JPH06143180A - 部品等のつかみ装置 - Google Patents

部品等のつかみ装置

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JPH06143180A
JPH06143180A JP32360092A JP32360092A JPH06143180A JP H06143180 A JPH06143180 A JP H06143180A JP 32360092 A JP32360092 A JP 32360092A JP 32360092 A JP32360092 A JP 32360092A JP H06143180 A JPH06143180 A JP H06143180A
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JP
Japan
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expander
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Pending
Application number
JP32360092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Fujihira
靖 藤平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膨張体が接触する部品等の形状が真円以外の
変形形状であっても安定した把持状態で部品等を確実に
つかむようにする。 【構成】 膨張体2が膨張する方向にかつ膨張体2の膨
張により屈曲又は変位可能なガイド部材3を1又は2以
上配設してある。そして、膨張体2が膨張してつかもう
とする部品等に膨張面が圧接しようとするときに膨張面
の部品等に圧接しない部分又は圧接する圧力が弱い部分
であって部品等と膨張体2との間にガイド部材3を介在
させてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、筒状の硬質な基体に
膨張可能な膨張体を取付け、この膨張体と基体との間に
流体を供給して膨張体を膨張させその膨張面で部品等を
つかむ装置に関し、特に部品等の膨張面に接触する個所
が真円形状ではなく、長方形や長円等の変形形状である
場合に部品等を確実につかむためのつかみ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種のつかみ装置としては、特開
昭62−297083号公報に記載のものが知られてい
る。これは、エアー等の流体の注入により膨張可能な両
端開口の筒状のチューブの一端を硬質な基体の先端部に
取付け、チューブの他端を折り返して基体の基端部に取
付け、基体内から両端が密封されたチューブ内にエアー
等を注入してチューブを膨張させ、その膨張面を部品等
の孔の内周面に圧接させて部品等をつかむようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チューブすなわち膨張
体が圧接する部品等の被把持面が真円形状であれば部品
等がしっかり把持されることとなるが、長円形や長方形
あるいは半円形である場合、例えばつかもうとする部品
が巻線ボビンのように中心に長四角形の孔があり、この
孔内で膨張体を膨張させても膨張面が孔の全周に接触せ
ず、安定した把持が行えない。流体圧を通常圧よりも高
くして膨張体の膨張面を孔の全周に接触させることもで
きるが、膨張体の耐久性や寿命等が悪くなる。
【0004】そこで、この発明は、膨張体が接触する部
品等の形状が真円以外の変形形状であっても膨張体に必
要以上の流体を注入することなく安定した把持状態で部
品等を確実につかむことができ、膨張体の耐久性も向上
させた部品等のつかみ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、膨張体が膨張する方向にかつ膨張体の
膨張により屈曲又は変位可能なガイド部材を1又は2以
上配設し、膨張体が膨張してつかもうとする部品等に膨
張面が圧接しようとするときに膨張面の部品等に圧接し
ない部分又は圧接する圧力が弱い部分であって部品等と
膨張体との間に前記ガイド部材を介在させたものであ
る。
【0006】
【作用】この発明の膨張体を外側に膨張するように構成
し、長四角形の孔の内周面に圧接させる場合、長四角形
の孔の短辺と膨張体との間にガイド部材を介在させ、膨
張体を膨張させると孔の長辺には膨張面が圧接し、短辺
には膨張体の膨張によりガイド部材が屈曲又は変位して
圧接することとなる。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1に示す実施例では、筒状の硬質な基体
1に膨張可能な膨張体2を取付け、この膨張体2と基体
1との間に流体を供給して膨張体2を膨張させるように
なっている。膨張体2が膨張する方向にかつ膨張体2の
膨張により屈曲可能なガイド部材3を配設してある。こ
のガイド部材3は、基体1が取付けられる取付板4に吊
り下げるように取付けてある。取付板4は固定プレート
5に固定してある。基体1内には膨張体2へエアー等の
流体を給排するための通路6が設けてある。この通路6
は給排口7に連通し、この給排口7に図示しない流体給
排源からの配管が接続される。この図示する部品等は巻
線ボビン10を示し長四角形の孔11の中心に膨張体2
を挿入し、膨張体2の膨張時に孔11の内周面に圧接す
るようになっている。図1に示す状態で通路6から膨張
体2内へエアー等の流体を供給すると図1の2点鎖線で
示すように膨張体2が膨張し、この膨張面でガイド部材
3を孔11の短辺を形成する内周面へ押付ける。
【0009】図2は図1の上方から見た平面図であり、
孔11は長四角形に形成され、この孔11の短辺と膨張
体2との間にガイド部材3を介在させてある。このよう
な形状の孔11であるため、膨張体2を膨張させたとき
に孔11の長辺には膨張体2の膨張面が充分な圧力で接
触するが、短辺には膨張体2の膨張面が接触しない。そ
