JPH06151704A - 半導体装置及び配置配線装置 - Google Patents

半導体装置及び配置配線装置

Info

Publication number
JPH06151704A
JPH06151704A JP4300979A JP30097992A JPH06151704A JP H06151704 A JPH06151704 A JP H06151704A JP 4300979 A JP4300979 A JP 4300979A JP 30097992 A JP30097992 A JP 30097992A JP H06151704 A JPH06151704 A JP H06151704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
macro
macro cell
signal
signal line
signal delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4300979A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukeyuki Kawamoto
祐之 河本
Hiroyuki Mori
裕之 森
Yoshio Inoue
善雄 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4300979A priority Critical patent/JPH06151704A/ja
Priority to US08/149,357 priority patent/US5418385A/en
Publication of JPH06151704A publication Critical patent/JPH06151704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
    • H01L27/118Masterslice integrated circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲート使用率を向上せしめた半導体装置及び
ゲート使用率を向上せしめることが可能なスキュー管理
がなされている配置配線装置を得る。 【構成】 信号を生成するマクロセル5から出力された
信号は同一の信号遅延時間を経過してマクロセル6,7
及びマクロセル8,9に入力されるようにマクロセル
6,7及びマクロセル8,9を接続する信号線22の中点
10,11 が定められ、接続点12の近傍のマスタデータ又は
他の信号線の存在により、ゲートアレイ上の論理素子が
存在する領域を除く領域に存在する抵抗成分、容量成分
を用いた抵抗マクロセル4を用いて接続点12が定められ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲートアレイを用いた
半導体装置及びスキューが生じぬように論理素子を配置
配線する配置配線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗成分及び容量成分を有するゲートア
レイに配置配線の最小単位となる論理素子(以下マクロ
セルという)を配置後にマクロセルを接続する配線のレ
イアウトをする配置配線装置がある。図5は該配置配線
装置を用いて配置及び配線のレイアウトをした回路の一
例である。図5に示す回路において、5は自ら生成した
信号を出力するマクロセルであり、マクロセル6,7,
8,9はマクロセル5より出力された信号を入力し、該
マクロセル5,6,7,8,9は信号線23を介して相互
に接続されている。
【0003】ここで信号線23は抵抗成分、容量成分を有
する分布定数回路であり、抵抗値、容量値により一意的
に定まる信号遅延時間を有し、抵抗値、容量値が増加す
ると信号遅延時間は長くなる。マクロセル5とマクロセ
ル6,7,8,9のいずれかとを接続する信号線23が有
する抵抗値及び容量値は長さに比例して変化し、従って
該信号線23の長さに応じて信号遅延時間は変化する。マ
クロセル5とマクロセル6,7,8,9のそれぞれとを
接続する信号線23の全長が異なる場合には、マクロセル
5から出力された信号は同一でない信号遅延時間を経過
して各マクロセル6,7,8,9に入力される現象(以
下スキューという)が生じてマクロセルを有する回路全
体に不都合な事態を招くので、スキューが生じぬように
マクロセル5とマクロセル6,7,8,9それぞれとを
接続する信号線23の全長を同一にすべくスキュー対策と
しての工夫がなされている。
【0004】以下にその方法を詳述する。マクロセル
5,6,7,8,9の位置は固定されている。マクロセ
ル5からマクロセル6までの距離とマクロセル5からマ
クロセル7までの距離とを同一になすべくマクロセル6
とマクロセル7とを接続する信号線23の中点10がマクロ
セル5からの信号線23とマクロセル6,7を接続する信
