JPH06152613A - Lan間接続方式 - Google Patents

Lan間接続方式

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JPH06152613A
JPH06152613A JP29730592A JP29730592A JPH06152613A JP H06152613 A JPH06152613 A JP H06152613A JP 29730592 A JP29730592 A JP 29730592A JP 29730592 A JP29730592 A JP 29730592A JP H06152613 A JPH06152613 A JP H06152613A
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transmission
packet
lan
loop
unit
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JP29730592A
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Inventor
Mitsuo Yoneda
光生 米田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ループ型LANどうしを接続するLAN間接
続方式に関し、自ループから他ループへの送信を簡単に
行うことを目的とする。 【構成】 ループ型LAN,どうしを、LAN間接
続装置8,8aで接続したLAN間接続方式において、
送信元ステーション7から送信権獲得用パケットを送信
し、LAN間接続装置8aに仮送信権獲得用パケットを
送信し、他ループで送信権獲得用パケットを獲得した
ら仮送信権獲得用パケットを返送し、LAN間接続装置
8では、送信権獲得用パケットに送信許可フラグを付加
して送信元ステーション7に返送し、送信権獲得用パケ
ットを送信元ステーション7が再度獲得することによ
り、自ループの送信元ステーション7から他ループ
の送信先ステーション7へデータを送信するよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット伝送を行うル
ープ型LANどうしを接続するLAN間接続方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の高度情報化社会の発展に伴い、オ
フィスビル、工場、学校などの構内に分散的に設置され
たパソコン、ワークステーション、ホストコンピュータ
や入出力機器等を相互に接続した情報通信ネットワーク
の利用が進んでいるが、ユーザニーズとしては、例えば
フロア内で閉じたネットワーク間を相互接続する要望が
高まってきている。また、伝送路においては、操業系、
公的機関などの高い信頼性を要求されるユーザでは、信
頼度の高い伝送路を構築するニーズがある。
【0003】従来のLAN間接続方式においては、自ル
ープのLANから他ループのLANへデータを送信する
場合、LANインタフェースからの非周期的で可変長な
バーストデータを自ループ内のLAN間接続装置の送信
用バッファに一旦バッファリングし、LAN間接続装置
間の専用のフレームフォーマットに変換して、自ループ
のLAN間接続装置から他ループのLAN間接続装置へ
送信し、他ループ内の伝送路上を周回する唯一の送信権
獲得用パケットを獲得した時点で、伝送路上の空きパケ
ットにデータを転送するか、または予め割り当てられた
パケットにデータを転送するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の方式で
あれば、他ループへデータを送信する場合、ステーショ
ンは、送信権獲得用パケットを獲得したら、LAN間接
続装置に対して一旦全データを送信し、バッファリング
してから他ループのステーションに対して送信を行うた
め、他ループの方で伝送路障害が発生した場合は、送信
元のステーションは再送通信の処理を行わなければなら
ないという問題があった。
【0005】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、自ループのステーションから他ループのス
テーションへのデータ転送については、一旦通信パスが
確立されれば、データの送信が完了するまでは、LAN
間接続装置、及びステーションでは、バッファリングし
たデータを蓄積しておき、その状態で送信が完了したら
送信権を放棄して、通信を完了することにより、他ルー
プのステーションへの送信を、あたかも自ループのステ
ーションへの送信のようにして行うことが可能なLAN
間接続方式を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のステ
