JPH0614333A - デジタルビデオカメラ信号処理装置 - Google Patents

デジタルビデオカメラ信号処理装置

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JPH0614333A
JPH0614333A JP4166058A JP16605892A JPH0614333A JP H0614333 A JPH0614333 A JP H0614333A JP 4166058 A JP4166058 A JP 4166058A JP 16605892 A JP16605892 A JP 16605892A JP H0614333 A JPH0614333 A JP H0614333A
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JP
Japan
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circuit
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matrix circuit
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JP4166058A
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Hidekazu Maeda
英一 前田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタルビデオカメラ信号処理装置におい
て、高周波領域の周波数特性を劣化させることなく、回
路構成を簡略化する。 【構成】 CCD2の出力であるYe,Cy,Mg,Grの
4つの信号を遅延回路13で所定の出力端子に振り分け、
第1のマトリックス回路14で輝度信号Y,色差信号C
r,Cbを出力し、更に第2のマトリックス回路15に輝度
信号Y,LPF16,17を通した色差信号Cr,Cbを入力
して、RGB信号を求める。そして、このRGB信号に
対し以降の処理でLPFなどによる帯域制限を施さずに
処理することでビデオ出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号処理を利
用したビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来例を図7を参照しながら説明
する。図7は、従来例のデジタルビデオカメラ信号処理
回路を示すもので、13は遅延回路、14は第1のマトリッ
クス回路、15は第2のマトリックス回路、16〜20はロー
パスフィルタ(以降LPFと称す)、21〜24はガンマ変換
回路、25は第3のマトリックス回路、26はアパーチャー
補正回路、27はラインメモリ、28はエンコーダをそれぞ
れ示す。
【0003】撮影情報を受光したCCDは、その受光量
に応じて光電変換し、電気信号として出力する。このC
CD出力はA/D変換等で処理され、遅延回路13でデー
タ信号が振り分けられて、第1のマトリックス回路14に
入力される。第1のマトリックス回路14では入力したデ
ータ信号に対して所定の演算を施し、第1の輝度信号
Y、第1の色差信号Cr,Cbを出力する。出力した第1
の輝度信号Yは、そのまま第2のマトリックス回路15に
入力され、また、第1の色差信号Cr,CbはLPF16,
17を通して第2のマトリックス回路15に入力される。第
2のマトリックス回路15は、入力した信号Y,Cr,Cb
をRGB信号に変換する。このRGB信号は、それぞれ
帯域制限のためのLPF18,19,20を通してガンマ変換
回路22,23,24に入力され、ガンマ補正を行い、第3の
マトリックス回路25に入力される。第3のマトリックス
回路25は入力したRGB信号を第2の輝度信号Yおよび
第2の色差信号R−Y,B−Yに変換する。そして得ら
れた第2の色差信号R−Y,B−Yはエンコーダ28に入
力される。
【0004】また、第1のマトリックス回路14で出力し
た第1の輝度信号Yは、ガンマ変換回路21に入力され、
ガンマ補正が施される。ガンマ変換回路21で出力した第
1の輝度信号Yは、LPF等によって帯域制限が施され
ていないため、高周波成分はそのまま残っている。そこ
で、第1の輝度信号Yの低周波成分と第2の輝度信号Y
とを入れ換えてなる輝度信号Yをアパーチャー補正回路
26に入力する。アパーチャー補正が施された輝度信号Y
は、最終的な輝度信号としてエンコーダ28に入力され
る。そして、エンコーダ28は、輝度信号Y、第2の色差
信号R−Y,B−Yを符号化してビデオ出力とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来アナログ処理で行