号線23との接続点として定められる。更にマクロセル5
からマクロセル8までの距離とマクロセル5からマクロ
セル9までの距離とを同一になすべくマクロセル6とマ
クロセル7とを接続する信号線23の中点11がマクロセル
5からの信号線23とマクロセル8,9を接続する信号線
23との接続点として定められる。
【0005】更にマクロセル5からマクロセル6(又は
7)の距離とマクロセル5からマクロセル8(又は9)
までの距離とを同一になすべく、マクロセル5からの信
号線23と、中点10, 11を結ぶ信号線23との接続点12が定
められるが、配置及び配線の対象とするゲートアレイに
マクロセルを配置する時点より前に存在する回路 (以下
マスタデータという) 及び信号線23以外の他の信号線が
該接続点12の近傍に存在する場合には接続点12がマスタ
データ又は他の信号線の位置の上に定められると、接続
点12を通る信号線23によりマスタデータ又は他の信号線
が無効となるので、そのような中点の位置は中点の位置
として不適当である。
【0006】そこで接続点12の位置をそのようにして定
めることとせず、接続点12の位置を固定してマクロセル
5からマクロセル8(又は9)迄の距離とマクロセル5
からマクロセル6(又は7)迄の距離との差に等長であ
る信号線21を中点10と接続点12との間に挿入してマクロ
セル5からマクロセル6(又は7)迄の距離とマクロセ
ル5からマクロセル8(又は9)迄の距離とを等長にす
る。信号線21はその全長が長い場合に図3に示す如く蛇
行して配線がなされるのでこのような信号線21を蛇行配
線という。
【0007】なお図5においてマクロセル5からマクロ
セル6,7,8,9までのそれぞれの距離を同一にすべ
く定められている中点10,11 は移動可能であると想定し
たが、中点10,11 についても接続点12と同様の理由によ
り移動することが不可能である場合があり、そのような
場合には蛇行配線が使用されることになる。
【0008】図6は従来の配置配線装置を用いてスキュ
ーが生じぬように配置及び配線のレイアウトをした回路
の一例である。図6に示す回路において、自ら生成した
信号を出力するマクロセル5は分布定数回路である信号
線23を介してドライバーセル13及び蛇行配線21と接続さ
れ、前記ドライバーセル13は信号線23を介してマクロセ
ル6,7,8,9それぞれと接続され、前記蛇行配線21
は信号線23を介してドライバーセル14と接続され、ドラ
イバーセル14は信号線23を介してマクロセル15,16,17と
接続されている。ここでドライバーセル13,14 は出力側
マクロセル5と接続されているマクロセルが多いので、
マクロセル5から出力された信号を駆動してマクロセル
6,7,8,9,15, 16, 17それぞれへ送出すべく設け
られている。
【0009】次に図の回路においてスキューが生じぬよ
う工夫されている点について説明する。マクロセル5,
6,7,8,9,15, 16, 17それぞれの配置及び信号線
23の配置は定められているものとする。マクロセル5か
ら出力される信号が同一の信号遅延時間を経過してマク
ロセル6,7に入力されるようにマクロセル5,6の距
離とマクロセル5,7の距離とを同一になすべくマクロ
セル6,7を接続する信号線23の中点10がマクロセル5
からの信号線23とマクロセル6,7を接続する信号線23
との接続点として定められる。さらにマクロセル5から
出力される信号が同一の信号遅延時間を経過してマクロ
セル8,9に入力されるようにマクロセル5,8の距離
とマクロセル5,9の距離とを同一になすべくマクロセ
ル8,9を接続する信号線23の中点11がマクロセル5か
らの信号線23とマクロセル8,9を接続する信号線23と
の接続点として定められる。
【0010】マクロセル5から出力される信号が同一の
信号遅延時間を経過してマクロセル6(又は7)、8
(又は9)に入力されるようにマクロセル5からマクロ
セル6(又は7)迄の距離とマクロセル5からマクロセ
ル8(又は9)迄の距離とを同一になすべくマクロセル
5からの信号線23とマクロセル6(又は7)、8(又は
9)を接続する信号線23との接続点12が定められる。さ
らにマクロセル5から出力される信号が同一の信号遅延
時間を経過してマクロセル15,16 に入力されるようにマ
クロセル5,15の距離とマクロセル5,16の距離とを同
一になすべくマクロセル15,16 の中点18がマクロセル5
からの信号線23とマクロセル15,16 を接続する信号線23
との接続点として定められる。
【0011】マクロセル5から出力される信号が同一の
信号遅延時間を経過してマクロセル15(又は16) ,17に
入力されるようにマクロセル5,15 (又は16) の距離と
マクロセル5,17の距離とを同一になすべくマクロセル
5からの信号線23とマクロセル15 (又は16), 17 を接続
する信号線23との接続点19が定められる。次にマクロセ
