JPH06141009A - 時分割多元接続同期方式 - Google Patents

時分割多元接続同期方式

Info

Publication number
JPH06141009A
JPH06141009A JP4289900A JP28990092A JPH06141009A JP H06141009 A JPH06141009 A JP H06141009A JP 4289900 A JP4289900 A JP 4289900A JP 28990092 A JP28990092 A JP 28990092A JP H06141009 A JPH06141009 A JP H06141009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization
counter
multiple access
time division
slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4289900A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideya Suzuki
秀哉 鈴木
Arata Nakakoshi
新 中越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4289900A priority Critical patent/JPH06141009A/ja
Publication of JPH06141009A publication Critical patent/JPH06141009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】復調部101より復調されたビット列がユニー
クワード検出器102に入り、ユニークワードが検出さ
れると、検出信号103をカウンタ制御部104に送る。
カウンタ制御部104ではカウンタ部105に送られて
きたユニークワード信号のうち、規定の条件を満たすも
のだけをカウンタ部に送る。カウンタ部105ではカウ
ンタ制御部104のチェックを通過したユニークワード
が確認された場合、カウンタの値を規定の値にセットす
る。分離部106は復調部101から送られてきたデー
タをカウンタ部105の値を基に、規定のカウント値で
切り出す。 【効果】複数スロット使用に際しての同期制御が簡略化
される。また、不必要となった同期信号をデータとして
使用できるため、伝送効率をあげることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時分割多元接続(以下T
DMA)方式における無線通信装置のうち、特に複数チ
ャネル(またはスロット)を使用する際に、受信された
同期信号(以下ユニークワード)から同期をとる方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】固定長の複数スロットを使用するTDM
A方式の従来技術例には、基地局があげられる。TDM
A方式において、基地局は複数移動局を相手にするため
必然的に複数スロットで個々に各通信先の移動局と同期
をとらなければならない。同期方法は、「TDMA通
信」電子情報通信学会編,pp21〜pp22に示され
ている様に、通信回線設定時の同期確立のためにユニー
クワードを用いる。
【0003】複数移動局を相手にする場合、各移動局毎
に無線における通信パスが異なるため、伝搬遅延等を考
慮して個々に通話タイミングを設定する。従って、各移
動局毎にユニークワード検出が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数スロットを用いて
実質的な伝送レートをあげる手段として、一組の移動機
と基地局の間で複数スロットを占有することが考えられ
る。従来方式では、各スロット毎に同期をとることにな
り、移動機側も基地局と同様の同期制御が要求される。
【0005】本発明の目的は、この同期制御の簡略化に
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は内部にカウンタ回路を設け、使用される複
数スロット中の任意のスロットで復調信号より同期を取
り、その同期情報から内部カウンタを起動させ、そのカ
ウンタ値をもとに他のスロットのデータの切り出し開始
位置を決定することができるようにした。
【0007】また、復調信号の誤り等により同期がとれ
なかった場合、前記カウンタ回路の値を基にして、復調
信号からのユニークワード検出の代わりとして、データ
の切り出し開始位置を推察することができる。
【0008】
【作用】基地局の場合、通信相手の複数移動局の位置関
係やタイミング誤差により、各移動局に対応するスロッ
ト毎に同期をとる必要がある。
【0009】一方、一組の移動機と基地局間で複数スロ
ットを占有する場合、使用する各スロットは同一無線機
との間の通信に用いられるため、各スロットの伝搬遅延
等の条件は同一であるとみなせる。従って、使用スロッ
ト中のいくつかのスロットで復調信号より同期をとるこ
とで他のスロットの同期タイミングを決定可能である。
同期がとれた時に内部のカウンタ回路を無線区間の伝送
速度に対応する周波数のクロックで動作させる。それに
よって、他のスロットの同期タイミングは復調信号より
同期をとらなくても前記カウンタ回路の値から決定でき
る。
【0010】
【実施例】図1に本発明における構成の一実施例を示
す。
【0011】まず、ユニークワード(以下UW)信号が
識別可能な程度に受信状態が良好な場合について説明す
る。
【0012】復調部101より復調されたビット列がユ
ニークワード検出器(以下UWD)102に入る。UW
D102ではUWを検出すると、検出信号103をカウ
ンタ制御部104に送る。カウンタ制御部104では検
出信号103をカウンタ部105に送るべきかを決定す
る。このカウンタ制御部104の詳細は後で述べる。
【0013】カウンタ部105ではカウンタ制御部10
4のチェックを通過した検出信号103が確認された場
合、カウンタの値を規定の値(例えば0)にセットするこ
とによりタイミングを補正する。このカウンタ部105
のカウンタは発振器109より無線区間の伝送速度に対
応する周波数のクロックでインクリメントされる。
【0014】分離部106は復調部101から送られて
きたデータをカウンタ部105の値を元に、規定のカウ
ント値で切り出し、加入者インターフェース107やC
PU部108に転送する。実際には、無線区間の伝送速
度は送信側のクロックで規定されることになり、発振器
109のクロックとは発振器の精度の問題で若干の周波
数のずれがあることが考えられる。しかし、短時間であ
ればそのずれは微々たるものでカウンタ値を信用して受
信データを切りだしても問題ない。
【0015】次に、カウンタ制御部104を詳細に説明
する。カウンタ制御部に要求されることは、UWD10
2から送られてくる検出信号103の中から、カウンタ
部105内のカウンタ値に対する補正動作をさせるにふ
さわしい信号のみを通すことである。
【0016】例えば、第2,第3スロットを使用する際
に第2スロットのUW信号が検出される付近のみ窓をか
けて検出信号103がカウンタ部104に通過を許可
し、第3スロットのUW信号やその他の偶然にUWのパ
ターンに一致して得られた信号は不許可とする方法が考
えられる。具体的には、第2スロットのUW信号が検出
されると予測できる時刻の前後nビットの間だけカウン
タ制御部104のゲートを空ける。その時間内にUW信
号が検出された場合、カウンタ部105にその信号が送
られる。また、その時間以外の時にはカウンタ制御部の
