JPH06142651A - イオン水生成器の電解槽洗浄装置 - Google Patents
イオン水生成器の電解槽洗浄装置Info
- Publication number
- JPH06142651A JPH06142651A JP30126592A JP30126592A JPH06142651A JP H06142651 A JPH06142651 A JP H06142651A JP 30126592 A JP30126592 A JP 30126592A JP 30126592 A JP30126592 A JP 30126592A JP H06142651 A JPH06142651 A JP H06142651A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion water
- water generator
- electrolytic cell
- cleaning
- relay
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- Pending
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水道水を電気分解してアルカリイオン水と酸
性水とを生成するイオン水生成器の電解槽を効率よく、
かつ安価に洗浄できる装置の提供を目的とする。 【構成】 イオン水生成器１における電解槽４を取り外
し可能にユニット化し、取り外した電解ユニット３〜３
を、それぞれがリレー２２ａ，２２ｂ，２２ｃ〜２２ｎ
と電流検出手段２３ａ，２３ｂ，２３ｃ〜２３ｎとを有
して共通の電源２０に並列に設けられている複数の電源
回路２１ａ，２１ｂ，２１ｃ〜２１ｎにそれぞれ接続
し、各リレーの０Ｎによって電解ユニット３〜３に電流
を流して洗浄を行い、電流検出手段が所定の電流値を検
出したときに、所定の電流値となった電源回路のリレー
を制御手段２４によってＯＦＦさせる構成とする。
性水とを生成するイオン水生成器の電解槽を効率よく、
かつ安価に洗浄できる装置の提供を目的とする。 【構成】 イオン水生成器１における電解槽４を取り外
し可能にユニット化し、取り外した電解ユニット３〜３
を、それぞれがリレー２２ａ，２２ｂ，２２ｃ〜２２ｎ
と電流検出手段２３ａ，２３ｂ，２３ｃ〜２３ｎとを有
して共通の電源２０に並列に設けられている複数の電源
回路２１ａ，２１ｂ，２１ｃ〜２１ｎにそれぞれ接続
し、各リレーの０Ｎによって電解ユニット３〜３に電流
を流して洗浄を行い、電流検出手段が所定の電流値を検
出したときに、所定の電流値となった電源回路のリレー
を制御手段２４によってＯＦＦさせる構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水を電気分解して
アルカリイオン水と酸性水とを生成するイオン水生成器
における電解槽の洗浄装置に関する。
アルカリイオン水と酸性水とを生成するイオン水生成器
における電解槽の洗浄装置に関する。
【０００２】たとえば、実開昭１−１６３４９４号公報
には、濾過して不純物を除去したのちの水道水を電気分
解して、飲料用や食品加工用に適するアルカリイオン水
と、洗顔用等に適する酸性水とを同時に生成するイオン
水生成器の技術が開示されている。
には、濾過して不純物を除去したのちの水道水を電気分
解して、飲料用や食品加工用に適するアルカリイオン水
と、洗顔用等に適する酸性水とを同時に生成するイオン
水生成器の技術が開示されている。
【０００３】ところで、上記のイオン水生成器において
は、電気分解のために直流電圧を印加する陽極と陰極と
を備えた電解槽が本体内部に設けられることになるが、
長期間の使用によって陽極ならびに陰極の汚れが生じ、
定期的な洗浄（具体的には陽極と陰極に、電気分解時と
は逆方向の電流を流す）が必要とされる。したがって、
家庭や店等に設置されているイオン水生成器の電解槽を
メーカーや販売業者が回収して洗浄したり、あるいは、
洗浄専門業者によって上記の洗浄を請け負うシステムが
採られることになる。
は、電気分解のために直流電圧を印加する陽極と陰極と
を備えた電解槽が本体内部に設けられることになるが、
長期間の使用によって陽極ならびに陰極の汚れが生じ、
定期的な洗浄（具体的には陽極と陰極に、電気分解時と
は逆方向の電流を流す）が必要とされる。したがって、
家庭や店等に設置されているイオン水生成器の電解槽を
メーカーや販売業者が回収して洗浄したり、あるいは、
洗浄専門業者によって上記の洗浄を請け負うシステムが
採られることになる。
【０００４】しかし、上記のメーカー等が多数の電解槽
を個々に洗浄していくのは非能率的であり、採算ベース
にのりにくい難点があると共に、回収された電解槽の個
々の汚損程度にはバラツキがあるので、この点でも洗浄
処理が煩わしくなる不具合がある。
