JPH0614704A - 青果物、花卉類の鮮度保持装置 - Google Patents

青果物、花卉類の鮮度保持装置

Info

Publication number
JPH0614704A
JPH0614704A JP19452492A JP19452492A JPH0614704A JP H0614704 A JPH0614704 A JP H0614704A JP 19452492 A JP19452492 A JP 19452492A JP 19452492 A JP19452492 A JP 19452492A JP H0614704 A JPH0614704 A JP H0614704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
freshness
refrigerator
fruits
vegetables
adsorbent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19452492A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takei
彰 武井
Michiro Nishiyama
理郎 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP19452492A priority Critical patent/JPH0614704A/ja
Publication of JPH0614704A publication Critical patent/JPH0614704A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 青果物の保鮮に必要な試薬を極めて希薄なガ
スとして使用後、容易に回収でき、熱エネルギー的にも
経済的で、かつ簡便に青果物の鮮度保持を可能にする。 【構成】 熱交換機能を持たせた吸着剤に鮮度保持機能
剤を含浸させ、熱交換器入口cから同出口dに向けて温
水を通し、送風機4によりガス流れ上流aからガス流れ
下流bへ冷蔵庫1内の気体を循環させて吸着剤を気化さ
せ、保鮮した青果物と接触させて青果物の鮮度を保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は青果物、花卉類の鮮度保
持のための設備に利用する青果物、花卉類の鮮度保持装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】野菜や果物及び花卉類(以後総称して青
果物と称す)の品質を劣化させないで長期保存する時は
勿論のこと、長距離輸送する際の鮮度保持技術(以後保
鮮と称す)は極めて重要である。地球的規模でみれば、
収穫する場所と消費する場所が遠く離れていて長期保鮮
が不可能な場合でも、付加価値が高く、高価な物の場合
には航空便が適用される。しかし価格的にそれが不可能
な場合には、消費し切れずに腐敗してしまうので、生産
調整せざるを得ない。一方長期の保鮮が可能であれば、
大量に取扱えて、しかも安価な海上輸送を利用できるの
で、大きな市場性が確保できるという利点がある。例え
ば、国内では、美味で有名な夕張メロンは日持ちが悪い
ため航空便が利用されているにも拘わらず、コストの関
係で関西より西への販路拡大は困難となっているという
例がある。また高級果実のみならず日常生活に必要なキ
ャベツ等の野菜類においても、保鮮技術が要求されてい
る。地球上では飢餓状態の国が存在するにも拘わらず、
一時的に大豊作となって全量が市場に出荷されると価格
が暴落するため、やむなく畑上に放置されて処分される
という場合もある。この様なことをしていると、一時期
を過ぎると反動で逆に高騰するようになる場合が多い。
もし長期間の保鮮が可能であれば一定の価格が維持で
き、消費者は勿論、生産者の利益も保証される。
【0003】この様な背景から、青果物の呼吸作用を抑
えるために冷蔵するとか、細胞内酵素反応を抑制するた
めに二酸化炭素濃度を増加したり、酸素濃度を低減する
等の技術が単独に、又は組合せて実施され、リンゴの周
年供給が可能になる等各種の青果物保鮮技術が開発され
ている。最近植物ホルモンの内唯一のガス体であるエチ
レン(CH2 CH2 )が青果物の老化に作用するため、
このエチレンの除去を鮮度保持法として採用していると
ころもある。しかしこの方法は、一部の青果物の生理作
用が進み老化が進行して発生する外生エチレンが周囲の
健全な青果物へ及ぼす作用を防止する効果はあるもの
の、青果物内部に留まる内生エチレンの作用を防止する
ものではない。本発明者らは先に特願平4−10014
4号において、青果物にイソチオシアン酸誘導体、例え
ばアリルイソチオシアネート(CH2 CHCH2 NC
S)の気体を接触させると、劣化促進につながるエチレ
ン作用が抑制できることを提案した。このイソチオシア
ン酸誘導体の適用量は極めて少量(ppm程度)でも効
果があるので、多量に適用しても人畜無害ではあるもの
の高価であるので、必要最小限度の使用に留めるべきで
