JPH06148592A - 液晶プロジェクタ - Google Patents
液晶プロジェクタInfo
- Publication number
- JPH06148592A JPH06148592A JP4316379A JP31637992A JPH06148592A JP H06148592 A JPH06148592 A JP H06148592A JP 4316379 A JP4316379 A JP 4316379A JP 31637992 A JP31637992 A JP 31637992A JP H06148592 A JPH06148592 A JP H06148592A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- black matrix
- projector
- light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラック・マトリックスの開口率をＲ，Ｇ，
Ｂで変化をもたせ、開口率面内分布をもたせ、ホワイト
バランスやホワイトユニフォミティ、色むらの少ない投
影映像を得る。 【構成】 斜線部分が遮光部分であり、辺ａ×辺ｂから
成る長方形部分が遮光部分である。ブラック・マトリッ
クスの開口率βは、 β＝ａ・ｂ／〔（ａ＋ｃ）（ｂ＋ｄ）〕×１００ で示される。この開口率βをＲ用，Ｇ用，Ｂ用の液晶表
示パネルで少なくとも１枚を、３枚のブラック・マトリ
ックスの開口率と異ならしめる。また、該開口率を面内
で分布をもたせるようにする。
Ｂで変化をもたせ、開口率面内分布をもたせ、ホワイト
バランスやホワイトユニフォミティ、色むらの少ない投
影映像を得る。 【構成】 斜線部分が遮光部分であり、辺ａ×辺ｂから
成る長方形部分が遮光部分である。ブラック・マトリッ
クスの開口率βは、 β＝ａ・ｂ／〔（ａ＋ｃ）（ｂ＋ｄ）〕×１００ で示される。この開口率βをＲ用，Ｇ用，Ｂ用の液晶表
示パネルで少なくとも１枚を、３枚のブラック・マトリ
ックスの開口率と異ならしめる。また、該開口率を面内
で分布をもたせるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶プロジェクタに関
し、より詳細には、１枚以上の液晶パネルを用い、放電
ランプを光源として用い、スクリーンに拡大投映する液
晶プロジェクタに関する。
し、より詳細には、１枚以上の液晶パネルを用い、放電
ランプを光源として用い、スクリーンに拡大投映する液
晶プロジェクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の液晶プロジェクタを図６及び図７
に基づいて説明する。１１は白色光源光を発する光源、
１２は光源１１の後方に設けられ、光源１１からの白色
光源光を前方に反射する２次曲面のリフレクタ、１３は
光源１１及びリフレクタ１２からの白色光源光を反射す
るコールドミラー、１４はコールドミラー１３からの白
色光源光から紫外，赤外線成分を除去するＵＶ−ＩＲフ
ィルタ、１５，１６はＵＶ−ＩＲフィルタ１４を通過し
た白色光源光を緑色光，赤色光，青色光に夫々分光する
ダイクロイックミラー、１７はダイクロイックミラー１
５で分光（反射）された緑色光を反射ミラー１８を介し
て集光するコンデンサレンズ、１９はコンデンサレンズ
１７にて集光された緑色光が入射される緑色用の液晶表
示パネル、２０はダイクロイックミラー１６で分光（反
射）された赤色光を集光するコンデンサレンズ、２１は
コンデンサレンズ２０にて集光された赤色光が入射され
る赤色用の液晶表示パネル、２２はダイクロイックミラ
ー１６で分光（透過）された青色光を集光するコンデン
サレンズ、２３はコンデンサレンズ２２で集光された青
色光が入射される青色用の液晶表示パネルである。
に基づいて説明する。１１は白色光源光を発する光源、
１２は光源１１の後方に設けられ、光源１１からの白色
光源光を前方に反射する２次曲面のリフレクタ、１３は
光源１１及びリフレクタ１２からの白色光源光を反射す
るコールドミラー、１４はコールドミラー１３からの白
