JPH0613900A - D/a変換器のオフセット補正回路 - Google Patents

D/a変換器のオフセット補正回路

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JPH0613900A
JPH0613900A JP19331592A JP19331592A JPH0613900A JP H0613900 A JPH0613900 A JP H0613900A JP 19331592 A JP19331592 A JP 19331592A JP 19331592 A JP19331592 A JP 19331592A JP H0613900 A JPH0613900 A JP H0613900A
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JP
Japan
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converter
offset
value register
logic circuit
digital code
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Application number
JP19331592A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hirofuji
正幸 広藤
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正負両極性のオフセットをもつD/A変換器
を人手によらず、かつ調整用D/A変換器を使用するこ
となく、ロジック回路2とD/A変換器3の最小構成で
補正する。 【構成】 ロジック回路2は設定値レジスタ2Aと補正
値レジスタ2Bと加算器2Cとで構成され、CPU1の
ディジタルコードが入力される。D/A変換器3はロジ
ック回路2の出力を入力とする。ロジック回路2の補正
値レジスタ2BにD/A変換器3のオフセット値の2の
補数をとった値をディジタルコードでCPU1から入力
し、CPU1から設定値レジスタ2Aにディジタルコー
ドを入力すると、加算器2Cで補正値レジスタ2Bのデ
ィジタルコードと加算してD/A変換器3に入力し、設
定値にオフセット誤差をロジック回路で加減算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、正負両極性のオフセ
ットをもつD/A変換器のオフセット補正回路について
のものである。
【0002】
【従来の技術】D/A変換器のオフセット誤差は、フル
スケールレンジで±0.1 %程度である。例えば±10Vを
出力するD/A変換器では、±10mVのオフセット誤差
があるので、オフセットを補正する必要がある。
【0003】次に、従来技術によるオフセット補正回路
の構成を図3により説明する。図3の1はCPU、2D
はロジック回路、3はD/A変換器、5Aは可変抵抗で
ある。CPU1は出力したいアナログ値のディジタルコ
ードをロジック回路2Dの設定値レジスタ2Aに送出す
る。ロジック回路2Dの出力はD/A変換器3でアナロ
グ値に変換される。この変換出力にはD/A変換器3の
オフセット値が含まれる。オフセット値は素子により正
負両極性にまたがるので、図3ではD/A変換器3のオ
フセット調整端子3Aを可変抵抗5Aに接続し、可変抵
抗5Aにより調整する。
【0004】次に、従来技術によるD/A変換器のオフ
セット自動調整回路の例を図4により説明する。図4
は、図3のロジック回路2Dに補正値レジスタ2Bを追
加してロジック回路2Eとし、図3の可変抵抗5Aの代
わりにD/A変換器6をD/A変換器3のオフセット調
整端子3Aに接続したものである。補正値レジスタ2B
の出力をD/A変換器6に入力し、自動的にオフセット
を調整する。
【0005】次に、オフセット自動調整回路の動作を図
4を参照して説明する。例えば、D/A変換器3の出力
が0Vになるディジタルコードを設定値レジスタ2Aに
入力する。このとき、D/A変換器3のオフセット電圧
は、±数ミリボルト程度になる。次に、CPU1はアナ
ログ出力を測定し、D/A変換器3の出力が0Vになる
ように演算して補正値レジスタ2Bにディジタルコード
を入力する。再び、アナログ出力を測定し、演算して補
正レジスタにディジタルコードを入力する。以上の繰り
返し動作により、オフセット調整が終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3の構成ではオフセ
ットを可変抵抗だけで調整しており、図4の構成ではD
/A変換器3を補正するために、さらにD/A変換器6
が必要である。この発明は、オフセット補正の必要なD
/A変換器の前にロジック回路を配置し、ロジック回路
を設定値レジスタと補正値レジスタと加算器で構成し、
正負両極性のオフセットをもつD/A変換器を人手によ
らず、かつ調整用D/A変換器を使用することなくロジ
ック回路とD/A変換器の最小構成で補正するD/A変
換器のオフセット補正回路の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明では、設定値レジスタ2Aと補正値レジス
タ2Bと加算器2Cとで構成され、CPU1のディジタ
ルコードを入力とするロジック回路2と、ロジック回路
2の出力を入力とするD/A変換器3とを備え、ロジッ
ク回路2の補正値レジスタ2BにD/A変換器3のオフ
セット値の2の補数をとった値をディジタルコードでC
PU1から入力し、CPU1から設定値レジスタ2Aに
ディジタルコードを入力すると、加算器2Cで補正値レ
ジスタ2Bのディジタルコードと加算してD/A変換器
3に入力し、設定値にオフセット誤差をロジック回路で
加減算する。
【0008】
【作用】次に、この発明によるD/A変換器のオフセッ
ト補正回路の構成を図1により説明する。図1の2はロ
ジック回路、3はD/A変換器である。ロジック回路2
は設定値レジスタ2Aと補正値レジスタ2Bと加算器2
Cで構成される。
【0009】設定値レジスタ2Aが0Vになるディジタ
ルコードをCPU1からロジック回路2の設定値レジス
タ2Aに送る。このときの補正値レジスタ2Bには
「0」のディジタルコードを入力しておく。CPU1
