JPH0615419A - ツインロール型連続鋳造設備のロール摺接部構造 - Google Patents
ツインロール型連続鋳造設備のロール摺接部構造Info
- Publication number
- JPH0615419A JPH0615419A JP4174598A JP17459892A JPH0615419A JP H0615419 A JPH0615419 A JP H0615419A JP 4174598 A JP4174598 A JP 4174598A JP 17459892 A JP17459892 A JP 17459892A JP H0615419 A JPH0615419 A JP H0615419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- mold
- plate
- continuous casting
- type continuous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
ト化をはかる。 【構成】 互いに平行に配置された一対のモールドロー
ル1と、これらモールドロール1の端面に摺接して配置
された短辺堰2とで溶湯溜め3を構成し、両モールドロ
ール1間から連続的に鋳片4を引き抜くツインロール型
連続鋳造設備において、モールドロール1と短辺堰2と
の間の摺接部に、耐摩耗性摺動プレート11を着脱自在
に介在させた。
Description
造設備においてモールドロールと短辺堰との摺接部の構
造に関する。
けるモールドロールと短辺堰との摺接部は、たとえば実
開昭63−90548号公報に開示されるように、摩耗
を減少させるためにサイド堰の摺接部に、セラミックス
当板を植設したものが開示されている。
当板は、サイド堰のベース板に埋め込まれているため、
植設に手間がかかるとともに、一度摩耗してしまうと、
サイド堰全体を新しいものと交換する必要があり、コス
トが高くつくという問題があった。
による交換部品を最小限にして低コスト化をはかること
ができるツインロール型連続鋳造設備のロール摺接部構
造を提供することを目的とする。
めに本発明のツインロール型連続鋳造設備のロール摺接
部構造は、モールドロールと堰板との間の摺接部に、耐
摩耗性摺動プレートを着脱自在に介在させたものであ
る。
よび堰板とは別体の摺動プレートを着脱自在に設けたの
で、モールドロールと堰板との摺動により摺動プレート
が摩耗した時には、摺動プレートのみを交換すればよ
く、低コストですむ。
設備の一実施例を図面に基づいて説明する。
た一対のモールドロールで、このモールドロール1とモ
ールドロール1の端面1aに摺接する短辺堰(堰体)2
により溶湯溜め3が形成され、注湯ノズル4から供給さ
れた溶湯Mにより、モールドロール1を矢印A方向に回
転させてモールドロール1の表面に形成された鋳片シェ
ルを移動させ、両モールドロール1の最接近部近傍で鋳
片シェルを合流させてモールドロール1間から鋳片5を
連続的に引き抜くものである。
は、モールドロール1の外周円1bに沿ってV字形の摺
動プレート11が着脱自在に介在されている。この摺動
プレート11は、図2〜図4に示すように、耐摩耗性を
有するセラミックス製で、外周縁が各モールドロール1
の表面と面一状に形成された2枚の円弧板11aと、こ
れら円弧板11aを下端部の鋳片シェル合流位置に対応
する部位で連結する連結板11bとで構成され、円弧板
11aの内周側に段部を介して取付部11cが形成され
ている。この摺動プレート11は、前記取付部11cに
複数のビスを介して円弧状支持板12が取り付けられ,
この円弧状支持板12に側方に突出された支持アーム1
3の外端部に、モールドロール1の軸心方向に沿って外
側にスライド板14が突設されている。
耐火物21aとヒーターを内蔵したヒーターブロック2
1bからなる堰ブロック21が、支持底板22および支
持ボルト23を介して短辺フレーム23に断熱空間をあ
けて一体化され、短辺フレーム23の両側部に支持脚2
5がそれぞれ垂下されている。
に支持するモールドフレーム31には、スライド板14
を介して摺動プレート11をモールド軸心方向にスライ
ド自在に支持するとともに、前記スライド板15上で支
持脚24下端の受け板25aを介して短辺堰2をモール
ド軸心方向にスライド自在に支持する一対の支持フレー
ム32が突設されている。さらにこのモールドフレーム
31には、摺動プレート11を介して短辺堰2をモール
ドロール1の端面1aに圧接させる短辺堰押圧シリンダ
ー装置33が3個所定位置に配設され、ピストンロッド
33aがそれぞれ短辺フレーム23の背面に当接されて
いる。
圧シリンダー装置33により短辺堰2が摺動プレート1
1を介してモールドロール1の端面1aに圧接されてい
る。したがって、短辺堰2すなわち堰ブロック21の短
辺耐火物21aの表面は、摺動プレート11を介してモ
ールドロール1に摺接されるため摩耗することがなく、
主に摺動プレート11の円弧板11aが摩耗する。この
摺動プレート11が摩耗した場合は、鋳造作業休止中
に、短辺堰押圧シリンダー装置33を収縮して、短辺堰
2を持ち上げて取り外し、支持アーム14を含む摺動プ
レート11部分を新たなものに交換するか、または摺動
プレート11のみを新たなものと交換する。そして短辺
堰2を組み付けて短辺堰押圧シリンダー装置33により
短辺堰2を摺動プレート11を各モールドロール1の端
面1aにそれぞれ押し付ける。
と短辺堰2との摺接部では、摺動プレート11のみを交
換するだけでよく、従来の短辺堰にセラミックス板を植
設するのに比べて、植設するコストもなく交換も摺動プ
レート11だけでよく、極めて経済的となる。しかも、
この摺動プレート11はモールドフレーム31や短辺フ
レーム24に取り付けられておらず、スライド板15に
より、支持フレーム32上でモールドロール1の端面1
aに接近離間するモールド軸心方向にスライド自在に載
置されているので、その交換作業も迅速かつ容易に行う
ことができる。
ル型連続鋳造設備のロール摺接部構造によれば、摺接部
にモールドロールおよび堰板とは別体の摺動プレートを
着脱自在に設けたので、モールドロールと堰板との摺動
により摺動プレートが摩耗した時には、プレート動板の
