JPH06152792A - 内線通信機能付isdn回線終端装置 - Google Patents
内線通信機能付isdn回線終端装置Info
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- JPH06152792A JPH06152792A JP31559092A JP31559092A JPH06152792A JP H06152792 A JPH06152792 A JP H06152792A JP 31559092 A JP31559092 A JP 31559092A JP 31559092 A JP31559092 A JP 31559092A JP H06152792 A JPH06152792 A JP H06152792A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 新たな装置を追加することなく、ISDN端
末と網との通信およびISDN端末間の内線通信を実現
する。 【構成】 内線端末101と網との通信を行う場合、通
信路接続回路305は内線端末101の送出した着番号
に着アドレスがあることを確認して公衆網への発信であ
ると判断し、内線インタフェース回路306と外線イン
タフェース回路304を接続して外線通話を実現し、ま
た内線端末101および102の内線通話を行う場合、
通信路接続回路305は内線端末101の送出した着番
号が内線端末102を示す着サブアドレスのみを持つこ
とを確認して、内線端末101および102を内線イン
タフェース回路306を通じて接続し公衆網と同様のレ
イヤ1,2,3の制御を行うよう構成したことを特徴と
している。
末と網との通信およびISDN端末間の内線通信を実現
する。 【構成】 内線端末101と網との通信を行う場合、通
信路接続回路305は内線端末101の送出した着番号
に着アドレスがあることを確認して公衆網への発信であ
ると判断し、内線インタフェース回路306と外線イン
タフェース回路304を接続して外線通話を実現し、ま
た内線端末101および102の内線通話を行う場合、
通信路接続回路305は内線端末101の送出した着番
号が内線端末102を示す着サブアドレスのみを持つこ
とを確認して、内線端末101および102を内線イン
タフェース回路306を通じて接続し公衆網と同様のレ
イヤ1,2,3の制御を行うよう構成したことを特徴と
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNを利用する端
末装置、特に、内線通話機能付ISDN回線終端装置に
関するものである。
末装置、特に、内線通話機能付ISDN回線終端装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISDNにおける回線終端装置は、IS
DNの公衆網のディジタル信号を波形変換しISDN端
末へ中継することにより、公衆網と端末との間での通信
を可能にするものである。回線終端装置には複数個のI
SDN端末を接続することが可能であり、それぞれの端
末がBチャネルとDチャネルを用いて個別に公衆網との
通信を行うことが可能である。例えば、基本インタフェ
ース(2B+D)の場合を例にとると、2台のISDN
電話機が2つのBチャネルを使用してそれぞれ別の相手
と通話を行いながら、同時にもうひとつの端末がDチャ
ネルパケット通信を行うことが可能である。
DNの公衆網のディジタル信号を波形変換しISDN端
末へ中継することにより、公衆網と端末との間での通信
を可能にするものである。回線終端装置には複数個のI
SDN端末を接続することが可能であり、それぞれの端
末がBチャネルとDチャネルを用いて個別に公衆網との
通信を行うことが可能である。例えば、基本インタフェ
ース(2B+D)の場合を例にとると、2台のISDN
電話機が2つのBチャネルを使用してそれぞれ別の相手
と通話を行いながら、同時にもうひとつの端末がDチャ
ネルパケット通信を行うことが可能である。
【0003】ところで、従来の回線終端装置において
は、装置に複数の端末を接続し、それぞれが個別に発信
・着信動作を行うことができることから、この端末間で
の通話、すなわち、内線通信を行うことができる。この
方法は、回線終端装置に接続された端末が自分の回線番
号に対して発信することにより、発信されたディジタル
情報信号が回線終端装置および公衆網を経由して、再度
同一の回線終端装置の別の端末で受信することによって
通信を確立するものである。
は、装置に複数の端末を接続し、それぞれが個別に発信
・着信動作を行うことができることから、この端末間で
の通話、すなわち、内線通信を行うことができる。この
方法は、回線終端装置に接続された端末が自分の回線番
号に対して発信することにより、発信されたディジタル
情報信号が回線終端装置および公衆網を経由して、再度
同一の回線終端装置の別の端末で受信することによって
通信を確立するものである。
【0004】しかしながら、この形式による内線通信で
は、次のような問題点が生じる。1点目は、公衆網に対
して通信のためのディジタル情報信号を送るため、同一
回線終端装置に収容された内線端末間の通信であっても
通話料金が課金される点である。2点目は、公衆網にお
いて通信呼の輻輳量を制限する措置を行う際にはこの形
式での内線通信が使用できなくなる場合が生じる点であ
る。3点目は、2つの内線端末間での通信中は2つのB
チャネルとも使用状態になり、通信中着信の処理を網側
で行わない限り公衆網からの別の着信呼へ応答すること
ができず、また、別の内線端末から公衆網へ発信するこ
とも不可能となる点である。4点目は、Bチャネルを利
用した通信においては、このような内線通話によって2
チャネルを同時に占用するため、基本インタフェースの
場合には同時に1通話しか確立できない点である。
は、次のような問題点が生じる。1点目は、公衆網に対
して通信のためのディジタル情報信号を送るため、同一
回線終端装置に収容された内線端末間の通信であっても
通話料金が課金される点である。2点目は、公衆網にお
いて通信呼の輻輳量を制限する措置を行う際にはこの形
式での内線通信が使用できなくなる場合が生じる点であ
る。3点目は、2つの内線端末間での通信中は2つのB
チャネルとも使用状態になり、通信中着信の処理を網側
で行わない限り公衆網からの別の着信呼へ応答すること
ができず、また、別の内線端末から公衆網へ発信するこ
とも不可能となる点である。4点目は、Bチャネルを利
用した通信においては、このような内線通話によって2
チャネルを同時に占用するため、基本インタフェースの
場合には同時に1通話しか確立できない点である。
【0005】これらの問題点は、内線端末間だけにディ
ジタル情報信号の送受信が必要であるのに対し、公衆網
まで信号を送るために生じたものである。
ジタル情報信号の送受信が必要であるのに対し、公衆網
まで信号を送るために生じたものである。
【0006】これに対する解決方法として、端末からの
ディジタル情報信号を折り返し中継することによって内
線通話を実現する内線通話装置を、回線終端装置と従来
の端末との間に接続する方法がある。この内線通話装置
を使用し内線通話を実現するISDN端末の構成を図3
に示す。
ディジタル情報信号を折り返し中継することによって内
線通話を実現する内線通話装置を、回線終端装置と従来
の端末との間に接続する方法がある。この内線通話装置
を使用し内線通話を実現するISDN端末の構成を図3
に示す。
【0007】図3は、ISDN端末10、内線通話装置
20、回線終端装置30の3つより構成される。ISD
N端末10の内線端末101,102はいずれも従来の
ISDNの回線終端装置に接続が可能な端末装置で、例
えば電話機などである。回線終端装置30の構成におい
て、L1,L2は公衆網とディジタル情報信号を送受信
するための加入者線、301は電源供給回路で、加入者
線L1,L2より局給電電力を受信し内線端末101,
102の任意の1台が動作するために必要な電力を発生
する。302は波形等化回路で、加入者線L1,L2よ
