JPH0614354B2 - 多値画像処理方法 - Google Patents

多値画像処理方法

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JPH0614354B2
JPH0614354B2 JP20777485A JP20777485A JPH0614354B2 JP H0614354 B2 JPH0614354 B2 JP H0614354B2 JP 20777485 A JP20777485 A JP 20777485A JP 20777485 A JP20777485 A JP 20777485A JP H0614354 B2 JPH0614354 B2 JP H0614354B2
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和彦 田中
直幸 宇橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多値画像の輪郭データをベクトル化する多
値画像処理方法に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、ビデオテックスシステムの普及が急速に広まって
いる。我が国ではCAPTAIN方式がNTTを中心に
発展してきており、北米等では、NAPLPS方式が発
展してきている。このビデオテックスシステムは、文字
情報だけでなく画像情報をもやりとりできるという点が
特徴であるが、画像情報は文字情報のように単純なコー
ド化によって伝達を行うことができないため、各方式は
この画像情報の取扱いについて独自の方法を取入れてお
り、また、独自の制約を化している。従って現在のとこ
ろ、CAPTAIN方式の画像とNAPLPS方式、あ
るいはその他のビデオテックスシステムの画像とは互換
性が全くない。
前者は画像をラスタ型の画像情報として取扱うのに比
べ、後者は主にベクタ型の画像情報として取扱ってい
る。そこで、CAPTAIN方式のラスタ型の画像情報
があったとしても、これをそのままNAPLPS方式の
ベクタ型の画像情報のビデオテックスシステムに利用す
ることはできない。また、現在急速に普及しているパー
ソナルコンピュータ等で作成されたコンピュータグラフ
ィックス画像をそのままNAPLPSシステムに利用す
ることもできない。
そこで、ラスタ型の画像情報をベクタ型の画像情報に変
換する作業が必要になる。NAPLPS方式における画
像のベクタ表現は、画像を複数の多角形で表わし、これ
らの多角形の頂点の座標を定義することによって画像を
表現するというものである。この場合、複数の多角形が
重なりあうときは、後から描画した図形が優先して表示
されることになる。そこで、ラスタ型の画像情報を多角
形表現を用いたベクタ型の画像情報に変換するために
は、原理的には、ラスタ型の画像情報を複数の多角形で
置換し、これらの多角形の頂点の座標をデータとして取
り出せばよいことになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、複雑な画像では多角形の数はかなり多く
なり、また、頂点の数はそれ以上に莫大な数となる。こ
のように情報量が増えると容量の大きな記憶手段を必要
とし、また変換に要する時間も長くかかるという問題点
があった。また、その画像データをピデオテックス(N
APLPS)端末に呼び出し表示する際にも時間がかか
る等の問題点もあった。
この発明は、上記の問顛点を解決するためになされたも
ので、画像を水平走査して同色画素の連続として現れる
ランのスタートカラム位置変動を捉えて符号化変換する
ことにより、ラスタ型の画像情報をできるだけ情報量の
少ないベクタ型の画像情報に変換できる多値画像処理方
法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る多値画像処理方法は、画像を水平走査し
て同色画素の連続として現れるランの位置と、この位置
と前記ランの前後のライン上でそのランに接続する同色
のランを示すポインタデータの集合を求め、このポイン
タデータの集合を順次参照しながら同色画素のランを追
跡し、各ランのスタートカラム値の変動に基づいてベク
タ型の画像情報に変換する。
〔作用〕
この発明においては、画像を水平走査して同色画素の連
続として現れるランの位置と、この位置と前記ランの前
後のライン上でそのランに接続する同色のランを示すポ
インタデータの集合を求め、このポインタデータの集合
を順次参照しながら同色画素のランを追跡し、各ランの
スタートカラム値の変動に基づいてベクタ型の画像情報
に変換するので、ラスタ型の画像情報をできるだけ情報
量の少ないベクタ型の画像情報に変換することが可能と
なる。
〔実施例〕
第1図(a),(b)はこの発明の一実施例を示す多値
画像処理方法を説明する模式図であり、同図(a)にお
いて、1はラスタ型の画像情報で、例えば同色の1つの
領域1aおよびこの領域1aと異なる色の領域1bから
構成されている。2a〜2eは各走査ラインで、矢印方
向に水平走査される。
同図(b)は同図(a)に示す領域1a,1bのランに
おける連結関係を示し、3a〜3gは前記領域1aのラ
ン(同一水平ライン上の同色画素の連続)で、ラン3a
が先頭ランの場合を示してある。4a,4bは前記領域
1bのランである。5a〜5gは前記ラン3a〜3bの
連結関係を示す矢印である。6aは前記ラン4a,4b
