JPH06146620A - 簡易浴室ユニット - Google Patents
簡易浴室ユニットInfo
- Publication number
- JPH06146620A JPH06146620A JP4090057A JP9005792A JPH06146620A JP H06146620 A JPH06146620 A JP H06146620A JP 4090057 A JP4090057 A JP 4090057A JP 9005792 A JP9005792 A JP 9005792A JP H06146620 A JPH06146620 A JP H06146620A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- main body
- bathroom unit
- storage tank
- bathtub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 据え付けが簡単で、持ち運びが容易である簡
易浴室ユニット。 【構成】 浴室ユニット本体１を合成樹脂により本体下
部、本体上部、天井の三分割体よりなる箱形状に形成し
た一側面に出入口用の扉を開閉自在に設け、本体内部に
浴槽６及び洗場７を設けると共に浴槽及び洗場の下部に
は電気ヒータ８内蔵の貯湯槽９が備えられており、該貯
湯槽はフレキシブルパイプにより水道蛇口に連結され、
水道圧によりユニット内の給湯、給水混合栓及びシャワ
ー１１へ給湯水するようにした簡易浴室ユニット。
易浴室ユニット。 【構成】 浴室ユニット本体１を合成樹脂により本体下
部、本体上部、天井の三分割体よりなる箱形状に形成し
た一側面に出入口用の扉を開閉自在に設け、本体内部に
浴槽６及び洗場７を設けると共に浴槽及び洗場の下部に
は電気ヒータ８内蔵の貯湯槽９が備えられており、該貯
湯槽はフレキシブルパイプにより水道蛇口に連結され、
水道圧によりユニット内の給湯、給水混合栓及びシャワ
ー１１へ給湯水するようにした簡易浴室ユニット。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は簡易浴室に係わり、特
に、容易に持ち運びができる簡易浴室ユニットに関す
る。
に、容易に持ち運びができる簡易浴室ユニットに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近時、建設等の作業現場から家までの通
勤距離が遠くなったり、又、仕事の後での息抜きや友達
との付き合い等のいわゆるアフターファイブ等のため
に、作業現場でかいた汗や汚れをその場で洗い落す必要
性が多くなっている。又、都市生活においては、住宅事
情や単身生活者の増加等に伴って生活環境が変化してき
ている。これらの状況に応えるものとして、従来からあ
る、小型浴槽の上部をカバー体で覆った移動可能な浴室
や簡易シャワーとして、実公昭４１−１８１１号公報、
実開昭４８−４８４４３号公報、実開昭５９−１３４４
９１号公報、実開昭６３−１４０２８４号公報等に記載
されたものが知られている。しかし、簡易シャワーは簡
便で経費も安価であり、夏場は使い心地が良くても、冬
場は風邪を引き易いとして敬遠されがちである。又、上
記公報に見られる従来からの簡易風呂は、熱源となるガ
ス配管や給湯配管等の工事を必要とするので、個人で簡
単に据付けることはできない。
勤距離が遠くなったり、又、仕事の後での息抜きや友達
との付き合い等のいわゆるアフターファイブ等のため
に、作業現場でかいた汗や汚れをその場で洗い落す必要
性が多くなっている。又、都市生活においては、住宅事
情や単身生活者の増加等に伴って生活環境が変化してき
ている。これらの状況に応えるものとして、従来からあ
る、小型浴槽の上部をカバー体で覆った移動可能な浴室
や簡易シャワーとして、実公昭４１−１８１１号公報、
実開昭４８−４８４４３号公報、実開昭５９−１３４４
９１号公報、実開昭６３−１４０２８４号公報等に記載
されたものが知られている。しかし、簡易シャワーは簡
便で経費も安価であり、夏場は使い心地が良くても、冬
場は風邪を引き易いとして敬遠されがちである。又、上
記公報に見られる従来からの簡易風呂は、熱源となるガ
ス配管や給湯配管等の工事を必要とするので、個人で簡
単に据付けることはできない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】建設現場においては、
一時的にプレハブ等の工法を用いて正規の風呂場を作る
ことも考えられるが、費用の点もさることながら、建設
場所の問題も生じてくる。そこで、建設業界において