ある。また青果物への接触後、余剰となるイソチオシア
ン酸誘導体も回収して再利用するのが望ましい。しかし
これらを経済的、かつ簡便に実施し得る技術のないのが
現状である。
【0004】図5は従来提案されている保鮮装置の1例
を示し、1′は冷却、加湿機能付冷蔵庫、2は窒素供給
装置、3は炭酸ガス供給装置、4は送風機、aはガス流
れ上流、bはガス流れ下流を示す。さて図5に示す保鮮
装置においては、冷却、加湿機能付冷蔵庫1′、窒素供
給装置2、炭酸ガス供給装置3等により、同冷蔵庫1′
内の温度、湿度、酸素濃度及び炭酸ガス濃度等を調整し
た後、冷蔵庫1′内に青果物を貯蔵して、送風機4によ
り冷蔵庫1′内の雰囲気を循環して庫内ガス成分の均一
化を図りつつ保鮮する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】青果物の保鮮のために
開発された従来技術は、何れもコスト面等で多少の欠点
を有する。従って生活に必要とする安価な物質への適用
は困難であり、せいぜい実用化されているのは、比較的
高価な果物にとどまっていた。即ち、冷却法については
冷却エネルギーが必要であり、また冷却により湿度が低
下するため、萎え防止としての加湿エネルギーも大き
い。また二酸化炭素の高濃度化については対象物にもよ
るがO2 〜10数%、CO2 数%を保つ必要がある。ま
た大型倉庫では空気中から脱酸系による窒素製造プロセ
スが必要である。最近は有機高分子材の発達により少量
の青果物をその膜で包装すると、呼吸作用から発生する
CO2 の増加、O2 の低減が必要となり、二酸化炭素高
濃度化の条件を自ら調整するため適用されている。この
場合は包装のための労力は云うに及ばず、また有機高分
子材は地球上の埋蔵量に限りのある石油を原料とし、か
つ大量消費につながるため好ましくない。
【0006】本発明は青果物の保鮮に係わるガス体成分
の微量濃度を制御し、青果物に接触させる。即ち、アリ
ルイソチオシアネート(沸点約150℃)の微量気体を
任意に供給し、かつ回収する設備として吸着剤を利用
し、その吸着剤間に熱交換器を併設する鮮度保持装置を
提供し、前記従来の課題を解決しようとするものであ
る。
【0007】また本発明は、青果物の保鮮に係わるガス
体成分の微量濃度を制御しつつ青果物に接触させる。即
ち、熱交換機能を有する吸着剤を利用して鮮度保持機能
剤、例えばアリルイソチオシアネート(沸点約150
℃)の微量気体を任意に供給し、かつ回収するための鮮
度保持機能剤の供給設備を備えた青果物、花卉類の鮮度
保持装置において、青果物を冷蔵するための冷凍機が大
気中に放出している排熱の一部を、吸着剤に吸着したア
リルイソチオシアネートを脱着させる熱源として利用す
ることにより、鮮度保持機能剤の熱エネルギー的に合理
的な供給を可能にした青果物、花卉類の鮮度保持装置を
提供し、前記従来の課題を解決しようとするものであ
る。
【0008】更に本発明は、青果物の保鮮に係わるガス
体成分(鮮度保持機能剤)の微量濃度を制御しつつ青果
物に接触させる。即ち、アリルイソチオシアネート(沸
点約150℃)での微量気体を任意に供給し、かつ回収
する設備として吸着剤を利用し、鮮度保持機能剤の微量
な供給量を連続的に検知しつつ微量濃度の連続的な制御
を可能とする鮮度保持装置を提供し、前記従来の課題を
解決しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、吸着
剤に熱交換機能を持たせた鮮度保持機能剤の供給設備を
有してなるもので、これを課題解決のための手段とする
ものである。
【0010】また本発明は、熱交換器を併設した吸着剤
に鮮度保持機能剤を含浸させ、熱交換器にて加熱又は冷
却することにより、同鮮度保持機能剤の供給量及び回収
量を微調整できるような同鮮度保持機能剤の供給設備を
備えた青果物、花卉類の鮮度保持装置であって、冷凍機
の圧縮機出口と凝縮器入口を結ぶ配管Aに、冷凍機の圧
縮機出口側に同吸着剤の熱交換器入口、及び冷凍機の凝
縮器入口側に熱交換器出口をそれぞれ連結した熱交換器
を含む配管Bを併設し、同配管A,Bの連結部にそれぞ
れ切替え弁を備えてなるもので、これを課題解決のため
の手段とするものである。
【0011】更に本発明は、冷却、加湿機能付冷蔵庫、
同冷蔵庫内雰囲気のガス組成を調整するための窒素及び
炭酸ガス供給装置及び同冷蔵庫内の雰囲気ガスを循環さ
せるための送風機から構成される青果物、花卉類の鮮度
保持装置であって、冷蔵庫内の同送風機出口側に並行な
2つのガス流路を有し、一方の流路に吸着剤、同流路内
雰囲気を加熱するための加熱手段及び同吸着剤の重量を
経時的に計るための計量手段を備えてなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
【0012】
【作用】本発明は発生したエチレンによる成熟・老化促
進作用を抑制する機能を付加するもので、従来の設備で
は達成できない微量成分の希薄気体の生成、青果物への
ガス接触、及びその後の微量成分の回収等の操作を可能
