JPH0614321U - ドレーン - Google Patents

ドレーン

Info

Publication number
JPH0614321U
JPH0614321U JP5808492U JP5808492U JPH0614321U JP H0614321 U JPH0614321 U JP H0614321U JP 5808492 U JP5808492 U JP 5808492U JP 5808492 U JP5808492 U JP 5808492U JP H0614321 U JPH0614321 U JP H0614321U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
drain
pipe
fence member
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5808492U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0650585Y2 (ja
Inventor
千寿夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altech Corp
Original Assignee
Altech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Altech Corp filed Critical Altech Corp
Priority to JP5808492U priority Critical patent/JPH0650585Y2/ja
Publication of JPH0614321U publication Critical patent/JPH0614321U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0650585Y2 publication Critical patent/JPH0650585Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物における排水の円滑化及び美観の向上
並びに各階の排水管の連結固定の簡単化を図る。 【構成】 中央を排水通路22とした漏斗状のアルミ合
金製又は合成樹脂製のドレーン本体21の大径部23の
上面に、放射状に柵部材24を複数立設すると共に、排
水通路22の内壁に沿い該排水通路22の軸心に対し対
称に複数の分流壁27を柵部材24より突出して立設
し、これら分流壁27の柵部材24と略等しい高さ位置
に管受座28を形成する。又円筒状の下側部分33とテ
ーパを付した上側部分34とからなる、アルミ合金製又
は合成樹脂製のカバー32の下側部分33に、カバー3
2をドレーン本体21に上方から被覆した際に柵部材2
4により流入排水が分流されるように排水流入口35を
設けると共に、上側部分34にも排水流入口38を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物における排水の円滑化及び美観の向上並びに各階の排水管の 連結固定の簡単化等を図り得るドレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築物の屋上や各階のベランダ等の排水口に採用されているドレーンは 、一体成形で加工した鋳鉄製品であって、その外面に防錆性の塗料を塗布したも のである。
【0003】 具体的に図4及び図5を参照しつつ各階のベランダの排水口に採用されている ドレーンを例にとり説明する。
【0004】 即ち、中央に排水管部分2を又該排水管部分2の上端に上方に広がるように鍔 部3を形成し且つ固定用金具4を鍔部3下側に備えた鋳鉄製のドレーン1を、ベ ランダの排水口部における排水管5に排水管部分2が連通するように、フロア6 に埋設固定していると共に、上階の排水口部から前記排水管5の真上に突出せる 排水管7とドレーン1との間に、図5に示す如く周面に排水流入口9を多数穿設 してあるテーパ付の連結管8が設置されていて該連結管8の下端がドレーン1の 鍔部3にボルト10により固定されており、更に排水管7の下端部が連結管8の 上端部に内嵌していて、螺子11を三方向から連結管8の内側に捩込むことによ り排水管7の排水は落下状態で排水管5へ又フロア6部分の排水はドレーン1の 鍔部3上面及び連結管8の排水流入口9を通り排水管5へ夫々導出されるように なっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記ドレーンは、ベランダのフロアから多量の排水が流込んだ場 合に渦流が生じて溢水状態になり排水が阻害されることになり、又防錆性の塗料 が剥離することにより酸化が生じて腐食し耐久性に劣ると共に、表面上に生じた 錆の赤茶色が建築物の表面に現われて建築物の美観を大いに損っており、しかも 上階からの排水管の下端と連結管の上端との連結固定を三方向から螺子を均等に 捩込むことにより行っているので面倒であって作業スペースを必要とする、等の 不具合な点があった。
