JPH06141697A - 育苗装置 - Google Patents
育苗装置Info
- Publication number
- JPH06141697A JPH06141697A JP4295592A JP29559292A JPH06141697A JP H06141697 A JPH06141697 A JP H06141697A JP 4295592 A JP4295592 A JP 4295592A JP 29559292 A JP29559292 A JP 29559292A JP H06141697 A JPH06141697 A JP H06141697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lifting
- claws
- seedling raising
- greening
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Special Conveying (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発芽工程を終えた育苗箱群を緑化台車に移し
かえるに、緑化工程に適した間隔に設定する間隔設定装
置を簡易な構成とする点にある。 【構成】 発芽工程を終えた積層育苗箱1群に対して、
左右側方から、左右の各持ち上げ爪15,15を揺動さ
せて各育苗箱1毎持ち上げ、その状態から、最下端の持
ち上げ爪15を固定するとともに、最上端の持ち上げ爪
15を上昇駆動すると、チェーン21によって連結され
た各持ち上げ爪15が最上端の持ち上げ爪15に連れて
上昇し、最上端の持ち上げ爪15が所定位置に達した時
点で、各チェーン21が一定の伸長状態になり、各持ち
上げ爪15の間隔、牽いては、各育苗箱1の間隔を緑化
工程の間隔に設定することができる。
かえるに、緑化工程に適した間隔に設定する間隔設定装
置を簡易な構成とする点にある。 【構成】 発芽工程を終えた積層育苗箱1群に対して、
左右側方から、左右の各持ち上げ爪15,15を揺動さ
せて各育苗箱1毎持ち上げ、その状態から、最下端の持
ち上げ爪15を固定するとともに、最上端の持ち上げ爪
15を上昇駆動すると、チェーン21によって連結され
た各持ち上げ爪15が最上端の持ち上げ爪15に連れて
上昇し、最上端の持ち上げ爪15が所定位置に達した時
点で、各チェーン21が一定の伸長状態になり、各持ち
上げ爪15の間隔、牽いては、各育苗箱1の間隔を緑化
工程の間隔に設定することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発芽工程から緑化工程
に育苗箱を移行させる際に使用される装置を備えている
育苗装置に関する。
に育苗箱を移行させる際に使用される装置を備えている
育苗装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発芽工程を終えた育苗箱を緑化工
程に移行させるに、緑化台車の前方に位置させた棚エレ
ベータにおける所定間隔に配置された移動搭載台に、人
手によって、各育苗箱を一箱づつ差し込みその搭載台を
上方に駆動移動させて緑化用の積層数になったところ
で、差し込み装置で各搭載台上の育苗箱を緑化台車に棚
差ししていた。
程に移行させるに、緑化台車の前方に位置させた棚エレ
ベータにおける所定間隔に配置された移動搭載台に、人
手によって、各育苗箱を一箱づつ差し込みその搭載台を
上方に駆動移動させて緑化用の積層数になったところ
で、差し込み装置で各搭載台上の育苗箱を緑化台車に棚
差ししていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の場合には、
棚エレベータに各育苗箱を一箱づつ差し込む必要のある
ところから、手間と時間がかかり、緑化台車への積み替
えを行う前に育苗箱群の間隔を設定する等の前作業を能
率よく行うことができなかった。本発明の目的は、緑化
台車への積み替えに際して、各育苗箱の間隔を緑化用の
間隔に設定する機構として合理的な機構を採用して、前
記した前作業を能率よく行うことができるようにする点
にある。
棚エレベータに各育苗箱を一箱づつ差し込む必要のある
ところから、手間と時間がかかり、緑化台車への積み替
えを行う前に育苗箱群の間隔を設定する等の前作業を能
率よく行うことができなかった。本発明の目的は、緑化
台車への積み替えに際して、各育苗箱の間隔を緑化用の
間隔に設定する機構として合理的な機構を採用して、前
記した前作業を能率よく行うことができるようにする点
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による特徴構成
