JPH06142094A - ビームハードニング補正機能を持つx線ct装置 - Google Patents

ビームハードニング補正機能を持つx線ct装置

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JPH06142094A
JPH06142094A JP4300113A JP30011392A JPH06142094A JP H06142094 A JPH06142094 A JP H06142094A JP 4300113 A JP4300113 A JP 4300113A JP 30011392 A JP30011392 A JP 30011392A JP H06142094 A JPH06142094 A JP H06142094A
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JP
Japan
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correction
image
ray
beam hardening
measurement
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JP4300113A
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Shinichi Uda
晋一 右田
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、X線CT装置において骨によるビ
ームハードニング・アーチファクトを高速に補正するこ
とに関し、さまざまな計測部位に対応して最適な補正を
施した良好な画像を得たい。 【構成】 オリジナル画像に対して数分の1に演算量が
圧縮された演算手法によるリファレンス画像算出手段を
設定し、このリファレンス画像の骨に相当するCT値の
含有率と中心部CT値分布を測定してこの計測部位を判
定する撮影部位判定手段によりこの計測投影データの撮
影部位を判別して、その部位をモデル化して求めた最適
な補正曲線により計測投影データを補正した。 【効果】 本発明によれば、部位に適した補正曲線を自
動的に選択することで部位毎に最適な補正ができ、補正
曲線は部位毎の骨の量を考慮したものであるので骨によ
るビームハードニング・アーチファクトが低減でき、さ
らにテーブルの参照だけですむため高速に補正処理が実
行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビームハードニングに起
因するアーチファクトを補正するX線CT装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なCT装置に用いられるX線は多
色X線である。多色X線とは例えば図4(a)に示すよ
うなエネルギー分布を有するX線であり、X線はエネル
ギーの低いX線ほど減弱しやすいため入射X線と透過X
線(同図(b))とで実行エネルギーEiに差が生じ
る。ここで、単色X線(エネルギーE)によるX線の減
弱を考えれば、吸収係数μ(E)の物質を1つのパスだ
け透過した場合の透過X線Iは
【数1】 となる。ここでI0は入射X線である。吸収係数の分布
像であるCT像を得るには吸収係数の投影Pを次式で求
め再構成する。
【数2】 (数2)を多色X線の場合に展開してみると、
【数3】 となり、X線のエネルギースペクトルと透過長に依存し
た非線形な出力が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来からこのビームハ
ードニングに関しては様々な補正処理が行われている。
基本的には銅などのプリ・フィルタにより軟X線成分を
減らしハードニングを抑制する方法である。更に、ビー
ムハードニングは被検体の透過長に依存するため被検体
の周りの水の入ったバッグでおおい透過長を等しくした
り、あるいはX線源側に同様に減弱を最適化するような
フィルタを挿入するなどしていた。ところが水バッグは
保守性や使い勝手の点で好ましくなく、減弱も大きくな
るためノイズが増す。後者のフィルタでは被検体を円な
どで近似したうえで形状を設計する必要があり、最適化
が困難で被検体が回転中心から大きく外れた場合なども
問題となる。
【0004】また、ソフトウェア的にはあらかじめ補正
用のファントムでビームハードニング補正曲線を各チャ
ンネル毎に求めておき被検体計測データを補正するキャ
リブレーションなどがあるが、ファントムは水などの軟
部組織に近い物質を用いるため吸収係数の高い骨などに
対しては効果的な補正ができないのが実情である。その
ため一般的にはX線ビームハードニング補正としては、
減弱の大きいほどビームハードニングは強くなる特徴を
利用して、図5に示したようにログ変換曲線をビームハ
ードニング考慮した形に最適化する手法が実用化されて
いる。例えば、次式のように通常のログ変換式に補正項
(I+k)/Iを付加し、透過X線量が小さいほど補正
が大きくなるようにする方法である。
【数4】 パラメータkは部位別に設定する必要がある。この方法
はもっとも単純な補正で高速処理が可能でCT値の一様