ーション7が配置された伝送路1,1a上をパケットデ
ータが周回するループ型LAN,どうしを、LAN
間接続装置8,8aで接続したLAN間接続方式におい
て、自ループのステーション7から他ループのステ
ーション7へデータを送信する時には、送信元ステーシ
ョン7から自ループのLAN間接続装置8ヘ送信権獲
得用パケットを送信し、自ループのLAN間接続装置
8では、受け取った送信権獲得用パケットを保持すると
ともに仮送信権獲得用パケットを生成して、他ループ
のLAN間接続装置8aに送信し、他ループのLAN
間接続装置8aでは、仮送信権獲得用パケットを受信し
たら他ループの送信権獲得用パケットを獲得して、自
ループのLAN間接続装置8に仮送信権獲得用パケッ
トを返送し、自ループのLAN間接続装置8では、仮
送信権獲得用パケットを受信したら保持しておいた送信
権獲得用パケットに送信許可フラグを付加して、送信元
ステーション7に返送し、返送されてきた送信権獲得用
パケットを送信元ステーション7が再度獲得することに
より、自ループの送信元ステーション7から他ループ
の送信先ステーション7へデータを送信する、ことを
特徴とするLAN間接続方式である。
【0007】上記構成においては、伝送路1,1aを多
層構造の伝送路で構成し、その多層構造の伝送路につい
て、層別に送信権獲得用パケットを設定することによ
り、大容量のデータ伝送を行うようにしてもよい。
【0008】
【作用】この発明によれば、自ループLANのステー
ション7から、他ループLANのステーション7に対
してデータを送信するときには、LAN間接続装置8で
ステーションの監視を行い、送信権獲得用パケットを検
出すると、その送信権獲得用パケットをコピーして、仮
送信権獲得用パケットとして他ループのLAN間接続
装置8aへ送信する。
【0009】他ループのLAN間接続装置8aでは、
他ループ内の送信権獲得用パケットを獲得するまでは
待機しており、この送信権獲得用パケット獲得した時点
で、自ループのLAN間接続装置8に対して、仮送信
権獲得用パケットを戻し、ここで自ループのLAN間
接続装置8は、送信元ステーション7に対して、許可フ
ラグを立てた送信権獲得用パケットを返し、送信を開始
する。
【0010】送信されたデータは、メッセージ単位で蓄
積されて、他ループのLAN間接続装置8aに送ら
れ、相手先のステーション7に送信される。送信が完了
すると、送信元ステーション7は、送信権獲得用パケッ
トをイニシャライズして伝送路1aへ放棄し、送信動作
を完了する。
【0011】したがって、自ループ内以外のステーシ
ョンに対してデータを送信する場合でも、送信権獲得用
パケットを他ループの送信権獲得用パケットと関連さ
せて獲得できるので、あたかも自ループのステーショ
ン7への送信と同様にデータを送信することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。
【0013】図1は本発明の実施に使用するループ型L
ANの構成を示す説明図である。図中、は自ループの
LAN(以後、自ループと記す)、は他ループのL
AN(以後、他ループと記す)である。1,1aは#
0〜#nまでの層で多重化された伝送路であり、多重化
した複数の伝送路をそれぞれ現用系として多ルートの伝
送路構成とすることで、一部のルートで障害が発生して
も正常ルートの通信に影響を与えないようになってい
る。8,8aはLAN間接続装置、7はステーションで
あり、このステーション7には、#0,#1,#2,#
3の番号が付されている。
【0014】2は多重化された伝送路に共通な共通部で
あり、デスタッフ/スタッフにより伝送路1,1aから
のクロックを各装置のクロックに乗せ換えて、層分離/
多重処理を行った後、パケット処理を行い、データの受
信/中継を行う。
【0015】3はデータを選択し他ループへの中継を
行うLANインタフェース部であり、多重化されたデー
タを通信メッセージ毎に監視し、選択することで、デー
タの切り替えを行い、他ループに対しての送信権の調
停を制御する。4はラインセット部、5は支線LANイ
ンタフェース部である。
【0016】自ループと他ループのLAN間接続装
置8,8aは、それぞれ上述の共通部2とLANインタ
フェース部3から構成され、ステーション7は、それぞ
れ共通部2とラインセット部4と支線LANインタフェ
ース部5から構成される。
【0017】図2はLAN間接続装置8,8aの詳細構
成を示す説明図である。なお、以下には、自ループの
LAN間接続装置8についてのみ説明する。図中、10
は共通部2の光/電気変換部であり、伝送路1からの光
データを電気レベルに変換する。11は直列/並列変換
部であり、伝送路の帯域をパケット単位のデータ帯域に