色光源光から紫外，赤外線成分を除去するＵＶ−ＩＲフ
ィルタ、１５，１６はＵＶ−ＩＲフィルタ１４を通過し
た白色光源光を緑色光，赤色光，青色光に夫々分光する
ダイクロイックミラー、１７はダイクロイックミラー１
５で分光（反射）された緑色光を反射ミラー１８を介し
て集光するコンデンサレンズ、１９はコンデンサレンズ
１７にて集光された緑色光が入射される緑色用の液晶表
示パネル、２０はダイクロイックミラー１６で分光（反
射）された赤色光を集光するコンデンサレンズ、２１は
コンデンサレンズ２０にて集光された赤色光が入射され
る赤色用の液晶表示パネル、２２はダイクロイックミラ
ー１６で分光（透過）された青色光を集光するコンデン
サレンズ、２３はコンデンサレンズ２２で集光された青
色光が入射される青色用の液晶表示パネルである。
【０００３】ここで、各液晶表示パネル１９，２１，２
３は、夫々その入射側と射出側に配された偏光板２４，
２５，２６，２７，２８，２９の偏光方向が互いに直交
するようになっていて、電圧が印加された部分のみ光が
ブロックされる電気的シャッタ作用で、緑色，赤色，青
色の入射光を夫々映像信号に応じて変調することで、映
像を再現するようになっている。そして、３０ａ，３０
ｂ，３０ｃ，３０ｄは各液晶表示パネル１９，２１で夫
々変調された緑色，赤色光と液晶表示パネル２３で変調
され反射板１８を介した青色光とを合成するダイクロイ
ックミラー、３１はダイクロイックミラー３０ａから入
射される合成光をスクリーン３２上に拡大投射するプロ
ジェクタレンズで、スクリーン３２上には赤色，緑色，
青色用の各液晶表示パネル１９，２１，２３の単色映像
を合成して拡大した、カラー映像が得られることにな
る。
３は、夫々その入射側と射出側に配された偏光板２４，
２５，２６，２７，２８，２９の偏光方向が互いに直交
するようになっていて、電圧が印加された部分のみ光が
ブロックされる電気的シャッタ作用で、緑色，赤色，青
色の入射光を夫々映像信号に応じて変調することで、映
像を再現するようになっている。そして、３０ａ，３０
ｂ，３０ｃ，３０ｄは各液晶表示パネル１９，２１で夫
々変調された緑色，赤色光と液晶表示パネル２３で変調
され反射板１８を介した青色光とを合成するダイクロイ
ックミラー、３１はダイクロイックミラー３０ａから入
射される合成光をスクリーン３２上に拡大投射するプロ
ジェクタレンズで、スクリーン３２上には赤色，緑色，
青色用の各液晶表示パネル１９，２１，２３の単色映像
を合成して拡大した、カラー映像が得られることにな
る。
【０００４】図８は、液晶表示パネルの断面図で、図
中、３３はブラック・マトリックス（Ｂ・Ｍ）、３４は
薄膜トランジスタ（ＴＦＴ）、３５は液晶層であり、ブ
ラック・マトリックス３３は液晶表示パネル１９，２
１，２３に薄膜トランジスタ３４の保護を主な目的で使
用されている。また、ブラック・マトリックス３３が光
源１１側にあり、液晶層３５がプロジェクタレンズ３１
側にある。
中、３３はブラック・マトリックス（Ｂ・Ｍ）、３４は
薄膜トランジスタ（ＴＦＴ）、３５は液晶層であり、ブ
ラック・マトリックス３３は液晶表示パネル１９，２
１，２３に薄膜トランジスタ３４の保護を主な目的で使
用されている。また、ブラック・マトリックス３３が光
源１１側にあり、液晶層３５がプロジェクタレンズ３１
側にある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
液晶プロジェクタにおいては、液晶表示パネルに同一の
開口率を有するブラック・マトリックスを各々使用して
いた。この場合、以下のような問題点がある。 図６において、Ｂの光源１１から液晶表示パネル２３
までの光路長ＬBがＲ，ＧのそれＬR，ＬGと異なり ＬB＞ＬR，ＬG…（１） となり、Ｂの絶対光量がＲ，Ｇに比べて不足するという
問題が発生する。すなわち、Ｂの足りないホワイトバラ
ンスとなりバランスは悪化する（図３（ａ））。 前記（１）式により、Ｂ，Ｒ，Ｇの照度分布の相違と
いう問題が発生する。光源１１がある大きさを持ってい
る限り、Ｂの照度分布はＲ，Ｇのそれに比べてより平坦
