JPH06147466A - ボイラ燃焼量制御装置 - Google Patents

ボイラ燃焼量制御装置

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JPH06147466A
JPH06147466A JP31633492A JP31633492A JPH06147466A JP H06147466 A JPH06147466 A JP H06147466A JP 31633492 A JP31633492 A JP 31633492A JP 31633492 A JP31633492 A JP 31633492A JP H06147466 A JPH06147466 A JP H06147466A
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Yukio Maruyama
行夫 丸山
Yukinobu Kawaoka
幸伸 河岡
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ISHIKAWAJIMA HANYOU BOILER KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給側の問題で燃料ガスの圧力が予め定めた
基準となる圧力よりも低下した場合、バーナノズルが高
燃焼状態の場合であっても強制的に低燃焼状態に切替え
る。 【構成】 ガバナ付き遮断弁20及び低燃焼電磁弁17
並に高燃焼電磁弁18が開き、バーナノズル6が高燃焼
状態にある場合に燃料ガス管16内の燃料ガスの圧力P
Gが基準となる圧力PG0よりも低下したら、ガバナ付き
遮断弁20及び低燃焼電磁弁17を開いたまま高燃焼電
磁弁18を閉止し、バーナノズル6を強制的に低燃焼状
態に切替えてバーナノズル6の燃焼の安定性を良好に保
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、供給されるガス圧力が
200mmAq程度の低圧ガス焚仕様の多管式貫流ボイ
ラに主として用いられるボイラ燃焼量制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】低圧ガス焚仕様の多管式貫流ボイラにお
いては、従来から、燃焼量を高燃焼(100%燃焼)、
低燃焼(50%燃焼)、停止(0%燃焼)の三段階に制
御するいわゆる三位置制御が採用されている。
【0003】斯かる三位置制御を行う多管式貫流ボイラ
の例としては、例えば図3に示すものがある。
【0004】図3中、1はボイラ本体であって、該ボイ
ラ本体1は円周方向へ所要の間隔で立設された竪向きで
且つ複数の加熱管2と、該加熱管2で包囲された内部空
間に形成された燃焼室3と、加熱管2の下部に接続され
た環状の下部管寄せ4と、加熱管2の上部に接続された
環状の上部管寄せ5を備え、ボイラ本体1の上部管寄せ
5に包囲された空間部には、燃料ガスを燃焼室3内に噴
射し得るようにしたバーナノズル6が竪向きに取付けら
れている。
【0005】7はボイラ本体1の下部管寄せ4に接続さ
れた給水管であって、該給水管7には、下部管寄せ4に
水を供給し得るようにした給水ポンプ8及び下部管寄せ
4から給水ポンプ8へ水が逆流しないようにした逆止弁
9を備えている。
【0006】10は気水分離器であって、該気水分離器
10の上側部と上部管寄せ5の上面とは蒸気管11によ
り接続され、気水分離器10の底部と下部管寄せ4の側
部とは降水管12により接続されている。
【0007】13は先端がバーナノズル6に接続された
燃料ガス管であって、該燃料ガス管13の後端には互い
に並列配置された燃料ガス管14,15の先端が接続さ
れ、燃料ガス管14,15の後端には燃料ガス管16が
接続されている。又燃料ガス管14には低燃焼電磁弁1
7が、燃料ガス管15には高燃焼電磁弁18が、夫々接
続され、燃料ガス管16には、燃料ガス流れ方向Dに対
し上流側から下流側へ向けてストレーナ19及びガバナ
