JPH06141504A - 回転電機のギャップ測定用ファンシールド点検穴カバー - Google Patents

回転電機のギャップ測定用ファンシールド点検穴カバー

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Publication number
JPH06141504A
JPH06141504A JP31091392A JP31091392A JPH06141504A JP H06141504 A JPH06141504 A JP H06141504A JP 31091392 A JP31091392 A JP 31091392A JP 31091392 A JP31091392 A JP 31091392A JP H06141504 A JPH06141504 A JP H06141504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan shield
inspection hole
fan
hole cover
shield inspection
Prior art date
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Pending
Application number
JP31091392A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Goto
敦 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】横軸自己通風形回転電機において、簡単な構成
で通風冷却効率を低下させないファンシールド点検穴カ
バーを提供する。 【構成】複数のファンシールド点検穴12のそれぞれ
に、ファンシールド7の内側に回転自在に上部を支持さ
れ、ファンシールド点検穴12を被うファンシールド点
検穴カバー13を設けたので、常時はファンシールド点
検穴12はファンシールド点検穴カバー13で被われ、
風の漏れをなくして冷却効率を高める。ギャップ測定時
には、ファンシールド点検穴カバー13を工具で押上
げ、工具をギャップに挿入してギャップを容易に測定で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、横軸回転電機のファ
ンシールドに備えたギャップ測定用ファンシールド点検
穴カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の横軸自己通風形回転電機の
一部を示す断面図である。図2において、固定子枠3に
支持された固定子鉄心1のスロットに固定子巻線2を収
納している。図示しない回転軸に回転子4とファン9と
が取り付けられている。固定子巻線2及びファン9の外
側はファンシールド7で被われ、さらに外側は外被シー
ルド8で被われている。回転に伴ってファン9によりダ
クト6へ通風冷却している。回転電機の本来の精度を維
持するために組立後も、固定子鉄心1と回転子4とのギ
ャップ5の測定を含む点検が定期的に行われている。水
平方向のギャップ5に対向する位置に、外被シールド点
検穴10とファンシールド点検穴12とが3個ないし4
個対称の位置に穿たれている。外被シールド点検穴10
は点検時以外は外被シールド点検穴カバー11により閉
鎖されているが、ファンシールド点検穴12は常に開放
状態にあり、この部分から冷却風が漏洩している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、ファ
ンシールド点検穴12から空気が漏れるので、回転電機
の内部を流通する風量が減少し、回転電機の冷却効率が
低下していた。
【0004】この発明は、横軸自己通風形回転電機にお
いて、簡単な構成で通風冷却効率を低下させないファン
シールド点検穴カバーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】ファンを被うファンシー
ルドと、このファンシールドに穿たれ固定子鉄心と回転
子とのギャップに対向する複数のファンシールド点検穴
と、前記ファンシールドの外側に配置された外被シール
ドとを備えた横軸自己通風形回転電機において、前記複
数のファンシールド点検穴のそれぞれに、前記ファンシ
ールドの内側に回転自在に上部を支持され、前記ファン
シールド点検穴を被うファンシールド点検穴カバーを設
けたことによって、上記目的を達成する。
【0006】ファンシールド点検穴カバーは、円形とす
ればギャップ測定上好適である。
【0007】ファンシールド点検穴カバーは、三日月形
とすれば、ギャップ測定上好適である。
【0008】
【作用】この発明においては、ファンシールドの内側に
回転自在に上部を支持されファンシールド点検穴を被う
ファンシールド点検穴カバーを設けたので、常時は自重
でファンシールド点検穴を被って風の漏れをなくし、ギ
ャップを点検するときは、外被カバー点検穴から工具を
挿入してファンシールド点検穴を通して、ファンシール
ド点検穴カバーを押上げ、回転子と固定子鉄心とのギャ
ップを測定することができる。
【0009】
【実施例】実施例1 図1はこの発明の実施例による円形のファンシールド点
検穴カバーを備えた回転電機の一部を示す断面図であ
る。図1において、図2と同じ部位は同じ符号を付して