になる（図５（ａ））。すなわち、ホワイトユニフォミ
ティとしては周辺が青が強く、中心がＲ＋Ｇ＝Ｙ（イエ
ロー）が強くなり、ユニフォミティは悪化し、色むらの
原因となる。 例えば、図７のごとく、 ＬB＝ＬR＝ＬG…（２） が成立している場合でも、光源１１に例えばメタル・ハ
ライド・ランプを使用した時、Ｒ，Ｇ，Ｂの発光位置が
分布を持ってしまい、中心から外側にＧ，Ｂ，Ｒの順で
発光している。そのためスクリーン３２に投映されたと
きの照度分布はＲ＞Ｂ＞Ｇの順で平坦になり、ユニフォ
ミティは悪化し、色むらの原因となる（図４（ａ））。 実際には、図６のようにＬR，ＬG，ＬBの長さが異な
る場合は、前記，，全てが複合され、ホワイトバ
ランスやホワイトユニフォミティの悪化，色むらが発生
する。
液晶プロジェクタにおいては、液晶表示パネルに同一の
開口率を有するブラック・マトリックスを各々使用して
いた。この場合、以下のような問題点がある。 図６において、Ｂの光源１１から液晶表示パネル２３
までの光路長ＬBがＲ，ＧのそれＬR，ＬGと異なり ＬB＞ＬR，ＬG…（１） となり、Ｂの絶対光量がＲ，Ｇに比べて不足するという
問題が発生する。すなわち、Ｂの足りないホワイトバラ
ンスとなりバランスは悪化する（図３（ａ））。 前記（１）式により、Ｂ，Ｒ，Ｇの照度分布の相違と
いう問題が発生する。光源１１がある大きさを持ってい
る限り、Ｂの照度分布はＲ，Ｇのそれに比べてより平坦
になる（図５（ａ））。すなわち、ホワイトユニフォミ
ティとしては周辺が青が強く、中心がＲ＋Ｇ＝Ｙ（イエ
ロー）が強くなり、ユニフォミティは悪化し、色むらの
原因となる。 例えば、図７のごとく、 ＬB＝ＬR＝ＬG…（２） が成立している場合でも、光源１１に例えばメタル・ハ
ライド・ランプを使用した時、Ｒ，Ｇ，Ｂの発光位置が
分布を持ってしまい、中心から外側にＧ，Ｂ，Ｒの順で
発光している。そのためスクリーン３２に投映されたと
きの照度分布はＲ＞Ｂ＞Ｇの順で平坦になり、ユニフォ
ミティは悪化し、色むらの原因となる（図４（ａ））。 実際には、図６のようにＬR，ＬG，ＬBの長さが異な
る場合は、前記，，全てが複合され、ホワイトバ
ランスやホワイトユニフォミティの悪化，色むらが発生
する。
【０００６】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、ホワイトバランスの補正や、色むらやホワイ
トユニフォミティの補正を可能とし、高画質を得るよう
にした液晶プロジェクタを提供することを目的としてい
る。
たもので、ホワイトバランスの補正や、色むらやホワイ
トユニフォミティの補正を可能とし、高画質を得るよう
にした液晶プロジェクタを提供することを目的としてい
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、（１）液晶パネル３板式の液晶プロジェ
クタにおいて、３枚の液晶パネルのブラック・マトリッ
クスの開口率のうち、１枚もしくは２枚の開口率を、他
の２枚あるいは１枚の開口率と異ならしめたこと、或い
は、（２）３板式あるいは単板式等の液晶パネルを１枚
以上使用する液晶プロジェクタにおいて、液晶パネルの
ブラック・マトリックスの開口率を面内で分布を持たせ
ること、或いは、（３）液晶パネル３板式の液晶プロジ
ェクタにおいて、３枚の液晶パネルのブラック・マトリ
ックスの開口率のうち、１枚もしくは２枚の開口率を、
他の２枚あるいは１枚の開口率と異ならしめたブラック
・マトリックスと、３板式あるいは単板式等の液晶パネ
ルを１枚以上使用する液晶プロジェクタにおいて、液晶
パネルのブラック・マトリックスの開口率を面内で分布
を持たせたブラック・マトリックスとを組合せたことを
特徴とするものである。
成するために、（１）液晶パネル３板式の液晶プロジェ
クタにおいて、３枚の液晶パネルのブラック・マトリッ
クスの開口率のうち、１枚もしくは２枚の開口率を、他
の２枚あるいは１枚の開口率と異ならしめたこと、或い
は、（２）３板式あるいは単板式等の液晶パネルを１枚
以上使用する液晶プロジェクタにおいて、液晶パネルの
