JPH06151538A - 半導体ウエハの評価方法及びその装置 - Google Patents

半導体ウエハの評価方法及びその装置

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JPH06151538A
JPH06151538A JP4017649A JP1764992A JPH06151538A JP H06151538 A JPH06151538 A JP H06151538A JP 4017649 A JP4017649 A JP 4017649A JP 1764992 A JP1764992 A JP 1764992A JP H06151538 A JPH06151538 A JP H06151538A
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semiconductor wafer
change
irradiation
lifetime
excitation light
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JP4017649A
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Morin Michel
モラン ミッシェル
Fried Jean
フリード ジャン
Masataka Hirose
全孝 広瀬
Yasuhide Nakai
康秀 中井
Hidehisa Hashizume
英久 橋爪
Chiyo Fujihira
千代 藤平
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LEO GIKEN KK
Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
Original Assignee
LEO GIKEN KK
Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • G01R31/2648Characterising semiconductor materials

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 半導体ウエハを評価する半導体ウエハの評価
方法及びその装置。 【構成】 励起光発生器4にて発生させた励起光を照射
条件設定器9により照射条件を変化させて半導体ウエハ
2に照射し,該ウエハ2にマイクロ波発生器5から放射
されたマイクロ波の反射波のレベル変化を検波器6にて
検出し,推定回路10′により上記照射条件の変化と上
記マイクロ波のレベル変化に対応する少数キャリアのラ
イフタイムの変化とに基づいて該ウエハ2のドーパント
レベルを推定し,照射条件検出回路11によりこのドー
パントレベルに応じて検出された照射条件の下に,測定
回路12にて少数キャリアのライフタイムを測定せしめ
る。上記構成により,半導体ウエハ2のドーパントレベ
ルを推定し得ると共に,ショックレーリードホール統計
に基づいたライフタイムを得て半導体ウエハ2の適切な
評価を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウエハの評価方法
及びその装置に係り,詳しくは半導体ウエハのドーパン
トレベルの推定方法及びその装置並びに半導体ウエハの
ライフタイム測定方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の超LSIに代表される半導体デバ
イスの超精密化傾向に伴い,そこに使用される半導体ウ
エハはより厳しい品質管理を要求されるようになった。
この管理のための半導体ウエハの評価方法としては該ウ
エハの汚染や損傷のおそれがない非接触式の測定方法が
望ましく,その一例としてマイクロ波による半導体特性
測定方法が知られている(特公昭61−60576)。
図10は従来の半導体特性測定装置の一例における測定
