JPH06153710A - 遮光ネット - Google Patents
遮光ネットInfo
- Publication number
- JPH06153710A JPH06153710A JP4022105A JP2210592A JPH06153710A JP H06153710 A JPH06153710 A JP H06153710A JP 4022105 A JP4022105 A JP 4022105A JP 2210592 A JP2210592 A JP 2210592A JP H06153710 A JPH06153710 A JP H06153710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarns
- light
- net
- shielding net
- light shielding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】生育環境の調節が容易に行え、農作物の生育に
適した環境を保つことのできる遮光ネットを提供する。 【構成】遮光ネットを構成する各横糸を長さ方向に伸張
して、同各横糸間に編込まれた各フラットヤーンの間隔
を任意間隔に可変調節することで、各フラットヤーンの
間から採光される採光量が増減し、不必要な暖気及び湿
気を被覆空間外に放出して、農作物の生育に適した光
量、温度、湿度に調節する。一方、遮光ネットを構成す
る各横糸の弾性力を利用して各フラットヤーンの間隔を
任意間隔に復元することで、各フラットヤーンの間から
雨水や寒気等が侵入するのを防止し、暖気や地熱等が放
出されるのを防止して、農作物の生育に適した環境を保
持することができる。
適した環境を保つことのできる遮光ネットを提供する。 【構成】遮光ネットを構成する各横糸を長さ方向に伸張
して、同各横糸間に編込まれた各フラットヤーンの間隔
を任意間隔に可変調節することで、各フラットヤーンの
間から採光される採光量が増減し、不必要な暖気及び湿
気を被覆空間外に放出して、農作物の生育に適した光
量、温度、湿度に調節する。一方、遮光ネットを構成す
る各横糸の弾性力を利用して各フラットヤーンの間隔を
任意間隔に復元することで、各フラットヤーンの間から
雨水や寒気等が侵入するのを防止し、暖気や地熱等が放
出されるのを防止して、農作物の生育に適した環境を保
持することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、イチゴ、お
茶、椎茸等の農作物を栽培するのに用いられる遮光ネッ
トに関する。
茶、椎茸等の農作物を栽培するのに用いられる遮光ネッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような農作物の栽培に用
いられる被覆資材としては、例えば、ポリエチレン製の
糸条で編成された保護ネットを農作物に被覆して、雨、
雪、霜等から農作物を保護すると共に、同保護ネット内
の暖気や地熱が被覆空間外に放出されるのを防止してい
る。
いられる被覆資材としては、例えば、ポリエチレン製の
糸条で編成された保護ネットを農作物に被覆して、雨、
雪、霜等から農作物を保護すると共に、同保護ネット内
の暖気や地熱が被覆空間外に放出されるのを防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の保護ネ
ットは、ポリエチレン製の糸条を所定等間隔に隔てて編
組しているので、保護ネット全体の編み目が何れの個所
も一定間隔であり、保護ネットの編み目から採光される
光量と、同編み目から放出される暖気及び湿気の流出量
とが常時一定しているため、例えば、農作物の生育に適
した光量、温度、湿度に調節する場合、保護ネットの一
部又は全部を不透明な遮光用シートで被覆して光量を減
少させたり、保護ネットの一部又は全部を開放して不必
要な暖気及び湿気を放出するので、生育環境の調整に手
間が掛かるという問題点を有している。また、保護ネッ
トの一部又は全部を開放すると、その開放部分から暖気
及び湿気が大量に放出されてしまい、被覆空間内の温度
及び湿度が急速に低下するため、農作物の生育に適した
環境を保つことが困難である問題点も有している。
ットは、ポリエチレン製の糸条を所定等間隔に隔てて編
組しているので、保護ネット全体の編み目が何れの個所
も一定間隔であり、保護ネットの編み目から採光される
光量と、同編み目から放出される暖気及び湿気の流出量
とが常時一定しているため、例えば、農作物の生育に適
した光量、温度、湿度に調節する場合、保護ネットの一
部又は全部を不透明な遮光用シートで被覆して光量を減
少させたり、保護ネットの一部又は全部を開放して不必
要な暖気及び湿気を放出するので、生育環境の調整に手
間が掛かるという問題点を有している。また、保護ネッ
トの一部又は全部を開放すると、その開放部分から暖気
