JPH06153149A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JPH06153149A
JPH06153149A JP29410692A JP29410692A JPH06153149A JP H06153149 A JPH06153149 A JP H06153149A JP 29410692 A JP29410692 A JP 29410692A JP 29410692 A JP29410692 A JP 29410692A JP H06153149 A JPH06153149 A JP H06153149A
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JP29410692A
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Shigeru Awamoto
繁 粟本
Shoichi Nishino
正一 西野
Toyohiko Matsuda
豊彦 松田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は映像信号を高能率符号化して記録再
生する映像信号記録再生装置に関するもので、データ誤
り修整の行なわれた部分の視覚的画質劣化を改善するこ
とを目的とする。 【構成】 フレーム間演算回路2と記録再生器7と誤り
修整回路9フレーム間逆演算回路13とを有し、フレー
ム間演算回路2で連続2フレーム間の加算と減算を行な
って得られたデータを高能率符号化したのち、記録再生
器7で記録再生し、再生時に高能率符号化を行い、フレ
ーム間逆演算回路13で加減算処理を行なって再生映像
信号を得る。誤り修整回路9で誤り修整が行なわれた部
分に対しては、フレーム間逆演算回路13で減算処理デ
ータのみを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号を磁気記録媒体
等に記録再生する映像信号記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】映像信号を記録再生する記録再生装置
(ビデオテープレコーダ(VTR)やビデオディスクな
ど)を構成するにあたり、長時間記録化のために映像信
号のデータ量を削減する高能率符号化技術または帯域圧
縮技術が用いられている。この高能率符号化技術として
は、例えば、画像のディジタル信号処理(吹抜敬彦、著
日刊工業新聞社)第146頁から第195頁に例示され
るようなものが一般に用いられているが、これは隣接画
素間のレベル方向の相関や、周波数方向の冗長度等を利
用してデータ量削減を行うものである。
【0003】上記技術を用いてさらに高画質化や、長時
間記録化を図ろうとした場合、時間方向すなわちフレー
ム間の画素間の相関を用いてデータ量削減率の向上を図
る方法が考えられる。
【0004】これは例えば、2フレーム間での処理につ
いて考えた場合、連続する2フレームの映像信号におい
て、フレーム間で空間的に対応する画素間の和と差をと
り和フレームと差フレームの新たな2フレームのデータ
を得て、前記データを後の直行変換のために画素ブロッ
クに分割した後、和フレーム画素ブロックと差フレーム
画素ブロックのペアを符号化単位とし、DCT等の直交
変換符号化により周波数成分を表す係数に変換する。そ
して前記係数のうち視覚的に検知されにくい周波数空間
で高域成分を表す係数および時間方向の高域成分を表す
差フレーム画素ブロックの係数の量子化ステップサイズ
を粗くする、すなわち割り当てるビット数を減らす等、
それぞれの係数に適した量子化を施すことにより、フレ
ーム内処理の場合よりもさらに効率的なデータ量削減を
図る。
【0005】前記データ量削減を図った記録データは記
録再生装置によって記録再生され、再生時には再生信号
データに対して、記録時と逆の逆量子化、直交変換復号
化処理を行って再生和フレームと再生差フレームを得、
その後再生和フレームと再生差フレームの和および差を
とることで2フレームの再生映像信号を得ることができ
る。
【0006】上記記録再生装置において、記録媒体の劣
化や汚れ等で再生データに欠落部分が生じることがあ
る。これに対してはあらかじめ前記データ量削減のため
の符号化を施した後に、データ誤りを訂正するための誤
り訂正符号を付加して記録を行い、再生時に前記誤り訂
正符号を復号化し、復号結果をもとにデータ誤りの発生
