JPH06149399A - 内部電圧発生回路 - Google Patents

内部電圧発生回路

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JPH06149399A
JPH06149399A JP4295909A JP29590992A JPH06149399A JP H06149399 A JPH06149399 A JP H06149399A JP 4295909 A JP4295909 A JP 4295909A JP 29590992 A JP29590992 A JP 29590992A JP H06149399 A JPH06149399 A JP H06149399A
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JP
Japan
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fet
voltage generating
resistor
reference voltage
input voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP4295909A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Uchino
秀幸 内野
Hiroshi Kanbayashi
弘 神林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は内部電圧発生回路に関し、容易に最
適なバイアス値の出力の可能な内部電圧発生回路を提供
することを目的としている。 【構成】 入力電圧を第一FET4のゲートに受けると
ともに、基準電圧を第二FET5のゲートに受け、該第
一FET4及び該第二FET5のソースを共通接続し、
該第一FET4及び該第二FET5のゲート間に電位差
が存在する場合、該第一FET4または第二FET5の
いずれか一方のFETが導通して流れるドレイン電流に
基づいて所定の電位を出力するカレントスイッチ部1
と、該カレントスイッチ部1に対する入力電圧を発生す
る入力電圧発生部2と、該カレントスイッチ部1に対す
る基準電圧を発生する基準電圧発生部3とを備えるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部電圧発生回路に係
り、詳しくは、例えば、分周器(プリスケーラ)等の分
野に用いて好適な、化合物半導体による内部電圧発生回
路に関する。 [発明の背景]近年、例えば、図4に示すようなダイナ
ミック型Tフリップフロップ回路等に代表されるダイナ
ミック型GaAs集積回路では、一般に、DC成分除去
のためCカットされた信号をある電圧にバイアスする内
部電圧発生回路を備えている。
【0002】なお、図4中、Q1,Q2,Q3,Q4は
トランスファゲートを構成するFET(Field Effect T
ransistor )であり、B1,B2は増幅作用をもつバッ
ファである。しかし、このようなトランスファゲートに
信号を入力する場合、バイアス値が狂うと動作帯域に悪
影響が出る。
【0003】そこで、バイアスを最適値に設定する必要
がある。
【0004】
【従来の技術】従来のこの種の内部電圧発生回路として
は、例えば、図5(a),(b)に示すようなバイアス
回路がある。図5(a)に示すバイアス回路は、高電位
電源線VDDと低電位電源線VSSとの間に順に直列接続さ
れたダイオード101,102と、ディプリーション型
FET103とからなり、ディプリーション型FET1
03とダイオード102との接続点をバイアス電圧V
biasの出力端とするものである。
【0005】図5(b)に示すバイアス回路は、高電位
電源線VDDと低電位電源線VSSとの間に順に直列接続さ
れた抵抗104,105からなり、抵抗104と抵抗1
05との接続点をバイアス電圧Vbiasの出力端とするも
のである。以上の構成において、図5(a)に示すバイ
アス回路では、ダイオード101,102によってDC
成分が除去された信号が、ダイオード101,102及
びディプリーション型FET103によって分圧されて
出力端から出力される。
【0006】一方、図5(b)に示すバイアス回路で
は、抵抗104,105によって分圧される信号が出力
端から出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の内部電圧発生回路にあっては、単体の素子
(ダイオード、FET、抵抗等)の特性に依存して構成
されていたため、閾値のバラツキやプロセス上の特性変
化、また、差動部の入力レベルの変動等によりトランス
ファゲートに入力する信号のバイアスレベルは、バイア
スの最適値(すなわち、ターゲットの閾値)から外れ、
動作帯域(分周周波数帯域)に著しい悪影響を及ぼすと
いう問題点があった。
【0008】この対策として、製造バラツキを抑えるこ
とに多大な注意が払われており、このことにより、製造
