JPH06149693A - 電子メール駆動型計算機システムとファイル操作方法 - Google Patents

電子メール駆動型計算機システムとファイル操作方法

Info

Publication number
JPH06149693A
JPH06149693A JP4300775A JP30077592A JPH06149693A JP H06149693 A JPH06149693 A JP H06149693A JP 4300775 A JP4300775 A JP 4300775A JP 30077592 A JP30077592 A JP 30077592A JP H06149693 A JPH06149693 A JP H06149693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
file
computer system
file operation
electronic mail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4300775A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ito
伊藤  勉
Toshio Hirozawa
敏夫 廣澤
Motohide Kuninishi
元英 国西
Koji Kamioka
功司 上岡
Fujio Fujita
不二男 藤田
Yoshikazu Ichikawa
義和 市川
Tadashi Yamagishi
正 山岸
Masahiko Ishimaru
雅彦 石丸
Hideki Nanba
秀企 難波
Noriyuki Nakamura
憲之 中村
Michio Hirano
美知夫 平野
Kaoru Kamitsuma
薫 上妻
Shigeru Sasaki
茂 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Services Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Services Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Software Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Electronics Services Co Ltd filed Critical Hitachi Software Engineering Co Ltd
Priority to JP4300775A priority Critical patent/JPH06149693A/ja
Priority to US08/149,553 priority patent/US5537543A/en
Priority to US08/184,069 priority patent/US5557736A/en
Publication of JPH06149693A publication Critical patent/JPH06149693A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電子メールシステムを使用して電子計算機シス
テムのファイルの読み出し,書き込みを実現するファイ
ル操作方法を提供する。 【構成】メール端末1で、利用者が、ファイル操作の申
込みをメールで行なう。電子メールシステム2は、申込
みメールを記憶しジョブ制御端末4と交換し、更に、フ
ァイル操作結果を個々のメール端に配布する。制御端末
4は、システム2からメールを受信し解釈して、メール
IDからホストIDへの変換,指示されたファイルに対
するアクセス権限の判断,計算機処理システム3に指令
の生成を行い、ホスト計算機の稼働状態を監視して実行
ホストを選択する。計算機システム3からファイル操作
結果が送られると、これを含むメールを生成し、これを
システム2に送る。計算機システム3は、ジョブ制御端
末4より発行されたコマンドを解釈して、指示されたフ
ァイルからの読み込み,指示されたファイルへの書き込
み,ファイル名称一覧の読み込みなどを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子メールシステムを利
用して、ファイル操作を実行する計算機システムおよび
そのためのファイル操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールを利用した方法としては、
(1)特開平1−108830 号記載のように、電子メールで
依頼してSYSOUTデータ即ちジョブ実行結果を配布
先のメール・ボックスに登録する方法、(2)特開昭64
−67672 号記載のように、ホスト管理者に対して電子メ
ールにより、ジョブ実行を依頼し、ホスト計算機より実
行結果メールを配布する方法、(3)特開平1−267758
号記載のように、電子メールにより、ホスト計算機とは
独立な電子メールシステムを介して、ジョブ実行,実行
結果の配布をホスト計算機に依頼する方法が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では電子
メールを介してジョブ実行を依頼するときには、依頼す
るジョブの実行方法を指示するジョブ制御ファイルある
いはジョブ実行時に使用するデータファイルが既に電子
計算機システムに登録されている必要がある。しかし、
実際には、ジョブ実行依頼に先立ってそれらのファイル
を読み出したり、書き込む必要がしばしば生じる。しか
し、従来技術では、電子メールシステムを利用して、そ
のシステムの管理下にないファイルを読み込んだり、逆
に書き込む等の方法が開示されていないため、ファイル
の内容を変更できない。
【0004】本発明の目的は、このような、電子メール
システムを使用してそのシステムとは別の電子計算機シ
ステムのファイルに対して、読み出し,書き込み等のフ
ァイル操作を実現するファイル操作方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の望ましい第1の実施態様では、メール端末,
電子メールシステム,ジョブ実行及びファイルを操作す
る計算機システム、その計算機システムの運転を監視す
る装置としてのジョブ制御端末によりシステムを構成す
る。メール端末では、利用者が、ファイル操作の依頼を
メールで行なう。ファイル操作の依頼メールには、
(a)操作対象のホスト名称,(b)読み出し、書き込
み等の操作方法と対象のファイル名称,(c)ホストに
格納されている依頼ユーザのファイル名称一覧の受取依
頼等を指示できる。なお、以降の記述で依頼メールのこ
とを申込みメールとも呼ぶ。電子メールシステムは、メ
ール端末群のホスト計算機であり、ファイル操作メール
の記憶装置を具備し、該ファイル操作依頼メールをジョ
ブ制御端末に送付し、逆に、ファイル操作結果メールを
ジョブ制御端末から受け取る等のジョブ制御端末とのメ