した部分の訂正を行う。
【0007】この誤り訂正は、例えばディジタルビデオ
記録技術(日刊工業新聞社)第89頁から第122頁に
例示されるリードソロモン符号等が一般的によく用いら
れる。このリードソロモン符号は強力な誤り訂正能力を
持つが、一方で誤り訂正能力を高くするほど間違った値
に訂正してしまう、いわゆる誤訂正の確率も高くなって
しまう。従って、実際のシステムでは、ある程度までの
訂正を行い、訂正できなかったデータについては誤り修
整を行う。
【0008】この誤り修整は、データ量削減を行わず全
ての情報を記録する記録再生装置では被修整データの空
間的に隣接するデータをもとに補間修整を行う手法が用
いられたりする。しかし、前記画素ブロックに分割して
直交変換等の高能率符号化によってデータ量削減処理を
行う記録再生装置では、直交変換後のブロック内の各デ
ータは、それぞれ異なる値の空間周波数成分に対応する
係数になっているため、隣接データで補間することはで
きない。従って補間処理は前記ブロック単位で行なう。
【0009】この場合、被修整ブロックの隣接ブロック
を用いて修整を行なうと空間的な位置のかなり異なるデ
ータで修整することになり、画質劣化が目立つので、空
間的に隣接するブロックではなく、フレーム内で空間的
に同じ位置となるところの、過去のフレームのブロック
を用いて補間修整を行なう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例における誤
り修整の課程を図3に示す。図3において、(a)に示
す入力映像信号データとそれを1フレーム遅延させたデ
ータとの間で加減算処理を施すことにより(b)の和フ
レームデータ(A+B、C+D、…)および差フレーム
データ(A−B、C−D、…)を得る。そしてそれぞれ
ブロック化した前記和フレームデータと差フレームデー
タとをペアとしたものを符号化の単位として符号化単位
とし、この符号化単位ごとに直交変換符号化および量子
化を行い、さらに誤り訂正符号を付加して記録信号デー
タ(c)を得る。
【0011】再生時、前記記録信号データ(c)を記録
媒体に記録再生して得られる再生信号データ(d)に対
して、まず記録時に付加した誤り訂正符号の復号化処理
を行い、その結果をもとに誤りデータの訂正を行う。そ
して前記訂正処理で訂正できなかった残りの誤りデータ
に対して、過去のフレームのデータで補間処理すること
で誤り修整を行う。(d)で2pのフレームに訂正不能
のデータ誤りがある場合、(e)に示すようにひとつ前
の1pのフレームすなわち2フレーム前のデータで修整
を行う。
【0012】そして、記録時と逆の逆量子化処理、直交
変換復号化、前記符号化単位のデータの分離処理を行っ
て(f)に示す再生和フレームデータ ((A+B)p、(A+B)p、(E+F)p、…) および再生差フレームデータ ((A−B)p、(A−B)p、(E−F)p、…) を得る。その後前記再生和フレームデータと再生差フレ
ームデータの和をとって1/2倍したデータと、差をと
って1/2倍しさらにメモリ等で1フレーム期間遅延さ
せたものとを1フレーム毎に切り替えて出力させること
で、(g)に示す再生映像信号データを得る。
【0013】ところが(g)に示されるように、誤り修
整が行われた部分は再生映像信号データに復号したと
き、2フレームに渡ってデータが補間されるため、Ap
→Bp→Ap→Bp→Epのフレーム順となる。
【0014】このとき、補間された部分の映像信号内容
が動きのあるものであった場合、Ap→Bpの動きが2
度繰り返され、Bp→Apの部分で動きが逆戻りするこ
とになって視覚的にちらつきを生じ、誤り修整部分に大
きな画質劣化を生じてしまう。
【0015】本発明はかかる点に鑑み、入力映像信号の
時間方向の冗長成分を効果的に除去することで、データ
削減率向上や高画質化を図り、訂正不能なデータ誤り部
分に対して行われる誤り修整での画質劣化をできるだけ
軽減することのできる映像信号記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、ディジタル化された連続する2フレームの
入力映像信号の、フレーム間の画素値の加算値で構成さ
れる和フレームデータと、減算値で構成される差フレー
ムデータとを得るフレーム間演算手段と、前記和フレー
ムデータと差フレームデータをまとめて新たな符号化単
位とする合成手段と、前記合成手段出力を高能率符号化
して符号化データとする高能率符号化手段と、前記符号