りディジタル情報信号波形を受信し、波形の伝送歪みを
補正して速度変換回路311へ伝送する。303は加入
者線送信回路で、速度変換回路311より入力されるデ
ィジタル情報信号を電源供給回路301を経由して加入
者線L1,L2へ送信する。速度変換回路311、送信
回路307、受信回路308は加入者線L1,L2から
のディジタル情報信号を速度変換し、T線,R線を通じ
てそれぞれ内線通話装置20と接続し、端末との通信を
実現する回路である。
20、回線終端装置30の3つより構成される。ISD
N端末10の内線端末101,102はいずれも従来の
ISDNの回線終端装置に接続が可能な端末装置で、例
えば電話機などである。回線終端装置30の構成におい
て、L1,L2は公衆網とディジタル情報信号を送受信
するための加入者線、301は電源供給回路で、加入者
線L1,L2より局給電電力を受信し内線端末101,
102の任意の1台が動作するために必要な電力を発生
する。302は波形等化回路で、加入者線L1,L2よ
りディジタル情報信号波形を受信し、波形の伝送歪みを
補正して速度変換回路311へ伝送する。303は加入
者線送信回路で、速度変換回路311より入力されるデ
ィジタル情報信号を電源供給回路301を経由して加入
者線L1,L2へ送信する。速度変換回路311、送信
回路307、受信回路308は加入者線L1,L2から
のディジタル情報信号を速度変換し、T線,R線を通じ
てそれぞれ内線通話装置20と接続し、端末との通信を
実現する回路である。
【0008】また、内線通話装置20の構成において、
201は外線送信回路、202は外線受信回路、203
は外線インタフェース回路であり、これら201〜20
3はT線,R線と接続し、波形変換を行うことにより通
信路接続回路204と送受信可能なディジタル情報信号
を得る回路を構成している。205は内線インタフェー
ス回路、206は内線送信回路、207は内線受信回路
であり、これら205〜207は内線端末101および
102と接続し波形変換を行うことにより通信路接続回
路204と送受信可能なディジタル情報信号を得る回路
を構成している。通信路接続回路204は、外線インタ
フェース回路203および内線インタフェース回路20
5と接続し、T線,R線からのディジタル情報信号およ
び内線端末101および102からのディジタル情報信
号をそれぞれ中継することにより、内線端末101また
は102からの通信をT線,R線へ接続し、または、内
線端末101および102の間の通信を接続するもので
ある。
201は外線送信回路、202は外線受信回路、203
は外線インタフェース回路であり、これら201〜20
3はT線,R線と接続し、波形変換を行うことにより通
信路接続回路204と送受信可能なディジタル情報信号
を得る回路を構成している。205は内線インタフェー
ス回路、206は内線送信回路、207は内線受信回路
であり、これら205〜207は内線端末101および
102と接続し波形変換を行うことにより通信路接続回
路204と送受信可能なディジタル情報信号を得る回路
を構成している。通信路接続回路204は、外線インタ
フェース回路203および内線インタフェース回路20
5と接続し、T線,R線からのディジタル情報信号およ
び内線端末101および102からのディジタル情報信
号をそれぞれ中継することにより、内線端末101また
は102からの通信をT線,R線へ接続し、または、内
線端末101および102の間の通信を接続するもので
ある。
【0009】図3において内線端末101が公衆網と通
話を行う場合、内線端末101では、通常の回線番号と
同様の回線番号をもって発信することにより、内線通話
装置20の通信路接続回路204が外線インタフェース
回路203と内線インタフェース回路205とを接続し
て、回線終端装置30と内線端末101とを接続し、網
との通話を実現する。
話を行う場合、内線端末101では、通常の回線番号と
同様の回線番号をもって発信することにより、内線通話
装置20の通信路接続回路204が外線インタフェース
回路203と内線インタフェース回路205とを接続し
て、回線終端装置30と内線端末101とを接続し、網
との通話を実現する。
【0010】また、内線端末101が内線端末102と
通話を行う場合、内線端末101では内線通信を意味す
る特定の番号、例えばサブアドレスのみの番号で構成さ
れる回線番号をもって発信することにより、内線通話装
置20の通信路接続回路204が内線通信であることを
判断し、内線インタフェース回路205からのディジタ
ル情報信号を内線インタフェース回路205へ折り返す
ことによって、内線端末101および102間の通話を
実現する。
通話を行う場合、内線端末101では内線通信を意味す
る特定の番号、例えばサブアドレスのみの番号で構成さ
れる回線番号をもって発信することにより、内線通話装
置20の通信路接続回路204が内線通信であることを
判断し、内線インタフェース回路205からのディジタ
ル情報信号を内線インタフェース回路205へ折り返す
ことによって、内線端末101および102間の通話を
実現する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成による内線通話においては、内線端末101,102
が従来のISDN端末であるので、回線終端装置30の
T線,R線で送受信される信号が、内線インタフェース
回路205,内線送信回路206,および内線受信回路
207で送受信される信号と同一である。これにより、
回線終端装置30で使用する速度変換回路311,送信
回路307,受信回路308には、内線インタフェース
回路205,内線送信回路206,および内線受信回路
207と同様の信号を取り扱う回路部分が必要となる。
成による内線通話においては、内線端末101,102
が従来のISDN端末であるので、回線終端装置30の
T線,R線で送受信される信号が、内線インタフェース
回路205,内線送信回路206,および内線受信回路
207で送受信される信号と同一である。これにより、
回線終端装置30で使用する速度変換回路311,送信
回路307,受信回路308には、内線インタフェース
回路205,内線送信回路206,および内線受信回路
207と同様の信号を取り扱う回路部分が必要となる。
【0012】また、外線インタフェース回路203と内
線インタフェース回路205とは同一のディジタル情報
信号を取り扱う同様の回路構成となり、また、外線送信
回路201と内線送信回路206、および外線受信回路
202と内線受信回路207についても、それぞれ同一
のディジタル情報信号を取り扱う構成となっている。こ
れにより、外線インタフェース回路203、外線送信回
路201および外線受信回路202は、速度変換回路3
11、送信回路307、受信回路308と同一の回路構
成をなす部分を含むこととなる。
線インタフェース回路205とは同一のディジタル情報
信号を取り扱う同様の回路構成となり、また、外線送信
回路201と内線送信回路206、および外線受信回路
202と内線受信回路207についても、それぞれ同一
のディジタル情報信号を取り扱う構成となっている。こ
れにより、外線インタフェース回路203、外線送信回
路201および外線受信回路202は、速度変換回路3
11、送信回路307、受信回路308と同一の回路構
成をなす部分を含むこととなる。
【0013】すなわち、内線通話装置20を使用する折
り返し通信による内線通話の実現方式は、公衆網へディ
ジタル情報信号を出すことなく内線通話を可能にしてい
るが、速度変換回路311から外線インタフェース回路
203までの回路構成において、ディジタル情報信号を
一旦変調および復調することによって全く同一形式の信
号を得ようとしており、無駄な回路構成を成していると
いえる。
り返し通信による内線通話の実現方式は、公衆網へディ
ジタル情報信号を出すことなく内線通話を可能にしてい
るが、速度変換回路311から外線インタフェース回路
203までの回路構成において、ディジタル情報信号を