ール交換手段を具備する。ジョブ制御端末は、電子メー
ルシステムから依頼されたファイル操作メールの記憶装
置,上記申込みメールの受付許可判断,メールで指示さ
れたファイル名称の読み込み,書き込み可能かのアクセ
ス権限判断,申込み内容を解釈して指示された計算機処
理システムに制御コマンドを発行する手段,計算機シス
テムからファイル操作結果をデータを受理して申込み者
にそれを報告するメールを生成する手段、電子メールシ
ステムと上記メールの交換手段を具備する。ジョブ制御
端末は、計算機システムとは独立に動作する構成のため
(a)ファイル操作の申込み受付が、計算機の稼働時間
に依存せず何時でも可能であり(受付サーバとして動作
する)、(b)計算機システムの動作を外付け型で一括
管理するため、計算機障害時、あるいは縮退時、稼働中
の他計算機を実行選択可能であり、(c)依頼メールの
受付許可,メールで指示されたファイル名称の読み込
み,書き込み可能かのアクセス権を外付け型で判断する
ため、ホストの負荷に依存せず早期に依頼メールの受付
判断通知、更に計算機システムリソースの機密保護が可
能になる。次に、計算機システムは、ジョブ制御端末よ
り発行されたコマンドを解釈して、指示されたファイル
操作を実行する。読み込み指示の場合には、ファイルの
内容がジョブ制御端末経由で電子メールシステムに配布
される。
【0006】本発明の望ましい第2の実施態様では、メ
ール端末,電子メールシステム,計算機システムよりシ
ステムを構成する。電子メールシステムと計算機システ
ムとの両システム間でメール交換手段を具備し、第1の
実施態様で述べた一連の処理を実現する。本実施態様で
は、ジョブ制御端末を具備していない構成のため、電子
メールシステムが計算機システムと直接交信して、計算
機システムの稼働状態の判断を行なう。申込みメールの
受付許可及びメールで指示されたファイル名称の読み込
み,書き込み可能かのアクセス権判断は、ホストで行な
う構成となる。
【0007】本発明の望ましい第3の実施態様では、第
1又は第2の実施態様で、計算機システムに接続するT
SS(Time Sharing System)端末でファイル操作コマン
ド(ファイルの読み込み、ファイル一覧表示)の投入時
にメール配布先を指示する。ファイル操作終了時に、第
1と第2の実施態様で述べたメール交換により、電子メ
ールシステムにファイル操作結果のメールが配布され
る。本実施態様では、第1と第2の実施態様でのメール
でファイル操作を申し込むのとは異なり、即時にファイ
ル操作を指示して操作結果をメールで受け取る利用方法
である。
【0008】
【作用】本発明では各々独立な構成の電子メールシステ
ムから計算機システムのファイル操作(読み込み,書き
込み等)が可能になる。ホスト計算機の稼働状態に依存
せず、ファイル操作依頼メールの常時受付が可能であ
る。TSS端末で依頼したファイル操作結果をメールに
より送信できる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1から図11によ
り説明する。
【0010】(実施例1)図1は、本発明の電子メール
駆動による計算機システムのファイル操作方法を適用し
たシステムの構成図を示している。メールの発信・受信
を行なうメール端末1,メール端末1より指示される処
理を行なう電子メールサーバ2,ファイル操作及びジョ
ブを実行するホスト計算機5群,ホスト計算機を監視す
る装置としてのジョブ制御端末4とよりなる計算機シス
テム3がLAN34で接続されており、更に、計算機シ
ステム3とジョブ制御端末4が線35で接続されてい
る。
【0011】LAN34には、本発明と直接関係しない
他のWS33が接続されていてもよい。本実施例の特徴
は、電子メールサーバ2が電子計算機システムとは別の
計算機上で構成され、かつ、ジョブ制御端末4とメール
で通信可能になっていることである。上記構成による特
徴は、ジョブ制御端末4は、基本的には計算機システム
3での運転を監視していて、特に、稼働状態を監視し、
さらにその結果を用いてメール端末1から発行されたフ
ァイル操作制御に関する依頼メールに対し、指示された
ホスト計算機5とファイルアクセス権限判断制御を行な
い、許可される場合には該ホスト計算機にファイル操作
の指令を生成することである。ホスト計算機が指示され
ない場合には、ジョブ制御端末4が監視する稼働中のホ
スト計算機の1つを選択し、上記制御を実施する。ファ
イル記憶装置24がホスト計算機5群より共用される構
成での依頼方法である。更に、ジョブ制御端末4では計
算機システム5の稼働状態に影響されず、ファイル操作
に関する依頼メールを常時受け付けることが可能であ
る。電子メールサーバ2には、公衆網35を介して電話
回線で、メール端末としてパソコン36,ワープロ37
等各種端末が接続可能である。メールボックス6は、メ
ール端末1より発信・受信されるメールを管理する私書
箱であり、ホスト宛の私書箱10にはファイル操作を依
頼する申込書誌メール7,ユーザ宛の私書箱11は各ユ
ーザ対応に存在し、ホスト計算機5より読み込まれたフ
ァイルの内容メール8とファイル一覧メール9が格納さ
れる。これらのメール7〜9は本発明のファイル操作制
御に関するものであり、総称してファイル操作メール3
6と呼ぶ。なお、メールボックス6は、汎用的な電子メ
ールシステムのメールボックスであり、ファイル操作メ
ール以外の他のユーザ利用メールが存在する。
【0012】電子メールサーバ2は、既存の電子メール
システム12と、ジョブ制御端末4とのファイル操作メ
ール36を交換するメール交換13より構成される。メ
ール交換13は、メールボックス6のホスト宛私書箱1
0内の申込書誌メール7をジョブ制御端末4に送付す
る。逆に、ジョブ制御端末4より送付されるファイル操
作結果メールをユーザ宛私書箱11に格納する。メール
交換時、各システムに対応したメール書式の変換が行わ
れる。電子メールサーバ2内のブロック13はプログラ
ムで構成される。
【0013】ジョブ制御端末4には、メールボックス支
局16,メール/ホストID変換ファイル17が接続さ
れる。メールボックス支局16には、電子メールサーバ
2のメールボックス6と同様にホスト宛私書箱14,各
ユーザ宛私書箱15が存在する。メールボックス支局1
6はファイル操作メール36だけを保持する。以上述べ
たように電子メールサーバ2とジョブ制御端末4に、そ
れぞれ、メール・ボックスが存在する利点は次の2つで
ある。
【0014】(a)電子メールサーバ2固有のメール書
式をジョブ制御端末4が意識しなくてもよい。ジョブ制
御端末は標準的なメール書式でよい(例えばUNIXシ
ステムのメール書式)。
【0015】(b)メール・ボックス支局16を持つこ
とにより、ジョブ制御端末4では、ファイル操作に関す
るメールを保持するだけでよく、他の一般のユーザ用メ
ールを意識する必要はない。
【0016】(c)更に、ホスト計算機全て停止状態の
場合には、ホスト計算機が稼働を開始するまで、メール
・ボックス支局16にメールを保持する。ここで、メー