性の改善効果は高いが、骨からのダークバンドアーチフ
ァクトには効果がなかった。
【0005】キャリブレーションのような計測した投影
データに応じた補正は、X線パス上を1つの代表する物
質で近似した補正といえる。この方法に対して骨からの
アーチファクトを補正する方法として、一度再構成した
画像から各X線ビーム線路上の骨の量を推定し各X線パ
スにおいて骨に対するハードニングを補正する方法も考
案されており、種々の被検体における骨からのダークバ
ンドアーチファクトに対して高い補正効果が得られてい
る。しかし、オリジナル画像による骨の量の推定と各X
線パスに対しての最適補正を行った後で最終補正画像再
構成の過程が必要となりX線時間が著しく増加した製品
化には至っていない。そのため当社では特願平4−92
219号で、X線CT装置における骨によるビームハー
ドニング・アーチファクトを高速に補正する手法につい
て記載している。この方法は骨を含んだ部位に応じて被
検体をモデル化して各々のモデルに対して検出器投影デ
ータと補正量の関係にある補正曲線テーブルを複数個用
意し、投影データに応じて投影データの検出器ch方向
広がり大きさと透過データ最大値の関係で計測部位を判
別して自動的に1計測投影データ(360゜投影デー
タ)に対して最適補正テーブルを一つ選択し、投影デー
タ減弱量に対して補正テーブルの補正量を減弱すること
によって高速にビームハードニング補正を行っている。
しかし、この方法はほぼ同じ透過量(投影データ)であ
りながら骨の含まれる量が大きく変化する頭部計測時に
対しては頭頂部と、脳実質部と、頭蓋底部との区別、腹
部計測では肝臓部と骨盤部との区別が困難で最適補正テ
ーブル選択が難しく適切な補正が困難である問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、最適なビームハードニン
グ補正テーブルの選択を可能にするX線CT装置を提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、正規の再構成
画像に比して圧縮した演算量で演算するリファレンス画
像作成手段と、このリファレンス画像の特徴量で被検体
部位を判別して被検体部位に応じた複数の補正パラメー
タの中から最適な補正パラメータを選択して補正処理装
置にビームハードニング用に入力させる手段と、より成
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、正規な再構成画像に比して粗
なリファレンス画像を利用して補正パラメータを選択で
き、ビームハードニングの最適化がはかれる。
【0009】
【実施例】本実施例における処理フロー図を図1に、X
線CT装置における画像診断装置の実施例を図2に、リ
ファレンス画像による被写体別判定手順フォローを図3
に示す。またこの画像診断装置を含めたCT全体構成図
を図7に示す。図7のCT装置は、高電圧発生装置1
0、ガントリ11、患者テーブル12、画像診断装置1
3より成る。画像診断装置13は、磁気ディスク14、
前処理装置14A、中央制御装置15、主メモリ16、
撮影部位判別装置17、補正処理装置18、再構成処理
装置19、表示装置20及び内部高速バス26より成
る。磁気ディスク14は各種再構成画像データや各種補
正処理後の生データを格納するメモリで、前処理装置1
4AはCT計測して得た検出器出力データを検出器の感
度ばらつきの補正やLOG変換などの前処理を行う。撮
影部位判別装置17は、前処理装置14Aの前処理後デ
ータを呼び込んで画像再構成演算量を少なくした演算手
段でラフなリファレンス画像を算出し、前処理データと
リファレンス画像からの特徴量で腹部計測被写体の大き
さと頭部計測及び腹部計測撮影部位を判別する。補正処
理装置18は、前処理装置14Aから得た処理後投影デ
ータに撮影部位に最適なビームハードニング補正処理を
行い、画像再構成処理装置19はこの補正済みの生デー
タを利用して最終的な画像再構成を行っている。主メモ
リ16は各種プログラムやデータを格納し、中央制御装
置15は主メモリ16のプログラムのもと、そのデータ
を利用して全体の管理及び処理を行う。表示装置20
は、観察者に画像再構成処理装置19で作られたCT画
像等の表示を行う。
【0010】図1において、先ずX線CT装置の計測条
件を設定し(フローF1)、次いでX線曝射によってC
T計測を行う(フローF2)。CT計測結果に対して感
度補正を行い(フローF3)、LOG変換を行う(フロ
ーF4)。フローF3、4は、いわゆる前処理と呼ばれ
るものである。次いで、CT計測で得た投影データの大
きさから被検体(又は被写体、以下同じ)サイズ判定を
行う(フローF5)。この被写体サイズ判定結果は、そ
のサイズの大きさによって、次のリファレンス画像作成
処理(フローF6)をするか、又は撮影部位判定処理
(フローF8)をするか、のいずれかの処理へと移る。
このサイズの大きさについては後述する。
【0011】リファレンス画像作成処理(フローF6)
では、正規の再構成画像に比して圧縮した演算量で演算
して得た粗な再構成画像である。圧縮量は、数分の1に
設定する。このリファレンス画像からも撮影部位判定処
理(フローF8)へと移ると共に、骨含有率算出用に使
用する(フローF7)。