一旦変調および復調することによって全く同一形式の信
号を得ようとしており、無駄な回路構成を成していると
いえる。
【0014】このように、内線通話を行うための内線通
話装置20は、回線終端装置30との接続側に回線終端
装置30の持つ速度変換回路311,送信回路307お
よび受信回路308と同等の機能を有する回路を内蔵す
るために、回路構成として無駄な部分を有するという問
題点があった。しかし、前記図3において、速度変換回
路311から外線インタフェース回路203にかけての
ディジタル情報信号の送信回路および受信回路に関連す
る構成部分を削減し、速度変換回路311における送信
回路307、受信回路308との接続部分と、外線イン
タフェース回路203における通信路接続回路204と
の接続部分とまでを1つの回路構成に集約することで、
内線通話機能を内蔵した回線終端装置が実現でき、装置
規模を簡素化することが可能となる。
話装置20は、回線終端装置30との接続側に回線終端
装置30の持つ速度変換回路311,送信回路307お
よび受信回路308と同等の機能を有する回路を内蔵す
るために、回路構成として無駄な部分を有するという問
題点があった。しかし、前記図3において、速度変換回
路311から外線インタフェース回路203にかけての
ディジタル情報信号の送信回路および受信回路に関連す
る構成部分を削減し、速度変換回路311における送信
回路307、受信回路308との接続部分と、外線イン
タフェース回路203における通信路接続回路204と
の接続部分とまでを1つの回路構成に集約することで、
内線通話機能を内蔵した回線終端装置が実現でき、装置
規模を簡素化することが可能となる。
【0015】本発明の目的は、内線通話機能を持つ回路
と網との通信機能を持つ回路とを直接接続する回路構成
による回線終端装置により、新たな端末装置を追加する
ことなく端末間の内線通話機能を実現することにある。
と網との通信機能を持つ回路とを直接接続する回路構成
による回線終端装置により、新たな端末装置を追加する
ことなく端末間の内線通話機能を実現することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では、ISDNの
公衆網のディジタル情報信号を送受信し波形変換を行う
ことにより送受信信号を得る外線インタフェース回路
と、ISDN端末からのディジタル情報信号を送受信し
て波形変換を行う内線インタフェース回路と、前記外線
インタフェース回路と内線インタフェース回路とを接続
し内線インタフェース回路で送受信されるディジタル情
報信号を外線インタフェース回路へ中継および内線イン
タフェース回路間折り返しでISDN端末間にディジタ
ル情報信号を中継する通信路接続回路と、ISDN公衆
網より供給される局給電電源をISDN端末へ供給する
電源供給回路より構成され、ISDN端末とISDN公
衆網間での通信を行う機能と、また、ISDN端末機器
間での内線通話を行う機能とを有するものである。
公衆網のディジタル情報信号を送受信し波形変換を行う
ことにより送受信信号を得る外線インタフェース回路
と、ISDN端末からのディジタル情報信号を送受信し
て波形変換を行う内線インタフェース回路と、前記外線
インタフェース回路と内線インタフェース回路とを接続
し内線インタフェース回路で送受信されるディジタル情
報信号を外線インタフェース回路へ中継および内線イン
タフェース回路間折り返しでISDN端末間にディジタ
ル情報信号を中継する通信路接続回路と、ISDN公衆
網より供給される局給電電源をISDN端末へ供給する
電源供給回路より構成され、ISDN端末とISDN公
衆網間での通信を行う機能と、また、ISDN端末機器
間での内線通話を行う機能とを有するものである。
【0017】
【作用】本発明においては、接続されたISDN端末と
公衆網との間で通信を行う場合には、従来の回線終端装
置と同様のレイヤ1,2,3の制御を行うことにより、
従来の端末と同様の通信を可能にする。また、ISDN
端末間で内線通信を行う場合には、内線制御回路が公衆
網に準じたレイヤ1,2,3の通信制御を端末間につい
て行うことにより、内線通話を実現する。さらに、この
ような公衆網との通信と複数個の内線端末間との通信を
同時に制御することによって三者通信を実現する。
公衆網との間で通信を行う場合には、従来の回線終端装
置と同様のレイヤ1,2,3の制御を行うことにより、
従来の端末と同様の通信を可能にする。また、ISDN
端末間で内線通信を行う場合には、内線制御回路が公衆
網に準じたレイヤ1,2,3の通信制御を端末間につい
て行うことにより、内線通話を実現する。さらに、この
ような公衆網との通信と複数個の内線端末間との通信を
同時に制御することによって三者通信を実現する。
【0018】
【実施例】図1に本発明の回線終端装置の第1の実施例
のブロック図を示す。内線端末101および102は一
般のISDN端末と同一の機能を有する端末で、例え
ば、μ−law音声による電話機、非制限ディジタル情
報による電話機、あるいはG4−FAXなどの端末であ
る。回線終端装置300の内部構成において、L1,L
2は公衆網とディジタル情報信号を送受信する加入者
線、電源供給回路301は加入者線L1,L2より局給
電電力を受信し内線端末の任意の1台が動作するために
必要な電力を発生する回路、波形等化回路302は加入
者線L1,L2よりディジタル情報信号波形を受信し、
波形の伝送歪みを補正して外線インタフェース回路30
4へ伝送する回路、外線インタフェース回路304は波
形等化回路302より受信するディジタル情報信号に誤
り訂正処理および波形変換を行い通信路接続回路305
へ送信し、また、通信路接続回路305より送信される
ディジタル情報信号を波形変換して誤り訂正符号の付加
を行い、加入者線送信回路303へディジタル情報信号
を送信する回路、加入者線送信回路303は外線インタ
フェース回路304より入力されるディジタル情報信号
を電源供給回路301を経由し加入者線L1,L2へ送
信する回路、通信路接続回路305は内線インタフェー
ス回路306より送信される各Bチャネル,Dチャネル
のディジタル情報信号のうち、特定のチャネルの信号を
外線インタフェース回路304へ接続または内線インタ
フェース回路306の特定のチャネルに接続し、内線端
末101および102と公衆網との通話または内線端末
間の通話を可能にする回路、内線送信回路307は内線
インタフェース回路306より送出されるディジタル情
報信号を内線端末101および102へ送信する回路、
内線受信回路308はそれぞれ内線端末101および1
02より送出されるディジタル情報信号を受信し内線イ
ンタフェース回路306へ送出する回路、内線インタフ
ェース回路306は内線送信回路307および内線受信
回路308によって送受信されるディジタル情報信号を
波形変換し、通信路接続回路305と送受信を行う回路
である。
のブロック図を示す。内線端末101および102は一
般のISDN端末と同一の機能を有する端末で、例え
ば、μ−law音声による電話機、非制限ディジタル情
報による電話機、あるいはG4−FAXなどの端末であ
る。回線終端装置300の内部構成において、L1,L
2は公衆網とディジタル情報信号を送受信する加入者
線、電源供給回路301は加入者線L1,L2より局給
電電力を受信し内線端末の任意の1台が動作するために
必要な電力を発生する回路、波形等化回路302は加入
者線L1,L2よりディジタル情報信号波形を受信し、
波形の伝送歪みを補正して外線インタフェース回路30
4へ伝送する回路、外線インタフェース回路304は波
形等化回路302より受信するディジタル情報信号に誤
り訂正処理および波形変換を行い通信路接続回路305
へ送信し、また、通信路接続回路305より送信される
ディジタル情報信号を波形変換して誤り訂正符号の付加
を行い、加入者線送信回路303へディジタル情報信号
を送信する回路、加入者線送信回路303は外線インタ
フェース回路304より入力されるディジタル情報信号
を電源供給回路301を経由し加入者線L1,L2へ送
