JPH06153342A - ガス絶縁機器 - Google Patents

ガス絶縁機器

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JPH06153342A
JPH06153342A JP5122385A JP12238593A JPH06153342A JP H06153342 A JPH06153342 A JP H06153342A JP 5122385 A JP5122385 A JP 5122385A JP 12238593 A JP12238593 A JP 12238593A JP H06153342 A JPH06153342 A JP H06153342A
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gas
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洋之 羽馬
Koichiro Nakanishi
幸一郎 仲西
Hideki Miyata
秀樹 宮田
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    • H02G5/06Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
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    • H02G5/068Devices for maintaining distance between conductor and enclosure being part of the junction between two enclosures

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス絶縁機器の金属容器内に混入した導電性
異物が絶縁スペーサに付着しても、絶縁性能の低下を抑
制し、絶縁スペーサ表面の沿面放電の発生を防止するこ
とのできるガス絶縁機器を得ること。 【構成】 金属容器1内の導体2を絶縁支持する絶縁ス
ペーサ3は、絶縁スペーサ3の表面の少なくとも一部分
に絶縁スペーサ3の材料(エポキシ樹脂)より低い誘電
率を有する材料(フッ素樹脂)により形成された絶縁層
4がコーティングされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は密閉容器内に絶縁性ガ
スが封入された開閉装置や加速器等のガス絶縁機器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガス絶縁機器は、例えば特公昭60
ー28216号公報に示されているように、絶縁性ガスが封入
された金属容器内部に高電圧が印加される導体を収納す
る構成のものである。この金属容器内に収納された導体
は、前記金属容器に固定された絶縁スペーサにより支持
され、金属容器に対して電気的に絶縁固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁機器に
おいて、前述の絶縁スペーサの材料としては機械的強度
及び電気的特性を考慮して一般的にエポキシ樹脂が用い
られているが、エポキシ樹脂は他の樹脂に比べて誘電率
が高い。金属容器内に導電性異物が混入すると、この導
電性異物が挙動しエポキシ樹脂で形成された絶縁スペー
サに導電性異物が付着する。その結果、絶縁スペーサに
おいて、導電性異物の付着部近傍で局部的な電界集中が
起こり、沿面放電が発生しやすいという問題があった。
この発明は上記のような問題を解決するためになされた
もので、金属容器内部に混入した導電性異物が絶縁スペ
ーサの表面に付着しても、その付着部近傍における局部
的な電界の集中を緩和して、絶縁スペーサにおける絶縁
性能の低下を抑制することのできるガス絶縁機器を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るガ
ス絶縁機器は、絶縁性ガスが封入された金属容器と、前
記金属容器の内部に収納され高電圧が印加される導体部
と、前記導体部を前記金属容器に絶縁支持する絶縁支持
体部と、前記絶縁支持体部の表面の少なくとも一部にコ