【0006】 本考案は、上記実情に鑑み、排水の円滑化及び建築物の美観の向上並びに各階 の排水管の連結固定の簡単化を図り得るドレーンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、中央部に下向きの排水通路を備えた漏斗状のアルミ合金製又は合成 樹脂製のドレーン本体の大径部上縁部に、放射状に所要間隔で柵部材を立設し、 前記ドレーン本体の排水通路の内壁に沿い該排水通路の軸心に対し対称に分流壁 を複数立設すると共に、該分流壁の上側部分に管受座を形成し、且つ前記ドレー ン本体に上方から被覆した際に柵部材により流入排水が分流するように排水流入 口を周縁に複数所要間隔で設けた、アルミ合金製又は合成樹脂製のカバーを備え たことを特徴とするドレーン、にかかるものである。
【0008】
【作用】
本考案によれば、ドレーン本体の排水通路の内壁に沿い立設した複数の分流壁 により、ドレーン本体の大径部から流込んだ排水は分流されて渦流となることな く排水通路に導出されるので、ドレーン本体からの溢水が防止されて円滑に排水 され、又ドレーン本体及びカバーがアルミ合金製又は合成樹脂製であるので、錆 が生じることなく耐久性に優れていると共に、錆に起因する赤茶色が建築物の表 面に現われることなく、しかもドレーン本体の柵部材及びカバーの排水流入口に より枯れ葉等のゴミの流入が防止される。
【0009】
【実施例】
図1及び図2を参照しつつ本考案の実施例を、建築物の各階のベランダ排水口 に適用した場合を例にとり説明する。
【0010】 図中21は漏斗状のアルミ合金製又は合成樹脂製のドレーン本体にして中央部 には下向きに排水通路22が形成されていると共に、該排水通路22の上端には 上向きに広がるようなテーパを有する大径部23が形成されており、該大径部2 3の上側傾斜面に柵部材24が排水通路22の軸心を中心として放射状に所要間 隔で立設されており、更に排水通路22の軸心を中心として対称にボルト穴26 付の取付座25が複数(図では3個)ドレーン本体21の大径部23の上側傾斜 面にその内側縁23Aと高さを合わせ且つ上面を水平にして設けられている。
【0011】 又前記ドレーン本体21の排水通路22の内壁に沿い該排水通路22の軸心に 対し対称に分流壁27が複数(図では3個)前記柵部材24より突出して立設さ れており、これら分流壁27の上側部分の所要位置(柵部材24の上端と略同じ 高さ位置)には管受座28が形成されていて、排水管が分流壁27の上端に外嵌 した状態で管受座28に排水管が連結固定されるようになっていると共に、管受 座28から分流壁27の上端に行くに従い幅狭になるようにテーパ面29が設け られており、且つドレーン本体21の大径部23の下面所要位置に(取付座25 の直下に該当する大径部23の下面位置に)、アルミ合金製又は合成樹脂製の固 定用棒材31を嵌装した固定部材30が複数(図では3個)設けられており、し かも取付座25のボルト穴26の直下部に該当する固定部材30の部分はボルト 穴を穿設できる厚みを有している。
【0012】 図中32は前記ドレーン本体21の大径部23に上方から被覆するための、ア ルミ合金製又は合成樹脂製のカバーであり、柵部材24と略同じ高さ寸法の円筒 状の下側部分33と下向きに広がるテーパ状の上側部分34とから形成されてお り、ドレーン本体21の大径部23にカバー32を被覆した場合、ドレーン本体 21の排水通路22の軸心を中心として放射状にある柵部材24の放射ライン上 に中央部が位置するように、カバー32の下側部分33に複数の排水流入口35 が形成されていて、これら排水流入口35からの流入排水が柵部材24により分 流されるようになっている。
【0013】 更にカバー32をドレーン本体21の大径部23に被覆した際に前記取付座2 5に重合するように、3個の取付部材36がカバー32の下側部分33に内側に 突出して設けられており、この際に取付座25のボルト穴26に連通するように 各取付部材36にボルト穴37が穿設されており、カバー32の上側部分のテー パ部にも排水流入口38が複数放射状に開口されていると共に、カバー32の天 井部はドレーン本体21の分流壁27に連結固定する排水管の径寸法に合わせて 管挿入孔39が刳貫かれている。
【0014】 次に前記の如く構成したドレーンの使用について図2を参照しつつ説明する。
【0015】 前記ドレーン本体21をベランダのフロア40の排水口部分に配し、ドレーン 本体21の大径部23の上縁をベランダのフロア40の表面に合せると共に排水 通路22下端を排水管41に内嵌して連通せしめた状態にしてから排水通路22 の下端外側と排水管41の上端内側との間にコーキング材42を充填して隙間を 塞ぎ、次いでドレーン本体21の下面外側部分とベランダのフロア40の排水口 部分との間の隙間にモルタル43を注入し固化する。そうするとドレーン本体2 1は、固定部材30に嵌装せる固定用棒材31によりしっかりとベランダのフロ ア40の排水口部分に固定されたことになると共に、排水はフロア40、ドレー ン本体21の大径部23及び排水通路22を通り排水管41に導出されることに なる。