及び湿気が大量に放出されてしまい、被覆空間内の温度
及び湿度が急速に低下するため、農作物の生育に適した
環境を保つことが困難である問題点も有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、遮光ネットを
構成する各糸条を伸張して各フラットヤーンの間隔を任
意間隔に可変調節することにより、光量、温度、湿度等
の調節が容易に行え、農作物の生育に適した生育環境を
保つことができる遮光ネットの提供を目的とする。
構成する各糸条を伸張して各フラットヤーンの間隔を任
意間隔に可変調節することにより、光量、温度、湿度等
の調節が容易に行え、農作物の生育に適した生育環境を
保つことができる遮光ネットの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、遮光性を有
する素材でテープ状に形成した多数本の各フラットヤー
ンと、伸縮性を有する素材で形成した多数本の各糸条と
を交差してネット状に編成した遮光ネットであることを
特徴とする。
する素材でテープ状に形成した多数本の各フラットヤー
ンと、伸縮性を有する素材で形成した多数本の各糸条と
を交差してネット状に編成した遮光ネットであることを
特徴とする。
【0006】
【作用】この発明は、遮光ネットを構成する多数本の各
糸条を長さ方向に伸張させて、同各糸条間に編込まれた
各フラットヤーンの間隔を任意間隔に可変調節すること
で、各フラットヤーンの間から採光される光量が増減
し、不必要な暖気及び湿気を被覆空間外に放出して、農
作物の生育に適した光量、温度、湿度に調節される。一
方、遮光ネットを構成する各糸条の弾性力を利用して各
フラットヤーンの間隔を任意間隔に復元することで、各
フラットヤーンの間から雨水や寒気等が侵入するのを防
止し、暖気や地熱等が必要以上に放出されるのを防止し
て、農作物の生育に適した生育環境が保持される。
糸条を長さ方向に伸張させて、同各糸条間に編込まれた
各フラットヤーンの間隔を任意間隔に可変調節すること
で、各フラットヤーンの間から採光される光量が増減
し、不必要な暖気及び湿気を被覆空間外に放出して、農
作物の生育に適した光量、温度、湿度に調節される。一
方、遮光ネットを構成する各糸条の弾性力を利用して各
フラットヤーンの間隔を任意間隔に復元することで、各
フラットヤーンの間から雨水や寒気等が侵入するのを防
止し、暖気や地熱等が必要以上に放出されるのを防止し
て、農作物の生育に適した生育環境が保持される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、遮光ネットを構成す
る各糸条を長さ方向に伸張して、同各糸条間に編込まれ
た各フラットヤーンの間隔を任意間隔に可変調節するの
で、各フラットヤーンの間から農作物の生育に必要な光
量を採光することができる。且つ、昼間や夏等の暑い時
期には不必要な暖気及び湿気を放出し、夜間や冬等の寒
い時期には各フラットヤーンの間隔を狭くして雨水や寒
気等の侵入を防止し、暖気や地熱等が必要以上に放出さ
れるのを防止するので、従来例のように被覆空間内の環
境を調節するために遮光ネットの一部又は全部を開放す
る手間及び作業が省け、被覆空間内の光量、温度、湿度
を容易に調節することができ、農作物の生育に適した生
育環境を保つことができる。
る各糸条を長さ方向に伸張して、同各糸条間に編込まれ
た各フラットヤーンの間隔を任意間隔に可変調節するの
で、各フラットヤーンの間から農作物の生育に必要な光
量を採光することができる。且つ、昼間や夏等の暑い時
期には不必要な暖気及び湿気を放出し、夜間や冬等の寒
い時期には各フラットヤーンの間隔を狭くして雨水や寒
気等の侵入を防止し、暖気や地熱等が必要以上に放出さ
れるのを防止するので、従来例のように被覆空間内の環
境を調節するために遮光ネットの一部又は全部を開放す
る手間及び作業が省け、被覆空間内の光量、温度、湿度
を容易に調節することができ、農作物の生育に適した生
育環境を保つことができる。
【0008】
【実施例】図面はハウスの被覆資材として使用される第
1実施例の遮光ネットを示し、図1及び図2に於いて、
この遮光ネット1は、アルミニウム等の金属素材のみで
形成又はアルミニウム等の金属素材を蒸着してなる遮光
性の大きいテープ状のフラットヤーン2と、合成樹脂素
材(商品名スパンテックス、伸縮度600%)のみで形
成又は編組してなる伸縮性の大きい横糸3と、ナイロン
又はポリエチレン等の合成樹脂素材で形成した縦糸4と
を絡み織りしてネット状に編成している。
1実施例の遮光ネットを示し、図1及び図2に於いて、
この遮光ネット1は、アルミニウム等の金属素材のみで
形成又はアルミニウム等の金属素材を蒸着してなる遮光
性の大きいテープ状のフラットヤーン2と、合成樹脂素
材(商品名スパンテックス、伸縮度600%)のみで形
