JPH0614960B2 - 携帯用吸引装置 - Google Patents
携帯用吸引装置Info
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- JPH0614960B2 JPH0614960B2 JP3174097A JP17409791A JPH0614960B2 JP H0614960 B2 JPH0614960 B2 JP H0614960B2 JP 3174097 A JP3174097 A JP 3174097A JP 17409791 A JP17409791 A JP 17409791A JP H0614960 B2 JPH0614960 B2 JP H0614960B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- container
- suction
- valve
- passages
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/60—Containers for suction drainage, adapted to be used with an external suction source
- A61M1/61—Two- or three-bottle systems for underwater drainage, e.g. for chest cavity drainage
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/2931—Diverse fluid containing pressure systems
- Y10T137/3109—Liquid filling by evacuating container
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7904—Reciprocating valves
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ドレン装置用収集室又
は自己輸血袋と共に用いられる、繰返し使用可能な携帯
用吸引装置に関する。
は自己輸血袋と共に用いられる、繰返し使用可能な携帯
用吸引装置に関する。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】一体型の胸腔ドレン装置は
１９６７年以来広く使われており、１９６８年１月１６
日発行のアメリカ特許３３６３６２６号明細書に示され
るような、一体型装置の出現以前に使用されていた３つ
のボルトシステムのものは、全て一体型装置に置き替わ
っている。この一体型装置は胸腔からの液体を収集する
ための収集室、胸腔への空気の流入を防ぐ水封シール、
そして吸引制御システムを備えていた。水封シールの使
用には、水封シールの消失と胸腔への空気の侵入を防ぐ
ために、高さが少なくとも３０ｃｍの水柱を備えること
が必要となる。もちろん胸腔内においてある環境の下で
より高い負圧が存在することは十分ありうる。そこで水
封シールの消失と空気の胸腔内への侵入を防ぐため、１
９７２年８月１５日発行のアメリカ特許３６８３９１３
号明細書に示されるようなフロートバルブが提案されて
いる。
１９６７年以来広く使われており、１９６８年１月１６
日発行のアメリカ特許３３６３６２６号明細書に示され
るような、一体型装置の出現以前に使用されていた３つ
のボルトシステムのものは、全て一体型装置に置き替わ
っている。この一体型装置は胸腔からの液体を収集する
ための収集室、胸腔への空気の流入を防ぐ水封シール、
そして吸引制御システムを備えていた。水封シールの使
用には、水封シールの消失と胸腔への空気の侵入を防ぐ
ために、高さが少なくとも３０ｃｍの水柱を備えること
が必要となる。もちろん胸腔内においてある環境の下で
より高い負圧が存在することは十分ありうる。そこで水
封シールの消失と空気の胸腔内への侵入を防ぐため、１
９７２年８月１５日発行のアメリカ特許３６８３９１３
号明細書に示されるようなフロートバルブが提案されて
いる。
【０００３】最近のドレン装置はさらに複雑になり、以