ーティングされ、前記絶縁支持体部を形成する材料の比
誘電率より低い比誘電率の材料からなる絶縁層とを具備
する。
【0005】請求項2の発明に係るガス絶縁機器は、絶
縁性ガスが封入された金属容器と、前記金属容器の内部
に収納され、高電圧の電路を開閉する開閉部と、前記開
閉部を前記金属容器の外部から開閉駆動する絶縁操作ロ
ッドと、前記絶縁操作ロッドの表面の少なくとも一部に
コーティングされ、前記絶縁操作ロッドを形成する材料
の比誘電率より低い比誘電率の材料からなる絶縁層とを
具備する。
【0006】請求項3の発明に係るガス絶縁機器は、絶
縁性ガスが封入された金属容器と、前記金属容器の内部
に収納され高電圧が印加される導体部と、前記導体部を
前記金属容器に絶縁支持する柱状の絶縁支持体部と、前
記絶縁支持体部の表面の少なくとも一部にコーティング
され、前記絶縁支持体部を形成する材料の比誘電率より
低い比誘電率の材料からなる絶縁層とを具備する。
【0007】請求項4の発明に係るガス絶縁機器は、絶
縁性ガスが封入された金属容器と、前記金属容器の内部
に収納され高電圧が印加される導体部と、前記導体部を
前記金属容器に絶縁支持する絶縁支持体部と、前記絶縁
支持体部の表面の少なくとも一部にコーティングされ、
前記絶縁支持体部を形成する材料の比誘電率より低い比
誘電率の材料からなる複数層の絶縁層とを具備する。
【0008】請求項5の発明に係るガス絶縁機器は、絶
縁性ガスが封入された金属容器と、前記金属容器の内部
に収納され高電圧が印加される導体部と、前記導体部を
前記金属容器に絶縁支持する絶縁支持体部と、前記絶縁
支持体部の表面の少なくとも一部にコーティングされ、
前記絶縁支持体部を形成する材料の比誘電率より低い比
誘電率の材料からなる複数層の絶縁層であって、前記絶
縁支持体部表面から遠ざかるほど比誘電率の低い絶縁層
が配設されている複数層の絶縁層とを具備する。
【0009】
【作用】金属容器内の導体部に高電圧が印加されること
により、金属容器の内部に混入した導電性異物が金属容
器の内側底面上を挙動して絶縁支持体部に付着した場
合、ガス絶縁機器における絶縁支持体部は低い誘電率の
材料で構成された絶縁層によりコーティングされている
ため、この絶縁層に付着した導電性異物の近傍における
電界の集中は緩和されている。
【0010】
【実施例】
第1実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第1実施例のガス絶縁
開閉装置を図1及び図2を用いて説明する。図1は第1
実施例のガス絶縁開閉装置を示す側面断面図、図2は図
1に示したガス絶縁開閉装置におけるII-II線における
正面断面図である。図1において、絶縁性ガス6が封入
された金属容器1内には、高電圧が印加される導体部で
ある複数の導体2が直線状に配置されている。これらの
導体2は通電接触子7によりそれぞれ電気的に接続され
ており、この通電接触子7には電界緩和シールド5が設
けられている。前記導体2は、ボルト8及びナット9に
より金属容器1に密着固定されている絶縁支持体部とし
ての絶縁スペーサ3により支持され、金属容器1に対し
て絶縁固定されている。この絶縁スペーサ3は、例えば
エポキシ樹脂のような、機械的強度と耐電圧特性の優れ
た絶縁材料により形成されている。ただし、このエポキ
シ樹脂の比誘電率は、他の樹脂に比べて高く、例えば比
誘電率が4以上の数値を示すので、導電性異物がこの絶
縁スペーサ3に付着すると、その付着部近傍において電
界は急激に集中する。このため、第1実施例における絶
縁スペーサ3は、図1に示すように金属容器1の内部に
おいて、前記絶縁スペーサ3を形成する材料より低い比
誘電率を有する絶縁層4により全てコーティングされて
いる。絶縁層4の材料としては、例えば、フッ素樹脂の
四フッ化エチレン−バ−フルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体(PFA、比誘電率=2.1)、フッ素樹脂の
サイトップ(CYTOP、登録商標;アサヒガラス株式
会社製、比誘電率=2.1)、フッ素樹脂のポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE、比誘電率=2.1)、ポリフ
