JPH06152498A - 無線受信機およびその記憶情報読出方法 - Google Patents

無線受信機およびその記憶情報読出方法

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JPH06152498A
JPH06152498A JP29883892A JP29883892A JPH06152498A JP H06152498 A JPH06152498 A JP H06152498A JP 29883892 A JP29883892 A JP 29883892A JP 29883892 A JP29883892 A JP 29883892A JP H06152498 A JPH06152498 A JP H06152498A
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receiver
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博之 後藤
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勝 古屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信機内を露出することなく非接触で記憶情
報を読出すことができ、これにより作業性および信頼性
の向上を図る。 【構成】 選択呼出受信機10AのCPU15cにID
コード読出制御機能を持たせるとともに制御回路15A
に符号化回路15bを設け、IDコード読出モードが指
定された状態で、ID−LROM16からIDコードを
読出して上記符号化回路15bで符号化したのち周波数
シンセサイザ13の変調入力端子13hに供給し、この
周波数シンセサイザ13から上記符号化IDコードによ
り変調された局部発振信号を発生して選択呼出受信機1
0A外へ漏洩出力させる。そして、この漏洩出力された
変調局部発振信号を、記憶情報読出装置30Aで受信復
号して上記IDコードを再生し、このIDコードをLC
D36に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、選択呼出受信機などの
無線受信機に係わり、特に受信に必要な情報もしくは受
信された情報を記憶するための記憶手段を備えた無線受
信機およびその記憶情報読出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に選択呼出受信機は、基地局から送
出された無線選択呼出信号をアンテナを介して無線回路
で受信したのち復調回路で復調して選択呼出信号を再生
し、この選択呼出信号に含まれる個別呼出符号(IDコ
ード)をIDメモリに予め記憶してあるIDコードと比
較照合している。そして、両コードが一致した場合に鳴
音などを発生して使用者に対し呼出報知を行なうととも
に、上記選択呼出信号にメッセージ情報が含まれている
場合には、このメッセージ情報を液晶表示器に表示しか
つメッセージメモリに記憶するように構成されている。
【0003】ところで、このような選択呼出受信機で
は、IDコードをIDメモリに初期設定したり変更した
場合に、IDコードが正しく書き込まれたかの否かを確
認するために、IDメモリに記憶されたIDコードを読
出すことがある。その読出方法には、従来より例えば選
択呼出受信機の蓋を開けてIDメモリのコネクタを露出
させ、このIDメモリのコネクタに読出装置を接続して
IDコードを読出す方法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の読出方法では、読出しを行なうためにその都度
蓋の開閉やコネクタの接続・取り外しなどを行なわなけ
ればならず、その作業が極めて煩わしく面倒だった。ま
た、蓋を開けて受信機内を露出させることによって、読
出作業中に作業者が回路や部品に誤って触れて回路や部
品が損傷したり、また受信機内に故障の原因になる塵や
水蒸気が侵入する可能性もあり、受信機の信頼性を保つ
上で好ましくなかった。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、受信機内を露出すること
なく非接触で記憶情報を読出せるようにし、これにより
作業性および信頼性の向上を図り得る無線受信機および
その記憶情報読出方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の無線受信機は、記憶手段に記憶されている情