を個々に洗浄していくのは非能率的であり、採算ベース
にのりにくい難点があると共に、回収された電解槽の個
々の汚損程度にはバラツキがあるので、この点でも洗浄
処理が煩わしくなる不具合がある。
【０００５】そこで本発明は、個々の電解槽の汚損程度
とは関係なく、複数個の電解槽の洗浄が同時に行なえる
洗浄装置の提供を目的とする。
とは関係なく、複数個の電解槽の洗浄が同時に行なえる
洗浄装置の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、水を
電気分解してアルカリイオン水と酸性水とを生成するイ
オン水生成器における電解槽の洗浄装置であって、上記
イオン水生成器から取り外された複数個の電解槽に対し
てそれぞれリレーを介して接続される複数の電源回路
と、上記リレーのＯＮ時に各電解槽に流れる電流値を検
出する複数の電流検出手段と、これらの電流検出手段が
検出する電流値が所定の電流値となったものから、その
電解槽に接続されている電源回路のリレーをＯＦＦさせ
ていく制御手段とからなることを特徴とする。
電気分解してアルカリイオン水と酸性水とを生成するイ
オン水生成器における電解槽の洗浄装置であって、上記
イオン水生成器から取り外された複数個の電解槽に対し
てそれぞれリレーを介して接続される複数の電源回路
と、上記リレーのＯＮ時に各電解槽に流れる電流値を検
出する複数の電流検出手段と、これらの電流検出手段が
検出する電流値が所定の電流値となったものから、その
電解槽に接続されている電源回路のリレーをＯＦＦさせ
ていく制御手段とからなることを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記の構成によれば、複数個の電解槽に対して
同時に洗浄を施すことができると共に、個々の電解槽の
汚損度に応じた時間の洗浄がなされる。
同時に洗浄を施すことができると共に、個々の電解槽の
汚損度に応じた時間の洗浄がなされる。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
【０００９】図１はイオン水生成器１を示し、該イオン
水生成器１はその本体２に電解ユニット３が取り外し可
能な内蔵される。すなわち、電解ユニット３は水道水を
電気分解してアルカリイオン水と酸性水とを生成する電
解槽４を有し、該電解槽４は図２に示すように、内部が
隔膜５を挟んで陽極板６を設けた陽極室７と、陰極板８
を設けた陰極室９とに分割されると共に、該電解槽４に
給水管１０、アルカリイオン水吐出管１１、酸性水吐出
管（図示せず）、本体２からの直流電流を受電するため
の端子１２、および該電解ユニット３を本体２に固定す
るための突起１３等が設けられる。
水生成器１はその本体２に電解ユニット３が取り外し可
能な内蔵される。すなわち、電解ユニット３は水道水を
電気分解してアルカリイオン水と酸性水とを生成する電
解槽４を有し、該電解槽４は図２に示すように、内部が
隔膜５を挟んで陽極板６を設けた陽極室７と、陰極板８
を設けた陰極室９とに分割されると共に、該電解槽４に
給水管１０、アルカリイオン水吐出管１１、酸性水吐出
管（図示せず）、本体２からの直流電流を受電するため
の端子１２、および該電解ユニット３を本体２に固定す
るための突起１３等が設けられる。
【００１０】これに対し上記のイオン水生成器１側に
は、本体２に電解ユニット３を収めるための嵌合部１４
と、該嵌合部１４を開閉する蓋１５が設けられて、蓋１
５を開いた状態から該嵌合部１４に設けられている給水
管挿入孔１６に上記の給水管１０を挿入し、アルカリイ
オン水吐出管挿入孔１７に上記のアルカリイオン水吐出
管１１を挿入し、酸性水吐出管挿入孔３０に酸性水吐出
管（図示せず）を挿入しダミー孔１８に上記の突起１３
を挿入し、直流電流供給用の端子１９に上記の端子１２
を接続するように電解ユニット３を嵌合部１４に嵌める
ことによって、該電解ユニット３の装着がなされ、また
上記の挿入ならびに接続を断つことによって電解ユニッ
ト３の取り外しができるように構成される。
は、本体２に電解ユニット３を収めるための嵌合部１４
と、該嵌合部１４を開閉する蓋１５が設けられて、蓋１
５を開いた状態から該嵌合部１４に設けられている給水
管挿入孔１６に上記の給水管１０を挿入し、アルカリイ
オン水吐出管挿入孔１７に上記のアルカリイオン水吐出
管１１を挿入し、酸性水吐出管挿入孔３０に酸性水吐出
管（図示せず）を挿入しダミー孔１８に上記の突起１３
を挿入し、直流電流供給用の端子１９に上記の端子１２
を接続するように電解ユニット３を嵌合部１４に嵌める
ことによって、該電解ユニット３の装着がなされ、また
上記の挿入ならびに接続を断つことによって電解ユニッ
ト３の取り外しができるように構成される。
【００１１】上記のイオン水生成器１で使用した電解ユ
ニット３の洗浄を行なう装置はメーカー等の専門業者に