成又は編組してなる伸縮性の大きい横糸3と、ナイロン
又はポリエチレン等の合成樹脂素材で形成した縦糸4と
を絡み織りしてネット状に編成している。
【0009】すなわち、遮光ネット1の縦方向と平行し
て多数本の各フラットヤーン2…を所定等間隔に隔てて
張架し、同遮光ネット1の横方向と平行して多数本の各
横糸3…を所定等間隔に隔てて張架し、同遮光ネット1
の縦方向と平行して各フラットヤーン2…間に3本の各
縦糸4…を夫々張架すると共に、横方向に張架した各横
糸3…に対して縦方向に張架した各フラットヤーン2…
と各縦糸4…とを直交する方向に絡み織りしてネット状
に編成している。
て多数本の各フラットヤーン2…を所定等間隔に隔てて
張架し、同遮光ネット1の横方向と平行して多数本の各
横糸3…を所定等間隔に隔てて張架し、同遮光ネット1
の縦方向と平行して各フラットヤーン2…間に3本の各
縦糸4…を夫々張架すると共に、横方向に張架した各横
糸3…に対して縦方向に張架した各フラットヤーン2…
と各縦糸4…とを直交する方向に絡み織りしてネット状
に編成している。
【0010】上述のように編成された遮光ネット1でハ
ウス5を構成する場合、図4に示すように、農作物Bが
植えられた盛り土Cを跨いで、U字形に形成した多数本
の各支柱6…を所定等間隔に隔てて立設し、同各支柱6
…の外周縁部に沿って遮光ネット1をトンネル状に被覆
セットした後、遮光ネット1を構成する各横糸3…の一
端側を各支柱6…の一側端部に軸架した固定軸7上に固
定し、同各横糸3…の他端側を各支柱6…の他側端部に
軸架した回転軸8上に巻付け固定して、同回転軸8の一
側端部に連結した操作ハンドル9の回動操作により、遮
光ネット1を構成する各横糸3…を回転軸8上に巻取
り、同各横糸3…を弾性力に抗して長さ方向に伸張さ
せ、同各横糸3…間に編込まれた各フラットヤーン2…
の間隔を任意間隔に可変調節する。
ウス5を構成する場合、図4に示すように、農作物Bが
植えられた盛り土Cを跨いで、U字形に形成した多数本
の各支柱6…を所定等間隔に隔てて立設し、同各支柱6
…の外周縁部に沿って遮光ネット1をトンネル状に被覆
セットした後、遮光ネット1を構成する各横糸3…の一
端側を各支柱6…の一側端部に軸架した固定軸7上に固
定し、同各横糸3…の他端側を各支柱6…の他側端部に
軸架した回転軸8上に巻付け固定して、同回転軸8の一
側端部に連結した操作ハンドル9の回動操作により、遮
光ネット1を構成する各横糸3…を回転軸8上に巻取
り、同各横糸3…を弾性力に抗して長さ方向に伸張さ
せ、同各横糸3…間に編込まれた各フラットヤーン2…
の間隔を任意間隔に可変調節する。
【0011】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、遮光ネット1で被覆した被覆空間A内の光
量、温度、湿度の調節方法を説明する。先ず、昼間や夏
等の暑い時期に於いて、遮光ネット1で被覆した被覆空
間A内の温度及び湿度が必要以上に高くなった場合、図
4に示すように、操作ハンドル9を巻取り方向に回動し
て、遮光ネット1を構成する各横糸3…を回転軸8上に
巻取り、同各横糸3…を弾性力に抗して長さ方向に伸張
させ、同各横糸3…と直交する方向に編込まれた各フラ
ットヤーン2…の間隔を任意間隔に可変調節すること
で、同各フラットヤーン2…と平行して編込まれた各縦
糸4…が等間隔に離間する。すなわち、図3に示すよう
に、遮光ネット1を構成する各フラットヤーン2…の間
隔を拡縮して、同各フラットヤーン2…に照射される太
陽光線を直接反射し、同各フラットヤーン2…の間から
農作物Bの生育に適した光量を採光する。且つ、不必要
な暖気及び湿気を被覆空間A外に放出して、農作物Bの
生育に適した光量、温度、湿度に調節する。
て、以下、遮光ネット1で被覆した被覆空間A内の光
量、温度、湿度の調節方法を説明する。先ず、昼間や夏
等の暑い時期に於いて、遮光ネット1で被覆した被覆空
間A内の温度及び湿度が必要以上に高くなった場合、図
4に示すように、操作ハンドル9を巻取り方向に回動し
て、遮光ネット1を構成する各横糸3…を回転軸8上に
巻取り、同各横糸3…を弾性力に抗して長さ方向に伸張
させ、同各横糸3…と直交する方向に編込まれた各フラ
ットヤーン2…の間隔を任意間隔に可変調節すること
で、同各フラットヤーン2…と平行して編込まれた各縦
糸4…が等間隔に離間する。すなわち、図3に示すよう
に、遮光ネット1を構成する各フラットヤーン2…の間
隔を拡縮して、同各フラットヤーン2…に照射される太
陽光線を直接反射し、同各フラットヤーン2…の間から
農作物Bの生育に適した光量を採光する。且つ、不必要
な暖気及び湿気を被覆空間A外に放出して、農作物Bの
生育に適した光量、温度、湿度に調節する。
【0012】一方、操作ハンドル9を巻戻し方向に回動
して、遮光ネット1を構成する各横糸3…を回転軸8上