ェニレンエーテル(比誘電率=2.6)、ポリエチレン
(比誘電率=2.2)等から選ばれて用いられている。な
お、コーティングされる絶縁層4の膜厚は100μm以上
に形成されている。
【0011】以上のように構成された第1実施例のガス
絶縁開閉装置において、導電性異物10が金属容器1の内
部に混入した場合について説明する。図1に示すよう
に、金属容器1の内側底面に線状の導電性異物10が存在
する場合、導体2に高電圧が印加されたとき、この導電
性異物10はクーロン力によって起立して金属容器1内の
底面上を挙動する。図2は、金属容器1内を挙動した導
電性異物10が誘電体である絶縁スペーサ3の表面の絶縁
層4に付着した状態を示す正面断面図である。このよう
に絶縁スペーサ3の電界の方向に導電性異物10が付着す
るとその付近には電界集中が生じ、その表面に沿った沿
面放電が生じやすくなる。しかし、前述のように絶縁層
4は低誘電率材料で形成されているため、導電性異物10
が付着した絶縁層の表面における局所的な電界の集中は
緩和されており、第1実施例のガス絶縁開閉装置は絶縁
層4の表面における沿面放電の発生が抑制されるという
効果を有する。
【0012】一般に、絶縁性ガス雰囲気中において、線
状の金属が平板な固体絶縁物の平面部に接触している場
合、この金属と固体絶縁物の接触点の電界は、固体絶縁
物の比誘電率の約2乗に比例することが知られている。
従って、本第1実施例のように低い誘電率の絶縁層4を
絶縁スペーサ3にコーティングすることにより、導電性
異物10がこの絶縁層4に付着しても電界の集中は大幅に
緩和されることになる。また、絶縁スペーサ3が機械的
強度の優れた材質、例えばエポキシ樹脂を用いて形成さ
れているため、第1実施例のガス絶縁開閉装置は、優れ
た機械的特性を維持しつつ電気的性能の優れた装置とな
っている。また、従来の装置に用いられていた絶縁スペ
ーサに前記絶縁層4をコーティングして設けるだけで、
従来のガス絶縁開閉装置は第1実施例のガス絶縁開閉装
置と同様の効果を得ることができるため、従来のガス絶
縁開閉装置を容易に、かつ低費用で絶縁性能の優れたガ
ス絶縁開閉装置に改造することができる。
【0013】第2実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第2実施例のガス絶縁
開閉装置を図3及び図4を用いて説明する。図3は第2
実施例のガス絶縁開閉装置を示す側面断面図、図4は図
3に示したガス絶縁開閉装置におけるIV-IV線による正
面断面図である。図3及び図4において、前述の第1実
施例のガス絶縁開閉装置と実質的に同じ構造及び機能を
有するものには同じ符号を付して、その説明は省略す
る。第2実施例のガス絶縁開閉装置においては、前述の
第1実施例と同じ構成の絶縁層4が、金属容器1内に混
入した導電性異物10が金属容器1内を挙動して、絶縁支
持体部としての絶縁スペーサ3に付着する恐れのある部
位にコーティングされている。すなわち、図3及び図4
に示されているように、第2実施例のガス絶縁開閉装置
においては、絶縁スペーサ3のおよそ下側半分だけに絶
縁層4がコーティングされている。このように、第2実
施例のガス絶縁開閉装置においては、導電性異物10が付
着する恐れのある絶縁スペーサ3のおよそ下側半分にだ
け絶縁層4が設けられているため、このガス絶縁開閉装
置は導電性異物10の絶縁スペーサ3への付着による局所
的な電界集中による沿面放電を抑制すると云う優れた電
気的特性を維持しつつ、前述の第1実施例のガス絶縁開
閉装置より製造費を低く抑えることができる安価なガス
絶縁開閉装置を得ることができる。なお、前述の第1実
施例及び第2実施例のガス絶縁開閉装置は、相分離形の
ガス絶縁開閉装置について説明したが、本発明は三相一
括形のガス絶縁開閉装置、例えば、三相一括形の絶縁ス
ペーサを用いた装置においても同様に適用でき、上記第
1実施例、第2実施例の装置と同様の効果を奏する。
【0014】第3実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第3実施例のガス絶縁
開閉装置を図5を用いて説明する。図5は第3実施例の
ガス絶縁開閉装置を示す正面断面図である。図5におい