前には医師が利用できなかったような診断装置を備えて
いる。例えば、１９８６年８月１２日発行のアメリカ特
許４６０５４００号明細書には患者の呼吸を示すベロー
ズが示され、さらに患者の胸腔から吸引源への空気の泡
が通るのを示すための泡室が示されている。明らかに診
断装置のドレン装置への付加は使い捨て型の胸腔ドレン
装置全体のコストを実質上増加させた。
前には医師が利用できなかったような診断装置を備えて
いる。例えば、１９８６年８月１２日発行のアメリカ特
許４６０５４００号明細書には患者の呼吸を示すベロー
ズが示され、さらに患者の胸腔から吸引源への空気の泡
が通るのを示すための泡室が示されている。明らかに診
断装置のドレン装置への付加は使い捨て型の胸腔ドレン
装置全体のコストを実質上増加させた。
【０００４】１９８９年１１月２８日発行のアメリカ特
許４８８３４７６号明細書には、使い捨て型の収集室
が、すべての診断装置、吸引制御装置及びシール室を備
えた使い捨てでない部分と分離できるドレン装置が示さ
れている。しかしながら分離可能な使い捨てのドレン装
置や自己輸血袋と共に使われる比較的小さく持ち運びが
できる吸引制御装置やシールに対する要請が生じてき
た。
許４８８３４７６号明細書には、使い捨て型の収集室
が、すべての診断装置、吸引制御装置及びシール室を備
えた使い捨てでない部分と分離できるドレン装置が示さ
れている。しかしながら分離可能な使い捨てのドレン装
置や自己輸血袋と共に使われる比較的小さく持ち運びが
できる吸引制御装置やシールに対する要請が生じてき
た。
【０００５】
【発明の概要】本発明によれば、吸引制御部と、胸腔に
空気が流入するのを防ぐ逆止弁と、患者の呼吸を示すベ
ローズと、泡室と吸引指示部とを収容した小さく携帯で
きる繰返し使用可能な容器が提供される。これらすべて
の診断要素は約３インチ（７．６２ｃｍ）角の正方形
で、厚みが１インチ（２．５４）の容器の中に収容され
ている。容器には、分離できる収集室が自己輸血袋に接
続するための入口と、吸引源に接続するための出口とが
備えられている。
空気が流入するのを防ぐ逆止弁と、患者の呼吸を示すベ
ローズと、泡室と吸引指示部とを収容した小さく携帯で
きる繰返し使用可能な容器が提供される。これらすべて
の診断要素は約３インチ（７．６２ｃｍ）角の正方形
で、厚みが１インチ（２．５４）の容器の中に収容され
ている。容器には、分離できる収集室が自己輸血袋に接
続するための入口と、吸引源に接続するための出口とが
備えられている。
【０００６】胸腔への空気の流入を防ぐため、シールと
して液体の中に浸水した逆止弁を使うことによって、従
来の水封シールのある場合のように高さ３０ｃｍの水柱
を備えることは不必要となる。この従来の水封シールの
替わりに使われる逆止弁に関する先行技術として、例え
ばアメリカ特許４６０５４００号明細書に示されるもの
があるが、この種の逆止弁は、作用時にいつも適正に働
くとは限らない。
して液体の中に浸水した逆止弁を使うことによって、従
来の水封シールのある場合のように高さ３０ｃｍの水柱
を備えることは不必要となる。この従来の水封シールの
替わりに使われる逆止弁に関する先行技術として、例え
ばアメリカ特許４６０５４００号明細書に示されるもの
があるが、この種の逆止弁は、作用時にいつも適正に働
くとは限らない。
【０００７】本発明に使われる逆止弁のタイプは、バル
ブが液体に浸漬されていて、機能上の障害なしにバルブ
が働くことが認められた。
ブが液体に浸漬されていて、機能上の障害なしにバルブ
が働くことが認められた。
【０００８】本発明で使われる吸引制御システムは、長
くテーパのついた弁座と嵌合するように外周面が長くテ
ーパがついた単一のバルブを備えており、容器内で維持
される吸引度の正確な制御を可能とする。従来技術、例
えば、アメリカ特許４６０５４００号明細書には、ドレ
ン装置内で吸引度を制御するために使われる逆止弁が開
示されているが、この逆止弁は負圧の程度を制御するの
に、本発明のようには正確に行ない得ない。
くテーパのついた弁座と嵌合するように外周面が長くテ
ーパがついた単一のバルブを備えており、容器内で維持
される吸引度の正確な制御を可能とする。従来技術、例