ならしめることを特徴とすると共に、単に吸着剤と熱交
換器を組合せただけの簡便な装置であって極めて低コス
トである。
【0013】また本発明は、冷凍機の圧縮機出口と凝縮
器入口を結ぶ配管Aに、冷凍機の圧縮機出口側に吸着剤
の熱交換器入口、及び冷凍機の凝縮器入口側に熱交換器
出口をそれぞれ連結して熱交換器を含む配管Bを併設
し、同配管A,Bの連結部にそれぞれ切替え弁を備える
ことにより、青果物を冷蔵するための冷凍機の高温排熱
の一部を吸着剤に吸着した鮮度保持機能剤を脱着させる
熱源として利用し、鮮度保持機能剤を熱エネルギー的に
合理的に供給することを可能にするものであり、従来の
青果物保鮮設備と組合せて作動させることにより、熱エ
ネルギーを節約して従来と同等以上の保鮮効果を得ると
共に、従来設備の負荷を著しく低減することができる。
また本発明は、吸着剤の重量を計量機で経時的に計測し
て鮮度保持機能剤の供給量を連続的に検知し、鮮度保持
機能剤の量に応じて吸着剤を連続的に加熱又は冷却する
ことによって、鮮度保持機能剤の供給量及び回収量を任
意に連続制御することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図4は本発明の実施例を示し、図1は第1実
施例を示し、1は冷却、加湿機能付冷蔵庫、2は庫内を
従来の保鮮条件に設定するためのPSAの脱酸素法によ
る窒素供給装置、3はCO2 ボンベからなる炭酸ガス供
給装置、4は庫内のガス成分(O2 、CO2 、水分)を
均一にするための送風機、5は熱交換器を付設した吸着
装置である。さて図1の保鮮装置において、吸着装置5
の吸着剤〔東リ(株)製ゼオライト4A〕約1リットル
中に1/40モルのアリルイソチオシアネートを含浸さ
せ、その中にフィン付熱交換器(自動車のラジエータ、
熱交面積1m2 )を埋め込み、温度10℃、湿度約95
%RHの条件に設定した冷蔵庫1(容量0.5m3 )内
の雰囲気を窒素供給装置2と炭酸ガス供給装置3によっ
て酸素5%、炭酸ガス3%となるように調整し、青ウメ
約4kgを保鮮した。そして1週間後、熱交換器入口c
から同出口dに60℃の温水を通し、送風機4により上
流aから下流bへ冷蔵庫1内の気体〔湿度90%RH
(関係湿度)、CO2 3%、O2 5%〕を10回/時間
の割合で循環してアリルイソチオシアネートを気化さ
せ、保鮮した青ウメと接触させた。約1時間経過後、冷
蔵庫1内のアリルイソチオシアネートの濃度は約0.1
%であることを確認し、青ウメを保鮮装置から大気中に
開放した。その後、吸着装置5の熱交換器入口cから同
出口dに2℃の冷媒を流通させると、庫内温度30℃で
約70%のアリルイソチオシアネートが回収された。従
って約30%のアリルイソチオシアネートが保鮮対象の
青ウメに吸収されるか、装置壁又は気相中に残留したこ
とになる。
【0015】市場の流通機構における鮮度保持を追跡す
るため、従来法で1週間保鮮した青ウメと、1週間の保
鮮後前記アリルイソチオシアネート処理した青ウメを対
象に、大気開放(20℃)2日後の果肉硬度と果肉中ク
ロロフィル含有量を比較し、その結果を表1に示す。
【表1】 表1から分かる通り、従来の保鮮処理を1週間しても、
その後無処理で市場に出した青ウメは、2日後には果肉
が軟化し黄変する。それに対し本発明による装置を使用
してアリルイソチオシアネート処理した青ウメは、果肉
硬度及び果皮色共に健全で、従来法に勝る保鮮が可能で
あった。
【0016】図2は本発明の第2実施例を示し、加湿機
能付冷蔵庫1に、庫内を従来の保鮮条件に設定するため
冷凍機6、PSA脱酸素法による窒素供給装置2、CO
2 ボンベからなる炭酸ガス供給装置3、また庫内のガス
成分(O2 、CO2 、水分)を均一にするための送風機
4及び熱交換器7を付設した吸着装置8等が装備されて
いる。また9は蒸発器、10は圧縮機、11は凝縮器、
12は減圧弁である。図2では、冷凍機6を構成する圧
縮機10と凝縮器11を結ぶ配管ラインに、吸着装置8
に埋め込まれた熱交換器7を含む配管ラインが併設され
ている。減圧弁12で減圧されたフロン系冷媒は低温、
低圧の液体で冷蔵庫1に入り、同冷蔵庫1内の低級な熱
エネルギーを吸収しながら蒸発・気化する。これを圧縮
機10で圧縮することにより高温、高圧の高級熱エネル
ギーを持つ気体状で熱交換器7に送られ、鮮度保持機能
剤を脱着させる熱源として利用される。中温、高圧とな
った冷媒は凝縮器11で冷却されて減圧弁12に送られ
る。冷凍機6と吸着装置8をこのように構成することに
よって、無駄に放出されていた熱エネルギーを有効に利
用することが可能である。
【0017】図3は本発明の第3実施例を示し、冷凍機
6、窒素供給装置2及び炭酸ガス供給装置3等により加
湿機能付冷蔵庫1内の温度、湿度、酸素濃度及び炭酸ガ
ス濃度等を調整し、熱交換器7に所定の温度の温水を流
すことよって、吸着装置8の吸着剤を予め含浸させた鮮
度保持機能剤(アリルイソチオシアネート)を脱着・気
化させ、送風機4で冷蔵庫1内の気体をガス流れ上流a
からガス流れ下流bに循環させることによって、その中