て、前述の第1実施例及び第2実施例のガス絶縁開閉装
置と実質的に同じ構造及び機能を有するものには同じ符
号を付して、その説明は省略する。図5に示すように、
第3実施例のガス絶縁開閉装置においては、高電圧が印
加される導体部である導体2が柱状の絶縁支持体部、例
えばエポキシ樹脂で形成された固体絶縁支持体11により
金属容器1に絶縁固定されている。そしてこの固体絶縁
支持体11の表面には、前述の第1実施例及び第2実施例
において用いられた絶縁層4がコーティングされて設け
られている。従って、金属容器1の内部に混入した導電
性異物10が、表面に絶縁層4をコーティングした固体絶
縁支持体11に付着しても、この絶縁層4によって電界の
集中は緩和され、固体絶縁支持体11の表面における沿面
放電の発生は抑制されている。なお、前記第3実施例の
ガス絶縁開閉装置は、固体絶縁支持体11が一脚形である
装置について説明したが、二脚形、三脚形の固体絶縁支
持体に前記絶縁層4を設けてもよく、上記第3実施例と
同様の効果を奏する。
【0015】第4実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第4実施例のガス絶縁
開閉装置を図6及び図7を用いて説明する。図6は第4
実施例のガス絶縁開閉装置の開閉器の断路器16の近傍を
示す側面断面図、図7は図6のガス絶縁開閉装置の断路
器16を示す正面断面図である。図6及び図7において、
前述の第1実施例のガス絶縁開閉装置と実質的に同じ構
造及び機能を有するものには同じ符号を付して、その説
明は省略する。第4実施例のガス絶縁開閉装置の開閉器
である断路器16において、可動部13及び固定部14が導体
部である左右別々の導体2にそれぞれ電気的に接続され
ている。この断路器16は、外部駆動装置17を駆動操作す
ることにより前記可動部13の可動コンタクト15が実質的
に水平方向にスライドされ、可動コンタクト15が固定部
14の通電接触子7と離接されるよう構成されている。外
部駆動装置17の駆動操作は、絶縁物、例えばエポキシ樹
脂で形成された絶縁操作ロッド12を介して可動部13の前
記可動コンタクト15へ伝達される。この絶縁操作ロッド
12の表面には、第1実施例の装置と同様に絶縁操作ロッ
ド12を形成する材料の比誘電率より低い比誘電率の材
料、例えばフッ素樹脂の四フッ化エチレン−バ−フルオ
ロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA、比誘電率
=2.1)、フッ素樹脂のサイトップ(CYTOP、登録
商標;アサヒガラス株式会社製、比誘電率=2.1)、フ
ッ素樹脂のポリテトラフルオロエチレン(PTFE、比
誘電率=2.1)、ポリフェニレンエーテル(比誘電率=
2.6)、ポリエチレン(比誘電率=2.2)等から選ばれた
材料をコーティングした絶縁層4が設けられている。な
お、コーティングされる絶縁層4の膜厚は100μm以上
に形成されている。
【0016】また、前述の第1実施例のガス絶縁開閉装
置と同様に、絶縁支持体部である絶縁スペーサ3の表面
にも前記絶縁層4が設けられており、前述の第1実施例
の効果と同様に第4実施例の断路器16の電気的特性を高
めている。このため、第4実施例の断路器16は、金属容
器2内に混入した導電性異物10が挙動して絶縁操作ロッ
ド12や絶縁スペーサ3の表面の絶縁層4に付着しても、
この付着部近傍において沿面放電の発生しにくい構造と
なっている。なお、前記第4実施例は相分離形の断路器
について説明したが、本発明は三相一括形の断路器、遮
断器又は接地開閉器等のガス絶縁開閉装置においても同
様に適用でき、前記第4実施例と同様の効果を奏する。
【0017】第5実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第5実施例のガス絶縁
加速器を図8を用いて説明する。このガス絶縁加速器
は、イオンを必要なエネルギーまで加速させるものであ
り、半導体形成時等に用いられる。図8は第5実施例の
ガス絶縁加速器を示す側面断面図である。図8におい
て、前述の第1実施例のガス絶縁開閉装置と実質的に同
じ機能を有するものには同じ符号を付して、その説明は
省略する。第5実施例のガス絶縁加速器において、絶縁
性ガス6が封入された金属容器1内にはイオン発生源と