【0016】 前記の如くフロア40にドレーン本体21を配設してから、上階のベランダの 排水を行う排水管44の下端をカバー32の管挿入孔39に挿入した状態にする と共に、排水管44の下端をドレーン本体21の分流壁27の上端に上方から管 受座28まで外嵌して該管受座28に載置した状態にすることにより排水管44 をドレーン本体21に連結固定する。即ち、分流壁27の上端から管受座28に 行くに従い幅広となるようにテーパ面29を形成してあるので、該テーパ面29 を排水管44を分流壁27に外嵌する際のガイドとすることができて便利であり 、しかも排水管44とドレーン本体21との連結固定は、排水管44を分流壁2 7に外嵌するだけでよいので狭い作業場所でも容易に行うことができる。しかも 排水管44の下端を三方向から分流壁27の管受座28により支持するので、排 水管44に芯振れが生ずることがない。
【0017】 しかる後にカバー32を加工してその取付部材36をドレーン本体21の取付 座25に重合しボルト穴37と26とを連通状態にし、これらボルト穴37,2 6にボルト45を捩込むことによりカバー32をドレーン本体21に取付けて図 2の状態とする。
【0018】 斯かる状態において、フロア40より凹んでいる個所(ドレーン本体21)に 、雨水等による多量の排水がカバー32の排水流入口35を通り全方向から排水 通路22に向って流込むと、通常排水通路22の軸心部を中心とした渦が生じこ の渦により溢水状態になるが、ドレーン本体21に3個の分流壁27が立設して あるので、該ドレーン本体21への流入、排水が3個の分流壁27に衝突して流 入排水が3個所で分流され各分流壁27に沿い排水通路22に流込み排水管41 に導出される。従って渦流により溢水状態が生じることなく円滑に排水を行うこ とができる。
【0019】 又カバー32の排水流入口35とドレーン本体21の柵部材24とにより二重 に柵がめぐらされた状態にあるので、枯れ葉等のゴミの流入を効果的に防止でき る。
【0020】 更に本考案のドレーンを建築物の屋上に使用する場合には、図3に示す如く天 井部に管挿入孔39を設けずに排水流入口46を設けたカバー32を用いる。こ の際、ドレーン本体21の屋上面への配設は、図2に示す如くして行う。
【0021】 従って各階のベランダのフロア40に設置した場合と同様に渦流による溢水状 態が生じることなく円滑に排水を行うことができる。
【0022】 尚本考案は、図示し説明した実施例にのみ限定されることなく、例えばドレー ン本体21における取付部材36の数は3個以外の複数にすることは任意であり 、その他、本考案の要旨を逸脱しない限り種々の変更を加え得ることは勿論であ る。
【0023】
【考案の効果】
以上述べたように本考案のドレーンによれば、上側部分に管受座を形成した分 流壁をドレーン本体に立設したので、溢水防止を行い得て円滑な排水を行い得ら れると共に、上階からの排水管の連結固定を簡単にしかも芯振れを生ぜしめるこ となく行い得られ、又ドレーン本体及びカバーをアルミ合金製又は合成樹脂製と したので、錆が生ずることがなくて耐久性を向上できて錆による建築物の汚れを なくし得て建築物の美観の向上を図り得られ、しかもカバーの周縁に設けた排水 流入口とドレーン本体に立設した柵部材とにより二重の柵を形成したので、枯れ 葉等のゴミの流入を防止できる、等種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のドレーンの構造を示す一部切断斜視図
である。
【図2】本考案のドレーンをベランダのフロアに使用し
た場合を示す縦断面図である。
【図3】本考案のドレーンを屋上に使用する場合のカバ
ーを示す一部切断斜視図である。
【図4】ベランダのフロアに使用する従来のドレーンの
構造を示す縦断面図である。
【図5】図4に示す連結管の形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 ドレーン本体 22 排水通路 23 大径部 24 柵部材 25 取付座 27 分流壁 28 管受座 29 テーパ面 30 固定部材 32 カバー 35 排水流入口 36 取付部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に下向きの排水通路を備えた漏斗
    状のアルミ合金製又は合成樹脂製のドレーン本体の大径
    部上縁部に、放射状に所要間隔で柵部材を立設し、前記
    ドレーン本体の排水通路の内壁に沿い該排水通路の軸心
    に対し対称に分流壁を複数立設すると共に、該分流壁の
    上側部分に管受座を形成し、且つ前記ドレーン本体に上
    方から被覆した際に柵部材により流入排水が分流するよ
    うに排水流入口を周縁に複数所要間隔で設けた、アルミ
    合金製又は合成樹脂製のカバーを備えたことを特徴とす
    るドレーン。