ル書式とは、主にメールのヘッダ情報(発行者名,受信
者名,アドレス情報等の本文以外の制御情報)であり、
各電子メールシステムにより異なる。メール/ホストI
D変換ファイル17は、ユーザがメール端末1より、電
子メールサーバ2にログインする時のメールIDと、ホ
スト計算機を利用する場合のホストIDとの対応表を保
持している。メールIDはファイル操作に関する依頼メ
ールのユーザ許可検査、ホストIDはホスト計算機のユ
ーザファイルのアクセス権限検査にそれぞれ利用され
る。ジョブ制御端末4の構成要素を説明する。オペレー
ティング・システム(OS)18は、ジョブ制御端末全
体を制御する。ジョブ制御端末4は、計算機より構成さ
れ、各々の構成要素はプログラムより構成される。ファ
イル操作メール制御20は、メール端末1から依頼され
たファイル操作メール36を解釈して計算機システム3
への制御コマンドを発行する。更に、計算機システム3
からのファイル操作結果を受理してファイル操作メール
36を生成し、メールボックス支局16のユーザ宛私書
箱15に格納する。メール交換19は電子メールサーバ
2内のメール交換13とファイル操作メールの交換処理
を行なう。メール交換により電子メールサーバ2より読
み込まれたメールはメールボックス支局16のホスト宛
私書箱14に格納される。逆に、メールボックス支局1
6のユーザ宛私書箱15内のメールはメール交換されて
メールボックス6の各ユーザ宛私書箱11に格納され
る。メール交換時メール書式の変換が行なわれる。
【0017】ホスト計算機動作監視制御23は、各ホス
ト計算機のOSと交信しホスト計算機の動作状態を監視
する。ホスト計算機が稼動中か停止中かを管理し、メー
ルによるファイル操作受付時に、指示された稼働中のホ
スト計算機5とファイルアクセス権限判断制御を行な
い、許可される場合には該ホスト計算機にファイル操作
の指令を生成する。ホスト計算機が指示されていない場
合には、ジョブ制御端末4が運転監視する稼働中のホス
ト計算機群の中から、ジョブ制御端末4内での登録順に
基づいて、1つの計算機を選択し、上記制御を実施す
る。該ホスト計算機が停止中の場合には、依頼メールは
メールボックス支局16で稼働状態になるまで保持され
る。ユーザID変換21は、メール/ホストID変換フ
ァイル17を使用して、メール発信者のユーザIDを対
応するホスト計算機のユーザIDに変換する。該当する
メールIDが登録されていない場合には、計算機システ
ム3を利用できないユーザとして判断され、その由の結
果メールがユーザに返送される。ファイルアクセス権限
制御22はファイル操作依頼メール36により指定され
た電子計算機システム3のユーザファイルが上記変換さ
れたホストIDによりアクセス可能であるかを判断す
る。アクセス可能である場合にはホスト計算機に対して
指令が生成される。アクセス不可能な場合にはその由の
結果メールがユーザに返送される。
【0018】計算機システム3は複数台のホスト計算機
5より構成され、複数台のTSS端末26と、ディスク
ファイルとしてメール端末1より依頼される操作対象の
ユーザファイル24,ユーザファイルに対して各ユーザ
の読み込み,書き込み等のアクセス権限を管理するアク
セス権限ファイル25が接続される。本実施例の計算機
システム3では、ディスクファイル24〜25は各ホス
ト計算機に接続されており共用される。計算機システム
3のプログラム構成は、計算機システム全体を制御する
OS27,メール端末1より依頼されたファイル操作を
制御するファイル操作実行制御30,TSS制御29,
TSS制御29の下で実行されるTSSコマンド28,
ユーザファイル24にファイル操作を実施するユーザフ
ァイル操作31,アクセス権限ファイル25を参照して
アクセス権限を調べるアクセス権限検査32,ファイル
操作依頼メールを格納するファイル操作メールテーブル
(FMT)37より構成される。以下、図2以降によ
り、発明の詳細を説明する。なお、TSSコマンド28
より、ファイル操作結果をメールで送る方式は実施例3
で述べる。
【0019】図2から図10より、図1の符号を引用し
て処理の詳細を説明する。
【0020】図2はホスト宛私書箱10の申込書誌7の
詳細である。51は操作対象となるファイルを管理する
ホスト名称,ホスト名称を省略した場合にはジョブ制御
端末4が監視するホスト計算機群の中から稼働中のホス
ト計算機が1つ選択される。ユーザファイルをホスト計
算機群が共用する構成での指定方法である。52はユー
ザが管理するホスト計算機のファイル名称一覧の受取指
示である。53はホスト計算機のファイルの内容をメー
ルとして受け取る依頼であり、54は読み込み対象のフ
ァイル名称である。55はメールの内容をホスト計算機
のファイルに対する書き込み依頼である。56は書き込
み操作の対象となるファイル名称、57は該ファイルに
書き込むメールの内容である。ファイル名称がホスト計
算機に存在しない場合には新規にファイルの割当てが行
なわれる。58はホスト計算機のファイルに対する編集
依頼である。60は該ファイルの置換対象文字列と置き
代わる文字列である。該ファイルの全ての文字列が編集
の対象となる。以上のファイル操作依頼機能の52,5
3,55,58は個々に独立に指定できる。
【0021】図3から図10を使用して各処理の詳細を
説明する。図3はジョブ制御端末4内のファイル操作メ
ール制御20のプログラム構成である。ファイル操作メ
ール制御20は、メール交換19のファイル操作メール
受信時とホスト計算機よりファイル操作結果の受信時に
起動される。更に、メールボックス支局16に格納され
ているファイル操作依頼メールを処理するため、定期的
に起動される。符号71はメイン制御であり、ホスト計
算機よりファイル操作結果の受信時はファイル操作実行
結果受付72を、ファイル操作メールの受信時はファイ
ル操作依頼メール受付73をそれぞれ起動する処理を行
なう。ファイル操作実行結果受付72は、ホスト計算機
5より転送されたデータストリームを解析してファイル
操作結果メールを作成し、メールボックス16内のユー
ザ宛私書箱15に書き込む処理を行なう。転送データス
トリームについては、図5で説明する。次に、図4を用
いてファイル操作依頼メール受付73の処理を説明す
る。ステップ81は、メールボックス支局16のホスト
宛私書箱14からファイル操作依頼メールを読み込む。
ステップ82は、上記メール依頼ユーザのメールIDを
計算機システム3のホストIDに変換する。ユーザID
変換21を呼んで変換する。ユーザID変換21は、メ
ール/ホストID変換ファイル17を使用して、メール
依頼者のユーザIDを対応するホスト計算機のユーザI
Dに変換する。該当するメールIDが登録されていない
場合には、計算機システム3を利用できないユーザとし
て判断する。ステップ83は、メールIDの変換が正常
に行なわれたかを判別する。正常でない場合、即ち、フ
ァイル操作に関し計算機システム3を利用できないユー
ザとして判断した時、ステップ86が実行される。ステ