化データに所定の量子化ステップサイズを割り当てる量
子化手段と、前記量子化手段出力に誤り訂正符号を付加
して記録信号データとする誤り訂正符号化手段と、前記
記録信号データを記録再生する記録再生手段と、前記記
録再生手段から再生して得られる再生信号データから前
記誤り訂正符号を復号化し、該誤り訂正符号により前記
再生信号データの中の誤りデータを訂正する誤り訂正復
号手段と、前記誤り訂正復号手段で訂正不可能であった
データ誤り部分に対し、過去のフレームの再生信号デー
タを挿入して修整を行う誤り修整手段と、前記誤り修整
手段出力に前記量子化手段と逆の処理を行う逆量子化手
段と、前記逆量子化手段出力を前記高能率符号化手段と
逆の処理を行って復号化する高能率復号手段と、前記高
能率復号手段出力を前記合成手段と逆の処理を行って再
生和フレームデータおよび再生差フレームデータに分離
する分離手段と、通常時は前記再生和フレームデータと
前記再生差フレームデータの加算および減算を行い、前
記加算によって得られる再生フレームのデータを出力し
た後、前記減算によって得られる再生フレームのデータ
を順次出力し、前記修整が行われた部分では前記再生和
フレームデータと前記再生差フレームデータの減算のみ
を行い、前記減量値からなる再生フレームを2度出力す
るフレーム間逆演算手段とを少なくとも備えている。
【0017】
【作用】本発明は前記した構成により、再生時におい
て、再生データの誤り修整が行われた部分については、
前記再生和フレームと再生差フレームのフレーム間の減
算処理結果のみを再生映像信号として出力することで、
前記修整部分の画像の動きのちらつきをなくし、画質劣
化を軽減することができる。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。本実施例では、高能率符号化方法と
して、DCT等の直交変換を行う場合について考える。
従って、高能率符号化器として直交変換符号化回路を用
いる。また、本実施例では、連続2フレーム間の演算処
理として、フレーム間の加算と減算とを行う場合につい
て考える。
【0019】図1は本発明の一実施例における映像信号
記録再生装置のブロック図を示すものである。以下その
動作について図1を参照しながら説明する。
【0020】図1において、1はディジタル化された映
像信号の入力端子、2はフレーム間演算回路、3は合成
回路、4は直交変換符号化回路、5は量子化回路、6は
誤り訂正符号化回路、7は記録再生器、8は誤り訂正復
号回路、9は誤り修整回路、10は逆量子化回路、11
は直交変換復号回路、12は分離回路、13はフレーム
間逆演算回路、14は出力端子である。
【0021】フレーム間演算回路2は、フレームメモリ
201、加算器202、減算器203で構成され、フレ
ーム間逆演算回路13は、加減算器1301、減算器1
302、フレームメモリ1303、切り替えスイッチ1
304で構成されるものとする。
【0022】入力端子1から入力されたディジタル化さ
れた映像信号は、フレーム間演算回路2に入力され、さ
らにフレームメモリ201で1フレーム期間の遅延を施
される。そしてフレーム間演算回路2に入力された映像
信号データと、それと同時刻にフレームメモリ201か
ら出力される1フレーム前の映像信号データは、それぞ
れ加算器202および減算器203に入力され、それぞ
れ連続2フレーム間の画素間で加算および減算処理が行
われ、和フレームデータおよび差フレームデータを得
る。
【0023】次に、合成回路3で加算器202出力の和
フレームデータと減算器203出力の差フレームデータ
をペアにして新たな符号化単位とする。これは例えば、
和フレームデータと差フレームデータそれぞれを、次段
の直交変換符号化のためにn×m(n,m=2、3、
4、・・・)画素毎にブロック化し、その後フレーム内
で空間的に同位置の和フレームデータの画素ブロックと
差フレームデータの画素ブロックとをひとまとめにし、
2×n×m画素からなる符号化単位ブロックを構成する
ような処理を行うものである。
【0024】直交変換符号化回路4は、合成回路3から
入力されたデータに対して直交変換を施し、直交変換係
数である符号化データを得る。量子化回路5は前記符号
化データ、すなわち直交変換係数を前記符号化単位ブロ
ック毎に符号量を制御して所定の量子化ステップサイズ
で各符号化データの量子化を行い、割り当てビット数を
減らすことでデータ量削減を図る。
【0025】そして、量子化回路5出力データに誤り訂
