JPH0325602Y2 - - Google Patents

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JPH0325602Y2
JPH0325602Y2 JP7470388U JP7470388U JPH0325602Y2 JP H0325602 Y2 JPH0325602 Y2 JP H0325602Y2 JP 7470388 U JP7470388 U JP 7470388U JP 7470388 U JP7470388 U JP 7470388U JP H0325602 Y2 JPH0325602 Y2 JP H0325602Y2
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JP
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protrusions
small
base
cup molded
molded product
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JP7470388U
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、革靴、ゴム靴などの履物の内底面に
着脱自在に敷設する中敷及びこれらの履物に関す
るものである。
〈従来技術〉 従来此種のものは実開昭60−8603号公報や実開
昭60−154004号公報などに示されているように、
磁石材料からなる基材又は合成皮革、スポンジ材
よりなる基材の表面に単なる突起を多数設けて指
圧的効果、血行を良くする、通気性、滑り止め、
クツシヨン効果を期待するものであつた。
〈課題〉 しかしながら、これらの突起は均一なものであ
り、体重の掛り具合に関係なく均一に接触するた
め刺激効果が乏しく指圧効果が充分に発揮し得な
いものであると共に足裏のみ接触であつた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
であつて、その手段は基盤の表面全面に多数の大
きさの異なる小突起を設け、半カツプ成型物の側
縁にも突起を形成すると共に底面に切込みを形成
し、この半カツプ成型物を基盤の不踏部より後方
に取付け、及び履物本体の後部内面に固定したも
のである。
〈作用〉 本考案の上記手段によつて小さい突起では弱目
の接触、大きい突起では強目の接触をして効果を
大きくし、踵側面部にも刺激を与え、しかも足の
安定性を与えるものである。
〈実施例〉 本考案の実施の一例を図面について説明する
と、基盤Aはポリエステル繊維とHMF(ホツト
メルトフアイバー)とを混合した通気性のある不
織布をシート状に熱プレス加工(エンボス加工)
して履物着用者の足裏に対応する表面の全面に大
きさの異なる多数の小突起1,2を形成し、この
基盤Aを抗微生物処理剤第4類アンモニウム塩の
デイツピング処理によつて抗菌防臭加工を施して
各サイズの足形に裁断したもので、好ましくは不
踏部a1に大径状の突起1を、その他すなわち踵部
a2及び踏付部a3から爪先部a4に小径状の突起2を
配置するように設け、体重のかかりによつて接触
に強弱を付与させる。この基盤Aの不踏部a1より
後方に半カツプ成型物Bを取付ける。
半カツプ成型物BはRSS、アサプレンゴムをブ
レンドした合成ゴム、又はウレタン、発泡ウレタ
ン、EVA、ABSなどの合成樹脂或いは他の任意
な材料からなるカツプ状のもので側縁b1及び底面
b2を有し、その側縁b1の内面に多数の小突起3,
4を突設すると共に、底面b2には切込み5を形成
し、この半カツプ成型物Bを前記の基盤Aの不踏
部a1より後方又は履物本体Cの後部内面に縫着、
接着、などの手段によつて固定せしめる。
履物本体Cは此種の技術分野において周知の形
態および構造のもので、その後部内面すなわち踵
部側へその甲被cに側縁b1が接するように、半カ
ツプ成型物Bを固定する。
小突起1,2は、基盤Aの表面全面に略まんべ
んなく突設するもので、小突起1は小突起2より
も大径状とし基盤Aの不踏部a1に略4m/m径の
高さ1m/m程度の略半球状に突設し、小突起2
は、基盤Aの踵部a2及び踏付部a3から爪先部a4
わたつて、略3m/m径の高さも0.5m/m程度
の略半球状に突設したものであるが、これらに限
定されるものではない。
突起3,4は半カツプ成型物Bの側縁b1の内面
に多数突設する小突起であり、前記の突起1,2
と同様に、大きさの異なる小突起であるか、或い
は同じ大きさの小突起であつてもよく、図示のも
のは小突起3が大径のものであつて、着用者の足
の土不踏湾曲部に相応する側縁にこの大径の小突
起を設けており、他の部分すなわち踵部の周縁の
側縁には小径の小突起4を設けてなり、これらの
小突起3,4は基盤Aの小突起1,2と略対応す
