35 逆浸透膜 41 半透膜 42 純水 43 食塩水 44a,44b 第1水平洗浄ノズル 45a,45b 第2水平洗浄ノズル 46a,46b 第3水平洗浄ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮木 淳 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品実装基板におけるフラックス洗
    浄や一般電子部品、機械部品などの油分洗浄を行なう洗
    浄装置において、 洗浄に使用した水を加圧して逆浸透膜に供給して清浄水
    と濃縮水に分離し、この清浄水を洗浄に使用し、この濃
    縮水を排出または前段の洗浄水として使用することを特
    徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 電子部品実装基板におけるフラックス洗
    浄や一般電子部品、機械部品などの油分洗浄を行なう洗
    浄装置において、 第1洗浄部のコンベアを、他の洗浄部のコンベアと分離
    独立して設置し、最終段階である第3洗浄部での水質を
    清浄に保つことを特徴とする洗浄装置。
  3. 【請求項3】 電子部品実装基板におけるフラックス洗
    浄や一般電子部品、機械部品などの油分洗浄を行なう洗
    浄装置において、 各洗浄部に、垂直洗浄ノズルおよび水平洗浄ノズルを設
    け、前記垂直洗浄ノズルは被洗浄部材に対し、主に表面
    上の汚れや水平方向からでは影になる部分の汚れを除去
    し、前記水平洗浄ノズルは同一直線上に設け、被洗浄部
    材に対し、主に垂直方向からでは影になる部分の汚れを
    除去することを特徴とする洗浄装置。
JP31869692A 1992-11-27 1992-11-27 洗浄装置 Pending JPH06154717A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19611377A1 (de) * 1995-03-24 1996-09-26 Mitsubishi Electric Corp Halbleiterbauelement und Verfahren zur Herstellung des Halbleiterbauelements
JP2006339375A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Yokota Technica:Kk リフロー半田付け装置及びフラックス回収装置
JP2007053158A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Yokota Technica:Kk リフロー半田付け装置及びフラックス除去装置

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