歩止まりの悪化という新たな問題も生じていた。 [目的]そこで本発明は、容易に最適なバイアス値の出
力の可能な内部電圧発生回路を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による内部電圧発
生回路は上記目的達成のため、その原理図を図1に示す
ように、入力電圧を第一FET4のゲートに受けるとと
もに、基準電圧を第二FET5のゲートに受け、該第一
FET4及び該第二FET5のソースを共通接続し、該
第一FET4及び該第二FET5のゲート間に電位差が
存在する場合、該第一FET4または第二FET5のい
ずれか一方のFETが導通して流れるドレイン電流に基
づいて所定の電位を出力するカレントスイッチ部1と、
該カレントスイッチ部1に対する入力電圧を発生する入
力電圧発生部2と、該カレントスイッチ部1に対する基
準電圧を発生する基準電圧発生部3とを備えるように構
成している。
【0010】なお、この場合、前記入力電圧発生部2
は、高電位電源線VDDと低電位電源線VSSとの間に順に
直列接続された第一抵抗10と第三FET11とからな
り、該第三FET11のゲートを該第一抵抗10及び第
三FET11の接続点に接続するとともに、該接続点を
出力端V1 に接続して構成し、前記基準電圧発生部3
は、高電位電源線VDDと低電位電源線VSSとの間に順に
直列接続された第二抵抗12と第三抵抗13とからな
り、該第二抵抗12及び該第三抵抗13の接続点を出力
端V2 に接続して構成することが好ましい。
【0011】
【作用】本発明では、入力電圧発生部及び基準電圧発生
部から出力される電位レベルに基づいてカレントスイッ
チ部から所定の電位レベルの出力信号が出力される。す
なわち、最適レベルのバイアス値である基準電圧発生部
から出力される電位レベルとFETの実際の閾値との差
が容易に得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
2は本発明に係る内部電圧発生回路の一実施例を示す図
であり、本実施例の要部構成を示す回路図である。ま
ず、構成を説明する。
【0013】なお、図2において、図1に示す原理図に
付された番号と同一番号は同一部分を示す。本実施例の
内部電圧発生回路は、大別して、カレントスイッチ部
1、入力電圧発生部2、基準電圧発生部3から構成され
ている。カレントスイッチ部1は、第一FETであるエ
ンハンスメント型FET4、第二FETであるエンハン
スメント型FET5、抵抗6,7、ディプリーション型
FET8、ダイオード9からなり、入力電圧発生部2か
らの出力をエンハンスメント型FET4のゲートに受け
るとともに、基準電圧発生部3からの出力をエンハンス
メント型FET5のゲートに受け、エンハンスメント型
FET4及びエンハンスメント型FET5のソースを共
通接続したSCFL(Source Coupled FETLogic)を構
成している。
【0014】このSCFLは、SiバイポーラのECL
(Emitter Coupled Logic )と同様の構成の電流切換型
回路であり、SCFLは単位ゲート当たりの素子種、素
子数が多く、消費電力が大きい反面、高速なこと、及び
OR−NOR等の相補出力が得られること、また、縦積
みゲート論理が可能なため、高い周波数での動作が可能
であるといった特徴がある。
【0015】すなわち、エンハンスメント型FET4及
びエンハンスメント型FET5のゲート間に電位差が存
在する場合、エンハンスメント型FET4またはエンハ
ンスメント型FET5のいずれか一方のFETが導通
し、所定の電位レベルの信号をバイアス出力Vbiasとし
て出力するものである。入力電圧発生部2は、高電位電
源線VDDと低電位電源線VSSとの間に順に直列接続され
た第一抵抗である抵抗10と第三FETであるディプリ
ーション型FET11とからなり、ディプリーション型
FET11のゲートを、抵抗10及びディプリーション
型FET11の接続点に接続するとともに、該接続点を
出力端N 1 に接続して構成している。
【0016】図3にディプリーション型FET11の閾
値特性を示す。なお、図3中、Vdsはドレイン−ソース
電圧、Idsはドレイン−ソース電流、Rdsはドレイン−
ソース間抵抗、VP はピンチオフ電圧である。基準電圧
発生部3は、高電位電源線VDDと低電位電源線VSSとの
間に順に直列接続された第二抵抗である抵抗12と第三
抵抗である抵抗13とからなり、抵抗12及び抵抗13
の接続点を出力端N2 に接続して構成している。
【0017】次に作用を説明する。本実施例は、内部回
路と同様なSCFLを利用することで、目標とする閾値
(抵抗分割より発生)から実際のFET閾値を引いた値
が最適レベルのバイアス値とするものである。すなわ
ち、図2,図3より出力端N1 ,N2 から出力される信
号の各電位をV 1 ,V2 、ゲインをA、抵抗10及び抵
抗12の抵抗値をR1 、抵抗13の抵抗値をR2 とする
と、差動増幅回路における差動出力の定義式(参考文
