JPH06150034A - 刻印記録票 - Google Patents
刻印記録票Info
- Publication number
- JPH06150034A JPH06150034A JP32360292A JP32360292A JPH06150034A JP H06150034 A JPH06150034 A JP H06150034A JP 32360292 A JP32360292 A JP 32360292A JP 32360292 A JP32360292 A JP 32360292A JP H06150034 A JPH06150034 A JP H06150034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- bottle
- groove
- information
- recording part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tires In General (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汚損や褪色等に伴う読取不良が発生せず、長
期間に亙り確実に情報を記録させる。 【構成】 ビン１の一部に一体に記録部２を形成した構
成とした。紫外線等で記録が薄くなることがなく、水や
汚れによっても記録が消失しないので、屋外での使用に
好適である。しかも、ビン１と一体成型によって形成さ
れているので、貼付する手間が省けると共に貼付位置の
ずれ等が発生する虞れがなく、また剥離することもな
い。
期間に亙り確実に情報を記録させる。 【構成】 ビン１の一部に一体に記録部２を形成した構
成とした。紫外線等で記録が薄くなることがなく、水や
汚れによっても記録が消失しないので、屋外での使用に
好適である。しかも、ビン１と一体成型によって形成さ
れているので、貼付する手間が省けると共に貼付位置の
ずれ等が発生する虞れがなく、また剥離することもな
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、非磁性材で形成した
板状のものの表面に各種情報を凹凸の溝として記録させ
た刻印記録票に関するものである。
板状のものの表面に各種情報を凹凸の溝として記録させ
た刻印記録票に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば各種商品や配送物を梱包した箱等
には、売上げ高の計算や在庫管理或は仕分け作業のよう
な作業の能率化・省力化を図るため、それらの物品に関
する種々の情報を各種の幅のバー（棒）としてコード化
させて記録したバーコードシンボルが貼付され、幅広く
使用されている。
には、売上げ高の計算や在庫管理或は仕分け作業のよう
な作業の能率化・省力化を図るため、それらの物品に関
する種々の情報を各種の幅のバー（棒）としてコード化
させて記録したバーコードシンボルが貼付され、幅広く
使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
バーコードシンボルは、通常白色等のラベル地に黒色の
バーが印刷された構成となっているが、そのラベル面が
汚損したり、日光（紫外線）の影響でバー部分が褪色し
て薄くなると、そのバーコードシンボルに記録されてい
る情報を確実に、かつ正確に読取ることができなくなる
虞れがあり、特に屋外等での使用が問題になっている。
そこで、この発明は、上記した従来の問題点に鑑み、汚
損や褪色等に伴う読取不良が発生する虞れがなく、長期
間に亙り確実に、しかも正確に情報を記録させておくこ
とができると共に使用する材料として特に制約のない特
長を有する刻印記録票を提供することを目的とするもの
である。
バーコードシンボルは、通常白色等のラベル地に黒色の
バーが印刷された構成となっているが、そのラベル面が
汚損したり、日光（紫外線）の影響でバー部分が褪色し
て薄くなると、そのバーコードシンボルに記録されてい
る情報を確実に、かつ正確に読取ることができなくなる
虞れがあり、特に屋外等での使用が問題になっている。
そこで、この発明は、上記した従来の問題点に鑑み、汚
損や褪色等に伴う読取不良が発生する虞れがなく、長期
間に亙り確実に、しかも正確に情報を記録させておくこ
とができると共に使用する材料として特に制約のない特
長を有する刻印記録票を提供することを目的とするもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、非磁
性材で形成され、読取るべき情報を表面に複数の溝とし
て記録した記録部を有し、前記記録部で反射して戻る光
によって前記溝の深さや幅を検出して前記記録情報を読
取るように構成した構成したものである。また、この発
明は、記録部が、ガラスやゴム，或はセラミックスさら
