JPH0613888Y2 - プラスチック製汚水桝 - Google Patents

プラスチック製汚水桝

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Publication number
JPH0613888Y2
JPH0613888Y2 JP4382190U JP4382190U JPH0613888Y2 JP H0613888 Y2 JPH0613888 Y2 JP H0613888Y2 JP 4382190 U JP4382190 U JP 4382190U JP 4382190 U JP4382190 U JP 4382190U JP H0613888 Y2 JPH0613888 Y2 JP H0613888Y2
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JP
Japan
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main body
plastic
cylindrical main
sewage basin
reinforcing portion
Prior art date
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JP4382190U
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JPH044978U (ja
Inventor
隆雄 秋山
Original Assignee
有限会社大進
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案はプラスチック製汚水桝の改良に関するもので
ある。
【従来の技術】
従来のプラスチック製汚水桝としては、第5図のよう
に、円形断面の筒状本体11を有し、その側壁12に流
入口13と排出口14とを形成したものである。このよ
うな円形断面の筒状本体11は、地中に埋設して使用さ
れる汚水桝としては、側壁12全体に均一に負荷がかか
るようになっているので、強度的にも満足のいくものが
得られている。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記従来の筒状本体を有するプラスチッ
ク製汚水桝は円形断面である。このような円形断面の筒
状本体の場合、埋設時に流入口13および排出口14の
取付位置の確認が非常に面倒である。特に流入口13と
排出口14とが筒状本体11の中心を通る線上に位置し
ないときには、流入口13と排出口14の形成に手間が
かかり、そのため設置作業に時間がかかってしまうとい
う欠点があった。 そこでこの考案のプラスチック製汚水桝は、矩形断面の
筒状本体を有するとともに、この筒状本体の各側壁間に
またがるアーチ状の補強部を形成することにより、設置
がし易くかつ充分な強度を備えたプラスチック製汚水桝
を提供できるようにしたものである。
【問題を解決するための手段】
すなわちこの考案のプラスチック製汚水桝は、矩形断面
のプラスチック製筒状本体を有し、筒状本体内周に、そ
の隣接する各側壁間にまたがるアーチ状の補強部を、プ
ラスチックで筒状本体と一体的に形成したことを特徴と
するものである。
【作用】
この考案のプラスチック製汚水桝は、以上のように矩形
断面のプラスチック製筒状本体を有し、筒状本体内周
に、その各側壁間にまたがる補強部を、プラスチックで
筒状本体と一体的に形成したので、埋設時に流入口およ
び排出口の取付位置が簡単に確認できる。したがって、
流入口および排出口の位置の確認が簡単に行なうことが
でき、そのため設置作業に手間がかからなくなって非常
に便利である。
【実施例】
次に、この考案のプラスチック製汚水桝の一実施例を図
面に基いて述べる。 第1図および第2図において、1は矩形断面のプラスチ
ック製筒状本体である。この筒状本体1の側壁2には、
適宜流入口3ないし排出口4が形成され、所定の配管が
接続できるようになっている。 筒状本体1内周には、隣接する各側壁2間にまたがるア
ーチ状の補強部5が、プラスチックで一体的に形成され
ている。この補強部5は、筒状本体1内において、側壁
2に単にリブを形成して補強した場合と異なり、側壁2
に直角の方向からかかる負荷にも充分耐え得る構造とな
っている。また、アーチ状の補強部5が筒状本体1内周
に形成されていることにより、通過する汚水が円滑に流
出し、ごみ等が滞留することがない。 第3図および第4図の実施例では、筒状本体1内周に、
隣接する各側壁2間にまたがり、直線的なアーチ状の補
強部6が、筒状本体1にプラスチックで一体的に形成さ
れている。各側壁2には適宜流入口3ないし排出口4が
形成されている。この例でも、アーチ状の補強部5が筒
状本体1内周に形成されていることにより、通過する汚
水が円滑に流出し、ごみ等が滞留することがない。また
各側壁2の外周には、補強リブ7が設けられている。 上記各実施例において、補強部5,6の端部は流入口3
ないし排出口4の両側に近接する位置にあることが望ま
しいが、通常は流入口3ないし排出口4の最大サイズに
合わせておけばよい。 上記各部は、プラスチック素材を射出成形することによ
って一体的に形成されるが、このプラスチック素材とし
ては種々の充填材を含有することが可能である。例え
ば、通常の合成樹脂組成物に無機充填材、発泡スチロー
ル廃材の粉砕物等を配合することができる。 上記筒状本体1には、いずれの実施例においても、コン
クリートを格子状の鉄筋で補強したグレーティング、縞
鋼板ないしFRP等のプラスチック成形品等からなる蓋
8が取付けられている。第1図および第2図の実施例に
おいて、蓋8は筒状本体1の上部に外嵌されるようにな
っている。また、第1図および第2図の実施例におい
て、蓋8は筒状本体1の上部内側に形成された段差には
め込まれるようになっている。 この考案の汚水桝は、家庭から道路に沿って配管された
排水路中に設置されるので、このような蓋は美観の上か
らも非常に望ましいものである。
【考案の効果】
この考案のプラスチック製汚水桝は以上のように、矩形
断面のプラスチック製筒状本体を有し、筒状本体内周
に、各側壁間にまたがるアーチ状の補強部を、プラスチ
ックで筒状本体と一体的に形成したので、埋設時に流入
口および排出口の取付位置が簡単に確認でき、そのため
設置作業に手間がかからなくなり、非常に便利である。 また、側壁に直角の方向からかかる負荷にも充分耐え得
る構造となっており、強度上も何ら問題がない。 さらに、アーチ状の補強部が筒状本体内周に形成されて
いることにより、通過する汚水が円滑に流出し、ごみ等
が滞留することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のプラスチック製汚水桝の一実施例を
示す平面図、第2図はその断面図、第3図は他の実施例
を示す平面図、第4図はその断面図、第5図は従来のプ
ラスチック製汚水桝の例を示す斜視図である。 1……筒状本体、2……側壁 3……流入口、4……排出口 5,6……補強部、7……リブ 8……蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形断面のプラスチック製筒状本体を有
    し、筒状本体内周に、その隣接する各側壁間にまたがる
    アーチ状の補強部を、プラスチックで筒状本体と一体的
    に形成したことを特徴とするプラスチック製汚水桝。
JP4382190U 1990-04-24 1990-04-24 プラスチック製汚水桝 Expired - Lifetime JPH0613888Y2 (ja)

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JP4382190U JPH0613888Y2 (ja) 1990-04-24 1990-04-24 プラスチック製汚水桝

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JP4382190U JPH0613888Y2 (ja) 1990-04-24 1990-04-24 プラスチック製汚水桝

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JPH044978U JPH044978U (ja) 1992-01-17
JPH0613888Y2 true JPH0613888Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31556565

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