報を読出すための読出モードを指定するためのモード指
定手段と、このモード指定手段により読出モードが指定
された状態で動作する記憶情報読出手段とを備え、この
記憶情報読出手段により、上記記憶手段に記憶されてい
る情報を読出して、この情報により局部発振手段から発
生される局部発振信号を変調し、この変調された局部発
振信号を無線受信機外へ漏洩出力させるようにしたもの
である。また本発明の記憶情報読出方法は、無線受信機
内の記憶手段に記憶された記憶情報を読出す際に、先ず
無線受信機に対しその記憶手段に記憶されている情報を
読出すための読出モードを指定し、この読出モードが指
定された状態で、上記記憶手段から記憶情報を読出して
この情報により局部発振手段から発生された局部発振信
号を変調し、この変調された局部発振信号を無線受信機
外へ漏洩出力させ、この無線受信機から漏洩出力された
被変調局部発振信号を保守用の無線受信装置で受信復調
して上記記憶情報を再生するようにしたものである。
【0007】
【作用】この結果、本発明の無線受信機およびその記憶
情報読出方法によれば、記憶手段に記憶されている情報
は、局部発振手段から発生される局部発振信号に乗せら
れて無線受信機外へ漏洩出力され、外部の保守用無線受
信装置で受信復調されて再生される。このため、無線受
信機内の記憶情報を、無線受信機に対し非接触で外部に
読出すことが可能となる。したがって、作業者は記憶情
報を読出す際に無線受信機の蓋の開閉やコネクタの接続
などを一切行なう必要がなくなり、これにより作業性は
向上される。また、記憶情報を読出す際に無線受信機の
内部回路や部品が露出しないため、読出作業中に作業者
が回路や部品に誤って触れて回路や部品が損傷したり、
また受信機内に故障の原因になる塵や水蒸気が侵入する
心配は全くなくなり、これにより無線受信機の信頼性は
高められる。
【0008】
【実施例】
(第1の実施例)
【0009】図1は、本発明の第1の実施例に係わる記
憶情報読出システムの構成を示す回路ブロック図であ
り、10Aは選択呼出受信機、30Aは記憶情報読出装
置をそれぞれ示している。
【0010】先ず選択呼出受信機10Aは次のように構
成される。すなわち、図示しない基地局から送信された
無線選択呼出信号は、アンテナ11で受信されたのち受
信回路(RX)12に入力され、この受信回路12で周
波数シンセサイザ(SYN)13から発生された局部発
振信号とミキシングされて中間周波信号に周波数変換さ
れる。そして、この受信中間周波信号は復調回路(DE
M)14でベースバンドの選択呼出信号に復調され、こ
の復調された選択呼出信号は制御回路15Aに入力され
る。
【0011】制御回路15Aには、照合回路15aと、
符号化回路(COD)15bと、中央制御部(CPU)
15cとが内蔵されている。照合回路15aでは、上記
復調回路14から供給された復調選択呼出信号に含まれ
るIDコードが、個別番号符号メモリ(ID−ROM)
16から読み出された自機のIDコードと比較照合され
る。そして、両コードが一致すると、照合回路15aか
ら鳴音駆動回路17に駆動信号が供給される。鳴音起動
回路17は、鳴音信号をスピーカ18に供給して鳴音を
発生させ、これにより呼出しが発生した旨を使用者に報
知する。また、上記復調選択呼出信号にメッセージコー
ドが含まれている場合には、このメッセージコードはC
PU15cによりメッセージメモリ(M−RAM)24
に書き込まれるとともに、CPU15cで復号されて表
示駆動回路19に供給され、液晶表示器(LCD)20
に表示される。上記鳴音の発生およびメッセージの表示
は、使用者が停止スイッチ22を押すかまたは一定時間
が経過すると順次停止される。また、このメッセージの
表示終了後に使用者が表示スイッチ23を押すと、CP
U15cによりM−RAM24からメッセージコードが
読み出され、復号された後LCD20に再表示される。
【0012】ところで、上記CPU15cは、その制御
機能として、上記したような一連の受信呼出報知制御を
行なうための制御手段に加えて、IDコード読出制御手
段を有している。このIDコード読出制御手段は、電源
スイッチ21および上記表示スイッチ23の複合操作に
よりIDコード読出モードが指定された場合に、ID−
ROM16からIDコードを読出して符号化回路15b
に供給する。符号化回路15bは、上記CPU15cの
指示に従って動作し、ID−ROM16から供給された
IDコードを符号化して周波数シンセサイザ13に供給
する。
【0013】周波数シンセサイザ13は、図2に示すよ