ゲートを閉めておくことにより、他の検出信号103を
遮断することができる。この例の場合、第2スロットの
みを検出信号103のチェックに使用している。
【0017】この際、第2スロットのUW位置が予め判
っている必要がある。これは、初期状態からの同期確立
として以下の手続きを経ることによって知ることができ
る。まず、基地局は自局で定めた特定のスロットで報知
を行っている。これと通信を希望する移動局はこの報知
信号を受信することによって、各スロットの時間的なタ
イミングを知ることができる。従って、移動局は基地局
との無線回線設定時にこの基準になる報知信号を有する
スロットとの時間的なずれを考慮することによって他の
スロットの時間的な位置を知ることができる。また、ス
ロットにおける送受信フォーマットは予め規定されてい
るので、そこからUW位置を割り出すことができる。
【0018】また、同期を行わないスロットでは、UW
パターンの代わりにデータを送ることが考えられる。こ
のデータは、例えば以下の様な使い方が考えられる。第
1にそのスロットの実質的な伝送レートをあげるために
データ領域とする。第2に通信データに誤り制御を施
し、これに伴う冗長ビットをユニークワード挿入位置に
割り当てる。この誤り制御により、実質的な伝送レート
を下げずに通信品質を改善できる。
【0019】次に、通信中にノイズ等の原因でUW信号
が識別不可能な受信状態になった場合について説明す
る。
【0020】窓あけのためのゲート信号が空いている間
に、検出信号103がUWD102より送られてこなか
った場合には、カウンタ部105内のカウンタの値は補
正されない。しかし、カウンタ自体は無線区間の伝送速
度に対応したクロックで動作しているので、その値でデ
ータの切り出しを行うことができる。
【0021】実際にはクロック精度の問題があり、短時
間であればUW信号が受信できなくてもカウンタ部のカ
ウンタ値を基にデータの切りだしを行っても問題ない。
しかし、受信信号中のUW信号によるカウンタ値の補正
が長時間にわたって行われないと、カウンタ値が実際の
受信データのビット位置とずれてくることになる。この
状態では、正常なデータの切りだしが行えない。UW信
号が長時間にわたって識別できないということは受信状
態がかなり悪くなっていると考えられる。そこで、長時
間(一定フレーム数の間)にわたって検出信号103が
確認できなかった場合には初期状態に戻って前述の同期
確立を行うか、強制切断として回線を切断することが考
えられる。
【0022】以上の説明は通信に使用している特定スロ
ットのみを同期の対象としていたが、その特定スロット
が他局の通信による干渉を受ける場合が考えられる。こ
の場合には、干渉を受けているスロット以外のデータは
受信状態が良好でも強制終話になることが考えられる。
そこで、送信側では通信に使用するスロットには全てU
W信号を挿入して送信し、受信側では基本的には特定の
スロットで同期をとる。もし、そのスロットで同期に失
敗した場合には、他の通信に使用しているスロットで同
期をとるという方法も考えられる。この場合、伝送効率
をあげるという観点からは外れるが、他局からの干渉に
強くなるという利点がある。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、複数スロット使用に際
しての同期制御処理を簡略化する効果がある。さらに、
一部のユニークワードを削除して他のデータを追加する
ことによる伝送効率向上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【符号の説明】
101…復調部、102…ユニークワード検出器、10
3…検出信号。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つのフレームを複数のスロットで構成し
    た時分割多元接続同期方式において、2台の無線機が複
    数スロットを占有して通信する場合、無線装置にフレー
    ム同期タイミングに応じて起動するカウンタ回路を備
    え、使用する複数スロット中の一部のスロットでのみ同
    期をとることを特徴とする時分割多元接続同期方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、毎フレームごとに同期
    をとるスロットを固定する時分割多元接続同期方式。
  3. 【請求項3】請求項1において、同一フレームで、同期
    信号検出に失敗した場合、他のスロットで同期検出を行
    い、同期がとれた場合に前記カウンタ回路内のカウンタ
    値を修正する時分割多元接続同期方式。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、同期がとれな
    い場合に、前回のフレーム同期をとった時の前記カウン
    タ回路のカウント値を基に受信信号からのデータの切り
    出しタイミングを決定する時分割多元接続同期方式。
  5. 【請求項5】請求項1,2または4において、同期信号
    挿入領域に関し、同期をとらないスロットにおいて、代
    わりにデータ領域として使用する時分割多元接続同期方
    式。
  6. 【請求項6】請求項1,2または4において、同期信号
    挿入領域に関し、同期をとらないスロットにおいて、代
    わりに誤り訂正用の冗長ビットの領域として使用する時
    分割多元接続同期方式。
JP4289900A 1992-10-28 1992-10-28 時分割多元接続同期方式 Pending JPH06141009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4289900A JPH06141009A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 時分割多元接続同期方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4289900A JPH06141009A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 時分割多元接続同期方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06141009A true JPH06141009A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17749228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4289900A Pending JPH06141009A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 時分割多元接続同期方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06141009A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1830500A1 (en) 2006-03-02 2007-09-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Time division multiplexing synchronisation apparatus, radio communication apparatus and synchronisation method in time division multiplex communication