ブラック・マトリックスの開口率を面内で分布を持たせ
ること、或いは、（３）液晶パネル３板式の液晶プロジ
ェクタにおいて、３枚の液晶パネルのブラック・マトリ
ックスの開口率のうち、１枚もしくは２枚の開口率を、
他の２枚あるいは１枚の開口率と異ならしめたブラック
・マトリックスと、３板式あるいは単板式等の液晶パネ
ルを１枚以上使用する液晶プロジェクタにおいて、液晶
パネルのブラック・マトリックスの開口率を面内で分布
を持たせたブラック・マトリックスとを組合せたことを
特徴とするものである。
【０００８】
【作用】ブラック・マトリックスの開口率をＲ，Ｇ，Ｂ
液晶表示パネルで、少なくとも１枚を残りのブラック・
マトリックスの開口率と異なるようにする。また、開口
率βを面内で分布をもたせるようにする。更に、これら
を組み合せることにより、Ｒ，Ｇ，Ｂの光量比や照度分
布が最適化となり、良好なホワイトバランスやホワイト
ユニフォミティ，色むらの少ない投影映像が得られる。
液晶表示パネルで、少なくとも１枚を残りのブラック・
マトリックスの開口率と異なるようにする。また、開口
率βを面内で分布をもたせるようにする。更に、これら
を組み合せることにより、Ｒ，Ｇ，Ｂの光量比や照度分
布が最適化となり、良好なホワイトバランスやホワイト
ユニフォミティ，色むらの少ない投影映像が得られる。
【０００９】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図１（ａ）,（ｂ）は、本発明による液晶プロジ
ェクタのブラック・マトリックスの一実施例を説明する
ための構成図で、図（ｂ）は図（ａ）のＡ部拡大図であ
る。
する。図１（ａ）,（ｂ）は、本発明による液晶プロジ
ェクタのブラック・マトリックスの一実施例を説明する
ための構成図で、図（ｂ）は図（ａ）のＡ部拡大図であ
る。
【００１０】図１において、斜線部分が遮光部分であ
り、辺ａ×辺ｂからなる長方形部分が透光部分である。
ブラック・マトリックス（Ｂ・Ｍ）の開口率βは、以下
の式で表わされる。 β＝ａ・ｂ／〔（ａ＋ｃ）（ｂ＋ｄ）〕×１００（％）…（３） 一般には、βは３０％〜５０％である。なお、ｃは同列
において隣接するブラック・マトリックスの間隔であ
り、ｄは列間の間隔である。液晶パネル３板式の液晶プ
ロジェクタにおいて、液晶パネルのブラック・マトリッ
クスの開口率のうち、１枚もしくは２枚を、他の２枚あ
るいは１枚と異なるように構成されている。具体的に
は、前記（３）式の開口率βをＲ，Ｇ，Ｂ各々最適値に
設定し、前述した問題点を改善する。すなわち、図３
（ａ）から図３（ｂ）へと改善される。
り、辺ａ×辺ｂからなる長方形部分が透光部分である。
ブラック・マトリックス（Ｂ・Ｍ）の開口率βは、以下
の式で表わされる。 β＝ａ・ｂ／〔（ａ＋ｃ）（ｂ＋ｄ）〕×１００（％）…（３） 一般には、βは３０％〜５０％である。なお、ｃは同列
において隣接するブラック・マトリックスの間隔であ
り、ｄは列間の間隔である。液晶パネル３板式の液晶プ
ロジェクタにおいて、液晶パネルのブラック・マトリッ
クスの開口率のうち、１枚もしくは２枚を、他の２枚あ
るいは１枚と異なるように構成されている。具体的に
は、前記（３）式の開口率βをＲ，Ｇ，Ｂ各々最適値に
設定し、前述した問題点を改善する。すなわち、図３
（ａ）から図３（ｂ）へと改善される。
【００１１】図２は、ブラック・マトリックスにおける
各領域の開口率の関係を示す図である。３板式、単板式
等の液晶パネルを１枚以上使用する液晶プロジェクタに
おいて、液晶パネルのブラック・マトリックスの開口率
βを面内で分布をもたせるようにする。すなわち、図２
に示すように、前記（３）式の開口率βをイ，ロ，ハ，
ニの領域で、 βイ＞βロ＞βハ＞βニ…（４） の関係となるように、βの値を最適補正することによ
り、前述した問題点が図５（ａ）から図５（ｂ）へと
改善される。また、図２に示すように、βを最適補正す
ることにより、前述した問題点が図４（ａ）から図４
（ｂ）へ改善される。
各領域の開口率の関係を示す図である。３板式、単板式
等の液晶パネルを１枚以上使用する液晶プロジェクタに