信する回路、通信路接続回路305は内線インタフェー
ス回路306より送信される各Bチャネル,Dチャネル
のディジタル情報信号のうち、特定のチャネルの信号を
外線インタフェース回路304へ接続または内線インタ
フェース回路306の特定のチャネルに接続し、内線端
末101および102と公衆網との通話または内線端末
間の通話を可能にする回路、内線送信回路307は内線
インタフェース回路306より送出されるディジタル情
報信号を内線端末101および102へ送信する回路、
内線受信回路308はそれぞれ内線端末101および1
02より送出されるディジタル情報信号を受信し内線イ
ンタフェース回路306へ送出する回路、内線インタフ
ェース回路306は内線送信回路307および内線受信
回路308によって送受信されるディジタル情報信号を
波形変換し、通信路接続回路305と送受信を行う回路
である。
【0019】図1において、1つのインタフェース回路
に接続する内線端末を101,102の2つとしたが、
内線端末の数は、内線インタフェース回路306の管理
できる数であればいくつでも可能とする。
に接続する内線端末を101,102の2つとしたが、
内線端末の数は、内線インタフェース回路306の管理
できる数であればいくつでも可能とする。
【0020】内線端末101または102から発信を行
う場合、外線発信と内線発信との識別方法は、例えば、
着アドレスのついた着番号の指定であれば外線発信、着
アドレスがなく着サブアドレスのみによる着番号の指定
であれば内線発信として区別する。また、公衆網または
内線端末から着信を受ける場合、内線端末の識別は、例
えば、端末ごとの着サブアドレスの指定により行うもの
とする。例えば、内線端末101に対する着サブアドレ
スを1、内線端末102に対する着サブアドレスを2と
すると、公衆網または内線端末から回線終端装置300
へ着信を受けた場合、通信路接続回路305では着サブ
アドレスの第1桁目を見て、1であった場合には内線端
末101に対して着信を中継し、2であった場合には内
線端末102に対して着信を中継し、それ以外の場合に
は内線端末101,102の双方に着信を中継するもの
とする。また、それぞれの内線端末に登録する自サブア
ドレスは、内線端末の識別方法として決定した着サブア
ドレスと同一の番号であるものとする。
う場合、外線発信と内線発信との識別方法は、例えば、
着アドレスのついた着番号の指定であれば外線発信、着
アドレスがなく着サブアドレスのみによる着番号の指定
であれば内線発信として区別する。また、公衆網または
内線端末から着信を受ける場合、内線端末の識別は、例
えば、端末ごとの着サブアドレスの指定により行うもの
とする。例えば、内線端末101に対する着サブアドレ
スを1、内線端末102に対する着サブアドレスを2と
すると、公衆網または内線端末から回線終端装置300
へ着信を受けた場合、通信路接続回路305では着サブ
アドレスの第1桁目を見て、1であった場合には内線端
末101に対して着信を中継し、2であった場合には内
線端末102に対して着信を中継し、それ以外の場合に
は内線端末101,102の双方に着信を中継するもの
とする。また、それぞれの内線端末に登録する自サブア
ドレスは、内線端末の識別方法として決定した着サブア
ドレスと同一の番号であるものとする。
【0021】以下に、図1の動作について説明する。図
1の動作については、(A)公衆網から内線端末へ着信
を受ける場合、(B)内線端末から公衆網へ発信する場
合、(C)内線端末間で通信する場合、に分けて説明す
る。このとき、本発明の回線終端装置300に対する着
アドレスは123−4567、または内線端末101,
102に対する着サブアドレスはそれぞれ1,2とす
る。また、着サブアドレス区切り記号を「/」で表すこ
とにする。
1の動作については、(A)公衆網から内線端末へ着信
を受ける場合、(B)内線端末から公衆網へ発信する場
合、(C)内線端末間で通信する場合、に分けて説明す
る。このとき、本発明の回線終端装置300に対する着
アドレスは123−4567、または内線端末101,
102に対する着サブアドレスはそれぞれ1,2とす
る。また、着サブアドレス区切り記号を「/」で表すこ
とにする。
【0022】(A)公衆網から内線端末へ着信を受ける
場合 公衆網から内線端末へ着信を受ける場合には、従来のI
SDN端末と同様にTTC標準に準拠する信号の送受信
を行う。例えば、回線終端装置300が公衆網から12
3−4567/1の着番号をもってBチャネル着信を受
けた場合、まず、公衆網の着呼起動信号が電源供給回路
301に送られることにより、回線終端装置300の各
回路の活性化が行われ、公衆網とのレイヤ1,2リンク
が接続される。
場合 公衆網から内線端末へ着信を受ける場合には、従来のI
SDN端末と同様にTTC標準に準拠する信号の送受信
を行う。例えば、回線終端装置300が公衆網から12
3−4567/1の着番号をもってBチャネル着信を受
けた場合、まず、公衆網の着呼起動信号が電源供給回路
301に送られることにより、回線終端装置300の各
回路の活性化が行われ、公衆網とのレイヤ1,2リンク
が接続される。
【0023】次に、通信路接続回路305は公衆網から
の呼設定メッセージ中の着サブアドレス番号1を読み取
る。ここで、通信路接続回路305は、サブアドレス番
号の第1桁に基づき内線端末101を活性化させ、ま
た、外線インタフェース回路304での着信Bチャネル
と内線インタフェース回路306の空きBチャネルを接
続し、公衆網と内線端末101との間でのレイヤ1,
2,3のディジタル情報信号を中継する。内線端末10
1が通話を行い、通信を終了して切断した場合には、通
信路接続回路305は外線インタフェース回路304の
接続を切断し、公衆網からの信号の切断によって電源供
給回路301の電源を切断し通話前の状態に戻す。
の呼設定メッセージ中の着サブアドレス番号1を読み取
る。ここで、通信路接続回路305は、サブアドレス番
号の第1桁に基づき内線端末101を活性化させ、ま
た、外線インタフェース回路304での着信Bチャネル
と内線インタフェース回路306の空きBチャネルを接
続し、公衆網と内線端末101との間でのレイヤ1,
2,3のディジタル情報信号を中継する。内線端末10
1が通話を行い、通信を終了して切断した場合には、通
信路接続回路305は外線インタフェース回路304の
接続を切断し、公衆網からの信号の切断によって電源供
給回路301の電源を切断し通話前の状態に戻す。
【0024】(B)内線端末から公衆網へ発信する場合 内線端末から公衆網へ発信する場合についても、TTC
標準に準拠し信号の送受信を行う。例えば、内線端末1
01が公衆網の相手先、例えば、234−5678へ発
信する場合、まず、内線端末101は発呼起動信号によ
り回線終端装置300の各回路の活性化を行う。次に、
通信路接続回路305は内線端末101の発信した呼設
定メッセージ中の着番号234−5678を読み取り、
外線に対する発信であるかどうかを判断する。この場合
外線への発信であるので、通信路接続回路305は、次
に外線インタフェース回路304の空きチャネルを照会
し、空きチャネルがなければ内線端末101の接続を切
断し、空きチャネルが存在する場合には、通信路接続回
路305は発呼起動信号を電源供給回路301を通じて
公衆網へ送出し、公衆網の応答を待ってレイヤ1,2の
接続を行う。その後、通信路接続回路305により内線
端末101および内線インタフェース回路306の使用
チャネルと外線インタフェース回路304の空きチャネ
ルを接続し、レイヤ3メッセージの送受信を行い、通話
を接続する。公衆網の相手または内線端末101が通信
を切断した場合には、通信路接続回路305は内線イン
タフェース回路306と外線インタフェース回路304
との接続を切断し、通話前の状態に戻す。
標準に準拠し信号の送受信を行う。例えば、内線端末1
01が公衆網の相手先、例えば、234−5678へ発
信する場合、まず、内線端末101は発呼起動信号によ
り回線終端装置300の各回路の活性化を行う。次に、
