JPH061426Y2 - カ−ド作成用オ−バ−シ−ト - Google Patents

カ−ド作成用オ−バ−シ−ト

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JPH061426Y2
JPH061426Y2 JP1035986U JP1035986U JPH061426Y2 JP H061426 Y2 JPH061426 Y2 JP H061426Y2 JP 1035986 U JP1035986 U JP 1035986U JP 1035986 U JP1035986 U JP 1035986U JP H061426 Y2 JPH061426 Y2 JP H061426Y2
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JP
Japan
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card
sheet
core sheet
oversheet
thickness
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JP1035986U
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JPS62123974U (ja
Inventor
研治 園田
Original Assignee
株式会社プライム
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、社員証や学生証等として使用される身分証明
用カードを始め、入室管理カード、会員券カード、クー
ポンカード、キャッシュカード、クレジットカード等の
各種カードの作成に用いるカード作成用オーバーシート
の改良に関する。
〔従来技術〕
この種カードには、表面に磁気ストライプを形成した磁
気カード、バーコードを印刷した光カード、あるいは超
薄型のLSIチップを挟み込んでマイコンと記憶装置を
内蔵したICカード等があり、これらカードの記録情報
をカードリーダで読み取るために各カードの厚さが0.74
mm±0.06mmに規格統一化されている。
このため、従来のカードは第6図に示すように所定の厚
さのコアシートとオーバーシートとを所要枚数組み合わ
せて積層することによりカード厚が0.74mm±0.06mmにな
るようにしたカードC1とカードC2の二種類がある。
カードC1は、カード使用者の顔写真1を嵌め込むため
の窓2が形成された方形の表面用コアシート3と、該コ
アシート3の裏面側に添付される裏面用コアシート4と
が夫々顔写真1と同一の厚さ約0.2mmに選定され、これ
らコアシート3及び4を挟んで両側から厚さ約0.2mmの
透明なオーバーシート5及び5を重ね合わせ、これらを
カード作成機で一体的に加熱圧着させた後に、截断機で
外形を所定のサイズに打ち抜いて完成される。
一方、カードC2は、裏面用コアシート3と裏面用コア
シート4との間に、これらコアシート3及び4と同じく
厚さ約0.2mmに選定された芯材用コアシート6が介在せ
られると共に、各オーバーシート5及び5が前記コアシ
ート3等の約1/2の厚さ(約0.1mm)に選定されている。
このように、厚さの合計が約0.8mmになるように複数枚
のコアシート、オーバーシートを積層したカードC1
びC2をカード作成機で加圧して加熱圧着させると、全
体の厚さが丁度0.74mm程度となるカードが完成する。
〔解決すべき技術的課題〕
ところで、前記コアシート3,4及び6やオーバーシー
ト5,5は、夫々ポリ塩化ビニル等のヒートシートで製
作され、カード作成機で加圧下に加熱されて互いに強固
に接着するようになされている。
しかし、この場合において、表面用コアシート3の窓2
内に嵌め込まれた顔写真1の表面には、その両側にある
オーバーシート5及び裏面側コアシート4(又は芯材用
コアシート6)が接着しておらず、しかも従来のカード
1及びC2は、何れも顔写真1を嵌め込んだ表面用コア
シート3がカード厚の中心線からずれてカードの表面側
に偏倚した所に配され、且つカードを曲げたときに曲率
が最も大きくなる外側のオーバーシート5に接着されて
いる。
このため、完成したカードを誤って曲げた場合には、表
面用コアシート3とその表面に圧着されたオーバーシー
ト5との間に大きな歪みが生じ、オーバーシート5は顔
写真1に相当する部分が当該顔写真の表面から浮き上が
り、カードの曲げを繰り返すと浮き上がった部分に皺が
発生したり、顔写真1が窓2から外れてずれるなどして
カードの外観を著しく損なうという欠点があった。
また、カードC1,C2の作成に際しては、2枚のオーバ
ーシート5及び5間に表面用コアシート3,裏面用コア
シート4(及び芯材用コアシート6)を挟んで各シート
を重ね合わせた状態で加熱圧着させなければならない
が、複数枚のシートを位置ずれすることなく適正に重ね
合わせて保持する作業が非常に面倒であり、作業能率が
悪いと同時に各シートの位置ずれによる製品不良率も高
いという欠点があった。
なお、上記の如き問題は、第7図に示すように表面用コ
アシート3に形成された窓2’内にカード使用者の氏
名,生年月日,社員番号等を記入した個人情報書込用紙
7を嵌め込んだカードの場合にも生ずる。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、表面用コアシートと裏面用コアシート
