JPH0614968A - マッサージ装置 - Google Patents

マッサージ装置

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JPH0614968A
JPH0614968A JP20025092A JP20025092A JPH0614968A JP H0614968 A JPH0614968 A JP H0614968A JP 20025092 A JP20025092 A JP 20025092A JP 20025092 A JP20025092 A JP 20025092A JP H0614968 A JPH0614968 A JP H0614968A
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JP
Japan
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massage
massage device
desired position
rotation
resting
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JP20025092A
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English (en)
Inventor
Kenji Seki
健二 関
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より高いマッサージ効果を得ることのできる
マッサージ装置を提供する。 【構成】 電動モーター12の主軸14の回転運動を減
速機20によって減速し、往復運動装置18によって低
速で打撃体16を往復運動させることにより、指圧を行
うことができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被検体の任意の位置を自
動的にマッサージするマッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、種々の形態を備えたマッサー
ジ装置が提案されている。先に、本発明者は実開昭62
−30827号において、複数のマッサージローラーが
回転盤に軸支させられた電動式ローラーマッサージ機を
提案した。次いで、本発明者は実願平−56160号に
おいて、複数のマッサージローラーが回転盤に軸支され
ていて、その回転盤が減速機を介し電動モーターによっ
て回転させられると共に、ファンによってマッサージ面
に温風が送風させられる電動式ローラーマッサージ機を
提案した。
【0003】一方、従来から内蔵の疾患の治療や筋肉疲
労の回復等のために、指圧による壺治療が行われてい
る。この指圧による壺治療は被検体1の背中や首筋等に
ある壺に、図10に示すように指2を略垂直に立て、断
続的に押圧して刺激を与えることにより行われている。
この指圧による壺治療は身体の血行を良くすることによ
り、内蔵の疾患を治療することができる。或いは筋肉の
緊張を弛めることにより、筋肉疲労を回復させることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のマッサ
ージ装置は本体を把持して、被検体の所望の位置に押し
当てなければならなかった。このため、所望の位置に押
し当てる腕の疲労が大きく重労働であった。また、背中
や腰等の手の届かない位置のマッサージは、他人の手に
よらなければ行うことができなかった。このため、一人
で容易にマッサージを行うことができなかった。また、
種々の場所をマッサージするためには、被検体の体位を
その都度種々変えて行う必要があった。このため、被検
体の体位を変えずに容易にマッサージを行うことができ
なかった。
【0005】また、指2による指圧は指圧する者が被検
体1の壺を強い力で押さえなければならなかった。この
ため、腕や指の疲労が大きく重労働であった。一方、従
来のマッサージ装置によっては十分な指圧効果を得るこ
とができなかった。
【0006】そこで、本発明者は、所望の位置を容易に
マッサージすることができるマッサージ装置を提供する
べく、鋭意研究を重ねた結果、本発明に至ったのであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマッサージ
装置の要旨とするところは、回転駆動装置によって主軸
の周りに回転駆動させられると共に、当該回転周方向に
転動可能なマッサージローラーを複数備えたマッサージ
装置において、被検体の所望の位置に一定の時間に渡っ