われていたCCDカメラの信号処理に、近年デジタル処
理を採用するようになってきた。そのため、デジタル信
号の処理回路のLSI化に際し回路構成の簡略化が望ま
れている。また、デジタル信号処理において回路構成を
簡略化するために輝度信号系の処理を行わないRGBだ
けの処理を行った場合、そのような構成では、輝度信号
の周波数特性が高周波領域で低下する傾向がある。CC
Dの高性能化等で画像の周波数特性が良くなった現状で
は、この高周波領域の周波数特性の劣化が無視できなく
なってきた。
【0006】このような課題を解決するために本発明
は、高域の周波数特性を劣化させることなく、回路構成
を簡略化にすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は、(1)、撮像素子からの光電変換信号
をA/D変換器でデジタル信号に変換し、該デジタル信
号の処理を行いビデオ信号を出力するデジタルビデオカ
メラ信号処理装置において、前記デジタル信号によるデ
ータを1水平走査期間だけ遅らせるラインメモリと、1
データ分遅らせる第1のラッチ回路と、前記ラインメモ
リの出力を1データ分遅らせる第2のラッチ回路からな
るデータ遅延回路と、該データ遅延回路の出力を第1の
輝度信号および第1の色差信号に変換する第1のマトリ
ックス回路と、前記第1のマトリックス回路からの出力
をRGB信号に変換する第2のマトリックス回路と、前
記RGB信号を非線形変換するガンマ変換回路と、該ガ
ンマ変換回路で変換された前記RGB信号を第2の輝度
信号および第2の色差信号に変換する第3のマトリック
ス回路と、前記第2の輝度信号を入力しアパーチャー補
正をする回路と、前記アパーチャー補正をされた第2の
輝度信号と上記第2の色差信号をエンコーダに入力しビ
デオ信号を送出する構成とする。
【0008】(2)、(1)において、アパーチャー補正をす
る回路に入力される信号が、ガンマ変換回路で変換され
たRGB信号のG信号をハイパスフィルターに通し抽出
した高周波成分と、第2の輝度信号をローパスフィルタ
ーに通し高周波成分を削除した成分との和とした構成と
する。
【0009】(3)、(1)において、データ遅延回路の出力
をデータクロック毎に信号を切り換える切り換え回路を
設け、第1のマトリックス回路と第2のマトリックス回
路を一つにしたマトリックス回路とした構成とする。
【0010】
【作用】本発明は、上述のように、まず、(1)の構成に
より、画質を落とすことなく、LPFやガンマ変換回路
が削減可能となり、回路構成の簡略化が図れる。
【0011】また、(2)の構成では、輝度信号の周波数
特性が低下する高周波領域の成分をその周波数領域で比
較的周波数特性の良いG信号の高周波成分で代用するこ
とにより、簡略化した回路構成でも高周波領域における
周波数特性の劣化防ぐことが可能になる。
【0012】更に、(3)の構成により、第1のマトリッ
クス回路でデータ信号を入れ替える必要がなくなるた
め、第1のマトリックス回路の出力にクロック誤差とな
る高周波成分の発生が防止される。よって、第1のマト
リックス回路の出力に設けていた帯域制限用のLPFを
削除できることで、第1と第2のマトリックス回路の合
成が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。なお、従来例と同一の部材
には同一の符号を付す。
【0014】図1は本実施例による信号処理装置を備え
たデジタルビデオカメラの基本構成を示すシステムブロ
ック図であり、1は記録レンズ、2は撮像素子であるC
CD、3はCDS(相関二重サンプリング)回路、4はA
/D変換器、5はラインメモリ、6はプロセス回路、7
は圧縮回路、8はタイミングコントローラ、9はアドレ
スコントローラ、10はCPU、11はメモリーカード、12
はデジタルカメラをそれぞれ示す。
【0015】記録レンズ1を通して入ってきた撮影情報
は、CCD2により光電変換がなされ出力される。この
CCD2には、図2で示すように、CCD2の受光素子
に対し、Ye(イエロ),Cy(シアン),Mg(マゼンタ),
Gr(グリーン)の色フィルタが、市松模様に重ねられて
いる。CCD2が受光した撮影情報は、色フィルタによ
って色分解され、その光量に応じて受光素子に電荷が蓄
積される。そして、CCD2は、蓄積された電荷を各ラ
イン毎のラスタースキャンにより撮影情報のデータ信号
として出力する。CCD2からのデータ信号は、CDS
回路3でリセットノイズ等が除去され、A/D変換器4
でデジタル信号に変換され、タイミングコントローラ8
のタイミングで制御されたアドレスコントローラ9によ
り、nライン分のラインメモリ5にデータ信号の読み書
きを行うことで、n×nのブロック(nは整数)単位の信
号に変換される。
【0016】ブロック単位のデータ信号は、プロセス回
