JPH06144779A - クレーン制御システム - Google Patents

クレーン制御システム

Info

Publication number
JPH06144779A
JPH06144779A JP4321344A JP32134492A JPH06144779A JP H06144779 A JPH06144779 A JP H06144779A JP 4321344 A JP4321344 A JP 4321344A JP 32134492 A JP32134492 A JP 32134492A JP H06144779 A JPH06144779 A JP H06144779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crane
hoisted
height
cargo
hoisted cargo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4321344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3250159B2 (ja
Inventor
Hiroshi Toda
浩 戸田
Hiroyasu Sugiura
弘恭 杉浦
Hiromichi Miyazaki
裕道 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP32134492A priority Critical patent/JP3250159B2/ja
Publication of JPH06144779A publication Critical patent/JPH06144779A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3250159B2 publication Critical patent/JP3250159B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 作業効率及び安全性を向上するクレーン制御
装置を提供する。 【構成】 ホストコンピュータ21と、データの入力手
段22と、後述する機上制御装置30とデータの送受信
を行う通信モデム60とによりなるホスト制御装置20
と、機上コンピュータ31と、クレーンに設置されるセ
ンサ50からの信号を入力しクレーン制御盤40に指令
信号を出力するシーケンサ32と、前記ホスト制御装置
20とデータの送受信を行う通信モデム60とによりな
る機上制御装置30とにより構成するクレーン制御シス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木・建築作業等にお
けるクレーンの障害物への衝突等を防止し、建築物の構
築の出来高管理を行うクレーン制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】建築現場等において、クレーン周辺の柱
や梁など障害物によるクレーンの移動の規制域(以後規
制域という)は、工事の進行に伴い時々刻々と変化して
いく。このため、クレーン操作を自動制御する場合、ク
レーンが取付けた部材がクレーンの移動に対して障害物
となることを考慮して行う必要がある。従来のクレーン
衝突防止装置は、クレーンの使用台数、設置位置、クレ
ーンの形状等のデータ及び建築物を含む規制域に関する
データを予め設定し、コンピュータに入力してクレーン
の動きを制御する方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】前記した従来のクレ
ーン衝突防止装置にあっては、次のような問題点があ
る。障害物となり得る柱や梁が組み上がるごとに、コン
ピュータに規制域の範囲に関する設定情報を変更及び更
新する必要がある。しかし、柱や梁などの建築作業と同
時に、コンピュータに建築状況を入力することは非常に
困難である。このため、時々刻々と変化する建築状況を
リアルタイムに把握することができず、作業効率及び安
全性の低下の一因となっている。
【0004】
【本発明の目的】本発明は以上の問題を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、作業効率及
び安全性を向上するクレーン制御システムを提供するこ
とにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】すなわち本発明は、吊
り荷を吊り上げて所定の位置まで搬送するクレーン制御
システムにおいて、吊り荷のクレーンによる地切高さを
検知する手段と、この地切高さを基に、吊り荷の吊り降
ろしと同時に吊り上げ高さを算出する手段とを設け、ク
レーンにより吊り上げた吊り荷を算出された積上げ高さ
以上に吊り上げて搬送し、吊り降ろし位置において算出
された積上げ高さまで降下させることを特徴とするクレ
ーン制御システムである。
【0006】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の一実施例に
ついて説明する。本実施例は、建設現場における建築物
の構築に適用したものである。尚、その他の吊り荷等の