えば、アメリカ特許４６０５４００号明細書には、ドレ
ン装置内で吸引度を制御するために使われる逆止弁が開
示されているが、この逆止弁は負圧の程度を制御するの
に、本発明のようには正確に行ない得ない。
【０００９】本発明の目的は、ドレン装置の収集室又は
自己輸血袋と吸引源との間に置かれる小さく携帯できる
繰返し使用可能な吸引システムを提供することにある。
自己輸血袋と吸引源との間に置かれる小さく携帯できる
繰返し使用可能な吸引システムを提供することにある。
【００１０】この発明の他の目的は、吸引制御部、逆止
弁、泡室、呼吸指示部及び吸引レベル指示部を備え、入
口と出口を持った小さな容器を提供することにある。
弁、泡室、呼吸指示部及び吸引レベル指示部を備え、入
口と出口を持った小さな容器を提供することにある。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例につき添付図面を参照
しつつ説明する。各図で同じ数字は同じ部分を示す。図
１の（１）は胸部ドレン装置の収集室を示す。収集室
（１）は複数の仕切り（２）を備えており、そのため第
１室が患者の胸部からの液体で充たされたとき、液体は
第１室をオーバーフローして第２室へと流れ込む。また
収集室（１）には、患者の胸腔と末端が接続された胸部
チューブ（４）と連結する入口（３）が備えられてい
る。収集室（１）の出口（５）からは接続チューブ
（６）が延び、該接続チューブの末端は容器（８）の入
口（７）に押込まれて連結される。
しつつ説明する。各図で同じ数字は同じ部分を示す。図
１の（１）は胸部ドレン装置の収集室を示す。収集室
（１）は複数の仕切り（２）を備えており、そのため第
１室が患者の胸部からの液体で充たされたとき、液体は
第１室をオーバーフローして第２室へと流れ込む。また
収集室（１）には、患者の胸腔と末端が接続された胸部
チューブ（４）と連結する入口（３）が備えられてい
る。収集室（１）の出口（５）からは接続チューブ
（６）が延び、該接続チューブの末端は容器（８）の入
口（７）に押込まれて連結される。
【００１２】容器（８）は吸引制御部、逆止弁、収集室
（１）と患者の胸腔内を適当な負圧に維持するために役
立つ呼吸指示兼吸引レベル指示部を備えている。
（１）と患者の胸腔内を適当な負圧に維持するために役
立つ呼吸指示兼吸引レベル指示部を備えている。
【００１３】図１に示すように、容器内においては、医
師が患者の肺の呼吸状態を観察できるようにベローズ
（９）が備えられている。また容器内には、空気が患者
の胸腔内に侵入しないために役立つ逆止弁室（１０）
と、容器内の吸引レベルを目に見えるように示す吸引指
示部（１１）が備えられている。さらに図５から図７に
示すように、吸引源と接続された出口（１３）を有する
吸引制御部（１２）が備えられている。
師が患者の肺の呼吸状態を観察できるようにベローズ
（９）が備えられている。また容器内には、空気が患者
の胸腔内に侵入しないために役立つ逆止弁室（１０）
と、容器内の吸引レベルを目に見えるように示す吸引指
示部（１１）が備えられている。さらに図５から図７に
示すように、吸引源と接続された出口（１３）を有する
吸引制御部（１２）が備えられている。
【００１４】図１と図２に示すように、入口の開口
（７）と接続する通路（１４）が備えられている。通路
（１４）の底壁にはベローズ（９）の中につながる開口
（１５）が設けられている。さらに通路（１４）の反対
の端には、開口（１６）が設けられている。開口（１
６）からはチューブ（１７）が下方に突き出ており、逆
止弁室（１０）の第１の通路を形成する垂直に延びた室
に延びている。通路（１８）の下方の端には弁座（１
９）が形成されている。図１に示すように、弁座（１
９）はディスク（２０）を受ける環状のくぼみを有して
いる。
（７）と接続する通路（１４）が備えられている。通路
（１４）の底壁にはベローズ（９）の中につながる開口
（１５）が設けられている。さらに通路（１４）の反対
の端には、開口（１６）が設けられている。開口（１
６）からはチューブ（１７）が下方に突き出ており、逆
止弁室（１０）の第１の通路を形成する垂直に延びた室
に延びている。通路（１８）の下方の端には弁座（１