をオーバーシート間に位置ずれすることなく容易に且つ
迅速に重ね合わせて確実に保持することができると共
に、顔写真や個人情報書込用紙等が嵌め込まれた表面用
コアシートをカード厚の中心に配してその表面に接着さ
れたオーバーシートが表面用コアシートの窓内に嵌め込
まれた顔写真等の表面から浮き上がることも確実に防止
し得るカード作成用オーバーシートを提供することを目
的とする。
〔考案の構成〕
この目的を達成するために、本考案によるカード作成用
オーバーシートは、顔写真や個人情報書込用紙等を嵌め
込む窓が形成された方形の表面用コアシートと同一のサ
イズで且つその約1/2の厚さに選定された4面の透明シ
ート部が折り畳み可能に一列に連設されて成ることを特
徴とする。
〔考案の作用〕
本考案によれば、顔写真等を嵌め込む窓が形成された表
面用コアシートの裏面に、該シートと同一のサイズ及び
厚さを有する裏面用コアシートを重ね、表面用コアシー
トを上にしてこれらを例えばオーバーシートの端から2
番目の透明シート部に載せ、次に該オーバーシートの両
端にある1番目及び4番目の透明シート部を夫々2番目
の透明シート部及び3番目の透明シート部の上に重なる
ように内側に折り畳み、更に2番目の透明シート部と3
番目の透明シート部を内側に折り畳むことにより、表面
用コアシート、裏面用コアシート及びオーバーシートが
互いに位置ずれすることなく適正に重なり合った状態に
保持される。
また、この状態において、表面側コアシートには、その
表面側に該コアシートの約1/2の厚さに選定された3つ
の透明シート部(1番目,4番目及び3番目)が重ねら
れ、一方その裏面側に該コアシートと同一の厚さの裏面
側コアシートと、約1/2の厚さに選定された2番目の透
明シート部が重ねられているから、当該表面側コアシー
トはカード厚の中心に位置するように配される。
これにより、完成したカードを使用する際に、これを誤
って曲げた場合にも、顔写真や個人情報書込用紙等を嵌
め込んだ表面用コアシートの曲率が最も小さく、該シー
トとその表面に接着されたオーバーシート(1番目の透
明シート部)との間に生ずる歪みも極めて小さいから、
該オーバーシートが顔写真や個人情報書込用紙の部分か
ら浮き上がって剥離したり、浮き上がった部分に皺を生
ずることが確実に防止される。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
第1図は本考案によるオーバーシートの一例を示す斜視
図であって、フオトカッター等によって所定のサイズに
打ち抜いて截断した顔写真1を嵌め込む窓2が形成され
た方形の表面用コアシート3と同一のサイズで且つその
約1/2の厚さに選定された4面の透明シート部5a,5
b,5c及び5dが折り畳み可能に一列に連設されたオ
ーバーシート5に形成されている。
即ち、表面用コアシート3の厚さが顔写真1の厚さに合
わせて約0.2mmに選定されているとすれば、各透明シー
ト部5a〜5dの厚さは約0.1mmに選定されている。
そして、各透明シート部5a〜5dは縦方向に一列に連
設されて夫々内側に折り畳み可能に成され、端から2番
目の透明シート部5dの裏面には横方向に沿って所定位
置に磁気ストライプ8が形成されている。
また、各透明シート部5a〜5dはポリ塩化ビニル,ポ
リエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン、ポリ塩化
ビニリデン等のプラスチック製フィルムで成るヒートシ
ートや、あるいは表面にホットメルト型接着剤が塗付さ
れたプラスチック製フィルムで成形されている。
しかして、本考案によるオーバーシート5を使用して顔
写真入りのカードを作成する場合には、まず第1図に示
すように表面用コアシート3の窓2内に顔写真1を嵌め
込むと共に、該コアシート3の裏面にこれと同一の厚さ
を有する裏面用コアシート4を重ねて、これら表面用コ
アシート3及び裏面用コアシート4をオーバーシート5
の透明シート部5b上に載せる。
次いで、第2図に示すようにオーバーシート5の両端に
ある透明シート部5a及び5dを夫々内側に折り畳ん
で、透明シート部5aを表面用コアシート3の表面に被
せるように重ね合わせると共に、透明シート部5dを透
明シート部5C上に重ね合わせる。
そして、この状態で第2図矢印図示の如く透明シート部
5cを内側に折り畳んで、透明シート部5a上に透明シ
ート部5d及び5cを重ね合わせる。
これにより、オーバーシート5の各透明シート部5a〜
5dが互いにずれることなく自動的に重ね合わされると
共に、表面用コアシート3及び裏面用コアシート4がオ
ーバーシート5に被包されて少なくとも縦方向には全く
ずれることなく互いに重なり合い且つ各透明シート部5
a〜5dにも適正に重なり合う。
また、表面用コアシート3及び裏面用コアシート4が横
方向にずれてその一部がオーバーシート5の側端からは
み出している場合には、その突出部を手で押さえるなど
して簡単にずれを修正することができる。
なお、第2図に示すように表面用コアシート3及び裏面
用コアシート4を透明シート部5a及び5b間に挟んだ
場合にはカードの裏面側に磁気ストライプ8が配される
こととなるが、第3図に示すように表面用コアシート3
及び裏面用コアシート4を透明シート部5c及び5d間
に挟んで磁気ストライプ8をカードの表面側に配するこ
ともできる。
そして、上記の如くして厚さの合計が約0.8mmになるよ
うに重ね合わせた表面用コアシート3,裏面用コアシー
