JPH0614307U - 間仕切りパネルの止着構造 - Google Patents
間仕切りパネルの止着構造Info
- Publication number
- JPH0614307U JPH0614307U JP5860192U JP5860192U JPH0614307U JP H0614307 U JPH0614307 U JP H0614307U JP 5860192 U JP5860192 U JP 5860192U JP 5860192 U JP5860192 U JP 5860192U JP H0614307 U JPH0614307 U JP H0614307U
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- JP
- Japan
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- panel
- claw
- stud
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- receiver
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- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スタッドへのパネル止着が一人の作業者で簡
単に行われ、止着されたパネルにガタ付きを生じないパ
ネル止着構造の提供。 【構成】 スタッド2にはその表面から突出するツメ4
を設け、パネル1にはその側端に表面材6にてボード5
との間に空間を形成し、該空間にツメ受け8と当り9を
裏面から突出しないように対向して設け、上記ツメ4を
ツメ受け8と当り9により挾持してパネル1を止着す
る。
単に行われ、止着されたパネルにガタ付きを生じないパ
ネル止着構造の提供。 【構成】 スタッド2にはその表面から突出するツメ4
を設け、パネル1にはその側端に表面材6にてボード5
との間に空間を形成し、該空間にツメ受け8と当り9を
裏面から突出しないように対向して設け、上記ツメ4を
ツメ受け8と当り9により挾持してパネル1を止着す
る。
Description
【0001】
本考案はワンタッチ方式にて止着することができるパネル止着構造に関するも のである。
【0002】
間仕切りの一般的構造は、垂直に起立するスタッドにパネルを止着して構成し たものであるが、このパネル止着構造には色々な型式が存在している。最も代表 的な構造としてはパネルの表面材を屈曲して側端に止着片を形成し、該止着片を スタッド面に当接してビス止めし、目地材を目地空間に嵌着したものである。こ のようなビスを用いてパネルを止着する場合、数多くのビスを必要とし、これら ビス締め作業には時間がかかり、またパネルを支えるための補助作業者を要す等 の施工面での問題がある。一方ではビスを螺合するための目地空間が必要となり 、このビス止め型式では該目地空間を無くすことは出来ず、間仕切りの外観上好 ましくない場合もある。
【0003】 パネル止着構造の別形態として多用されている型式に、ツメを用いた引っ掛け 方式がある。該ツメはスタッド側に設けてもパネル側に設けてもよいが、ツメが 嵌入するスリット溝を反対側に形成しなければならず、この場合、大きなパネル を持ち上げてツメを上記スリット溝へ嵌入することは容易でない。上記ツメはス ポット溶接して固定されるためツメの位置は正確さを欠き、スリット溝へ嵌入出 来ない場合がある。勿論、スリット溝の溝幅を大きくすればツメの嵌入は可能か も知れないが、このようなスリット溝にツメを嵌入してパネルを止着したのでは 、該パネル自体がガタ付いてしまう。
【0004】
このように、パネルの止着には上記のごとき問題がある。すなわち、パネルの 取付け、取外しが簡単に行われ、スタッドに取着されたパネルはガタ付くことな く安定したパネル止着構造であることが必要となる。本考案が解決しようとする 課題はこれら問題点である。
【0005】
本考案のパネル止着構造は、上記問題点を解決するために、次の特徴をもって 構成する。対象とする間仕切りの基本構造は垂直に起立するスタッド面にパネル を止着して成るもので、スタッドにはツメを突出して設けている。該ツメはスタ ッド全長にわたった長尺部材として形成する場合と、短い部材として複数個設け る場合とがあり、いずれでもよいが、ツメは板材を折曲げ加工したもので、その 先端はパネルを止着出来るように幅広となっている。
【0006】 一方のパネル側にはその側端にツメ受けと当りを形成し、これらツメ受けと当 りは対向して設けられ、スタッドから突出した上記ツメをツメ受けと当りとで挾 持するよう構成する。当りはツメの裏面に当接し、ツメ受けはツメの表面に係止 してパネルが止着される。パネル側端に設ける上記ツメ受け及び当りは、パネル 側方へ延びて裏側へ屈曲した表面材にてカバーされ、外観上は従来パネルと同じ である。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】
図1は本考案のパネル止着構造を示す実施例である。同図において1はパネル 、2はスタッドを表わし、垂直に起立するスタッド2に上記パネル1、1が止着 されている訳で、この止着構造はパネル1をワンタッチ方式にて取着可能に構成 したものである。上記スタッド2は中央に凸部3を形成し、該凸部3の両側にツ メ4、4を突出している。ツメ4は板材を屈曲してスタッド2の側面から表面に なじませ、上記凸部3の両側から前方へ突出し、該ツメ4の先端は板材を二重に して厚幅となっている。ツメ4は所定形状に成形されて上記スタッド2に溶接又 はビス止めされるが、スタッド2の全長にわたってツメ4を設ける場合と、短い ピースとして成形し、これらピースを複数個設けることも出来、いずれの場合で もよい。
【0008】 一方のパネル1は裏打材となるボード5に表面材6を貼着したものであり、該 表面材6はボード5の側端から更に側方へ延びて裏側へ屈曲し、表面材6はボー ド5の側端との間に所定の空間7を形成している。そしてこの空間7に板材を屈 曲してツメ受け8と当り9を互いに対向した位置に形成している。ツメ受け8の 先端は傾斜片を持った三角形を成し、当り9はその先端に平坦な面を有したもの で、ツメ受け8と当り9とでスタッド2側のツメ4を挾持する。
