JPH06138550A - 背面投射型スクリーン - Google Patents

背面投射型スクリーン

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Publication number
JPH06138550A
JPH06138550A JP3321315A JP32131591A JPH06138550A JP H06138550 A JPH06138550 A JP H06138550A JP 3321315 A JP3321315 A JP 3321315A JP 32131591 A JP32131591 A JP 32131591A JP H06138550 A JPH06138550 A JP H06138550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
optical fibers
surface member
projection type
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3321315A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Yamaoka
喜樹 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Axess Corp
Original Assignee
Axess Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Axess Corp filed Critical Axess Corp
Priority to JP3321315A priority Critical patent/JPH06138550A/ja
Publication of JPH06138550A publication Critical patent/JPH06138550A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像を明るくし、画質を高める。 【構成】 投映面に交差する多数本の短い光ファイバ2
2aを投映面に沿って並べて拡散面部材20を構成す
る。拡散面部材20の背面側から入射された光は、多数
本の光ファイバ22aを通過し、光ファイバ22aの各
先端で周囲に拡散して出射される。拡散面部材20が透
明であるため、画像が明るく、高コントラストとなる。
画像が多数本の光ファイバ22aによりドット表示さ
れ、画像の締まりも良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背面から画像を投射さ
れて、正面にその画像を映し出す背面投射型スクリーン
に関する。
【0002】
【従来の技術】背面投射型プロジェクションでは、図5
に示すように、スクリーン30の背面側から、液晶プロ
ジェクタ等の投映器40により画像が投射される。スク
リーン30の背面に投射された画像は、スクリーン30
を透過してその正面側から視認される。ここに使用され
るスクリーン30は、通常、フレネルレンズシート31
とレンチキュラレンズシート32とからなり、フレネル
レンズシート31で平行光とされた入射光を、レンチキ
ュラレンズシート32で水平方向あるいは垂直方向に広
げて正面側へ出射する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような背面投射型
スクリーンでは、フレネルレンズシート31で平行光と
された直進光を拡散させることが、正面に画像を映し出
す上で必要であり、そのために、レンチキュラレンズシ
ート32を乳白色の不透明シートで構成することが不可
欠と考えられていた。しかし、不透明シートで構成され
たレンチキュラレンズシート32では、通常30〜40
%程度の光量ロスを生じ、コントラスト低下による画質
劣化等の問題を避け得なかった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、透光率を高めて、明るく鮮明な画像を投映で
きるようにした背面投射型スクリーンを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る背面投射型
スクリーンは、投映面に交差する多数本の短い光ファイ
バを投映面に沿って並べて構成した拡散面部材を有する
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】多数本の短い光ファイバを投映面に沿って並べ
て構成した拡散面部材は、透明であるにもかかわらず、
その正面に画像を映し出すことができる。その理由は、
定かではないが、例えば、拡散面部材に背面側から入射
された画像光が、多数の光ファイバを透過した後に、光
ファイバの先端で周囲に広がって出射するためと考えら
れる。そして、拡散面部材が透明であるが故に、明るく
コントラストの高い投映画像が得られる。しかも、その
投映画像は、滲みが少なく締まりが良い。これは、拡散
面部材に背面側から投射された画像が、多数の光ファイ
バで細かい画素に分割されて、所謂ドット表示されるた
めと考えられる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を実施した背面投射型スクリーンの
一例についてその一部を拡大して示す斜視図である。
【0008】本スクリーンは、フレネルレンズシート1
0と、その出射側に設けられた拡散面部材20とを有す
る。拡散面部材20は、透明な基板21と、その正面側
に保持された光ファイバ集合体22とからなる。光ファ
イバ集合体22は、基板21の正面に直交する多数本の
短い光ファイバ22aを垂直方向に密に整列させて得た
光ファイバ列を、黒色のスペーサ22bを介して水平方
向に並べた構成になっている。光ファイバ列は、例え
ば、光ファイバを並列させたシートを、所定の間隔でカ
ットすることにより得られる。スペーサ22bは、光フ
ァイバ22aの使用本数を画質に悪影響を与えずに減ら
し、画像のコントラストを高めるための所謂ブラックス
トライプも兼ねる。
【0009】フレネルレンズシート10に背面側から画
像が投射されると、フレネルレンズシート10は、入射
光を平行光にして拡散面部材20に入射させる。拡散面
部材20は、その多数本の光ファイバ22aにより、入