９）が形成されている。図１に示すように、弁座（１
９）はディスク（２０）を受ける環状のくぼみを有して
いる。
【００１５】図２の実施例においては、弁座（２１）は
ボール（２２）を受けるように形成されている。第１の
垂直な通路（１８）に隣接して、第２の垂直な通路（２
３）が備えられており、図示するように通路（１８）と
（２３）の下端は連通されている。図１と図２に示すよ
うに、通路（１８）と（２３）の間の通常の通路の体積
を減らし、ディスク（２０）やボール（２２）が第２の
通路（２３）へと移動するのを防ぐために仕切り（２
４）が備えられている。
ボール（２２）を受けるように形成されている。第１の
垂直な通路（１８）に隣接して、第２の垂直な通路（２
３）が備えられており、図示するように通路（１８）と
（２３）の下端は連通されている。図１と図２に示すよ
うに、通路（１８）と（２３）の間の通常の通路の体積
を減らし、ディスク（２０）やボール（２２）が第２の
通路（２３）へと移動するのを防ぐために仕切り（２
４）が備えられている。
【００１６】図１から図３、図６、図７に示すように、
逆止弁室（１０）の第２の垂直な通路（２３）から延び
る管状の通路（２５）が備えられている。通路（２５）
は細長い空気流室（２６）と接続されている（図７）。
図４と図７に示すように室（２６）の一方の端にはベロ
ーズ（９）の外側とつながる開口（２７）が設けられて
いる。また室（２６）には吸引制御部（１２）と連通す
る通路（２８）が備えられている（図７）。
逆止弁室（１０）の第２の垂直な通路（２３）から延び
る管状の通路（２５）が備えられている。通路（２５）
は細長い空気流室（２６）と接続されている（図７）。
図４と図７に示すように室（２６）の一方の端にはベロ
ーズ（９）の外側とつながる開口（２７）が設けられて
いる。また室（２６）には吸引制御部（１２）と連通す
る通路（２８）が備えられている（図７）。
【００１７】吸引制御部（１２）は底部に少なくとも一
つの大気への開口（２９）を備えている。なお一つの開
口が不注意のため閉さがった場合に備え、吸引制御室
（１２）の複数の壁に大気への複数の開口が備えられて
いるのが望ましい。吸引制御室（１２）の下部の内壁は
テーパーがついており、該テーパー部分は長さが少なく
とも１／４インチ（０．６３５ｃｍ）、好ましくは３／
８インチ（０．９５２ｃｍ）から５／８インチ（１．５
８７ｃｍ）とされる。
つの大気への開口（２９）を備えている。なお一つの開
口が不注意のため閉さがった場合に備え、吸引制御室
（１２）の複数の壁に大気への複数の開口が備えられて
いるのが望ましい。吸引制御室（１２）の下部の内壁は
テーパーがついており、該テーパー部分は長さが少なく
とも１／４インチ（０．６３５ｃｍ）、好ましくは３／
８インチ（０．９５２ｃｍ）から５／８インチ（１．５
８７ｃｍ）とされる。
【００１８】吸引制御室（１２）の底壁には開孔が設け
られ、バネ（３２）によって付勢されテーパ状の壁を有
した弁体（３１）が吸引制御室底壁の該開口を閉ざして
いる。出口（１３）が吸引源に接続されたとき、容器
（８）内が水柱で−２０ｃｍの負圧を維持できるよう、
弁体（３１）に対して十分な抵抗を持つようにバネ（３
２）は調整されている。吸引レベルは弁体（３１）の上
部の吸引制御室（１２）内において維持され、さらに、
ブローズ（８）の外側とつながる通路（２６）内に維持
される。同程度の負圧が管状の通路（２５）を通り、逆
止弁室（１０）を通って収集室（１）に伝えられ、さら
に患者の胸腔へと伝えられる。細長いテーパー面を利用
することによって装置内で負圧のより厳密な制御が得ら
れることが判明した。
られ、バネ（３２）によって付勢されテーパ状の壁を有
した弁体（３１）が吸引制御室底壁の該開口を閉ざして
いる。出口（１３）が吸引源に接続されたとき、容器
（８）内が水柱で−２０ｃｍの負圧を維持できるよう、
弁体（３１）に対して十分な抵抗を持つようにバネ（３
２）は調整されている。吸引レベルは弁体（３１）の上
部の吸引制御室（１２）内において維持され、さらに、
ブローズ（８）の外側とつながる通路（２６）内に維持
される。同程度の負圧が管状の通路（２５）を通り、逆