備えられるものであって、図３に示すように洗浄用電源
２０と、この洗浄用電源２０を共通電源として並列に接
続され、かつそれぞれに電解ユニット３〜３が接続され
るた複数の電源回路２１ａ，２１ｂ，２１ｃ〜２１ｎ
と、各電源回路２１ａ，２１ｂ，２１ｃ〜２１ｎ中に配
置されたリレー２２ａ，２２ｂ，２２ｃ〜２２ｎおよび
電流検出手段２３ａ，２３ｂ，２３ｃ〜２３ｎとを有す
ると共に、各電流検出手段２３ａ，２３ｂ，２３ｃ〜２
３ｎによって検出された電流値が入力されるＣＰＵ等の
制御手段２４と、メインスイッチ２５と、電源回路と同
数の表示ランプ２７を有する表示器２６とからなり、制
御手段２４はメインスイッチ２５のＯＮによって各リレ
ー２２ａ，２２ｂ，２２ｃ〜２２ｎをＯＮさせると共
に、表示器２６を点灯させ、電流検出手段２３ａ，２３
ｂ，２３ｃ〜２３ｎが検出する電流値が所定の値に達し
たとき、その達した電源回路のものからリレー（たとえ
ばリレー２２ａ）をＯＦＦさせ、かつその電源回路（た
とえば電源回路２１ａ）に対応する表示ランプ２７を消
灯させていくように構成されている。
ニット３の洗浄を行なう装置はメーカー等の専門業者に
備えられるものであって、図３に示すように洗浄用電源
２０と、この洗浄用電源２０を共通電源として並列に接
続され、かつそれぞれに電解ユニット３〜３が接続され
るた複数の電源回路２１ａ，２１ｂ，２１ｃ〜２１ｎ
と、各電源回路２１ａ，２１ｂ，２１ｃ〜２１ｎ中に配
置されたリレー２２ａ，２２ｂ，２２ｃ〜２２ｎおよび
電流検出手段２３ａ，２３ｂ，２３ｃ〜２３ｎとを有す
ると共に、各電流検出手段２３ａ，２３ｂ，２３ｃ〜２
３ｎによって検出された電流値が入力されるＣＰＵ等の
制御手段２４と、メインスイッチ２５と、電源回路と同
数の表示ランプ２７を有する表示器２６とからなり、制
御手段２４はメインスイッチ２５のＯＮによって各リレ
ー２２ａ，２２ｂ，２２ｃ〜２２ｎをＯＮさせると共
に、表示器２６を点灯させ、電流検出手段２３ａ，２３
ｂ，２３ｃ〜２３ｎが検出する電流値が所定の値に達し
たとき、その達した電源回路のものからリレー（たとえ
ばリレー２２ａ）をＯＦＦさせ、かつその電源回路（た
とえば電源回路２１ａ）に対応する表示ランプ２７を消
灯させていくように構成されている。
【００１２】そして、前述のイオン水生成器１がたとえ
ば６ヵ月、１年等の所定の期間使用されたときに、前述
の電解ユニット３が取り外され、他の電解ユニット３〜
３とともに図３のごとく各電源回路２１ａ，２１ｂ，２
１ｃ〜２１ｎに接続され、メインスイッチ２５のＯＮ操
作によって各リレー２２ａ，２２ｂ，２２ｃ〜２２ｎが
ＯＮされて洗浄用電源２０から各電解ユニット３〜３に
通電され、陽極板６、陰極板８に電極洗浄が施されると
同時に、表示器２６が点灯される。その場合、各電解ユ
ニット３〜３においてはその電極６，８の汚損度に応じ
た電流値の電流が流れ、電極洗浄が進むにつれて電流値
が増大するので、制御手段２４においては上述のように
電流検出手段２３ａ，２３ｂ，２３ｃ〜２３ｎが検出す
る電流値が所定値に達するときに、その達した電源回路
（たとえば２１ａ）中に配置されているリレー２２ａを
ＯＦＦさせ、該電源回路２１ａ中の電解ユニット３を洗
浄用電源２０から切り離していく。
ば６ヵ月、１年等の所定の期間使用されたときに、前述
の電解ユニット３が取り外され、他の電解ユニット３〜
３とともに図３のごとく各電源回路２１ａ，２１ｂ，２
１ｃ〜２１ｎに接続され、メインスイッチ２５のＯＮ操
作によって各リレー２２ａ，２２ｂ，２２ｃ〜２２ｎが
ＯＮされて洗浄用電源２０から各電解ユニット３〜３に
通電され、陽極板６、陰極板８に電極洗浄が施されると
同時に、表示器２６が点灯される。その場合、各電解ユ
ニット３〜３においてはその電極６，８の汚損度に応じ
た電流値の電流が流れ、電極洗浄が進むにつれて電流値
が増大するので、制御手段２４においては上述のように
電流検出手段２３ａ，２３ｂ，２３ｃ〜２３ｎが検出す
る電流値が所定値に達するときに、その達した電源回路
（たとえば２１ａ）中に配置されているリレー２２ａを
ＯＦＦさせ、該電源回路２１ａ中の電解ユニット３を洗
浄用電源２０から切り離していく。
【００１３】このような洗浄装置を使用すれば、複数個
の電解ユニット３〜３に同時に洗浄を施せることになっ
て洗浄能率が上がると共に、個々の電解ユニット３にお
ける電極汚損度がバラバラであっても、それぞれの汚損
度に応じた時間の洗浄がなされるから適切な洗浄を期待
することができる。また、表示器２６によって洗浄動作
の完了が容易に視認できることになる。なお、洗浄動作
の完了をブザーその他によって報知することも可能であ
る。
の電解ユニット３〜３に同時に洗浄を施せることになっ
て洗浄能率が上がると共に、個々の電解ユニット３にお
ける電極汚損度がバラバラであっても、それぞれの汚損