JP5808492U 1992-07-27 1992-07-27 ドレーン Expired - Lifetime JPH0650585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5808492U JPH0650585Y2 (ja) 1992-07-27 1992-07-27 ドレーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5808492U JPH0650585Y2 (ja) 1992-07-27 1992-07-27 ドレーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0614321U true JPH0614321U (ja) 1994-02-22
JPH0650585Y2 JPH0650585Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=13074064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5808492U Expired - Lifetime JPH0650585Y2 (ja) 1992-07-27 1992-07-27 ドレーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0650585Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014169591A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Daichi Koei Kk 床版水抜き管及び該床版水抜き管を使用する橋面排水システム施工方法
JP6410975B1 (ja) * 2018-02-13 2018-10-24 ダイチ工営株式会社 床版水抜き管及び該床版水抜き管を使用する橋面排水システム施工方法
JP2020063614A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 第一機材株式会社 ドレン装置及びルーフドレンシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014169591A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Daichi Koei Kk 床版水抜き管及び該床版水抜き管を使用する橋面排水システム施工方法
JP6410975B1 (ja) * 2018-02-13 2018-10-24 ダイチ工営株式会社 床版水抜き管及び該床版水抜き管を使用する橋面排水システム施工方法
JP2019138062A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 ダイチ工営株式会社 床版水抜き管及び該床版水抜き管を使用する橋面排水システム施工方法
JP2020063614A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 第一機材株式会社 ドレン装置及びルーフドレンシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0650585Y2 (ja) 1994-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5372715A (en) Siphonage floor drain and port protector
US4207632A (en) Drain means
US5735091A (en) Roof drain
US6687926B1 (en) Waste and overflow drain adaptor device
CA3097660A1 (en) Floor sink
JPH0650585Y2 (ja) ドレーン
US20020153049A1 (en) Overflow drain outlet cover system
EP1076135A1 (en) Cascade bath spout apparatus
US6341618B1 (en) Plumbing stop valve and method of use
JP3267939B2 (ja) ドレーン
JPH1143976A (ja) 排水トラップ
JP2528063B2 (ja) 排水金具の施工方法
JPH0364756B2 (ja)
JP2791756B2 (ja) ルーフドレイン
CN205171652U (zh) 加装式沉池地漏
JPH0444735Y2 (ja)
JPH0336613Y2 (ja)
JP7437672B2 (ja) 竪樋継手及び雨樋構造
JPH049785Y2 (ja)
JPS63243591A (ja) 排水管
JPH0424020Y2 (ja)
JPS6318663Y2 (ja)
KR100356537B1 (ko) 배수관 조립체
JP2533598Y2 (ja) 屋上排水装置
JPH0336615Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term