なる高電圧電極2aが配置され、金属容器1に対して絶縁
スペーサ3及び高電圧印加用のブッシング20により絶縁
支持されている。イオン発生源となる高電圧電極2aは、
金属容器1内において真空に保たれた室19に配設されて
おり、この室19からイオンビーム23が発射される。高電
圧電極2aより発射されるイオンビーム23は、引出し電極
21を外部から密封端子22を介して電圧調整することによ
り制御される。
【0018】以上のように構成された第5実施例のガス
絶縁加速器において、絶縁スペーサ3及びブッシング20
がエポキシ樹脂等の比誘電率が高い材料のみにより形成
されている場合、これらの表面に導電性異物10が付着す
ると、この付着部近傍において電界集中を招き、これら
の絶縁スペーサ3やブッシング20の耐電圧性能を著しく
低下させる。この耐電圧性能の劣化を防止するために、
絶縁スペーサ3とブッシング20の表面には絶縁スペーサ
3やブッシング20を形成する材料の比誘電率よりも低い
比誘電率を有する絶縁層4a及び4bが前述の第1実施
例と同様にコーティングされている。絶縁層4a及び4
bの材料としては、例えば、フッ素樹脂の四フッ化エチ
レン−バ−フルオロアルキルビニルエーテル共重合体
(PFA、比誘電率=2.1)、フッ素樹脂のサイトップ
(CYTOP、登録商標;アサヒガラス株式会社製、比
誘電率=2.1)、フッ素樹脂のポリテトラフルオロエチ
レン(PTFE、比誘電率=2.1)、ポリフェニレンエ
ーテル(比誘電率=2.6)、ポリエチレン(比誘電率=
2.2)等から選ばれた材料が用いられている。なお、コ
ーティングされる絶縁層4a及び4bの膜厚は100μm
以上に形成されている。
【0019】第6実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第6実施例のガス絶縁
開閉装置を図9を用いて説明する。図9は第6実施例の
ガス絶縁開閉装置を示す側面断面図である。図9におい
て、前述の第1実施例のガス絶縁開閉装置と実質的に同
じ構造及び機能を有するものには同じ符号を付して、そ
の説明は省略する。第6実施例のガス絶縁開閉装置にお
ける絶縁スペーサ3の表面には複数の絶縁層、例えば第
1の絶縁層4及び第2の絶縁層18がコーティングされて
いる。これらの複数の絶縁層である第1の絶縁層4と第
2の絶縁層18は、前記絶縁スペーサ3を形成する材料、
例えばエポキシ樹脂の比誘電率より低い比誘電率により
構成されている。これらの絶縁層4、18の材料として
は、例えば、フッ素樹脂の四フッ化エチレン−バ−フル
オロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA、比誘電
率=2.1)、フッ素樹脂のサイトップ(CYTOP、登
録商標;アサヒガラス株式会社製、比誘電率=2.1)、
フッ素樹脂のポリテトラフルオロエチレン(PTFE、
比誘電率=2.1)、ポリフェニレンエーテル(比誘電率
=2.6)、ポリエチレン(比誘電率=2.2)等から選ばれ
た材料が用いられている。そして、これら複数の絶縁層
4、18は、絶縁スペーサ3のエポキシ樹脂部表面より遠
ざかるほど比誘電率の低い材料によりコーティングされ
て形成されており、コーティングされる複数の絶縁層
4、18の合計膜厚は100μm以上となるように構成され
ている。
【0020】以上のように構成することにより、比誘電
率の高いエポキシ樹脂部の影響をなくし、絶縁スペーサ
3近傍の電界分布を均一にすることができる。したがっ
て、金属容器1内に混入した導電性異物10が絶縁スペー
サ3に付着しても、第6実施例のガス絶縁開閉装置おい
ては導電性異物10の付着部近傍における電界集中は緩和
されており、絶縁スペーサ3の耐電圧性能の劣化は低下
される。なお、前記第6実施例の装置は、前述の第1実
施例の装置に複数の絶縁層4、18を設けた場合について
説明したが、前述の第2実施例、第3実施例、第4実施
例、第5実施例の装置に複数の絶縁層4、18をそれぞれ
設けても、第6実施例の装置と同様の効果を奏する。
【0021】第7実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第7実施例のガス絶縁
