JPH06154589A - エネルギー回収型の断熱容器 - Google Patents

エネルギー回収型の断熱容器

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Publication number
JPH06154589A
JPH06154589A JP4310717A JP31071792A JPH06154589A JP H06154589 A JPH06154589 A JP H06154589A JP 4310717 A JP4310717 A JP 4310717A JP 31071792 A JP31071792 A JP 31071792A JP H06154589 A JPH06154589 A JP H06154589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
container
energy
temperature
heat exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4310717A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Yamaji
忠雄 山路
Hiroshi Yamazaki
洋 山崎
Masanobu Morimoto
眞布 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP4310717A priority Critical patent/JPH06154589A/ja
Publication of JPH06154589A publication Critical patent/JPH06154589A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Packages (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気炉等に使用する断熱容器に、エネルギー
を有効に蓄えるための手段を備え、省エネルギーを達成
する。 【構成】 断熱容器本体内を加熱または冷却する手段18
と、容器内の温度制御のためこの容器内に熱交換流体を
通して、この熱交換流体と容器内雰囲気とを熱交換させ
る手段16, 17と、熱交換後に容器外へ排出された熱交換
流体との間で熱エネルギーの授受を行ってこの熱エネル
ギーを電気エネルギーに変換する熱電手段20と、この熱
電手段により発生した電気エネルギーを蓄える手段21と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気炉、加熱炉、乾燥
炉、冷却装置、冷蔵・冷凍庫、フリーザー、等に利用可
能なエネルギー回収型の断熱容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気炉として、図4に示したよう
な、断熱材からなる炉体1と扉体2とを有するものがあ
る。炉体1の内部にはヒータ3が設けられ、このヒータ
3は、外部の電源3aによって動作可能である。また炉
体1には、下部に送風口5が設けられ、上部に排気口6
が設けられている。電気炉4内は、内部の温度を一定に
するために加熱または冷却されるように制御されてお
り、加熱の際はヒータ3に通電され、冷却の際は送風口
5から外気が導入されて、内部の熱い空気が、排気口6
から排出される。あるいは、ジャケットを設けて、熱を
外に移動させるなどの方法で冷却を行なうこともでき
る。
【0003】しかし、上記のように電気炉4の内部を加
熱したのちに常温に戻すことは、熱を捨てることになる
ので、熱を蓄え、炉4の再加熱時にこの畜熱エネルギー
を利用する方法が検討されている。例えば、電気炉4か
らの排気を、炉4外部に設置された畜熱器7に導くこと
によって畜熱する方法がある。畜熱器7は、図示したよ
うに、断熱材で構成された容器8内に石などの畜熱材9
を充填したものであり、この畜熱材9の周囲に管10が
配設されていて、管10の一方の口11が電気炉4の排
気口6に接続している。この管10の口11から送られ
た熱い排気が畜熱材9の周囲を通過するときに、畜熱材
9に熱が移動し、そして、冷却された排気が管10のも
う一方の口12から流出していく。このようにして、畜
熱器7に熱を蓄えることができる。畜熱エネルギーを利
用するときはこれとは逆に、畜熱器7の排気口12側か
ら送風することにより、畜熱材9に蓄えられた熱を電気
炉4内に移動させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電気炉および畜熱器では、効率のよい熱の出し入
れが難しく、長期に熱を保管することも難しいという問
題点がある。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、エネ
ルギーを有効に蓄え、省エネルギーを達成することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、断熱容器本体と、この容器本体内を加熱
または冷却する手段と、前記容器内の温度制御のためこ
の容器内に熱交換流体を通して、この熱交換流体と容器
内雰囲気とを熱交換させる手段と、熱交換後に容器外へ
排出された熱交換流体との間で熱エネルギーの授受を行
ってこの熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電
手段と、この熱電手段により発生した電気エネルギーを
蓄える手段とを有するエネルギー回収型の断熱容器を提
供するものである。
【0007】
【作用】上記構成により、断熱容器本体から排出される
排気が持っている熱を熱電手段で電気に変換して、電気
エネルギーを蓄える手段に蓄え、必要時に電気として取
り出すことができる。これによって、省エネルギーが達
成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明のエネルギー回収型の断熱容
器の全体構成を示す断面図である。断熱容器本体13
は、断熱材からなる箱体14と扉体15とで構成されて
いる。箱体14の下部には送風口16が設けられ、上部
には排気口17が設けられている。箱体14内の底面付
近にはヒータ18が設けられていて、温度制御下に作動
可能である。排気口17には排気管19が接続してお
り、排気口17に接した部分におけるこの管19の周囲
には、熱電素子20が取り付けられている。熱電素子2
0は、ゼーベック効果を使って熱を電気に変換する変換
素子である。断熱容器本体13の内部を一定温度に保つ
ために、容器本体13内が一定温度以下になったとき
は、ヒータ18に通電することにより加熱される。ま
た、容器本体13内が一定温度以上になったときは、送
風口16から外気を導入し、容器本体13内部からの排