は、作業現場の移動に伴って持ち運びができて、配管等
の工事を必要とせず、場所も取らない簡易浴室ユニット
が望まれていたし、又、家に風呂が備わっていない都市
生活者にとっても、一人用の比較的狭い場所や室内に配
置可能な簡易浴室ユニットがあれば便利であると考えら
れていた。本発明は、かかる従来からの問題点を解決す
るためになされたものであって、迅速に持ち運びができ
て、簡単に据付けできる簡易浴室ユニットを提供するこ
とを目的とする。
一時的にプレハブ等の工法を用いて正規の風呂場を作る
ことも考えられるが、費用の点もさることながら、建設
場所の問題も生じてくる。そこで、建設業界において
は、作業現場の移動に伴って持ち運びができて、配管等
の工事を必要とせず、場所も取らない簡易浴室ユニット
が望まれていたし、又、家に風呂が備わっていない都市
生活者にとっても、一人用の比較的狭い場所や室内に配
置可能な簡易浴室ユニットがあれば便利であると考えら
れていた。本発明は、かかる従来からの問題点を解決す
るためになされたものであって、迅速に持ち運びができ
て、簡単に据付けできる簡易浴室ユニットを提供するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、内部に空間を有すると共に、出入口が形
成されたボックス状の浴室ユニット本体を強化プラスチ
ックス、その他のエンジニアリングプラスチックス等の
合成樹脂を用いて成形し、該本体の出入口には扉を開閉
自在に取付けると共に、該本体内には電気ヒータを内蔵
した貯湯槽を有する浴槽と洗場とを設けて簡易浴室ユニ
ットを構成し、該ユニットの側壁部には、可撓性チュー
ブにより水道蛇口に接続するための給水栓及び浴室から
洗濯機等の排水口へ接続するための排水管接続口を設け
ると共に、貯湯槽の電気ヒータや室内灯その他への給電
用差込みコードを設けたことにより、特別な配管工事を
必要とせず、通常の水道蛇口と電気コードの差込口さえ
あれば、畳一枚分の広さも要しないのでベランダ等の狭
い場所でも簡単に据付けることができる簡易浴室ユニッ
トとすることができた。
成するために、内部に空間を有すると共に、出入口が形
成されたボックス状の浴室ユニット本体を強化プラスチ
ックス、その他のエンジニアリングプラスチックス等の
合成樹脂を用いて成形し、該本体の出入口には扉を開閉
自在に取付けると共に、該本体内には電気ヒータを内蔵
した貯湯槽を有する浴槽と洗場とを設けて簡易浴室ユニ
ットを構成し、該ユニットの側壁部には、可撓性チュー
ブにより水道蛇口に接続するための給水栓及び浴室から
洗濯機等の排水口へ接続するための排水管接続口を設け
ると共に、貯湯槽の電気ヒータや室内灯その他への給電
用差込みコードを設けたことにより、特別な配管工事を
必要とせず、通常の水道蛇口と電気コードの差込口さえ
あれば、畳一枚分の広さも要しないのでベランダ等の狭
い場所でも簡単に据付けることができる簡易浴室ユニッ
トとすることができた。
【０００５】
【実施例】以下に本発明の簡易浴室ユニットの構成につ
いて、添付図面に基づいて具体的に説明する。図１は、
本発明の一実施例の簡易浴室ユニットの斜視図である。
浴室ユニット本体１は、本体下部１ａと本体上部１ｂと
天井部１ｃ及び開閉自在な扉部２とから成っており、該
天井部には排気口３及び室内灯５が設けられていて、該
排気口３には排気用ダクトを接続可能な接続端部４が形
成されている。ユニット本体１の内部には、ウレタンそ
の他の断熱発泡層を有する浴槽６及び洗場７が設置さ
れ、該浴槽及び洗場の下部には、電気ヒータ８を内蔵す
る貯湯槽９を備えている。浴槽及び洗場にはそれぞれ排
水口６ａ，７ａが形成され、該排水口は共通の排水管路
に連通していて、該排水管路の一方の端部はユニット本
体下部の側壁から突出して設けられていて、該端部には
排水ホースにより洗濯機や台所の排水口に連結可能な接
続部７ｂが形成されている。
いて、添付図面に基づいて具体的に説明する。図１は、
本発明の一実施例の簡易浴室ユニットの斜視図である。
浴室ユニット本体１は、本体下部１ａと本体上部１ｂと
天井部１ｃ及び開閉自在な扉部２とから成っており、該
天井部には排気口３及び室内灯５が設けられていて、該
排気口３には排気用ダクトを接続可能な接続端部４が形
成されている。ユニット本体１の内部には、ウレタンそ
の他の断熱発泡層を有する浴槽６及び洗場７が設置さ
れ、該浴槽及び洗場の下部には、電気ヒータ８を内蔵す
る貯湯槽９を備えている。浴槽及び洗場にはそれぞれ排
水口６ａ，７ａが形成され、該排水口は共通の排水管路
に連通していて、該排水管路の一方の端部はユニット本