は、発芽工程を終えた積み重ね育苗箱群に分け入り各育
苗箱を持ち上げる複数の持ち上げ爪を、積層配置すると
ともに、これら複数の持ち上げ爪の隣接するもの同士
を、一定長さ内で伸縮可能な連結具で連結し、前記持ち
上げ爪の内、最上端に位置する持ち上げ爪か、又は、最
下端に位置する持ち上げ爪かの少なくとも何れか一方の
持ち上げ爪を、他方の持ち上げ爪に対して離間する方向
に相対移動させて、各育苗箱の間隔を前記連結具の一定
長さで決まる緑化用間隔に設定するように構成してある
点にあり、その作用効果は次の通りである。
は、発芽工程を終えた積み重ね育苗箱群に分け入り各育
苗箱を持ち上げる複数の持ち上げ爪を、積層配置すると
ともに、これら複数の持ち上げ爪の隣接するもの同士
を、一定長さ内で伸縮可能な連結具で連結し、前記持ち
上げ爪の内、最上端に位置する持ち上げ爪か、又は、最
下端に位置する持ち上げ爪かの少なくとも何れか一方の
持ち上げ爪を、他方の持ち上げ爪に対して離間する方向
に相対移動させて、各育苗箱の間隔を前記連結具の一定
長さで決まる緑化用間隔に設定するように構成してある
点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】発芽工程を終えた積み重ね育苗箱群に対して各
持ち上げ爪を差し込み各育苗箱を持ち上げて、その儘各
持ち上げ爪を育苗箱の積層方向に移動させて緑化用の間
隔に設定する。この間隔を設定する際に、上下端の何れ
か一方に位置する持ち上げ爪を、他方の持ち上げ爪に対
して離間する方向に移動させることによって、上下端の
持ち上げ爪同士の間隔が広がるとともに、その上下端に
連結具で連結されている他の持ち上げ爪が移動し、連結
具の一定長さの間隔に各育苗箱の間隔を設定できる。
持ち上げ爪を差し込み各育苗箱を持ち上げて、その儘各
持ち上げ爪を育苗箱の積層方向に移動させて緑化用の間
隔に設定する。この間隔を設定する際に、上下端の何れ
か一方に位置する持ち上げ爪を、他方の持ち上げ爪に対
して離間する方向に移動させることによって、上下端の
持ち上げ爪同士の間隔が広がるとともに、その上下端に
連結具で連結されている他の持ち上げ爪が移動し、連結
具の一定長さの間隔に各育苗箱の間隔を設定できる。
【0006】
【発明の効果】従って、従来のように、一箱づつ棚エレ
ベータに投入する作業を必要とすることなく、積み重ね
た育苗箱群を各持ち上げ爪で育苗箱毎に持ち上げる作業
を一度に行え、更に、その持ち上げ爪を育苗箱の積層方
向に移動させることによって、自動的に育苗箱同士の間
隔が緑化工程用の間隔に設定でき、緑化台車への積み替
えを行う前に育苗箱群の間隔を設定する等の前作業を能
率よく行うことができるに至った。しかも、育苗箱を持
ち上げる持ち上げ爪を積層方向に移動させる構成とし
て、上下端に位置する持ち上げ爪の少なくとも一方だけ
を移動させるだけでよく、駆動構造が簡単なものです
み、かつ、育苗箱同士の間隔も育苗箱同士を連結する連
結具で設定される構造の簡単さがある。
ベータに投入する作業を必要とすることなく、積み重ね
た育苗箱群を各持ち上げ爪で育苗箱毎に持ち上げる作業
を一度に行え、更に、その持ち上げ爪を育苗箱の積層方
向に移動させることによって、自動的に育苗箱同士の間
隔が緑化工程用の間隔に設定でき、緑化台車への積み替
えを行う前に育苗箱群の間隔を設定する等の前作業を能
率よく行うことができるに至った。しかも、育苗箱を持
ち上げる持ち上げ爪を積層方向に移動させる構成とし
て、上下端に位置する持ち上げ爪の少なくとも一方だけ
を移動させるだけでよく、駆動構造が簡単なものです
み、かつ、育苗箱同士の間隔も育苗箱同士を連結する連
結具で設定される構造の簡単さがある。
【0007】
【実施例】図7に示すように、育苗プラント等で播種処
理された後の育苗箱1を所定段数(30枚)だけ間隔を
空けずに積層して発芽処理する発芽室2を備えるととも
に、発芽終了後、30枚の育苗箱1群をミニトロッコ3
に積載して棚差し室4に搬入し、その棚差し室4で作業
者によって、緑化工程用の小積層数(15枚)に取り分
け、積層台5に載置して、棚差し位置に設置する。この
育苗箱1群に対して分け入り個々の育苗箱1を把持装置
6で把持するとともに、この把持した育苗箱1群を間隔
設定装置7によって緑化用の間隔に設定し、その間隔設
定された育苗箱1群を差し込み装置8で緑化台車9に棚
差しし、その緑化台車9で育苗箱1群を緑化室10に搬
入するようにして、育苗装置を構成する。把持装置6に
ついて説明する。図3に示すように、15枚の積層育苗
箱1群を載置する積層台5に対して差し込み装置8を配
置するとともに、差し込み装置8の両側方に、左右の把
持装置部6A,6Bを配置してある。左把持装置部6A
を代表として説明する。