うに構成される。すなわち、電圧制御発振器(VCO)
13aから発生された発振出力信号は、PLL回路13
cに帰還されてここで基準発振器13bから発生された
基準発振信号と位相比較される。そして、その位相比較
出力がループフィルタ13dで平滑されたのち上記VC
O13aに供給され、これによりVCO13aの発振周
波数が制御される。このVCO13aから発生された発
振出力信号は、周波数逓倍器13eで周波数逓倍された
のち出力端子13fから局部発振信号として出力され
る。また、この周波数シンセサイザ13は、変調入力端
子13hおよびローパスフィルタ13gを有している。
変調入力端子13hには、上記制御回路15Aの符号化
回路15bから出力された符号化IDコードが入力され
る。この符号化IDコードは、ローパスフィルタ13g
で余計な高周波成分が除去されたのちVCO13aの変
調入力端子に供給される。VCO13aは、上記変調入
力端子に符号化IDコードが入力されると、この符号化
IDコードにより変調された発振出力信号を発生する。
この変調された発振出力信号は、周波数逓倍器13eで
周波数逓倍されたのち選択呼出受信機外へ漏洩出力され
る。
【0014】一方、記憶情報読出装置30Aは次のよう
に構成される。すなわち、アンテナ31および受信回路
(RX)32により、上記選択呼出受信機10Aの周波
数シンセサイザ13から漏洩出力された変調局部発振信
号が受信される。この受信された変調局部発振信号は復
調回路(DEM)33で復調されて変調信号成分、つま
り符号化IDコードが再生される。この符号化IDコー
ドは、制御回路(CONT)34により復号されたのち
表示駆動回路35に供給され、この表示駆動回路35に
より液晶表示器(LCD)36に表示される。
【0015】次に、以上のように構成されたシステムの
IDコード読出動作を説明する。ID−ROM16に記
憶されているIDコードを確認しようとする場合に、保
守担当者は先ず選択呼出受信機10Aの電源スイッチ2
1を操作して電源を一旦オフにする。そして、表示スイ
ッチ23をオンしたまま電源スイッチ21を投入する。
そうすると、選択呼出受信機10AのCPU15cはI
Dコード読出モードとなり、以後IDコードの読出制御
を開始する。すなわち、CPU15cは、符号化回路1
5bを動作状態に設定するとともに、ID−ROM16
をアクセスしてIDコードを読出し、このIDコードを
上記符号化回路15bに供給する。そうすると上記ID
コードは、符号化回路15bで符号化されたのち周波数
シンセサイザ13の変調入力端子13hに入力される。
そして、この周波数シンセサイザ13内において、上記
符号化IDコードはローパスフィルタ13gを介してV
CO13aの変調入力端子に入力される。このため、V
CO13aからは上記符号化IDコードにより変調され
た発振出力信号が発生され、この発振出力信号は局部発
信周波数に周波数逓倍されたのち選択呼出受信機10A
外に漏洩出力される。
【0016】そうして選択呼出受信機10Aから変調局
部発振信号が漏洩出力されると、この変調局部発振信号
は記憶情報読出装置30Aのアンテナ31を介して受信
回路32で受信されたのち、復調回路33で復調され
る。このため、上記漏洩出力された変調局部発振信号に
重畳されている符号化IDコードが再生される。この符
号化IDコードは、制御回路34で復号されたのち表示
駆動回路35に供給される。このため、LCD36には
上記IDコードが表示される。したがって、保守担当者
はこのLCD36を見ることにより、選択呼出受信機1
0A内のID−ROM16に記憶されているIDコード
を確認することができる。
【0017】この様に本実施例では、選択呼出受信機1
0AのCPU15cにIDコード読出制御機能を持たせ
るとともに制御回路15Aに符号化回路15bを設け、
IDコード読出モードが指定された状態で、ID−LR
OM16からIDコードを読出して上記符号化回路15
bで符号化したのち周波数シンセサイザ13の変調入力
端子13hに供給し、この周波数シンセサイザ13から
上記符号化IDコードにより変調された局部発振信号を
発生して選択呼出受信機10A外へ漏洩出力させる。そ
して、この漏洩出力された変調局部発振信号を、記憶情
報読出装置30Aで受信復号して上記IDコードを再生
し、このIDコードをLCD36に表示するようにして
いる。
【0018】したがって本実施例であれば、選択呼出受
信機10A内のID−ROM16に記憶されているID