ル5からマクロセル6,7,8,9までの信号遅延時間
とマクロセル5からマクロセル15,16,17までの信号遅延
時間とを同一になすべくマクロセル5からの信号線23と
マクロセル6,7,8,9とマクロセル15,16,17とを接
続する信号線23との接続点20を定める。該接続点20の近
傍にマスタデータ又は他の信号線が存在して接続点20の
移動が不可能である場合には、接続点20とドライバーセ
ル14との間に所要の配線長の差に相当する全長を有する
蛇行配線21を挿入してマクロセル5からマクロセル6,
7,8,9迄の信号遅延時間とマクロセル5からマクロ
セル15,16,17迄の信号遅延時間とを同一にする必要があ
る。
【0012】一方、これらの間に介在するドライバーセ
ル13,14 が有する信号遅延時間はドライバーセル13,14
のファンアウトの違いにより異なる。従って蛇行配線21
の長さの決定にはマクロセル5からマクロセル6,7,
8,9迄の信号線23の全長と、マクロセル5からマクロ
セル15,16,17迄の信号線の全長と、ドライバーセル13が
有する信号遅延時間とドライバーセル14が有する信号遅
延時間との差とを考慮する必要がある。なおドライバー
セル13,14 が有する信号遅延時間差は短いので、信号遅
延時間の調整にドライバーセル13,14 を使用することは
不可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上の如く従来の配置
配線装置では蛇行配線21が使用されるが蛇行配線21の全
長が長い場合には蛇行配線領域は広く確保されるので蛇
行配線領域内に存在するトランジスタはマクロセルとし
て使用することが不可能であり、従って全トランジスタ
数に対する使用可能なマクロセル数の比 (以下ゲート使
用率という) が低下するという問題点がある。本発明は
前記問題点に鑑みなされたものであり、論理素子が存在
する領域を除く領域に含まれる抵抗成分、容量成分から
なる信号遅延手段を備えることによりゲート使用率を向
上せしめた半導体装置の提供を目的とする。
【0014】更に本発明は蛇行配線21に代え、論理素子
が存在する領域を除く領域に含まれる抵抗成分、容量成
分を用いた信号遅延手段を生成し、これと前記論理素子
とを配線することによりゲート使用率を向上せしめ得る
配置配線装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
装置は、抵抗成分、容量成分を有するゲートアレイに生
成された論理素子が存在する領域を除く領域に前記論理
素子と接続されている信号遅延手段を有する半導体装置
において、前記生成された論理素子が存在する領域を除
く領域に含まれる抵抗成分、容量成分を用いて信号遅延
手段を構成してあることを特徴とする。第2の発明に係
る配置配線装置は、抵抗成分、容量成分を有するゲート
アレイの所定の領域に論理素子を配置し、該論理素子が
配置されている領域を除く領域に信号遅延手段を配置し
て前記論理素子と配線する配置配線装置において、前記
論理素子が配置されている領域を除く領域に含まれる容
量成分、抵抗成分を用いて信号遅延手段を生成する手段
と、該手段が生成した信号遅延手段と前記論理素子とを
配線する手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の半導体装置は、抵抗成分、容量成分を
有するゲートアレイの所定の領域に生成された論理素子
が存在する領域を除く領域に含まれる抵抗成分、容量成
分を用いて信号遅延手段を備えるので前記領域のトラン
ジスタを信号遅延手段として利用することが可能とな
り、ゲート使用率が向上する。また本発明の配置配線装
置は、蛇行配線に代わり抵抗成分、容量成分を有するゲ
ートアレイの所定の領域に生成された論理素子が存在す
る領域を除く領域に含まれる抵抗成分、容量成分を用い
て信号遅延手段を生成し、生成された信号遅延手段と前
記論理素子とを配線するのでゲート使用率を向上せしめ
得る。
【0017】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
詳細に説明する。図1(a),(b) はゲートアレイに生成さ
れた論理素子が存在する領域を除く領域に存在するトラ
ンジスタ領域の抵抗成分及び図示しない容量成分を用い
た信号遅延手段 (以下抵抗マクロセルという) を示す平
面模式図である。図1(a) において、1はポリシリコン
ゲートであり、Nチャネル又はPチャネルのウエル2を
渡るポリシリコンゲート1の両端には図示しない他の部
品と接続すべく接続用端子3a,3b が設けてあり、該接続
用端子3a,3b の間には抵抗成分及び図示しない容量成分
がある。
【0018】図1(b) において、ポリシリコンゲート1
は図1(a) のウエル2と同様のウエル2を渡り、該ウエ
ル2の両端には図示しない他の部品と接続すべく接続用
端子5a,5b が設けてあり、該接続用端子5a,5b の間には