気を排気管19を通して大気中に放出することによって
冷却される。このとき、排気が持っている熱は熱電素子
20によって電気に変換され、熱電素子20に接続して
いる蓄電池21に蓄えられるようにされている。蓄電池
21には第1の切換器22と交直変換器23とがこの順
に直列に接続していて、蓄電池21から取り出される直
流電流を交流電流に変換可能である。この交直変換器2
3には第2の切換器24が接続しており、この第2の切
換器24を介して接続しているヒータ18を作動可能で
ある。第2の切換器24には別に交流電源25が接続し
ており、この切換器24を切換えることによって、蓄電
池21からの電流でも交流電源25からの電流でもヒー
タ18を作動可能である。
【0009】この構成により、断熱容器本体13から排
出される排気の熱を熱電素子20で電気に変換して蓄電
池21に蓄え、必要時に電気として取り出してヒータ1
8を作動させることができ、これによって、断熱容器本
体13内部を加熱することができる。このように、排気
にて容器本体13から熱をとり出すとともに、ヒータ1
8で熱を供給することで、容器本体13内の温度を一定
に保つことができる。
【0010】図2に示した断熱容器は、図1に示した断
熱容器とほぼ同じ構成なので、同じ作用を有する部材に
は同じ符号を付して説明を省略する。この断熱容器は、
図1の断熱容器と異なって、第2の切換器24に温調器
26が接続しており、この温調器26にヒータ18と送
風機27とが並列に接続している。これにより、断熱容
器本体28の内部が予め設定された上限温度になったら
送風機27が作動して送風口16から外気を送り込み、
下限温度になったらヒータ18が作動して加熱し、断熱
容器本体28内部の温度を自動的に一定温度に保つこと
ができる。すなわち、ヒータ18による加熱と送風機2
7による冷却とを、ともに蓄電池21からのエネルギー
を利用して行うことができる。
【0011】図3は、図2に示した断熱容器において使
用される温調器26の温度設定条件を、時間に対する温
度の変化で示したグラフである。横軸に平行な2本の線
は上限の設定温度と下限の設定温度とを示しており、断
熱容器本体28内部の温度が上限を越えると送風機27
が作動して容器本体28内を冷却し、下限を下回るとヒ
ータ18が作動して容器本体28内を加熱し、上限と下
限の間ではヒータ18も送風機27も作動しないで、容
器本体28内を一定温度に保つようにされていることを
表している。
【0012】冷却装置、冷蔵・冷凍庫、フリーザー等に
おいては、廃冷気の持つ低温が熱電素子により電気エネ
ルギーに変換されるので、この電気を上記と同様にして
蓄え、利用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来捨て
る以外になかった廃熱および廃冷気を電気に変換して再
利用することができるので、省エネルギー効果が大きい
ばかりでなく、質のよいエネルギーを長期間蓄えること
が可能になる。また、廃熱や廃冷気を有効利用する構成
であるため、地球環境問題においても意義がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のエネルギー回収型断熱容器
の構成を示す図である。
【図2】本発明の別の実施例のエネルギー回収型断熱容
器の構成を示す図である。
【図3】図2の断熱容器の温度制御を示すグラフであ
る。
【図4】従来のエネルギー回収型電気炉の構成を示す図
である。
【符号の説明】
13 断熱容器本体 16 送風口(熱交換手段) 17 排気口(熱交換手段) 18 ヒータ(加熱・冷却手段) 20 熱電素子(熱電手段) 21 蓄電池(電気エネルギーを蓄える手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱容器本体と、この容器本体内を加熱
    または冷却する手段と、前記容器内の温度制御のためこ
    の容器内に熱交換流体を通して、この熱交換流体と容器
    内雰囲気とを熱交換させる手段と、熱交換後に容器外へ
    排出された熱交換流体との間で熱エネルギーの授受を行
    ってこの熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電
    手段と、この熱電手段により発生した電気エネルギーを
    蓄える手段とを有することを特徴とするエネルギー回収
    型の断熱容器。
  2. 【請求項2】 容器本体内を加熱または冷却する手段
    は、この加熱または冷却を電気エネルギーによって行う
    ように構成され、この加熱または冷却する手段は、電気
    エネルギーを蓄える手段からの電気エネルギーの供給を
    受けるように構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のエネルギー回収型の断熱容器。
JP4310717A 1992-11-20 1992-11-20 エネルギー回収型の断熱容器 Pending JPH06154589A (ja)

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JP4310717A JPH06154589A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 エネルギー回収型の断熱容器

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JP4310717A JPH06154589A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 エネルギー回収型の断熱容器

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JPH06154589A true JPH06154589A (ja) 1994-06-03

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014074559A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Koyo Thermo System Kk 熱処理装置
JP2017015320A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 中外炉工業株式会社 工業炉の制御方法
CN109237944A (zh) * 2018-08-16 2019-01-18 南京公诚节能新材料研究院有限公司 一种节能合金熔炼的温度梯度控制装置
WO2023152162A1 (de) 2022-02-09 2023-08-17 Basf Se Rückgewinnung der energie

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