理された後の育苗箱1を所定段数(30枚)だけ間隔を
空けずに積層して発芽処理する発芽室2を備えるととも
に、発芽終了後、30枚の育苗箱1群をミニトロッコ3
に積載して棚差し室4に搬入し、その棚差し室4で作業
者によって、緑化工程用の小積層数(15枚)に取り分
け、積層台5に載置して、棚差し位置に設置する。この
育苗箱1群に対して分け入り個々の育苗箱1を把持装置
6で把持するとともに、この把持した育苗箱1群を間隔
設定装置7によって緑化用の間隔に設定し、その間隔設
定された育苗箱1群を差し込み装置8で緑化台車9に棚
差しし、その緑化台車9で育苗箱1群を緑化室10に搬
入するようにして、育苗装置を構成する。把持装置6に
ついて説明する。図3に示すように、15枚の積層育苗
箱1群を載置する積層台5に対して差し込み装置8を配
置するとともに、差し込み装置8の両側方に、左右の把
持装置部6A,6Bを配置してある。左把持装置部6A
を代表として説明する。
【0008】図3乃至図6に示すように、縦向きのメイ
ンフレーム11を立設し、このメインフレーム11を縦
向き軸心回りで揺動自在に構成する。駆動装置として
は、図示するように、モータ12で駆動する形態を採っ
てもよいが、シリンダ等を使用してもよい。メインフレ
ーム11よりアーム13,13を上下端より延出しこの
アーム13,13の先端に縦向きの支持フレーム14を
取り付けてある。この支持フレーム14は断面が角形
で、自身の外周面に15個の持ち上げ爪15を外嵌させ
てある。この持ち上げ爪15は支持フレーム14に外嵌
した角断面の基端部15Aで左右揺動不能であり、か
つ、支持フレーム14にそって上下に移動可能であり、
各持ち上げ爪15の基端部15Aを上下に連続する状態
で連ねることによって、互いに支持されている。そし
て、基端部15Aの先端にホーク状の爪部15Bを装着
して、図4に示すように、その爪部15Bを育苗箱1の
肩部1A下方に差し込み、持ち上げ爪15で育苗箱1を
持ち上げるようにしてある。尚、持ち上げ爪15の基端
部15Aの軸芯長bと育苗箱1の高さaとを同一寸法に
してある。次に、間隔設定装置7について説明する。図
3及び図4に示すように、支持フレーム14内にその軸
芯に沿ってネジ軸17を装入するとともに、支持フレー
ム14の上端に駆動モータ18を取り付け、この駆動モ
ータ18の下向き出力軸をネジ軸17に連動連結する。
このネジ軸17にナット部材19を螺合させるととも
に、ナット部材19を支持フレーム14の内面に回転不
能に装入して、このナット部材19をネジ軸17の回転
によって上下動可能である。一方、支持フレーム14の
一面に縦の長溝を形成し、ナット部材19から長溝を通
して連結部20を延出し、その延出端を最上方に位置す
る持ち上げ爪15の基端部15Aに連結し、持ち上げ爪
15を上下移動自在である。持ち上げ爪15の基端部1
5Aにおいては、隣接する上下持ち上げ爪15同士の間
に、夫々、連結具としてのチェーン21を架設して上下
持ち上げ爪15同士を連結するとともに、チェーン21
の一定長さで決まる間隔まで上下持ち上げ爪15同士が
間隔を保持するようになっている。つまり、図5(イ)
に示すように、各持ち上げ爪15同士が最下端に位置す
る状態から、左右駆動モータ18,18を同期駆動して
最上端の持ち上げ爪15を上昇させると、各持ち上げ爪
15がチェーン21に引かれて上昇し、その最上端の持
ち上げ爪15が所定位置に至ったところで、図5(ロ)
に示すように、ずべてのチェーン21が一定の張設長さ
となり、その張設長さに応じた間隔で各持ち上げ爪15
が位置する。このことは、各持ち上げ爪15に持ち上げ
られる育苗箱1が所定の間隔に設定されることを意味す
る。差し込み装置8は、持ち上げ爪15が支持する両側
端部をさけた育苗箱1の中間部を掬い取るようにその育
苗箱1を持ち上げる受け部8Aを縦向きフレーム8Bに
取り付けて前方に向けて延出し、この受け部8Aを緑化
用間隔に相当する間隔で上下方向に配してある。この受
け部8Aで育苗箱1を掬い取り、差し込み装置8は緑化
台車9に向かって進み、棚9Aに育苗箱1を載置する。
ンフレーム11を立設し、このメインフレーム11を縦
向き軸心回りで揺動自在に構成する。駆動装置として
は、図示するように、モータ12で駆動する形態を採っ
てもよいが、シリンダ等を使用してもよい。メインフレ
ーム11よりアーム13,13を上下端より延出しこの
アーム13,13の先端に縦向きの支持フレーム14を
取り付けてある。この支持フレーム14は断面が角形
で、自身の外周面に15個の持ち上げ爪15を外嵌させ
てある。この持ち上げ爪15は支持フレーム14に外嵌
した角断面の基端部15Aで左右揺動不能であり、か
つ、支持フレーム14にそって上下に移動可能であり、