から巻戻し、同各横糸3…の弾性力を利用して各フラッ
トヤーン2…の間隔を任意間隔に復元することで、同各
フラットヤーン2…と平行して編込まれた各縦糸4…が
等間隔に接近する。すなわち、図2に示すように、遮光
ネット1を構成する各フラットヤーン2…の間隔を狭く
して、同各フラットヤーン2…の間から雨水や寒気等が
被覆空間A内に侵入するのを防止し、暖気や地熱等が被
覆空間A外に放出されるのを防止して、農作物Bの生育
に適した環境を保持する。
して、遮光ネット1を構成する各横糸3…を回転軸8上
から巻戻し、同各横糸3…の弾性力を利用して各フラッ
トヤーン2…の間隔を任意間隔に復元することで、同各
フラットヤーン2…と平行して編込まれた各縦糸4…が
等間隔に接近する。すなわち、図2に示すように、遮光
ネット1を構成する各フラットヤーン2…の間隔を狭く
して、同各フラットヤーン2…の間から雨水や寒気等が
被覆空間A内に侵入するのを防止し、暖気や地熱等が被
覆空間A外に放出されるのを防止して、農作物Bの生育
に適した環境を保持する。
【0013】このように遮光ネット1を構成する各横糸
3…を長さ方向に伸張して、同各横糸3…間に編込まれ
た各フラットヤーン2…の間隔を任意間隔に可変調節す
るので、各フラットヤーン2…の間から農作物Bの生育
に必要な光量を採光することができる。且つ、昼間や夏
等の暑い時期には不必要な暖気及び湿気を被覆空間A外
に放出し、夜間や冬等の寒い時期には各フラットヤーン
2…の間隔を狭くして雨水や寒気等の侵入を防止し、暖
気や地熱等が必要以上に放出されるのを防止するので、
従来例のように被覆空間A内の環境を調節するために遮
光ネット1の一部又は全部を開放する手間及び作業が省
け、被覆空間A内の光量、温度、湿度を容易に調節する
ことができ、農作物Bの生育に適した生育環境を保つこ
とができる。
3…を長さ方向に伸張して、同各横糸3…間に編込まれ
た各フラットヤーン2…の間隔を任意間隔に可変調節す
るので、各フラットヤーン2…の間から農作物Bの生育
に必要な光量を採光することができる。且つ、昼間や夏
等の暑い時期には不必要な暖気及び湿気を被覆空間A外
に放出し、夜間や冬等の寒い時期には各フラットヤーン
2…の間隔を狭くして雨水や寒気等の侵入を防止し、暖
気や地熱等が必要以上に放出されるのを防止するので、
従来例のように被覆空間A内の環境を調節するために遮
光ネット1の一部又は全部を開放する手間及び作業が省
け、被覆空間A内の光量、温度、湿度を容易に調節する
ことができ、農作物Bの生育に適した生育環境を保つこ
とができる。
【0014】図5はビニールハウス10の内張資材とし
て使用される第2実施例の遮光ネット1を示し、この遮
光ネット1は、ビニールハウス10内部の天井面に沿っ
て遮光ネット1を張架し、同遮光ネット1を構成する各
横糸3…の一端側をハウス10内部に軸架した固定軸1
1上に固定し、同各横糸3…の他端側をハウス10内部
に軸架した回転軸12上に固定し、同回転軸12の一側
端部に減速機付き巻取り用モータ13を連結固定すると
共に、同ハウス10内部に配設した温度センサ14と、
湿度センサ15と、照度センサ16とをファジィコント
ローラ(図示省略)を介して巻取り用モータ13に接続
している。すなわち、ビニールハウス10内部に配設し
た温度センサ14と、湿度センサ15と、照度センサ1
6とから出力される検知信号に基づいて、プログラムし
た最適条件下にファジィ制御して巻取り用モータ13を
駆動し、巻取り用モータ13の駆動力より回転軸12を
巻取り方向又は巻戻し方向に回転して、遮光ネット1を
構成する各横糸3…を弾性力に抗して長さ方向に伸張さ
せ、同各横糸3…間に編込まれた各フラットヤーン2…
の間隔を任意間隔に可変調節するので、上述の第1実施
例と同様に、ビニールハウス10内部の光量、温度、湿
度が自動的に調節され、農作物Bの生育に適した生育環
境を保つことができる。
て使用される第2実施例の遮光ネット1を示し、この遮
光ネット1は、ビニールハウス10内部の天井面に沿っ
て遮光ネット1を張架し、同遮光ネット1を構成する各
横糸3…の一端側をハウス10内部に軸架した固定軸1
1上に固定し、同各横糸3…の他端側をハウス10内部
に軸架した回転軸12上に固定し、同回転軸12の一側
端部に減速機付き巻取り用モータ13を連結固定すると
共に、同ハウス10内部に配設した温度センサ14と、
湿度センサ15と、照度センサ16とをファジィコント
ローラ(図示省略)を介して巻取り用モータ13に接続
している。すなわち、ビニールハウス10内部に配設し
た温度センサ14と、湿度センサ15と、照度センサ1
6とから出力される検知信号に基づいて、プログラムし
た最適条件下にファジィ制御して巻取り用モータ13を
駆動し、巻取り用モータ13の駆動力より回転軸12を
巻取り方向又は巻戻し方向に回転して、遮光ネット1を
構成する各横糸3…を弾性力に抗して長さ方向に伸張さ