抵抗成分及び図示しない容量成分を有する抵抗マクロセ
ル4がある。以上図1(a) の抵抗マクロセルではポリシ
リコンゲート1が抵抗成分及び図示しない容量成分を有
する信号遅延手段であり、図1(b) の抵抗マクロセルで
はウエル2が抵抗成分及び図示しない容量成分を有する
信号遅延手段である。前記ポリシリコンゲート1又はウ
エル2は抵抗マクロセル4の中に多数存在するので、こ
れらを複数個使用して所要の信号遅延時間を有する抵抗
マクロセル4を得ることが可能である。
【0019】図2は本発明の配置配線装置を用いて作製
された回路の第1の実施例である。図において生成した
信号を出力するマクロセル5は抵抗成分及び容量成分を
有し、分布定数回路である信号線22を介してマクロセル
8,9と接続され、前記マクロセル5は信号遅延手段で
ある抵抗マクロセル4と前記信号線22を介してマクロセ
ル6,7と接続されている。本発明の配置配線装置を用
いて以下に示す手順に従いマクロセルの配線を行う。
【0020】即ちマクロセル5から出力される信号が同
一の信号遅延時間を経過してマクロセル6,7に入力さ
れるようにマクロセル5,6間の距離とマクロセル5,
7間の距離とを同一になすべくマクロセル6,7を接続
する信号線22の中点10をマクロセル5からの信号線22と
マクロセル6,7を接続する信号線22との接続点として
定める。さらにマクロセル5から出力された信号が同一
の信号遅延時間を経過してマクロセル8,9に入力され
るようにマクロセル5,8間の距離とマクロセル5,9
間の距離とを同一になすべくマクロセル8,9を接続す
る信号線22の中点11をマクロセル5からの信号線22と
マクロセル8,9を接続する信号線22との接続点として
定める。
【0021】マクロセル5からの信号線22とマクロセル
6(又は7)とマクロセル8(又は9)との接続点12の
近傍にマスタデータ又は他の信号線が存在するので前記
接続点12の位置の変更は不可能であり、マクロセル5か
らマクロセル8,9迄の信号遅延時間がマクロセル5か
らマクロセル6,7迄の信号遅延時間より長いものとす
るとマクロセル5からマクロセル6,7迄の信号遅延時
間とマクロセル5からマクロセル8,9迄の信号遅延時
間とを同一になすべく抵抗マクロセル4を接続点20とド
ライバーセル14との間に挿入して抵抗マクロセル4の抵
抗値、容量値を定める。抵抗マクロセル4は接続点12と
中点10とを接続する信号線22の近傍の領域の抵抗成分及
び容量成分を利用している。
【0022】図3は本発明の配置配線装置を用いて作製
された回路の第2の実施例である。図において、生成し
た信号を出力するマクロセル5は抵抗成分及び容量成分
を有し、分布定数回路である信号線22を介してドライバ
ーセル13、抵抗マクロセル4に接続され、前記ドライバ
ーセル13は信号線22を介してマクロセル6,7,8,9
それぞれに接続され、前記抵抗マクロセル4はドライバ
ーセル14、信号線22を介してマクロセル15,16,17それぞ
れに接続されている。
【0023】以下本発明の配置配線装置を用いて以下に
示す手順に従いマクロセルの配線を行う。マクロセル5
から出力された信号が同一の信号遅延時間を経過してマ
クロセル6,7に入力されるようにマクロセル5,6の
距離とマクロセル5,7の距離とを同一になすべくマク
ロセル6,7を接続する信号線22の中点10をマクロセル
5からの信号線22とマクロセル6,7を接続する信号線
22との接続点として定める。さらにマクロセル5から出
力された信号が同一の信号遅延時間を経過してマクロセ
ル8,9に入力されるようにマクロセル5,8の距離と
マクロセル5,9の距離とを同一になすべくマクロセル
8,9を接続する信号線22の中点11をマクロセル5から
の信号線22とマクロセル8,9を接続する信号線22との
接続点として定める。
【0024】マクロセル5から出力された信号が同一の
信号遅延時間を経過してマクロセル6(又は7),8
(又は9)に入力されるようにマクロセル5,6(又は
7)の距離とマクロセル5,8(又は9)の距離とを同
一になすべくマクロセル5からの信号線22とマクロセル
6(又は7)とマクロセル8(又は9)を接続する信号
線22との接続点12を定める。
【0025】マクロセル5から出力された信号が同一の
信号遅延時間を経過してマクロセル15,16 に入力される
ようにマクロセル5,15の距離とマクロセル5,16の距
離とを同一になすべくマクロセル15,16 を接続する信号
線22の中点18をマクロセル5からの信号線22とマクロセ
ル8,9を接続する信号線22との接続点として定める。
【0026】マクロセル5から出力された信号が同一の
信号遅延時間を経過してマクロセル15 (又は16), 17 へ
入力されるようにマクロセル5,15 (又は16) の距離と
マクロセル5,17の距離とを同一になすべくマクロセル
5からの信号線22とマクロセル15 (又は16), 17 を接続