止弁室（１０）を通って収集室（１）に伝えられ、さら
に患者の胸腔へと伝えられる。細長いテーパー面を利用
することによって装置内で負圧のより厳密な制御が得ら
れることが判明した。
【００１９】図２、図３、図５に示すように、吸引指示
室（１１）は管（３３）を備え、該管（３３）は下端が
大気に開放され、上端は室（２６）とつながる開口（３
４）を備えた室とつながっている。ボール（３４）が管
（３３）内に配置されている。吸引が装置に適用された
とき、大気が管（１１）を通り、開口（３４）を通って
室（２６）に入る。この空気流はボール（３４′）を管
内で押し上げる。容器（８）の透明な面には、管（３
３）内のボール（３４′）の位置によって装置の吸引レ
ベルが示されるように目盛が備えられる。
室（１１）は管（３３）を備え、該管（３３）は下端が
大気に開放され、上端は室（２６）とつながる開口（３
４）を備えた室とつながっている。ボール（３４）が管
（３３）内に配置されている。吸引が装置に適用された
とき、大気が管（１１）を通り、開口（３４）を通って
室（２６）に入る。この空気流はボール（３４′）を管
内で押し上げる。容器（８）の透明な面には、管（３
３）内のボール（３４′）の位置によって装置の吸引レ
ベルが示されるように目盛が備えられる。
【００２０】図３には、ボールバルブ（２２）やディス
クバルブ（２０）の替りに使われるダックビルバルブ
（ｄｕｃｋ ｂｉｌｌ ｖａｌｖｅ、あひるの口角状を
なすバルブ）、（３５）が示されている。ダックビルバ
ルブはヘムリッチバルブ（Ｈｅｍｌｉｃｈ ｖａｌｖ
ｅ）と同じような方法で機能する。可撓性管の端部は、
スリットにより一対の柔軟なたれ下がり片が形成されて
おり、通常はこれらのたれ下がり片はバルブを閉じるよ
うに互いに接している。十分な圧力がバルブの内側から
加えられたとき、たれ下がり片は分かれバルブは開く。
ここで示されるダックビルバルブは６３０から８３０の
ＲＴＶゴムで作られ、長さは約１＋１／４インチ（３．
１７５ｃｍ）で内側の直径は約０．４５２インチ（１．
１４８ｃｍ）である。このタイプのバルブが開くのは水
柱で約１．５ｃｍに等しい圧力である。内側の圧力が水
柱で２ｃｍに等しくなったときにダックビルバルブが開
くように、ダックビルバルブの末端は０．５ｃｍの深さ
まで水に浸漬されてもよい。
クバルブ（２０）の替りに使われるダックビルバルブ
（ｄｕｃｋ ｂｉｌｌ ｖａｌｖｅ、あひるの口角状を
なすバルブ）、（３５）が示されている。ダックビルバ
ルブはヘムリッチバルブ（Ｈｅｍｌｉｃｈ ｖａｌｖ
ｅ）と同じような方法で機能する。可撓性管の端部は、
スリットにより一対の柔軟なたれ下がり片が形成されて
おり、通常はこれらのたれ下がり片はバルブを閉じるよ
うに互いに接している。十分な圧力がバルブの内側から
加えられたとき、たれ下がり片は分かれバルブは開く。
ここで示されるダックビルバルブは６３０から８３０の
ＲＴＶゴムで作られ、長さは約１＋１／４インチ（３．
１７５ｃｍ）で内側の直径は約０．４５２インチ（１．
１４８ｃｍ）である。このタイプのバルブが開くのは水
柱で約１．５ｃｍに等しい圧力である。内側の圧力が水
柱で２ｃｍに等しくなったときにダックビルバルブが開
くように、ダックビルバルブの末端は０．５ｃｍの深さ
まで水に浸漬されてもよい。
【００２１】使用の際には、グリセリンか他の適当な液
体が逆止弁室（１０）に与えられ、一般に液体は、弁体
としてディスク（２０）かボール（２２）が使われると
きに、第２の垂直通路内に高さ約２ｃｍまで充たされ
る。ディスク（２０）とボール（２２）が浮き上がり、
室（２３）の中で液体が少なくとも２ｃｍあるときはこ
れらの弁体は押し上げられ、弁座と圧接する。同様にダ
ックビルバルブ（３５）はバルブの外側の面の液体の圧
力によって完全に閉じられる。ディスク、ボール、そし
てダックビルバルブによって形成される逆止弁は空気が
第１の垂直通路（１８）に入るのを妨げ、そのため、先
行技術における水封と同様の機能を果たす。吸引制御装
置は収集室や自己輸血袋の内部を所定の負圧に維持す
る。吸引指示器は吸引制御装置内の吸引レベルを示す。
吸引制御装置が胸腔ドレン収集室と共に使われるとき、
ベローズ（９）が患者の呼吸に相応して上下に動く。さ