各持ち上げ爪15の基端部15Aを上下に連続する状態
で連ねることによって、互いに支持されている。そし
て、基端部15Aの先端にホーク状の爪部15Bを装着
して、図4に示すように、その爪部15Bを育苗箱1の
肩部1A下方に差し込み、持ち上げ爪15で育苗箱1を
持ち上げるようにしてある。尚、持ち上げ爪15の基端
部15Aの軸芯長bと育苗箱1の高さaとを同一寸法に
してある。次に、間隔設定装置7について説明する。図
3及び図4に示すように、支持フレーム14内にその軸
芯に沿ってネジ軸17を装入するとともに、支持フレー
ム14の上端に駆動モータ18を取り付け、この駆動モ
ータ18の下向き出力軸をネジ軸17に連動連結する。
このネジ軸17にナット部材19を螺合させるととも
に、ナット部材19を支持フレーム14の内面に回転不
能に装入して、このナット部材19をネジ軸17の回転
によって上下動可能である。一方、支持フレーム14の
一面に縦の長溝を形成し、ナット部材19から長溝を通
して連結部20を延出し、その延出端を最上方に位置す
る持ち上げ爪15の基端部15Aに連結し、持ち上げ爪
15を上下移動自在である。持ち上げ爪15の基端部1
5Aにおいては、隣接する上下持ち上げ爪15同士の間
に、夫々、連結具としてのチェーン21を架設して上下
持ち上げ爪15同士を連結するとともに、チェーン21
の一定長さで決まる間隔まで上下持ち上げ爪15同士が
間隔を保持するようになっている。つまり、図5(イ)
に示すように、各持ち上げ爪15同士が最下端に位置す
る状態から、左右駆動モータ18,18を同期駆動して
最上端の持ち上げ爪15を上昇させると、各持ち上げ爪
15がチェーン21に引かれて上昇し、その最上端の持
ち上げ爪15が所定位置に至ったところで、図5(ロ)
に示すように、ずべてのチェーン21が一定の張設長さ
となり、その張設長さに応じた間隔で各持ち上げ爪15
が位置する。このことは、各持ち上げ爪15に持ち上げ
られる育苗箱1が所定の間隔に設定されることを意味す
る。差し込み装置8は、持ち上げ爪15が支持する両側
端部をさけた育苗箱1の中間部を掬い取るようにその育
苗箱1を持ち上げる受け部8Aを縦向きフレーム8Bに
取り付けて前方に向けて延出し、この受け部8Aを緑化
用間隔に相当する間隔で上下方向に配してある。この受
け部8Aで育苗箱1を掬い取り、差し込み装置8は緑化
台車9に向かって進み、棚9Aに育苗箱1を載置する。
【0009】以上のような構成より、緑化台車9に棚差
しする手順を説明する。 人為的にミニトロッコ3より15枚分の育苗箱1群
を取り出し、積層台5にのせて棚差し位置に設置する。 図5(イ)に示すように、各持ち上げ爪15を最下
端位置に位置させ、この状態で、図4に示すように、メ
インフレーム11を回転させて爪部15Bを各育苗箱1
の肩部1Aに差し込み持ち上げる。 この状態から、左右の駆動モータ18,18を駆動
すると、各左右の持ち上げ爪15,15が持ち上がると
ともに各育苗箱1群が持ち上がり、上端持ち上げ爪1
5,15が所定高さに至ると、図5(ロ)に示すよう
に、各チェーン21が自然長の一定長になり、各育苗箱
1が所定間隔になる。 次に、差し込み装置8が前進移動を開始し、各受け
部8Aが対応する育苗箱1を受取り、更に、前進して緑
化台車9の棚9Aに載置する。 棚差し作業が終わると、駆動モータ18を逆転させ
て、各左右の持ち上げ爪15,15を元の状態に戻す。
しする手順を説明する。 人為的にミニトロッコ3より15枚分の育苗箱1群
を取り出し、積層台5にのせて棚差し位置に設置する。 図5(イ)に示すように、各持ち上げ爪15を最下
端位置に位置させ、この状態で、図4に示すように、メ
インフレーム11を回転させて爪部15Bを各育苗箱1
の肩部1Aに差し込み持ち上げる。 この状態から、左右の駆動モータ18,18を駆動
すると、各左右の持ち上げ爪15,15が持ち上がると
ともに各育苗箱1群が持ち上がり、上端持ち上げ爪1
5,15が所定高さに至ると、図5(ロ)に示すよう
に、各チェーン21が自然長の一定長になり、各育苗箱
1が所定間隔になる。 次に、差し込み装置8が前進移動を開始し、各受け
部8Aが対応する育苗箱1を受取り、更に、前進して緑
化台車9の棚9Aに載置する。 棚差し作業が終わると、駆動モータ18を逆転させ
て、各左右の持ち上げ爪15,15を元の状態に戻す。
【0010】〔別実施例〕 間隔設定装置7としては、最上端の持ち上げ爪15
を固定し、最下端の持ち上げ爪15をネジ軸17で駆動
する形態をとってもよい。 持ち上げ爪15を駆動するアクチュエータとして
は、ネジ軸17を利用したものだけでなく、シリンダを
利用してもよい。 連結具21としては、チェーンだけでなく、鎖、ワ
イヤ、バネ等が使用可能である。
を固定し、最下端の持ち上げ爪15をネジ軸17で駆動