付き遮断弁20が接続されている。
【0008】21,22は蒸気管11に接続された圧力
スイッチであって、蒸気管11を流れる蒸気の圧力PE
が予め設定された下限の圧力PE1よりも低い場合(PE
<PE1)には、圧力スイッチ21から燃焼制御装置23
へ作動指令V1を与え得るようになっており、蒸気管1
1を流れる圧力PEが予め設定された上限の圧力PE2
りも低く下限の圧力PE1よりも高い場合(PE1<PE
E2)には、圧力スイッチ22から燃焼制御装置23へ
作動指令V2を与え得るようになっている。
【0009】燃焼制御装置23からは、弁開指令V3
4を両電磁弁17,18 へ与え得るようになっている
と共にガバナ付き遮断弁20に弁開指令V5を与え得る
ようになっている。
【0010】上記多管式貫流ボイラでは、給水ポンプ8
から給水管7、下部管寄せ4を介して加熱管2へ送給さ
れた水は、燃焼室3内で生成された燃焼ガスの熱により
加熱され、蒸気として上部管寄せ5、蒸気管11を通り
気水分離器10へ導入され、気水分離器10で水分を除
去されて消費側へ送給され、気水分離器10で分離され
た水は降水管12から下部管寄せ4へ戻される。
【0011】又上記多管式貫流ボイラでは、加熱管2で
蒸発して蒸気管11を流れる蒸気の圧力PEが予め設定
された下限の圧力PE1よりも低下すると(PE<PE1
E2)、圧力スイッチ21から燃焼制御装置23へ作動
指令V1が与えられ(圧力スイッチ22からの作動指令
2は与えられない)、燃焼制御装置23からの弁開指
令V5,V3,V4によりガバナ付き遮断弁20、低燃焼
電磁弁17、高燃焼電磁弁18は開になる。このため、
燃料ガス管16の上流側から送られて来た燃料ガスは、
燃料ガス管16及びその中途部に設けられたストレーナ
19及びガバナ付き遮断弁20を通って燃料ガス管1
4,15に流入し、燃料ガス管14では低燃焼電磁弁1
7を通って燃料ガス管13に流入し、燃料ガス管15で
は高燃焼電磁弁18を通って燃料ガス管13に流入し、
燃料ガス管13に流入した燃料ガスはバーナノズル6か
ら燃焼室3内へ噴射され、燃焼する(100%燃焼)。
【0012】蒸気管11を流れる蒸気の圧力PEが予め
設定された下限の圧力PE1よりも高く上限の圧力PE2
りも低くなった場合(PE1<PE<PE2)には、圧力ス
イッチ22から燃焼制御装置23へ作動指令V2が与え
られ(圧力スイッチ21からの作動指令V1は与えられ
ない)、燃焼制御装置23からの弁開指令V5,V3によ
りガバナ付き遮断弁20、低燃焼電磁弁17は開になる
が、高燃焼電磁弁18には弁開指令V4は与えられず、
高燃焼電磁弁18は閉止する。このため、燃料ガス管1
6を送られて来た燃料ガスは、その中途部に設けられた
ストレーナ19、ガバナ付き遮断弁20を通って燃料ガ
ス管14へ流入し、燃料ガス管14では低燃焼電磁弁1
7を通り燃料ガス管13へ流入し、燃料ガス管13を通
ったうえバーナノズル6から燃焼室3内へ噴射され、燃
焼する(50%燃焼)。
【0013】蒸気管11を流れる蒸気の圧力PEが予め
設定された上限の圧力PE2よりも高くなった場合(PE1
<PE2<PE)には、圧力スイッチ21,22から燃焼
制御装置23へ作動指令V1,V2は与えられず、燃焼制
御装置23からガバナ付き遮断弁20、低燃焼電磁弁1
7、高燃焼電磁弁18へは弁開指令V5,V3,V4には
与えられないため、ガバナ付き遮断弁20、低燃焼電磁
弁17、高燃焼電磁弁18は何れも閉止する。このた
め、燃料ガス管16の燃料ガスは燃料ガス管13へは送
給されず、燃焼は停止している(0%燃焼)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の多管式貫流ボイ
ラでは、燃料ガス管16上流側のガス供給側の問題によ
り、燃料ガス管16を送給されるガスの圧力が100m
mAq程度まで低下することがあるが、低燃焼電磁弁1
7及び高燃焼電磁弁18が開いた100%燃焼の際にガ
ス圧力が100mmAq程度まで低下すると、燃料ガス