らに患者の胸腔に空気の漏れがあって、患者の胸腔内で
負圧の程度が所定の望ましい負圧より水柱で２ｃｍ以上
下がったとき空気が逆止弁を通り、シール室内のグリセ
リンは泡が通るのを示すであろう。
体が逆止弁室（１０）に与えられ、一般に液体は、弁体
としてディスク（２０）かボール（２２）が使われると
きに、第２の垂直通路内に高さ約２ｃｍまで充たされ
る。ディスク（２０）とボール（２２）が浮き上がり、
室（２３）の中で液体が少なくとも２ｃｍあるときはこ
れらの弁体は押し上げられ、弁座と圧接する。同様にダ
ックビルバルブ（３５）はバルブの外側の面の液体の圧
力によって完全に閉じられる。ディスク、ボール、そし
てダックビルバルブによって形成される逆止弁は空気が
第１の垂直通路（１８）に入るのを妨げ、そのため、先
行技術における水封と同様の機能を果たす。吸引制御装
置は収集室や自己輸血袋の内部を所定の負圧に維持す
る。吸引指示器は吸引制御装置内の吸引レベルを示す。
吸引制御装置が胸腔ドレン収集室と共に使われるとき、
ベローズ（９）が患者の呼吸に相応して上下に動く。さ
らに患者の胸腔に空気の漏れがあって、患者の胸腔内で
負圧の程度が所定の望ましい負圧より水柱で２ｃｍ以上
下がったとき空気が逆止弁を通り、シール室内のグリセ
リンは泡が通るのを示すであろう。
【図１】本発明に係る携帯用吸引装置をドレン装置に接
続した状態で示す縦断側面図
続した状態で示す縦断側面図
【図２】逆止弁につき図１のものと異なる例を示した携
帯用吸引装置の縦断側面図
帯用吸引装置の縦断側面図
【図３】逆止弁のさらに他の１例を示した携帯用吸引装
置の縦断側面図
置の縦断側面図
【図４】図２の４−４線に沿う断面図
【図５】図２の５−５線に沿う断面図
【図６】図２の６−６線に沿う断面図
【図７】図２の７−７線に沿う断面図
１ 収集室 ２ 仕切り ３ 入口 ４ 胸部チューブ ５ 出口 ６ 接続チューブ ７ 入口 ８ 容器 ９ ベローズ 10 逆止弁室 11 吸引指示部 12 吸引制御部 13 出口 14 通路 19 弁座 20 ディスク 21 弁座 22 ボール 31 弁座 33 管 34 ボール 34′ボール
Claims (21)
- 【請求項１】 液体収集室において予め定めた吸引レベ
ルを維持するための容器を備えたシールであって、該容
器が、液体収集室に接続するための入口と、予め設定さ
れた空気圧を維持するために開放される出口と、前記容
器内における第１と第２の通路であって、両通路の下端
は相互に連通し、第１の通路の上端は前記容器の入口と
接続し、第２の通路の上端は前記容器の出口と接続され
た該第１と第２の通路と、前記第１と第２の通路の下端
で水封シールを形成するように前記連通部分を充たす液
体と、前記第１の通路の下端に備えた、逆止弁であっ
て、水封シールを形成する液体の中に浸漬され、第１の
通路における吸引レベルが、第２の通路における吸引レ
ベルに対し等しいか、より大きいとき前記第１の通路を
閉じ、第２の通路における吸引レベルが第１の通路にお
ける吸引レベルよりも大きいとき、第１の通路から第２
の通路へ液体を通して空気が流れるように開く逆止弁と
を備えたことを特徴とするシール。 - 【請求項２】 前記容器内において、前記出口と隣接し
て設けられた吸引度を制御するための手段をさらに備え
た請求項１に記載のシール。 - 【請求項３】 前記容器内において、ベローズと、該ベ
ローズの内側と前記容器の内側とを接続する通路とをさ
らに備え、前記ベローズの外側は予め定めた空気圧を受
ける請求項１に記載のシール。 - 【請求項４】 前記通路の高さが実質上３０ｃｍよりも
低い請求項１に記載のシール。 - 【請求項５】 前期容器内に吸引指示部を備え、該吸引
指示部と前記逆止弁を目視可能とするために前期容器の
側板が透明とされている請求項１に記載のシール。 - 【請求項６】 前記逆止弁が弁体としてボールを備えて
いる請求項１に記載のシール。 - 【請求項７】 前記第１の通路の下端が弁座を形成し、
前記逆止弁が弁体としてボールを備え、該ボールは、第
１の通路における吸引レベルが第２の通路における吸引
レベルに対して等しいかより大きいときに、前記第１の
通路を閉じるために、前記弁座に当接する請求項１に記