体下部の側壁から突出して設けられていて、該端部には
排水ホースにより洗濯機や台所の排水口に連結可能な接
続部７ｂが形成されている。
【０００６】また、浴室内には、給水及び給湯用の混合
蛇口１０及びシャワー１１が設けられている。浴室ユニ
ットの底部に設けられている貯湯槽９は、四角い箱形を
したステンレス等でできていて、その外周は断熱材１２
で覆われており、また、内部は図３に見るように仕切板
１３が互い違いにジグザグ状に設けられ、該仕切板は補
強材の役をはたすと共に湯道を形成しており、各仕切板
の間に電気ヒータ８が設けられると共に熱電対１４が設
けられていて、貯湯槽の湯温調節ができるようになって
おり、お湯の出口近くの温度が下り過ぎると警報ランプ
１５がついて、給湯が停止するようになっている。そし
て、ユニット本体１の下部側壁には貯湯槽及び浴室への
給水用の接続端部１６が、フレキシブルパイプにより水
道蛇口に接続可能に突出して設けられている。また、本
体下部の脚部に出入が自在のキャスター２０を設けてお
けば、場所の移動が楽である。尚、ユニット本体を構成
する本体下部と本体上部と天井部との接続は、Ｈ型パッ
キング、接着剤、その他の手段により気密状に接着され
ている。また、浴槽と洗場とは別成形でもよいが、気密
性の点から一体成形したものをユニット内部に気密状に
嵌め込んで固定したものの方がよいし、更にはユニット
本体上部と本体下部及び浴槽、洗場とを一体成形にすれ
ばなお気密性を良くすることができる。また、給湯時に
温度が下り過ぎることがないように、適温である４０〜
４２℃の湯温に給湯最低温度を設定しておくこともでき
る。更に、室内灯として、赤外線ランプを用いると、外
気温が低い時にも湯冷めすることがなくなる。
蛇口１０及びシャワー１１が設けられている。浴室ユニ
ットの底部に設けられている貯湯槽９は、四角い箱形を
したステンレス等でできていて、その外周は断熱材１２
で覆われており、また、内部は図３に見るように仕切板
１３が互い違いにジグザグ状に設けられ、該仕切板は補
強材の役をはたすと共に湯道を形成しており、各仕切板
の間に電気ヒータ８が設けられると共に熱電対１４が設
けられていて、貯湯槽の湯温調節ができるようになって
おり、お湯の出口近くの温度が下り過ぎると警報ランプ
１５がついて、給湯が停止するようになっている。そし
て、ユニット本体１の下部側壁には貯湯槽及び浴室への
給水用の接続端部１６が、フレキシブルパイプにより水
道蛇口に接続可能に突出して設けられている。また、本
体下部の脚部に出入が自在のキャスター２０を設けてお
けば、場所の移動が楽である。尚、ユニット本体を構成
する本体下部と本体上部と天井部との接続は、Ｈ型パッ
キング、接着剤、その他の手段により気密状に接着され
ている。また、浴槽と洗場とは別成形でもよいが、気密
性の点から一体成形したものをユニット内部に気密状に
嵌め込んで固定したものの方がよいし、更にはユニット
本体上部と本体下部及び浴槽、洗場とを一体成形にすれ
ばなお気密性を良くすることができる。また、給湯時に
温度が下り過ぎることがないように、適温である４０〜
４２℃の湯温に給湯最低温度を設定しておくこともでき
る。更に、室内灯として、赤外線ランプを用いると、外
気温が低い時にも湯冷めすることがなくなる。
【０００７】
【作用】次に、本発明の使用方法について説明する。浴
室ユニット本体を適当な場所に運んで据付けて、排水管
の端部７ｂに排水ホースの一端を接続すると共に他端を
洗濯機等の排水口に接続する。次に給水用の接続端部１
６にフレキシブルパイプ又は耐圧ホース等の給水チュー
ブの一端を接続すると共に他端を水道の蛇口に接続し、
必要に応じて排気用ダクトの接続端部４に排気ダクトを
接続すると、浴室ユニットの据付け作業は完了する。そ
こで、水道の蛇口を開いて、貯湯槽に給水して満水とな
し、続いて電源コードの差込み端子１８をコンセントに
差込んで、希望する設定温度にサーモスタット等の温度
設定目盛１９を設定すると共にタイマーも設定しておく
と、お湯は自動的に沸すことができる。
室ユニット本体を適当な場所に運んで据付けて、排水管
の端部７ｂに排水ホースの一端を接続すると共に他端を
洗濯機等の排水口に接続する。次に給水用の接続端部１
６にフレキシブルパイプ又は耐圧ホース等の給水チュー
ブの一端を接続すると共に他端を水道の蛇口に接続し、
必要に応じて排気用ダクトの接続端部４に排気ダクトを
接続すると、浴室ユニットの据付け作業は完了する。そ
こで、水道の蛇口を開いて、貯湯槽に給水して満水とな
し、続いて電源コードの差込み端子１８をコンセントに
差込んで、希望する設定温度にサーモスタット等の温度
