JPH06140147A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPH06140147A
JPH06140147A JP4291590A JP29159092A JPH06140147A JP H06140147 A JPH06140147 A JP H06140147A JP 4291590 A JP4291590 A JP 4291590A JP 29159092 A JP29159092 A JP 29159092A JP H06140147 A JPH06140147 A JP H06140147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high frequency
switching
relay
frequency
heating device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4291590A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Sano
正和 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高周波加熱装置において、2個の高圧コンデン
サの切り換え用リレーの動作をモニタできるようにし
て、常に調理が良好に行えるようにすることを目的とす
る。 【構成】2個の高圧コンデンサ13、14とそれら高圧
コンデンサ切り換え用リレー15a、15bとを備え、
前記リレー15a、15bの切り換え動作により前記一
つもしくは二つの高圧コンデンサ13、14を用いて高
周波発生部11を作動し2種の異なる電源周波数に対応
して同レベルの高周波出力により加熱調理が行えるよう
にした高周波加熱装置において、前記切り換え用リレー
15a,15bの動作モニタ手段33、34が備えられ
てなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源周波数の異なる地
域にも対応できる高周波加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の高周波加熱装置としては、特開
平1ー296585号に示すように、電源周波数の判定
をプラグイン直後と、調理設定後にユーザーが調理開始
キーを入力した後とに行い、その判定周波数に対応して
切り換え用リレーの切り換え動作により一つもしくは二
つの高圧コンデンサを用いて高周波発生部を作動し、2
種の異なる電源周波数に対応して同レベルの高周波出力
により加熱調理が行えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周波数
の判定を複数回行なっても、部品の故障等でリレーが正
常に動作していない場合には、高周波の出力調整が適正
に行われず、調理の仕上がりが不良となる場合があっ
た。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みて行ったもの
で、切り換え用リレーの動作をモニタできるようにし
て、常に調理が良好に行えるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、2個の高圧
コンデンサとそれら高圧コンデンサの切り換え用リレー
とを備え、前記リレーの切り換え動作により前記一つも
しくは二つの高圧コンデンサを用いて高周波発生部を作
動し2種の異なる電源周波数に対応して同レベルの高周
波出力により加熱調理が行えるようにした高周波加熱装
置において、前記切り換え用リレーの動作モニタ手段が
備えられてなる構成とした。
【0006】
【作用】本発明によれば、モニタ手段により切り換え用
リレーが正常に動作しているかどうかを知ることができ
る。
【0007】
【実施例】図1にこの発明の一実施例である加熱調理器
としての電子レンジの回路図を示す。1は商用電源、2
はヒューズ、3、4はドアの開閉に連動するドアスイッ
チ、5はドアスイッチと逆の動作をしてドアスイッチの
故障時にヒューズを溶断させるモニタスイッチである。
6、7は各々庫内灯、ブロアモータで、8aはそれら負
荷への通電、遮断を行うリレー接点であり、10aは高
圧トランス9への通電、遮断を行うリレー接点である。
【0008】11は高周波発生部であるマグネトロン、
12は高圧ダイオード、13、14は高圧コンデンサで
あり、高圧リレー接点15aにより、60Hz時にはコ
ンデンサ13のみを50Hz時にはコンデンサ13及び
コンデンサ14を用いる。16は制御回路用の降圧トラ
ンス、17は整流用ダイオード、18は平滑コンデンサ
であり、半波整流を行っている。19、20はレギュレ
ータであり、各々リレー8、10、マイクロコンピュー
タ(以下マイコンと呼ぶ)37等の電源となす。また、
ダイオード21、平滑コンデンサ22、レギュレータ2
3で高圧リレー15の電源をなす。抵抗24、27、ト
ランジスタ25、ダイオード26で商用電源1に同期し
た信号がマイコン37の割込み信号入力ポートに入力さ
れる。8b、10b、15bは、各々リレー接点の励磁
コイルであり、28、30、32はサージ吸収用ダイオ
ード、29、31、33はリレー駆動用トランジスタで
ある。
【0009】この実施例では降圧トランス16の巻線の
電流容量等の関係で高圧コンデンサ用リレー15の電源
をマイコン37や他のリレーの電源と分けている。従っ
てリレー15の電源電圧E3が正常に出ていなかった
り、駆動トランジスタ33が壊れた場合リレー15が正
常に動作しないが、見かけは正常の動作とかわりない。
しかし実際には高周波出力電力は正常時と異なるため、
調理の仕上がり具合が悪くなる。
【0010】そこで高圧コンデンサ用リレー15の両端
に正常な電圧が印加されているか否かのモニタを行う機
能を備える。34は抵抗内蔵トランジスタであり、ベー
ス抵抗はE3に接続されている。エミッタはトランジス
タ33のコレクタに接続されており、トランジスタ33
がOFF時はトランジスタ34のベース、エミッタの電
位はともにE3であり、ONしない。トランジスタ33
がONすると、トランジスタのエミッタ電位はGNDレ
ベルとなりトランジスタ34はONする。すなわち、リ
レーコイル15bが励磁されると共にトランジスタ34
もONする。すると逆流防止用のダイオード35と抵抗
36を通し電流が流れマイコン37のリレーモニタ信号
用入力ポートI1に”L”レベルの信号が入力される。
トランジスタ34がOFF状態の時にはマイコンの電源
電圧E2と同じ”H”レベルの信号が入力される。電源
電圧E3がリレー15のONしないレベルの低い電圧し
かでていなかったり、トランジスタ33がONしなけれ
ば必ずI1には”H”レベルが入力されるため、リレー
15が動作する50Hz時に入力ポートが”H”レベル
を検出すると、高圧リレー動作不良の表示や報知(図示
せず)を行い、使用者に異常を知らせることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、モニタ手段により切り
換え用リレーが正常に動作しているかどうかを知ること
ができるので、これにより異常な高周波出力により調理
することが回避でき、調理が常に良好にできるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路構成図。
【符号の説明】
11 マグネットロン(高周波発生部) 13、14 高圧コンデンサ 15a、15b 切り換え用リレー 33、34 トランジスタ(モニタ手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個の高圧コンデンサとそれら高圧コン
    デンサの切り換え用リレーとを備え、前記リレーの切り
    換え動作により前記一つもしくは二つの高圧コンデンサ
    を用いて高周波発生部を作動し2種の異なる電源周波数
    に対応して同レベルの高周波出力により加熱調理が行え
    るようにした高周波加熱装置において、前記切り換え用
    リレーの動作モニタ手段が備えられてなることを特徴と
    する高周波加熱装置。
JP4291590A 1992-10-29 1992-10-29 高周波加熱装置 Pending JPH06140147A (ja)

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JP4291590A JPH06140147A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 高周波加熱装置

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JPH06140147A true JPH06140147A (ja) 1994-05-20

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ID=17770916

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JP4291590A Pending JPH06140147A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 高周波加熱装置

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