開閉装置を図10及び図11を用いて説明する。図10は第7
実施例のガス絶縁開閉装置を示す側面断面図、図11は図
10に示したガス絶縁開閉装置におけるXI-XI線による正
面断面図である。図10及び図11において、前述の第2実
施例のガス絶縁開閉装置と実質的に同じ構造及び機能を
有するものには同じ符号を付して、その説明は省略す
る。第7実施例のガス絶縁開閉装置においては、前述の
第6実施例における第1の絶縁層4と同じ構成の第1の
絶縁層4がエポキシ樹脂により形成された絶縁スペーサ
3の表面にコーティングされている。また、前述の第6
実施例において述べた第2の絶縁層18が金属容器1内に
混入した導電性異物10が金属容器1内を挙動して、絶縁
支持体部としての絶縁スペーサ3に付着する恐れのある
部位にコーティングされている。すなわち、図10及び図
11に示されているように、第7実施例のガス絶縁開閉装
置においては、絶縁スペーサ3のおよそ下側半分だけに
第2の絶縁層18がコーティングされている。このよう
に、第7実施例のガス絶縁開閉装置においては、導電性
異物10が付着する恐れのある絶縁スペーサ3のおよそ下
側半分にだけ第2の絶縁層18が設けられているため、こ
のガス絶縁開閉装置は導電性異物10の絶縁スペーサ3へ
の付着による局所的な電界集中による沿面放電を抑制す
ると云う優れた電気的特性を維持しつつ、前述の第6実
施例のガス絶縁開閉装置より製造費を低く抑えることが
できる安価なガス絶縁開閉装置を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明のガス絶縁機器
によれば、絶縁支持体部である絶縁スペーサや絶縁操作
ロッド等に、これらを形成する材料の比誘電率より低い
比誘電率の材料の少なくとも一層の絶縁層をコーティン
グすることにより、絶縁スペーサや絶縁操作ロッド等へ
の導電性異物の付着による沿面放電の発生を抑制できる
電気的特性及び機械的特性の優れた信頼性の高いガス絶
縁機器を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のガス絶縁開閉装置を示
す側面断面図
【図2】図1のガス絶縁開閉装置のII-II線による正面
断面図
【図3】この発明の第2実施例のガス絶縁開閉装置を示
す側面断面図
【図4】図3のガス絶縁開閉装置のIV-IV線による正面
断面図
【図5】この発明の第3実施例のガス絶縁開閉装置を示
す正面断面図
【図6】この発明の第4実施例のガス絶縁開閉装置の断
路器を示す側面断面図
【図7】図6のガス絶縁開閉装置の断路器の正面断面図
【図8】この発明の第5実施例のガス絶縁加速器を示す
側面断面図
【図9】この発明の第6実施例のガス絶縁開閉装置を示
す側面断面図
【図10】この発明の第7実施例のガス絶縁開閉装置を
示す側面断面図
【図11】図10のガス絶縁開閉装置のXI-XI線による正
面断面図
【符号の説明】
1 金属容器 2 導体 3 絶縁スペーサ 4 絶縁層 6 絶縁性ガス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【実施例】 第1実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第1実施例のガス絶縁
開閉装置を図1及び図2を用いて説明する。図1は第1
実施例のガス絶縁開閉装置を示す側面断面図、図2は図
1に示したガス絶縁開閉装置におけるII-II線における
正面断面図である。図1において、絶縁性ガス6が封入
された金属容器1内には、高電圧が印加される導体部で
ある複数の導体2が直線状に配置されている。これらの
導体2は通電接触子7によりそれぞれ電気的に接続され
ており、この通電接触子7には電界緩和シールド5が設
けられている。前記導体2は、ボルト8及びナット9に
より金属容器1に密着固定されている絶縁支持体部とし
ての絶縁スペーサ3により支持され、金属容器1に対し
て絶縁固定されている。この絶縁スペーサ3は、例えば
エポキシ樹脂のような、機械的強度と耐電圧特性の優れ
た絶縁材料により形成されている。ただし、このエポキ
シ樹脂の比誘電率は、他の樹脂に比べて高く、例えば比
誘電率が4以上の数値を示すので、導電性異物がこの絶
縁スペーサ3に付着すると、その付着部近傍において電