設定目盛１９を設定すると共にタイマーも設定しておく
と、お湯は自動的に沸すことができる。
【０００８】入浴する際には、給湯、給水混合栓１０を
開いて、浴槽に適当な温度のお湯を適量の水位になるま
で溜めてから入浴すればよい。本発明に於いては、貯湯
槽９に仕切板１３が設けられているので、通常は給湯栓
を開いて水道の水圧で貯湯槽の湯が送り出される際に、
水道蛇口からの給水側から順次熱い湯と水とが置き換え
られると共に、水は隣りの仕切部へと順次移動して行く
につれて漸時温められるので、通常の入浴中には急に温
度が下って水が出て来るようなこともない。又、シャワ
ーを使用する際には、お湯と水とを混合して使用するこ
ともできるので便利である。そして、使用した水やお湯
は排水口６ａ，７ａから排水管路７ｂ、排水ホースを経
て洗濯機等の排水口へと流される。又、屋内で使用する
際には浴室内の湯気は排気口３から排気ダクト等を経て
換気口や窓などから適宜室外へ排気することができる。
必要に応じて排気口部にファンを設けることもできる。
尚、夏場の給水制限等による水圧の低下に対応するため
には、貯湯槽の近くに小形の電動ポンプを備えておけ
ば、使用不能に陥ることもなくなる。
開いて、浴槽に適当な温度のお湯を適量の水位になるま
で溜めてから入浴すればよい。本発明に於いては、貯湯
槽９に仕切板１３が設けられているので、通常は給湯栓
を開いて水道の水圧で貯湯槽の湯が送り出される際に、
水道蛇口からの給水側から順次熱い湯と水とが置き換え
られると共に、水は隣りの仕切部へと順次移動して行く
につれて漸時温められるので、通常の入浴中には急に温
度が下って水が出て来るようなこともない。又、シャワ
ーを使用する際には、お湯と水とを混合して使用するこ
ともできるので便利である。そして、使用した水やお湯
は排水口６ａ，７ａから排水管路７ｂ、排水ホースを経
て洗濯機等の排水口へと流される。又、屋内で使用する
際には浴室内の湯気は排気口３から排気ダクト等を経て
換気口や窓などから適宜室外へ排気することができる。
必要に応じて排気口部にファンを設けることもできる。
尚、夏場の給水制限等による水圧の低下に対応するため
には、貯湯槽の近くに小形の電動ポンプを備えておけ
ば、使用不能に陥ることもなくなる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本願の発明によれ
ば、強化プラスチックス等の合成樹脂でできた簡易浴室
ユニットであるので軽量で且つ小型であるから運搬が容
易である。また電気ヒータを内蔵した貯湯槽を備えてい
るので、ガス、水道等の特別な配管工事を必要とせず、
容易に据付けができ、昼間の不用の時間にお湯を沸して
おくことができるので、仕事が終った時に何時でもすぐ
に入浴することができ、非常に便利である。そして場所
を取らないので、台所、廊下、ベランダ等にも簡単に据
付けることができるので小家族や単身の都市生活者にも
簡単に利用することができる。
ば、強化プラスチックス等の合成樹脂でできた簡易浴室
ユニットであるので軽量で且つ小型であるから運搬が容
易である。また電気ヒータを内蔵した貯湯槽を備えてい
るので、ガス、水道等の特別な配管工事を必要とせず、
容易に据付けができ、昼間の不用の時間にお湯を沸して
おくことができるので、仕事が終った時に何時でもすぐ
に入浴することができ、非常に便利である。そして場所
を取らないので、台所、廊下、ベランダ等にも簡単に据
付けることができるので小家族や単身の都市生活者にも
簡単に利用することができる。
【図１】本発明の全体斜視図である。
【図２】全体の縦断面図である。
【図３】下部貯湯槽部分の横断面図である。
【図４】貯湯槽の別な実施例の横断面図である。
１ 浴室ユニット本体 ２ 扉部 ３ 排気口 ６ 浴槽 ７ 洗場 ８ 電気ヒータ ９ 貯湯槽 １０ 混合蛇口 １１ シャワー １３ 仕切板 １４ 熱電対 １９ 温度設定目盛 ２０ キャスター
【手続補正書】
【提出日】平成４年４月１３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、内部に空間を有すると共に、出入口が形
成されたボックス状の浴室ユニット本体を強化プラスチ
ックス、その他のエンジニアリングプラスチックス等の
合成樹脂を用いて成形し、該本体の出入口には扉を開閉
自在に取付けると共に、該本体内には電気ヒータを内蔵
した貯湯槽を有する浴槽と洗場とを設けて簡易浴室ユニ
ットを構成し、該ユニットの側壁部には、可撓性チュー
ブにより水道蛇口に接続するための給水栓及び浴室から
洗濯機等の排水口へ接続するための排水管接続口を設け