コードを、選択呼出受信機10Aに対して非接触で読出
して確認することができる。このため保守担当者は、従
来のように選択呼出受信機10Aの蓋を開閉したり、ま
たケーブルをコネクタに接続するなどといった読出しに
必要な作業を行なう必要が全くなくなり、これにより保
守担当者の負担を大幅に軽減することができる。また、
IDコードを読出す際に選択呼出受信機10Aの内部回
路や部品が露出しないため、読出作業中に保守担当者が
回路や部品に誤って触れて回路や部品が損傷したり、ま
た受信機内に故障の原因になる塵や水蒸気が侵入する心
配は全くなくなり、これにより選択呼出受信機10Aの
信頼性は高められる。
【0019】また本実施例では、電源スイッチ21が一
旦オフされ、この状態で表示スイッチ23がオンされた
まま電源スイッチ21がオンされたときにのみ、IDコ
ード読出モードが設定される。このため、通常の呼出受
信モードにおいて、誤操作により使用者の意思に反して
突然IDコード読出モードが設定されてしまうといった
不具合が発生しないようにすることができる。 (第2の実施例)
【0020】本実施例は、選択呼出受信機内のM−RA
M24に記憶された受信メッセージを、周波数シンセサ
イザから発生される局部発振信号に乗せて漏洩出力し、
この漏洩出力された局部発振信号を記憶情報読出装置で
受信復調して上記メッセージを再生し、このメッセージ
をプリントアウトするようにしたものである。
【0021】図3は、本発明の第2の実施例に係わる記
憶情報読出システムの構成を示す回路ブロック図であ
り、10Bは選択呼出受信機、30Bは記憶情報読出装
置をそれぞれ示している。なお、同図において前記図1
と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略す
る。
【0022】選択呼出受信機10Bの制御回路15B内
において、符号化回路15bには、ID−ROM16か
ら読み出されたIDコードとともに、M−RAM24か
ら読み出されたメッセージコードが入力されるようにな
っている。またCPU15cは、IDコード読出制御手
段に加えてメッセージコード読出制御手段を有してい
る。メッセージコード読出制御手段は、電源スイッチ2
1および上記表示スイッチ23の複合操作によりメッセ
ージコード読出モードが指定された場合に、表示スイッ
チ23の操作に応じてM−RAM24からメッセージコ
ードを選択的に読出して符号化回路15bに供給するも
のである。
【0023】一方、記憶情報読出装置30Bの制御回路
34にはプリンタ37が接続されている。このプリンタ
37は、上記選択呼出受信機10Bから漏洩出力される
局部発振信号により伝えられたメッセージコードをプリ
ントアウトするために使用される。
【0024】このような構成において、先ずIDコード
を読出す場合には、電源スイッチ21を一旦オフにした
後、表示スイッチ23をオンしたまま電源スイッチ21
をオンする。そして、この状態で例えば表示スイッチ2
3が押されないまま一定時間が経過するとCPU15c
はIDコード読出モードとなり、以後前記第1の実施例
で述べたようにIDコードの読出制御を実行する。した
がって、ID−ROM16からはIDコードが読み出さ
れ、このIDコードは符号化回路15bで符号化された
のち周波数シンセサイザ13の変調入力端子13hに入
力される。そして、この周波数シンセサイザ13におい
ては、VCO13aから上記符号化IDコードにより変
調された発振出力信号が発生され、この発振出力信号は
局部発信周波数に周波数逓倍されたのち選択呼出受信機
10A外に漏洩出力される。
【0025】これに対し記憶情報読出装置30Aでは、
上記選択呼出受信機10Bから漏洩出力された変調局部
発振信号がアンテナ31を介して受信回路32で受信さ
れたのち復調回路33で復調され、これにより符号化I
Dコードが再生される。そしてこの符号化IDコード
は、制御回路34で復号されたのち表示駆動回路35に
供給され、LCD36に表示される。したがって、保守
担当者はこのLCD36を見ることにより、選択呼出受
信機10A内のID−ROM16に記憶されているID
コードを確認することができる。
【0026】次に、M−RAM24に記憶されている受
信メッセージコードを読出す場合には、使用者または保
守担当者は電源スイッチ21を一旦オフにした後、表示
スイッチ23をオンしたまま電源スイッチ21をオンす
る。そして、この状態で一定時間以内に表示スイッチ2
3をオンする。そうすると、CPU15cはメッセージ