する信号線22との接続点19として定める。マクロセル5
からの信号線22とマクロセル6,7,8,9とマクロセ
ル15,16,17とを接続する信号線22との接続点20の近傍に
マスタデータ又は他の信号線が存在するものとすると前
記接続点12の移動は不可能である。マクロセル5からマ
クロセル6,7,8,9迄の信号遅延時間がマクロセル
5からマクロセル15,16,17迄の信号遅延時間より長いと
するとマクロセル5から出力された信号が同一の信号遅
延時間を経過してマクロセル6,7,8,9及びマクロ
セル15,16,17に入力されるように抵抗マクロセル4を接
続点20と接続点19との間に挿入し、ドライバーセル13,1
4の信号遅延時間差を考慮して前記抵抗マクロセル4の
抵抗値、容量値を定める。
【0027】図4は図3の第2の実施例において定めた
抵抗マクロセル4の抵抗値、容量値をさらに正確に定め
た(以下チューニングという)結果を示す回路図であ
る。図4において接続点20とドライバーセル14との間に
抵抗マクロセル4,4と蛇行配線21とが挿入されてい
る。これらを除き図3と同様であるので同一の参照符号
を付して説明を省略する。
【0028】以下本発明の配置配線装置によるチューニ
ングの手順を示す。図3の第2の実施例において信号遅
延手段として使用した抵抗マクロセル4は、一定の抵抗
値、容量値を有するポリシリコンゲート1又はウエル2
より構成されているので、そのような抵抗マクロセル4
を用いて正確な抵抗値、容量値を得ることは困難であ
り、従って抵抗マクロセル4を用いたにも係ずマクロセ
ル5からマクロセル6,7,8,9迄の信号遅延時間と
マクロセル5からマクロセル15,16,17迄の信号遅延時間
とが同一にならない場合が生ずる。
【0029】そのような場合には抵抗マクロセル4を挿
入した状態でマクロセル5からマクロセル6,7,8,
9迄の信号遅延時間とマクロセル5からマクロセル15,1
6,17迄の信号遅延時間との差を改めて求め、該信号遅延
時間の差からマクロセル5からマクロセル6,7,8,
9迄の抵抗値、容量値とマクロセル5からマクロセル1
5,16,17迄の抵抗値、容量値との差を計算して該抵抗
値、容量値の差が0となるように複数の抵抗マクロセル
4,4を接続点19,20 間に挿入し、複数の抵抗マクロセ
ル4,4…を直列接続又は並列接続して所定の抵抗値、
容量値を得ることによりチューニングを行う。
【0030】さらに前記チューニングの方法によっても
なおマクロセル5からマクロセル6,7,8,9迄の信
号遅延時間とマクロセル5からマクロセル15,16,17迄の
信号遅延時間とを同一にすることが困難である場合には
接続点19,20 間に蛇行配線21を挿入してマクロセル5か
らマクロセル6,7,8,9迄の信号遅延時間とマクロ
セル5からマクロセル15,16,17迄の信号遅延時間とが同
一となるよう蛇行配線21の長さを調整することによりマ
クロセル5からマクロセル6,7,8,9迄の信号遅延
時間とマクロセル5からマクロセル15,16,17迄の信号遅
延時間とを同一にする。
【0031】
【発明の効果】以上述べた如く本発明の半導体装置は、
ゲートアレイの論理素子が存在する領域を除く領域の抵
抗成分、容量成分を信号遅延手段として利用するのでゲ
ート使用率が向上する。さらに本発明の配置配線装置
は、蛇行配線に代わりゲートアレイの論理素子が存在す
る領域を除く領域の抵抗成分、容量成分を用いて生成さ
れた信号遅延手段と論理素子とを配置するのでゲート使
用率を向上せしめることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置により生成した抵抗マクロ
セルの平面模式図である。
【図2】本発明の配置配線装置を用いて作製された回路
の第1の実施例を示す図である。
【図3】本発明の配置配線装置を用いて作製された回路
の第2の実施例を示す図である。
【図4】本発明の配置配線装置を用いてチューニングを
したときの回路を示す図である。
【図5】従来の配置配線装置を用いて作製された回路を
示す図である。
【図6】従来の配置配線装置を用いて作製された回路を
示す図である。
【符号の説明】
1 ポリシリコンゲート 2 Nチャネルウエル又はPチャネルウエル 4 抵抗マクロセル 5 信号出力用マクロセル 6 信号入力用マクロセル 7 信号入力用マクロセル 8 信号入力用マクロセル 9 信号入力用マクロセル 13 ドライバーセル 14 ドライバーセル 15 信号入力用マクロセル 16 信号入力用マクロセル 17 信号入力用マクロセル 22 分布定数回路としての信号線 23 分布定数回路としての信号線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗成分、容量成分を有するゲートアレ
    イに生成された論理素子が存在する領域を除く領域に前
    記論理素子と接続されている信号遅延手段を有する半導
    体装置において、 前記生成された論理素子が存在する領域を除く領域に含
