JPH0614563Y2 - 履き物用中敷き - Google Patents

履き物用中敷き

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JPH0614563Y2
JPH0614563Y2 JP1987117171U JP11717187U JPH0614563Y2 JP H0614563 Y2 JPH0614563 Y2 JP H0614563Y2 JP 1987117171 U JP1987117171 U JP 1987117171U JP 11717187 U JP11717187 U JP 11717187U JP H0614563 Y2 JPH0614563 Y2 JP H0614563Y2
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insole
foot
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footwear
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紘一 大石
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紘一 大石
大石 久夫
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は履き物に使用する中敷きに係るもので、詳しく
は、遠赤外線を放射する物質を、中敷きの成形原料中に
混練させることにより、その放射を中敷き各部において
均一にさせ、使用による脱臭とか足の血行促進効果を可
及的に向上させると共に、足の土踏まずに対応する部分
に膨出部を設けて、使用時の靴の履き疲れを防止するこ
とができる履き物用中敷きに関する。
(従来の技術) 従来使用されている履き物用の中敷きは、通気性良好な
素材により左右一対夫々足裏形に薄く成形したもので、
これの使用に当っては左側用中敷き、右側用中敷きを夫
々靴内の底部に敷き置き、この中敷きの使用により靴内
に発生する脱臭とか足裏等に生ずる水虫予防を計ったも
のである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記した従来の中敷きは使用によって靴
内の脱臭とか水虫予防等を計る目的で使用するが、しか
し、効果的な脱臭や水虫予防を計ることは期待できな
い。
しかも、従来の中敷きは、使用により足裏の血行を良く
したり、あるいは、足の疲労を減少させることはできな
い。
更に、この中敷きはその表面全体が平滑状に成形されて
いるので、この靴を履いたとき、足の土踏まず部と中敷
き面との間に空間を生じて、長時間使用すると足が疲労
する問題点を有するものであった。
本考案は前記した問題点を解消するためになされたもの
で、遠赤外線を放射する物質を、中敷きの成形原料中に
混練させることによりその成形時において、前記遠赤外
線放射物質が万遍なく全体に行き渡って、その放射を中
敷き各部において均一にさせ、使用による脱臭とか足の
血行促進効果を可及的に向上させると共に、足の土踏ま
ずに対応する部分に膨出部を設けて、使用時の靴の履き
疲れを防止することができる履き物用中敷きを提供すめ
ことを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本考案の手段は、 合成樹脂製素材と粉末状の遠赤外線放射物質とを、所
定の比率により攪拌混合して得た原料により、足の裏形
に見合う形状に形成させて、前記遠赤外線放射物質をそ
の内部と表層とに均一かつ全体に散在させた中敷きと、 該中敷きにおける表面の土踏まず部に足の土踏まずに
対応するに、前記中敷きと一体形成した膨出部と、 を備えさせた、 履き物用中敷きの構成にある。
(作用) 前記のように構成される本考案の履き物用中敷きは以下
に述べる作用を奏する。
合成樹脂製素材と粉末状の遠赤外線放射物質とを所定の
比率により攪拌混合すると、成形用の原料が得られるか
ら、公知の成形機に充填して所望の加工を行なうと、足
の裏形に見合う中敷きが形成される。
この中敷きは、該中敷きの内部および表面の全体へ、前
記遠赤外線放射物質が均一に散在するので、これを履き
物例えば靴内の底部に敷いておくと、この中敷きに混在
した遠赤外線放射物質が、膨出部を含めたその全体から
万遍なく電磁波を発し、この電磁波が足裏に作用して、
電磁波の共振・共鳴作用により靴内の脱臭とか殺菌を行
なうと共に、その作用により足裏の血行を良くし、水虫
の予防とか足裏に生じる疲労も回復させる。
また、中敷きにおける土踏まずに対応する部分に膨出部
を設けてあるので、この中敷きを使用した靴を履いたと
きは、足の土踏まずが中敷きに密着させることができる
から、中敷きと土踏まずとの間に空間を生じさせず、そ
のため、長時間使用しても足の疲労感がない。
(実施例) 次ぎに本考案に係る履き物用中敷きの一実施例を図面に
基づいて説明する。
各図において1は中敷きで、足の裏形すなわちこれを使
用する靴内の底部の大きさに見合う形状に成形してあ
る。
そして、その成形に用いる原料は、高分子である合成樹