まで並列分離を行うことで、パケット単位の処理を行
う。
【0018】12は受信パケット処理部であり、受信し
たパケットのヘッダ情報により、受信するか中継するか
の解析等を行う。また、伝送路単位で唯一存在する送信
権獲得用パケットの使用状況を監視する。
【0019】13は中継バッファ部であり、受信パケッ
ト処理部12の解析結果を基に、中継すべきデータの場
合はパケット処理に要する時間バッファリングしながら
中継する。
【0020】14はLANインタフェース部3の受信調
停部であり、共通部2で自ループのLAN間接続装置
8宛のパケットのフィルタリングが行われて送られてき
たパケットを受信する。また、1メッセージ分のデータ
をバッファリングする。15は受信バッファ部であり、
受信調停部14で調停されたパケットをメッセージ単位
でバッファリングし、順次読み出していく。
【0021】16は送信権制御部であり、自ループ内
の送信権獲得用パケットを獲得したら、他ループのL
AN間接続装置8aへ送信要求を挙げ、他ループの送
信権獲得用パケットの獲得を要求する。また、逆に他ル
ープのLAN間接続装置8aからの送信要求が発生し
た時は、自ループ内での送信権獲得用パケットの獲得
を行う。
【0022】24は送信バッファ部であり、他ループ
のLAN間接続装置8aから受信したデータを、それぞ
れのルートの送信バッファ24に対して同一かもしくは
分散して、メッセージ単位でバッファリングする。
【0023】23は送信調停部であり、受信パケット処
理部12の解析結果を基に、どのルートをLAN間接続
装置8がアクセスするかを選択するもので、選択後は多
重化された共通部2にそれぞれ送信する。
【0024】22は共通部2の送信セレクト部であり、
LANインタフェース部3より送信されてきたデータと
中継バッファ部13で中継されてきたデータを切り換え
るもので、LANインタフェース部3からの送信データ
がなく、中継バッファ部13からの中継データもない場
合は、空きパケットを生成する。
【0025】21は並列/直列変換部であり、並列に分
解された層を多重するものである。20は電気/光変換
部であり、電気信号を光信号に変換して伝送路1へ送出
する。
【0026】図3はステーション7の構成を示す説明図
である。図中、30はラインセット部4の受信調停部で
あり、共通部2で自ノード宛のパケットのフィルタリン
グが行われて送られてきたパケットを受信する。また、
多重化された伝送路1へ1メッセージが分散されて送ら
れてきたパケットに関しては、シーケンスNO.を確認し
ながら、1メッセージ分のデータをバッファリングし、
支線LANインタフェース部5へ送信する。31は受信
バッファ部であり、受信調停部30で調停されたパケッ
トをメッセージ単位でバッファリングし、順次読み出し
ていく。
【0027】32は支線LANインタフェース部5のプ
ロトコル変換部であり、支線LAN6へのプロトコル変
換を行い、支線LAN6へのアクセスを行うものであ
る。33は幹線LANの伝送路1へのプロトコル変換部
であり、支線LAN6から受信したデータを変換し、ラ
インセット部4へ送信する。
【0028】34はラインセット部4の送信バッファ部
であり、支線LANインタフェース部5から受信したデ
ータを、それぞれのルートの送信バッファ部34に対し
て、同一データをメッセージ単位でバッファリングす
る。
【0029】35は送信調停部であり、受信パケット処
理部12の解析結果を基に、どの層のルートを自ステー
ション7の支線LAN6がアクセスするかを選択するも
ので、選択後は多重化された共通部にそれぞれデータを
送信する。
【0030】図4はパケットの構成を示す説明図であ
る。これらの図において、図4(a)はPK0からPKn
まで(n+1)多重したパケット全体を示している。図
4(b)はその内のPK0のパケット1個分を示したも
のであり、1つのパケットは、8バイトのヘッダ部PH
Dと、各1バイトのデータ部DT0〜DT119から構成さ
れている。
【0031】ヘッダ部PHDには、図4(c)に示すよ
うに、2バイトの送信パターン、1バイトの送信モー
ド、2バイトの宛先アドレス(DA)、2バイトの送信
元アドレス(SA)、及び1バイトの制御フィールド
(CTL)の各書き込みエリアが設定されている。
【0032】図4(d)は送信パターン(SND)、図
4(e)は送信モード(SMD)、図4(f)は制御フ
ィード(CTL)の各詳細説明図である。これらの図に
示すように、送信パターン(SND)は2つの8ビット
データで構成される。送信モード(SMD)の先頭2ビ
ット(SNDMOD)は、“00”であればノーマルモ
ードを、“01”であれば分散モードを、“10”であ
れば多重化モードを、それぞれ示している。また、次の
2ビット(SNDEN)は、送信許可状態を示し、“0