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1830500A1 (en) 2006-03-02 2007-09-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Time division multiplexing synchronisation apparatus, radio communication apparatus and synchronisation method in time division multiplex communication

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5761198A (en) Transmission control method of downgoing control signal in TDMA mobile communications system
EP0795255B1 (en) Transmission of digital data messages in digital telephony
KR101266571B1 (ko) 시분할 다중 접속 통신 시스템에서 원하는 타임슬롯에 효과적으로 동기화하기 위한 방법
US5987023A (en) Transmission timing control in digital radio telephony
KR20050055045A (ko) 타이밍 어드밴스 및 편차의 동기화
US6044086A (en) Control signal transmission in digital radio telephony
JP3405322B2 (ja) 非同期干渉回避方法及び非同期干渉回避システム
JPH0117620B2 (ja)
KR20060133103A (ko) 통신을 복호화하는 방법 및 장치
JPH11127107A (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
EP0479950B1 (en) Synchronization and equalization in a tdma cellular system
JP2001502134A (ja) 粗同期中における早晩テストを用いる受信機の送信機との改善された同期
JP2000500302A (ja) 電話システムに於ける電力制御方法及び装置
US6990093B1 (en) Method of transmitting synchronized channel in radio transmitter
JPH06141009A (ja) 時分割多元接続同期方式
JP3088819B2 (ja) スプリット・ウインドウ時間整合
JPH11289335A (ja) データ伝送装置
US6882663B2 (en) Method for synchronizing a control channel to a working channel
US6614779B1 (en) CDMA physical layer packet mechanisms for distributed bursty traffic
JP2726312B2 (ja) 無線チャネル切替制御方法
JP2788902B2 (ja) グループ通信同期方式
JP3392658B2 (ja) Tdma移動体通信の基地局間フレーム同期方法
JPH088869A (ja) 受信装置
EP0860061B1 (en) Digital telephony using control messages transmitted in time slots for rf frequency allocation
JPH01300721A (ja) Tdma無線通信方式