JPH0615146B2 - カムの線織面を作るための方法および装置 - Google Patents

カムの線織面を作るための方法および装置

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JPH0615146B2
JPH0615146B2 JP58079234A JP7923483A JPH0615146B2 JP H0615146 B2 JPH0615146 B2 JP H0615146B2 JP 58079234 A JP58079234 A JP 58079234A JP 7923483 A JP7923483 A JP 7923483A JP H0615146 B2 JPH0615146 B2 JP H0615146B2
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cam
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ベルナルド・ボグリノ
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Fiat SpA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/08Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding non-circular cross-sections, e.g. shafts of elliptical or polygonal cross-section
    • B24B19/12Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding non-circular cross-sections, e.g. shafts of elliptical or polygonal cross-section for grinding cams or camshafts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカムの作動面として役立つ線織面(ruled surfa
ce: 一本の直線が動いてできる曲面)を研削によって
作るための方法および装置に関する。
(従来の技術) カムの線織面を作るための方法および装置を開示したも
のとして、英国特許第2116463A号明細書があ
る。
この英国明細書に開示されているまっすぐな長手方向の
軸線のまわりに延びていて、カムの作動面として役立つ
線織面を研削によって作るための方法は、1つの軸線の
まわりに回転し且つ工作面を有する砥石を用意し、この
工作面を前記カムの線織面に接触させて配置し、該カム
をその軸線のまわりに回転し、該カムの軸線と交叉する
固定した垂直軸線のまわりで該カムの軸線に第1の往復
旋回運動を与え、所定の直線方向に前記砥石の工作面を
動かすような第1の変位を該砥石に与え、前記カムのそ
の軸線のまわりの回転、該カムの軸線の第1の往復旋回
運動、及び前記砥石の第1の変位が協働して常に前記砥
石の工作面と前記カムの繊維面との接触が維持されるよ
うに制御手段を用意する諸段階を含んでいる。
また、前記英国特許明細書に開示されているカムの作動
面である線織面を研削によって作る装置は、固定構造物
によって支持されていて固定した垂直軸線のまわりに第
1の旋回運動が可能であるワークピース・ヘッドを含
み、該ワークピース・ヘッド上にワークピース・スライ
ドが配置されており、カムのブランクは該ワークピース
・スライド上に配置されていてその長手方向軸線のまわ
りに回転されるようになっており、また、砥石をその軸
線と共軸で担持する工具スピンドルがその軸線のまわり
に回転するように配置された砥石台を含み、この砥石台
は前記固定構造物に移動可能に装架されて所定のまっす
ぐな路に沿って前記砥石の回転軸線の第1の変位を許容
するようになっており、更に、前記カムのその長手方向
軸線のまわりの回転と、前記垂直軸線のまわりの前記ワ
ークピース・ヘッドの第1の旋回運動と、前記工具スピ