0”であれば送信待ちを、“11”であれば送信許可
を、それぞれ示している。
【0033】制御フィールド(CTL)の先頭1ビット
は使用ビットであり、“0”であれば未使用を、“1”
であれば使用中を、それぞれ示している。また、次の2
ビットはデミリッタであり、“00”であればSTAR
Tパケットを、“01”であればMIDDLEパケット
を、“11”であればENDパケットを、それぞれ示し
ている。シーケンスNO.は0〜31のパケット番号を示
している。
【0034】このような構成において、自ループのス
テーション7(#0)がデータを送信する時は、まず、
自ループ用の送信権獲得用パケットを獲得し、送信し
たい相手に対して送信権獲得用パケットを送信する。通
常、自ループ内のステーション7(#1)宛であれ
ば、送信権獲得用パケットを受け取ったステーション7
(#1)は、許可ビットを立てて、その送信権獲得用パ
ケットを再び伝送路上へ返送する。送信元のステーショ
ン7(#0)は、この送信権獲得用パケットを再度獲得
することにより、初めてデータの送信を開始し、送信を
完了すると、送信元ステーション7(#0)では、送信
権獲得用パケットをイニシャライズして伝送路1へ放棄
する。
【0035】自ループのステーション7(#0)から
他ループのステーション7(#2)に対してデータを
送信する時は、LAN間接続装置8でステーション7の
監視を行い、送信権獲得用パケットを検出すると、それ
をコピーして、仮送信権獲得用パケットとしてLAN間
接続装置8aへ送信する。
【0036】LAN間接続装置8aでは、他ループ内
の送信権獲得用パケットを獲得するまでは待機してお
り、獲得した時点で、LAN間接続装置8に対して、仮
送信権獲得用パケットを戻し、ここで送信元ステーショ
ン7(#0)に対して許可フラグを立てた送信権獲得用
パケットを返し、送信を開始する。送信されたデータ
は、メッセージ単位で蓄積されて、LAN間接続装置8
aに送られ、相手先のステーション7(#2)に送信さ
れる。送信が完了すると、送信元ステーション7(#
0)では、送信権獲得用パケットをイニシャライズして
伝送路へ放棄し、送信動作を完了する。
【0037】図5はLAN間接続装置8の詳細説明図で
ある。なお、以下では、伝送路の多重数は二多重(0系
と1系の2ルート)であるとして説明する。この図に示
すように、LAN間接続装置8においては、自ループ
のステーション7からの送信データは、二重化された伝
送路1に対応した、二重化された共通部2で受信する。
そして、そのデータが他ループのステーション7宛で
あれば、LANインタフェース部3へ送信し、自ループ
のステーション7宛であれば、伝送路1側へ中継す
る。
【0038】LANインタフェース部3では、両ルート
を解析して、受信調停を行いながら、ノーマルパケット
であれば、バッファ毎にメッセージ単位でバッファリン
グし、分散パケットであれば、両ルートのパケットのシ
ーケンスNO.を解析しながらメッセージを組立て、多重
化パケットであれば、両ルート単位でそれぞれのパケッ
トを組立て、他ループへの送信データであれば、正常
受信された方のルート(両ルート共に正常受信された場
合は先に到着した方のルートを優先させる)のデータを
最終的に他ループのLAN間接続装置8aへ送る。
【0039】他ループのLAN間接続装置8aでは、
受信したデータをLANインタフェース部3から共通部
2へ送るのであるが、この場合データは、LANインタ
フェース部3から二重化された共通部2に同一メッセー
ジを送信し、共通部2で送信権を獲得できた方のルート
へ送信される。また、分散モードの場合は、両ルートの
送信権を獲得した時点で、両ルートに対してシーケンス
NO.のついたパケットを分散しながら送信する。さら
に、多重化モードの場合は両ルートの送信権を獲得した
時点で、両ルートに対してそれぞれの同一のデータを送
信する。
【0040】図6は共通部2の構成を詳細に示す説明図
である。この図に示すように、データ受信時には、伝送
路1から受信した光信号の伝送路受信データは、光/電
気変換部10で光/電気変換し、パケット単位での並列
処理を行うために直列/並列変換部11で直列/並列変
換を行う。
【0041】受信パケット処理部12のパケット解析部
12aは、DA(宛先アドレス)とCTL(制御フィー
ルド)とにより、使用中であり、かつ自分宛であれば、
LANインタフェース部3またはラインセット部4に受
信通知の信号221を与え、データ220を送信する。
また、使用中であり、かつ自分宛でなければ、データ中
継部13を経由(受信パケット解析処理時間だけバッフ
ァリングを行う)して送信セレクト部22へ送り、次の
ステーション7へ中継する。
【0042】空きパケットの場合(未使用パケット)
は、LANインタフェース部3またはラインセット部4