路6によりブロック単位の輝度信号Y、色差信号R−
Y,B−Yに変換される。ブロック単位の輝度信号Y,
色差信号R−Y,B−Yは圧縮回路7により画像圧縮さ
れ、圧縮画像データはメモリカード11に記録される。こ
れらの一連のシーケンスはCPU10により制御される。
【0017】第1の実施例に係るプロセス回路6につい
て図3を参照しながら説明する。第1の実施例は、図7
で示す従来の技術で述べたプロセス回路6における帯域
制限のためのLPF18,19,20及び、ガンマ変換回路21
を含む第1の輝度信号Yの分岐回路を省いたものであ
る。
【0018】すなわち、補色市松の色フィルタを備えた
CCD2の出力であるYe,Cy,Mg,Grからなるデー
タ信号は、ラインメモリ5によりn×nのブロックに変
換され、図3で示すように遅延回路13に入力される。遅
延回路13はデータ信号、つまり、Ye,Cy,Mg,Grの
信号を所定の出力端子に振り分けるものである。この4
種のデータ信号は第1のマトリックス回路14により第1
の輝度信号Y、第1の色差信号Cr,Cbに変換される。
この3つの信号の中で、第1の輝度信号Yはそのまま、
第1の色差信号Cr,CbはLPF16,17を経て第2のマ
トリックス回路15に入力され、RGB信号に変換され
る。RGB信号はテレビ用のガンマ変換回路22,23,24
によりガンマ変換がなされ、変換されたRGB信号は第
3のマトリックス回路25により第2の輝度信号Y,第2
の色差信号R−Y,B−Yに変換される。ここで第2の
輝度信号Yはアパーチャー補正回路26とラインメモリ27
によりアパーチャー効果による高周波領域の出力の劣化
を補正するためのアパーチャー補正がかけられる。アパ
ーチャー補正回路28では注目する画素に対し、水平およ
び垂直アパーチャー補正を行い、水平アパーチャー補正
ではその隣り合う左右の画素から、垂直アパーチャー補
正ではその画素の上下の画素から補正を行う。このよう
にして、最終的な輝度信号Y,色差信号R−Y,B−Y
信号が得られ、エンコーダ28により色信号を変調し、ビ
デオ信号として出力される。
【0019】次に第1の実施例の作用を説明する。第1
のマトリックス回路14で得られた第1の輝度信号Yには
従来の技術で述べた帯域制限のためのLPFを通してい
ないため、第3のマトリックス回路25で得られる第2の
輝度信号Yには高周波成分が含まれている。よって、従
来の技術で述べたような、輝度信号を高周波成分と低周
波成分に分けて処理し、アパーチャー補正回路26に入力
する時に、2つの成分を一つにするといったプロセスが
不要となり、その分のLPFやガンマ変換回路が削除で
きる。
【0020】次に、第2の実施例を図4を参照しながら
説明する。第2の実施例は、第1の実施例で説明したプ
ロセス回路6における第3のマトリックス回路25より出
力する第2の輝度信号Yの高周波成分を、ガンマ変換回
路23より出力するG信号の高周波成分に置換したもので
ある。
【0021】すなわち、図4において、29はハイパスフ
ィルター(以下、HPFと称する)、30はアンプ回路、31
はLPF、32は加算器をそれぞれ示す。CCD2からの
データ信号は第1の実施例と同様に遅延回路13、第1,
第2のマトリックス回路14,15による演算処理を施すこ
とでRGB信号に変換される。このRGB信号は、ガン
マ変換回路22,23,24によるガンマ変換が施され、第3
のマトリックス回路25により第2の輝度信号Y、第2の
色差信号R−Y,B−Yに変換される。第2の色差信号
R−Y,B−Yはそのままエンコーダ28に入力される。
ところで、ガンマ変換回路23で出力したG信号はHPF
31によって高周波成分が抽出され、アンプ回路30でレベ
ル調整が行われ、加算器32に入力される。また、第3の
マトリックス回路25で出力した第2の輝度信号Yは、L
PF31によって高周波部分が除去され、加算器32に入力
される。加算器32は、HPF29からの高周波成分と、L
PF31からの高周波成分を除去した成分とを加算して、
アパーチャー補正回路26に信号を送る。アパーチャー補
正回路26は、入力された信号に対し所定のアパーチャー
補正を行い、最終的な輝度信号Yを出力する。この輝度
信号Yをエンコーダ28に入力することにより、エンコー
ダ28からビデオ信号が出力される。
【0022】次に第2の実施例の作用を説明する。一般
に、輝度信号Yの周波数応答は、高周波になるに従って
低くなる。第2の実施例は、この周波数応答性の低い領
域に対し、比較的周波数応答のよいG信号で代用するこ
とにより、最終出力の輝度信号Yの周波数応答を良好に
することが可能となる。
【0023】次に、第3の実施例を図5,図6を参照し
ながら説明する。第3の実施例に係るプロセス回路6
は、図5に示すように、第1の実施例のプロセス回路6
における遅延回路13から出力するデータ信号を切り換え