原理を示すブロック図,図3は半導体特性測定装置の入
出力等を示すタイムチャート,図4は半導体ウエハの抵
抗率とマイクロ波の検波電流値の変化との関係を示すグ
ラフ,図5はシンクロスコープに表示される減衰曲線で
ある。図10に示す如く,従来の半導体特性測定装置A
は試料保持台1と,試料保持台1上に保持された被測定
試料である半導体ウエハ2に照射する励起光を発生させ
る励起光発生器4と,半導体ウエハ2に放射するマイク
ロ波を発生させるマイクロ波発生器5と,マイクロ波発
生器5により放射されるマイクロ波を半導体ウエハ2に
放射する導波管3と,半導体ウエハ2の表面で反射され
たマイクロ波を導波管3を介して検出する検波器6と,
検波器6により検出されたマイクロ波のレベル変化を表
示するシンクロスコープ7と,励起光発生器4,マイク
ロ波発生器5,検波器6及びシンクロスコープ7を制御
する制御回路8とから構成されている。以下,図3を参
照して測定原理を説明する。マイクロ波発生器5により
放射された一定レベルのマイクロ波bは導波管3の放射
端から半導体ウエハ2の表面に放射される。このマイク
ロ波bが放射された半導体ウエハ2の表面に,励起光発
生器4の出力である一定のレベル,幅及び間隔を有する
パルス光aを励起光として照射することにより,半導体
ウエハ2内に自由電子と正孔との対であるキャリアを励
起させる。このキャリアの内,半導体ウエハ2にもとも
と多数含まれていた多数キャリアは,上記励起光の照射
により生じる濃度変化が比較的小さいため,濃度変化が
顕著となる少数キャリアの濃度変化を検出した方が半導
体ウエハ2の特性を高精度に検出することができる。従
って,以下主として少数キャリアについて述べる。上記
のように励起された少数キャリアは半導体ウエハ2の熱
平衡状態におけるキャリア濃度よりも過剰なものとな
る。このため,少数キャリア濃度dは上昇する。次に,
光照射が中断されるパルス間に上記過剰キャリアは再結
合して次第に減少する。これに伴い,少数キャリア濃度
dも熱平衡状態における濃度に達するまで徐々に低下す
る。このように少数キャリアが熱平衡状態からずれた
後,熱平衡状態に復帰する時間は,光照射を中断してか
らの時間tに対して指数関数exp(-t/τ) で表される。
このτは少数キャリアのライフタイム(寿命)とよば
れ,半導体ウエハの不純物濃度を表すパラメータの一つ
である。また,少数キャリア濃度dの変化は半導体ウエ
ハ2の電気伝導度(即ち,抵抗率)を変化させるため,
半導体ウエハ2に入射されたマイクロ波のレベル変化に
対応する検波電流値と抵抗率との間には図4に示すよう
な関係がある。レベル変化後のマイクロ波は,半導体ウ
エハ2の表面で反射された反射波cとなって導波管3を
再び通り,検波器6に伝達される。シンクロスコープ7
により検出されるマイクロ波(反射波)の減衰は,例え
ば図5に示されるような減衰曲線として表示される。こ
の減衰曲線に基づいて少数キャリアのライフタイムを測
定することより,半導体ウエハ2の重金属等の汚染レベ
ルを評価することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなマイク
ロ波による半導体特性測定方法において,半導体ウエハ
2に励起光を照射して過剰少数キャリアを発生させる際
の照射量に対応するキャリア注入密度を下げれば,マイ
クロ波のレベル変化の検出精度が低下する。即ち,キャ
リア注入密度を下げれば,熱平衡状態と注入状態との間
の少数キャリアの濃度変化度合が小さくなる。このた
め,マイクロ波の反射波のレベル変化も小さくなり,S
/N比が低下し検出精度が低下するのである。このた
め,従来の測定方法におけるキャリア注入密度は半導体
特性測定装置Aの検出精度からみた検出限界に安全率を
見込んで設定されていた。そして,このように設定され
たキャリア注入密度に固定して少数キャリアのライフタ
イムを測定し,半導体特性の評価がなされていた。しか
し,キャリア注入密度を所定以上の高注入状態に設定し
た場合,注入キャリアの密度が支配的となるため半導体
