JPS605720Y2 - 回転電機の冷却装置 - Google Patents

回転電機の冷却装置

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Publication number
JPS605720Y2
JPS605720Y2 JP15732779U JP15732779U JPS605720Y2 JP S605720 Y2 JPS605720 Y2 JP S605720Y2 JP 15732779 U JP15732779 U JP 15732779U JP 15732779 U JP15732779 U JP 15732779U JP S605720 Y2 JPS605720 Y2 JP S605720Y2
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JP
Japan
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bracket
frame
wind guide
heat
stator core
Prior art date
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Expired
Application number
JP15732779U
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English (en)
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JPS5674970U (ja
Inventor
憲明 山田
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は全閉外扇形回転電機の冷却装置に関する。
全閉外扇形回転電機の冷却は鉄心9巻線よりの発熱を回
転電機のフレーム、ブラケットなどの外被表面より如何
に効率よく放熱するかにあり、外被表面積の増加と、外
被表面に接触する風量を増加させる為に、通風の整流装
置や風案内の構造に工夫がなされている。
又発熱は回転電機の内部から生ずるので、その熱を効率
よく外被に伝達する事が必要となる。
従って前記外被構造と併用して、回転電機の温度の上昇
した内気を、内部ファンにより外被構成体の内面に伝達
し、外被表面から放熱する事が行なわれている。
従来これらの冷却装置は第1図に示すように構成されて
いる。
第1図は誘導電動機の場合の例でその構成について説明
する。
1は固定子鉄心、2は回転子鉄心、3は羽根片で該羽根
片3は電動機内の空気を循環させるもので回転子鉄心と
一体でグイキャストされるか、或は別体の羽根が取付け
られる。
4は巻線、5はフレームで内周面に前記固定子鉄心1が
装着され又左右端面にそれぞれブラケット6及び7が取
り付けられている。
9はブラケット6.7にボルト等で取付けられた風案内
1oは回転軸2aに装着された外扇ファン、11は 外
カバーである。
上記構成において、回転子2が回転を始めると外扇ファ
ン10のファン効果により、 外カバー11の通風口1
1aより冷却風が機内に吸入され、ブラケット7及びフ
レーム5の外被表面の熱を奪って図の右側へ流れる。
−万雷動機内部では回転子鉄心2と一体になった羽根片
3によって内部の空気は回され、始めに巻線4の表面に
達して熱を吸収し、フレーム5及びブラケット6.7の
内面に衝突して熱を伝達腰図示の如く羽根片3の所へも
どって循環する。
このような循環が繰り返され、内部の熱はフレーム5.
ブラケット6.7の熱伝導により表面より放熱される。
この内気循環で大切な役目をするのは風案内であり、こ
れの工夫により冷却効果に差異が生ずる。
従来の風案内9は同図に示す如くブラケット6.7から
独立して別個に設けられているので、ブラケット取付面
に締付ボルト等で取付けてあり取付作業が伴うので製作
が厄介である。
又温風を案内面に受けても内気循環の役目のみで風案内
9が積極的に熱を外部へ放熱する手段は構じられていな
かった。
本考案は以上の欠点を解決するものである。
即ち、風案内をブラケットと一体に形威し、内気循環の
役目のみならず、熱伝達も分担させたものである。
又該ブラケットは外カバーの1部も形威し複合機能を持
たせたものである。
以下第2図に示す実施例について説明する。
なお図中第1図と同一符号は同一物品につき説明を省略
する。
13はフレーム5の軸方向に形成されたボス体で、ボス
体13はフレーム5の表面周方向に複数個設けられ、ボ
ス体13内には通気溝i3aが設けられている。
前記ブラケット12の電動機内部側にはヒダ12aが所
定間隔をあけて放射状に多数説けられ、その上に風案内
12cを一体に成形されている。
風案内12cは断面り型に形成され、このL型部分に冷
却フィン12bが一体に形成されている。
又電動機外部側に多数の外被ヒダ12dが設けられてい
る。
16.17はブラケット6.12の取付ボルトで、ブラ
ケット6.12の外径部に複数個設けた取付ボス部6a
、12eを貫通腰前記ボス体13の両端部に螺合されて
いる。
なお13bは冷却ヒダ。今回転子が回転を始めると電動
機内部の空気の一部は羽根片3のファン効果で風案内1
2eに沿って巻線4の表面に衝突し、その後フレーム5
及びブラケット12の内面即ちヒダ12a、冷却フィン
12bに接触して熱をその内面に伝達しそれを循環する
又他の風はフレーl、5内の通気溝13aを通り、矢印
の如く回転子鉄心の通風穴15を通過しこれを循環する
一方外扇フアン10により冷却風が通風口14より吸入
され、ブラケット12の 外カバ一部11内を通り、内
部空間の熱を集めたブラケット12の外被ヒダ12dに
接触し熱を奪い、その後固定子鉄心1の熱が伝導された
フレーム5の外面に沿って熱を奪いながら第2図の右方
向へ流れ、フレーム5の外面より冷却する。
以上の如く本案はブラケットの内側に放射状に設けた複
数のヒダと一体に冷却フィン付の風案内とを一体的に設
けているので、ブラケットの電動機内側の表面積が大巾
に増大して受熱量が多くなり、この熱を外扇ファンで外
部に放熱するので多量の熱を放熱できると共に、ブラケ
ットの剛性が増大して振動、騒音の低下が計られ、更に
ブラケットに風案内が一体に設けであるので、ブラケッ
トをフレームに取付けるだけで風案内が取付けられ、あ
らためて風案内を取付ける必要がなく組立が非常に容易
であるなどの種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のものにおける断面図、第2図は本考案の
一実施例を示す断面図。 1は固定子鉄心、2は回転子鉄心、3は羽根片、4は巻
線、5はフレーム、6,12はブラケット、12aはヒ
ダ、12bは冷却フィン、12Cは風案内。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム内に設けた固定子鉄心と、該固定子鉄心の内周
    に配設され、回転自在に軸支された回転子鉄心と、前記
    フレームの両端に取付けられたブラケットと、前記回転
    子鉄心に設けられ電動機内の空気を循環させる羽根片と
    、前記ブラケットの外側の回転軸に設けられた外扇ファ
    ンとを備えた回転電機において、前記外扇フアン側のブ
    ラケットの内側に放射状のヒダを介して風案内を設ける
    と共に該風案内に冷却フィンを一体に設けたことを特徴
    とする全閉外扇形回転電機の冷却装置。
JP15732779U 1979-11-13 1979-11-13 回転電機の冷却装置 Expired JPS605720Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15732779U JPS605720Y2 (ja) 1979-11-13 1979-11-13 回転電機の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15732779U JPS605720Y2 (ja) 1979-11-13 1979-11-13 回転電機の冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5674970U JPS5674970U (ja) 1981-06-19
JPS605720Y2 true JPS605720Y2 (ja) 1985-02-22

Family

ID=29668636

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JP15732779U Expired JPS605720Y2 (ja) 1979-11-13 1979-11-13 回転電機の冷却装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE539576C2 (en) * 2015-07-13 2017-10-17 Bombardier Transp Gmbh An electric machine

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Publication number Publication date
JPS5674970U (ja) 1981-06-19

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