界は急激に集中する。このため、第1実施例における絶
縁スペーサ3は、図1に示すように金属容器1の内部に
おいて、前記絶縁スペーサ3を形成する材料より低い比
誘電率を有する絶縁層4により全てコーティングされて
いる。絶縁層4の材料としては、例えば、フッ素樹脂の
四フッ化エチレン−−フルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体(PFA、比誘電率=2.1)、フッ素樹脂の
サイトップ(CYTOP、登録商標;アサヒガラス株式
会社製、比誘電率=2.1)、フッ素樹脂のポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE、比誘電率=2.1)、ポリフ
ェニレンエーテル(比誘電率=2.6)、ポリエチレン
(比誘電率=2.2)等から選ばれて用いられている。な
お、コーティングされる絶縁層4の膜厚は100μm以上
に形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】第4実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第4実施例のガス絶縁
開閉装置を図6及び図7を用いて説明する。図6は第4
実施例のガス絶縁開閉装置の開閉器の断路器16の近傍を
示す側面断面図、図7は図6のガス絶縁開閉装置の断路
器16を示す正面断面図である。図6及び図7において、
前述の第1実施例のガス絶縁開閉装置と実質的に同じ構
造及び機能を有するものには同じ符号を付して、その説
明は省略する。第4実施例のガス絶縁開閉装置の開閉器
である断路器16において、可動部13及び固定部14が導体
部である左右別々の導体2にそれぞれ電気的に接続され
ている。この断路器16は、外部駆動装置17を駆動操作す
ることにより前記可動部13の可動コンタクト15が実質的
に水平方向にスライドされ、可動コンタクト15が固定部
14の通電接触子7と離接されるよう構成されている。外
部駆動装置17の駆動操作は、絶縁物、例えばエポキシ樹
脂で形成された絶縁操作ロッド12を介して可動部13の前
記可動コンタクト15へ伝達される。この絶縁操作ロッド
12の表面には、第1実施例の装置と同様に絶縁操作ロッ
ド12を形成する材料の比誘電率より低い比誘電率の材
料、例えばフッ素樹脂の四フッ化エチレン−−フルオ
ロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA、比誘電率
=2.1)、フッ素樹脂のサイトップ(CYTOP、登録
商標;アサヒガラス株式会社製、比誘電率=2.1)、フ
ッ素樹脂のポリテトラフルオロエチレン(PTFE、比
誘電率=2.1)、ポリフェニレンエーテル(比誘電率=
2.6)、ポリエチレン(比誘電率=2.2)等から選ばれた
材料をコーティングした絶縁層4が設けられている。な
お、コーティングされる絶縁層4の膜厚は100μm以上
に形成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】以上のように構成された第5実施例のガス
絶縁加速器において、絶縁スペーサ3及びブッシング20
がエポキシ樹脂等の比誘電率が高い材料のみにより形成
されている場合、これらの表面に導電性異物10が付着す
ると、この付着部近傍において電界集中を招き、これら
の絶縁スペーサ3やブッシング20の耐電圧性能を著しく
低下させる。この耐電圧性能の劣化を防止するために、
絶縁スペーサ3とブッシング20の表面には絶縁スペーサ
3やブッシング20を形成する材料の比誘電率よりも低い
比誘電率を有する絶縁層4a及び4bが前述の第1実施
例と同様にコーティングされている。絶縁層4a及び4
bの材料としては、例えば、フッ素樹脂の四フッ化エチ
レン−−フルオロアルキルビニルエーテル共重合体
(PFA、比誘電率=2.1)、フッ素樹脂のサイトップ
(CYTOP、登録商標;アサヒガラス株式会社製、比
誘電率=2.1)、フッ素樹脂のポリテトラフルオロエチ
レン(PTFE、比誘電率=2.1)、ポリフェニレンエ
ーテル(比誘電率=2.6)、ポリエチレン(比誘電率=
2.2)等から選ばれた材料が用いられている。なお、コ
ーティングされる絶縁層4a及び4bの膜厚は100μm