ップ86はその由の結果通知メールを作成して、メール
ボックス支局16のユーザ宛私書箱15に書き込む。ス
テップ84は、ファイルアクセス権限制御22を起動
し、ファイル操作依頼メールにより指定された電子計算
機システム3のユーザファイルが上記変換されたホスト
IDによりアクセス可能であるかを判断する。ステップ
85では、アクセス権限がない場合には、ステップ86
を実行し、その由の結果通知メールを作成して、メール
ボックス支局16のユーザ宛私書箱15に書き込む。ス
テップ87は、計算機システム3を利用可能であり、更
に指定されたファイルにアクセス権限があるユーザとし
て判断された場合に実行される。ホスト計算機転送用の
データストリームを作成する。ステップ88はファイル
操作依頼メールにより指示されたホスト計算機5へのデ
ータの転送処理を行なう。ホスト計算機が指示されてい
ない場合には、ジョブ制御端末4が運転監視する稼働中
のホスト計算機の1つを選択してデータの転送処理を行
なう。なお、該ホスト計算機が停止中の場合には、ファ
イル操作依頼メールはメールボックス支局16に再度格
納されて、ホスト計算機が稼働状態になるまで待たされ
る。ステップ89は、ファイル操作依頼メールの内容が
ホスト計算機に正常に転送された場合に、ファイル操作
依頼の受付メールを作成してメールボックス支局16の
ユーザ宛私書箱15に書き込む。以上がファイル操作依
頼メール受付73の処理である。
【0022】図5により、ホスト5とジョブ制御端末4
の間で転送されるデータストリームの形式を説明する。
図5(a)はファイル操作依頼の形式であり、ジョブ制
御端末4からホスト計算機5へ転送される。図5(a)
の101はテータストリームの識別子ID1、102は
実行ホスト計算機として選択されたホスト番号、103は
ユーザID変換21で求められたホストユーザID、1
04はファイル操作申込書誌の内容である。図14
(b)はファイル操作結果の形式であり、ホスト計算機
5からジョブ制御端末4へ転送される。105はデータ
ストリームの識別子ID2、106はファイル操作結果
メールの配布先情報、107はファイル操作結果の終了
コード、108はファイル操作結果である。ファイル操
作結果としては、ホスト計算機5より読み込まれたファ
イルの内容あるいはファイル名称一覧が含まれる。該デ
ータストリームは、図2の申込書誌の各依頼項目ごと
に、ジョブ制御端末4に転送される。転送内容は、ファ
イル操作依頼ユーザにファイル操作結果メールとして転
送される。図14(c)はアクセス権限検査要求のデー
タストリームであり、図2の申込書誌で指示されたファ
イル名称が、ファイル操作依頼ユーザに対してアクセス
権限があるかをホスト計算機5に確認するためのもので
ある。109はデータストリームの識別子ID3、11
0は実行ホスト計算機として選択されたホスト番号、1
11はホストユーザID、112は申込書誌で指示され
たファイル名称の一覧である。図5(d)はアクセス権
限検査結果であり、図5(d)検査要求に対するホスト
計算機5の返答である。113はデータストリームの識
別子ID4、114は図5(c)で指示されたファイル
名称であり、115は検査結果である。検査結果として
はアクセス可能か否かの情報である。115と116
は、対の情報であり、図5(c)で要求されたファイル
名称に対応する。次に、図5により、ファイルアクセス
権限制御22の処理を説明する。ファイルアクセス権限
制御22は、ファイル操作メール制御20より申込書誌
で指示されたファイル名称のアクセス権限の検査が必要
になったときに起動される。ステップ121は、対象ホ
スト計算機5のアクセス権限検査32とプログラム交信
の手続きを開始する。ステップ122は、図5(c)の
アクセス権限検査要求のデータストリームを作成して、
ホスト計算機5に転送する。ステップ123は、ホスト
計算機5からの検査結果データの受信待ちである。ステ
ップ124は、ホスト計算機5より転送されたデータよ
り、アクセス権限検査結果をファイル操作メール制御2
0に戻す情報を作成する。ステップ125は、アクセス
権限検査32との交信を終了する。図7により、ホスト
計算機5のアクセス権限検査32の処理を説明する。ア
クセス権限検査32は、ジョブ制御端末4のファイルア
クセス権限制御22と交信する。ステップ131は、ジ
ョブ制御端末4からのアクセス検査要求データ待ちであ
る。ステップ132は、ジョブ制御端末4からのアクセ
ス権限検査要求データストリームより指示された各ファ
イル名称に対する各ユーザのアクセス権限情報を、アク
セス権限ファイル25より読み込む。ステップ133
は、ステップ132で読み込まれた情報より、該当ユー
ザの各ファイル名称に対するアクセス権限情報を調べ、
図5(d)のアクセス権限検査結果のデータストリーム
を作成して、ジョブ制御端末4に転送する。以上がアク
セス権限検査32の処理である。次に、ホスト計算機5
のファイル操作実行制御30の処理を説明する。ファイ
ル操作実行制御30は本発明の主要な構成要素であり、
メール端末より依頼されたファイル操作を実行制御す
る。ステップ141は、ジョブ制御端末4からのデータ受
信待ちである。ステップ142は、ジョブ制御端末4か
ら転送されたファイル操作依頼データストリーム(図5
(a))を解析して、要求内容をFMT(ファイル操作
メールテーブル)37に登録する。FMT(37)は図
10により後述する。ステップ143は、実際にファイ
ル操作を実行するために、ユーザファイル操作31を起
動する。ステップ144は、ユーザファイル操作31の
処理が終了するまで待つ。ステップ145は、ファイル
操作終了後に起動される。ファイル操作結果データスト
リーム(図5(b))を作成して、ジョブ制御端末4に
転送する。ステップ146は、処理終了後の該当エント
リをFMT(37)から削除する。以上がファイル操作
実行制御30の処理である。
【0023】次に、図9により、ユーザファイル操作3
1の処理を説明する。ユーザファイル操作31は、申込
書誌7により依頼されたユーザファイル24に対する実
際のファイル操作(読み込み,書き込み等)を行なう。
ステップ151は、ファイル操作依頼項目が読み込みか
を判別する。読み込みの指定ならば、ステップ152で
ユーザファイル24から指定されたファイルの内容を読
み込む。読み込み終了後、ステップ156にブランチす
る。ステップ153は、ファイル操作依頼項目が書き込
み指定かを判別する。書き込みの指定ならば、ステップ
154で申込書誌7の書き込み内容57を指定されたフ
ァイルに書き込む。書き込み終了後、ステップ156に
ブランチする。ステップ155の処理は、ファイル編集
依頼の場合であり、指定されたファイルの内容を読み込
み、申込書誌7のエントリ60で指示された対象文字列
置換後、変更結果を同一ファイル名称でディスクファイ
ルに書き込む。ステップ156で申込書誌7の全てのフ
ァイル操作の依頼項目が終了したかを判別する。終了し
ていない場合は、ステップ151に戻り、次のファイル