る程度の大きさが好ましいものである。
いわゆるこれらの突起は足との接触部は小さい
方がよくあまり接触しない個所は大きい方がよい
のである。
切込み5は半カツプ成型物Bの底面b2の長さ方
向の略中央部に形成したものであり、半カツプ成
型物Bを基盤A又は履物本体Cに固着する場合、
その大きさによつて多少の変形又は歪みが生ずる
が、これを防止、吸収して安定的に取付け固定出
来るようにするものであつて、該切込み5がある
程度の巾を有する際はその巾で調整出来るけれど
も図示の如く、細巾の切縁状の場合には、前記の
変形、歪みにより対応し得るように、切込みの末
端部に調節孔5′を形成することによつて、より
一層安定的に取付けが出来るものとなる。
尚、前記実施例では大径及び小径の小突起のそ
れぞれ独立的に設けてあるが、大小の突起を混合
状態或いは連続状態に設けても同様の効果を奏す
るものである。
〈効果〉 本考案は基盤の表面全面に多数の大きさの異な
る小突起を設け、半カツプ成型物の側縁にも多数
の小突起を形成すると共に底面に切込みを形成
し、この半カツプ成型物を前記基盤の不踏部より
後方の周縁に取付けたから、足の裏及び踵側面部
を該小突起によつて刺激し指圧、マツサージ効果
を与え、血行を良くすると共に筋肉の疲れを柔ら
げる等、全身の器官の働きを促進する効果を有す
るものである。しかも、それらの突起が、大きさ
の異なるものからなるため、体重が掛かり強く接
触する踵部及び敏感な爪先部は小さな小突起によ
つて弱目の接触とし、やや接触の少なく刺激効果
の出易い不踏部は大径の突起を配して強目に接触
させ、より心地良い感触性を発揮するものであ
る。
これらの効果は前記半カツプ成型物を履物本体
の後部内面に固着せしめた場合についても同様で
あり、足により一層フイツトして安定的となるも
のである。
又、基盤をポリエステル繊維とHMFとを混合
せしめた不織布で構成することにより、吸水性及
び放湿性が高いものとなり足から発生する汗等を
吸収しかつ吸収した水分を揮発させることが出
来、これにより通気性に優れ、快適な履心地のも
のとなると共に、更に抗菌防臭加工をすることに
よつて、悪臭や皮膚病のもとになる皮膚表面、及
び靴下にとどまつた汗に細菌類が繁殖することを
抑制することが出来、衛生的なものとなる。
又、前記の不織布をシート状に熱プレス加工す
ることによつて履物のサイズ、および幅に適合対
応して裁断することが可能で製作も容易である。
しかも、基盤に半カツプ成型物を一体的に固着
することによつて、装着が着脱自在となり、水洗
になどの洗浄が出来、衛生上にも良いものである
と共に基盤の折損事故を抑制することも可能であ
る。
この半カツプ成型物をゴムで形成することによ
つて摩擦係数が高く、接触する中底に対して防滑
部材としての効果も発揮し安心した履心地とな
る。
又、この半カツプ成型物には切込みを形成して
あるから、固着に融通性がありワイズアジヤスト
が可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は中敷の平面図、第2図は半カツプ成型物の平
面図、第3図及び第4図は3−3線及び4−4線
に沿える断面図、第5図は半カツプ成型物を履物
本体に取付けた状態の縦断側面図、第6図は6−
6線に沿える断面図であり、図中、Aは基盤、a1
は不踏部、Bは半カツプ成型物、b1は側縁、b2
底面、Cは履物本体、1,2,3,4は小突起で
1,3が径の大きい突起、2,4が小径の突起、
5は切込みである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基盤の表面全面に多数の大きさの異なる小突
    起を設け、半カツプ成型物の側縁にも多数の小
    突起を形成すると共に底面に切込みを形成し、
    この半カツプ成型物を前記基盤の不踏部より後
    方に取付けた履物用中敷。 (2) 側縁及び底面を有する半カツプ成型物の側縁
    に多数の小突起を形成すると共に、底面に切込
    みを形成し、この半カツプ成型物を履物本体の
    後部内面に取付けた履物。
JP7470388U 1988-06-03 1988-06-03 Expired JPH0325602Y2 (ja)

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JP7470388U JPH0325602Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03

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JPH01178703U JPH01178703U (ja) 1989-12-21
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