積上げ作業にも適用可能である。 <イ>全体の構成 図1にクレーン制御装置10を示す。クレーン制御装置
10は、ホスト制御装置20と機上制御装置30とクレ
ーン制御盤40とセンサ50とにより構成される。以下
各部について詳述する。
【0007】<ロ>ホスト制御装置 ホスト制御装置20は、ホストコンピュータ21と入力
機22とプリンタ23と通信モデム60とにより構成さ
れる。ホストコンピュータ21は、ハードディスクを内
蔵した公知のパソコンを使用できる。このホストコンピ
ュータ21は、システム操作方法をCRT上にグラフィ
ック表示したり、建方予定域・規制域・出来高・出来形
状等のデータを内蔵ハードディスクへ記録する機能を有
する。尚、システム操作方法とは、詳細には建方予定域
・規制域・出来高に関するデータを設定または変更する
方法などのことである。入力機22は、ホストコンピュ
ータ21に接続されるキーボードやマウスで構成され、
ホストコンピュータ21へのデータ入力時や操作時に使
用する。プリンタ23は、ホストコンピュータ21のハ
ードディスク等のデータなどを印刷するものである。通
信モデム60は、ホストコンピュータ21と後述する機
上コンピュータ31との間でデータを相互に伝送するた
めにデータの変調及び復調を行う通信装置である。
【0008】<ハ>機上制御装置 機上制御装置30は、機上コンピュータ31とシーケン
サ32と音声発生装置33とタッチパネル34と吊り荷
選択装置35と通信モデム60により構成される。機上
コンピュータ31は、ホストコンピュータ21と同様に
ハードディスクを内蔵した公知のパソコンを使用でき
る。この機上コンピュータ31は、システム操作方法・
クレーン動作状況・異常情報をCRT上に表示したり、
後述する音声発生装置33へ出力する機能を有する。
シーケンサ32は、前記機上コンピュータ31と接続さ
れており、クレーン70に設置されるセンサ50から信
号を受信して機上コンピュータ31に伝送し、またクレ
ーン制御盤40へクレーン運転制御信号を送信する機能
を有する。音声発生装置33は、機上コンピュータ31
より指令を受けて、システム操作方法・クレーン動作状
況・異常情報を音声出力する。タッチパネル34は、機
上コンピュータ31の入力手段及び操作手段であり、荷
卸位置・運転開始停止・建方予定域・規制域を機上コン
ピュータ31を入力する。吊り荷選択装置35は、吊り
荷71の種類の情報をシーケンサ32に入力する装置で
ある。
【0009】<ニ>クレーン制御盤 クレーン制御盤40は、前記機上制御装置30から作動
指令を受けてクレーン70の各部に作動電力を送信する
装置である。
【0010】<ホ>センサ センサ50は、クレーン70各部に配設されており、ク
レーン70の速度・現在位置・荷重・風速・作動状態・
異常情報を検知する。これら検知された信号は、前記シ
ーケンサ32へ伝送される。
【0011】
【作用】次にクレーン制御システム10の使用方法につ
いて説明する。 <イ>データの設定 ホストコンピュータ21に建方予定域・規制域を入力
し、内蔵のハードディスクに記憶させる。
【0012】<ロ>データの転送 ホストコンピュータ21に記憶された建方予定域・規制
域を機上コンピュータ31に各々の通信モデム60を介
して転送する。
【0013】<ハ>クレーンの運転 図2に吊り荷71の搬送工程を示す。まず、吊り荷71
の端部に接続されるワイヤ72にクレーンのフック73
の玉掛けを手動で行う。この時点からクレーン70の自
動運転を行う。機上コンピュータ31上のタッチパネル
34で運転開始を選択してクレーン70の自動運転を開
始する。クレーン70のフック73が上昇して行く。ク
レーン70のアームにかかる吊り荷71重量をセンサ5
0でサンプリングすることにより、吊り荷71の地切り
完了時を機上コンピュータ31で検知し、地切高さ(玉
掛けワイヤ長+吊り荷の長さ)を自動的に算出する。そ
して、吊り荷71を建方80の建方完了部81より上方
に巻き上げたら、巻き上げを完了する。次に、吊り荷7
1の横方向への搬送を行うため、クレーン70を横行・
旋回動作を同時に行う。クレーン70操作を自動的制御
するので、横行及び旋回の動作を同時に行え、吊り荷7
1の搬送時間を短縮できる。吊り荷71が荷卸位置82
の上方まで移動したら、クレーン70の横行・旋回を完
了する。次に、吊り荷71を降下させる。巻き上げ時に
機上コンピュータ31内に記憶されている吊り荷71の
地切高さを考慮して、荷卸位置82に吊り荷71を降下
させる。吊り荷71を荷卸位置82まで降下させたら、
自動運転を完了する。
【0014】<ニ>出来高の管理 吊り荷71を建方80に組み付ける。吊り荷71を建方
80内に組上完了と同時に、その組上について機上コン
ピュータ31内に規制域データとして入力する。そし
て、次の吊り荷71の搬送及び組上に、その規制域デー
タを反映させる。機上コンピュータ31からホストコン
ピュータ21に規制域データを転送し、ホストコンピュ
ータ21のプリンタ23で建方80の出来高を出力し
て、出来高管理を行う。
【0015】
【実施例2】図3に本実施例のクレーン制御システム1
1のブロック図を示す。本実施例は、建方構築に2台の
クレーン70a、70bを用いて行う場合における制御
システムである。両クレーン70a、70bの移動規制
域等を考慮して、ホストコンピュータ21で各機上コン