通信路接続回路305は内線端末101の発信した呼設
定メッセージ中の着番号234−5678を読み取り、
外線に対する発信であるかどうかを判断する。この場合
外線への発信であるので、通信路接続回路305は、次
に外線インタフェース回路304の空きチャネルを照会
し、空きチャネルがなければ内線端末101の接続を切
断し、空きチャネルが存在する場合には、通信路接続回
路305は発呼起動信号を電源供給回路301を通じて
公衆網へ送出し、公衆網の応答を待ってレイヤ1,2の
接続を行う。その後、通信路接続回路305により内線
端末101および内線インタフェース回路306の使用
チャネルと外線インタフェース回路304の空きチャネ
ルを接続し、レイヤ3メッセージの送受信を行い、通話
を接続する。公衆網の相手または内線端末101が通信
を切断した場合には、通信路接続回路305は内線イン
タフェース回路306と外線インタフェース回路304
との接続を切断し、通話前の状態に戻す。
【0025】(C)内線端末間で通信する場合 内線端末間の通信を、内線端末101から内線端末10
2への発信で説明する。この場合にもTTC標準に基づ
いて信号の送受信を行う。まず、内線端末101の発呼
起動信号により回線終端装置300の各回路の活性化を
行う。次に、通信路接続回路305において内線端末1
01の発信した呼設定メッセージ中の着番号を読み取
り、着アドレス部分がないことから内線に対する発信で
あることを判断する。ここで、着番号のサブアドレスが
2であることから内線端末102への発信であると判断
し、通信路接続回路305は内線インタフェース回路3
06を通じて内線端末102を活性化し、内線端末10
1および102のそれぞれに対して公衆網の役割として
レイヤ1,2,3の制御を行う。もし、内線端末102
に対し空きチャネルが存在しない場合には、通信路接続
回路305は内線端末102の活性化を停止し、内線端
末101からの通信を切断する。内線端末102が応答
し通話状態になり、その後、内線端末101または10
2より通信を終了すれば、通信路接続回路305は接続
したチャネルを切断し、通話前の状態に戻す。
2への発信で説明する。この場合にもTTC標準に基づ
いて信号の送受信を行う。まず、内線端末101の発呼
起動信号により回線終端装置300の各回路の活性化を
行う。次に、通信路接続回路305において内線端末1
01の発信した呼設定メッセージ中の着番号を読み取
り、着アドレス部分がないことから内線に対する発信で
あることを判断する。ここで、着番号のサブアドレスが
2であることから内線端末102への発信であると判断
し、通信路接続回路305は内線インタフェース回路3
06を通じて内線端末102を活性化し、内線端末10
1および102のそれぞれに対して公衆網の役割として
レイヤ1,2,3の制御を行う。もし、内線端末102
に対し空きチャネルが存在しない場合には、通信路接続
回路305は内線端末102の活性化を停止し、内線端
末101からの通信を切断する。内線端末102が応答
し通話状態になり、その後、内線端末101または10
2より通信を終了すれば、通信路接続回路305は接続
したチャネルを切断し、通話前の状態に戻す。
【0026】図2に本発明の第2の実施例のブロック図
を示す。本実施例は、内線インタフェース回路を2組使
用し、内線端末へ送出するトーン等の音源回路および三
者通話の機能を付加したものである。
を示す。本実施例は、内線インタフェース回路を2組使
用し、内線端末へ送出するトーン等の音源回路および三
者通話の機能を付加したものである。
【0027】図2において、101,102および30
1〜308は図1に示されるものと同様の機能を持つも
のである。通信路接続回路305の作用から説明する。
通信路接続回路305は内線インタフェース回路306
および316より送信される各Bチャネル,Dチャネル
のディジタル情報信号のうち、特定のチャネルの信号を
外線インタフェース回路306へ接続または内線インタ
フェース回路306および316の特定のチャネルに接
続し、内線端末101,102,103および104と
公衆網との通話または内線端末間の通話を可能にする回
路、内線送信回路307および317は内線インタフェ
ース回路306および316より送出されるディジタル
情報信号を内線端末101,102,103および10
4へ送信する回路、内線受信回路308および318は
それぞれ内線端末101,102,103および104
より送出されるディジタル情報信号を受信し内線インタ
フェース回路306,316へ送出する回路、内線イン
タフェース回路306および316は内線送信回路30
7,317および内線受信回路308,318によって
送受信されるディジタル情報信号を波形変換し通信路接
続回路305と送受信を行う回路である。音源回路30
9は、内線間通話を行う場合に各内線端末101〜10
4へ呼出音、話中音などの網で発生するインバンドトー
ンを模擬して発生する回路である。三者通話回路310
は、1つの内線端末と2つの網の相手端末、2つの内線
端末と1つの網の相手端末、または3つの内線端末のい
ずれか三者間のディジタル情報信号を加算することによ
って三者通話機能を提供する回路である。
1〜308は図1に示されるものと同様の機能を持つも
のである。通信路接続回路305の作用から説明する。
通信路接続回路305は内線インタフェース回路306
および316より送信される各Bチャネル,Dチャネル
のディジタル情報信号のうち、特定のチャネルの信号を
外線インタフェース回路306へ接続または内線インタ
フェース回路306および316の特定のチャネルに接
続し、内線端末101,102,103および104と
公衆網との通話または内線端末間の通話を可能にする回
路、内線送信回路307および317は内線インタフェ
ース回路306および316より送出されるディジタル
情報信号を内線端末101,102,103および10
4へ送信する回路、内線受信回路308および318は
それぞれ内線端末101,102,103および104
より送出されるディジタル情報信号を受信し内線インタ
フェース回路306,316へ送出する回路、内線イン
タフェース回路306および316は内線送信回路30
7,317および内線受信回路308,318によって
送受信されるディジタル情報信号を波形変換し通信路接
続回路305と送受信を行う回路である。音源回路30
9は、内線間通話を行う場合に各内線端末101〜10
4へ呼出音、話中音などの網で発生するインバンドトー
ンを模擬して発生する回路である。三者通話回路310
は、1つの内線端末と2つの網の相手端末、2つの内線
端末と1つの網の相手端末、または3つの内線端末のい
ずれか三者間のディジタル情報信号を加算することによ
って三者通話機能を提供する回路である。
【0028】図2においては、1つのインタフェース回
路に接続できる内線端末を2つとしたが、内線端末の数
は、内線インタフェース回路306および316の管理
できる数であればいくつでも可能とする。また、図2に
おいて、1つの回線終端装置300で使用する内線イン
タフェース回路の数を2つとしたが、内線インタフェー
ス回路の数は、通信路接続回路305の管理できる数で
あれば、いくつでも可能とする。
路に接続できる内線端末を2つとしたが、内線端末の数
は、内線インタフェース回路306および316の管理
できる数であればいくつでも可能とする。また、図2に
おいて、1つの回線終端装置300で使用する内線イン
タフェース回路の数を2つとしたが、内線インタフェー
ス回路の数は、通信路接続回路305の管理できる数で
あれば、いくつでも可能とする。
【0029】外線発信と内線発信との識別方法は、例え
ば、図1の実施例の場合と同様に、着アドレスのついた
着番号の指定であれば外線発信、着アドレスがなく着サ
ブアドレスのみによる着番号の指定であれば内線発信と
して区別する。また、公衆網または内線端末101〜1
04から着信を受ける場合、内線端末の識別は、例えば
端末ごとに着サブアドレスの指定により行うものとす