【0012】次に、撮影部位判定処理(F8)では、最
終的に撮影部位判定を行う。この判定結果を利用して、
ビームハードニング補正(F9)、ファントムキャリブ
レーション(F10)、画像再構成(フローF11)、
CT値補正(フローF12)の各処理を行う。
【0013】次に撮影部位判別装置17について詳細に
説明する。撮影部位判別装置17は再構成演算器21、
判別器22、処理後データメモリ23、画像データメモ
リ24からなる。動作を図3を利用して説明する。ま
ず、前処理装置14Aで前処理補正が行われた計測投影
データを処理後データメモリ23に読み込む(フローF
20)。計測投影データ(LOG後)は被検体が大きい
程減弱量が大きく、データ値は大きくなる。つまり、最
大データ値や中心部付近のデータ平均値さらに全chデ
ータ合計値のSUM値は被検体の大きさを示すことにな
る。ここではSUM値の例で説明する。判別器22は2
3の処理後のデータメモリに保持された処理後データの
特定投影角度のSUM値を算出し、これら算出値に対し
てしきい値を3種類(V1、V2、V3)適当に設定し
て、腹部計測の大、中、小、さらに小さい値では頭部計
測と判別する(フローF22〜F25、F21)(当然
しきい値を複数多数個設定してさまざまな測定部位に対
応することも可能である)。
【0014】本実施例ではさらに頭部計測と腹部大、中
と判定した場合はリファレンス画像の作成にはいる(F
26)。このリファレンス画像再構成アルゴリズムは基
本的には再構成処理装置19で再構成する方法と同じ
で、「フィルタ補正逆投影法」など公知の再構成アルゴ
リズムによって画像再構成される。この場合はおおまか
な形状とCT値の判定だけで充分であることから、画像
再構成演算マトリックスを通常再構成マトリックスの1
/4〜1/10程度に圧縮して演算して演算時間を短縮
している。同業者には明らかなように、計測データをc
h、投影角度方向に補間してデータ数を少なくしたり、
画像演算過程における補間式を簡略したり、フーリエ変
換式の点数を少なくして画像再構成精度を落とし演算時
間を短縮することは容易に考えることができる。本発明
においては本来の表示用画像再構成に較べて演算精度を
落として再構成する手段を設けたことが重要で、これら
の手法のくみあわせは全て本発明に含まれることはいう
までもない。これら演算作業は再構成演算器21によっ
て行われる。このリファレンス画像は画像データメモリ
24に(主メモリ16の一部でも可)一時保管してお
く。
【0015】判別器22はこのリファレンス画像読み出
し、CT値がある値C2以上は骨、ある値C1以下は空気
と仮定してしきい値処理で骨と軟部組織部と空気(被写
体外部)に画像を3分割する(F27)。そしてこの骨
と軟部組織の面積比を算出するが、この値が骨の含有率
Kに相当することになる(但し、K=a/(a+b)但
し、aは骨、bは軟部組織である)(F28)。さらに
この算出された含有率に対して1ないし2種類のしきい
値処理(F29、F30)を行い、頭部計測と判断した
画像には(1)1番含有率の少ない場合は脳実質部計測
(ミッドブレイン)(F35)、(2)2番目に含有率
が少ない場合は頭頂部計測(F34)、(3)1番含有
率が高い値の場合は頭蓋底部計測(F33)、腹部計測
と判断した画像には(4)含有率が少ない場合は肝臓部
計測(F32)、(5)含有率が高い場合は骨盤部計測
(F31)、と判別する。さらに(2)と(3)の違い
をはっきりさせるためには画像中心部にあたる特定範囲
の領域を設定してこの範囲に骨(CT値が高い領域)が
あるかどうか判定して(6)骨が(又は含有率がある値
以上)あれば頭蓋底部、(7)骨が(又は含有率がある
値以下)ならば頭頂部、という判別を加えることでさら
に判別精度を向上することができる。また予想以上に被
検体の設定位置が中心よりずれた場合を想定するならば
画像の重心点を算出してその近傍付近値を特定範囲にす
ればよい。このような過程を経てこの計測投影データの
撮影部位を判別して、その部位をモデル化して求めた最
適な補正曲線の選択指示をテーブル読み出し器27に転
送する(F36)。
【0016】次に、補正処理装置18の動作について詳
細に説明する。補正処理装置18は処理後データメモリ
25、加算器26、補正テーブル読み出し器27、補正
テーブルメモリ28、と補正データメモリ29からな
る。本実施例の補正テーブルは撮影部位別に代表的な骨
と軟部組織の割合を考慮したモデル形状を想定して代表
的なX線透過パスでの単色X線と多色X線での線質効果
補正曲線を算出して、(数5)に示すように指数関数で
図6に示すような補正曲線で近似する。
【数5】 (数5)において、gは補正量のそのものを制御するゲ
イン定数、gradは補正曲線の傾斜度(曲がり具合)を制
御するパラメータである。また、Pは投影データ、P
MAXはPの取りうる最大値である。補正曲線は頭頂部、
脳実質部、頭蓋底部、腹部(大、中、小)又は肺野部
(腹部小でかつ実質部の平均CT値が低い)、骨盤部な
ど部位別にg,gradを設定し、(数5)によって算出し
たものをあらかじめ用意して補正テーブル28内にデー
タとして格納してある。前処理の施された計測データは
補正処理装置18の処理後データメモリ25に読み込ま