せ、同各横糸3…間に編込まれた各フラットヤーン2…
の間隔を任意間隔に可変調節するので、上述の第1実施
例と同様に、ビニールハウス10内部の光量、温度、湿
度が自動的に調節され、農作物Bの生育に適した生育環
境を保つことができる。
【0015】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のフラットヤーンは、実施例のフラ
ットヤーン2に対応し、以下同様に、糸条は、横糸3に
対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限
定されるものではない。
において、この発明のフラットヤーンは、実施例のフラ
ットヤーン2に対応し、以下同様に、糸条は、横糸3に
対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限
定されるものではない。
【0016】上述の各実施例では遮光ネット1全体を幅
方向に牽引して各フラットヤーン2…の間隔を任意間隔
に可変調節するが、例えば、遮光ネット1に対して横方
向に張架した各フラットヤーン2…と、同遮光ネット1
に対して縦方向に張架した各横糸3…とを絡み織りして
ネット状に編成した後、遮光ネット1全体を長さ方向に
牽引して各フラットヤーン2…の間隔を任意間隔に可変
調節するもよく、また、遮光ネット1を構成する各横糸
3…の一側端部に重りを吊設して、同各横糸3…を伸張
する方向に牽引力を付与するもよい。
方向に牽引して各フラットヤーン2…の間隔を任意間隔
に可変調節するが、例えば、遮光ネット1に対して横方
向に張架した各フラットヤーン2…と、同遮光ネット1
に対して縦方向に張架した各横糸3…とを絡み織りして
ネット状に編成した後、遮光ネット1全体を長さ方向に
牽引して各フラットヤーン2…の間隔を任意間隔に可変
調節するもよく、また、遮光ネット1を構成する各横糸
3…の一側端部に重りを吊設して、同各横糸3…を伸張
する方向に牽引力を付与するもよい。
【0017】さらにまた、遮光ネット1を絡み織りで編
成しているが、平織り、綾織り、朱子織り等の織り方で
編成するもよい。
成しているが、平織り、綾織り、朱子織り等の織り方で
編成するもよい。
【図1】遮光ネットの一部拡大平面図。
【図2】遮光ネットの緊縮状態を示す一部拡大平面図。
【図3】遮光ネットの伸張状態を示す一部拡大平面図。
【図4】ハウス用の被覆資材として使用した状態を示す
遮光ネットの斜視図。
遮光ネットの斜視図。
【図5】ビニールハウス用の内張資材として使用した状
態を示す遮光ネットの斜視図。
態を示す遮光ネットの斜視図。
A…被覆空間 B…農作物 1…遮光ネット 2…フラットヤーン 3…横糸 5…ハウス 7…固定軸 8…回転軸 9…操作ハンドル 10…ビニールハウス 11…固定軸 12…回転軸 13…巻取り用モータ
Claims (1)
- 【請求項1】遮光性を有する素材でテープ状に形成した
多数本の各フラットヤーンと、伸縮性を有する素材で形
成した多数本の各糸条とを交差してネット状に編成した
遮光ネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4022105A JPH06153710A (ja) | 1992-01-11 | 1992-01-11 | 遮光ネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4022105A JPH06153710A (ja) | 1992-01-11 | 1992-01-11 | 遮光ネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06153710A true JPH06153710A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=12073615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4022105A Pending JPH06153710A (ja) | 1992-01-11 | 1992-01-11 | 遮光ネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06153710A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1147703A3 (en) * | 2000-04-18 | 2002-06-05 | POLYSACK PLASTIC INDUSTRIES (R.A.C.S.) Ltd. | Net for protecting plants from light |
JP2011223989A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-11-10 | Koizumi Jute Mills Ltd | 被覆装置 |