る。例えば、内線端末を101〜104に対する着サブ
アドレスをそれぞれ1,2,3,4とすると、公衆網ま
たは内線端末101〜104から回線終端装置300へ
着信を受けた場合、通信路接続回路305では着サブア
ドレスの第1桁目を見て、1,2,3,4のいずれかで
あった場合には、それぞれ対応する内線端末101〜1
04に対して着信を中継し、それ以外の場合にはすべて
の内線端末101〜104に対して着信を中継するもの
とする。また、それぞれの内線端末自体に登録する自サ
ブアドレスは、内線端末の識別方法として決定した着サ
ブアドレスと同一の番号であるものとする。
ば、図1の実施例の場合と同様に、着アドレスのついた
着番号の指定であれば外線発信、着アドレスがなく着サ
ブアドレスのみによる着番号の指定であれば内線発信と
して区別する。また、公衆網または内線端末101〜1
04から着信を受ける場合、内線端末の識別は、例えば
端末ごとに着サブアドレスの指定により行うものとす
る。例えば、内線端末を101〜104に対する着サブ
アドレスをそれぞれ1,2,3,4とすると、公衆網ま
たは内線端末101〜104から回線終端装置300へ
着信を受けた場合、通信路接続回路305では着サブア
ドレスの第1桁目を見て、1,2,3,4のいずれかで
あった場合には、それぞれ対応する内線端末101〜1
04に対して着信を中継し、それ以外の場合にはすべて
の内線端末101〜104に対して着信を中継するもの
とする。また、それぞれの内線端末自体に登録する自サ
ブアドレスは、内線端末の識別方法として決定した着サ
ブアドレスと同一の番号であるものとする。
【0030】以下に、図2の実施例動作について説明す
る。図2の動作については、(A)公衆網から内線端末
へ着信を受ける場合、(B)内線端末から公衆網へ発信
する場合、(C)内線端末間で通信する場合、(D)三
者通話の例として、2つ内線端末と1つの網の相手端末
とで三者通話を行う場合、に分けて説明する。このと
き、回線終端装置300に対する着アドレスは123−
4567、または内線端末101,102,103およ
び104に対する着サブアドレスはそれぞれ1,2,
3,4とする。また、着サブアドレス区切り記号を
「/」で表すことにする。
る。図2の動作については、(A)公衆網から内線端末
へ着信を受ける場合、(B)内線端末から公衆網へ発信
する場合、(C)内線端末間で通信する場合、(D)三
者通話の例として、2つ内線端末と1つの網の相手端末
とで三者通話を行う場合、に分けて説明する。このと
き、回線終端装置300に対する着アドレスは123−
4567、または内線端末101,102,103およ
び104に対する着サブアドレスはそれぞれ1,2,
3,4とする。また、着サブアドレス区切り記号を
「/」で表すことにする。
【0031】(A)公衆網から内線端末へ着信を受ける
場合 公衆網から内線端末へ着信を受ける場合には、従来のI
SDN端末と同様にTTC標準に準拠する信号の送受信
を行う。例えば、図2の回線終端装置300が公衆網か
ら123−4567/1の着アドレスをもってBチャネ
ル着信を受けた場合、まず、公衆網の着呼起動信号が電
源供給回路301に送られることにより、回線終端装置
300の各回路の活性化が行われ、公衆網とのレイヤ
1,2リンクが接続される。
場合 公衆網から内線端末へ着信を受ける場合には、従来のI
SDN端末と同様にTTC標準に準拠する信号の送受信
を行う。例えば、図2の回線終端装置300が公衆網か
ら123−4567/1の着アドレスをもってBチャネ
ル着信を受けた場合、まず、公衆網の着呼起動信号が電
源供給回路301に送られることにより、回線終端装置
300の各回路の活性化が行われ、公衆網とのレイヤ
1,2リンクが接続される。
【0032】次に、通信路接続回路305は公衆網から
の呼設定メッセージ中の着サブアドレス番号1を読み取
る。ここで、通信路接続回路305は、サブアドレス番
号の第1桁に基づき内線端末101を活性化させ、ま
た、外線インタフェース回路304での着信Bチャネル
と内線インタフェース回路306の空きBチャネルを接
続し、公衆網と内線端末101との間でのレイヤ1,
2,3のディジタル情報信号を中継する。内線端末10
1が通話を行い切断した場合には、通信路接続回路30
5は外線インタフェース回路304の接続を切断し、公
衆網からの信号の切断によって電源供給回路301から
の電源を切断し通話前の状態に戻す。
の呼設定メッセージ中の着サブアドレス番号1を読み取
る。ここで、通信路接続回路305は、サブアドレス番
号の第1桁に基づき内線端末101を活性化させ、ま
た、外線インタフェース回路304での着信Bチャネル
と内線インタフェース回路306の空きBチャネルを接
続し、公衆網と内線端末101との間でのレイヤ1,
2,3のディジタル情報信号を中継する。内線端末10
1が通話を行い切断した場合には、通信路接続回路30
5は外線インタフェース回路304の接続を切断し、公
衆網からの信号の切断によって電源供給回路301から
の電源を切断し通話前の状態に戻す。
【0033】(B)内線端末から公衆網へ発信する場合 内線端末から公衆網へ発信する場合についても、TTC
標準に準拠し信号の送受信を行う。例えば、内線端末1
01が公衆網の相手先234−5678へ発信する場
合、まず、内線端末101は発呼起動信号により回線終
端装置300の各回路の活性化を行う。次に、通信路接
続回路305は内線端末101の発信した呼設定メッセ
ージ中の着番号234−5678を読み取り、外線に対
する発信であるかどうかを判断する。外線への発信であ
った場合、通信路接続回路305は次に外線インタフェ
ース回路304の空きチャネルを照会し、空きチャネル
がなければ内線端末101の接続を切断し、空きチャネ
ルが存在する場合には、通信路接続回路305は発呼起
動信号を電源供給回路301を通じて公衆網へ送出し、
公衆網の応答によりレイヤ1,2の接続を行う。その
後、通信路接続回路305により内線端末101および
内線インタフェース回路306の使用チャネルと外線イ
ンタフェース回路304の空きチャネルを接続し、レイ
ヤ3メッセージの送受信を行い、通話を接続する。公衆
網の相手または内線端末101が通信を切断した場合に
は、通信路接続回路305は内線インタフェース回路3
06と外線インタフェース回路304との接続を切断
し、通話前の状態に戻す。
標準に準拠し信号の送受信を行う。例えば、内線端末1
01が公衆網の相手先234−5678へ発信する場
合、まず、内線端末101は発呼起動信号により回線終
端装置300の各回路の活性化を行う。次に、通信路接
続回路305は内線端末101の発信した呼設定メッセ
ージ中の着番号234−5678を読み取り、外線に対
する発信であるかどうかを判断する。外線への発信であ
った場合、通信路接続回路305は次に外線インタフェ
ース回路304の空きチャネルを照会し、空きチャネル
がなければ内線端末101の接続を切断し、空きチャネ
ルが存在する場合には、通信路接続回路305は発呼起
動信号を電源供給回路301を通じて公衆網へ送出し、
公衆網の応答によりレイヤ1,2の接続を行う。その
後、通信路接続回路305により内線端末101および
内線インタフェース回路306の使用チャネルと外線イ
ンタフェース回路304の空きチャネルを接続し、レイ
ヤ3メッセージの送受信を行い、通話を接続する。公衆
網の相手または内線端末101が通信を切断した場合に
は、通信路接続回路305は内線インタフェース回路3
06と外線インタフェース回路304との接続を切断
し、通話前の状態に戻す。
【0034】(C)内線端末間で通信する場合 内線端末間の通信を、内線端末101から内線端末10
4への発信で説明する。この場合にもTTC標準に基づ
いて信号の送受信を行う。まず、内線端末101の発呼
起動信号により回線終端装置300の各回路の活性化を
行う。次に、通信路接続回路305において内線端末1
01の発信した呼設定メッセージ中の着番号を読み取
り、着アドレスが付いていないことを確認して内線に対