コード読出モードとなり、以後メッセージコードの読出
し制御を実行する。すなわち、CPU15cは表示スイ
ッチ23の操作を監視し、表示スイッチ23が押される
毎にM−RAM24からメッセージコードを順次選択的
に読出して符号化回路15bに供給する。このため、周
波数シンセサイザ13の変調入力端子13hには、上記
M−RAM24から読み出されたのち符号化回路15b
で符号化されたメッセージコードが順次入力され、これ
により周波数シンセサイザ13からは上記符号化メッセ
ージコードにより変調された局部発振信号が順次漏洩出
力される。
【0027】これに対し記憶情報読出装置30Aでは、
上記選択呼出受信機10Bから漏洩出力された変調局部
発振信号がアンテナ31を介して受信回路32で受信さ
れたのち復調回路33で復調され、これにより符号化メ
ッセージコードが順次再生される。そしてこの符号化メ
ッセージコードは、制御回路34で復号されたのち表示
駆動回路35に供給され、LCD36に表示される。ま
た、上記復号されたメッセージコードは、制御回路24
内のメモリに順次記憶されるとともに、全てのメッセー
ジコードが記憶された後に読み出されてプリンタ37へ
出力され、プリントアウトされる。したがって使用者ま
たは保守担当者は、LCD36を見ることにより、選択
呼出受信機10A内のM−RAM24に記憶されている
受信メッセージコードを確認することができ、またプリ
ントアウトされた結果を見ることによっても確認するこ
とができる。
【0028】この様に本実施例では、選択呼出受信機1
0BのCPU15cに、IDコード読出モードに加えて
メッセージコード読出モードを持たせ、M−RAM24
に記憶された受信メッセージコードを周波数シンセサイ
ザ13から局部発振信号に乗せて漏洩出力させ、記憶情
報読出装置30Bで上記漏洩出力された変調局発振信号
を受信復調してメッセージコードを再生し、このメッセ
ージコードをプリントアウトするようにしている。
【0029】したがって本実施例であれば、選択呼出受
信機10B内のM−RAM24に記憶されている受信メ
ッセージを、選択呼出受信機10Bに対し非接触で読出
して記憶情報読出装置30Bでプリントアウトすること
ができる。このため、従来では選択呼出受信機のLCD
に表示して視認するしかなかった受信メッセージを、プ
リントアウトにより一覧することが可能となる。 (第3の実施例)
【0030】本実施例は、IDコードを情報書込み/読
出し装置から無線送信して、このIDコードの無線信号
を選択呼出受信機で受信再生してID−RAMに書込
み、かつこのID−RAMに書き込まれたIDコードを
周波数シンセサイザから発生される局部発振信号に乗せ
て漏洩出力し、この漏洩出力された局部発振信号を上記
情報書込み/読出し装置で受信してIDコードを再生
し、このIDコードを表示するようにしたものである。
【0031】図4は、本発明の第3の実施例に係わる記
憶情報書込み/読出しシステムの構成を示す回路ブロッ
ク図であり、10Cは選択呼出受信機、40は情報書込
み/読出し装置をそれぞれ示している。なお、同図にお
いて前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説
明は省略する。
【0032】選択呼出受信機10Cの制御回路15cに
は、符号/復号回路(COD/DEC)15dが設けて
ある。またIDコードを記憶するためのメモリには、R
AM16aが使用されている。さらにCPU15cは、
通常の受信呼出報知制御手段に加えて、IDコード書込
み/読出し制御手段を有している。このIDコード書込
み/読出し制御手段は、電源スイッチ21および表示ス
イッチ23の複合操作によりIDコード書込み/読出し
モードが設定された状態で、書込み/読出し装置40か
ら送信された変調無線信号を受信復調してこの復調によ
り再生されたIDコードをID−RAM16aに書込む
とともに、この書込み後にID−RAM16aからいま
書込んだIDコードを読出し、このIDコードを周波数
シンセサイザ13から局部発振信号に乗せて漏洩出力さ
せるために符号/復号回路15dに供給する。
【0033】一方、情報書込み/読出し装置40は次の
ように構成される。この装置40はマイクロコンピュー
タを主制御部とした制御回路(CONT)41を備えて
いる。この制御回路41はIDコード書込み制御手段
と、IDコード読出し制御手段とを有している。IDコ
ード書込み制御手段は、キー入力部42によりIDコー
ドの書込みモードが指定された場合に、キー入力部42