操作の依頼項目を実施する。終了した場合は処理を終わ
る。次に、図10によりFMT(ファイル操作メールテ
ーブル)37の内容を説明する。161は、メール端末
1より依頼された申込書誌の内容である。162はファ
イル操作依頼項目であり、163は対象となるファイル
名称である。161には申込書誌で指定された複数のフ
ァイル操作依頼項目が含まれる。164は、対応する申
込書誌の処理状態を保持しており、ファイル操作実行制
御30の処理の状態を示す。処理の状態としては、未処
理,処理中,処理完がある。ファイル操作実行制御30
でファイル操作結果データストリームをジョブ制御端末
4に転送後、該当するエントリは削除される。
【0024】以上が実施例1の説明である。次に実施例
1の変形例を説明する。
【0025】ホスト計算機に接続されるディスクファイ
ル24,25が各ホスト計算機ごとに独立に存在する構
成である。このような構成では、各ホスト計算機が地理
的に分散しており、単独システムとして存在する場合で
ある。この場合でも、ジョブ制御端末の構成は変わらな
い。但し、各ホスト計算機とジョブ制御端末を接続する
線35が回線になることである。このようなシステム構
成でも電子メールサーバ2とジョブ制御端末4は同様に
動作する。
【0026】(実施例2)以上の図1から図10の実施
例は、電子メールサーバ2,ジョブ制御端末4,計算機
システム3より構成されるシステムである。次に、図1
2により、ジョブ制御端末4が存在しない場合の実施例
を説明する。本実施例は、計算機システム3を一元管理
するジョブ制御端末が存在しない運用形態での実現方法
である。図1との違いを中心に説明する。メール端末1
より依頼できる一連のジョブ実行制御機能は実施例1と
同一である。電子メールサーバ2のメール交換13は、
図1ではジョブ制御端末4のメール交換19とメールの
交換処理を行なっていたが、図21では、ホスト計算機
5のメール交換38と同様の処理を行なうことにより、
ファイル操作依頼メールがホスト計算機5に接続される
メールボックス支局16のホスト宛私書箱14に格納さ
れる。ファイル操作実行制御30は、メールボックス支
局16のホスト宛私書箱14より、ファイル操作依頼メ
ールを取り出してユーザID変換39を呼び出す。ユー
ザID変換39は、メール/ホストID変換ファイル1
7を使用し、メール発信者のメールIDの検査と対応す
るホストIDへの変換を行なう。ホストIDは実施例1
と同様に利用される。次に、アクセス権限検査32を起
動し、申込書誌7で指示されたファイル名称が、該ホス
トIDにアクセス権限が有るか否かの判別を行なう。ア
クセス権限がある場合には、ユーザファイル操作31を
起動して、申込書誌で指示されたファイル操作を実行す
る。ファイル操作結果は、メールボックス支局16のユ
ーザ宛私書箱15に結果通知メールとして格納される。
該結果通知メールは、メール交換により、最終的に電子
メールサーバ6のユーザ宛私書箱11に格納される。以
上の一連の処理により、メール端末1では、実施例1と
同様の操作が可能になる。なお、図21の他の構成要素
についてはホスト計算機5の構成を除き、図1と同一で
あるので説明を省略する。
【0027】実施例1では、ホスト計算機が故障あるい
は縮退等により停止しているかの判断をジョブ制御端末
4で行なっていたが、本実施例では、電子メールサーバ
2内のメール交換13がホスト計算機と定期的に交信
し、正常に交信できるかにより判断する。申込書誌7に
より指示されたホスト計算機と交信不可の場合には、メ
ールボックス6でメールを保持して、稼働するまで待
つ。申込書誌7でホスト計算機が指示されていない場合
には、現在稼働中のホスト計算機を選択する。
【0028】以上が実施例2の説明である。次に実施例
2の変形例を説明する。
【0029】ホスト計算機に接続されるディスクファイ
ル24,25が各ホスト計算機ごとに独立に存在する構
成である。このような構成では、各ホスト計算機が地理
的に分散しており、単独システムとして存在する場合で
ある。このようなシステム構成でも電子メールサーバ2
は同様に動作する。
【0030】(実施例3)次に、ファイルの内容,ファ
イル名称一覧をメールにより受け取る実施例について説
明する。図1,図11の両システムでの適用が可能であ
る。図12は、TSS端末26(図1または図11)によ
り、ファイルの内容を表示するLISTコマンド17
1,ファイル名称の一覧を表示するLISTCコマンド
175,ファイル内に存在するメンバ名称を表示するL
ISTDコマンド176を示す。これらのコマンドに
は、ファイル名称172と新たにファイルの内容,ファ
イル名称一覧の配布先を指定するMAILオペランド1
73が新設されている。MAILオペランドでは、配布先I
D(174)を指定する。このMAILオペランドは、
ファイル操作実行制御30により、ファイル操作依頼の
申込書誌と同じように処理される。LIST,LIST
Cコマンドは、図21のTSS制御29の下で28のタ
スクとして実行されファイル操作実行制御30が起動さ
れ、171,175,176で指定されたファイル操作
を実行する。ファイル操作が終了すると結果は、ファイ
ル操作実行制御30により、最終的に電子メールサーバ
2のメールボックス6へ、TSSコマンドで指示された
配布先に基づいてメールとして格納される。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、メール端末より、電子
計算機システムのファイルの読み出し,書き込み等のフ
ァイル操作が可能になる。メール端末からのジョブ実行
依頼との組合せにより、ジョブの実行方法を指示するジ
ョブ制御言語,ジョブ実行時に使用するデータファイル
等の変更が可能になる。
【0032】電子メールシステムと計算機システムが独
立の構成で、相互のシステム間で情報交換手段を具備す
ることにより、メール端末をあらかじめ計算機システム
上に定義しておく必要がなく、電話回線で接続すること
により何処でも即ファイル操作の申込が可能になる。
【0033】ジョブ制御端末が、計算機システムとは独
立に動作する構成のため(a)ファイル操作の申込みの
受付が、計算機の運用時間に依存せず何時でも可能であ
り、(b)計算機システムの動作を外付け型で一括管理
するため、計算機障害時、あるいは縮退時、稼働中の他
計算機を選択可能である。
【0034】メールで指示された操作対象ファイルのア
クセス権限判断を行うことにより、計算機システムの機
密保護が可能になる。
【0035】また、TSS端末からファイルの内容を電
子メールで受け取ることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メール駆動による計算機システム
のファイル操作方法を具備した構成図である。
【図2】ファイル操作依頼申込書誌の指定項目である。
【図3】ジョブ制御端末内のファイル操作メール制御部
の処理構成図である。
【図4】ファイル操作メール制御部内のファイル操作依
頼メール受付の処理フローである。