に貯蔵した青果物と接触させる。冷蔵庫1内の青果物
は、庫内に供給された所定量の鮮度保持機能剤と所定時
間接触させた後、出庫され市場に送られる。このような
保鮮処理により青果物の鮮度を著しく保つことができ
る。
【0018】次に図4は本発明の第4実施例を示し、冷
却、加湿機能付冷蔵庫1に、同冷蔵庫1内を従来の保鮮
条件に設定するためのPSAの脱酸素法による窒素供給
装置2、CO2 ボンベからなる炭酸ガス供給装置3、冷
蔵庫1内のガス成分(O2 、CO2 、水分)を均一にす
るための送風機4、同送風機4の出口側に適宜切替え可
能な2つの流路13a,13bと、その切替え弁14、
そしてその一方の流路13aに吸着剤15、同流路内雰
囲気を加熱するための加熱手段16及び同吸着剤15の
重量を経時的に計るための計量手段17から構成され
る。さて図4の鮮度保持装置では、2つのガス流路13
a,13bと、切替え弁14、その一方の流路13aに
吸着剤15、同流路内雰囲気を加熱するための加熱手段
16及び同吸着剤15の重量を経時的に計るための計量
手段17を付加し、予め所定量の鮮度保持機能剤を吸着
剤15に含浸させておき、必要に応じて加熱手段16に
より加熱しながら鮮度保持機能剤を脱着させる。鮮度保
持機能剤を必要としない時は切替え弁14を流路13b
開/13a閉とし、鮮度保持機能剤を必要とした時点で
先ず同機能剤を吸着剤15から脱着させ、しかる後同切
替え弁14を流路13b閉/13a開に切替える。そし
て同吸着剤15の重量を計量手段17で経時的に計測・
記録しておけば、その重量に応じて切替え弁14と加熱
手段16を適宜調整することができ、鮮度保持機能剤の
供給量を任意に連続的に制御することが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、青果物の保鮮に必要な試薬を極めて希薄なガスとし
て調整・供給し、かつ使用後も容易に回収し得るエネル
ギー的にも経済的で、簡便な鮮度保持装置を得ることが
できる。従って本発明によると、より遠方への青果物の
供給や、豊作時に摩擦することなく常に安価で豊富な青
果物の供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す鮮度保持装置の系統
図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す鮮度保持装置の系統
図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す鮮度保持装置の系統
図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す鮮度保持装置の系統
図である。
【図5】従来の鮮度保持装置の系統図である。
【符号の説明】
1 冷却、加湿機能付冷蔵庫 2 窒素供給装置 3 炭酸ガス供給装置 4 送風機 5 吸着装置 6 冷凍機 7 熱交換器 8 吸着装置 9 蒸発器 10 圧縮機 11 凝縮器 12 減圧弁 13a,13b 流路 14 切替え弁 16 加熱手段 17 計量手段 a 冷蔵庫内ガス流れ上流 b 冷蔵庫内ガス流れ下流 c 熱交換器入口 d 熱交換器出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着剤に熱交換機能を持たせた鮮度保持
    機能剤の供給設備を有してなることを特徴とする青果
    物、花卉類の鮮度保持装置。
  2. 【請求項2】 熱交換器を併設した吸着剤に鮮度保持機
    能剤を含浸させ、熱交換器にて加熱又は冷却することに
    より、同鮮度保持機能剤の供給量及び回収量を微調整で
    きるような同鮮度保持機能剤の供給設備を備えた青果
    物、花卉類の鮮度保持装置であって、冷凍機の圧縮機出
    口と凝縮器入口を結ぶ配管Aに、冷凍機の圧縮機出口側
    に同吸着剤の熱交換器入口、及び冷凍機の凝縮器入口側
    に熱交換器出口をそれぞれ連結した熱交換器を含む配管
    Bを併設し、同配管A,Bの連結部にそれぞれ切替え弁
    を備えてなることを特徴とする青果物、花卉類の鮮度保
    持装置。
  3. 【請求項3】 冷却、加湿機能付冷蔵庫、同冷蔵庫内雰
    囲気のガス組成を調整するための窒素及び炭酸ガス供給
    装置及び同冷蔵庫内の雰囲気ガスを循環させるための送
    風機から構成される青果物、花卉類の鮮度保持装置であ
    って、冷蔵庫内の同送風機出口側に並行な2つのガス流
    路を有し、一方の流路に吸着剤、同流路内雰囲気を加熱
    するための加熱手段及び同吸着剤の重量を経時的に計る
    ための計量手段を備えた鮮度保持機能剤の供給設備を有
    してなることを特徴とする青果物、花卉類の鮮度保持装
    置。