て略一定の圧力を付加した後、圧力付加を解除して指圧
を行う押圧体が備えられたことを特徴とするマッサージ
装置。
【0008】また、本発明に係るマッサージ装置の要旨
とするところは、回転駆動装置によって主軸の周りに回
転駆動させられると共に、当該回転周方向に転動可能な
マッサージローラーを複数備えたマッサージ装置におい
て、被検体の所望の位置に一定の時間に渡って略一定の
圧力を付加した後、圧力付加を解除して指圧を行う押圧
体と、前記回転駆動装置の主軸方向に復動させられる打
撃体とが備えられたことにある。
【0009】また、本発明に係るマッサージ装置におい
て、前記マッサージ装置の本体が休息用具に取り付けら
れて構成され、該休息用具が該本体を一定方向に移動さ
せる移動装置を備えたことにある。
【0010】また、本発明に係るマッサージ装置の要旨
とするところは、回転駆動装置によって主軸の周りに回
転駆動させられると共に、当該回転周方向に転動可能な
マッサージローラーを複数備えたマッサージ装置の本体
が休息用具に取り付けられて構成され、該休息用具が該
本体を一定方向に移動させる移動装置を備えたことにあ
る。
【0011】また、本発明に係るマッサージ装置の要旨
とするところは、復動させられて被検体を叩打又は振動
させる打撃体が備えられたマッサージ装置の本体が休息
用具に取り付けられて構成され、該休息用具が該本体を
一定方向に移動させる移動装置を備えたことにある。
【0012】また、本発明に係るマッサージ装置の要旨
とするところは、被検体の所望の位置に一定の時間に渡
って略一定の圧力を付加した後、圧力付加を解除して指
圧を行う押圧体が備えられたマッサージ装置の本体が休
息用具に取り付けられて構成され、該休息用具が該本体
を一定方向に移動させる移動装置を備えたことにある。
【0013】また、本発明に係るマッサージ装置の要旨
とするところは、回転駆動装置によって主軸の周りに回
転駆動させられると共に、当該回転周方向に転動可能な
マッサージローラーと、該回転駆動装置の主軸方向に復
動させられる打撃体とが備えられたマッサージ装置の本
体が休息用具に取り付けられて構成され、該休息用具が
該本体を一定方向に移動させる移動装置を備えたことに
ある。
【0014】
【作用】本発明に係るマッサージ装置は、先ずマッサー
ジローラー及び押圧体が被検体の所望の位置に押し当て
られる。マッサージローラー及び押圧体が被検体の任意
に押し当てられた状態で、マッサージローラーが回転周
方向に転動させられるとともに、押圧体が一定の時間に
渡って略一定の圧力を付加した後、圧力付加が解除され
る。マッサージローラーが回転周方向に転動させられる
ことにより、所望の位置がマッサージされる。また、押
圧体が一定の時間に渡って略一定の圧力を付加した後圧
力付加が解除されることにより、所望の位置の指圧が行
われる。このようにして、所望の位置がマッサージロー
ラーによりマッサージされると同時に指圧が行われる。
【0015】また、回転駆動装置の主軸方向に復動させ
られる打撃体が備えられた本発明のマッサージ装置は、
打撃体が回転駆動装置の主軸方向に復動させられる。打
撃体が復動させられることにより、被検体が叩打又は振
動させられてマッサージ効果が高められる。
【0016】また、マッサージ装置の本体が休息用具に
取り付けられて構成され、休息用具が本体を一定方向に
移動させる移動装置を備えたマッサージ装置は、休息用
具上に被検体が休息している状態で、休息用具に取り付
けられているマッサージ装置本体が、移動装置によって
一定方向に移動させられる。マッサージ装置本体が移動
装置によって一定方向に移動させられることにより、被
検体の所望の部分全体のマッサージが行われる。このよ
うにマッサージ装置本体が移動装置によって一定方向に
移動させられることによって、手で把持されることなく
所望の部分全体のマッサージが行われる。
【0017】
【実施例】次に、本発明に係るマッサージ装置の実施例
について、図面に基づいて詳しく説明する。
【0018】図1において符号10は本発明に係るマッ
サージ装置である。このマッサージ装置10は電動モー
ター(回転駆動装置)12の主軸14の回転運動を打撃
体16の往復運動に変換させる往復運動装置18が備え
られて構成されている。電動モーター12は主軸14の
回転運動が減速機20を介して歯車22に伝達されるよ
うにして備えられている。往復運動装置18は歯車22
に噛合させられた歯車24と、歯車24とともに回転さ
せられる回転軸26と、回転軸26に偏心して固定させ
られた偏心円盤28と、偏心円盤28の外周が摺動可能
に嵌合させられたスロット30と、スロット30が摺動
可能に係合させられたスライダ32と、スライダ32が