に送信イネーブル信号225を通知し、送信が可能であ
ることをパケット単位で通知する。
【0043】また、送信調停部23,35からの送信要
求の信号223が発生した場合は、SND(送信パター
ン)とCTLにより、送信権獲得用パケットの解析を行
い、未使用の送信権獲得用パケットを検出し、送信権を
獲得したことをLANインタフェース部3またはライン
セット部4へ送信許可の信号224で通知する。
【0044】データ送信時には、送信セレクト部22で
は、LANインタフェース部3またはラインセット部4
からの送信中の信号226と、パケット解析部12aか
らの中継中の信号227、空きパケット有りの信号22
8により、共通部2−LANインタフェース部3、また
は共通部2−ラインセット部4間の送信権の調停を行
う。
【0045】LANインタフェース部3またはラインセ
ット部4からのデータ222を受信して、送信する場合
は、送信許可の信号224、及び送信イネーブルの信号
225をLANインタフェース部3またはラインセット
部4に通知する。
【0046】送信セレクト部22で選択された送信デー
タは、並列/直列変換部21で並列/直列変換された
後、電気/光変換部20で電気/光変換され、伝送路送
信データとして伝送路1へ送信される。
【0047】図7はLANインタフェース部3の構成を
詳細に示す説明図である。この図に示すように、共通部
2からのデータ受信時には、0系共通部と1系共通部と
の両系からパケットデータを、それぞれ個別のタイミン
グで受信し、受信パケット処理部12で、まず、SND
MODE(送信モード)を解析し、ノーマルモードであ
れば、受信したルートのみで1つのメッセージ・データ
が構成されているので、同一のSA(送信元アドレス)
のパケットを、CTL(制御フィールド)のシーケンス
NO.を基に、先頭パケットから最終パケットまで順次受
信調停部14へ送信する。受信調停部14では、他ルー
トとの調停を実行しながら、受信バッファ部15へデー
タを送信する。
【0048】ここで、分散モードであれば、受信したそ
れぞれのルートに分散して1つのメッセージ・データが
構成されているので、ルート別にそれぞれ同一のSAの
パケットを、CTLのシーケンスNO.を基に、受信調停
部14でメッセージを組立直して受信バッファ部15へ
送信する。
【0049】多重化モードであれば、受信したそれぞれ
のルートで別々に1つのメッセージ・データが構成され
ているので、それぞれ同一のSA(送信元アドレス)の
パケットを、CTL(制御フィールド)のシーケンスN
O.を基に、先頭パケットから最終パケットまで順次受信
調停部14へ送信する。
【0050】受信調停部14では、両系から受信したパ
ケットデータのCRCエラー,パリティエラー,シーケ
ンスNO.エラー等をそれぞれチェックし、異常を検出し
たルートのパケット(メッセージ単位)を廃棄し、正常
なルートのパケットを受信バッファ部15へ送信する。
両ルート共に正常な場合は、受信調停部14に先に送信
されてきたルートのほうを優先して受信バッファ部15
へ送信し、もう一方のルートのメッセージは廃棄する。
【0051】受信バッファ部15では、メッセージ単位
でバッファリングする。ここで、自ループのLAN間
接続装置8から他ループのLAN間接続装置8aにデ
ータを送信する場合には、送信要求部400では、他ル
ープのLAN間接続装置8aに対して、共通部2で獲
得している送信権獲得用パケットを送信要求パケット4
10として転送する。
【0052】他ループのLAN間接続装置8aでは、
送信要求パケット420を送信許可部401で解析し、
送信調停部23に対して送信リクエストの信号422を
送り、前述の送信調停の手順を実行する。
【0053】他ループの共通部2から他ループのL
ANインタフェース部3に送信許可の信号224が通知
されると、送信許可部401では、送信権獲得用パケッ
トが獲得できたと判断し、LAN間接続装置8aからL
AN間接続装置8に対して、先程受信した送信要求パケ
ット420のSNDEN(送信許可)ビットを、送信待
ち“0”から送信許可“11”に書換え、送信許可パケ
ット421として転送する。
【0054】LAN間接続装置8の送信要求部400で
は、転送されてきた送信許可パケット411を解析し、
SNDENビットが送信許可“11”に書換えられてい
れば、送信が許可されたと判断し、受信バッファ部15
に対して読出イネーブル412を通知し、蓄積されてい
るデータをメッセージ単位で読み出し、LAN間接続装
置8aへのデータ322として送信する。
【0055】送信が完了すれば、LAN間接続装置8a
の共通部2では、送信権獲得用パケットをイニシャライ
ズして伝送路1a上に放棄し、送信を完了する。同様
に、LAN間接続装置8aの送信許可部401では、送