以上に形成されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】第6実施例 以下、この発明のガス絶縁機器の第6実施例のガス絶縁
開閉装置を図9を用いて説明する。図9は第6実施例の
ガス絶縁開閉装置を示す側面断面図である。図9におい
て、前述の第1実施例のガス絶縁開閉装置と実質的に同
じ構造及び機能を有するものには同じ符号を付して、そ
の説明は省略する。第6実施例のガス絶縁開閉装置にお
ける絶縁スペーサ3の表面には複数の絶縁層、例えば第
1の絶縁層4及び第2の絶縁層18がコーティングされて
いる。これらの複数の絶縁層である第1の絶縁層4と第
2の絶縁層18は、前記絶縁スペーサ3を形成する材料、
例えばエポキシ樹脂の比誘電率より低い比誘電率により
構成されている。これらの絶縁層4、18の材料として
は、例えば、フッ素樹脂の四フッ化エチレン−−フル
オロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA、比誘電
率=2.1)、フッ素樹脂のサイトップ(CYTOP、登
録商標;アサヒガラス株式会社製、比誘電率=2.1)、
フッ素樹脂のポリテトラフルオロエチレン(PTFE、
比誘電率=2.1)、ポリフェニレンエーテル(比誘電率
=2.6)、ポリエチレン(比誘電率=2.2)等から選ばれ
た材料が用いられている。そして、これら複数の絶縁層
4、18は、絶縁スペーサ3のエポキシ樹脂部表面より遠
ざかるほど比誘電率の低い材料によりコーティングされ
て形成されており、コーティングされる複数の絶縁層
4、18の合計膜厚は100μm以上となるように構成され
ている。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ガスが封入された金属容器、 前記金属容器の内部に収納され高電圧が印加される導体
    部、 前記導体部を前記金属容器に絶縁支持する絶縁支持体
    部、 前記絶縁支持体部の表面の少なくとも一部にコーティン
    グされ、前記絶縁支持体部を形成する材料の比誘電率よ
    り低い比誘電率の材料からなる絶縁層、 を具備することを特徴とするガス絶縁機器。
  2. 【請求項2】 絶縁性ガスが封入された金属容器、 前記金属容器の内部に収納され、高電圧の電路を開閉す
    る開閉部、 前記開閉部を前記金属容器の外部から開閉駆動する絶縁
    操作ロッド、 前記絶縁操作ロッドの表面の少なくとも一部にコーティ
    ングされ、前記絶縁操作ロッドを形成する材料の比誘電
    率より低い比誘電率の材料からなる絶縁層、 を具備することを特徴とするガス絶縁機器。
  3. 【請求項3】 絶縁性ガスが封入された金属容器、 前記金属容器の内部に収納され高電圧が印加される導体
    部、 前記導体部を前記金属容器に絶縁支持する柱状の絶縁支
    持体部、 前記絶縁支持体部の表面の少なくとも一部にコーティン
    グされ、前記絶縁支持体部を形成する材料の比誘電率よ
    り低い比誘電率の材料からなる絶縁層、 を具備することを特徴とするガス絶縁機器。
  4. 【請求項4】 絶縁性ガスが封入された金属容器、 前記金属容器の内部に収納され高電圧が印加される導体
    部、 前記導体部を前記金属容器に絶縁支持する絶縁支持体
    部、 前記絶縁支持体部の表面の少なくとも一部にコーティン
    グされ、前記絶縁支持体部を形成する材料の比誘電率よ
    り低い比誘電率の材料からなる複数層の絶縁層、 を具備することを特徴とするガス絶縁機器。
  5. 【請求項5】 絶縁性ガスが封入された金属容器、 前記金属容器の内部に収納され高電圧が印加される導体
    部、 前記導体部を前記金属容器に絶縁支持する絶縁支持体
    部、 前記絶縁支持体部の表面の少なくとも一部にコーティン
    グされ、前記絶縁支持体部を形成する材料の比誘電率よ
    り低い比誘電率の材料からなる複数層の絶縁層であっ
    て、前記絶縁支持体部表面から遠ざかるほど比誘電率の
    低い絶縁層が配設されている複数層の絶縁層、 を具備することを特徴とするガス絶縁機器。
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