摺動する摺動部材34と、スライダ32に固定させられ
先端に打撃体16が備えられたロッド36とから構成さ
れている。なお、主軸14の回転に伴って歯車38及び
40を介して回転させられる回転盤42が備えられてい
る。この回転盤42には回転周方向に転動可能なマッサ
ージローラー44が備えられている。
【0019】このマッサージ装置10は打撃体16が被
検体の所望の位置に押し当てられるようにして把持部2
1が把持されて保持される。打撃体16が所望の位置に
押し当てられた状態で電動モーター12が駆動させられ
ることにより、歯車22が回転させられる。歯車22が
回転させられることにより、歯車22に噛合させられた
歯車24が回転させられる。歯車24が回転させられる
のに伴って回転軸26が回転させられる。回転軸26が
回転するのに伴い、偏心円盤28が図1(c)に示すよ
うに、回転軸26の周りに偏心して回転させられる。偏
心円盤28が偏心して回転させられることにより、この
偏心円盤28の外周が摺動可能に嵌合させられているス
ロット30がスライダ32の内周に沿って横方向へ摺動
しつつ、スライダ32が上下方向へ摺動部材34に沿っ
て摺動する。スライダ32が上下方向へ摺動部材34に
沿って摺動することにより、スライダ32に固定させら
れたロッド36が上下方向に往復運動を行う。ロッド3
6が上下方向に往復運動を行うことにより、被検体の所
望の位置に押し当てられた打撃体16が往復運動を行
う。打撃体16が往復運動を行うことにより、打撃体1
6が押し当てられている部分が叩打又は振動させられ
る。
【0020】また、電動モーター12が駆動させられ主
軸14が回転させられることにより、歯車38及び40
を介して回転盤42が回転させられる。回転盤42が回
転することにより、マッサージローラー44が被検体の
所望の位置の周りを転動する。マッサージローラー44
が被検体の所望の位置の周りを転動することにより、所
望の位置の周りのマッサージが行われる。このようにし
て、被検体の所望の位置のマッサージが打撃体16によ
って行われると同時に、所望の位置の周りのマッサージ
がマッサージローラー44によって行われる。
【0021】このようなマッサージ装置10によれば電
動モーター12を駆動させて打撃体16に往復運動をさ
せることにより、打撃体16を押し当てている部分を叩
打又は振動させてマッサージを行うことができる。この
ため、手で叩いたりしてマッサージを行う必要がなく、
腕や指が疲労することがない。また、把持部21を自ら
把持して所望の位置に打撃体16を押し当ててマッサー
ジを行うことができる。このため、他人の手によらない
で自ら容易にマッサージを行うことができる。また、所
望の位置に打撃体16を押し当ててマッサージを行うこ
とができる。このため、寝た状態で或いは座った状態で
任意の位置のマッサージを行うことができる。また、本
発明のマッサージ装置10によれば、所望の位置のマッ
サージを打撃体16によって行うと同時に、所望の位置
の周りのマッサージをマッサージローラー44によって
行うことができる。このため、より高いマッサージ効果
を得ることができる。
【0022】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明に係るマッサージ装置はその他の態様でも実
施し得るものである。
【0023】例えば、図2に示す打撃体45を備えたマ
ッサージ装置であっても良い。この押圧体45は先端に
鋭利な突起部47が備えられている。このような打撃体
45を備えたマッサージ装置によれば、突起部47が壺
に刺激を与えて点穴指鍼治療を施すことができる。ま
た、図3に示す先端部が平坦となっている打撃体49を
備えたマッサージ装置であっても良い。この打撃体49
を備えたマッサージ装置であっても、被検体の所望の位
置のマッサージを施すことができる。
【0024】また、本発明のマッサージ装置10は減速
機20によって打撃体16,45又は49を、より低速
に減速させて往復運動をさせることにより、打撃体によ
り被検体の指圧を行うことができる。すなわち、打撃体
16,45又は49を指圧のための押圧体として使用す
ることも可能である。
【0025】また、本発明のマッサージ装置は図4に示
すマッサージ装置46であっても良い。このマッサージ
装置46の往復運動装置48は減速機50によって主軸
14の回転を減速させることにより、押圧体16を低速
で往復運動させることができるように構成されている。
また、回転盤42は減速機を介さないで高速で回転させ
られるように構成されている。このようなマッサージ装
置46は押圧体16を低速で往復運動させて壺の指圧を