脂製素材、例えばポリエチレンの粒状体に、粉末状の遠
赤外線放射物質2であるセラミックを混入し、その混入
割合は、ポリエチレン10に対しセラミックを1.6〜2.0の
比率により攪拌混合して全体がよく均一に馴染むように
した原料を得るもので、該成形原料を使用して公知のプ
ラスチック用射出成形機により前記した足裏形で所定の
厚さに成形する。
成形された中敷き1は、その内部および表面の全体へ万
遍なく前記セラミックの粉末が混在し、該中敷き1のど
の部分からも均一な遠赤外線が放射される。
すなわち、この放射は中敷き1の表面に接する足裏およ
び該裏面に接する底部へそれぞれ均一に行なわれる。
こうして、成形された中敷き1は、表面の全体に模様を
兼ねた滑り止め用の凹凸3を形成する。
また、通気性を良好とするためその全面へ多数の透孔4
を穿設して、換気と放熱が計れるようにしてある。
更に、表面の土踏まずの部分に前記中敷き1と一体的に
成形される半弧状の膨出部5を突設して、使用時該膨出
部5が足の土踏まずへ対応して、疲れの出ない履き心地
良好な使用が可能となるもので、当然のことながらこの
膨出部5からも遠赤外線が照射されるものである。
そして、この中敷き1の表面には、切取り用の案内線6
を表わして、足サイズに応じて爪先側とか踵側を所望に
切り取りことができるようにしてある。
なお、膨出部5の裏面に形成したいくつかの凹部7は、
成形後、肉厚部の早期硬化を図るためのものである。
前記実施例の履き物用中敷きを使用する場合、先ずサイ
ズが大きいときは、ハサミ等により切取りの案内線6に
沿って切り取り、これを足および履き物に合せてから、
そのままこの中敷き1を履き物へ入れて底部へ敷き使用
するもので、履き物を履いた場合、中敷き1の成形時、
合成樹脂製素材と共に混合した遠赤外線放射物質2が足
裏に作用して、足の血行を良くし足の疲労を和らげられ
た。
また、透孔4による通気性と相俟って水虫等の予防も図
ることができた。
更に、前記中敷き1の膨出部5へ足の土踏まずがピッタ
リと当接して、履き心地が良好となる上、長期間の使用
でも疲れを感じなかった。
(考案の効果) 本考案に係る履き物用中敷きは、前記のように足裏形の
中敷きを、合成樹脂製素材と粉末状の遠赤外線放射物質
とにより、所定比率で混合した原料により成形した構成
であるから、これを履き物内の底部に敷いて使用した場
合、原料中の遠赤外線放射物質より発する電磁波によっ
て、履き物内の脱臭を図ることができると共に、その電
磁波が足の血液に作用してその血行を良くし、長時間の
歩行等においても疲労を和らげ、常に履き心地の良好な
状態を保持するものである。
また、セラミック等による遠赤外線放射物質の混入によ
って足裏等の皮膚にも作用して、水虫の予防効果は格別
なものである。
更に、この中敷きは、成形用の原料を合成樹脂製素材と
粉末状の遠赤外線放射物質とにより攪拌混合して得たも
のであるから、該遠赤外線放射物質が前記素材へ万遍な
くまた確実に馴染んで両者の融和性が良好となるもの
で、成形後の中敷きは遠赤外線放射物質の均一な配合が
なされて、中敷きの内部およびその表面全体へ一律に前
記遠赤外線放射物質を混在させることができるため、こ
の中敷きのどの部分およびどの表面からも有効な放射が
行なわれて、前記した効果,効用を効率良く発揮でき
る。
また、前記した両者を攪拌混合させた原料により成形さ
れる中敷きは、その成形厚を可及的の薄くすることがで
きて、一体成形のため長期の使用においてもその強度は
十分に得られ、靴の底部へ敷いたとき必要以上の厚さ等
により利用者に違和感を与えたり、靴の使用に際して不
都合を生じさせたりすることがない。
更に、従来の成形法により簡便に成形されるので、大量
の生産を効率よくしかも高品質に行なうことができてコ
ストダウンにもつながる。
特にこの中敷きは、該中敷きにおける表面の土踏まず部
に足の土踏まずに対応する膨出部を前記中敷きと一体形
成したものであるから、使用時に足の土踏まずがこの膨
出部に密着して空間部を生じないので、長時間の使用で
あっても足の疲労感を感じさせない。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る履き物用中敷きの平面図。第2図
は同上側面図。第3図は要部の拡大断面図である。 図において1は中敷き.2は遠赤外線放射物質.5は膨
出部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製素材と粉末状の遠赤外線放射物
    質とを、所定の比率により攪拌混合して得た原料によ
    り、足の裏形に見合う形状に形成させて、前記遠赤外線
    放射物質をその内部と表層とに均一かつ全体に散在させ
    た中敷きと、該中敷きにおける表面の土踏まず部に足の
    土踏まずに対応するように、前記中敷きと一体形成した
    膨出部とを備えさせたことを特徴とする履き物用中敷
    き。
JP1987117171U 1987-07-30 1987-07-30 履き物用中敷き Expired - Lifetime JPH0614563Y2 (ja)

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