正符号化回路6で、誤り訂正および誤り修整のための誤
り訂正符号を付加して記録信号データとし、記録再生器
7で記録を行う。
【0026】再生時、誤り訂正復号回路8において、記
録再生器7からの再生信号データの中から記録時に付加
した誤り訂正符号を復号化し、まず復号化した誤り訂正
符号内容をもとに再生信号データのデータ誤り部分の訂
正を行う。その後、データ誤りの発生位置は特定できる
が、誤り訂正不能である部分については、誤り修整回路
9で誤り修整を行う。
【0027】この誤り修整は、従来の技術で例示したの
と同様に、図3(e)に示すように、被誤り修整部分と
同位置の過去のフレームすなわち2フレーム前のデータ
を用いて、前記符号化単位毎に補間修整を行なう。誤り
修整用の再生信号データは、誤り修整回路9内にあらか
じめ記憶しておく。
【0028】誤り訂正および誤り修整処理を施された再
生信号データは、逆量子化回路10で記録時と逆の逆量
子化処理を施されて直交変換係数である再生符号化デー
タとなり、直交変換信号回路11で直交変換復号化を行
い再生和フレームデータ画素ブロックと再生差フレーム
データ画素ブロックのペアからなる前記符号化単位毎の
データを得る。
【0029】直交変換復号回路11出力データは、分離
回路12で図3(f)に示されるような再生和フレーム
データと再生差フレームデータとに分離され、次段のフ
レーム間逆演算回路13に入力される。
【0030】フレーム間逆演算回路13では、誤り修整
の行われていない部分については、あらかじめ加減算器
1301で加算処理を行うように設定しておき、前記再
生和フレームデータと再生差フレームデータの画素間の
加算を加減算器1301で、減算を減算器1302でそ
れぞれ行う。
【0031】そして、減算器1302出力データをフレ
ームメモリ1303で1フレーム期間だけ遅延させてお
き、切り替えスイッチ1304で、加減算器1301出
力データとフレームメモリ1304出力データとをフレ
ーム単位で切り替えることで、出力端子14に連続した
フレームの再生映像信号を得る。
【0032】一方誤り修整の行われた部分については、
フレーム間逆演算回路13において、加減算器1301
で減算処理を行うように設定を変更し、加減算器130
1と減算器1302共に前記再生和フレームデータと再
生差フレームデータの画素間の減算を行うようにする。
そして減算器1302出力データをフレームメモリ13
03で1フレーム期間だけ遅延させておき、切り替えス
イッチ1304で、加減算器1301出力データとフレ
ームメモリ1304出力データとをフレーム単位で切り
替えることで、出力端子14に図3(h)に示すような
再生映像信号を得る。
【0033】このとき、(h)において再生映像信号の
フレームの順序は Ap→Bp→Bp→Bp→Ep となり、図3(g)の場合と比較して、映像信号内容の
動きに逆戻りする部分がなくなり、Bp のフレームが連
続することで映像信号内容の動きは間欠的になるが、動
き部分の往復動作による画像のちらつきがなくなり、視
覚的画質改善を図ることができる。
【0034】以上説明したように本実施例によれば、前
記した構成により、誤り修整を行なった部分については
前記再生和フレームデータと再生差フレームデータの画
素間の減算結果のみを出力することで、誤り修整が行な
われた部分の再生画質を改善できる。しかも、フレーム
間逆減算回路13の中の加減算器1301の処理内容の
制御で容易に実現でき、その実用的効果は大きい。
【0035】なお、入力映像信号データの2フレーム間
の加減算を行い、前記加減算を行ったデータ間で再び加
減算を行うと、演算結果は入力映像信号データの2倍の
値となるが、このことについては、演算の精度や回路規
模の都合等を考慮して適当なところでデータ値を1/2
倍しておけばよい。
【0036】本実施例では、フレーム間逆演算回路13
で加減算器1301を用いてデータ間の和差処理の切り
替えを行なったが、図2に示すように加減算器1301
をデータ間の加算処理のみを行なう加算器13001と
し、切り替えスイッチ1305を新たに設けることによ
り、誤り修整の行なわれた部分を処理する場合は切り替
えスイッチ1305を減算器1302出力側に接続する
ことで、図3(h)と同じフレーム順序の再生映像信号
を得ることができ、同様の効果が得られる。
【0037】なお、本実施例で高能率符号化方法とし
て、DCT等の直交変換を行う場合について考えたが、