    まれる抵抗成分、容量成分を用いて信号遅延手段を構成
    してあることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 抵抗成分、容量成分を有するゲートアレ
    イの所定の領域に論理素子を配置し、該論理素子が配置
    されている領域を除く領域に信号遅延手段を配置して前
    記論理素子と配線する配置配線装置において、 前記論理素子が配置されている領域を除く領域に含まれ
    る容量成分、抵抗成分を用いて信号遅延手段を生成する
    手段と、該手段が生成した信号遅延手段と前記論理素子
    とを配線する手段とを具備することを特徴とする配置配
    線装置。
JP4300979A 1992-11-11 1992-11-11 半導体装置及び配置配線装置 Pending JPH06151704A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4300979A JPH06151704A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 半導体装置及び配置配線装置
US08/149,357 US5418385A (en) 1992-11-11 1993-11-09 Semiconductor devices using potential wells or resistive elements as delay elements and apparatus for forming such devices

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4300979A JPH06151704A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 半導体装置及び配置配線装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06151704A true JPH06151704A (ja) 1994-05-31

Family

ID=17891379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4300979A Pending JPH06151704A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 半導体装置及び配置配線装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5418385A (ja)
JP (1) JPH06151704A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990010686A1 (fr) * 1989-03-07 1990-09-20 Nippon Petrochemicals Co., Ltd. Procede de production d'huile isolante comprenant du dibenzylbenzene

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5479044A (en) * 1993-06-25 1995-12-26 Nec Corporation Semiconductor circuit device capable of reducing influence of a parasitic capacitor
CA2228243C (en) * 1998-01-30 2008-01-08 Mosaid Technologies Incorporated A single-edge adjustable delay circuit

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124247A (ja) * 1984-07-12 1986-02-01 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置
JPS6290948A (ja) * 1985-06-20 1987-04-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置
JPS62147744A (ja) * 1985-12-20 1987-07-01 Nec Corp マスタスライス式半導体装置
JPH04221830A (ja) * 1990-12-25 1992-08-12 Mitsubishi Electric Corp 信号分配用配線