【図5】ジョブ制御端末とホストの間の転送データスト
リームの形式である。
【図6】ジョブ制御端末内のファイルアクセス権限制御
部の処理フローである。
【図7】ホスト計算機内のアクセス権限検査部の処理フ
ローである。
【図8】ホスト計算機内のファイル操作実行制御部の処
理フローである。
【図9】ホスト計算機内のユーザファイル操作部の処理
フローである。
【図10】FMT(ファイル操作メールテーブル)処理
フローである。
【図11】本発明の電子メール駆動による計算機システ
ムのファイル操作方法を具備した他の構成図である。
【図12】TSSコマンドのファイル操作実行時のメー
ル配布指定方法である。
【符号の説明】
1…メール端末、2…電子メールサーバ、3…計算機シ
ステム、4…ジョブ制御端末、5…ホスト計算機、6…
メールボックス、7…申込書誌、13…電子メールサー
バのメール交換、16…メールボックス支局、17…メ
ール/ホスト ID変換ファイル、19…ジョブ制御端末のメール交
換、20…ファイル操作メール制御、21…ユーザID
変換、22…ファイルアクセス権限制御、24…ユーザ
ファイル、25…アクセス権限管理ファイル、30…フ
ァイル操作実行制御、31…ユーザファイル操作、32
…アクセス権限検査、36…ファイル操作メール、37
…FMT。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 勉 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 廣澤 敏夫 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 国西 元英 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 上岡 功司 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 藤田 不二男 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 市川 義和 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 山岸 正 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 石丸 雅彦 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 難波 秀企 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504−2 日 立電子サービス株式会社内 (72)発明者 中村 憲之 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 平野 美知夫 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 上妻 薫 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 佐々木 茂 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイル記憶装置を有する第1の計算機シ
    ステムと、 該第1の計算機システムの運転を監視する装置とを有
    し、 該監視装置は、第2の計算機システム上に構成された電
    子メールシステムに接続されたメール端末からその電子
    メールシステムを介して送信され、該第1の計算機シス
    テム内のファイルの操作を依頼するメールを受信し、そ
    のファイル操作依頼メールにより依頼されたファイル操
    作の指令を生成し、その指令を該第1の計算機システム
    へ送るメール制御手段を具備したことを特徴とする電子
    メール駆動型計算機システム。
  2. 【請求項2】該第1の計算機システムは複数の計算機
    と、それらの計算機装置に接続されたファイル記憶装置
    を含み、 該監視装置は、それぞれの計算機の稼働状態を監視し、
    該受信したファイル操作依頼メールより依頼されたファ
    イル操作を実行する計算機を選択する手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子メール駆動型計算機
    システム。
  3. 【請求項3】該選択手段は、該ファイル操作を実行する
    計算機として、該依頼メール文の中で指定された計算機
    を選択する手段を有する請求項2記載の電子メール駆動
    型計算機システム。
  4. 【請求項4】該選択手段は、稼働中の計算機群の中の、
    あらかじめ定めた登録順に定まる一つを選択する手段を
    有する請求項2記載の電子メール駆動型計算機システ
    ム。
  5. 【請求項5】該ファイル制御手段は、該電子メールシス
    テムを使用してファイル操作を依頼する複数の人に割り
    当てられた電子メールシステム識別子を予め記憶する手
    段と、受信したファイル操作依頼メールに含まれた、そ
    のメールの送信者の電子メールシステム識別子が該予め
    登録されたものか否かを判別し、それが予め登録された
    ものでないときには、そのファイル操作の実行を中止す
    る手段とを有する請求項1記載の電子メール駆動型計算
    機システム。
  6. 【請求項6】該ファイル制御手段は、該電子メールシス
    テムを使用してファイル操作を依頼する複数の人に割り
    当てられた複数の電子メールシステム識別子とそれぞれ
    の人に割り当てられた複数の計算機システム識別子とを
    対応させて予め記憶する手段と、該記憶された電子メー
    ルシステム識別子と計算機システム識別子を使用して、
    受信したファイル依頼メールに含まれた、そのメールの
    送信者のメールシステム識別子を対応する計算機システ
    ム識別子に変換し、その計算機システム識別子を該第1
    の計算機システムに送付する手段を有する請求項1記載
    の電子メール駆動型計算機システム。
  7. 【請求項7】該メール制御手段は、該ファイル操作依頼
    メールがファイルの読み出しを要求するメールであると
    き、そのメールにより指定されたファイル名称に該当す
    る内容が、該第1の計算機システムにより該ファイル装
    置から読み出されたとき、その内容をメールにより該電
    子メールシステムに送信する手段を有する請求項1記載
    の電子メール駆動型計算機システム。
  8. 【請求項8】該メール制御手段は、該ファイル操作依頼
    メールがファイルの書き込みを要求するメールであると
    き、そのメールに含まれたデータの書き込みを、該第1
    の計算機システムに指示する手段を有する請求項1記載
    の電子メール駆動型計算機システム。
  9. 【請求項9】該ファイル制御手段は、該ファイル操作依