ると共に、貯湯槽の電気ヒータや室内灯その他への給電
用差込みコードを設けたことにより、特別な配管工事を
必要とせず、通常の水道蛇口と電気コードの差込口さえ
あれば、畳一枚分の広さも要しないのでベランダ等の狭
い場所でも簡単に据付けることができる簡易浴室ユニッ
トとすることができた。電気ヒータとしては通常一般に
使用されているニクロム線等を用いた抵抗線ヒータから
なる投げ込みヒータ或いは電磁ヒータ又はセラミックス
ヒータ等を用いることができる。
成するために、内部に空間を有すると共に、出入口が形
成されたボックス状の浴室ユニット本体を強化プラスチ
ックス、その他のエンジニアリングプラスチックス等の
合成樹脂を用いて成形し、該本体の出入口には扉を開閉
自在に取付けると共に、該本体内には電気ヒータを内蔵
した貯湯槽を有する浴槽と洗場とを設けて簡易浴室ユニ
ットを構成し、該ユニットの側壁部には、可撓性チュー
ブにより水道蛇口に接続するための給水栓及び浴室から
洗濯機等の排水口へ接続するための排水管接続口を設け
ると共に、貯湯槽の電気ヒータや室内灯その他への給電
用差込みコードを設けたことにより、特別な配管工事を
必要とせず、通常の水道蛇口と電気コードの差込口さえ
あれば、畳一枚分の広さも要しないのでベランダ等の狭
い場所でも簡単に据付けることができる簡易浴室ユニッ
トとすることができた。電気ヒータとしては通常一般に
使用されているニクロム線等を用いた抵抗線ヒータから
なる投げ込みヒータ或いは電磁ヒータ又はセラミックス
ヒータ等を用いることができる。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】また、浴室内には、給水及び給湯用の混合
蛇口１０及びシャワー１１が設けられている。浴室ユニ
ットの底部に設けられている貯湯槽９は、四角い箱形を
したステンレス等でできていて、その外周は断熱材１２
で覆われており、また、内部は図３に見るように仕切板
１３が互い違いにジグザグ状に設けられ、該仕切板は補
強材の役をはたすと共に湯道を形成しており、各仕切板
の間に電気ヒータ８が設けられると共に熱電対１４が設
けられていて、貯湯槽の湯温調節ができるようになって
おり、お湯の出口近くの温度が下り過ぎると警報ランプ
１５がついて、給湯が停止するようになっている。この
際、少々温度が下がっても不都合ではないと判断した
ら、警報停止を解除して給湯を続行することができる。
そして、ユニット本体１の下部側壁には貯湯槽及び浴室
への給水用の接続端部１６が、フレキシブルパイプによ
り水道蛇口に接続可能に突出して設けられている。ま
た、本体下部の脚部に出入が自在のキャスター２０を設
けておけば、場所の移動が楽である。尚、ユニット本体
を構成する本体下部と本体上部と天井部との接続は、Ｈ
型パッキング、接着剤、その他の手段により気密状に接
着されている。また、浴槽と洗場とは別成形でもよい
が、気密性の点から一体成形したものをユニット内部に
気密状に嵌め込んで固定したものの方がよいし、更には
ユニット本体上部と本体下部及び浴槽、洗場とを一体成
形にすればなお気密性を良くすることができる。また、
給湯時に温度が下り過ぎることがないように、適温であ
る４０〜４２℃の湯温に給湯最低温度を設定しておくこ
ともできる。更に、室内灯として、赤外線ランプを用い
ると、外気温が低い時にも湯冷めすることがなくなる。
蛇口１０及びシャワー１１が設けられている。浴室ユニ
ットの底部に設けられている貯湯槽９は、四角い箱形を
したステンレス等でできていて、その外周は断熱材１２
で覆われており、また、内部は図３に見るように仕切板
１３が互い違いにジグザグ状に設けられ、該仕切板は補
強材の役をはたすと共に湯道を形成しており、各仕切板
の間に電気ヒータ８が設けられると共に熱電対１４が設
けられていて、貯湯槽の湯温調節ができるようになって
おり、お湯の出口近くの温度が下り過ぎると警報ランプ
１５がついて、給湯が停止するようになっている。この
際、少々温度が下がっても不都合ではないと判断した
ら、警報停止を解除して給湯を続行することができる。
そして、ユニット本体１の下部側壁には貯湯槽及び浴室
への給水用の接続端部１６が、フレキシブルパイプによ
り水道蛇口に接続可能に突出して設けられている。ま
た、本体下部の脚部に出入が自在のキャスター２０を設
けておけば、場所の移動が楽である。尚、ユニット本体
を構成する本体下部と本体上部と天井部との接続は、Ｈ
型パッキング、接着剤、その他の手段により気密状に接
着されている。また、浴槽と洗場とは別成形でもよい
が、気密性の点から一体成形したものをユニット内部に