により入力されたIDコードを選択呼出受信機10Cに
対し送出するための制御を実行する。すなわち、制御回
路41は上記キー入力部42により入力されたIDコー
ドを符号化したのち変調回路(MOD)43に供給す
る。変調回路では上記符号化IDコードにより搬送波信
号が例えばFSK方式により変調され、この被変調波信
号は送信回路(TX)44に入力される。送信回路44
では上記被変調波信号が増幅される。この送信回路44
の増幅度は、情報書込み/読出し装置40と選択呼出受
信機10Cとが1m程度と近接して配置されるので、微
弱に設定される。そして、この送信回路44により増幅
された被変調波信号は、アンテナ共用器(DUP)45
を介してアンテナ46に供給され、このアンテナ46か
ら選択呼出受信機10Cに向けて送信される。
【0034】一方、制御回路41は、上記IDコードの
送信終了後に自動的にIDコード読出し制御モードに移
行し、選択呼出受信機10Cから到来するIDコードを
受信し表示するための制御を実行する。すなわち、選択
呼出受信機10Cから漏洩出力された被変調局部発振信
号は、アンテナ46で受信されたのちアンテナ共用器4
5を介して受信回路(RX)47に入力される。この受
信回路47では、上記受信された被変調局部発振信号が
例えばベースバンドの受信信号に周波数変換され、この
ベースバンドの受信信号は復調回路(DEM)48に入
力される。復調回路48では上記受信信号が符号化ID
コードに復調され、この符号化IDコードは制御回路4
1に取り込まれる。制御回路41は上記符号化IDコー
ドを復号し、この復号されたIDコードを表示駆動回路
49に供給し、LCD50に表示させる。
【0035】このような構成であるから、選択呼出受信
機10Cに対しIDコードを新規設定または変更設定す
るために、情報書込み/読出し装置40において保守担
当者がIDコード書込みモードを指定し、かつ書き込む
べきIDコードを入力すると、この入力されたIDコー
ドは情報書込み/読出し装置40から選択呼出受信機1
0Cへ向けて送信される。
【0036】これに対し選択呼出受信機10Cには、電
源スイッチ21および表示スイッチ23の複合操作によ
りIDコード書込み/読出しモードを予め設定してお
く。この状態で上記情報書込み/読出し装置40から被
変調波信号が到来すると、この被変調波信号はアンテナ
11を介して受信回路12で受信されたのち復調回路1
4で復調され、この復調により得られた符号化IDコー
ドは制御回路15CのCPU15cに入力される。CP
U15cは、上記符号化IDコードを符号/復号回路1
5dに供給する。このため、上記符号化IDコードは符
号/復号回路15dで復号された後ID−RAM16a
に仮に書き込まれる。この仮書込みが終了すると、この
IDコードがID−RAM16aから読出されて符号/
復号回路15dに供給され、ここで符号化されたのち周
波数シンセサイザ13の変調入力端子13hに入力され
る。このため、上記符号化IDコードは局部発振信号に
乗せられて漏洩出力される。
【0037】情報書込み/読出し装置40では、上記I
Dコードの送信が終了するとIDコード読出しモードに
移行しており、この状態で選択呼出受信機10Cから被
変調局部発振信号が漏洩出力されると、この被変調局部
発振信号はアンテナ46を介して受信回路47で受信さ
れたのち復調回路48により復調される。そして、この
復調により得られた符号化IDコードは制御回路41に
取り込まれ、この制御回路41で先に送出したIDコー
ドと照合される。この照合の結果、両コードが一致する
と制御回路41は、その旨の信号を変調回路43へ出力
し、これにより上記コード一致信号を選択呼出受信機1
0Cに向けて送信させる。
【0038】これに対し選択呼出受信機10Cでは、上
記情報書込み/読出し装置40から到来したコード一致
信号が受信復調されて再生され、CPU15cに取り込
まれる。CPU15cは、上記コード一致信号を確認す
ると、ID−RAM16aに先に仮に書き込んでおいた
IDコードを古いIDコードに代わって正式にID−R
AM16aに書き込む。かくして、選択呼出受信機10
CのID−RAM16aに対するIDコードの書き込み
がなされる。
【0039】このように本実施例であれば、情報書込み
/読出し装置40および選択呼出受信機10CにIDコ
ードの書込み/読出し制御機能をそれぞれ持たせたこと
によって、情報書込み/読出し装置40から選択呼出受
信機10Cに対し、この選択呼出受信機10Cが持つ選
択呼出信号の受信系を利用してIDコードを入力してI