行うことができると同時に、回転盤42を高速で回転さ
せて壺の周りのマッサージを行うことができる。このた
め、マッサージローラー44によるマッサージ効果を高
めることができる。
【0026】また、本発明のマッサージ装置は図5に示
す往復運動装置52を備えたマッサージ装置54であっ
ても良い。この往復運動装置52は回転軸26と、この
回転軸26ともに回転運動を行う回転円盤56と、一端
がピン58によって回転円盤56に留められたクランク
60と、クランク60の他の一端部に連結されたロッド
36とを備えて構成されている。このような往復運動装
置52を備えたマッサージ装置54は、回転円盤56が
回転させられてクランク60が上下に往復運動すること
により、先端に押圧体16を備えたロッド36が往復運
動を行う。このような往復運動装置52を備えたマッサ
ージ装置54によっても、押圧体16に往復運動をさせ
て壺の指圧を行うことができる。
【0027】また、本発明のマッサージ装置は図6に示
す往復運動装置62を備えたマッサージ装置であっても
良い。この往復運動装置62はロッド64の中間付近に
備えられた凹凸部66にカム68の噛合部69及びカム
70の噛合部71を噛合させて、先端部に弾性体から成
る押圧体73を有するロッド64の往復運動を行うこと
ができるように構成されている。
【0028】この往復運動装置62は回転軸26が図示
しない減速機によって減速されて回転し、回転軸26の
先端の笠歯車72が回転させられることにより、この笠
歯車72に噛合させられた笠歯車74が回転させられ
る。笠歯車74が回転させられることにより、笠歯車7
4と同じ回転軸76を有するカム68が回転させられ
る。また、笠歯車74と同じ回転軸76を有する歯車7
8が回転させられることにより、この歯車78に噛合さ
せられた歯車80が回転して歯車80と同じ回転軸82
を有するカム70が回転させられる。このようにしてカ
ム68及び70が回転させられ、噛合部69及び71が
ロッド64の凹凸部66に噛合させられることにより、
ロッド64が下方向へ低速で摺動させられる。そして更
にカム68及び70が回転させられると噛合部69及び
噛合部71と凹凸部66との噛合が解除されて、バネ8
4の引っ張り力によりロッド64が上方向へ瞬時に引き
上げられる。すなわち、カム68及び70が回転し続け
ることにより、ロッド64が下方向へ低速で摺動させら
れ、上方向へ瞬時に引き上げられることが繰り返される
のである。
【0029】このような往復運動装置62を備えたマッ
サージ装置は、カム68及び70を回転させ続けること
により、ロッド64を下方向へ低速で摺動させて、上方
向へ瞬時に引き上げることを繰り返すことができる。こ
のため壺を徐々に押圧し、その後瞬時に押圧を解除する
ことを繰り返すことができ、より高い指圧効果を得るこ
とができる。
【0030】また、本発明のマッサージ装置は図7に示
すようなマッサージ装置86であっても良い。このマッ
サージ装置86は電動モーター(回転駆動装置)88の
主軸90の回転運動を押圧体92の往復運動に変換させ
る往復運動装置94が備えられて構成されている。電動
モーター88は主軸90の回転運動が減速機96を介し
て回転軸98に伝達されるように構成されている。往復
運動装置94は回転軸98とともに回転させられる案内
盤100と、案内面102に於いてこの案内盤100と
摺動可能に接する案内盤104と、この案内盤104と
ともに回転させられ先端に押圧体92を有するロッド1
08と、案内盤100に案内盤104を密着させる圧縮
バネ110とから構成されている。なお、主軸90の回
転に伴って、歯車112及び歯車部品116,118を
介して、歯車114と一体となって回転させられる回転
盤120が備えられている。この回転盤120には回転
周方向に転動するマッサージローラー44が備えられて
いる。また、この回転盤120はロッド108の長溝1
22が摺動可能に係合させられた摺動部124が設けら
れており、ロッド108及び案内盤104とともに回転
させられるようにして構成されている。
【0031】ここで、歯車112,114及び歯車部品
116,118は、歯車114が歯車112より僅かに
遅く回転させられるようにして組み合わされている。従
って、案内盤100は回転軸98及び歯車112と一体
となって回転させられるのに対して、案内盤104は歯
車114,回転盤120及びロッド92とともに案内盤
100よりも僅かに低速で回転させられるようにして構
成されているのである。このため、案内盤100が案内
盤104と案内面102で摺動し、ロッド108が長溝
122内で、回転盤120の摺動部124と摺動しつつ