    頼メールがファイル一覧の読み出し要求であるとき、メ
    ール送信者の計算機システム識別子に属するファイル名
    の一覧の読み出しを、該第1の計算機システムに指示す
    る手段と、読み出されたファイル一覧をメールにより該
    電子メールシステムに送信する手段とを有する請求項1
    記載の電子メール駆動型計算機システム。
  10. 【請求項10】該メール制御手段は、該ファイル操作依
    頼メールの送信者に対して定められた該第1の計算機シ
    ステムの識別子に基づいて、その送信者が、メールによ
    り指定されたファイルに対して、読み出し権限又は書き
    出し権限を有するかの検査を行なう手段を有する請求項
    1記載の電子メール駆動型計算機システム。
  11. 【請求項11】該メール制御手段は、該ファイル操作依
    頼メールが文字列変換を指示するメールであるとき、該
    メールで指示されたファイルの文字列を、メールにより
    指示され文字列に変換することを該第1の計算機システ
    ムに指示する手段を有する請求項1記載の電子メール駆
    動型計算機システム。
  12. 【請求項12】第1の計算機システムに接続するTSS
    端末より、ファイルの読み出しと、その内容を電子メー
    ルで配布することを指定するコマンドを投入し、上記コ
    マンドに応答して、そのファイルを読み出し読み出され
    たファイルを電子メールで配布する計算機システムのフ
    ァイル操作方法。
  13. 【請求項13】該コマンドにより配布先を指定し、 そのファイルの内容を該指定された配布先に対して行う
    請求項12記載の計算機システムのファイル操作方法。
  14. 【請求項14】該ファイル読み出しは、ファイルの内容
    か、ファイル名称一覧を取り出すかのいずれか一方であ
    る請求項12記載の計算機システムのファイル操作方
    法。
  15. 【請求項15】該ファイルの内容を該第1の計算機シス
    テムから該第1の計算機システムの運転監視装置へ送付
    し、その運転監視装置でそのファイルの内容を含む電子
    メールを生成して配布する請求項12記載の計算機シス
    テムのファイル操作方法。
  16. 【請求項16】該第2の計算機システムでそのファイル
    の内容を含む電子メールを生成して配布する請求項12
    記載の計算機システムのファイル操作方法。
  17. 【請求項17】ファイル記憶装置を有する第1の計算機
    システムに接続され、第2の計算機システム上に構成さ
    れた電子メールシステムの、メール端末から、該ファイ
    ル記憶装置内のファイルに対するファイル操作依頼メー
    ルを送信し、 このメールで依頼されたファイル操作を該第1の計算機
    システムにで実行する計算機システムのファイル操作方
    法。
  18. 【請求項18】該第1の計算機システムを構成する複数
    の計算機の内、該ファイル操作依頼メールにより依頼さ
    れたファイル操作を実行する計算機を選択するステップ
    をさらに有する請求項17記載の計算機システムのファ
    イル操作方法。
  19. 【請求項19】電子メールシステムを使用する複数の人
    に割り当てられた電子メールシステム識別子を予め記憶
    し、 該電子メールシステムから転送された、該電子メールシ
    ステムに接続された計算機システムに対するファイル操
    作依頼メールに含まれた、そのメールの送信者の電子メ
    ールシステム識別子が該予め登録されたものか否かを判
    別し、 その電子メールシステム識別子が予め登録されたものの
    ときにはそのメールで依頼されたファイル操作を該計算
    機システムに接続されたファイル記憶装置に対して、該
    計算機システムにより実行し、そうでないときには、そ
    のファイル操作の実行を中止する請求項17記載の計算
    機システムのファイル操作方法。
  20. 【請求項20】電子メールシステムを使用する複数の人
    に割り当てられた複数の電子メールシステム識別子とそ
    の電子メールシステムに接続された計算機システムに関
    してそれぞれの人に割り当てられた複数の計算機システ
    ム識別子を対応させて予め記憶し、 該記憶された電子メールシステム識別子と計算機システ
    ム識別子を使用して、該電子メールシステムから受信し
    たファイル操作依頼メールに含まれた、そのメールの送
    信者のメールシステム識別子を、対応する計算機システ
    ム識別子に変換し、 該ファイル操作依頼メールで依頼されたファイル名称に
    対して、該計算機システム識別子が、読み出し権限又は
    書き出し権限を有するかの検査を行い権限があると判定
    されたとき、その計算機システムによりそのメールで依
    頼されたファイル操作を実行する請求項17記載の計算
    機システムのファイル操作方法。
JP4300775A 1992-03-19 1992-11-11 電子メール駆動型計算機システムとファイル操作方法 Pending JPH06149693A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4300775A JPH06149693A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 電子メール駆動型計算機システムとファイル操作方法
US08/149,553 US5537543A (en) 1992-03-19 1993-11-09 Electronic mail drive type computer system and file operation method having a mail terminal operating independently of a computer system connected thereto
US08/184,069 US5557736A (en) 1992-03-19 1994-01-21 Computer system and job transfer method using electronic mail system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4300775A JPH06149693A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 電子メール駆動型計算機システムとファイル操作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06149693A true JPH06149693A (ja) 1994-05-31

Family