D−RAM16aに書き込むことができ、かつこの書込
んだIDコードを選択呼出受信機10Cの周波数シンセ
サイザ13から発生される局部発振出力を利用して情報
書込み/読出し装置40に伝えて確認することができ
る。したがって、IDコードの書込みについてもまた読
出しについても、選択呼出受信機10Cに対し非接触で
かつ連続して自動的に行なうことができ、これにより保
守担当者の作業を著しく簡単化することができる。ま
た、選択呼出受信機10C内を露出する必要がないの
で、選択呼出受信機10Cの信頼性を高く保持すること
ができる。 (第4の実施例)
【0040】本実施例は、周波数シンセサイザ13から
出力された、IDコートにより変調された局部発振信号
を、アンテナ11から送信するようにしたものである。
図5はその構成を示す選択呼出受信機の回路ブロック図
であり、前記図1と同一部分には同一符号を付してあ
る。
【0041】図5において、受信回路12および周波数
シンセサイザ13は、それぞれ整合回路(MC)25,
26を介して切替回路27に接続され、さらにこの切替
回路27を介してアンテナ11に接続されている。切替
回路27は、例えば半導体スイッチからなり、CPU1
5cから出力された切替制御信号により切り替わって、
これによりアンテナ11に対し受信回路12と周波数シ
ンセサイザ13とを択一的に接続する。
【0042】このような構成であるから、先ず通常の呼
出受信モードが設定されている状態、およびIDコード
を無線を利用して選択呼出受信機10Dに書込むための
モードが設定されている状態では、CPU15cの制御
により切替回路27は受信回路12側に切り替わってい
る。したがって、選択呼出信号の受信およびIDコード
により変調された無線信号の受信は、通常通り行なわれ
る。
【0043】これに対し、IDコードの読出しを行なう
ためのモードが設定されている状態では、CPU15c
の制御により切替回路27は周波数シンセサイザ13側
に切り替わる。したがって、この状態で符号化回路15
bから周波数シンセサイザ13の変調入力端子13hに
符号化IDコードが供給されると、この符号化IDコー
ドにより変調された局部発振信号は整合回路26および
上記切替回路27をそれぞれ介してアンテナ11に供給
され、このアンテナ11から図示しない情報書込み/読
出し装置へ向け送信される。すなわち、IDコードによ
り変調された局部発振信号は、漏洩出力されるのではな
く、アンテナ11から送信されることになる。
【0044】したがって本実施例であれば、IDコード
により変調された局部発振信号を大きな電界強度で送信
することができる。このため、情報書込み/読出し装置
では、選択呼出受信機10Dから多少離れていてもID
コードを正確に受信することが可能となり、これにより
さらに正確なIDコードの確認を行なうことができる。
また、情報書込み/読出し装置の受信系に高感度のアン
テナや受信回路を用いる必要がなくなり、これにより情
報書込み/読出し装置を安価にすることが可能となる。
【0045】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではない。例えば、記憶情報読出装置をパーソナル
コンピュータなどの情報処理装置に接続し、記憶情報読
出装置により受信した選択呼出受信機のIDコードまた
は受信メッセージ情報を情報処理装置に転送して、例え
ばIDコードの付与および変更を管理したり、また受信
メッセージ情報の統計処理などを行なってもよい。
【0046】上記実施例では選択呼出受信機を例にとっ
て説明したが、他にテレメータシステムやテレターミナ
ルシステム、マルチチャネルアクセスシステムなどで使
用される無線受信機に適用してもよい。その他、受信機
や記憶情報読出装置、情報書込み/読出し装置の回路構
成、モード指定手段による読出しモードの指定方法、記
憶情報読出手段による読出し手順、読出す情報の種類な
どについても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の無線受信機
は、記憶手段に記憶されている情報を読出すための読出
モードを指定するためのモード指定手段と、このモード
指定手段により読出モードが指定された状態で動作する
記憶情報読出手段とを備え、この記憶情報読出手段によ
り、上記記憶手段に記憶されている情報を読出して、こ
の情報により局部発振手段から発生される局部発振信号
を変調し、この変調された局部発振信号を無線受信機外
へ漏洩出力させるようにしたものである。
