JPH0614836U - 換気口カバー - Google Patents

換気口カバー

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JPH0614836U
JPH0614836U JP5683992U JP5683992U JPH0614836U JP H0614836 U JPH0614836 U JP H0614836U JP 5683992 U JP5683992 U JP 5683992U JP 5683992 U JP5683992 U JP 5683992U JP H0614836 U JPH0614836 U JP H0614836U
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JP
Japan
Prior art keywords
ventilation port
anchor
cover
attached
port cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP5683992U
Other languages
English (en)
Inventor
鐵三 西村
Original Assignee
株式会社キョーワナスタ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ワンタッチで換気口に取り付ける
ことができる換気口カバーを提供するものである。 【構成】 換気口カバー(10)の胴部(12)の外周
面には係止部材としてのアンカー(26)が複数個取り
付けられている。このアンカー(26)は板ばね等の弾
性部材で平面視矩形状に形成されている。前記アンカー
(26)のテーパー部(28)には立上面(28A)を
有する段部(29)が形成されている。前記アンカー
(26)の一端部には舌片(30)が形成されている。
この舌片(30)には孔(30A)が形成され、孔(3
0A)にリベット(32)が螺入されるこよによりアン
カー(26)は胴部(12)に固着されている。また、
アンカー(26)の他端部には胴部(12)に固着され
ない摺動片(34)が形成され、胴部(12)の外周を
摺動できるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に家屋の天井や壁に穿設された換気口に取り付けられる換気口カ バーに関する。
【0002】
【従来の技術】
家屋の天井や壁には家屋内の通気を図る目的から換気口が穿設されている。こ の換気口の室内側には見栄えを良くする目的や埃や虫等が室内に入るのを防止す る目的から換気口カバーが取り付けられるようになっている。 従来、換気口の室内側に換気口カバーを取り付ける場合は木ネジ等を使用して 取り付けていた。しかし、木ネジ等を使用して取り付けると取付作業が煩雑であ ると共に室内側から木ネジ等が見えるため見栄えが低下する。また、木ネジ等を 天井板等に螺入した場合天井板等の材質によっては木ネジ等が抜け落ちる虞れが ある。 そこで、木ネジ等を用いないで換気口に取り付けることができる換気口カバー として、換気口カバーの胴部に予め弾性係止部材を設け前記弾性係止部材が天井 板等を挟持することにより換気口に取り付ける換気口カバーが提案されている( 実開平3−80243号)。 しかし、この換気口カバーを換気口に取り付ける場合は換気口カバーの胴部に 設けられた弾性係止部材を手で一々折り曲げるように撓ませた状態にして換気口 カバーの胴部を換気口に挿入しなければならず、ワンタッチで換気口カバーを取 り付けることは困難である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記不具合を解消すべく考案されたものであり、ワンタッチで換気 口に取り付けることができる換気口カバーを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の考案は、天井や壁等に穿設された換気口に挿入される胴部と、 この胴部の外周面に設けられ前記胴部の挿入方向と交差方向の付勢力を有する弾 性部材からなる係止部材と、この係止部材に形成され前記換気口に当接するテー パー部と、前記係止部材に形成される段部と、を設けたことを特徴としている。
【0005】
【作用】
請求項1の考案は、換気口カバーを換気口に取り付ける場合は、胴部を前記換 気口に対応させて、胴部を前記換気口に挿入する。この時、胴部の外周面に取り 付けられた係止部材のテーパー部が前記換気口の内周面に当接するが、係止部材 は弾性部材で形成されているので、係止部材は胴部と接近方向に移動する。これ により、胴部を換気口に引き続き挿入することができる。そして、係止部材のテ ーパー部が天井板を通過すると前記係止部材が弾性復帰して係止部材の段部が天 井板と係止することにより、換気口カバーは換気口に取り付けられる。
【0006】
【第1実施例】 図1乃至図7には本考案に係る換気口カバー(10)の第1実施例が示されて いる。 図1に示すように換気口カバー(10)の胴部(12)は円筒形状に形成され ている。この胴部(12)の軸方向一端部に設けられた天板部(14)には円形 の開口部(14A)が形成されている。前記胴部(12)の外径寸法は挿入され る天井板(A)(図5参照)のに穿設された換気口(B)(図5参照)の内径寸 法よりも小さく設定されている。 また、前記胴部(12)の軸方向他端部にはフランジ部(16)の突起部(1 8)が嵌合されている。この突起部(18)の開口部(18A)は前記開口部( 14A)と同軸上に形成されている。前記フランジ部(16)の鍔部(20)は 胴部(12)の軸方向と直交方向に向かって延設されている。図2に示すように このフランジ部(16)の鍔部(20)は正面視矩形状に形成されている。 図1に示すように、前記フランジ部(16)の胴部(12)と反対方向には前 記開口部(18A)と同軸上に四角錐台形状に形成されたカバー部(22)が配 設されるようになっている。このカバー部(22)には支持突片(24)が複数 突設され、これら支持突片(24)は前記フランジ部(16)の突起部(18) 内周面に溶着されることによりカバー部(22)は前記胴部(12)に固着され ている。また、支持突片(24)を介してカバー部(22)をフランジ部(16 )に固着することにより、フランジ部(16)とカバー部(22)との間に通気 部(25)が形成され空気が胴部(12)内を通過できるようになっている。 前記胴部(12)の外周面には係止部材としてのアンカー(26)が複数個( 図面には1個のみ示す)取り付けられている。図3に示すようにこのアンカー( 26)は板ばね等の弾性部材で平面視矩形状に形成されている。図4に示すよう に前記アンカー(26)のテーパー部(28)には立上面(28A)を有する段 部(29)が形成されている。前記アンカー(26)の一端部には舌片(30) が形成されている。この舌片(30)には孔(30A)(図3参照)が形成され 、孔(30A)にリベット(32)が螺入されるこよによりアンカー(26)は 胴部(12)に固着されている。また、アンカー(26)の他端部には胴部(1 2)に固着されない摺動片(34)が形成され、胴部(12)の外周を摺動でき るようになっている。