する形態をとってもよい。 持ち上げ爪15を駆動するアクチュエータとして
は、ネジ軸17を利用したものだけでなく、シリンダを
利用してもよい。 連結具21としては、チェーンだけでなく、鎖、ワ
イヤ、バネ等が使用可能である。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】把持装置、間隔設定装置、差し込み装置、緑化
台車を示す側面図
台車を示す側面図
【図2】把持装置、間隔設定装置、差し込み装置、緑化
台車を示す平面図
台車を示す平面図
【図3】把持装置、間隔設定装置、差し込み装置、緑化
台車を示す斜視図
台車を示す斜視図
【図4】把持装置、間隔設定装置を示す正面図
【図5】(イ) 間隔設定装置の間隔設定前状態を示す
正面図 (ロ) 間隔設定装置の間隔設定後状態を示す正面図
正面図 (ロ) 間隔設定装置の間隔設定後状態を示す正面図
【図6】(イ) 差し込み装置が育苗箱を掬い取る前の
状態を示す側面図 (ロ) 差し込み装置が育苗箱を掬い取る後の状態を示
す側面図
状態を示す側面図 (ロ) 差し込み装置が育苗箱を掬い取る後の状態を示
す側面図
【図7】育苗装置の全体構造を示す側面図
1 育苗箱 15 持ち上げ爪 21 連結具
Claims (1)
- 【請求項1】 発芽工程を終えた積み重ね育苗箱(1)
群に分け入り各育苗箱(1)を持ち上げる複数の持ち上
げ爪(15)を、積層配置するとともに、これら複数の
持ち上げ爪(15)の隣接するもの同士を、一定長さ内
で伸縮可能な連結具(21)で連結し、前記持ち上げ爪
(15)の内、最上端に位置する持ち上げ爪(15)
か、又は、最下端に位置する持ち上げ爪(15)かの少
なくとも何れか一方の持ち上げ爪(15)を、他方の持
ち上げ爪(15)に対して離間する方向に相対移動させ
て、各育苗箱(1)の間隔を前記連結具(21)の一定
長さで決まる緑化用間隔に設定するように構成してある
育苗装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4295592A JPH06141697A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 育苗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4295592A JPH06141697A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 育苗装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141697A true JPH06141697A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17822627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4295592A Pending JPH06141697A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 育苗装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06141697A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5584350B1 (ja) * | 2013-12-27 | 2014-09-03 | メカテック有限会社 | 苗育成装置及び該苗育成装置を備えた接木苗生産装置 |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP4295592A patent/JPH06141697A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5584350B1 (ja) * | 2013-12-27 | 2014-09-03 | メカテック有限会社 | 苗育成装置及び該苗育成装置を備えた接木苗生産装置 |
WO2015099091A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | メカテック有限会社 | 苗育成装置及び該苗育成装置を備えた接木苗生産装置 |
JP2015123069A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | メカテック有限会社 | 苗育成装置及び該苗育成装置を備えた接木苗生産装置 |
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