低速で往復運動をさせられる。
【0032】このようなマッサージ装置86によれば、
案内盤100と、この案内盤100より僅かに遅く回転
させられる案内盤104が摺動させられることにより、
ロッド108の往復運動が低速で行われる。このため、
回転盤120を高速で回転させつつロッド108の往復
運動を低速で行うことができ、高いマッサージ効果を得
ることができる。
【0033】次に、本発明に係るマッサージ装置は上述
のマッサージ装置本体が椅子や寝台等に取り付けられ、
この本体が被検体の各部分を自動的に移動しつつマッサ
ージできるように構成したものであっても良い。
【0034】例えば、図8に示すようなマッサージ装置
126であっても良い。このマッサージ装置126はマ
ッサージ装置本体86が寝台(休息用具)128に取り
付けられ、この本体86が寝台128の上に寝ている被
検体130の全身を自動的に指圧できるように構成され
ている。寝台128には、本体86が固定させられた摺
動部材134と、この摺動部材134に螺入された回動
軸136と、この回動軸136を回動させる可逆モータ
ー137とから構成される往復摺動装置(移動装置)1
39が備えられている。
【0035】このマッサージ装置126は可逆モーター
137が回動駆動させられることにより、回動軸136
が回動させられる。回動軸136が回動させられること
により、図9(a)に示すように摺動部材134が回動
軸136の回動軸方向へ摺動させられる。摺動部材13
4が回動軸136の回動軸方向へ摺動させられることに
より、この摺動部材134に固定させられた本体86が
回動軸136の回動軸方向へ往復運動を行う。本体86
が往復運動を行うことにより寝台128の上に寝ている
被検体130が全身に渡って指圧される。
【0036】このようなマッサージ装置126によれ
ば、本体86に往復運動をさせて自動的に全身を指圧す
ることができる。このため、背中や腰等の手の届かない
部分でも他人の手によらないで容易に指圧を行うことが
できる。また、被検体130が寝台128に寝た状態で
全身の指圧を行うことができる。このため、被検体13
0の体位を変えることなく、容易に全身の指圧を行うこ
とができる。
【0037】また、本発明のマッサージ装置は図10に
示すマッサージ装置140であっても良い。このマッサ
ージ装置140は本体86が椅子(休息用具)142に
取り付けられ、この本体86が椅子142に座っている
被検体130を背中から脚に渡って全体を自動的に指圧
できるように構成されている。椅子142には、本体8
6が固定させられたベルト144と、このベルト144
を摺動させる可逆モーター146と、ベルト144が摺
動可能に掛けられたローラー148と、ベルト144の
両側端が摺動可能に掛けられたピン150とから構成さ
れた往復摺動装置(移動装置)151が備えられてい
る。
【0038】このマッサージ装置140は可逆モーター
146を回転駆動させることにより、ベルト144が摺
動させられる。ベルト144が摺動させられることによ
り、ベルト144に固定させられた本体86が摺動させ
られる。本体86が摺動させられることにより、椅子1
42に座っている被検体130の背中から脚に渡って全
体を指圧することができる。このようなマッサージ装置
140によれば、他人の手によらないで、かつ体位を変
えることなく、背中から脚に渡って容易に全身の指圧を
行うことができる。
【0039】また、本発明のマッサージ装置は図11に
示すマッサージ装置150であっても良い。このマッサ
ージ装置150は本体86が寝台(休息用具)152に
取り付けられて構成されている。寝台152の寝台部材
154は部品156と、この部品156に摺動可能に嵌
合させられた部品158とから構成されている。このよ
うな寝台部材154は、部品158を部品156に対し
て摺動させることにより、伸縮することができるように
されている。また、往復摺動装置(移動装置)159の
ベルト160はバンド162によって一端を束ねること
により、寝台部材154を縮めた時に生じる撓みを無く
してベルト160の張力を保つことができるようにして
構成されている。
【0040】このようなマッサージ装置150によれ
ば、部品158を部品156に対して摺動させることに
より、寝台部材154を伸縮することができる。このた
め、被検体130の身長に応じて寝台152の長さを調
節することができる。また、被検体130が寝台部材1
54に寝た状態で指圧を行う時には寝台部材154を伸
ばして使用し、被検体130が寝台部材154に座った
状態で指圧を行う時には縮めて使用することができる。