JP19452492A 1992-06-30 1992-06-30 青果物、花卉類の鮮度保持装置 Withdrawn JPH0614704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19452492A JPH0614704A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 青果物、花卉類の鮮度保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19452492A JPH0614704A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 青果物、花卉類の鮮度保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614704A true JPH0614704A (ja) 1994-01-25

Family

ID=16325969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19452492A Withdrawn JPH0614704A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 青果物、花卉類の鮮度保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614704A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018169124A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 宮崎県 青果物の貯蔵装置および青果物の貯蔵方法
CN110050824A (zh) * 2019-04-10 2019-07-26 华东交通大学 多功能空气源热泵果蔬热处理装置
CN111758770A (zh) * 2020-08-19 2020-10-13 沈阳农业大学 一种可延长水果货架期的装置及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018169124A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 宮崎県 青果物の貯蔵装置および青果物の貯蔵方法
CN110050824A (zh) * 2019-04-10 2019-07-26 华东交通大学 多功能空气源热泵果蔬热处理装置
CN111758770A (zh) * 2020-08-19 2020-10-13 沈阳农业大学 一种可延长水果货架期的装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01302077A (ja) 熱交換系
NO20200431A1 (en) A method and arrangement for capturing CO2
US11388861B2 (en) System for climate control in closed or semi closed spaces
US10001315B2 (en) Domestic/professional refrigerator
KR20130051056A (ko) 환경조절에 의한 채소류의 장기 저장장치
JPH0342862B2 (ja)
JP2022517930A (ja) Lng冷媒からの水分除去方法
JPH0614704A (ja) 青果物、花卉類の鮮度保持装置
WO2012000389A1 (zh) 自动自发气调保鲜系统及其保鲜果蔬的方法
JPH04266801A (ja) 新鮮な切り花または植物切り枝の保存方法
US3368873A (en) Apparatus for providing a preserving atmosphere
JPS62134028A (ja) 貯蔵庫用雰囲気調整設備
JPH01296940A (ja) 青果物の貯蔵方法
Dilley Controlled atmosphere storage–chronology and technology
CN210070327U (zh) 一种分子预冷设备
CN107353954A (zh) 从天然气中去除水的方法
US3718005A (en) Reactivated low temperature adsorber system with a non-adsorbing cold accumulator
JPH01179676A (ja) 生鮮食品貯蔵庫
JPH028680A (ja) 冷蔵庫用脱酸、脱臭装置
JPH0246237A (ja) 温室内の培養液温度又は空気温度をコントロールする方法
JP2507653B2 (ja) ヘリウム冷凍機
JPS63137643A (ja) 食品の保存法
JPH04316965A (ja) 吸着式冷凍機
JPH01290512A (ja) キセノン含有廃ガスからのキセノン回収方法
WO2012064916A4 (en) Absorption chilling for compressing and transporting gases

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831