ウエハ2内の多数キャリアと少数キャリアとの両密度が
近い値となり,双極性拡散と呼ばれるキャリアの移動現
象を生じてくる。双極性拡散は少数キャリアのライフタ
イムに著しい影響を及ぼす。高注入状態では,この双極
性拡散の他にも,キャリアの移動距離(拡散長)とライ
フタイムとの関係を示す拡散係数の変化,上記光励起再
結合以外の現象により電子−正孔対が再結合するオージ
ェ再結合,過剰キャリアによる再結合中心の占有状態の
飽和等の非線形な諸現象が生じ,これらが複雑に影響し
あうことにより,公知の理論式であるショックレーリー
ドホール統計(W.Schockley & W.T.Read:Phys.Rev.,87,
835(1952); R.N.Hall:Phys. Rev.,87,387(1952))から導
き出される本来の少数キャリアのライフタイムとは異な
るものが測定されるおそれがあった。このため,半導体
ウエハ2の正確な評価がなされない場合があった。ま
た,高注入状態では,マイクロ波の検波カーブの非線形
部にまでマイクロ波のレベル変化が及ぶために少数キャ
リアのライフタイムの測定誤差を生じるおそれがあっ
た。本発明はこのような従来の技術における課題を解決
するためになされたものであり,その第1の目的はP型
又はN型半導体にもともと含まれる不純物濃度であり,
過剰少数キャリアの注入密度が高注入状態となる境界値
に相当するドーパントレベルを推定する半導体ウエハの
ドーパントレベル推定方法及びその装置を提供すること
である。さらに,第2の目的は,上記ドーパントレベル
に応じた低注入状態の照射条件にて少数キャリアのライ
フタイムを測定する半導体ウエハのライフタイム測定方
法及びその装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために,本発明が採用する主たる手段は,その要旨と
するところが,半導体ウエハに照射条件を変化させて励
起光を照射すると共に,上記半導体ウエハに放射された
マイクロ波の透過波又は反射波を検出し,上記照射条件
の変化と上記マイクロ波のレベル変化に対応する少数キ
ャリアのライフタイムの変化とに基づいて上記半導体ウ
エハのドーパントレベルを推定する半導体ウエハのドー
パントレベル推定方法及びその装置である。更には,上
記照射条件の変化に伴う上記半導体ウエハの少数キャリ
アのライフタイムの変化が上昇に転じる点での励起光の
照射量に対応する少数キャリアの注入密度の約0.8〜
20倍の注入密度を上記ドーパントレベルと推定する半
導体ウエハのドーパントレベル推定方法及びその装置で
ある。また,上記第2の目的を達成するために,本発明
が採用する主たる手段は,その要旨とするところが,半
導体ウエハに照射条件を変化させて励起光を照射すると
共に,上記半導体ウエハに放射されたマイクロ波の透過
波又は反射波を検出し,上記照射条件の変化と上記マイ
クロ波のレベル変化に対応する少数キャリアのライフタ
イムの変化とに基づいて上記半導体ウエハのドーパント
レベルに応じた照射条件を検出し,上記ドーパンドレベ
ルに応じた照射条件にて上記半導体ウエハの少数キャリ
アのライフタイムを測定する半導体ウエハのライフタイ
ム測定方法及びその装置である。更には,上記照射条件
の変化に伴う上記半導体ウエハの少数キャリアのライフ
タイムの変化が上昇に転じる点での励起光の照射光に対
応する少数キャリアの注入密度の約0.5倍以下の注入
密度を上記ドーパントレベルに応じた照射条件とする半
導体ウエハのライフタイム測定方法及びその装置であ
る。更には,上記照射条件を変化させる変化手段が,上
記半導体ウエハと上記励起光を照射する照射手段との間
に配置されて該照射手段から照射された励起光を断続お
よび/または減衰させる調節手段である半導体ウエハの
ドーパントレベル推定装置又は半導体ウエハのライフタ
イム測定装置である。更には,上記半導体ウエハと上記
励起光を照射する照射手段との間に上記照射条件を変化
させる変化手段により照射条件を変化させて照射された
励起光を断続および/または減衰させる調節手段を設け
た半導体ウエハのドーパントレベル推定装置又は半導体
ウエハのライフタイム測定装置である。更には,上記励
起光を照射する照射手段による励起光のビームサイズを
上記マイクロ波を放射する放射手段のマイクロ波放射端
の面積と略同一とするビームサイズ調節手段を設けた半
導体ウエハのドーパントレベル推定装置又は半導体ウエ
ハのライフタイム測定装置である。
【0005】
【作用】本発明の半導体ウエハのドーパントレベル推定
方法及びその装置によれば,半導体ウエハに照射条件を
変化させて励起光が照射され,上記半導体ウエハに放射
されたマイクロ波の透過波または反射波が検出される。
上記照射条件の変化と上記マイクロ波のレベル変化に対
応する少数キャリアのライフタイムの変化とに基づいて
上記半導体ウエハのドーパントレベルが推定される。そ
の結果,過剰少数キャリアの注入密度が高注入状態とな
る境界値を推定できる。また,本発明の半導体ウエハの
ライフタイム測定方法及びその装置によれば,半導体ウ
エハに照射条件を変化させて励起光が照射され,上記半
導体ウエハに放射されたマイクロ波が検出される。上記
照射条件の変化と上記マイクロ波のレベル変化に対応す
る少数キャリアのライフタイムの変化とに基づいて半導
体ウエハのドーパントレベルに応じた照射条件が検出さ
れる。上記ドーパントレベルに応じた低注入状態の照射
条件にて励起光を照射しつつマイクロ波を検出すること
により,適度の注入密度における上記半導体ウエハの少
数キャリアのライフタイムが測定される。これにより,
ショックレーリードホール統計に基づいた不純物濃度に
対応する少数キャリアのライフタイムが確実に得られ
る。その結果,従来例に比べてより正確な半導体ウエハ
の評価が可能となる。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の第1の実施例に係る半導体特性測定
装置の測定原理を示すブロック図,図2は本発明の第2
の実施例に係る半導体特性測定装置の測定原理を示すブ
ロック図,図6はキャリア注入密度とライフタイムとの
関係を示すグラフ,図7は各種半導体ウエハにおけるA
点での注入密度とドーパントレベルとの比率を示す実験
結果の説明図,図8は励起光発生器廻りの他の実施例を
示すブロック図,図9はマイクロ波の導波管廻りの他の
実施例を示すブロック図である。また,前記図10に示
した従来の半導体特性測定装置の一例における測定原理
を示すブロック図と共通する要素には同一符号を使用す
る。まず,第1の実施例に係る半導体特性測定装置A1
は,図1に示す如く従来例と同様の試料保持台1,半導
体ウエハ2,照射手段の一例である励起光発生器4,放
射手段の一例であるマイクロ波発生器5,導波管3,検
出手段の一例である検波器6及びシンクロスコープ7に
加え,励起光の照射条件を変化させる変化手段の一例で
ある照射条件設定器9と,半導体ウエハ2のドーパント
レベルを推定する推定手段の一例である推定回路10と
を備えている。以下に図6及び図7を参照して測定原理
を説明する。但し,従来例と同様の部分については前述
の通りであるのでその詳細説明を省略する。マイクロ波
発生器5により放射された一定レベルのマイクロ波bを
導波管3を介して半導体ウエハ2の表面に放射する。こ
の表面に励起光発生器4の出力である励起光を例えばパ
ルス光として照射する際,照射条件設定器9によりパル
ス光のパルス強度又はパルス幅又はパルス間隔のいずれ
か又はこれらの組合せによる照射条件を変化させる。こ
の時のキャリア注入密度の変化と少数キャリアのライフ
タイムの変化との相関関係を実験にて求めた結果を図6
に示す。ドーパントレベルが既知(C点)の半導体ウエ
ハについて,キャリア注入密度を高注入状態から徐々に
小さくしていくと,それまで減少を示していた少数キャ
リアのライフタイムが増加傾向を示しはじめた(A
点)。A点とC点とにおけるキャリア注入密度の比率A
/Cは,8種類の半導体ウエハについて測定したA点と
C点の密度比を例記した図7に示す実験結果より約1.
2〜0.05の範囲に存在するということがわかった。
【0007】さらに,図6においてA点の約0.5倍以
下のキャリア注入密度になると,少数キャリアのライフ
タイムは増加しなくなり飽和状態になる(B点)。従っ
て図6からB点とC点との間のキャリア密度では前述の
ような高注入状態における双極性拡散,拡散係数の変
化,オージェ再結合,高注入キャリアによる再結合中心
の占有状態飽和及びマイクロ波検波カーブの非線形性等
による本来の少数キャリアのライフタイム測定を阻害す
る要因を取り除いた低注入状態での測定が行われている
ことがわかる。上述の第1実施例は,上記のようなキャ
リア注入密度の変化と少数キャリアのライフタイムの変
化との間の相関関係に着目してなされたものである。即
ち,照射条件設定器9により変化させた励起光の照射条
件(注入密度)毎に少数キャリアのライフタイムを測定
し,注入密度の減少に伴ってライフタイムが増加に転じ
る点(A点)を検出し,このA点における注入密度に基
づいて半導体ウエハ2のドーパントレベルを推定する。
この一連の工程は推定回路10が受け持つ。尚,A点で
の注入密度に前述のA/Cの逆数である約0.8〜20
を乗じてドーパントレベルとすることができる。次に,
第2の実施例に係る半導体特性測定装置A2 は図2に示
す如く,前記第1の実施例の構成に加えて,半導体ウエ
ハのドーパントレベルに応じた照射条件を検出する照射
条件検出手段の一例である照射条件検出回路11と,照
射条件検出回路11より検出された照射条件にて半導体
ウエハ2の少数キャリアのライフタイムを測定するライ
フタイム測定手段の一例である測定回路12とを備えて
いる。但し,第2実施例における推定回路10′として
は,上記A点を検出するまでの機能があれば良い。この
実施例では,推定回路10′により検出されたA点での
注入密度に基づいて,照射条件検出回路11により最適
な低注入状態での照射条件が検出される。そして検出さ
れた照射条件にて半導体ウエハ2にキャリア注入が行わ
れ,測定回路12により少数キャリアライフタイムが測
定される。このようにして測定された少数キャリアのラ
イフタイムは前述の如く本来のライフタイム測定を阻害
する要因を取り除いた不純物のみによるショックレーリ
ードホール統計に基づいた少数キャリアのライフタイム
の測定となる。従って,このライフタイムから半導体ウ
エハの重金属等の汚染レベルの評価を行うことができ
る。
【0008】尚,照射条件検出回路11による最適な低
注入状態での照射条件としてはA点でのキャリア注入密
度の約0.5倍以下の注入密度とすることが好適であ
る。次に,上記第1又は第2実施例におけるパルス光の
照射条件を変化させる照射条件設定器9として,図8に
示す如く半導体ウエハ2と励起光発生器4との間に,励
起光を断続および/または減衰させる調節手段の一例で
ある調節器13を設けてもよい。この調節器13は,例
えばフィルタ又はアッテネータ又はレンズ又は拡散板又
は光学的シャッタのいずれか又はこれらの組み合せにて
構成される。また,上記調節器13は上記第1又は第2
実施例における照射条件設定器9とは別個に設けること
もできる。この場合,照射条件設定器9により照射条件
を変化させて照射された励起光を調節器13により断続
および/または減衰させることにより照射条件の微調整
を行うことが可能となり,より正確な条件設定を行うこ
とができる。又は,機能分担して,照射条件設定器9及
び調節器13の両方により照射条件を変化させることも
できる。以下に低注入状態における半導体特性測定装置
1 ,A2 の検出精度について述べる。即ち,上記第1
又は第2実施例においても,低注入状態にて半導体ウエ
ハ2にキャリア注入を行った場合には,前述の如く,マ
イクロ波のレベル変化の検出精度が低下する。この検出
精度からみた半導体特性測定装置A1 ,A2 の検出限界
を超えて,さらに低注入を実現するためには,図9に示
す如く励起光のビームサイズをマイクロ波の導波管3の
放射端の面積と略同一とするビームサイズ調節手段の一
例であるビームサイズ調節器14を設けることが有効で
ある。この理由は以下の通りである。即ち,導波管3の
マイクロ波放射端の面積S1 に比べて励起光の照射面積
2が小さい場合には,半導体ウエハ2の表面上の励起
光の照射による過剰少数キャリアが励起されない範囲Δ
S(=S1 −S2 )からのマイクロ波の反射波も検出さ
れる。この時,励起されてレベル変化を生じたマイクロ
波の反射波に比べてΔSの占める割合が大きくなれば,
検波器6に伝達されるマイクロ波の反射波にはノイズが
多くなる。このため,S/N比が低下し,装置の検出精
度が低下する。従って,両面積S1 ,S2 を一致させる
ことにより装置の精度を向上させることができる。ビー
ムサイズ調節器14の具体例としては以下のものが挙げ
られる。
【0009】即ち,図9(a)に示す如く,励起光を光
学レンズ14′等により集光し,マイクロ波の導波管3
内へ導く。ここで導圧管3の内壁にて励起光を乱反射さ
せることにより,導波管3の放射端の面積と略同一のビ
ームサイズが得られる。この例では光学レンズ14′及
び導波管3がビームサイズ調節手段に相当する。また,
図9(b)に示す如く,マイクロ波の導波管3に導かれ
た励起光を導波管3の内部に設けられた拡散板14″に
より拡散させることにより,導波管3の放射端の面積と
略同一のビームサイズを得ることも可能である。この例
では拡散板14″および導波管3がビームサイズ調節手
段に相当する。また,逆に導波管3の放射端を狭めて,
ビームサイズに合わせてもよい。尚,以上の実施例にお
ける制御回路8,推定回路10(10′),照射条件検
出回路11及び測定回路12等の機能を集中して少なく
とも1台のコンピュータにて実行させることもできる。
尚,以上の実施例において,反射マイクロ波をプローブ
として少数キャリアの変化を測定する方法について述べ
たが,実使用に際しては,赤外線レーザや透過マイクロ
波等あらゆる少数キャリアの増減を感知し得る方法を適
用しても支障はない。以上のように,本発明によれば,
半導体ウエハのドーパントレベルを推定して半導体ウエ
ハへのキャリア注入密度が高注入状態となる境界値を推
定し得ると共に,このドーパントレベルに応じた低注入
状態にて少数キャリアのライフタイムを測定することに
よりショックレーリードホール統計に基づいたライフタ
イムが得られ,これに基づいて半導体ウエハの重金属等
の汚染レベルを評価することができる。その結果,半導
体ウエハの適切な評価を行うことができる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る半導体ウエハの評価方法及
びその装置は,上記したように構成されているため,半
導体ウエハのドーパントレベルを推定して半導体ウエハ
へのキャリア注入密度が高注入状態となる境界値を推定
し得ると共に,このドーパントレベルに応じた低注入状
態の照射条件にて少数キャリアのライフタイムを測定す
ることによりショックレーリードホール統計に基づいた
ライフタイムが得られ,これに基づいて半導体ウエハの
重金属等の汚染レベルを評価することができる。その結
果,半導体ウエハの適切な評価を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る半導体特性測定
装置の測定原理を示すブロック図。
【図2】 本発明の第2の実施例に係る半導体特性測定
装置の測定原理を示すブロック図。
【図3】 半導体特性測定装置の入出力等を示すタイム
チャート。
【図4】 半導体ウエハの抵抗率とマイクロ波の検波電
流値の変化との関係を示すグラフ。
【図5】 シンクロスコープに表示される減衰曲線。
【図6】 キャリア注入密度とライフタイムとの関係を
示すグラフ。
【図7】 各種半導体ウエハにおけるA点でのキャリア
注入密度とドーパントレベルとの比率を示す実験結果の
説明図。
【図8】 励起光発生器廻りの他の実施例を示すブロッ
ク図。
【図9】 マイクロ波の導波管廻りの他の実施例を示す
ブロック図。
【図10】 従来の半導体特性測定装置の一例における
測定原理を示すブロック図。
【符号の説明】
1 ,A2 …半導体特性測定装置 2…半導体ウエハ 4…励起光発生器 5…マイクロ波発生器 6…検波器 9…照射条件設定器 10,10′…推定回路 11…照射条件検出回路 12…測定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン フリード 東京都新宿区市ヶ谷船河原町19 マノアー ル古河104号 (72)発明者 広瀬 全孝 広島市中区白島中町6−4−401 (72)発明者 中井 康秀 神戸市須磨区西落合5−11−4 (72)発明者 橋爪 英久 三木市志染町青山4−5−9 (72)発明者 藤平 千代 明石市東野町2056 朝霧パークホームズ 209号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハに照射条件を変化させて励
    起光を照射すると共に,上記半導体ウエハに放射された