ピュータ31a、31bのデータを制御する。例えば、
クレーン70aにより建方を構築して完了すると同時
に、機上コンピュータ31aの建方予定域・規制域のデ
ータを変更し、そのデータを通信モデム60を介してホ
ストコンピュータ21に転送する。ホストコンピュータ
21の建方予定域・規制域及び出来高のデータを変更す
る。 次に、ホストコンピュータ21から通信モデム6
0を介して機上コンピュータ31bに変更した建方予定
域・規制域のデータを転送する。そして、そのデータを
機上コンピュータ31bに入力してクレーン70bに建
方80上の障害物を認知させることができる。クレーン
70bで建方を構築する場合は、機上コンピュータ31
b、ホストコンピュータ21、機上コンピュータ31a
の順にデータを転送して、データの変更を行い、クレー
ン70aに障害物を認知させることができる。この様
に、2台のクレーン70、70を自動制御して建方の構
築を行えるので、作業性の向上を図ることができる。ま
た、クレーン70を2台以上を用いて制御してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ> 建方に柱や梁等を組上げると、建方状況やクレ
ーンの移動に関する規制域等を自動的に入力する。この
ため、建方状況等のデータを手入力する必要がない。従
って、入力作業を省力化することが出来る。
【0017】<ロ> 建方の出来高を帳票等に出力する
ことにより、出来高の管理が容易に行える。
【0018】<ハ> 建方に柱や梁等を組上げる同時
に、規制域データとして制御するので、時々刻々と変化
する建方の構築状況をリアルタイムに把握できる。この
ため、建方構築の作業効率及び安全性を向上することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クレーン制御システムのブロック図
【図2】 建方組立の説明図
【図3】 実施例2のブロック図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り荷を吊り上げて所定の位置まで搬送
    するクレーン制御システムにおいて、 吊り荷のクレーンによる地切高さを検知する手段と、 この地切高さを基に、吊り荷の吊り降ろしと同時に吊り
    上げ高さを算出する手段とを設け、 クレーンにより吊り上げた吊り荷を算出された積上げ高
    さ以上に吊り上げて搬送し、吊り降ろし位置において算
    出された積上げ高さまで降下させることを特徴とする、 クレーン制御システム。
JP32134492A 1992-11-06 1992-11-06 クレーン制御システム Expired - Fee Related JP3250159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32134492A JP3250159B2 (ja) 1992-11-06 1992-11-06 クレーン制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32134492A JP3250159B2 (ja) 1992-11-06 1992-11-06 クレーン制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06144779A true JPH06144779A (ja) 1994-05-24
JP3250159B2 JP3250159B2 (ja) 2002-01-28

Family

ID=18131538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32134492A Expired - Fee Related JP3250159B2 (ja) 1992-11-06 1992-11-06 クレーン制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3250159B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101110117B1 (ko) * 2009-11-24 2012-01-31 현대로템 주식회사 크레인 제어 장치
JP6555457B1 (ja) * 2018-02-28 2019-08-07 株式会社タダノ クレーン及び玉掛け具の長さ取得方法
WO2019167893A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 株式会社タダノ クレーン及び玉掛け具の長さ取得方法
JP2021004123A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 株式会社タダノ クレーン及び出来高管理装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57102491A (en) * 1980-12-19 1982-06-25 Hitachi Ltd Method of renewing file of plurality of crane
JPS5889585A (ja) * 1981-11-24 1983-05-27 三菱電機株式会社 積山高さ検出装置付のクレ−ンの制御装置