する発信であることを判断する。ここで、着番号のサブ
アドレスが4であることから内線端末104への発信で
あると判断し、通信路接続回路305は内線インタフェ
ース回路306を通じて内線端末104を活性化し、内
線端末101および104のそれぞれに対して公衆網の
役割としてレイヤ1,2,3の制御を行う。もし、内線
インタフェース回路316に対し空きチャネルが存在し
ない場合には、通信路接続回路305は内線端末104
の活性化を停止し、内線端末101からの通信を切断す
る。内線端末104がオフフックにより通話状態に移行
するまでは、通信路接続回路305は内線インタフェー
ス回路306と音源回路309とを接続し、リングバッ
クトーンを内線端末101へ送出する。内線端末104
が応答すると、通信露接続回路305は内線インタフェ
ース回路306および316の各チャネルを接続し、通
話状態へ移行する。この通話状態において、内線インタ
フェース回路306および316のそれぞれで使用する
Bチャネルの数はそれぞれ1つであるため、この時点で
通話を行っていない内線端末102および103は、そ
れぞれ空き状態にある内線インタフェース回路306お
よび316のBチャネルを使用して、内線通話または公
衆網との通話を独自に行うことが可能である。ここで、
内線端末101または104より通信を終了すれば、通
信路接続回路305は接続したチャネルを切断する。こ
のとき通信路接続回路305は音源回路309と切断を
受けた側の内線端末101または104とを接続し、切
断を受けた内線端末がオンフック状態へ移行するまで網
と同様のビジートーンを出力する。内線端末101およ
び104のそれぞれがオンフック状態になった場合は、
通信路接続回路305は各チャネルを通話前の状態へ戻
す。
4への発信で説明する。この場合にもTTC標準に基づ
いて信号の送受信を行う。まず、内線端末101の発呼
起動信号により回線終端装置300の各回路の活性化を
行う。次に、通信路接続回路305において内線端末1
01の発信した呼設定メッセージ中の着番号を読み取
り、着アドレスが付いていないことを確認して内線に対
する発信であることを判断する。ここで、着番号のサブ
アドレスが4であることから内線端末104への発信で
あると判断し、通信路接続回路305は内線インタフェ
ース回路306を通じて内線端末104を活性化し、内
線端末101および104のそれぞれに対して公衆網の
役割としてレイヤ1,2,3の制御を行う。もし、内線
インタフェース回路316に対し空きチャネルが存在し
ない場合には、通信路接続回路305は内線端末104
の活性化を停止し、内線端末101からの通信を切断す
る。内線端末104がオフフックにより通話状態に移行
するまでは、通信路接続回路305は内線インタフェー
ス回路306と音源回路309とを接続し、リングバッ
クトーンを内線端末101へ送出する。内線端末104
が応答すると、通信露接続回路305は内線インタフェ
ース回路306および316の各チャネルを接続し、通
話状態へ移行する。この通話状態において、内線インタ
フェース回路306および316のそれぞれで使用する
Bチャネルの数はそれぞれ1つであるため、この時点で
通話を行っていない内線端末102および103は、そ
れぞれ空き状態にある内線インタフェース回路306お
よび316のBチャネルを使用して、内線通話または公
衆網との通話を独自に行うことが可能である。ここで、
内線端末101または104より通信を終了すれば、通
信路接続回路305は接続したチャネルを切断する。こ
のとき通信路接続回路305は音源回路309と切断を
受けた側の内線端末101または104とを接続し、切
断を受けた内線端末がオンフック状態へ移行するまで網
と同様のビジートーンを出力する。内線端末101およ
び104のそれぞれがオンフック状態になった場合は、
通信路接続回路305は各チャネルを通話前の状態へ戻
す。
【0035】(D)三者通話の例として、2内線端末間
と第3者の相手との間で三者通話する場合 内線端末101および104間で通話中に第三者と三者
通話を行う場合には、先ず、例えば、内線端末101の
使用ユーザにより現在の通話を保留させるレイヤ3信号
を送信させる。この信号はTTC標準で通話中にユーザ
が任意に送出することを認められているもので、例え
ば、INFOメッセージ信号や、また例えば、中断メッ
セージ信号である。この信号を通信路接続回路305が
監視し、その信号を受信して回線終端装置300に対す
る通話保留指令であると解釈した場合、通信路接続回路
305は現在通話中の内線端末104のBチャネルを音
源回路309に接続し、保留音を流す保留状態にする。
ここで、例えば3分間などのある一定時間内に内線端末
101が保留状態から復帰しない場合は、内線端末10
4と音源回路309との接続を切断し、すべての通信を
切断する。
と第3者の相手との間で三者通話する場合 内線端末101および104間で通話中に第三者と三者
通話を行う場合には、先ず、例えば、内線端末101の
使用ユーザにより現在の通話を保留させるレイヤ3信号
を送信させる。この信号はTTC標準で通話中にユーザ
が任意に送出することを認められているもので、例え
ば、INFOメッセージ信号や、また例えば、中断メッ
セージ信号である。この信号を通信路接続回路305が
監視し、その信号を受信して回線終端装置300に対す
る通話保留指令であると解釈した場合、通信路接続回路
305は現在通話中の内線端末104のBチャネルを音
源回路309に接続し、保留音を流す保留状態にする。
ここで、例えば3分間などのある一定時間内に内線端末
101が保留状態から復帰しない場合は、内線端末10
4と音源回路309との接続を切断し、すべての通信を
切断する。
【0036】また、通話保留指令信号を送出した内線端
末101においては同様に音源回路309に接続し、保
留状態の確認音やダイヤルトーン等を内線端末101の
通話者に受聴させて、内線端末101が第三者に対して
発信するのを待つ状態にする。ここで、例えば30秒間
などのある一定時間内に内線端末101が発信しない場
合には、内線端末101と音源回路309との接続を切
断し、再び内線端末101および104を接続し、通話
前の状態にする。内線端末101が外線または内線の第
三者へ発信した場合には、通信路接続回路305がその
着アドレスを判断し、内線インタフェース回路306に
おいて内線端末101の使用するチャネルを使って内線
端末または公衆網へ発信を行う。空きチャネルがない場
合には、内線端末101と音源回路309と接続し、話
中音を受聴させて発信状態を停止させる。この状態のと
き内線端末101がある特定のレイヤ3信号を送出する
ことによって、内線端末101および104の通信を再
接続することができる。
末101においては同様に音源回路309に接続し、保
留状態の確認音やダイヤルトーン等を内線端末101の
通話者に受聴させて、内線端末101が第三者に対して
発信するのを待つ状態にする。ここで、例えば30秒間
などのある一定時間内に内線端末101が発信しない場
合には、内線端末101と音源回路309との接続を切
断し、再び内線端末101および104を接続し、通話
前の状態にする。内線端末101が外線または内線の第
三者へ発信した場合には、通信路接続回路305がその
着アドレスを判断し、内線インタフェース回路306に
おいて内線端末101の使用するチャネルを使って内線
端末または公衆網へ発信を行う。空きチャネルがない場
合には、内線端末101と音源回路309と接続し、話
中音を受聴させて発信状態を停止させる。この状態のと
き内線端末101がある特定のレイヤ3信号を送出する
ことによって、内線端末101および104の通信を再
接続することができる。
【0037】また、内線端末101より発信した発信先
の相手が応答し通話状態になった場合、内線端末101
が通信路接続回路305に対し三者通話開始を指令する
特定のレイヤ3メッセージ信号を送出することによっ
て、内線端末104と音源回路309との接続が切断さ