には合成樹脂や木材等の非磁性材で形成されたビン，タ
イヤ，皿，容器等の各種物品に一体成型されたものであ
る。
性材で形成され、読取るべき情報を表面に複数の溝とし
て記録した記録部を有し、前記記録部で反射して戻る光
によって前記溝の深さや幅を検出して前記記録情報を読
取るように構成した構成したものである。また、この発
明は、記録部が、ガラスやゴム，或はセラミックスさら
には合成樹脂や木材等の非磁性材で形成されたビン，タ
イヤ，皿，容器等の各種物品に一体成型されたものであ
る。
【０００５】
【作用】この請求項１に係る発明では、ゴム・ガラス・
合成樹脂或はセラミックス等のような非磁性材で記録部
を形成したので、紫外線による褪色等で記録が薄くなる
ことがなく、水や汚れによっても記録が消失しないの
で、屋外での使用に好適である。
合成樹脂或はセラミックス等のような非磁性材で記録部
を形成したので、紫外線による褪色等で記録が薄くなる
ことがなく、水や汚れによっても記録が消失しないの
で、屋外での使用に好適である。
【０００６】
【実施例】以下この発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図１及び図２はこの発明に係る第
１実施例の刻印記録票を示すものであり、この刻印記録
票は、ガラス製のビン本体１の表面下部に、ビン本体１
と一体に成型した記録部２から構成されている。
照しながら説明する。図１及び図２はこの発明に係る第
１実施例の刻印記録票を示すものであり、この刻印記録
票は、ガラス製のビン本体１の表面下部に、ビン本体１
と一体に成型した記録部２から構成されている。
【０００７】記録部２は、例えばビンに詰めた内容物の
種類やビンの内容量或は仕分けのための情報（つまりビ
ンの大きさや内容物等についての情報）等が、図３に示
すように棒（バー）状の溝２Ａの幅や深さ或は非溝部２
Ｂの幅等として記録されている。そしてこの記録部２
は、この出願と同一人によって同日付で出願された刻印
読取用バーコードリーダにより読取られるようになって
おり、より詳細には図４に示すようにそのバーコードリ
ーダ３内部に備えた変位センサ４を等速度で走行走査さ
せながら情報の読取りを行うようになっている。そのた
め、この実施例の記録部２は、走査動作を容易に行うこ
とができるように溝２Ａを形成した表面が平面となるよ
うに構成されている。
種類やビンの内容量或は仕分けのための情報（つまりビ
ンの大きさや内容物等についての情報）等が、図３に示
すように棒（バー）状の溝２Ａの幅や深さ或は非溝部２
Ｂの幅等として記録されている。そしてこの記録部２
は、この出願と同一人によって同日付で出願された刻印
読取用バーコードリーダにより読取られるようになって
おり、より詳細には図４に示すようにそのバーコードリ
ーダ３内部に備えた変位センサ４を等速度で走行走査さ
せながら情報の読取りを行うようになっている。そのた
め、この実施例の記録部２は、走査動作を容易に行うこ
とができるように溝２Ａを形成した表面が平面となるよ
うに構成されている。
【０００８】なお、図５に示すようにこの記録部２′の
形状としては、ビン本体１の外周面と同曲率でカーブし
た凸面として形成してもよい。またなお、この記録部２
には溝２Ａを形成した板状部分の上面に、破損防止等の
ため保護用の樹脂等をコーティングさせてもよい。ま
た、この記録方法としては特に棒状の溝に限定されるも
のではなく、各種形状が考えられる。
形状としては、ビン本体１の外周面と同曲率でカーブし
た凸面として形成してもよい。またなお、この記録部２
には溝２Ａを形成した板状部分の上面に、破損防止等の
ため保護用の樹脂等をコーティングさせてもよい。ま
た、この記録方法としては特に棒状の溝に限定されるも
のではなく、各種形状が考えられる。
【０００９】図６及び図７はこの発明に係る第２実施例
の刻印記録票を示すものであり、この刻印記録票は、ゴ
ム等で形成されたタイヤ本体５の外周面に、タイヤ本体
５と一体に成型した記録部６から構成されている。記録
部６は、つまり組立時や仕分け時の自動化等を図るため
に用いるタイヤ本体のサイズ，特性等の情報が先の実施
例と同様に棒（バー）状の溝等として記録されている。
の刻印記録票を示すものであり、この刻印記録票は、ゴ
ム等で形成されたタイヤ本体５の外周面に、タイヤ本体
５と一体に成型した記録部６から構成されている。記録
部６は、つまり組立時や仕分け時の自動化等を図るため
に用いるタイヤ本体のサイズ，特性等の情報が先の実施
例と同様に棒（バー）状の溝等として記録されている。
【００１０】なお、この発明に係る刻印記録票が形成さ
れる対象物としては、特にこのビンやタイヤ等に限定さ
れるものではなく、例えば皿等の陶器や硝子或はＩＣ基
板等の合成樹脂製品等のような工業的に大量に生産で
き、しかも一体成型によって記録票を形成できるもので
あればそれでもよい。また、この実施例では、ビンやタ
イヤ或は皿等の本体に一体成型した記録票について説明
してきたが、特にこれに限定されるものではなく、例え
ばガラス，ゴム，合成樹脂，セラミックスさらには木材
等の非磁性材を用いた板状のものを単体で形成し、その
一面等に記録部を設けてもよい。
れる対象物としては、特にこのビンやタイヤ等に限定さ
れるものではなく、例えば皿等の陶器や硝子或はＩＣ基
板等の合成樹脂製品等のような工業的に大量に生産で
き、しかも一体成型によって記録票を形成できるもので
あればそれでもよい。また、この実施例では、ビンやタ
イヤ或は皿等の本体に一体成型した記録票について説明
してきたが、特にこれに限定されるものではなく、例え
ばガラス，ゴム，合成樹脂，セラミックスさらには木材
等の非磁性材を用いた板状のものを単体で形成し、その
一面等に記録部を設けてもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
る刻印記録票によれば、紙等に黒色等で印刷した従来の
バーコードシンボルと異なりゴム，ガラス，合成樹脂，
セラミックスのような非磁性材に記録部を形成したの
で、紫外線等で記録が薄くなることがなく、水や汚れに
よっても記録が消失しないので、屋外での使用に好適で
ある。
る刻印記録票によれば、紙等に黒色等で印刷した従来の
バーコードシンボルと異なりゴム，ガラス，合成樹脂，
セラミックスのような非磁性材に記録部を形成したの
で、紫外線等で記録が薄くなることがなく、水や汚れに
よっても記録が消失しないので、屋外での使用に好適で
ある。
【００１２】しかも、この請求項２に係る発明によれ
ば、記録部が非磁性材で形成する各種物品と一体成型に
よって形成されているので、貼付する手間が省けると共
に貼付位置のずれ等が発生する虞れがなく、また剥離す
ることもないので、さらに信頼度の高いものが提供でき
る。
ば、記録部が非磁性材で形成する各種物品と一体成型に
よって形成されているので、貼付する手間が省けると共
に貼付位置のずれ等が発生する虞れがなく、また剥離す
ることもないので、さらに信頼度の高いものが提供でき
る。
【図１】この発明に係る第１実施例の刻印記録票を設け
たビンを示す正面図。
たビンを示す正面図。
【図２】同平面図。
【図３】同要部拡大斜視図。
【図４】同記録票の読取り方法を示す原理図。
【図５】同刻印記録票の変形例を示す部分平面図。
【図６】第２実施例の刻印記録票を設けたタイヤを示す
正面図。
正面図。
【図７】同側面図。
１ ビン（被読取物） ２，２′，６ 読取部 ５ タイヤ（被読取物）
Claims (2)
- 【請求項１】 非磁性材で形成され、読取るべき情報を
表面に複数の溝として記録した記録部を有し、 前記記録部で反射して戻る光によって前記溝の深さや幅
を検出して前記記録情報を読取るように構成したことを
特徴とする刻印記録票。 - 【請求項２】 記録部が、ガラスやゴム，或はセラミッ
クスさらには合成樹脂や木材等の非磁性材で形成された
ビン，タイヤ，皿，容器等の各種物品に一体成型された
ことを特徴とする請求項１に記載の刻印記録票。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32360292A JPH06150034A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 刻印記録票 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32360292A JPH06150034A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 刻印記録票 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06150034A true JPH06150034A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18156549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32360292A Pending JPH06150034A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 刻印記録票 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06150034A (ja) |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP32360292A patent/JPH06150034A/ja active Pending
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