気密状に嵌め込んで固定したものの方がよいし、更には
ユニット本体上部と本体下部及び浴槽、洗場とを一体成
形にすればなお気密性を良くすることができる。また、
給湯時に温度が下り過ぎることがないように、適温であ
る４０〜４２℃の湯温に給湯最低温度を設定しておくこ
ともできる。更に、室内灯として、赤外線ランプを用い
ると、外気温が低い時にも湯冷めすることがなくなる。
Claims (6)
- 【請求項１】 本体下部と本体上部と天井部とから成る
浴室ユニット本体を強化プラスチックス等の合成樹脂成
形体で構成すると共に、該ユニット本体の一側面に出入
口扉を設け、浴室ユニット本体の内部には合成樹脂で一
体成形した浴槽及び洗場を設け、該浴槽及び洗場の下部
には電気ヒータを内蔵した箱形の貯湯槽を備えて簡易浴
室を構成し、上記天井部には排気用ダクトが接続可能な
端部を有する排気口及び室内灯を設け、又、上記本体下
部の一側面には上記貯湯槽に給水するためのフレキシブ
ルパイプ用接続端部と浴槽及び洗場からの排水用ホース
接続端部及び給電用電気コード端子が設けられ、浴室ユ
ニット本体内部には給湯、給水混合栓及びシャワーが本
体壁面に接する浴槽縁から立上げて設けられていること
を特徴とする簡易浴室ユニット。 - 【請求項２】 貯湯槽の内部に仕切板が互い違いに上下
方向に設けられて、ジグザグ状の水路を形成しているこ
とを特徴とする請求項１に記載された簡易浴室ユニッ
ト。 - 【請求項３】 タイマーとサーモスタットにより自動湯
沸しが可能である貯湯槽としたことを特徴とする請求項
１に記載された簡易浴室ユニット。 - 【請求項４】 貯湯槽に補助ポンプを備えたことを特徴
とする請求項１に記載された簡易浴室ユニット。 - 【請求項５】 ユニット本体上部と本体下部と浴槽及び
洗場とを一体に成形したことを特徴とする請求項１に記
載された簡易浴室ユニット。 - 【請求項６】 ユニット本体下部と本体下部と浴槽及び
洗場とを一体に成形したことを特徴とする請求項１に記
載された簡易浴室ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4090057A JPH086476B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 簡易浴室ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4090057A JPH086476B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 簡易浴室ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146620A true JPH06146620A (ja) | 1994-05-27 |
| JPH086476B2 JPH086476B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=13987955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4090057A Expired - Lifetime JPH086476B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 簡易浴室ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086476B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006009392A1 (en) * | 2004-07-21 | 2006-01-26 | Float Bio Tech Co., Ltd. | Circulation bath |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4090057A patent/JPH086476B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006009392A1 (en) * | 2004-07-21 | 2006-01-26 | Float Bio Tech Co., Ltd. | Circulation bath |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH086476B2 (ja) | 1996-01-24 |
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