の連結関係を示す矢印である。なお、ラン3aは、例え
ば5画素が連続する同色画素を示してある。
第2図はラン記述子を説明する模式図であり、11はラ
ン記述子で、IDデータ11a,そのランの水平開始位
置を示すスタートコラム(SC)データ11b,そのラ
ンと連結する前走査ライン上にあるラン記述子を指すポ
インタデータ(UP)11c,そのランと連結する次走
査ライン上にあるラン記述子を指すポインタデータ(D
P)11dより構成される。
次に第3図を参照しながら第2図に示すラン記述子11
の機能について説明する。
第3図は第2図に示すラン記述子11の機能を説明する
模式図であり、21はコラム番号で、各走査ランンL
〜Lのコラム位置を示す。R〜R12はランで、斜線
で示すランR,R,R,R11は同色である。
第3図に示す同色画素を第2図に示すラン記述子11で
示すと、ランRは、IDデータ11aが『5』とな
り、スタートコラムデータ11bが『5』となり、ポイ
ンタデータ11cが前走査ライン、すなわち走査ライン
上にあるラン記述子11のIDデータ11a、すな
わち『2』を指し、ポインタデータ11dが次走査ライ
ン、すなわち、走査ラインL上にあるラン記述子11
のIDデータ11a、すなわち『8』を指している。
第4図は新生ランの状態を説明する模式図であり、31
はNEW記述子で、IDデータ31a,新生ランのライ
ン位置を示すラインポジションデータ(LP)31b,
そのランの色データ(CL)31c,その新生ランを記
述したラン記述子を指すポインタデータ31dより構成
される。例えば第3図に示すランRが新生ランである
場合、ランRをNEW記述子31により記述すると、
IDデータ31aが例えば『1』で、ラインポジション
データ31bが『L』で、色データ31cが例えば
『黒』で、ポインタデータ31dが『1』となる。
第5図はリンク記述子を説明する模式図であり、41は
リンク記述子で、1つのランと同色連結するランが前ま
たは後のライン上に2つ以上ある場合にラン記述子11
のUP11cやDP11dを拡張する働きを持つ。リン
ク記述子41は、IDデータ41a,接続するランを指
すポインタデータ41b,41c,このリンク記述子4
1に継続するリンク記述子を指すポインタデータ41d
等より構成される。
次に第6図(a),(b)を参照しながらリンク記述子
41の機能について説明する。
第6図(a),(b)はリンク記述子を説明する模式図
であり、同図(a)において、42はコラム番号で、各
走査ラインL〜Lのコラム位置を示す。R〜R
はランで、斜線で示すランR,R,R,R,R
は同色である。
同図(b)において、61,62,64,66,67は
ラン記述子で、それぞれランR,R,R,R
に対応する。63,65はリンク記述子を示す。
ランRはランR,Rと接続しているため、ラン記
述子64のUP(第2図に示すUP11cに相当する)
はリンク記述子63を指すことによって間接的にランR
,Rと接続していることを表す。すなわち、リンク
記述子63のポインタデータ(第5図に示すポインタデ
ータ41b,41cに相当する)にはラン記述子61,
62を指すためにそのID番号『1』,『3』がそれぞ
れ入る。リンク記述子63の3番目のポインタ(第5図
に示すポインタデータ41dに相当する)にはリンク記
述子63に継続するリンク記述子がないことを示す符号
が入る。
リンク記述子65の働きもこれと同様である。リンク記
述子65の3つのポインタには左から順に『7』,
『9』,『継続なし』が入る。そして、リンク記述子6
5はラン記述子64のDP(第2図に示すポインタデー
タ11dに相当する)から指示される。これによって、
ランRと後続のランR,Rは接続されていること
が示される。
このようして、1つのランに前後して複数のランが接続
する場合にも、その接続関係を容易に示すことができ
る。
次に第7図を参照しながらラクタ型の原画像データから
記述子データを作成する手順について説明する。
第7図はラスタ型の原画像データから記述子データを作
成する手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1) 〜(12)は各ステップを示す。
まず、現在ランの設定を行う (1)。この実施例では該設
定の際に、スキャンされた全てのランに対してID番号
とスタートカラム値(SC値)が決定されたラン記述
子、例えば第6図(a)に示したランR〜Rの記述
子が発生する。次いで、現在ランと接続する上のライン
のランを選び(2) 、接続するランが存在するかどうかを
判断する(3) 。この判断で、NOの場合は、新発生ラン
記述子の作成を行いステップ(7) 以降に進む(4) 。
一方、ステップ(3) の判断で、YESの場合は、次い
で、接続するランが複数個存在するかどうかを判断し
(5) 、NOならばステップ(7) 以降に進み、YESなら
ばリンク記述子の作成を行う(6) 。
次いで、現在ランと接続する下のラインのランを選び
(7) 、接続するランが複数個存在するかどうかを判断し
(8) 、NOならばステップ(10)以降に進み、YESなら
ばリンク記述子の作成を行う(9) 。続いて、現在ランを
ラン記述子に登録する(10)。次いで、1ライン分のラン
を登録したかどうかを判断し(11)、NOならばステップ
(1) に戻り、YESならば全ラインの検索ぱ終了したか
どうかを判断し(12)、NOならばステップ(1) に戻り、
YESならば制御を終了する。