【0041】以上、本発明に係るマッサージ装置の実施
例について、図面に基づいて種々説明したが、本発明に
係るマッサージ装置は図示したマッサージ装置に限定さ
れるものではない。例えば、マッサージ装置本体が取り
付けられる休息用具は上述の椅子や寝台に限定されるも
のではなく、ソファーやクッション等であっても良い。
また、休息用具に取り付けられるマッサージ装置本体は
上述のマッサージ装置本体86に限定されず、マッサー
ジ装置10又は46等であっても良い。また、打撃体の
形状は上述のものに限定されず、多角柱や円柱形状のも
のであっても良い。また、回転駆動装置は上述の電動モ
ーターに限定されず、可逆モーターであっても良い。ま
た、マッサージローラーはそれぞれが独立して主軸と平
行な方向に押動可能なように、懸架軸によって回転軸に
取り付けられたものであっても良い。また、マッサージ
ローラーの形状は上述のものに限定されず多角形状のも
のであっても良い。
【0042】また、押圧体の形状は上述のものに限定さ
れず、先端に突起部を有するもの、先端に平坦部を有す
るもの或いは多角柱等のものであっても良い。また、押
圧体に発熱装置を備えることにより、押圧体によって温
灸治療を施すことができるようにした押圧体であっても
良い。また、押圧体に氷等を固定できるようにして冷灸
治療を施すことができるようにしたものであっても良
い。また、押圧体の先端部にブラシや銀粒を取り付けた
ものであっても良い。さらに、押圧体から温風が吹き出
るように構成した押圧体であっても良い。
【0043】また、往復運動装置は上述のものに限定さ
れず、その他のスライダクランク機構の他、油圧や空圧
を利用したものやソレノイドを利用したものであっても
良い。また、椅子又は寝台に取り付けられる往復摺動装
置は上述の可逆モーターによるものに限定されず、ハン
ドルを手動で回すことによって本体を往復摺動させるこ
とができるように構成した往復運動装置であっても良
い。その他、この往復摺動装置及び押圧体を制御装置に
より制御を行うことにより、所望の位置に停止して指圧
できるように構成したマッサージ装置であっても良い
等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識
に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施
できるものである。
【0044】
【発明の効果】本発明に係るマッサージ装置によれば、
所望の位置をマッサージローラーによりマッサージでき
ると同時に押圧体によって指圧を行うことができる。こ
のため、指圧によってより高いマッサージ効果を得るこ
とができる。
【0045】また、回転駆動装置の主軸方向に復動させ
られる打撃体が備えられた本発明のマッサージ装置によ
れば、打撃体を復動させることにより、被検体を叩打又
は振動させてマッサージ効果を高めることができる。
【0046】また、マッサージ装置の本体が休息用具に
取り付けられて構成され、休息用具が本体を一定方向に
移動させる移動装置を備えたマッサージ装置によれば、
休息用具に取り付けられているマッサージ装置本体を移
動装置によって一定方向に移動させられることによっ
て、所望の部分全体のマッサージを行うことができる。
このため、本体を手で把持してマッサージを行う必要が
なく、腕や指が疲労することがない。また、自ら所望の
位置のマッサージを行うことができる。このため、他人
の手によらないで自ら容易にマッサージを行うことがで
きる。また、全身の所望の位置のマッサージを行うこと
ができる。このため、寝た状態で或いは座った状態で任
意の位置のマッサージを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ装置の一実施例を示す
図であり、同図(a)は一部破砕正面図、同図(b)は
側面断面図、同図(c)は要部を拡大した側面断面図で
ある。
【図2】本発明に係るマッサージ装置の他の実施例の要
部正面断面図である。
【図3】本発明に係るマッサージ装置の更に他の実施例
の要部正面断面図である。
【図4】本発明に係るマッサージ装置の更に他の実施例
を示す一部破砕正面図である。
【図5】本発明に係るマッサージ装置の更に他の実施例
を説明するための図であり、同図(a)は要部を示す正
面断面図、同図(b)は要部を示す側面断面図である。
【図6】本発明に係るマッサージ装置の更に他の実施例
を説明するための図であり、同図(a)は要部を示す正
面断面図、同図(b)は要部を示す平面断面図である。
【図7】本発明に係るマッサージ装置の更に他の実施例
を示す一部破砕正面図である。
【図8】本発明に係るマッサージ装置の更に他の実施例