JPS6151589A (ja) * 1984-08-21 1986-03-14 Kajima Corp クレ−ン揚重作業におけるサイクルタイム計測方法
JPS63247297A (ja) * 1987-03-31 1988-10-13 株式会社安川電機 天井走行クレ−ンの制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57102491A (en) * 1980-12-19 1982-06-25 Hitachi Ltd Method of renewing file of plurality of crane
JPS5889585A (ja) * 1981-11-24 1983-05-27 三菱電機株式会社 積山高さ検出装置付のクレ−ンの制御装置
JPS6151589A (ja) * 1984-08-21 1986-03-14 Kajima Corp クレ−ン揚重作業におけるサイクルタイム計測方法
JPS63247297A (ja) * 1987-03-31 1988-10-13 株式会社安川電機 天井走行クレ−ンの制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101110117B1 (ko) * 2009-11-24 2012-01-31 현대로템 주식회사 크레인 제어 장치
JP6555457B1 (ja) * 2018-02-28 2019-08-07 株式会社タダノ クレーン及び玉掛け具の長さ取得方法
WO2019167893A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 株式会社タダノ クレーン及び玉掛け具の長さ取得方法
US11542126B2 (en) * 2018-02-28 2023-01-03 Tadano Ltd. Crane and method for acquiring length of slinging tool
JP2021004123A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 株式会社タダノ クレーン及び出来高管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3250159B2 (ja) 2002-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9878885B2 (en) Crane controller
US7426423B2 (en) Crane or excavator for handling a cable-suspended load provided with optimised motion guidance
US20110006025A1 (en) Crane for handling a load hanging on a load cable
JPH08263138A (ja) 無人ダンプ走行コースデータ作成方法及び作成装置
CN111819148B (zh) 起重机及起重机的控制方法
CN110482409B (zh) 一种基于二维码的塔吊自动控制系统及控制方法
CN108358081B (zh) 可实现自动化吊装的智能塔吊系统的工作方法
JP2019069850A (ja) クレーンを使用して吊荷を移動させる方法
JP5258013B2 (ja) 天井クレーンによる搬送方法およびこの搬送方法を利用した天井クレーンシステム
JPH10258989A (ja) クレーンの自動運転装置
CN206751218U (zh) 一种智能塔吊系统
JP2512854B2 (ja) ケ―ブルクレ―ンの制御システム
JPH06144779A (ja) クレーン制御システム
ur Rehman et al. Adaptive input shaper for payload swing control of a 5-DOF tower crane with parameter uncertainties and obstacle avoidance
CN116853970A (zh) 塔机无人驾驶控制系统及无人驾驶控制方法
CN106480873A (zh) 强夯机自动控制系统和方法
JPH0549600B2 (ja)
EP3530607B1 (en) Crane 3d workspace spatial techniques for crane operation in proximity of obstacles
JP2639889B2 (ja) 大重量構造物のフローティングクレーンによる架設時の荷重管理システム
CN2663387Y (zh) 吊车全自动控制系统
JP2577127B2 (ja) ケーブルクレーン用バケット
JPH0428640B2 (ja)
RU2399576C1 (ru) Устройство управления строительной машиной (варианты)
CN1613747A (zh) 吊车全自动控制系统
CN220745205U (zh) 塔机无人驾驶控制系统

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees