JPH06142062A - 体温計 - Google Patents

体温計

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JPH06142062A
JPH06142062A JP4298369A JP29836992A JPH06142062A JP H06142062 A JPH06142062 A JP H06142062A JP 4298369 A JP4298369 A JP 4298369A JP 29836992 A JP29836992 A JP 29836992A JP H06142062 A JPH06142062 A JP H06142062A
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sensor
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Hideo Harada
秀夫 原田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線センサの視野を確認して検温できる体
温計を提供することを目的とする。 【構成】 被検者の鼓膜近傍の外耳道壁と鼓膜、又は鼓
膜から放射される赤外線を検出して体温を測定する体温
計であって、外耳道に挿入されるプローブ3と、そのプ
ローブ3の先端より光源11よりの光の光ファイバ5を
通して照射し、その照射された部位の映像をレンズ8上
に結像して可視化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鼓膜近傍の外耳道壁と
鼓膜、又は鼓膜から放射される赤外線に基づいて体温を
測定する体温計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から行われてきた体温計測は、接触
式の腋下式検温や口腔検温が主流であった。しかし、こ
れらの検温方法は必ずしも中核温を反映しているとは言
えず、測定時に被検者を時間的に拘束し、安静状態で行
なわなければならない等、体温測定に伴う煩わしさがあ
った。このような問題点を解決して、より簡単にしかも
より早く体温を測定する方法として、生体の体温調整を
司る視床下部の温度を反映すると言われる鼓膜温による
体温測定が注目されてきた。このために当初は、サーミ
スタや熱電対等の温度センサを用いて、鼓膜の近傍に接
触させて温度測定を行っていたため、鼓膜を穿孔する等
の危険性があった。しかし近年、鼓膜より放射される赤
外線を検出することにより非接触で鼓膜温を短時間で測
定する試みとして、特開昭61−117422号公報に
見られるような米国特許インテリジェント・メディカル
・システムズ(Intelligent Medical Systems) 社の“フ
ァースト・テンプ(First Temp :登録商標) といった非
接触式の鼓膜体温計が商品化され、鼓膜温度を対象とし
た検温が可能になった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような体温計で
は、赤外線センサは人体の中核温を反映している鼓膜或
いは鼓膜近傍の外耳道からの赤外線放射だけを入力して
体温を測定するのが望ましい。しかし、従来のこのよう
な体温計では、外耳道の形状は個人差が大きく、また体
温計のプローブの材質が硬質な部材で形成されているた
め、体温計のプローブが使用者の外耳形状に適合しなく
なる。このため、検温時に鼓膜を赤外線センサの視野に
正確に捕らえることができず、測温の対象である鼓膜及
び鼓膜近傍以外の外耳道よりの赤外線をも入力してしま
うため、安定して正しく体温を測定することができない
という問題があった。
【0004】又、従来の体温計では、検温のために体温
計のプローブを外耳道に挿入する際には、そのプローブ
は外耳道に沿って挿入されるだけで、その挿入が最適に
なされているかどうかの判定は全く勘に頼っているのが
現状である。このように、赤外線センサの視野が最適に
鼓膜を捕らえているかを確認した後、検温を開始するこ
とは成されておらず、赤外線センサによる体温測定の誤
差が発生していた。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、赤外線センサの視野を確認して検温できる体温計を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の体温計は以下のような構成を備える。即ち、
被検者の鼓膜近傍の外耳道壁と鼓膜、又は鼓膜から放射
される赤外線を検出して体温を測定する体温計であっ
て、外耳道に挿入されるプローブと、前記プローブ先端
より光を照射する照射手段と、前記照射手段により照射
された部位の映像を結像して可視化する結像手段とを備
える。
【0007】又、本発明の実施態様によれば、プローブ
先端と結像手段との間の光軸上、或いはその光軸より外
れた位置に赤外線センサを変位できる。
【0008】また、プローブ先端よりの光、又は赤外線
をセンサ方向、或いは結像手段の方向に選択的に変更で
きる。
【0009】
【作用】以上の構成において、外耳道に挿入されるプロ
ーブの先端より光を照射し、その照射された部位の映像
を結像して可視化する。この映像に基づいて、プローブ
の先端を温度測定部位に対して正確に位置付けることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の体温計100の
構造を説明するための一部構造断面図である。
【0012】図1に示すように、この体温計100のプ
ローブ3の先端部分は外耳道2内に挿入され、鼓膜1よ
り放射される赤外線をプローブ先端部から赤外線センサ
まで導く部材、例えば導光管4等を通して赤外線センサ
6に入力して、体温測定を行っている。例えば、導光管
等を備えた場合、導光管等を含むプローブ先端より光が
照射する機能を備える。このプローブ3のA−A’断面
は図2に示されており、導光管4の周囲には複数の光フ
ァイバ5が設けられている。この光ファイバ5を通して
光源11よりの光がプローブ3の先端より外耳道2内に
照射され、この体温計による温度測定の対象となる部位
が照明される。尚、図2では、光ファイバが導光管内に
埋め込まれているが、光ファイバは導光管の外側若しく
は内側であっても良く、又、光ファイバの本数を4本と
しているが、この本数に限定されるものでなく、少なく
とも1本の光ファイバ5を有していても良く、光ファイ
バを用いず導光管等が光伝送手段であり導光管先端から
光を照射しても良い。
【0013】図1において、6は赤外線センサで、鼓膜
1及び/或いはその近傍の外耳道より発せられる赤外線
を入力している。このセンサ6の出力は演算回路7に入
力され、この演算回路7においてセンサ6の出力に基づ
いて体温が計算される。例えば前述の光ファイバ5を備
えた場合、鼓膜側の端部には、光拡散用の光透過リング
が結合されても良く、又、導光管等を光伝送手段とした
場合には、鼓膜側の端部に前記光透過リングを結合、若
しくは、鼓膜側の端部を光拡散できるように加工、成型
しても良い。そして、例えば光ファイバ5等の手前側の
端部にはLEDやランプなどの光源11が設けられてお
り、この光源11よりの光が例えば光ファイバ5等を通
して測温部(鼓膜1の周辺)を照射する。こうして外耳
道2内を照射し、照射面に反射した光は、例えば導光管
4等を通してレンズ8に送られ、プローブ3の先端の対
象部位を、このレンズ8を通してみることができる。
尚、図1の実施例によれば、前記照射面で反射した光
は、可動鏡9及び固定鏡10により反射してレンズ8に
送られる。又、可動鏡9と固定鏡10は、一体化した可
動鏡、又は、可動プリズムであっても良い。
【0014】可動鏡、一体化した可動鏡、可動プリズム
等は、赤外線センサが鼓膜を視野にとらえるため、上下
又は左右方向にスライド又は、回転して移動する。その
ため本発明では、人為的力を加える部材、例えばレバー
等と、駆動力の伝送手段、例えばワイヤー等とにより、
前記可動鏡、又は、上記一体化した可動鏡又は、前記可
動プリズム等が移動する機構を備える。例えば、第1実
施例の図1によると、可動鏡9は支点16を中心にして
矢示E方向に移動できるように構成されている。この可
動鏡9のもう一方の端部にはワイヤ12が接続されてお
り、このワイヤ12は回転軸13を介してレバー15に
接続されている。このレバー15がフリーの状態では、
スプリング14及び17の作用により、レバー15は図
1の点線で示されたように位置付けられる。このとき可
動鏡8はスプリング17の作用により上方に上げられ、
支点16とほぼ水平の位置まで持ち上げられる。これに
より、プローブ3の先端より入力された光(赤外線)は
センサ6に入力されて体温測定が可能になる。また、レ
バー15に対して矢示F方向に力が加えられ、レバー1
5が図1の実線で示されるように移動されると、可動鏡
9はワイヤ12により引っ張られ、図1に示すように位
置付けされる。これによりプローブ3の先端より入力さ
れた光は、可動鏡9及び固定鏡10により反射され、レ
ンズ8に結像される。尚、可動鏡9は、回転軸13を中
心として回転するものに限られず、上下、左右、前後等
の方向へスライドして移動する機構でも良く、又、図1
の可動鏡と固定鏡は、それらを一体化した可動鏡、若し
くは可動プリズム等であっても良い。又、駆動力伝達部
は可動鏡等を押す、引くの両方若しくは片方の機能を持
ち、例えば、両端が回転できるように一点で支えられた
棒のような物等や図1に開示したワイヤ12と回転軸1
3を組み合わせた機構であっても良い。
【0015】次に、図1に示す第1の実施例の場合のこ
の体温計100の操作方法について説明する。
【0016】体温測定のために、体温計100のプロー
ブ3の先端を外耳道2に挿入する際には、まずレバー1
5を図1の実線で示すように引き、光源11よりの光に
より照射された外耳道2内の映像をレンズ8を通して確
認する。即ち、レンズ8を通して鼓膜1が確認できるよ
うにプローブ3の先端が位置付けられていれば、プロー
ブ3の先端は鼓膜1及び/或いはその鼓膜1の周辺より
放射される赤外線を適切にセンサ6の位置まで到達でき
るようにプローブ3の先端が位置付けられていることを
示しているので、この状態でレバー15を解放すると、
プローブ3の先端より入射された赤外線がセンサ6に入
力され、この時のセンサ6の検知状態に基づいて体温が
測定される。
【0017】尚、光源11は常に点灯している必要はな
いので、レバー15が引かれた時にスイッチ21(図
3)をオンにして、光源11を点灯させるようにしても
良い。又、前述の実施例とは逆に、レバー15を操作し
ない時には、レンズ8に像が結ばれ、レバー15を操作
すると(レバー15を引くと)、センサ6に光が到達し
て体温測定が行われるような構成であっても良い。
【0018】図3は本実施例の体温計100の概略構成
を示すブロック図で、図1と共通する部分は同じ番号で
示し、それらの説明を省略する。
【0019】23は演算処理部で、例えばマイクロプロ
セッサ等を含み、前述の演算回路7等を含むと共に表示
部24の表示制御回路等を含むとともに、センサ6より
の信号を入力して温度を決定している。24は、例えば
液晶等の表示部で、測定された温度値を表示している。
25はリチウム等の電池で、体温計内に収容され、体温
計の各部に電力を供給している。26は機械的なスイッ
チ或いは磁気等によりオン・オフされるリードスイッチ
で、電源25よりの各部への電力供給をオン・オフして
いる。そして、例えばこのスイッチ26がリードスイッ
チの場合は、体温計100を収納するケースに収納され
ると、ケース内に設けられた磁石等によりスイッチ26
がオフされて電池25よりの電力供給がオフされ、ケー
スより取り出されると電力供給がオンされるように動作
する。
【0020】スイッチ21は、前述したようにレバー1
5の操作に応じてオン・オフされるスイッチで、スイッ
チ21がオンされると光源11が点灯されて、光ファイ
バ5による外耳道2内の照射が行われる。
【0021】図4は、本発明の第2実施例の体温計の構
造を示す一部構造断面図で、前述の図1と共通する部分
は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0022】この第2実施例では、レンズ8は導光管4
より導かれた光軸上に置かれ、センサ6が上下、左右、
前後方向等のいずれかに移動可能に構成されている。セ
ンサ6の移動は人為的力を加える部材と駆動力伝達部材
とにより達成される。例えば、図4において、レバー1
5が解放された状態では、スプリング43による反撥力
がスプリング44の張力を越えているため、センサ6は
ローラ42を介してワイヤ41により引っ張られて点線
6’で示されるように位置付けされる。尚、センサの移
動機構は、第1実施例の可動ミラー等でのものと同様で
あっても良い。この状態で、光源11よりの光が光ファ
イバ5を通ってプローブ3の先端より出力され、この光
により照射された測温対象部位の映像がレンズ8に結像
される。このレンズ8に結像された映像により、プロー
ブ3の先端が正確に温度測定の対象部位に対向している
かどうかを判断できる。
【0023】こうして、プローブ3の先端が温度測定部
位に正確に位置付けられていると、次にレバー15に対
して矢示F方向にスプリング43の反撥力以上の力を加
える。これにより、センサ6はスプリング44により引
っ張られ、図4の実線で示すセンサ6の位置まで移動さ
れる。これにより、プローブ3の先端で入力された赤外
線はセンサ6に入力され、体温測定が行われることにな
る。
【0024】図5は本発明の第2実施例と態様の異なる
赤外線センサ移動タイプである第3実施例の体温計の構
成を示す一部構造断面図で、前述の実施例と共通する部
分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0025】図5において、51はレバーで、このレバ
ー51のアーム53の端部には、赤外線センサ6が取り
付けられている。レバー51が解放されている時には、
スプリング52の作用により、センサ6はプローブ3の
先端よりレンズ8に向かう光軸からはずれた場所に位置
付けされている(図5の実線で示す)。この状態で、レ
ンズ8に結像される映像に基づいて、プローブ3の先端
位置を調整して、温度測定に最適な位置にプローブ3の
先端を位置付けることができる。次に、レバー51に矢
示F方向に力を加えて、センサ6を図6の点線で示す位
置にまで移動させる。これにより、センサ6はプローブ
3の先端よりの光軸上に位置付けられ、体温の測定が行
われる。尚、レバーとアームは一体型でなく個別の構成
で、間にギア等をはさんで駆動させても良い。
【0026】図6は本発明の第2実施例のうち、異なる
態様の1つであり、さらに、体温測定時には赤外線セン
サがプローブ先端の鼓膜に近いところまで移動する。第
4実施例の体温計の構造を示す一部構造断面図で、他の
図面と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を
省略する。
【0027】この例では、センサ6はボックス67の先
端に取り付けられ、このボックス67はアーム62及び
63により支持されている。レバー61が解放された状
態では、スプリング64の張力によりアーム62及び6
3が引っ張られて図6の実線で示す位置に位置付けられ
る。これにより、ボックス67及びセンサ6は、プロー
ブ3の光軸からはずれた位置に置かれる。この状態で、
前述のようにレンズ8上に測温部位の映像が結像され、
その像に基づいて、プローブ3の先端を最適な温度測定
位置に位置付ける。
【0028】こうしてプローブ3の先端が正確に位置付
けられると、次にレバー61に対して矢示F方向に力を
加える。これにより、アーム62と63は、図6の点線
で示すように変位する。これらアーム62と63とは、
その接続部が摺動可能に接続されており、更にアーム6
3とボックス67も同様に、図6に示す角度(α)より
小さい角度には変位不能であるが、それ以上の角度には
変位できるように摺動可能に接続されている。また、ア
ーム63にはスリット65が設けられており、このスリ
ット65は支軸66と係合している。この状態でレバー
61が引かれ、アーム62が点線で示すように上方向に
上げられると、スリット65内を支軸66が摺動し、そ
の作用によりアーム63が点線のように変位し、センサ
6を収容しているボックス67が図の点線で示すよう
に、測定位置であるプローブ3の先頭近傍まで移動され
る。
【0029】これにより、鼓膜1よりの赤外線がセンサ
6に入力され、その温度測定対象部位である鼓膜近傍の
温度が正確に測定される。
【0030】以上説明したように本実施例によれば、温
度測定に先だって外耳道を照射し、その照射された映像
をレンズ8を通して確認しながら、プローブの先端が鼓
膜を最適に捕らえることができるように、その先端の位
置を調整しながらプローブを外耳に挿入できるので、常
に正しい体温測定が行える効果がある。
【0031】また、プローブの先端を外耳に挿入する際
に、外耳道内を照射しながら挿入するので、外耳道への
衝撃を無くして、被検者の苦痛や違和感をなくすことが
できるとともに、その安全性を高めることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ンサの視野を確認して検温できるため、常に安定した体
温測定ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の赤外線体温計の構造を示
す一部構造断面図である。
【図2】本実施例の体温計のプローブの先端A−A’の
断面形状を示す図である。
【図3】本実施例の体温計の全体構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第2実施例の赤外線体温計の構造を示
す一部構造断面図である。
【図5】本発明の第3実施例の赤外線体温計の構造を示
す一部構造断面図である。
【図6】本発明の第4実施例の赤外線体温計の構造を示
す一部構造断面図である。
【符号の説明】
1 鼓膜 2 外耳道 3 プローブ 4 導光管4 5 光ファイバ 6,6’ 赤外線センサ 7 演算回路 8 レンズ 9 可動鏡 10 固定鏡 11 光源 12,41 ワイヤ 14,17,43,44,52 スプリング 15,51,61 レバー 16 可動鏡 21 スイッチ 24 表示部 25 電池 53,62,63 アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者の鼓膜近傍の外耳道壁と鼓膜、又
    は鼓膜から放射される赤外線を検出して体温を測定する
    体温計であって、 外耳道に挿入されるプローブと、 前記プローブ先端より光を照射する照射手段と、 前記照射手段により照射された部位の映像を結像して可
    視化する結像手段と、を備えることを特徴とする体温
    計。
JP4298369A 1992-11-09 1992-11-09 体温計 Pending JPH06142062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4298369A JPH06142062A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 体温計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4298369A JPH06142062A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 体温計

Publications (1)

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JPH06142062A true JPH06142062A (ja) 1994-05-24

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ID=17858802

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JP4298369A Pending JPH06142062A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 体温計

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1162439A2 (en) 2000-06-09 2001-12-12 Omron Corporation Radiation clinical thermometer and method of measuring body temperature using this thermometer
JP2011520501A (ja) * 2008-05-13 2011-07-21 アラムフビス・カンパニー, リミテッド 映像情報の提供が可能な携帯用体温計

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