管13内の燃焼室3内の差圧が低下し、バーナノズル6
から噴射される燃料ガスの勢いが弱くなり、極端な場合
には、燃焼室3からバーナノズル6側への逆流が生じる
ため、バーナノズル6の燃焼状態が不安定になる虞れが
ある。
【0015】本発明は、上述の実情に鑑み、ガス供給側
の問題により燃料ガスの圧力PGが低下した場合にも、
バーナノズル6が安定した燃焼を行い得るようにするこ
とを目的としてなしたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボイラ本体1
内の燃焼室3へ燃料ガスを噴射し得るようにしたバーナ
ノズル6へ燃料ガスを送給する燃料ガス管14に接続さ
れた低燃焼電磁弁17と、前記バーナノズル6へ燃料ガ
スを送給するよう前記燃料ガス管14に対して並列接続
された燃料ガス管15に接続された高燃焼電磁弁18
と、燃料ガス管14,15へ燃料ガスを送給する燃料ガ
ス管16に接続された遮断弁20と、該遮断弁20及び
前記低燃焼電磁弁17並に高燃焼電磁弁18が開いた高
燃焼状態で前記燃料ガス管16内の燃料ガスの圧力PG
が基準の圧力PG0よりも低下した場合に作動指令V7
出力するよう燃料ガス管16に接続された圧力スイッチ
25と、燃料ガス管16内の燃料ガスの圧力PGが前記
圧力PG0よりも高い圧力PG2を越えたら作動指令V8
出力するよう燃料ガス管16に接続された圧力スイッチ
26と、圧力スイッチ25からの作動指令V7が与えら
れたら遮断弁20及び低燃焼電磁弁17へ弁開指令
5,V3を与え、圧力スイッチ26からの作動指令V8
が与えられたら遮断弁20及び低燃焼電磁弁17並に高
燃焼電磁弁18へ弁開指令V5,V3,V4を与える燃焼
制御装置23を備えてなるものである。
【0017】
【作用】遮断弁20及び低燃焼電磁弁17並に高燃焼電
磁弁18が開き、バーナノズル6が高燃焼状態である場
合に、燃料ガス管16内の燃料ガスの圧力PGが基準と
なる圧力PG0よりも低下すると、圧力スイッチ25から
作動指令V7が燃焼制御装置23へ与えられ、燃焼制御
装置23からの弁開指令V3により低燃焼電磁弁17は
開くが、燃焼制御装置23からは弁開指令V4が出力さ
れなくなるため高燃焼電磁弁18は閉止する。このた
め、バーナノズル6は低燃焼状態となり、ガスの圧力P
Gが低い場合にもバーナノズル6での燃焼の安定性が保
持される。
【0018】燃料ガスの圧力PGが圧力PG0よりも高い
所定の圧力PG2になると、圧力スイッチ26からの作動
指令V8が燃焼制御装置23へ与えられ、燃焼制御装置
23からは弁開指令V4が高燃焼電磁弁18に与えら
れ、弁開指令V3は低燃焼電磁弁17へ与えられなくな
るため、高燃焼電磁弁18が開き、低燃焼電磁弁17も
開いている。このため、バーナノズル6は高燃焼状態へ
戻る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例で、基本的な構成
は図3に示す従来の多管式貫流ボイラの場合と同様であ
るが、本実施例では、燃料ガス管16のガバナ付き遮断
弁20よりも上流側に圧力スイッチ24,25,26が
接続されている。而して、圧力スイッチ24は燃料ガス
管16中の燃料ガスの圧力PGが予め設定した下限の圧
力PG1よりも低い場合(PG<PG1)にボイラ全体を停
止させるための作動指令V6を燃焼制御装置23へ与え
るものであり、圧力スイッチ25は燃料ガス管16中の
燃料ガスの圧力PGが前記下限の圧力PG1よりは高いが
予め設定した基準の圧力PG0よりも低い場合(PG1<P
G<PG0)に、強制的に低燃焼を行うための作動指令V7
を燃焼制御装置23へ与えるものであり、圧力スイッチ
26は燃料ガス管16中の燃料ガスの圧力PGが予め設
定した上限の圧力PG2よりも更に高い場合(PG>PG2
>PG0>PG1)に高燃焼へ自動復帰するための作動指令
8を燃焼制御装置23へ与えるものである。
【0021】斯かる多管式貫流ボイラにおいては、蒸気
管11内の蒸気の圧力PEが予め定めた下限の圧力PE1