ト4及びオーバーシート5の各透明シート部5a〜5d
をカード作成機で加圧下に加熱すると、これらが一体的
に加熱融着もしくは接着されて全体の厚さが丁度0.74mm
程度となる。
次いで、截断機を使用してその外形を所定のサイズに打
ち抜いて第4図に示すような顔写真入りカードCが完成
する。
このようにして作成されたカードCは、第5図に示すよ
うにカード厚の中心に表面用コアシート3が配された構
造となり、カードCが使用中に誤って曲げられた場合に
も顔写真1を嵌め込んだ表面用コアシート3の曲率が最
も小さいから、該コアシート3とその表面に接着された
オーバーシート5の透明シート部5aとの間に生ずる歪
みも極めて小さい。したがって、カードCに曲げ応力が
加えられた場合にも顔写真1の部分で透明シート部5a
が浮き上がって皺を生じたり、顔写真1が窓2内から外
れてずれることもなく、カードの外観を損なうことが確
実に防止される。
なお、実施例では、表面用コアシート3の窓2内に顔写
真1を嵌め込むカードに本考案のオーバーシート5を使
用した場合について説明したが、これに限らず第7図に
示す如く表面用コアシート3の窓2′内に個人情報書込
用紙7等を嵌め込むカードに使用して上記と同様の効果
を発揮することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、顔写真や個人情報
書込用紙等を嵌め込んだ表面用コアシートとその裏面に
添付される裏面用コアシートをオーバーシート間に位置
ずれすることなく容易に且つ迅速に重ね合わせて保持す
ることができ、カード作成の作業能率を著しく向上させ
ることができると同時に各シートの位置ずれによるカー
ドの製品不良率を低減することができるという優れた効
果がある。
また、顔写真や個人情報書込用紙等が嵌め込まれた表面
用コアシートをカード厚の中心に配してその表面に接着
されたオーバーシートが顔写真,個人情報書込用紙の部
分で浮き上がって剥離したり皺が生じることを確実に防
止することができるという優れた効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるカード作成用オーバーシートの一
例を示す斜視図、第2図及び第3図は夫々その使用状態
を示す斜視図、第4図は本考案によるオーバーシートを
使用して作成されたカードの斜視図、第5図はそのIV−
IV線断面図、第6図及び第7図は従来のカード作成手段
を示す説明図である。 符号の説明 1…顔写真、2,2′…窓、3…表面用コアシート、4
…裏面用コアシート、5…オーバーシート、5a,5
b,5c,5d…透明シート部、7…個人情報書込用
紙、8…磁気ストライプ、C…カード。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード使用者の顔写真や個人情報書込用紙
    等を嵌み込む窓が形成された方形の表面用コアシートと
    同一のサイズで且つその約1/2の厚さに選定された4面
    の透明シート部が折り畳み可能に一列に連設されて成る
    ことを特徴とするカード作成用オーバーシート。
  2. 【請求項2】前記各透明シート部の厚さが約0.1mmに選
    定されている前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    カード作成用オーバーシート。
JP1035986U 1986-01-29 1986-01-29 カ−ド作成用オ−バ−シ−ト Expired - Lifetime JPH061426Y2 (ja)

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JP1035986U JPH061426Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29 カ−ド作成用オ−バ−シ−ト

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JP1035986U JPH061426Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29 カ−ド作成用オ−バ−シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS62123974U JPS62123974U (ja) 1987-08-06
JPH061426Y2 true JPH061426Y2 (ja) 1994-01-12

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JP1035986U Expired - Lifetime JPH061426Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29 カ−ド作成用オ−バ−シ−ト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2566439Y2 (ja) * 1991-01-21 1998-03-25 株式会社小林 情報カード用基材

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JPS62123974U (ja) 1987-08-06

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