ンドルを有する砥石台の第1の変位との間に所定の関係
をもたらす制御手段を含み、この所定の関係は、前記砥
石の工作面が常に前記カムの線織面に接触しているよう
になっているものである装置を含んでいる。
かような従来技術における方法及び装置においては、環
状の平坦な工作面を有する砥石が使用されていた。
(発明が解決しようとする課題) 前述した従来技術において、使用される砥石は環状の平
坦な工作面を有しているので、砥石が頑丈な構造にでき
ないという問題があった。また、環状の平坦な工作面の
直径が大きくなってしまって、砥石の工作面に作用する
遠心力による応力が大きくなってしまうという問題があ
った。更に、環状の平坦な工作面の半径方向の各位置に
おいて、工作面の研削速度が違ってしまい、外周に近い
ところでは研削速度が大であり、中心に近いところでは
研削速度が小となってしまって、カムの作動面となる線
織面の線分上の各点において研削速度が一様でなく、従
って、線分に沿って均等な研削作業を行ない得ないとい
う問題があった。
(課題を解決するための手段) 後に説明する本発明の実施例に使用されている符号を参
考のために付記して示すと、本発明の方法は、まっすぐ
な長手方向の軸線Yのまわりに延びていて、カム3の作
動面4として役立つ線織面を研削によって作る方法であ
って、水平方向回転軸線Xのまわりに回転するようにさ
れ、工作面2が円筒である砥石1であって、この円筒は
一定円形断面を有し且つこの円筒の軸線が前記砥石の前
記水平方向回転軸線Xと一致しており、この水平方向回
転軸線Xは水平方向の並進運動Fと垂直方向の並進運動
Gとをするようになっている、前記砥石1を備える段階
と、研削されるべきカム3のブランクをその軸線Yのま
わりに回転するように取り付ける支承板13であって、
該カム3のブランクの軸線Yと交叉する垂直軸線Vのま
わりで該カム3のブランクの軸線Yに第1の往復旋回運
動L1を付与するようにされ、且つ前記垂直軸線Vに直
交しまた前記カム3のブランクの軸線Yと交叉する水平
軸線Zのまわりで該カム3のブランクの軸線Yに第2の
往復旋回運動K1を付与するようにされている、前記支
承板13を備える段階と、前記支承板13に対してカム
3のブランクを回転可能に取り付ける段階と、前記砥石
1を前記水平方向回転軸線Xのまわりに前記カム3のブ
ランクと接触して回転させ且つ前記カム3のブランクを
その軸線Yのまわりに回転させる段階と、前記カム3の
ブランクの軸線Yと交叉している前記垂直軸線Vのまわ
りで該カム3のブランクの軸線Yに前記第1の往復旋回
運動L1が付与されるとともに、該カム3のブランクの
軸線Yと交叉する前記水平軸線Zのまわりで該カム3の
ブランクの軸線Yに前記第2の往復旋回運動K1が付与
されるように前記支承板13を運動させ、同時に、前記
砥石1の前記水平方向回転軸線Xに前記水平方向の並進
運動F及び前記垂直方向の並進運動Gを付与し、もっ
て、かような運動L1,K1,F,Gによって、前記カ
ム3のブランクのすべての回転位置において、前記線織
面の線分5,6が前記砥石1の前記水平方向回転軸線X
に対して平行に位置していて、前記工作面2と前記カム
3の前記線織面との間の接触が前記線分5,6の全体に
わたっているようにする段階と、を含む方法である。
本発明の装置は、カム3の作動面4である線織面を研削
によって作る装置であって、固定構造物11と、該固定
構造物11上に水平方向に移動可能に装架された砥石台
17と、該砥石台17上に垂直方向に移動可能に装架さ
れていて、工具スピンドルを有する工具スライド19
と、該工具スピンドルと同軸の水平方向回転軸線Xと円
筒形の工作面2とを有し且つ前記工具スライド19に装
架された砥石1であって、この水平方向回転軸線Xに前
記砥石台17の移動によって水平方向の並進運動Fが付
与されるとともに、前記工具スライド19の移動によっ
て垂直方向の並進運動Gが付与されるようになった、前
記砥石1と、カム3のブランクをその軸線Yのまわりに
回転するように取り付ける支承板13と、電気支承板1
3を回動可能に支持するとともに前記固定構造物11上
に回動可能に装架されているワークピース・ヘッド12
であって、前記カム3のブランクの軸線Yと交叉する垂