れ、内線端末101,104および第三者の通話は三者
通話回路310へ接続され、それぞの端末からの音声が
信号波形上で加算された音声をそれぞれの端末へ送出す
ることによって三者通話を実現することができる。この
状態のとき、三者通話へ移行させた内線端末101から
の信号の送出により、三者通話間で以下の(a),
(b),(c),(d)のような機能を持たせることが
可能である。
の相手が応答し通話状態になった場合、内線端末101
が通信路接続回路305に対し三者通話開始を指令する
特定のレイヤ3メッセージ信号を送出することによっ
て、内線端末104と音源回路309との接続が切断さ
れ、内線端末101,104および第三者の通話は三者
通話回路310へ接続され、それぞの端末からの音声が
信号波形上で加算された音声をそれぞれの端末へ送出す
ることによって三者通話を実現することができる。この
状態のとき、三者通話へ移行させた内線端末101から
の信号の送出により、三者通話間で以下の(a),
(b),(c),(d)のような機能を持たせることが
可能である。
【0038】(a)個別切断:後から通話に加えた第三
者の通話だけを切断する。(b)三者通話解除:内線端
末101と後から通話に加えた第三者の相手との二者通
話状態に戻り、もう一つの通話相手である内線端末10
4のチャネルは音源回路309と接続され、保留音を聴
く状態になる。ここで、例えば3分間などのある一定時
間内に内線端末101が保留状態から復帰させない場合
は、通信路接続回路305は内線端末104と音源回路
309との接続を切断し、内線端末104の通信を切断
する。(c)話者切替:(b)の三者通話解除の状態か
ら、現在保留状態の相手と通話中の相手とでの通話状態
および保留状態を切り替える。(d)通信中転送:内線
端末101を三者通話から切り放して通信状態を終了さ
せ、内線端末104と第三者との二者通話状態に移行す
る。三者通話状態では、内線端末101が通信を切断す
ると、内線端末104および第三者の通信は同時に切断
され、回線終端装置300は通話前の状態に戻る。本発
明の第2の実施例による回線終端装置300では、この
ように内線通話、公衆網との通話、内線通話と第三者と
の三者通話が可能である。
者の通話だけを切断する。(b)三者通話解除:内線端
末101と後から通話に加えた第三者の相手との二者通
話状態に戻り、もう一つの通話相手である内線端末10
4のチャネルは音源回路309と接続され、保留音を聴
く状態になる。ここで、例えば3分間などのある一定時
間内に内線端末101が保留状態から復帰させない場合
は、通信路接続回路305は内線端末104と音源回路
309との接続を切断し、内線端末104の通信を切断
する。(c)話者切替:(b)の三者通話解除の状態か
ら、現在保留状態の相手と通話中の相手とでの通話状態
および保留状態を切り替える。(d)通信中転送:内線
端末101を三者通話から切り放して通信状態を終了さ
せ、内線端末104と第三者との二者通話状態に移行す
る。三者通話状態では、内線端末101が通信を切断す
ると、内線端末104および第三者の通信は同時に切断
され、回線終端装置300は通話前の状態に戻る。本発
明の第2の実施例による回線終端装置300では、この
ように内線通話、公衆網との通話、内線通話と第三者と
の三者通話が可能である。
【0039】
【発明の効果】この発明では、内線端末からのディジタ
ル情報信号を公衆網に出すことなく装置内で折り返して
内線端末に送り返す内線通話機能を有する通信路接続回
路を回線終端装置に持たせることにより、1.公衆網に
より課金されることなく内線通話を行うことができる、
2.公衆網の輻輳制御に関係なく内線通話を行うことが
でき、3.内線通信中に公衆網からの着信を受けること
ができる、4.内線端末側の空きのチャネルがあれば何
回線でも同時に内線通話できる、5.従来のT点端末に
よる内線通話装置20で必要とした回線終端装置と接続
する側でのディジタル情報信号の送受信回路を必要とせ
ず、回路構成を簡素化できる効果を有する。
ル情報信号を公衆網に出すことなく装置内で折り返して
内線端末に送り返す内線通話機能を有する通信路接続回
路を回線終端装置に持たせることにより、1.公衆網に
より課金されることなく内線通話を行うことができる、
2.公衆網の輻輳制御に関係なく内線通話を行うことが
でき、3.内線通信中に公衆網からの着信を受けること
ができる、4.内線端末側の空きのチャネルがあれば何
回線でも同時に内線通話できる、5.従来のT点端末に
よる内線通話装置20で必要とした回線終端装置と接続
する側でのディジタル情報信号の送受信回路を必要とせ
ず、回路構成を簡素化できる効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】従来の技術の回線終端装置および内線通話装置
の一例の構成を示すブロック図である。
の一例の構成を示すブロック図である。
101 内線端末 102 内線端末 103 内線端末 104 内線端末 300 回線終端装置 301 電源供給回路 302 波形等化回路 303 加入者線送信回路 304 外線インタフェース回路 305 通信路接続回路 306 内線インタフェース回路 307 内線送信回路 308 内線受信回路 309 音源回路 310 三者通話回路 316 内線インタフェース回路 317 内線送信回路 318 内線受信回路 L1 加入者線 L2 加入者線
Claims (1)
- 【請求項1】 ISDNの公衆網のディジタル情報信号
を送受信し波形変換を行うことにより送受信信号を得る
外線インタフェース回路と、ISDN端末からのディジ
タル情報信号を送受信し波形変換を行う内線インタフェ
ース回線と、、前記外線インタフェース回路と内線イン
タフェース回路とを接続し内線インタフェース回路で送
受信されるディジタル情報信号を外線インタフェースへ
中継してISDN端末とISDN公衆網間での通話を行
わせ、また、内線インタフェース回路間折り返しでIS
DN端末間にディジタル情報信号を中継してISDN端
末間での内線通話を行わせる通信路接続回路と、ISD
N公衆網より供給される局給電電源をISDN端末へ供
給する電源供給回路と、より構成されたことを特徴とし
た内線通信機能付ISDN回線終端装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31559092A JPH06152792A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 内線通信機能付isdn回線終端装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31559092A JPH06152792A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 内線通信機能付isdn回線終端装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152792A true JPH06152792A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18067188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31559092A Pending JPH06152792A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 内線通信機能付isdn回線終端装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152792A (ja) |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP31559092A patent/JPH06152792A/ja active Pending
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