DPCMやADRC等の高能率符号化方法を用いる場合
も同様の効果が得られる。
【0038】また、本実施例では、連続2フレーム間の
演算処理として、フレーム間の単純な加算および減算を
行う場合について考えたが、データに重み付けを行った
後に加減算を行うようなものであってよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
続する2フレームの映像信号の画素間の加減算を行って
和フレームと差フレームを得て、それぞれに適した量子
化及び符号化を施すことにより、空間方向のみならず時
間方向も含んで視覚特性に適合した効率的なデータ量削
減が可能となり大幅なデータ量削減(圧縮)または高画
質化が可能とする。
【0040】さらに、記録再生時に生じたデータ誤り部
分に対して、誤り訂正および2フレーム前のデータの補
間による誤り修整を行い、誤り修整部分については、前
記再生和フレームデータと再生差フレームデータの間の
減算処理結果のみを再生映像信号として出力すること
で、前記修整部分の画像の動きの逆戻りによるちらつき
を軽減することができ、誤り修整部分の再生画像の視覚
的画質改善を図ることができる。しかも本発明の効果を
得るための追加回路はわずかであり、その実用的効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における映像信号記録再生装
置のブロック図
【図2】本発明の一実施例におけるフレーム間逆演算回
路のブロック図
【図3】従来の映像信号記録再生装置および本発明の一
実施例の動作を説明するための各構成要素間の信号デー
タの並び図
【符号の説明】
2 フレーム間演算回路 3 合成回路 4 直交変換符号化回路 5 量子化回路 6 誤り訂正符合化回路 7 記録再生器 8 誤り訂正復号回路 9 誤り修整回路 10 逆量子化回路 11 直交変換復号回路 12 分離回路 13 フレーム間逆演算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル化された連続する2フレームの
    入力映像信号の、フレーム間の画素値の加算値で構成さ
    れる和フレームデータと、減算値で構成される差フレー
    ムデータとを得るフレーム間演算手段と、前記和フレー
    ムデータと差フレームデータをまとめて新たな符号化単
    位とする合成手段と、前記合成手段出力を高能率符号化
    して符号化データとする高能率符号化手段と、前記符号
    化データに所定の量子化ステップサイズを割り当てる量
    子化手段と、前記量子化手段出力に誤り訂正符号を付加
    して記録信号データとする誤り訂正符号化手段と、前記
    記録信号データを記録再生する記録再生手段と、前記記
    録再生手段から再生して得られる再生信号データから前
    記誤り訂正符号を復号化し、該誤り訂正符号により前記
    再生信号データの中の誤りデータを訂正する誤り訂正復
    号手段と、前記誤り訂正復号手段で訂正不可能であった
    データ誤り部分に対し、過去のフレームの再生信号デー
    タを挿入して修整を行う誤り修整手段と、前記誤り修整
    手段出力に前記量子化手段と逆の処理を行う逆量子化手
    段と、前記逆量子化手段出力を前記高能率符号化手段と
    逆の処理を行って復号化する高能率復号手段と、前記高
    能率復号手段出力を前記合成手段と逆の処理を行って再
    生和フレームデータおよび再生差フレームデータに分離
    する分離手段と、通常時は前記再生和フレームデータと
    前記再生差フレームデータの加算および減算を行い、前
    記加算によって得られる再生フレームのデータを出力し
    た後、前記減算によって得られる再生フレームのデータ
    を順次出力し、前記修整が行われた部分では前記再生和
    フレームデータと前記再生差フレームデータの減算のみ
    を行い、前記減量値からなる再生フレームを2度出力す
    るフレーム間逆演算手段とを少なくとも有することを特
    徴とする映像信号記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009110227A1 (ja) * 2008-03-03 2009-09-11 パナソニック株式会社 記録装置、再生装置および方法

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