次に第8図を参照しながらこの発明による多値画像のベ
クトル化方法について説明する。
第8図はこの発明による多値画像のベクトル化方法の一
例を説明するフローチャートである。なお、(1) 〜(13)
は各ステップを示す。
まず、NEW記述子31を1つ選択する(1) 。次いで、
選択したNEW記述子31のポインタデータ31dで示
される先頭ランより下向きにラン追跡を開始する(2) 。
ここで、現在のトレース方向が下向きならば、そのラン
記述子11のDP11d,上向きならUP11cを参照
する(3) 。そのポインタデータ31dが指すランが行止
まりランであるかどうか、すなわち、ポインタデータ3
1dが自分自身を指しているかどうか、またはNEW記
述子31を指しているかどうかを判断し(4) 、YESな
らばトレース方向を反転してステップ(3) に進み(5) 、
NOならば、ポインタデータ31dがリンク記述子を指
しているかどうかを判断し(6) 、NOならば、すなわ
ち、ポインタデータ11dが次のラン記述子を指してい
る場合は、その値を持つランを次ランとしステップ(9)
以降に進み(7) 、YESならば次のランとして最適なも
のを選択する(8) 。これは例えば追跡方向に沿って右側
のランを次のランとするというように決めればよい。次
いで、SC11bの変動から領域の輪郭の一部を符号
化、この実施例では第6図(a)に示すようにランR
の左上を開始点として下向きに同色ランの追跡を開始す
るため、ランRとランRのスタートカラム値(SC
値)11bの変動、すなわち、ランRとランRとの
それぞれのスタートカラム値(SC値(第6図(a)で
はSC値が「1」と「3」となるため「3」−「1」か
ら変動差分が「2」)11bの差分変動を求め、該差分
値と上下ラインのスタートカラム位置との関係からラン
の輪郭軌跡(第6図(a)に矢印で示す軌跡を示す)
が、例えば《下右2(変動差分)」と符号化され、これ
を所定のメモリに格納する(9) 。次いで、次ランが先頭
ランかどうかを判断し(10)、NOならば次ランを現在ラ
ンとしてステップ(3) に戻り(11)、YESならば1つの
領域の輪郭符号化を終了する(12)。次いで、全ての領域
の処理が終了したかどうかをNEW記述子31を参照し
て判断し(13)、NOならばステップ(3) に戻り、YES
ならば制御を終了する。
これにより、第6図(a)に示した同色ラン(図中の斜
線部)の符号化により、開始点から下向き(第6図
(a)の矢印で示す向き)に従って追跡すれば、「下右
2」→「下左2」→「下右3」→……と符号化され、上
記ステップ(12)を終了すると、開始点に戻り1つの
領域の輪郭符号化処理が終了し、結果としてベクタ型の
画像情報に変換される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば画像を水平走査
して同色画素の連続として現れるランの位置と、この位
置とランの前後のライン上でそのランに接続する同色の
ランを示すポインタデータの集合を求め、このポインタ
データの集合を求め、このポインタデータの集合を順次
参照しながら同色画素のランを追跡し、各ランのスター
トカラム値の変動に基づいてベクタ型の画像情報に変換
するので、ラスタ型の画像情報をできるだけ情報量の少
ないベクタ型の画像情報に変換することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はこの発明の一実施例を示す多値
画像処理方法を説明する模式図、第2図はラン記述子を
説明する模式図、第3図は第2図に示すラン記述子の機
能を説明する模式図、第4図は新生ランの状態を説明す
る模式図、第5図はリンク記述子を説明する模式図、第
6図(a),(b)はリンク記述子を説明する模式図、
第7図はラスタ型の原画像データから記述子データを作
成する手順の一例を示すフローチャート、第8図はこの
発明による多値画像のベクトル化方法の一例を説明する
フローチャートである。 図中、1が画像情報、1a,1bは領域、2a〜2eは
走査ライン、3a〜3g,4a,4bはラン、11はラ
ン記述子、31はNEW記述子、41はリンク記述子で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を水平走査して同色画素の連続として
    現れるランの位置と、この位置と前記ランの前後のライ
    ン上でそのランに接続する同色のランを示すポインタデ
    ータの集合を求め、このポインタデータの集合を順次参
    照しながら同色画素のランを追跡し、各ランのスタート
    カラム値の変動に基づいてベクタ型の画像情報に変換す
    ることを特徴とする多値画像処理方法。
JP20777485A 1985-09-21 1985-09-21 多値画像処理方法 Expired - Lifetime JPH0614354B2 (ja)

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JPS6269369A JPS6269369A (ja) 1987-03-30
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Title
電子通信学会技術研究報告PRL80−99(昭56−3−16)P.23−30

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