直軸線Vのまわりで該カム3のブランクの軸線Yに第1
の往復旋回運動L1が付与され、更に、前記垂直軸線V
に直交し且つ前記カム3のブランクの軸線Yと交叉する
水平軸線Zのまわりで該カム3のブランクの軸線Yに第
2の往復旋回運動K1が付与されるごとく前記支承板1
3が回動されるようにされている、前記ワークピース・
ヘッド12と、前記砥石1を前記カム3のブランクと接
触して回転させるため前記工具スピンドルを回転駆動す
る手段と、前記カム3のブランクをその軸線Yのまわり
に回転させる手段と、前記砥石第17、前記工具スライ
ド19、前記支承板13及び前記ワークピース・ヘッド
12の運動を制御する制御手段とを有し、前記制御手段
は、前記カム3のブランクの軸線Yと交叉している前記
垂直軸線Vのまわりで該カム3のブランクの軸線Yに前
記第1の往復旋回運動L1が付与されるように前記ワー
クピース・ヘッド12の運動を制御するとともに、該カ
ム3のブランクの軸線Yと交叉する前記水平軸線Zのま
わりで、該カム3のブランクの軸線Yに前記第2の往復
旋回運動K1が付与されるように前記支承板13の運動
を制御し、同時に、前記砥石1の前記水平方向回転軸線
Xに前記水平方向の並進運運動Fが付与されるように前
記砥石台17の運動を制御し、また、前記砥石1の前記
水平方向回転軸線Xに前記垂直方向の並進運動Gが付与
されるように前記工具スライド19の運動を制御し、も
って、前記カム3のブランクのすべての回転位置におい
て、前記線織面の線分5,6が前記砥石1の前記水平方
向回転軸線Xに対して平行に位置していて、前記工作面
2と前記カム3の前記線織面との間の接触が前記線分
5,6の全体にわたっているようにする、装置である。
(発明の作用及び効果) 本発明の方法及び装置においては、円筒の工作面を有す
る砥石が用いられている。この円筒は一定の円形断面を
有しており、またこの円筒の軸線は砥石の回転軸線と一
致する。かような砥石は、環状の平坦な工作面を有する
砥石に比較して、はるかに頑丈であって、損傷を受ける
ことがあまり無い。また、円筒の工作面を有する砥石の
外径は、環状の平坦な工作面を有する砥石の外径に比し
て、より小さくなし得る。前者は軸線方向の母線に沿う
砥石の工作面が研削作業を行なうのに対して、後者は半
径方向線に沿う砥石の工作面が研削作業を行なうのであ
ってどうしても外径を大とせざるを得ないからである。
従って、円筒の工作面を有する砥石と、環状の平坦な工
作面を有する砥石とが同じ回転速度で駆動された場合に
は、必然的に前者の工作面にもたらされる遠心力による
応力の方が、後者の工作面にもたらされる応力よりもよ
り小さなものとなる。それ故に、砥石が損傷される惧れ
は、前者の方がより少なくなってくる。更に、工作面を
有する砥石においては、工作面の研削速度が、軸線方向
のどの点においても同じである。従って、カムの作動面
を成す線織面の線分上のどの点においても、同じ研削速
度で加工が行なわれ、線分に沿って均等な研削作業がな
される。然るに、環状の平坦な工作面を有する砥石で
は、前述したごとく、線分に沿って均等な研削作業を行
ない得ないのである。
(実施例) 本発明を、添付図面に図示した好ましい実施例に関して
説明すれば、以下の通りである。
1は、軸線Xのまわりを回転する円筒形の砥石である。
砥石1は、一定円形断面で、軸線Xと共軸の円筒の工作
面2を有する。軸線Xは、矢印Fで示した方向へ変位で
きる。すなわち、水平方向の並進運動ができる。3は複
数のまっすぐな線分を含む線織面からなる、作動面4を
有するカムである。カム3は軸線Yのまわりを旋回し、
その作動面4は軸線Y沿いに切れ目のない可変形状を有
する。カム3は砥石1の軸線Xに垂直でカム3の軸線Y
と交叉する固定した垂直軸線Vのまわりを往復旋回可能
である。またカム3は軸線Yと軸線Vとに垂直な水平軸
線Zのまわりを往復旋回可能である。Aで示したのは、
線分5に沿ったカム3の作動面4に対する正接面であ
る。7で示したのは、砥石1の軸線Xの直線方向Fへの
移動によって出来る平面内に配置された円筒の工作面2
の母線である。第1図、第5図ならびに第6図における
母線7は線分5に平行で、方向Fにおいてこの線分5と
整列している。従って、砥石1を方向Fに移動させる
と、母線7は線分5と重なるまで動く。Bで示したの
は、線分6に沿ったカム3の作動面4のもう1つの正接
面である。正接面Bは正接面Aを軸線Yのまわりで角H
だけ回転したものである。第2図、第7図ならびに第8
図において、カム3は第1図の状況よりも軸線Yのまわ
りを角Hだけ矢印H1方向に旋回している。この状態に
おいて正接面Bは、砥石1の軸線Xの方向Fへの移動に
よって出来る平面に対して垂直となっている。第3図、
第9図ならびに第10図では、カム3の軸線Yは第2
図、第7図ならびに第8図と比べて軸線Zのまわりを角
Kだけ矢印K1で示した方向に旋回している。この旋回
に伴い、線分6は、砥石1の軸線Xが方向Fへ移動して
出来る平面に対し平行となるような位置になる。第4
図、第11図ならびに第12図では、カム3の軸線Yは
第3図、第9図ならびに第10図と比べて軸線Vのまわ
りを角Lだけ矢印L1で示した方向に旋回している。こ
の旋回に伴い、線分6は砥石1の軸線Xに対し平行とな
るような位置になる。この状態では線分6は、砥石1の
軸線Xが方向Fに移動して出来る平面と比べてEで示し
た量だけずれている。第13図において、砥石1は第4
図、第11図ならびに第12図のその位置に比べて、方
向Fに垂直な矢印Gで示した直線方向に量Eだけ変位い
ている。すなわち、垂直方向の並進運動がなされてい
る。この変位に伴い、砥石1の母線7は方向Fにおいて
線分6と整列することになる。従って、砥石1を方向F
に並進運動させると、母線7は線分6に重なり合うわけ
である。第1図から第13図までを参照して本発明の方
法の詳細は次の通りである。第1図、第5図ならびに第
6図において、砥石1は方向Fに沿って変位し、線分5
と接するようになる。続いてカム3がその軸線Yのまわ
りを回転させられ、これと同時にカム3の位置は軸線Z
と軸線Vとのまわりのカム3の旋回運動によって修正さ
れ、その間砥石1はいずれかの方向に方向FとGへ変位
する。カム3と砥石1とこのような運動は、砥石1に対
するカム3の相対位置がどうであれ、砥石1の母線7が
カム3の線織面の特定の線分と接するよう従来公知の制
御手段(図示せず)によって数値的に制御される。この
ような操作は第2図と第13図に図示されている。上記
の両図面において、作動面4と接する正接面Bに関して
説明すれば、砥石1とカム3の正しい位置はカム3の角
H、K、Lの旋回および砥石1の方向F、Gへの変位と
によって得られる。カム3の線織面について得ようと思
う形状がわかれば、各正接面Bについてカム3の旋回角
度の値と砥石1の変位量とを決定することができる。第
14図には、上述の製法を実現することができる装置
が、その全体を10で示して図示されている。この装置
10は、固定した垂直軸線Vのまわりを旋回可能にワー
クピース・ヘッド12を取付けた基部(すなわち、固定
構造物)11を具備している。ワークピース・ヘッド1
2は、軸線Vに対し垂直な水平軸線Zのまわりを旋回可
能に支承板13を支承している。支承板13には、カム
・シャフト15を旋回可能に取付けたワークピース・ス
ライド14が滑動可能に装架されている。カム・シャフ
ト15は軸線Zと軸線Vに対して垂直な軸線Yのまわり
を旋回可能であり、またカム・シャフト15は電動機1
6によって回転駆動される。基部11には、直線方向F
に沿って砥石台17が変位可能に取付けられている。方
向Fは軸線Vに対して垂直である。砥石台17の変位は
ダブテール案内部材18に沿って行われる。砥石台17
には、直線方向Gに沿って、チャック受けスライド(す
なわち、工具スライド)19が変位可能に取付けられて
いる。方向Gは方向Fに対して垂直である。チャック受
けスライド19は工具スピンドルを備え、工具スピンド
ルには、一定の円形断面を有し且つ軸線Xと共軸の円筒
の工作面2を有する砥石1が取付けられている。この軸
線Xは軸線Vと方向FとGとに対して垂直である。原動
機(図示せず)は砥石1に回転運動を与える。装置10
の動作な次の通りである。カム・シャフト15が電動機
16によって矢印H1で示した方向に回転させられる。