よりも低く且つ燃料ガス管16内の燃料ガスの圧力PG
が基準の圧力PG0よりも高い場合には、圧力スイッチ2
1からの作動指令V1を基として燃焼制御装置23から
はガバナ付き遮断弁20及び低燃焼電磁弁17並に高燃
焼電磁弁18へ弁開指令V5,V3,V4が与えられ、ガ
バナ付き遮断弁20及び低燃焼電磁弁17並に高燃焼電
磁弁18が開いている。このため、燃料ガスは燃料ガス
管16から燃料ガス管14,15へ分岐して流れ、燃料
ガス管13で合流したうえバーナノズル6から燃焼室3
内へ噴射されることになり、従ってバーナノズル6は高
燃焼状態を継続している。
【0022】斯かる高燃焼状態の際に、ガス供給側の問
題により燃料ガス管16内の燃料ガスの圧力PGが基準
となる圧力PG0よりも低下すると、圧力スイッチ25か
らの作動指令V7が燃焼制御装置23へ与えられ、燃焼
制御装置23からは継続して弁開指令V5,V3がガバナ
付き遮断弁20及び低燃焼電磁弁17へ与えられたま
ま、弁開指令V4は高燃焼電磁弁18へ与えられなくな
る。このためガバナ付き遮断弁20及び低燃焼電磁弁1
7は開いたままで高燃焼電磁弁18は閉止することにな
る。従って、この場合には、燃料ガス管16,14,1
3を通った燃料ガスがバーナノズル6から燃焼室3内へ
噴射され、バーナノズル6は強制的に低燃焼状態とな
る。
【0023】ガス供給側の問題がなくなって燃料ガス管
16内の燃料ガスの圧力PGが基準の圧力PG0よりも高
い予め定めた上限の圧力PG2よりも高くなると、圧力ス
イッチ26から燃焼制御装置23へ作動指令V8が与え
られ、燃焼制御装置23からは弁開指令V5,V3が継続
してガバナ付き遮断弁20及び低燃焼電磁弁17に与え
られたまま、弁開指令V4が高燃焼電磁弁18へ与えら
れる。このため、ガバナ付き遮断弁20及び低燃焼電磁
弁17は開いたままで高燃焼電磁弁18が再び開く結
果、バーナノズル6は再び高燃焼状態に戻れることにな
る。
【0024】燃料ガス管16中の燃料ガスの圧力PG
予め定めた下限の圧力PG1よりも低下すると、圧力スイ
ッチ24から作動指令V6が燃焼制御装置23へ与えら
れ、燃焼制御装置23からは弁開指令V5,V3,V4
出力されなくなるため、ガバナ付き遮断弁20、低燃焼
電磁弁17、高燃焼電磁弁18は何れも閉止し、バーナ
ノズル6の燃焼は中止すると共にボイラ全体が停止す
る。
【0025】図2は、本発明のボイラ燃焼量制御装置に
おいて、燃料ガスの圧力により低燃焼電磁弁17、高燃
焼電磁弁18を開閉するためにシーケンス回路を用いる
例である。
【0026】図中、27,28は電源のプラス側或いは
マイナス側に接続されたケーブル、29はケーブル2
7,28間に接続されたケーブル、26a,25aはケ
ーブル29の中途部に電流流れ方向D0に対し、上流側
から下流側に向けて順次接続された圧力スイッチ26,
25の接点、30はケーブル29の接点25a下流側に
接続されたリレー、31は接点26aに対して並列で且
つ接点25aに対して直列となるように接続されしかも
リレー30が励磁されたらオンになるようにした接点で
ある。
【0027】ガス供給側に何等問題がなく、図1の燃料
ガス管16内の燃料ガスの圧力PGが予め定めた上限の
圧力PG2よりも高い場合には、図2の圧力スイッチ2
6,25の接点26a,25aは何れもオンになってお
り、電流はケーブル29を流れる。このため、リレー3
0が励磁されて接点31もオンになっており、接点31
がオンになることにより、図1の低燃焼電磁弁17及び
高燃焼電磁弁18が開となり、バーナノズル6は高燃焼
状態が維持される。
【0028】燃料ガス管16中の燃料ガスの圧力PG
若干低下して予め定めた上限の圧力PG2よりは低いが基
準の圧力PG0よりも高い場合は圧力スイッチ26の接点
26aはオフになる。しかし、接点31及び圧力スイッ
チ25の接点25aはオンになったままであるため、リ
レー30には電流が流れ、接点31はオンの状態を継続
するため、バーナノズル6の高燃焼状態は維持される。