【0009】 これらツメ受け8及び当り9はバネ性のある板材を用いて成形された部材であ って、図1のように止着された状態にあるパネル1は手前に引き寄せることで、 ツメ受け8は変形してツメ4から離脱する。逆にパネル1をスタッド2に止着す る場合にも、所定の位置にパネル1を配置して正面から押圧するだけで簡単に止 着され、また当り9及びツメ受け8は上記ツメ4にバネ変形した状態で当接する ため、該パネル1にガタ付きを生じない。
【0010】 図2は本考案の他の実施例を示すパネル止着構造である。この実施例ではスタ ッド2の断面形状が異なり、前記凸部3を形成していない。前記図1に示すスタ ッド2は凸部3を形成することにより、ボード5の裏面10が該スタッド2表面 に当接しているが、図2のスタッド2では、ツメ4の途中から側方へ当て板11 を延長して上記ボード5の裏面10が該当て板11に当接している。ツメ4の先 端形状並びにパネル1側端に形成したツメ受け8及び当り9は、前記実施例と同 じであって、ツメ受け8と当り9とでツメ4を挾持している。ここで、上記ツメ 受け8を外側にして当り9を内側(ボード5側)に配置しても同じであり、勿論 この場合にはツメ4の屈曲方向を逆にしてツメ受け8側に向けねばならない。
【0011】 そしてこれら各実施例ではスタッド2に止着されるパネル1、1間に目地空間 12を形成しているが、該目地空間12を残さないようにパネル1、1の止着構 造にすることは自由であり、逆に該目地空間12を利用してスリット溝を形成し 、これらスリット溝へ金具を嵌入して棚等を取着した間仕切りを作ることも出来 る。
【0012】 図3はパネル下端の支持形態を示す具体例であり、該パネル1はスタッド2の 凸部3下端に固定した受け13により支えられている。スタッド2の下端部は上 記凸部3の一部を残して除去され、この除去部に床レール14が嵌り込み、ボル ト15にて支えられるアジャスター金具16が、スタッド2の下端に固定されて 該スタッド2を適当な高さに支える。よってパネル1を止着する場合、パネル下 端を上記受け13に載せてパネル1を垂直に起立させることで、パネル1側に設 けた上記ツメ受け8及び当り9の間にスタッド2側のツメ4が嵌入してパネル1 の止着が行われる。
【0013】 勿論、本考案は起立したスタッド2へのパネル1の止着構造を対象としたもの であり、上記スタッド2やパネル1の下端部支持形態は限定せず、上記図3は単 なる1例に過ぎない。従来一般に行われているように、巾木上面にパネル1を載 せて支持する場合でもよい。またパネル1は上記表面材6上にクロスを貼着して 構成したものでもよい。以上述べたように、本考案のパネル止着構造は、スタッ ド側にその表面から突出するツメを設け、パネル側端にはツメ受けと当りを裏面 から突出しないように形成し、ツメをツメ受けと当りとで挾持してパネル止着を 成すもので、次のような効果を得ることが出来る。
【0014】
本考案のパネル止着構造は、スタッドに設けたツメをパネルに形成したツメ受 けと当りとで挾持するもので、パネルを所定位置に配置して起立するだけで、パ ネルの止着がワンタッチ方式で行われ得る。したがって、従来のようにパネル側 端をスタッドにビス締めする必要はなく、またツメ方式のように重いパネルを持 ち上げてツメをスリット溝に嵌入する必要もなく、一人の作業者でパネル止着作 業を行い得る。それにツメ受けや当りはバネ性のある板材を曲げ成形したもので あり、止着したパネルにガタ付きはなく安定する。
【0015】 一方、パネルに設けるツメ受け及び当りは、パネル側端に形成されて表面材に てカバーされるとともに、ボード裏面から突出することはないため、一般パネル と同じように積重ねが出来、運搬や保管等の便宜も考慮されている。
【図1】本考案のパネル止着構造を示す実施例。
【図2】本考案のパネル止着構造を示す他の実施例。
【図3】スタッド及びパネルの下端部を示す具体例。
1 パネル 2 スタッド 3 凸部 4 ツメ 5 ボード 6 表面材 7 空間 8 ツメ受け 9 当り 10 裏面 11 当て板 12 目地空間 13 受け 14 床レール 15 ボルト 16 アジャスター金具
Claims (1)
- 【請求項1】 垂直に起立するスタッドにパネルを止着
して構成する間仕切りにおいて、上記スタッドにはその
表面から突出するツメを設け、パネルにはその側端に表
面材を延長・屈曲してボードとの間に空間を形成し、該
空間にバネ性のある板材にて成形したツメ受けと当りを
裏面から突出しないように互いに対向して設け、上記ス
タッド側のツメをツメ受けと当りとで挾持することによ
りパネルの止着を行うことを特徴とする間仕切りパネル
の止着構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5860192U JPH0614307U (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 間仕切りパネルの止着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5860192U JPH0614307U (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 間仕切りパネルの止着構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614307U true JPH0614307U (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=13089039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5860192U Pending JPH0614307U (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 間仕切りパネルの止着構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614307U (ja) |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP5860192U patent/JPH0614307U/ja active Pending
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