これと同時に、数値制御手段(図示せず)が支承板13
を軸線Zのまわりで矢印K1で示した方向に、またワー
クピース・ヘッド12を軸線Vのまわりで矢印L1で示
した方向に、それぞれ旋回させる。また、同時に、数値
制御手段(図示せず)の作用によって、砥石台17が方
向Fに移動し、チャック受けスライド19も方向Gに移
動する。かような運動に伴い、砥石1はいついかなる時
でも、カム3の線織面をなす線分の1つに沿って、カム
・シャフト15上の隣接するカム(3で示す)と接触す
ることになる。
本発明の解決原理をそのままとして、実際の実施態様
は、本発明の枠を逸脱しない限り、上に説明および図示
したところに比べて大幅に変更することができる。例え
ば、砥石1とカム3との正しい接触を達成するために、
上述した運動は絶対運動としてはなく相対運動として意
味を有するのであるから、カムに与えられる運動の一部
を、代わりに砥石に与えたり、逆に砥石の運動を、代わ
りにカムに与えることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は、本発明による方
法の各継続段階を説明するための概略的斜視図、 第5図は第1図の平面図、 第6図は第5図の矢印VIに沿って截った側面図、 第7図と第8図、第9図と第10図、第11図と第12
図は、それぞれ第2図、第3図、第4図の平面図及び側
面図、 第13図は、本発明による方法のさらなる段階における
砥石とカムの位置関係を示した側面図、 第14図は本発明の方法を実施するのに好適な装置の斜
視図である。 1……砥石、2……工作面、3……カム、4……作動
面、5……線分、6……線分、7……母線、10……装
置(全体)、11……基部、12……ワークピース・ヘ
ッド、13……支承板、14……ワークピース・スライ
ド、15……カム・シャフト、16……電動機、17…
…砥石台、18……ダブテール案内部材、19……チャ
ック受けスライド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】まっすぐな長手方向の軸線(Y)のまわり
    に延びていて、カム(3)の作動面(4)として役立つ
    線織面を研削によって作る方法であって、 水平方向回転軸線(X)のまわりに回転するようにさ
    れ、工作面(2)が円筒である砥石(1)あって、この
    円筒は一定円形断面を有し且つこの円筒の軸線が前記砥
    石の前記水平方向回転軸線(X)と一致しており、この
    水平方向回転軸線(X)は水平方向の並進運動(F)と
    垂直方向の並進運動(G)とをするようになっている、
    前記砥石(1)を備える段階と、 研削されるべきカム(3)のブランクをその軸線(Y)
    のまわりに回転するように取り付ける支承板(13)で
    あって、該カム(3)のブランクの軸線(Y)と交叉す
    る垂直軸線(V)のまわりで該カム(3)のブランクの
    軸線(Y)に第1の往復旋回運動(L1)を付与するよ
    うにされ、且つ前記垂直軸線(V)に直交しまた前記カ
    ム(3)のブランクの軸線(Y)と交叉する水平軸線
    (Z)のまわりで該カム(3)のブランクの軸線(Y)
    に第2の往復旋回運動(K1)を付与するようにされて
    いる、前記支承板(13)を備える段階と、 前記支承板(13)に対してカム(3)のブランクを回
    転可能に取り付ける段階と、 前記砥石(1)を前記水平方向回転軸線(X)のまわり
    に前記カム(3)のブランクと接触して回転させ且つ前
    記カム(3)のブランクをその軸線(Y)のまわりに回
    転させる段階と、 前記カム(3)のブランクの軸線(Y)と交叉している
    前記垂直軸線(V)のまわりで該カム(3)のブランク
    の軸線(Y)に前記第1の往復旋回運動(L1)が付与
    されるとともに、該カム(3)のブランクの軸線(Y)
    と交叉する前記水平軸線(Z)のまわりで該カム(3)
    ブランクの軸線(Y)に前記第2の往復旋回運動(K
    1)が付与されるように前記支承板(13)を運動さ
    せ、同時に、前記砥石(1)の前記水平方向回転軸線