ある。外被シールド8とファンシールド7の水平方向の
ギャップ5に対向する位置に、外被シールド点検穴10
と、ファンシールド点検穴12とが、3個ないし4個対
称の位置に穿たれている。外被シールド点検穴10は、
点検時以外は外被シールド点検穴カバー11により閉鎖
されている。図1の例は、ファンシールド点検穴12は
円形であり、ファンシールド7の内側に回転自在に上部
を支持されファンシールド点検穴12を被う円形のファ
ンシールド点検穴カバー13を設けた。常時は自重によ
りファンシールド点検穴カバー13は垂直に垂れ下がっ
て、ファンシールド点検穴12をふさいで、風が漏れる
のを防止する。ギャップ測定時には、外被シールド点検
穴カバー11をとりはずし、工具を挿入してファンシー
ルド点検穴12からファンシールド点検穴カバー13を
押上げ、ギャップ5の寸法を測定する。
【0010】実施例2 また、他の実施例として、ファンシールド点検穴12が
三日月形に穿たれ、このファンシールド点検穴12を被
う三日月形のファンシールド点検穴カバー13を設ける
ものがある。このファンシールド点検穴カバー13によ
っても、実施例1と同様に常時は風の漏れをなくし、点
検時にはギャップ5の寸法を測定することができる。
【0011】実施例3 さらに、他の実施例として、図示しないがファンシール
ド点検穴カバー13の上部をファンシールド7に回転自
在に支持し、下部にばねを設けたものがある。これは常
時は、ファンシールド点検穴カバー13の自重及びばね
でカバーをファンシールド7へ押しつけてファンシール
ド点検穴12をふさぎ、ギャップ測定時には、外側から
ファンシールド点検穴カバー12を押上げて、ギャップ
5の寸法を測定することができる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、常時はファンシール
ド点検穴はファンシールド点検穴カバーで被われ、風の
漏れをなくし冷却効率を高める。ギャップ測定時には、
ファンシールド点検穴カバーを工具で押上げ、工具をギ
ャップに挿入してギャップを容易に測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるファンシールド点検
穴カバーを備えた回転電機の一部を示す断面図である。
【図2】従来の回転電機の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 4 回転子 5 ギャップ 7 ファンシールド 8 外被シールド 9 ファン 10 外被シールド点検穴 11 外被シールド点検穴カバー 12 ファンシールド点検穴 13 ファンシールド点検穴カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンを被うファンシールドと、このファ
    ンシールドに穿たれ固定子鉄心と回転子とのギャップに
    対向する複数のファンシールド点検穴と、前記ファンシ
    ールドの外側に配置された外被シールドとを備えた横軸
    自己通風形回転電機において、前記複数のファンシール
    ド点検穴のそれぞれに、前記ファンシールドの内側に回
    転自在に上部を支持され、前記ファンシールド点検穴を
    被うファンシールド点検穴カバーを設けたことを特徴と
    する回転電機のギャップ測定用ファンシールド点検穴カ
    バー。
  2. 【請求項2】請求項1記載の回転電機のギャップ測定用
    ファンシールド点検穴カバーにおいて、ファンシールド
    点検穴カバーは円形であることを特徴とする回転電機の
    ギャップ測定用ファンシールド点検穴カバー。
  3. 【請求項3】請求項1記載の回転電機のギャップ測定用
    ファンシールド点検穴カバーにおいて、ファンシールド
    点検穴カバーは三日月形であることを特徴とする回転電
    機のギャップ測定用ファンシールド点検穴カバー。
JP31091392A 1992-10-26 1992-10-26 回転電機のギャップ測定用ファンシールド点検穴カバー Pending JPH06141504A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31091392A JPH06141504A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 回転電機のギャップ測定用ファンシールド点検穴カバー

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JPH06141504A true JPH06141504A (ja) 1994-05-20

Family

ID=18010896

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JP31091392A Pending JPH06141504A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 回転電機のギャップ測定用ファンシールド点検穴カバー

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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