を示す正面断面図である。
【図9】図6に示すマッサージ装置を説明するための図
であり、同図(a)は平面図、同図(b)は側面断面図
である。
【図10】本発明に係るマッサージ装置の更に他の実施
例を示す正面断面図である。
【図11】本発明に係るマッサージ装置の更に他の実施
例を示す正面断面図である。
【図12】従来の指圧によるマッサージを説明するため
の斜視図である。
【符号の説明】
10,46,54,126,140,150;マッサー
ジ装置 86;マッサージ装置(本体) 12,88;電動モーター(回転駆動装置) 16,45,49;打撃体(押圧体) 73,92;押圧体 44;マッサージローラー 128,152;寝台(休息用具) 142;椅子(休息用具) 130;被検体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動装置によって主軸の周りに回転
    駆動させられると共に、当該回転周方向に転動可能なマ
    ッサージローラーを複数備えたマッサージ装置におい
    て、 被検体の所望の位置に一定の時間に渡って略一定の圧力
    を付加した後、圧力付加を解除して指圧を行う押圧体が
    備えられたことを特徴とするマッサージ装置。
  2. 【請求項2】 回転駆動装置によって主軸の周りに回転
    駆動させられると共に、当該回転周方向に転動可能なマ
    ッサージローラーを複数備えたマッサージ装置におい
    て、 被検体の所望の位置に一定の時間に渡って略一定の圧力
    を付加した後、圧力付加を解除して指圧を行う押圧体
    と、前記回転駆動装置の主軸方向に復動させられる打撃
    体とが備えられたことを特徴とするマッサージ装置。
  3. 【請求項3】 前記マッサージ装置の本体が休息用具に
    取り付けられて構成され、該休息用具が該本体を一定方
    向に移動させる移動装置を備えたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載するマッサージ装置。
  4. 【請求項4】 回転駆動装置によって主軸の周りに回転
    駆動させられると共に、当該回転周方向に転動可能なマ
    ッサージローラーを複数備えたマッサージ装置の本体が
    休息用具に取り付けられて構成され、該休息用具が該本
    体を一定方向に移動させる移動装置を備えたことを特徴
    とするマッサージ装置。
  5. 【請求項5】 復動させられて被検体を叩打又は振動さ
    せる打撃体が備えられたマッサージ装置の本体が休息用
    具に取り付けられて構成され、該休息用具が該本体を一
    定方向に移動させる移動装置を備えたことを特徴とする
    マッサージ装置。
  6. 【請求項6】 被検体の所望の位置に一定の時間に渡っ
    て略一定の圧力を付加した後、圧力付加を解除して指圧
    を行う押圧体が備えられたマッサージ装置の本体が休息
    用具に取り付けられて構成され、該休息用具が該本体を
    一定方向に移動させる移動装置を備えたことを特徴とす
    るマッサージ装置。
  7. 【請求項7】 回転駆動装置によって主軸の周りに回転
    駆動させられると共に、当該回転周方向に転動可能なマ
    ッサージローラーと、該回転駆動装置の主軸方向に復動
    させられる打撃体とが備えられたマッサージ装置の本体
    が休息用具に取り付けられて構成され、該休息用具が該
    本体を一定方向に移動させる移動装置を備えたことを特
    徴とするマッサージ装置。
JP20025092A 1992-07-02 1992-07-02 マッサージ装置 Withdrawn JPH0614968A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001161774A (ja) * 1999-12-03 2001-06-19 Fuji Iryoki:Kk 椅子式マッサージ機
JP2004283266A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Fuji Iryoki:Kk 休息用椅子型施療機
US8696993B2 (en) 2003-12-25 2014-04-15 Arkray, Inc. Method of raising temperature of received object, and analyzing device

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Effective date: 19991005