射光を殆どロスなく透過させ、光ファイバ22aの各先
端から周囲に拡散させて出射する。この拡散により、拡
散面部材20が実質透明であるにもかかわらず、拡散面
部材20の正面側から画像が視認される。そして、拡散
面部材20が透明であること、投映画像が多数本の光フ
ァイバ21で分割されてドット表示されることなどによ
り、従来とは比較にならない明るさの鮮明画像が得られ
る。
【0010】ここで、拡散面部材20に使用される光フ
ァイバ22aの長さは、例えば数mmとされるが、これ
に限るものではなく、1mmでもよく、光ファイバを節
約するためには、短いほうがよい。スペーサ22bは、
上記実施例では、隣接する光ファイバ列の間にそれぞれ
挿入しているが、複数の光ファイバ列に一つの割合で挿
入することができ、更には、これを省略することもでき
る。また、光ファイバ集合体22の出射側には、透明な
保護シート等を設けることができ、逆に、光ファイバ集
合体22の入射側に設けた基板21を省略することもで
きる。
【0011】図2は本発明の他の実施例を示す。本実施
例は、拡散面部材20の光ファイバ集合体22に、半透
明または不透明な基板22cを使用している。基板22
cには、その垂直方向および水平方向に所定の間隔で多
数の孔が設けられており、各孔には、短い光ファイバ2
2aがそれぞれ差し込まれている。本実施例では、半透
明または不透明な基板22cがスペーサ22bを兼ね、
これを省略できる。また、光ファイバ22aピッチを任
意に選択することができ、これにより、画質に悪影響を
与えずに光ファイバ22aの使用量を減らすことができ
る。
【0012】なお、光ファイバ22aの先端面は、視認
角を広げるため、図3に示すように、光ファイバをカッ
トする刃型の工夫等により、凸状に変形させることがで
きる。また、光ファイバ集合体22の背面は、図4に示
すように、凹状に窪ませて、フレネルレンズシートの機
能を持たせることができる。
【0013】
【発明の効果】以上、本発明にかかる背面投射型スクリ
ーンによる場合には、画像形成に不可欠の拡散面部材が
透明であるために、従来のスクリーンでは望み得ない明
るさの高コントラスト画像が得られ、且つ、画像の締ま
りも良い。更に、拡散面部材での光量ロスが少ないため
に、プロジェクション光が有効に利用され、プロジェク
タの小型化や画面の大型化も容易となるなど、その効果
は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した背面投射型スクリーンの一例
についてその一部を拡大して示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す背面投射型スクリー
ンの部分拡大斜視図である。
【図3】拡散面部材の他の例を示す模式図である。
【図4】拡散面部材の更に他の例を示す模式図である。
【図5】従来の背面投射型スクリーンを使用したプロジ
ェクションの模式説明図である。
【符号の説明】
10 フレネルレンズシート 20 拡散面部材 22 光ファイバ集合体 22a 光ファイバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投映面に交差する多数本の短い光ファイ
    バを投映面に沿って並べて構成した拡散面部材を有する
    ことを特徴とする背面投射型スクリーン。
JP3321315A 1991-11-08 1991-11-08 背面投射型スクリーン Pending JPH06138550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3321315A JPH06138550A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 背面投射型スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3321315A JPH06138550A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 背面投射型スクリーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06138550A true JPH06138550A (ja) 1994-05-20

Family

ID=18131217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3321315A Pending JPH06138550A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 背面投射型スクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06138550A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002523812A (ja) * 1998-08-31 2002-07-30 ブルックヘイブン サイエンス アソシエイツ 超薄型光学パネル及び超薄型光学パネルの製造方法
KR100443773B1 (ko) * 2001-10-09 2004-08-09 전형진 디스플레이용 스크린
KR100665188B1 (ko) * 2006-04-26 2007-01-09 주식회사 액츠비전 거울면을 가지는 광섬유 스크린
JP2015014655A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 台灣光▲繊▼股▲分▼有限公司 板状体の撮像表示装置

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KR100443773B1 (ko) * 2001-10-09 2004-08-09 전형진 디스플레이용 스크린
KR100665188B1 (ko) * 2006-04-26 2007-01-09 주식회사 액츠비전 거울면을 가지는 광섬유 스크린
JP2015014655A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 台灣光▲繊▼股▲分▼有限公司 板状体の撮像表示装置

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