みを交換すればよく、低コストですむ。
実施例を示す全体斜視図である。
の分解斜視図である。
の側面図である。
の平面断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに平行に配置された一対のモールド
ロールと、これらモールドロールの端面に摺接して配置
された堰板とで溶湯溜めを構成し、両モールドロール間
から連続的に鋳片を引き抜くツインロール型連続鋳造設
備において、モールドロールと堰板との間の摺接部に、
耐摩耗性摺動プレートを着脱自在に介在させたことを特
徴とするツインロール型連続鋳造設備のロール摺接部構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4174598A JP2925843B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | ツインロール型連続鋳造設備のロール摺接部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4174598A JP2925843B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | ツインロール型連続鋳造設備のロール摺接部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615419A true JPH0615419A (ja) | 1994-01-25 |
JP2925843B2 JP2925843B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=15981373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4174598A Expired - Lifetime JP2925843B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | ツインロール型連続鋳造設備のロール摺接部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2925843B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60162556A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 薄板連続鋳造装置 |
JPS6390548U (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-11 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4174598A patent/JP2925843B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60162556A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 薄板連続鋳造装置 |
JPS6390548U (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2925843B2 (ja) | 1999-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE60218630D1 (de) | Kippbare schwerkraftgiessmaschine für metalle | |
US2940384A (en) | Power press with shiftable bolster means | |
JPH0615419A (ja) | ツインロール型連続鋳造設備のロール摺接部構造 | |
JPS6112558U (ja) | 連続鋳造設備 | |
JPH0339778B2 (ja) | ||
CN212042621U (zh) | 一种铸件覆膜砂壳型脱模装置 | |
JPS5819001Y2 (ja) | ダイカストマシンの溶湯供給装置 | |
JPH0357540A (ja) | 薄鋳片連続鋳造機の操業方法 | |
CN212122697U (zh) | 一种电渣锭表面清理夹持装置的翻转机构 | |
CN209969501U (zh) | 一种消失模铁板平面固定架 | |
JPH0489161A (ja) | 連続鋳造機ロールの使用方法 | |
KR19990055902A (ko) | 패키지형 주형진동 안내장치를 가지는 연속주조설비의 주형진동기 | |
JP2541984Y2 (ja) | 連続鋳造設備用ク−リンググリッドの固定装置 | |
JPS6041312Y2 (ja) | 連続鋳造用鋳型における短辺調整装置 | |
JPH0324294B2 (ja) | ||
SU1196117A1 (ru) | Ролик зоны вторичного охлаждени машины непрерывного лить заготовок | |
JPH0461735B2 (ja) | ||
JPH054926Y2 (ja) | ||
JPS63196340U (ja) | ||
JP2000237846A (ja) | 双ドラム式連続鋳造用のサイド堰 | |
JPS62199242U (ja) | ||
JPH07102430B2 (ja) | ツインロール型連続鋳造設備における短辺堰 | |
JPH0470250U (ja) | ||
RU94013615A (ru) | Кристаллизатор для непрерывной разливки металлов | |
JPS6390548U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060919 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060921 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130929 Year of fee payment: 7 |