    (X)に前記水平方向の並進運動(F)及び前記垂直方
    向の並進運動(G)を付与し、もって、かような運動
    (L1,K1,F,G)によって、前記カム(3)のブ
    ランクのすべての回転位置において、前記線織面の線分
    (5,6)が前記砥石(1)の前記水平方向回転軸線
    (X)に対して平行に位置していて、前記工作面(2)
    と前記カム(3)の前記線織面との間の接触が前記線分
    (5,6)全体にわたっているようにする段階と、 を含む方法。
  2. 【請求項2】カム(3)の作動面(4)である線織面を
    研削によって作る装置であって、 固定構造物(11)と、 該固定構造物(11)上に水平方向に移動可能に装架さ
    れた砥石台(17)と、 該砥石台(17)上に垂直方向に移動可能に装架されて
    いて、工具スピンドルを有する工具スライド(19)
    と、 該工具スピンドルと同軸の水平方向回転軸線(X)と円
    筒形の工作面(2)とを有し且つ前記工具スライド(1
    9)に装架された砥石(1)であって、この水平方向回
    転軸線(X)に前記砥石台(17)の移動によって水平
    方向の並進運動(F)が付与されるとともに、前記工具
    スライド(19)の移動によって垂直方向の並進運動
    (G)が付与されるようになった、前記砥石(1)と、 カム(3)のブランクをその軸線(Y)のまわりに回転
    するように取り付ける支承板(13)と、 前記支承板(13)を回動可能に支持するとともに前記
    固定構造物(11)上に回動可能に装架されているワー
    クピース・ヘッド(12)であって、前記カム(3)の
    ブランクの軸線(Y)と交叉する垂直軸線(V)のまわ
    りで該カム(3)のブランクの軸線(Y)に第1の往復
    旋回運動(L1)が付与され、更に、前記垂直軸線
    (V)に直交し且つ前記カム(3)のブランクの軸線
    (Y)と交叉する水平軸線(Z)のまわりで該カム
    (3)のブランクの軸線(Y)に第2の往復旋回運動
    (K1)が付与されるごとく前記支承板(13)が回動
    されるようにされている、前記ワークピース・ヘッド
    (12)と、 前記砥石(1)を前記カム(3)のブランクと接触して
    回転させるため前記工具スピンドルを回転駆動する手段
    と、 前記カム(3)のブランクをその軸線(Y)のまわりに
    回転させる手段と、 前記砥石台(17)、前記工具スライド(19)、前記
    支承板(13)及び前記ワークピース・ヘッド(12)
    の運動を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記カム(3)のブランクの軸線
    (Y)と交叉している前記垂直軸線(V)のまわりで該
    カム(3)のブランクの軸線(Y)に前記第1の往復旋
    回運動L1が付与されるように前記ワークピース・ヘッ
    ド(12)の運動を制御するとともに、該カム(3)の
    ブランクの軸線(Y)と交叉する前記水平軸線Zのまわ
    りで、該カム(3)のブランクの軸線(Y)に前記第2
    の往復旋回運動(K1)が付与されるように前記支承板
    (13)の運動を制御し、同時に、前記砥石(1)の前
    記水平方向回転軸線(X)に前記水平方向の並進運動
    (F)が付与されるように前記砥石台(17)の運動を
    制御し、また、前記砥石(1)の前記水平方向回転軸線
    (X)に前記垂直方向の並進運動(G)が付与されるよ
    うに前記工具スライド(19)の運動を制御し、もっ
    て、前記カム(3)のブランクのすべての回転位置にお
    いて、前記線織面の線分(5,6)が前記砥石(1)の
    前記水平方向回転軸線(X)に対して平行に位置してい
    て、前記工作面(2)と前記カム(3)の前記線織面と
    の間の接触が前記線分(5,6)の全体にわたっている
    ようにする、装置。
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