信許可パケット421のSNDENビットを送信待ち
“00”にして、LAN間接続装置8に転送する。LA
N間接続装置8の送信要求部400では、送信許可パケ
ット411のSNDENビットの送信待ち“00”を解
析し、自ループで獲得している送信権獲得用パケット
をイニシャライズして送信動作を完了する。
【0056】これらの制御により、他ループのステー
ション7に対しての送信も、自ループのステーション
7への送信と同様に、意識せずに送信することが可能と
なる。
【0057】受信側のLAN間接続装置8aでは、LA
N間接続装置8からのデータ321をメッセージ単位で
シーケンス番号を付加し、メッセージの連続性を保障す
るとともに、それぞれの系のパケット変換部24aと送
信バッファ部24に同一データを、メッセージ単位でバ
ッファリングする。
【0058】図8はラインセット部4の構成を詳細に示
す説明図である。この図に示すように、受信/送信動作
については、受信バッファ部31、パケット変換部34
a及び送信バッファ部34の動作は、図7に示したLA
Nインタフェース部3の受信バッファ部15、パケット
変換部24a及び送信バッファ部24の動作と同様であ
る。
【0059】受信バッファ部31では、メッセージ単位
でバッファリングして、メッセージ単位で読み出し、パ
ケット/フレームのフレーム変換をフレーム変換部30
3で行い、支線LANインタフェース部5へのデータ3
22として送信する。これらの制御により、0系及び1
系の多ルートから受信したパケットデータをセレクトす
る。
【0060】これにより、片系障害時の片系運用が実現
可能となる。また、ルート単位での受信が可能であるた
め、伝送効率を上げることが可能であり、さらに、伝送
路のデータ占有率を監視し、各ルートに分散してデータ
を送信することにより、トラフィックを均等にすること
が可能となる。
【0061】パケット変換部34a,送信バッファ部3
4,及び送信調停部35の送信側では、支線LANイン
タフェース部5からのデータ321をパケット変換部3
4aにより、フレーム/パケットのパケット変換を行い
ながら、メッセージ単位でシーケンス番号を付加し、メ
ッセージの連続性を保障するとともに、それぞれの系の
送信バッファ部34に同一データをメッセージ単位でバ
ッファリングする。
【0062】ここで、ノーマルモードであれば、それぞ
れの共通部2に対して送信要求の信号223を送る。共
通部2で送信権が獲得できたら、そのことが送信許可の
信号224で通知されるので、他ルートの共通部2に対
しては、送信要求の信号223を取り消す送信要求取消
の信号229を通知する。二重化された共通部2から同
時に送信許可の信号224が通知された場合は、ルート
番号の若い方を優先させる。
【0063】送信調停部35では、送信許可の信号22
4で送信すべきルートを判断し、共通部2からの送信イ
ネーブルの信号225のタイミングで、送信パケットを
選択したルートの送信バッファ部34からデータを読み
出し、共通部2へ送信する。この時、送信中の信号22
6をイネーブルにして送信中であることを共通部2に通
知する。また、他ルートの送信バッファ部34の蓄積さ
れている送信データは廃棄する。
【0064】分散モードであれば、それぞれの共通部2
に対して送信要求の信号223を送る。共通部2で送信
権が獲得できたら、そのことが送信許可の信号224で
通知されるので、送信調停部35では、両ルートからの
送信許可の信号224が揃った時点から、それぞれのル
ートの共通部2からの送信イネーブルの信号225のタ
イミングで、調停をとりながら(例えば、0系ルートの
送信バッファからシーケンスNO.2のパケットを読み出
したら、他ルートの同一のシーケンスNO.のパケットは
廃棄する)、それぞれの送信バッファ部34からデータ
を読み出し、共通部2へ送信する。
【0065】多重化モードであれば、それぞれの共通部
2に対して送信要求の信号223を送る。共通部2で送
信権が獲得できたら、そのことが送信許可の信号224
で通知されるので、送信調停部35では、両ルートから
の送信許可の信号224が揃った時点から、それぞれの
ルートの共通部2からの送信イネーブルの信号225の
タイミングで、それぞれの送信バッファ部34から独自
にデータを読み出し、共通部2へ送信する。
【0066】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、他
ループのステーションへデータを送信する際も、複雑な
手順を必要とせず、自ループ内のステーションと同じ送
信手順で通信する事が可能となる。また、多重化した伝
送路を多ルートとして使用し、その多ルートに対応した
共通部を持ち、各ルートからのデータの状態を監視し、
正常なデータを選択するため、多ルートの一部で障害が