おいて、液晶パネルのブラック・マトリックスの開口率
βを面内で分布をもたせるようにする。すなわち、図２
に示すように、前記（３）式の開口率βをイ，ロ，ハ，
ニの領域で、 βイ＞βロ＞βハ＞βニ…（４） の関係となるように、βの値を最適補正することによ
り、前述した問題点が図５（ａ）から図５（ｂ）へと
改善される。また、図２に示すように、βを最適補正す
ることにより、前述した問題点が図４（ａ）から図４
（ｂ）へ改善される。
【００１２】また、図１に示すブラック・マトリックス
の開口率をＲ用，Ｇ用，Ｂ用の液晶表示パネルで少なく
とも１枚を、他のブラック・マトリックスの開口率と異
ならしめるとともに、図２に示すように、ブラック・マ
トリックスの開口率βを前記（４）式で表わされるよう
に面内で分布をもたせるようにすることにより、前述し
た問題点を改善することができ、図６，図７に示す液
晶プロジェクタに採用する事により、Ｒ，Ｇ，Ｂの光量
比やＲ，Ｇ，Ｂの照度分布が最適となり、良好なホワイ
トバランスやホワイトユニフオミティ，色むらの少ない
投影映像が得られる。
の開口率をＲ用，Ｇ用，Ｂ用の液晶表示パネルで少なく
とも１枚を、他のブラック・マトリックスの開口率と異
ならしめるとともに、図２に示すように、ブラック・マ
トリックスの開口率βを前記（４）式で表わされるよう
に面内で分布をもたせるようにすることにより、前述し
た問題点を改善することができ、図６，図７に示す液
晶プロジェクタに採用する事により、Ｒ，Ｇ，Ｂの光量
比やＲ，Ｇ，Ｂの照度分布が最適となり、良好なホワイ
トバランスやホワイトユニフオミティ，色むらの少ない
投影映像が得られる。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。すなわち、ブラッ
ク・マトリックスの開口率をＲ，Ｇ，Ｂで変化させ、開
口率面内分布を持たせるようにしたので、光源から液晶
パネル間の距離、すなわち光路長ＬのＲ，Ｇ，Ｂでの差
によるホワイトバランスの悪化を最適補正することがで
きる。また、光路長ＬのＲ，Ｇ，Ｂでの差による各色の
照度分布の相異による色むら，ホワイトユニフォミティ
の悪化を最適補正することができる。さらに、放電ラン
プのＲ，Ｇ，Ｂの発光管内の発光位置分布の差による各
色照度分布の差異による色むら，ホワイトユニフォミテ
ィの悪化を最適補正することができる。
によると、以下のような効果がある。すなわち、ブラッ
ク・マトリックスの開口率をＲ，Ｇ，Ｂで変化させ、開
口率面内分布を持たせるようにしたので、光源から液晶
パネル間の距離、すなわち光路長ＬのＲ，Ｇ，Ｂでの差
によるホワイトバランスの悪化を最適補正することがで
きる。また、光路長ＬのＲ，Ｇ，Ｂでの差による各色の
照度分布の相異による色むら，ホワイトユニフォミティ
の悪化を最適補正することができる。さらに、放電ラン
プのＲ，Ｇ，Ｂの発光管内の発光位置分布の差による各
色照度分布の差異による色むら，ホワイトユニフォミテ
ィの悪化を最適補正することができる。
【図１】本発明による液晶プロジェクタのブラック・マ
トリックスの一実施例を説明するための構成図である。
トリックスの一実施例を説明するための構成図である。
【図２】本発明によるブラック・マトリックスにおける
各領域の開口率の関係を示す図である。
各領域の開口率の関係を示す図である。
【図３】本発明におけるホワイトバランスの改善の様子
を示す図である。
を示す図である。
【図４】本発明におけるユニフォミティ及び色むらの改
善の様子を示す図である。
善の様子を示す図である。
【図５】本発明における照度分布の改善の様子を示す図
である。
である。
【図６】従来の液晶プロジェクタの構成図である。
【図７】従来の液晶プロジェクタの他の構成図である。
【図８】従来の液晶表示パネルの断面図である。
１１…光源、１２…リフレクタ、１３…コールドミラ
ー、１４…フィルタ、１５,１６…ダイクロイックミラ
ー、１７,２０,２２…コンデンサレンズ、１８…反射ミ
ラー、１９，２１，２３…液晶表示パネル、２４〜２９
…偏光板、３０ａ〜３０ｄ…ダイクロイックミラー、３
１…プロジェクタレンズ、３２…スクリーン。