は、この状態でアナログ出力を測定し、オフセットとし
て値を取り込む。次にこの値の2の補数をとり補正値レ
ジスタ2Aに送る。このように補正値レジスタ2Aに補
正値を送ることにより、ロジック回路2とD/A変換器
3の最小構成で正負両極性のオフセットをもつD/A変
換器のオフセットを調整することができる。
【0010】ここで12BITのD/A変換器を使用し
たと仮定し、具体的に設定値レジスタ2Aと補正値レジ
スタ2Bを加算器2Cで加算したときのD/A変換器3
に送られる値をデジタルコードを用いて説明する。1B
ITの重みは1mVと仮定する。設定値レジスタ2Aが
0Vになるディジタルコード「000000000000」をCPU
1からロジック回路2の設定値レジスタ2Aに送る。こ
のときの補正値レジスタ2Bには「000000000000」のデ
ィジタルコードを入力しておく。
【0011】CPU1は、この状態でアナログ出力を測
定し、オフセットとして値を取り込む。この値が+10
mV「000000001010」の場合、補正値レジスタ2Bに+
10mV「000000001010」の2の補数をとった値−10mV
「111111110110」を送る。ここで設定値レジスタ2Aと
補正値レジスタ2Bを加算器2Cで加算すると、そのデ
ジタルコードは−10mV「111111110110」になりD/A
変換器3のもつオフセットは+10mVでD/A変換器3
に入力される値は−10mVなので、アナログ出力は0V
になる。
【0012】オフセットとして取り込んだ値が−5mV
「111111111011」の場合、補正値レジスタ2Bに−5m
V「111111111011」の2の補数をとった値+5mV「00
0000000101」を送る。ここで設定値レジスタ2Aと補正
値レジスタ2Bを加算器2Cで加算すると、そのデジタ
ルコードは+5mV「000000000101」になりD/A変換
器3のもつオフセットは−5mVでD/A変換器3に入
力される値は+5mVなので、アナログ出力は0Vにな
る。
【0013】次に、この発明によるオフセット補正回路
をA/D変換器に実施した場合を図2により説明する。
アナログ入力を0Vに接続し、ロジック回路2Fの補正
値レジスタ2BをALL「0」にし、A/D変換器9で
A/D変換し、その変換されたディジタル値がA/D変
換レジスタ2Gに格納され、加算器2Cで補正値レジス
タ2BのALL[0」と加算する。実際はA/D変換器
9のA/D変換結果が出力され、CPU1に取り込むこ
とになる。この値の2の補数をとり、補正値レジスタ2
Bに送ることによりオフセット調整ができる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、オフセット補正の必
要なD/A変換器の前にロジック回路を配置し、ロジッ
ク回路を設定値レジスタと補正値レジスタと加算器で構
成し、補正値レジスタにオフセット値の2の補数の値を
送るので、正負両極性のオフセットをもつD/A変換器
を人手によらず、かつ調整用D/A変換器を使用するこ
となく、D/A変換器とロジック回路の最小構成で補正
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるD/A変換器のオフセット補正
回路の構成図である。
【図2】この発明によるオフセット補正回路をA/D変
換器に実施した図である。
【図3】従来技術によるD/A変換器の補正回路の構成
図である。
【図4】従来技術によるD/A変換器のオフセット自動
補正回路の構成図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ロジック回路 2A 設定値レジスタ 2B 補正値レジスタ 2C 加算器 3 D/A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定値レジスタ(2A)と補正値レジスタ(2
    B)と加算器(2C)とで構成され、CPU(1) のディジタル
    コードを入力とするロジック回路(2) と、 ロジック回路(2) の出力を入力とするD/A変換器(3)
    とを備え、 ロジック回路(2) の補正値レジスタ(2B)にD/A変換器
    (3) のオフセット値の2の補数をとった値をディジタル
    コードでCPU(1) から入力し、CPU(1) から設定値
    レジスタ(2A)にディジタルコードを入力すると、加算器
    (2C)で補正値レジスタ(2B)のディジタルコードと加算し
    てD/A変換器(3) に入力し、設定値にオフセット誤差
    をロジック回路で加減算することを特徴とするD/A変
    換器のオフセット補正回路。
JP19331592A 1992-06-26 1992-06-26 D/a変換器のオフセット補正回路 Pending JPH0613900A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5790335A (en) * 1995-03-13 1998-08-04 Fujitsu Limited Asymmetrical signal detector and signal regenerating apparatus using the same detector

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5790335A (en) * 1995-03-13 1998-08-04 Fujitsu Limited Asymmetrical signal detector and signal regenerating apparatus using the same detector
US6052245A (en) * 1995-03-13 2000-04-18 Fujitsu Limited Signal regenerating apparatus having asymmetrical signal detection circuit for detecting amplitude error and signal offset from a training signal and correcting same

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