れる。テーブル読み出し器27は撮影部位判別装置17
の判別器22の指示により補正に用いる部位別補正テー
ブルを選択し、処理後データの透過長(投影データ)に
対応したテーブルを参照する。参照した値はそのまま補
正値となっているので加算器26に入力し、元の生デー
タと加算し補正結果が補正データメモリ29に格納され
る。
【0017】この補正データは再構成処理装置19に転
送され、判別器17の画像再構成と同じように「フィル
タ補正逆投影法」など公知の再構成アルゴリズムによっ
て画像再構成される。但し、ここで再構成される画像マ
トリックスは表示装置20に表示される256マトリッ
クス以上の正規の画像である。再構成された画像は骨に
よるアーチファクトの除外された診断に良好な画像とな
っている。
【0018】本実施例によれば、リファレンス画像の演
算精度を落としておおまかなCT値分布で部位判別で
き、画像再構成時間が短時間で完了できる。更に撮影部
位判定に関しては(1)頭蓋底部は骨の含有率が高く、
中心付近にも骨がある、(2)頭頂部は骨の含有率が比
較的高いが中心部には骨がない、(3)脳実質部と頭頚
部は骨の含有率が低く、脳実質部中心部には骨がなく頭
頚部は中心部が骨である、(4)骨盤部は肝臓部に較べ
て骨の含有率が高い、といった特徴が明確であるため、
あるしきい値以上のCT値を骨と見なして骨の含有率と
CT値の分布状況の判定基準値を適当に設定することに
より、適切に部位を判定できる。複数補正テーブル選択
ビームハードニング補正は、計測データ減弱量の大きさ
に対して単純に補正量テーブルの参照だけの処理を行う
方法のため補正時間が短く、且つ部位判定結果から最適
な補正曲線を選択して補正することにより補正の過不足
によるアーチファクトがなくなり、どのような撮影条件
下でも良好な画像を得ることができる。
【0019】本実施例ではリファレンス画像を別の画像
再構成処理装置で演算したが、従来再構成処理装置19
で演算してもよく、マトリックスの圧縮を行わなくとも
よい、但し、部位選択における時間が増加する点が問題
になる。又、補正をLOG変換後に行っているが補正式
をLOG変換前値に換算してLOG前データでの補正も
可能である。又、この補正方法が各種画像再構成手法や
世代の種類全て関係なく有効であることは勿論、撮影部
位判別器17内の撮影部位判別や補正処理装置18内の
プロセスはソフト的に中央処理装置と主メモリとの間で
行われることも可能で本方式にとらわれずあらゆる方式
が考えられる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、投影データ最大値やS
UM値に優位さがなく、透過長−補正量の関係が異なる
頭腹部内各部位と対して、演算データが圧縮されて再構
成された画像で特徴量を判別して部位を判定して、確実
にいつも最適な補正曲線を自動的に選択して撮影部位毎
に最適な補正ができる。補正曲線は部位毎の骨の量考慮
したものであるので骨によるビームハードニング・アー
チファクトが低減でき、さらに補正方法は投影データの
透過長−補正量の簡単なテーブルの参照だけですむため
高速に補正処理が実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるフロー図である。
【図2】画像診断装置の構成図である。
【図3】計測部位判定フロー説明図である。
【図4】ビームハードニングの説明図である。
【図5】LOG変換曲線を最適にする従来例の説明図で
ある。
【図6】補正曲線の実施例図である。
【図7】実施例におけるX線CT装置の構成図である。
【符号の説明】
10 高電圧発生装置 11 ガントリ 12 患者テーブル 13 画像診断装置 14 磁気ディスク 14A 前処理装置 15 中央処理装置 16 主メモリ 17 撮影部位判別装置 18 補正処理装置 19 再構成処理装置 20 表示装置 21 再構成演算器 22 判別器 23 処理後データメモリ 24 画像データメモリ 25 処理後データメモリ 26 加算器 27 テーブル読み出し器 28 補正テーブルメモリ 29 補正データメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測した透過X線量にログ変換などの前
    処理を施す前処理装置と、前処理を施した投影データに
    ビームハードニングの補正を施す補正処理装置と、補正
    した投影データから被検体の正規の断層像を再構成する
    手段と、を有するX線CT装置において、上記正規の再
    構成画像に比して圧縮した演算量で演算するリファレン
    ス画像作成手段と、このリファレンス画像の特徴量で被
    検体部位を判別して被検体部位に応じた複数の補正パラ
    メータのなかから最適な補正パラメータを選択して上記
    補正処理装置にビームハードニング用に入力させる手段
    と、より成るビームハードニング補正機能を持つX線C
    T装置。
JP4300113A 1992-11-10 1992-11-10 ビームハードニング補正機能を持つx線ct装置 Pending JPH06142094A (ja)

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