【0029】燃料ガス管16内の燃料ガスの圧力PG
低下して基準の圧力PG0よりも下降すると、圧力スイッ
チ25の接点25aがオフになり、リレー30が非励磁
となるため、接点31がオフになり、これにより図1の
高燃焼電磁弁18が閉止し、低燃焼電磁弁17が開いて
バーナノズル6は低燃焼状態となる。
【0030】ガス供給側の問題が解決されて図1の燃料
ガス管16内の燃料ガスの圧力PGが予め定めた上限の
圧力PG2よりも高くなると、圧力スイッチ26,25の
接点26a,25aがオンになり、リレー30が励磁さ
れて接点31がオンになるため、低燃焼電磁弁17及び
高燃焼電磁弁18が開き、バーナノズル6は高燃焼状態
に復帰する。
【0031】なお、本発明に適用する燃焼量制御装置と
しては、シーケンス回路を設けても、或いはコンピュー
タを使用してソフト的に行うようにしても良い。又本発
明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0032】
【発明の効果】本発明のボイラ燃焼量制御装置によれ
ば、ガス供給側の問題で燃料ガスの圧力PGが予め定め
た基準となる圧力PG0よりも低下した場合には、バーナ
ノズル6の燃焼状態を高燃焼状態から強制的に低燃焼状
態へ切替えることができ、燃料ガスの圧力PGが低下し
た場合でもバーナノズル6は安定した燃焼を行うことが
できるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボイラ燃焼量制御装置の制御ブロック
図である。
【図2】本発明のボイラ燃焼量制御装置においてバーナ
ノズルを高燃焼状態から強制的に低燃焼状態へ切替える
際に用いるシーケンス回路図である。
【図3】従来のボイラ燃焼量制御装置の制御ブロック図
である。
【符号の説明】 1 ボイラ本体 6 バーナノズル 14,15,16 燃料ガス管 17 低燃焼電磁弁 18 高燃焼電磁弁 20 ガバナ付き遮断弁(遮断弁) 23 燃焼制御装置 25,26 圧力スイッチ PG,PG0,PG1,PG2 圧力 V3,V4,V5 弁開指令 V7,V8 作動指令

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ本体1内の燃焼室3へ燃料ガスを
    噴射し得るようにしたバーナノズル6へ燃料ガスを送給
    する燃料ガス管14に接続された低燃焼電磁弁17と、
    前記バーナノズル6へ燃料ガスを送給するよう前記燃料
    ガス管14に対して並列接続された燃料ガス管15に接
    続された高燃焼電磁弁18と、燃料ガス管14,15へ
    燃料ガスを送給する燃料ガス管16に接続された遮断弁
    20と、該遮断弁20及び前記低燃焼電磁弁17並に高
    燃焼電磁弁18が開いた高燃焼状態で前記燃料ガス管1
    6内の燃料ガスの圧力PGが基準の圧力PG0よりも低下
    した場合に作動指令V7を出力するよう燃料ガス管16
    に接続された圧力スイッチ25と、燃料ガス管16内の
    燃料ガスの圧力PGが前記圧力PG0よりも高い圧力PG2
    を越えたら作動指令V8を出力するよう燃料ガス管16
    に接続された圧力スイッチ26と、圧力スイッチ25か
    らの作動指令V7が与えられたら遮断弁20及び低燃焼
    電磁弁17へ弁開指令V5,V3を与え、圧力スイッチ2
    6からの作動指令V8が与えられたら遮断弁20及び低
    燃焼電磁弁17並に高燃焼電磁弁18へ弁開指令V5
    3,V4を与える燃焼制御装置23を備えてなることを
    特徴とするボイラ燃焼量制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019124376A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 三浦工業株式会社 ボイラ

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