度に応じた時間の洗浄がなされるから適切な洗浄を期待
することができる。また、表示器２６によって洗浄動作
の完了が容易に視認できることになる。なお、洗浄動作
の完了をブザーその他によって報知することも可能であ
る。
【００１４】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
によれば、複数個の電解槽に対して同時に洗浄を施すこ
とができると共に、個々の電解槽の汚損度に応じた時間
の洗浄がなされるので、電解槽の大量洗浄が可能になっ
て洗浄コストを下げることができ、かつまた適性な洗浄
が行なえる。
によれば、複数個の電解槽に対して同時に洗浄を施すこ
とができると共に、個々の電解槽の汚損度に応じた時間
の洗浄がなされるので、電解槽の大量洗浄が可能になっ
て洗浄コストを下げることができ、かつまた適性な洗浄
が行なえる。
【図１】 イオン水生成器の一例を示す斜視図。
【図２】 上記イオン水生成器に使用する電解槽の断
面図。
面図。
【図３】 本発明の１実施例を示す電解槽洗浄装置の
回路図。
回路図。
１ イオン水生成器 ３ 電解ユニット ４ 電解槽 ２０ 洗浄用電源 ２１ａ，２１ｂ，２１ｃ〜２１ｎ 電源回路 ２２ａ，２２ｂ，２２ｃ〜２２ｎ リレー ２３ａ，２３ｂ，２３ｃ〜２３ｎ 電流検出手段 ２４ 制御手段
Claims (1)
- 【請求項１】 水を電気分解してアルカリイオン水と酸
性水とを生成するイオン水生成器における電解槽の洗浄
装置であって、上記イオン水生成器から取り外された複
数個の電解槽に対してそれぞれリレーを介して接続され
る複数の電源回路と、上記リレーのＯＮ時に各電解槽に
流れる電流値を検出する複数の電流検出手段と、これら
の電流検出手段が検出する電流値が所定の電流値となっ
たものから、その電解槽が接続されている電源回路のリ
レーをＯＦＦさせていく制御手段とからなることを特徴
とするイオン水生成器の電解槽洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30126592A JPH06142651A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | イオン水生成器の電解槽洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30126592A JPH06142651A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | イオン水生成器の電解槽洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06142651A true JPH06142651A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17894736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30126592A Pending JPH06142651A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | イオン水生成器の電解槽洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06142651A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10235352A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 電解水生成装置 |
| JP2005525191A (ja) * | 2002-05-17 | 2005-08-25 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | エネルギー効率の高い自動食器洗い器具 |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP30126592A patent/JPH06142651A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10235352A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 電解水生成装置 |
| JP2005525191A (ja) * | 2002-05-17 | 2005-08-25 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | エネルギー効率の高い自動食器洗い器具 |
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