ー、１４…フィルタ、１５,１６…ダイクロイックミラ
ー、１７,２０,２２…コンデンサレンズ、１８…反射ミ
ラー、１９，２１，２３…液晶表示パネル、２４〜２９
…偏光板、３０ａ〜３０ｄ…ダイクロイックミラー、３
１…プロジェクタレンズ、３２…スクリーン。
Claims (3)
- 【請求項１】 液晶パネル３板式の液晶プロジェクタに
おいて、３枚の液晶パネルのブラック・マトリックスの
開口率のうち、１枚もしくは２枚の開口率を、他の２枚
あるいは１枚の開口率と異ならしめたことを特徴とする
液晶プロジェクタ。 - 【請求項２】 ３板式あるいは単板式等の液晶パネルを
１枚以上使用する液晶プロジェクタにおいて、液晶パネ
ルのブラック・マトリックスの開口率を面内で分布を持
たせることを特徴とする液晶プロジェクタ。 - 【請求項３】 液晶パネル３板式の液晶プロジェクタに
おいて、３枚の液晶パネルのブラック・マトリックスの
開口率のうち、１枚もしくは２枚の開口率を、他の２枚
あるいは１枚の開口率と異ならしめたブラック・マトリ
ックスと、３板式あるいは単板式等の液晶パネルを１枚
以上使用する液晶プロジェクタにおいて、液晶パネルの
ブラック・マトリックスの開口率を面内で分布を持たせ
たブラック・マトリックスとを組合せたことを特徴とす
る液晶プロジェクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4316379A JPH06148592A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 液晶プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4316379A JPH06148592A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 液晶プロジェクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06148592A true JPH06148592A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18076434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4316379A Pending JPH06148592A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 液晶プロジェクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06148592A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6674579B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-01-06 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Color correction to target white points by adjustment of two colors |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP4316379A patent/JPH06148592A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6674579B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-01-06 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Color correction to target white points by adjustment of two colors |
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