JPWO2014175308A1 (ja) * | 2013-04-26 | 2017-02-23 | 株式会社メタコ | 遮光に適したモノフィラメントネット |
CN107079753A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-08-22 | 江苏华昌织物有限公司 | 一种随温度升降变化网眼形状的防虫网 |
JP2019088192A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-13 | 日本ワイドクロス株式会社 | ハウス用防風ネット |
-
1992
- 1992-01-11 JP JP4022105A patent/JPH06153710A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1147703A3 (en) * | 2000-04-18 | 2002-06-05 | POLYSACK PLASTIC INDUSTRIES (R.A.C.S.) Ltd. | Net for protecting plants from light |
US6586350B2 (en) | 2000-04-18 | 2003-07-01 | Polysack Plastic Industries (R.A.C.S.) Ltd. | Net for protecting plants from light |
JP2011223989A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-11-10 | Koizumi Jute Mills Ltd | 被覆装置 |
JPWO2014175308A1 (ja) * | 2013-04-26 | 2017-02-23 | 株式会社メタコ | 遮光に適したモノフィラメントネット |
CN107079753A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-08-22 | 江苏华昌织物有限公司 | 一种随温度升降变化网眼形状的防虫网 |
JP2019088192A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-13 | 日本ワイドクロス株式会社 | ハウス用防風ネット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10750679B2 (en) | Crop protection netting | |
US5265373A (en) | Curtain system | |
US4387533A (en) | Method and apparatus for retaining heat in greenhouse and similar structures | |
US20050268544A1 (en) | Plant protection device and method | |
US3181273A (en) | Ground cover | |
WO2014178733A1 (en) | Crop protection netting | |
US3252251A (en) | Covering for a seed or plant bed | |
EP0172151A1 (en) | Greenhouse screen | |
WO2016151520A1 (en) | Chill shade materials | |
JPH06153710A (ja) | 遮光ネット | |
CN108377815A (zh) | 具有通风缓冲功能的蔬菜大棚 | |
JPH068685Y2 (ja) | 遮光ネット | |
JPH048769Y2 (ja) | ||
CN2357489Y (zh) | 具有自动伸缩用的农园艺棚架 | |
JPS6144840Y2 (ja) | ||
JP3008921U (ja) | 折り畳み可能な園芸用覆い | |
JPS5828522Y2 (ja) | 柑橘類及び茶を除く常緑広葉樹用覆材 | |
JP3760054B2 (ja) | 農産用被覆メッシュ材 | |
JPS585481Y2 (ja) | 茶栽培用被覆材 | |
JP2518748Y2 (ja) | 遮光ネット | |
JP2018088894A (ja) | 植物体の保護カバー材 | |
JPH0725011Y2 (ja) | 農業用ネット | |
JP2000184826A (ja) | ハウス用フィルム押え帯およびハウス用フィルム押え方法 | |
JPS586275Y2 (ja) | 花栽培用被覆材 | |
JPS6030930Y2 (ja) | 防護用網地 |