    マイクロ波の透過波又は反射波を検出し,上記照射条件
    の変化と上記マイクロ波のレベル変化に対応する少数キ
    ャリアのライフタイムの変化とに基づいて上記半導体ウ
    エハのドーパントレベルを推定する半導体ウエハのドー
    パントレベル推定方法。
  2. 【請求項2】 半導体ウエハに照射条件を変化させて励
    起光を照射すると共に,上記半導体ウエハに放射された
    マイクロ波の透過波又は反射波を検出し,上記照射条件
    の変化と上記マイクロ波のレベル変化に対応する少数キ
    ャリアのライフタイムの変化とに基づいて上記半導体ウ
    エハのドーパントレベルに応じた照射条件を検出し,上
    記ドーパントレベルに応じた照射条件にて上記半導体ウ
    エハの少数キャリアのライフタイムを測定する半導体ウ
    エハのライフタイム測定方法。
  3. 【請求項3】 上記照射条件の変化に伴う上記半導体ウ
    エハの少数キャリアのライフタイムの変化が上昇に転じ
    る点での励起光の照射量に対応する少数キャリアの注入
    密度の約0.8〜20倍の注入密度を上記ドーパントレ
    ベルと推定する請求項1記載の半導体ウエハのドーパン
    トレベル推定方法。
  4. 【請求項4】 上記照射条件の変化に伴う上記半導体ウ
    エハの少数キャリアのライフタイムの変化が上昇に転じ
    る点での励起光の照射量に対応する少数キャリアの注入
    密度の約0.5倍以下の注入密度を上記ドーパントレベ
    ルに応じた照射条件とする請求項2記載の半導体ウエハ
    のライフタイム測定方法。
  5. 【請求項5】 半導体ウエハに励起光を照射する照射手
    段と,上記照射手段により照射される励起光の照射条件
    を変化させる変化手段と,上記励起光を上記変化手段に
    より照射条件を変化させて照射された上記半導体ウエハ
    にマイクロ波を放射する放射手段と,上記放射手段によ
    り放射されたマイクロ波の透過波又は反射波を検出する
    検出手段と,上記照射条件の変化と上記検出手段により
    検出されたマイクロ波のレベル変化に対応する少数キャ
    リアのライフタイムの変化とに基づいて上記半導体ウエ
    ハのドーパントレベルを推定するドーパントレベル推定
    手段とからなる半導体ウエハのドーパントレベル推定装
    置。
  6. 【請求項6】 半導体ウエハに励起光を照射する照射手
    段と,上記照射手段により照射される励起光の照射条件
    を変化させる変化手段と,上記励起光を上記変化手段に
    より照射条件を変化させて照射された上記半導体ウエハ
    にマイクロ波を放射する放射手段と,上記放射手段によ
    り放射されたマイクロ波の透過波又は反射波を検出する
    検出手段と,上記照射条件の変化と上記マイクロ波のレ
    ベル変化に対応する少数キャリアのライフタイムの変化
    とに基づいて上記半導体ウエハのドーパントレベルに応
    じた照射条件を検出する照射条件検出手段と,上記照射
    条件検出手段により検出された上記ドーパントレベルに
    応じた照射条件にて上記半導体ウエハの少数キャリアの
    ライフタイムを測定するライフタイム測定手段とからな
    る半導体ウエハのライフタイム測定装置。
  7. 【請求項7】 上記変化手段が,上記半導体ウエハと上
    記照射手段との間に配設されて該照射手段から照射され
    た励起光を断続および/または減衰させる調節手段であ
    る請求項5記載の半導体ウエハのドーパントレベル推定
    装置又は請求項6記載の半導体ウエハのライフタイム測
    定装置。
  8. 【請求項8】 上記半導体ウエハと上記照射手段との間
    に上記変化手段により照射条件を変化させて照射された
    励起光を断続および/または減衰させる調節手段を設け
    た請求項5記載の半導体ウエハのドーパントレベル推定
    装置又は請求項6記載の半導体ウエハのライフタイム測
    定装置。
  9. 【請求項9】 上記照射手段による励起光のビームサイ
    ズを上記放射手段のマイクロ波放射端の面積と略同一と
    するビームサイズ調節手段を設けた請求項5記載の半導
    体ウエハのドーパントレベル推定装置又は請求項6記載
    の半導体ウエハのライフタイム測定装置。
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