こで、短辺と膨張体2との間にガイド部材3を介在させ
ることにより、膨張体2の膨張に伴ってガイド部材3が
屈曲して短辺に圧接することとなる。
【0010】図3は、基体1に対する膨張体2の取付け
の詳細を示す。膨張体2は両端開口のチューブ状のゴム
製品等を用い、この膨張体2の一端側を基体1の下端に
かしめリング8で取付け、他端側を折り返して基体1の
上端側にかしめリング9で取付けてある。
【0011】図4は、ガイド部材3を示し、ステンレス
板31の両側にゴム板32を配し、図1に示す取付板4
にその上端部を取付けるようにしたものである。ゴム板
32を用いたのはつかもうとする部品等を傷付けないた
めであり、ゴム板32の替りにプラスチック板を使用す
ることもできる。ステンレス板31は、膨張体2の膨張
によりガイド部材3が屈曲した後、膨張体2内の流体を
排出したときにガイド部材3を元に復帰させる機能を有
する。ガイド部材3は取付板4に対しねじ等で取外し可
能に取付けることができるようになっている。したがっ
て、このようなガイド部材3の取付個所の変更も容易に
行える。
【0012】図5に示す他の実施例は、膨張体2が内側
に膨張する例を示すものであり、つかもうとする部品等
の外周面の形状が長四角形のもの等をつかむのに適して
いる。
【0013】図6及び図7に示す実施例は、孔11が楕
円形や半円形の場合の構成例を示し、ガイド部材3の形
状も孔11の形状に合せて変えたものを示す。
【0014】なお、ガイド部材3は図示する実施例では
膨張体2の膨張時に屈曲する例を示したが、膨張体2に
押されてスライド等の変位可能な構成とすることもでき
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、膨張体が膨張する方向にかつ膨張体の膨張により屈
曲又は変位可能なガイド部材を1又は2以上配設し、膨
張体が膨張してつかもうとする部品等に膨張面が圧接し
ようとするときに膨張面の部品等に圧接しない部分又は
圧接する圧力が弱い部分であって部品等と膨張体との間
に前記ガイド部材を介在させたので、膨張体が膨張して
ガイド部材を屈曲又は変位させ、このガイド部材が部品
等に圧接することとなるので安定した把持状態となる。
また、ガイド部材の取付位置を変更すれば種々の形状の
部品等をつかむことが可能となる。また、膨張体を必要
以上に膨張させる必要もなくなるので耐久性や寿命も向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】基体に取付けた膨張体の断面図。
【図4】ガイド部材の分解斜視図。
【図5】他の実施例を示す断面図。
【図6】別の実施例を示す平面略図。
【図7】さらに別の実施例を示す平面略図。
【符号の説明】
1 基体 2 膨張体 3 ガイド部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の硬質な基体に膨張可能な膨張体を
    取付け、この膨張体と基体との間に流体を供給して膨張
    体を膨張させその膨張面で部品等をつかむ装置におい
    て、 膨張体が膨張する方向にかつ膨張体の膨張により屈曲又
    は変位可能なガイド部材を1又は2以上配設し、 膨張体が膨張してつかもうとする部品等に膨張面が圧接
    しようとするときに膨張面の部品等に圧接しない部分又
    は圧接する圧力が弱い部分であって部品等と膨張体との
    間に前記ガイド部材を介在させたことを特徴とする部品
    等のつかみ装置。
JP32360092A 1992-11-09 1992-11-09 部品等のつかみ装置 Pending JPH06143180A (ja)

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JP32360092A JPH06143180A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 部品等のつかみ装置

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JP32360092A JPH06143180A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 部品等のつかみ装置

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JPH06143180A true JPH06143180A (ja) 1994-05-24

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ID=18156526

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JP32360092A Pending JPH06143180A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 部品等のつかみ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018513790A (ja) * 2015-04-23 2018-05-31 ソフト ロボティクス, インコーポレイテッド 剛性構造の統合を通したソフトロボットグリッパの改良

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018513790A (ja) * 2015-04-23 2018-05-31 ソフト ロボティクス, インコーポレイテッド 剛性構造の統合を通したソフトロボットグリッパの改良
US10702992B2 (en) 2015-04-23 2020-07-07 Soft Robotics, Inc. Enhancement of soft robotic grippers through integration of stiff structures

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