る切り換え回路33を設け、その出力を、第1,第2のマ
トリックス回路21,22を1つにまとめたマトリックス回
路34に入力することによりRGB信号を得るものであ
る。
【0024】以下、具体的に説明する。図6は、データ
遅延回路13および切り換え回路33の構成を示すものであ
る。データ遅延回路13は、前述したように、CCD出力
の4種類のデータ信号Ye,Cy,Mg,Grを所定の出力
端子に振り分けて出力するものである。そこで、便宜
上、データ遅延回路13の4出力を次のように第1〜第4
の出力と呼ぶことにする。すなわち、第1の出力は、ラ
インメモリ5によるn×nブロックにおいてiライン目
のデータでjピクセル目のデータをそのまま出力したも
の、第2の出力は、ラッチ回路35を経てiラインj−1
ピクセル目のデータを出力したもの、ラインメモリ5に
よりi−1ラインjピクセル目のデータを出力したも
の、第4の出力は、ラインメモリ5の出力をラッチ回路
36によりi−1ラインj−1ピクセル目のデータを出力
したものとする。データ遅延回路13から出力した4種類
の出力は、図6に示すように切り換え回路33を介して後
述するマトリックス回路34の4本の入力端子(図中A〜
D)に送られる。切り換え回路33は、マトリックス回路3
4の4本の入力端子に対して第1の出力と第2の出力
間、及び、第3の出力と第4の出力間を互いにクロック
毎に切り換えるものである。従って、例えば、n×nの
ブロック単位のデータ信号は、n=8であって、図2に
示す8×8の信号の配列であるとする。そこでi=5,
j=4のとき、第1の出力はYe,第2の出力はCyとな
り、入力端子AにはYe、入力端子BにはCyが入力され
る。次にi+1ラインjピクセルのデータすなわち、i
=5,j=5のデータに移った第1の出力はCy、第2
の出力はYeとなるが、切り換え回路33により、入力端
子AにはYe、入力端子BにはCyが入力される。以降同
様に、第1,第2の出力はYeとCyが交互に変わるが、
入力端子AにはYe、入力端子BにはCyが変わらず入力
される。入力端子C,Dについても同様に、Mg,Grが
変わりなく入力される。
【0025】切り換え回路33から出力した4種の信号は
図5に示すようにマトリックス回路34に入力される。マ
トリックス回路34は、第1,第2のマトリックス回路1
4,15を合成したものである。具体的に説明すると、第
1,第2のマトリックス回路14,15は次の行列からな
る。
【0026】
【数1】
【0027】そして、マトリックス回路34は次の演算式
で表すことができる。
【0028】
【数2】
【0029】次に、第3の実施例に作用について説明す
る。まず、切り換え回路33によりCCD2からのデータ
信号Ye,Cy,Mg,Grの配列を入れ替えることで、こ
れら4種の信号を入力し演算を行うマトリックス回路の
出力に誤差となる高周波成分の発生を防ぐことができ
る。つまり、従来は、データ信号Ye,Cy、およびM
g,Grの間でデータ信号が入れ替わった状態で第1のマ
トリックス回路14に入力されるため、第1のマトリック
ス回路14では、入力信号、または、演算結果を入れ替え
る処理が必要となり、クロック毎に誤差となる高周波成
分が発生することがあった。第3の実施例は、その点を
未然に防いだものである。また、従来は、第1のマトリ
ックス回路14の出力に発生した誤差となる高周波成分を
除去するためのLPF16,17を備えていたが、第3の実
施例では、上述のように誤差となる高周波成分の発生を
防止しているためLPF16,17を削除できる。よって、
第1のマトリックス回路14から第2のマトリックス回路
15へ直接信号を出力することが可能となるために、両者
をまとめて1つのマトリックス回路34にすることができ
る。
【0030】
【発明の効果】上述した本発明では、次に記載する効果
を奏する。
【0031】まず、第1のマトリックス回路で出力した
輝度信号に対し帯域制限を行うLPFを削除することに
より、アパーチャー補正回路に入力する輝度信号には、
高周波成分が含まれるため、従来における輝度信号の高
周波成分を抽出する信号経路が削除可能となり、回路規
模が削減できる。
【0032】また、輝度信号の高周波領域の成分にG信
号の高周波成分を代用することで回路構成が簡単でかつ
最終出力の輝度信号の周波数応答をよくすることが可能
となる。
【0033】更に、切り換え回路によりデータをクロッ
ク毎に切り換えることで、2つのマトリックス回路によ
る演算処理を1つのマトリックス回路で処理しても、画
質を劣化させずにマトリックス演算のための乗算器を節
約することが可能となり、IC化したときのチップサイ
ズを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデジタルビデオカメラ信