ID=17888944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4300775A Pending JPH06149693A (ja) 1992-03-19 1992-11-11 電子メール駆動型計算機システムとファイル操作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06149693A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0883223A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Toshiba Corp ファイル管理システム
JPH10506773A (ja) * 1995-05-26 1998-06-30 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン ボイス・メール・システム
EP0881587A2 (en) * 1997-05-28 1998-12-02 International Business Machines Corporation Remote file creation using E-mail
JP2000010884A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Canon Inc 通信装置
JP2000138757A (ja) * 1999-09-16 2000-05-16 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ボイス・メ―ル・システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0883223A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Toshiba Corp ファイル管理システム
JPH10506773A (ja) * 1995-05-26 1998-06-30 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン ボイス・メール・システム
EP0881587A2 (en) * 1997-05-28 1998-12-02 International Business Machines Corporation Remote file creation using E-mail
EP0881587A3 (en) * 1997-05-28 2002-06-05 International Business Machines Corporation Remote file creation using E-mail
JP2000010884A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Canon Inc 通信装置
JP2000138757A (ja) * 1999-09-16 2000-05-16 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ボイス・メ―ル・システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5113119B2 (ja) コンピュータが実行可能なワークフロー制御システム
US6356916B1 (en) Replica system and method of producing a replica
US5051891A (en) Method to manage transfer of ownership of electronic documents stored in an interactive information handling system
US4949278A (en) Expert system architecture
US5724578A (en) File managing system for managing files shared with a plurality of users
US5537543A (en) Electronic mail drive type computer system and file operation method having a mail terminal operating independently of a computer system connected thereto
US5481698A (en) Computer system and job executing method
JP3853387B2 (ja) データ独立型コンピュータシステムにおけるデータアクセス権管理方式
JPH06301619A (ja) 自己発生型ノードネットワークを用いたクライアント/サーバシステムにおける通信方法及び装置
JP2003030388A (ja) ワークフローシステム、情報処理装置、ワークフローの管理方法ならびにプログラム
WO1991004532A1 (fr) Systeme a centre temporaire dans un systeme a base de donnees decentralisee
JPH0727511B2 (ja) 情報処理システム
JP2001282970A (ja) ワークフロー管理システム
US7165251B2 (en) In-context launch management method, system therefor, and computer-readable storage medium
JPH06149693A (ja) 電子メール駆動型計算機システムとファイル操作方法
JPH0337211B2 (ja)
EP0793184A2 (en) Method and apparatus for distributing work flow processes among a plurality of users
JP2007164535A (ja) 業務統合方法、業務統合装置、業務統合システムおよび業務統合プログラム
JP3266641B2 (ja) 制御装置およびメールサーバ
JP2002109172A (ja) 代行権限付与決定プログラムを記録した記録媒体および代行権限付与決定方法および装置
JP2005202920A (ja) ワークフローシステム及びワークフローシステムの管理方法
JPH08297573A (ja) オブジェクトデータ処理装置
JPH10283241A (ja) 監視システムのメンテナンス方式
US6032176A (en) Data-independent type computer system: processing machine, data machine and man-machine interface therein
JP2006195812A (ja) ワークフロー管理装置、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラム及び記録媒体