【0007】 次に、第1実施例の作用について説明する。 換気口カバー(10)を天井板(A)に穿設された換気口(B)に取り付ける 場合は、図5に示すように胴部(12)を前記換気口(B)に対応させて、胴部 (12)を前記換気口(B)に挿入する。このため図6に示すように胴部(12 )の外周面に取り付けられたアンカー(26)は前記換気口(B)の内周面に当 接するが、アンカー(26)のテーパー部(28)は弾性部材で断面略円弧状に 形成されているので、アンカー(26)のテーパー部(28)は換気口(B)に 規制されて摺動部(34)はフランジ部(16)方向に移動することにより、ア ンカー(26)のテーパー部(28)は胴部(12)と接近方向に移動する。こ のため、胴部(12)を換気口(B)に引き続き挿入することができる。そして 、前記胴部(12)を更に挿入すると図7に示すようにアンカー(26)のテー パー部(28)が天井板(A)を通過するとアンカー(26)は換気口(B)に よる規制を解除されるため、弾性復帰する。これにより、アンカー(26)の段 部(29)が天井板(A)と係止する。しかも、アンカー(26)の立上面(2 8A)は天井板(A)の内側面と当接するため、換気口カバー(10)は換気口 (B)に確実に取り付けられる。 従って、本考案に係る換気口カバー(10)を取り付ける場合は単に換気口カ バー(10)を把持して胴部(12)を換気口(B)に挿入させるだけでよいの で、ワンタッチで換気口カバー(10)を取り付けることができ、取付作業の効 率を図ることができる。また、木ネジ等の取付手段を用いていないので見栄えが 低下することもない。
【0008】
【第2実施例】 図8には本考案に係る換気口カバー(10)の第2実施例が示されている。な お、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。 この換気口カバー(10)の胴部(12)には円筒形状のダンパー本体(40 )が取り付けられている。このダンパー本体(40)の天板部(42)には前記 開口部(14A)と同軸上に開口部(42A)が形成されている。ダンパー本体 (40)の内部にはダンパー羽根(44)が設けられている。このダンパー羽根 (44)には温度感知メタル(46)が取り付けられており、これによりダンパ ー羽根(44)が作動して室内に入る空気を調節できるようになっている。 なお、他の作用は第1実施例と同一であるのでその説明を省略する。
【0009】 なお、実施例では胴部(12)とフランジ部(16)とを別途に形成したが、 胴部(12)とフランジ部(16)とを一体に形成してもよい。 また、実施例ではフランジ部(16)の鍔部(20)は正面視矩形状に形成し たが、正面視円形状に形成してもよい。 なお、実施例ではアンカー(26)のテーパー部(28)を断面略円弧形状に 形成したが、円弧形状に限定されるものではなく例えば断面形状略三角形状に形 成してもよい。 また、胴部(12)の外周面に等間隔で3個以上のアンカー(26)を設けれ ば換気口カバー(10)の取り付けに際し、換気口カバー(10)の自動芯調を 行うことができる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る換気口カバーは、換気口に胴部を挿入するだ けでワンタッチで取り付けることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る換気口カバーの第1実施例の一部
切欠側面図である。
【図2】本考案に係る換気口カバーの第1実施例の一部
正面図である。
【図3】アンカーの平面図である。
【図4】アンカーの側面図である。
【図5】本考案に係る換気口カバーの第1実施例の作用
説明図である。
【図6】本考案に係る換気口カバーの第1実施例の作用
説明図である。
【図7】本考案に係る換気口カバーの第1実施例の作用
説明図である。
【図8】本考案に係る換気口カバーの第2実施例の一部
切欠側面図である。
【符号の説明】
(10)・・・換気口カバー (12)・・・胴部 (26)・・・アンカー (28)・・・テーパー部 (29)・・・段部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井や壁等に穿設された換気口に挿入さ
    れる胴部と、この胴部の外周面に設けられ前記胴部の挿
    入方向と交差方向の付勢力を有する弾性部材からなる係
    止部材と、この係止部材に形成され前記換気口に当接す
    るテーパー部と、前記係止部材に形成される段部と、を
    設けたことを特徴とする換気口カバー。
JP5683992U 1992-07-21 1992-07-21 換気口カバー Pending JPH0614836U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5683992U JPH0614836U (ja) 1992-07-21 1992-07-21 換気口カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5683992U JPH0614836U (ja) 1992-07-21 1992-07-21 換気口カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614836U true JPH0614836U (ja) 1994-02-25

Family

ID=13038576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5683992U Pending JPH0614836U (ja) 1992-07-21 1992-07-21 換気口カバー

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JP (1) JPH0614836U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015187532A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 屋内換気口

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015187532A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 屋内換気口

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