号処理装置を備えたデジタルカメラの基本構造を示すブ
ロック図である。
【図2】CCDのカラーコーディングを示す模式図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例に係るデジタルビデオカ
メラ信号処理装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るデジタルビデオカ
メラ信号処理装置を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るデジタルビデオカ
メラ信号処理装置を示すブロック図である。
【図6】CCD出力の遅延回路及び切り換え回路を示す
説明図である。
【図7】従来例に係るデジタルビデオカメラ信号処理装
置を示すブロック図である。
【符号の説明】
2…CCD(撮像素子)、 4…A/D変換器、 5…ラ
インメモリ、 6…プロセス回路、 13…遅延回路、
14…第1のマトリックス回路、 15…第2のマトリック
ス回路、 16〜20…LPF、 21〜24…ガンマ変換回
路、 25…第3のマトリックス回路、 26…アパーチャ
ー補正回路、 28…エンコーダ、 29…HPF、 31…
LPF、 32…加算器、 33…切り換え回路、 34…マ
トリックス回路、 35,36…ラッチ回路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/07 C 8943−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子からの光電変換信号をA/D変
    換器でデジタル信号に変換し、該デジタル信号の処理を
    行いビデオ信号を出力するデジタルビデオカメラ信号処
    理装置において、前記デジタル信号によるデータを1水
    平走査期間だけ遅らせるラインメモリと、1データ分遅
    らせる第1のラッチ回路と、前記ラインメモリの出力を
    1データ分遅らせる第2のラッチ回路からなるデータ遅
    延回路と、該データ遅延回路の出力を第1の輝度信号お
    よび第1の色差信号に変換する第1のマトリックス回路
    と、前記第1のマトリックス回路からの出力をRGB信
    号に変換する第2のマトリックス回路と、前記RGB信
    号を非線形変換するガンマ変換回路と、該ガンマ変換回
    路で変換された前記RGB信号を第2の輝度信号および
    第2の色差信号に変換する第3のマトリックス回路と、
    前記第2の輝度信号を入力しアパーチャー補正をする回
    路と、前記アパーチャー補正をされた第2の輝度信号と
    上記第2の色差信号を入力しビデオ信号を送出するエン
    コーダとからなることを特徴とするデジタルビデオカメ
    ラ信号処理装置。
  2. 【請求項2】 アパーチャー補正をする回路に入力され
    る信号が、ガンマ変換回路で変換されたRGB信号のG
    信号をハイパスフィルターに通し抽出した高周波成分
    と、第2の輝度信号をローパスフィルターに通し高周波
    成分を削除した成分との和であることを特徴とする請求
    項1記載のデジタルビデオカメラ信号処理装置。
  3. 【請求項3】 データ遅延回路の出力をデータクロック
    毎に信号を切り換える切り換え回路を設け、第1のマト
    リックス回路と第2のマトリックス回路を一つにしたマ
    トリックス回路としたことを特徴とする請求項1記載の
    デジタルビデオカメラ信号処理装置。
JP4166058A 1992-06-24 1992-06-24 デジタルビデオカメラ信号処理装置 Pending JPH0614333A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999025123A1 (fr) * 1997-11-11 1999-05-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Circuit de traitement des signaux de couleur
JP2009267762A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置

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WO1999025123A1 (fr) * 1997-11-11 1999-05-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Circuit de traitement des signaux de couleur
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