JPH04269860A (ja) * 1991-02-26 1992-09-25 Toshiba Corp クロック信号の分配配線方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57133712A (en) * 1981-02-12 1982-08-18 Fujitsu Ltd Constituting method of delay circuit in master slice ic
JPS58141567A (ja) * 1982-02-17 1983-08-22 Nec Corp 半導体集積回路の入力保護装置
JPH025459A (ja) * 1988-06-24 1990-01-10 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH0278266A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124247A (ja) * 1984-07-12 1986-02-01 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置
JPS6290948A (ja) * 1985-06-20 1987-04-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置
JPS62147744A (ja) * 1985-12-20 1987-07-01 Nec Corp マスタスライス式半導体装置
JPH04221830A (ja) * 1990-12-25 1992-08-12 Mitsubishi Electric Corp 信号分配用配線
JPH04269860A (ja) * 1991-02-26 1992-09-25 Toshiba Corp クロック信号の分配配線方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990010686A1 (fr) * 1989-03-07 1990-09-20 Nippon Petrochemicals Co., Ltd. Procede de production d'huile isolante comprenant du dibenzylbenzene

Also Published As

Publication number Publication date
US5418385A (en) 1995-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5408141A (en) Sensed current driving device
CN100456306C (zh) 具有自补模块时延的集成电路逻辑
CN1985440B (zh) 用于调整集成电路性能的设备和方法
US4516312A (en) Method for constructing delay circuits in a master slice IC
US4926066A (en) Clock distribution circuit having minimal skew
JP3758876B2 (ja) 半導体装置のレイアウト方法
CN102361449A (zh) 用于调整集成电路性能的设备和方法
JPH07170162A (ja) 可変インピーダンス遅延装置
JP2776549B2 (ja) 半導体集積回路
US5635737A (en) Symmetrical multi-layer metal logic array with extension portions for increased gate density and a testability area
JP2681972B2 (ja) マスタスライス型半導体集積回路
JPH06151704A (ja) 半導体装置及び配置配線装置
JPH06232707A (ja) しきい値制御された集積回路用入力回路
JPH0349214B2 (ja)
US5289040A (en) Compensating lead structure for distributed IC components
US6269280B1 (en) Semiconductor device and method of fabricating the same
US6897674B2 (en) Adaptive integrated circuit based on transistor current measurements
JPH11330969A (ja) 導通線路をもった電圧分割回路及び導通線路を形成する方法
JPS5967704A (ja) Mosfet演算増幅器
JPH06162779A (ja) 半導体記憶装置におけるセンスアンプ制御回路
JP3644138B2 (ja) 半導体集積回路及びその配置配線方法
JP3084056B2 (ja) 半導体集積回路上の抵抗回路
JPS643056B2 (ja)
JP3156397B2 (ja) 半導体装置
JPH0715475A (ja) デジタル制御回路