発生し、エラーを起こした場合でも、そのデータに代わ
る正常なデータを選択することができる。したがって、
従来、上位レイヤで行っていた再送処理を必要とせず
に、信頼度の高い伝送路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用するレープ型LANの構成
を示す説明図である。
【図2】LAN間接続装置の詳細構成を示す説明図であ
る。
【図3】ステーションの構成を示す説明図である。
【図4】パケットの構成を示す説明図である。
【図5】LAN間接続装置の詳細説明図である。
【図6】共通部の構成を詳細に示す説明図である。
【図7】LANインタフェース部の構成を詳細に示す説
明図である。
【図8】ラインセット部の構成を詳細に示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1,1a 伝送路 2 共通部 3 LANインタフェース部 4 ラインセット部 5 支線LANインタフェース部 6 支持LAN 7 ステーション 8,8a LAN間接続装置 10 光/電気変換部 11 直列/並列変換部 12 受信パケット処理部 12a パケット解析部 13 中継バッファ部 14,30 受信調停部 15,31 受信バッファ部 16 送信権制御部 20 電気/光変換部 21 並列/直列変換部 22 送信セレクト部 23,35 送信調停部 24,34 送信バッファ部 24a,34a パケット変換部 32,33 プロトコル変換部 303 フレーム変換部 400 送信要求部 401 送信許可部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のステーション(7)が配置された
    伝送路(1,1a)上をパケットデータが周回するルー
    プ型LAN(,)どうしを、LAN間接続装置
    (8,8a)で接続したLAN間接続方式において、 自ループ()のステーション(7)から他ループ
    ()のステーション(7)へデータを送信する時に
    は、送信元ステーション(7)から自ループ()のL
    AN間接続装置(8)ヘ送信権獲得用パケットを送信
    し、 自ループ()のLAN間接続装置(8)では、受け取
    った送信権獲得用パケットを保持するとともに仮送信権
    獲得用パケットを生成して、他ループ()のLAN間
    接続装置(8a)に送信し、 他ループ()のLAN間接続装置(8a)では、仮送
    信権獲得用パケットを受信したら他ループ()の送信
    権獲得用パケットを獲得して、自ループ()のLAN
    間接続装置(8)に仮送信権獲得用パケットを返送し、 自ループ()のLAN間接続装置(8)では、仮送信
    権獲得用パケットを受信したら保持しておいた送信権獲
    得用パケットに送信許可フラグを付加して、送信元ステ
    ーション(7)に返送し、 返送されてきた送信権獲得用パケットを送信元ステーシ
    ョン(7)が再度獲得することにより、自ループ()
    の送信元ステーション(7)から他ループ()の送信
    先ステーション(7)へデータを送信する、ことを特徴
    とするLAN間接続方式。
  2. 【請求項2】 伝送路(1,1a)が多層構造の伝送路
    からなり、その多層構造の伝送路について、層別に送信
    権獲得用パケットを設定することにより、大容量のデー
    タ伝送を行うことを特徴とする請求項1記載のLAN間
    接続方式。
JP29730592A 1992-11-06 1992-11-06 Lan間接続方式 Withdrawn JPH06152613A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253868A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Fujitsu Access Ltd マルチリング型ネットワークシステム及び交点ノード
JP2011097579A (ja) * 2009-09-29 2011-05-12 Yamaha Corp ネットワークシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253868A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Fujitsu Access Ltd マルチリング型ネットワークシステム及び交点ノード
JP2011097579A (ja) * 2009-09-29 2011-05-12 Yamaha Corp ネットワークシステム

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