【0048】また本発明の記憶情報読出方法は、無線受
信機内の記憶手段に記憶された記憶情報を読出す際に、
先ず無線受信機に対しその記憶手段に記憶されている情
報を読出すための読出モードを指定し、この読出モード
が指定された状態で、上記記憶手段から記憶情報を読出
してこの情報により局部発振手段から発生された局部発
振信号を変調し、この変調された局部発振信号を無線受
信機外へ漏洩出力させ、この無線受信機から漏洩出力さ
れた被変調局部発振信号を保守用の無線受信装置で受信
復調して上記記憶情報を再生するようにしたものであ
る。
【0049】したがってこれらの本発明によれば、受信
機内を露出することなく非接触で記憶情報を読出すこと
ができ、これにより作業性および信頼性の向上を図り得
る無線受信機およびその記憶情報読出方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる記憶情報読出シ
ステムの構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した選択呼出受信機の周波数シンセサ
イザの構成を示す回路ブロック図。
【図3】本発明の第2の実施例に係わる記憶情報読出シ
ステムの構成を示す回路ブロック図。
【図4】本発明の第3の実施例に係わる記憶情報書込み
/読出しシステムの構成を示す回路ブロック図。
【図5】本発明の第4の実施例に係わる選択呼出受信機
の構成を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
10A,10B,10C,10D…選択呼出受信機 11,31,46…アンテナ 12,32,47
…受信回路(RX) 13…周波数シンセサイザ(SYN) 13a…電圧制御発振器(VCO) 13b…基準発振
器 13c…PLL回路 13d…ループフ
ィルタ 13e…周波数逓倍器 13f…出力端子 13g…ローパスフィルタ 13h…変調入力
端子 14,33,48…復調回路 15,34,41
…制御回路 15a…照合回路 15b…符号化回
路(COD) 15c…CPU 15d…符号/複
合回路 16…IDメモリ(ID−ROM) 17…鳴音駆動回
路 18…スピーカ 19,35…表示
駆動回路 20,36…液晶表示器(LCD) 21…電源スイッ
チ 24…メッセージメモリ(M−RAM) 25,26…整合回路(MC) 27…切替回路 22…停止スイッチ 23…表示スイッ
チ 30A,30B…記憶情報読出装置 40…情報書込み
/読出し装置 37…プリンタ 42…キー入力部 43…変調回路(MOD) 44…送信回路
(TX) 45…アンテナ共用器(DUP)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号を受信するための局部発振手段
    を備えるとともに、受信に必要な情報もしくは受信され
    た情報を記憶するための記憶手段を備えた無線受信機に
    おいて、 前記記憶手段に記憶されている情報を読出すための読出
    モードを指定するためのモード指定手段と、 このモード指定手段により読出モードが指定された状態
    で、前記記憶手段に記憶されている情報を読出し、この
    情報により前記局部発振手段から発生される局部発振信
    号を変調して、この変調された局部発振信号を無線受信
    機外へ漏洩出力させるための記憶情報読出手段とを具備
    したことを特徴とする無線受信機。
  2. 【請求項2】 無線信号を受信するための局部発信手段
    を備えるとともに、受信に必要な情報もしくは受信され
    た情報を記憶するための記憶手段を備えた無線受信機か
    ら、上記記憶手段に記憶されている情報を読出す記憶情
    報読出方法において、 前記無線受信機に対し前記記憶手段に記憶されている情
    報を読出すための読出モードを指定するための工程と、 前記読出モードが指定された状態で、前記記憶手段から
    記憶情報を読出し、この情報により前記局部発振手段か
    ら発生される局部発振信号を変調して、この変調された
    局部発振信号を無線受信機外へ漏洩出力させる工程と、 前記無線受信機から漏洩出力された被変調局部発振信号
    を、前記無線受信機とは別の無線受信装置で受信復調し
    て前記記憶情報を再生する工程とを具備したことを特徴
    とする無線受信機の記憶情報読出方法。
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