献:藤井,集積回路化時代のアナログ電子回路,昭晃
堂,P121〜P122)より、
【0018】
【数1】
【0019】
【数2】
【0020】
【数3】
【0021】が導かれ、ここで、Rds=R1 =R2 とす
ると、
【0022】
【数4】
【0023】が導かれる。すなわち、SCFL回路のゲ
インAをA=2とすると、
【0024】
【数5】
【0025】なり、バイアス出力VbiasはSCFL回路
の論理閾値を中心としてFET11の閾値分の変動を出
力することになる。したがって本実施例では、抵抗分割
による目標閾値と実際のFETの閾値との差がそのまま
最適レベルのバイアス値となる。なお、上記実施例は抵
抗12,13の分圧比を利用して目標閾値電圧V2 を発
生しているが、これに限らず、目標閾値電圧V2 を発生
するものであれば、抵抗分割による手法の他にダイオー
ドやFETによって構成されたものであってもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明では、入力電圧発生部及び基準電
圧発生部から出力される電位レベルに基づいてカレント
スイッチ部から所定の電位レベルの出力信号を出力で
き、最適レベルのバイアス値である基準電圧発生部から
出力される電位レベルとFETの実際の閾値との差を容
易に得ることができる。
【0027】したがって、容易に最適なバイアス値の出
力の可能な内部電圧発生回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内部電圧発生回路の原理図である。
【図2】本実施例の要部構成を示す回路図である。
【図3】第三FETの特性を示す図である。
【図4】ダイナミック型Tフリップフロップの概略ブロ
ック図である。
【図5】従来例の回路例を示す図である。
【符号の説明】
1 カレントスイッチ部 2 入力電圧発生部 3 基準電圧発生部 4 エンハンスメント型FET(第一FET) 5 エンハンスメント型FET(第二FET) 6,7 抵抗 8 ディプリーション型FET 9 ダイオード 10 抵抗 11 ディプリーション型FET(第三FET) 12,13 抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電圧を第一FETのゲートに受けると
    ともに、基準電圧を第二FETのゲートに受け、該第一
    FET及び該第二FETのソースを共通接続し、該第一
    FET及び該第二FETのゲート間に電位差が存在する
    場合、該第一FETまたは第二FETのいずれか一方の
    FETが導通して流れるドレイン電流に基づいて所定の
    電位を出力するカレントスイッチ部と、 該カレントスイッチ部に対する入力電圧を発生する入力
    電圧発生部と、 該カレントスイッチ部に対する基準電圧を発生する基準
    電圧発生部と、 を備えることを特徴とする内部電圧発生回路。
  2. 【請求項2】前記入力電圧発生部は、高電位電源線と低
    電位電源線との間に順に直列接続された第一抵抗と第三
    FETとからなり、該第三FETのゲートを該第一抵抗
    及び第三FETの接続点に接続するとともに、該接続点
    を出力端に接続して構成し、 前記基準電圧発生部は、高電位電源線と低電位電源線と
    の間に順に直列接続された第二抵抗と第三抵抗とからな
    り、該第二抵抗及び該第三抵抗の接続点を出力端に接続
    して構成しすることを特徴とする請求項1記載の内部電
    圧発生回路。
JP4295909A 1992-11-05 1992-11-05 内部電圧発生回路 Pending JPH06149399A (ja)

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JP4295909A JPH06149399A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 内部電圧発生回路

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ID=17826717

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010205071A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Mitsumi Electric Co Ltd 基準電圧回路及びこの基準電圧回路を有する発振回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010205071A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Mitsumi Electric Co Ltd 基準電圧回路及びこの基準電圧回路を有する発振回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020528