載のシール。 - 【請求項８】 前記第１と第２の通路の間の連通部分
に、前記ボールの該第２の通路の移動を妨げるための仕
切りを設けた請求項７に記載のシール。 - 【請求項９】 前記逆止弁が前記第１の通路の下端に設
けたダックビルバルブである請求項１に記載のシール。 - 【請求項１０】 前記ダックビルバルブが間に隙間を持
った一対のたれ下がり片を備え、該一対のたれ下がり片
は前記第１と第２の通路間の連通部分の液体内に浸漬し
ている請求項９に記載のシール。 - 【請求項１１】 一つの要素として容器を備えた携帯用
吸引装置において、該容器が、該容器の天壁に設けら
れ、収集室の出口開口に接続される入口と、吸引源に接
続される出口と、前記容器内で第１と第２の垂直に延び
た通路であって、これらの通路の下端は相互に連通され
た第１と第２の通路と、第１と第２の通路下端の連通部
分に充たされた液体と、前記第１の通路の下端に配置さ
れた逆止弁であって、水封シールを形成するために液体
の中に浸漬され、、第１の通路における吸引レベルが第
２の通路における吸引レベルに対し等しいか、より大き
いとき前記第１の通路を閉じ、第２の通路における吸引
レベルが第１の通路における吸引レベルよりも大きいと
き、第１の通路から第２の通路へ液体を通して空気が流
れるように開く逆止弁と、前記第２の通路と前記出口を
接続するように配置された吸引制御手段とを備えた携帯
用吸引装置。 - 【請求項１２】 前記通路の高さが実質上、３０ｃｍよ
りも低い請求項１１に記載の携帯用吸引装置。 - 【請求項１３】 前記逆止弁が弁体としてボールを備え
ている請求項１１に記載の携帯用吸引装置。 - 【請求項１４】 前記第１の通路の下端が弁座を形成
し、前記逆止弁が弁体としてボールを備え、該ボールバ
ルブは、第１の通路における吸引レベルが第２の通路に
おける吸引レベルに対して等しいかより大きいときに、
前記第１の通路を閉じるために、前記弁座に当接する請
求項１１に記載の携帯用吸引装置。 - 【請求項１５】 前記第１と第２の通路の間の連通部分
に、前記ボールの該第２の通路の移動を妨げるための仕
切りを設けた請求項１４に記載の携帯用吸引装置。 - 【請求項１６】 前記逆止弁が前記第１の通路の下端に
設けたダックビルバルブである請求項１１に記載の携帯
用吸引装置。 - 【請求項１７】 前記ダックビルバルブが間に隙間を持
った一対のたれ下がり片を備え、該一対のたれ下がり片
は前記第１と第２の通路間の連通部分の液体内に浸漬し
ている請求項１６に記載の携帯用吸引装置。 - 【請求項１８】 前記容器内において、ベローズと、該
ベローズの内側と前記容器の内側とを接続する通路とを
さらに備え、前記ベローズの外側は容器外側の圧力を受
ける請求項１１に記載の携帯用吸引装置。 - 【請求項１９】 患者の胸腔内で予め定めた圧力を維持
するための容器を備えた吸引システムにおいて、該容器
が、患者の胸腔と接続するための入口と、吸引源と接続
するための出口と、前記容器内における第１と第２の通
路であって、両通路の下端が相互に連通しており、第１
の通路の上端は前記容器の入口と接続し、第２の通路の
上端は前記容器の出口と接続された第１と第２の通路
と、第２の通路から第１の通路への空気の流れを妨げる
前記通路中の手段と、上下端部に開口を有した室、該室
の下端まで径を狭めながら延びるテーパ付きの内面の弁
座、弁体及びバネを備えた吸引制御手段であって、上端
の開口が容器出口と接続し、下端の開口が大気に開放さ
れ、前記テーパー部分が少くとも１／４インチ（０．６
３５ｃｍ）の長さを有し、前記弁体は、少なくとも１／
４インチ（０．６３５ｃｍ）の長さを有し、前記バネ
は、前記室内に位置し、予め定めた負圧が容器内で維持
されるように、前記バルブを前記弁座に付勢している吸
引システム。 - 【請求項２０】 前記弁体と弁座が３／８インチ（０．
９５２ｃｍ）から５／８インチ（１．５８７ｃｍ）の長
さを有している請求項１９に記載の吸引システム。 - 【請求項２１】 前記容器の高さが６インチ（１５．２
４ｃｍ）よりも低い請求項１９に記載の吸引システム。
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