JPH0613846U - 医療用カテーテル - Google Patents
医療用カテーテルInfo
- Publication number
- JPH0613846U JPH0613846U JP875192U JP875192U JPH0613846U JP H0613846 U JPH0613846 U JP H0613846U JP 875192 U JP875192 U JP 875192U JP 875192 U JP875192 U JP 875192U JP H0613846 U JPH0613846 U JP H0613846U
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- Japan
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- medical catheter
- catheter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 核磁気共鳴スキャナー検査に際しても磁気を
帯びることがなく、画像の乱れのない正確な検査結果が
得られる医療用カテーテルを提供すること。 【構成】 内腔としてのダブルルーメン3,4のあるカ
テーテルチューブ本体2の周壁に、キンク防止用の線状
体5がダブルルーメン3,4を囲んで弾性変形可能に埋
設されている。線状体5は炭素繊維などの非磁性体材料
からなっている。
帯びることがなく、画像の乱れのない正確な検査結果が
得られる医療用カテーテルを提供すること。 【構成】 内腔としてのダブルルーメン3,4のあるカ
テーテルチューブ本体2の周壁に、キンク防止用の線状
体5がダブルルーメン3,4を囲んで弾性変形可能に埋
設されている。線状体5は炭素繊維などの非磁性体材料
からなっている。
Description
【0001】
この考案は、麻酔呼吸管理用、血管内挿入用、導尿用、脳外科用などとして使 用される医療用カテーテル、特にそれに埋設される線状体を改良した医療用カテ ーテルに関するものである。
【0002】
従来のこの種の医療用カテーテルとして、例えば内腔のあるカテーテルチュー ブ本体の周壁に、キンク防止用の線状体が内腔を囲んで螺旋状に、かつ弾性変形 可能に埋設されているものが知られている。
【0003】
ところで、前記のカテーテルにあっては、線状体がステンレス等磁性体からな っているため、核磁気共鳴スキャナー(以下、「MRI」という)検査の際に、 線状体が磁気を帯びやすく、MRIの中に入ると、ハレーションを起こして画像 を乱し、正確な画像が得られなかった。そのため、検査結果が正確に出ず、治療 に役立つ検査ができないという問題点があった。また、線状体が磁気を帯びてし まい、患者の体内に留置されている所定位置から磁力源方向に引っ張られて位置 がずれたり、抜けてしまう危険性があるという問題点もあった。
【0004】 そこでこの考案は、前記のような従来の問題点を解決し、MRI検査に際して も磁気を帯びることがなく、正確な検査結果が得られて治療に役立ち、しかも位 置ずれ等の危険性もない医療用カテーテルを提供することを目的とする。
【0005】
前記の目的を達成するため、この考案は、前記のような医療用カテーテルにお いて、線状体が非磁性体材料からなっていることを特徴とする。線状体としては 例えば炭素繊維が好ましい。
【0006】
線状体を非磁性体材料で作ったので、MRI検査に際して線状体が磁気を帯び るようなことがなくなる。
【0007】
図1はこの考案の一実施例を示す医療用カテーテルの一部破断の正面図、図2 は図1のA−A線に沿う拡大断面図である。両図において、1は医療用カテーテ ルで、シリコーンゴム等からなり、ダブルルーメン3,4の内腔を有するカテー テルチューブ本体2を具えている。カテーテルチューブ本体2の周壁にはキンク 防止用の線状体5がダブルルーメン3,4を囲んで螺旋状に、かつ弾性変形可能 に埋設されている。
【0008】 線状体5は例えば非磁性体としての炭素繊維によって作られている。ただ、炭 素繊維に限定されるものでなく、ほかにも非磁性体であれば例えば非鉄金属(ア ルミニウム系、チタニウム系など)、合金、プラスチック、セラミック、やガラ ス繊維、ポリエステル、ナイロン、ポリカーボネート、アクリル等でもよい。
【0009】 6,7はバルーンであり、それぞれ小ルーメン8,9から送られる空気等によ り膨らむようになっている。尚、この例ではカテーテルチューブ本体2の先端部 11,12は長さが異なるように形成され、長いほうの先端部11に小さい方のバルー ン7が設けられている。
【0010】 前記のようにこのカテーテル1はカテーテルチューブ本体2の周壁に埋設した 線状体5が炭素繊維からなっているので、MRI検査に際して線状体5が磁気を 帯びるようなことがなく、正確な画像が得られる。
【0011】 尚、この実施例では線状体5を螺旋状に埋設したが、必ずしも螺旋状としなく ともよく、例えば予めメッシュ状に形成した線状体を埋設してもよい。そのほか 、カテーテルチューブ本体2やその内腔等の具体的な形状、構造もこの考案の要 旨を変更しない範囲でその設計を種々に変更、修正することができる。
【0012】
請求項1の考案は前記のような構成からなるので、MRI検査に際しても線状 体が磁気を帯びることがなく、正確な画像が得られて正確な検査結果が得られ、 治療に役立つ検査ができる。また、従来のように位置がずれたり、抜けてしまう 危険性もなくなる。請求項2の考案はそれに加えて、軽くて治療がし易いという 利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す医療用カテーテルの
一部破断の正面図である。
一部破断の正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
1 医療用カテーテル 2 カテーテルチューブ本体 3,4 ダブルルーメン 5 線状体
Claims (2)
- 【請求項1】 内腔のあるカテーテルチューブ本体の周
壁に、キンク防止用の線状体が前記内腔を囲んで弾性変
形可能に埋設されている医療用カテーテルにおいて、前
記線状体が非磁性体材料からなっていることを特徴とす
る医療用カテーテル。 - 【請求項2】 線状体が炭素繊維である請求項1記載の
医療用カテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP875192U JPH0613846U (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 医療用カテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP875192U JPH0613846U (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 医療用カテーテル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0613846U true JPH0613846U (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=11701636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP875192U Pending JPH0613846U (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 医療用カテーテル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613846U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10314137A (ja) * | 1997-05-20 | 1998-12-02 | Terumo Corp | カテーテル |
JP2012115678A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Biosense Webster (Israel) Ltd | 磁気共鳴画像法適合カテーテル |
JP2020048621A (ja) * | 2018-09-24 | 2020-04-02 | ニプロ株式会社 | 医療用吸引集液装置、及び医療機器用ばね部材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61193670A (ja) * | 1985-02-23 | 1986-08-28 | 株式会社トーキン | カテ−テル |
JPS61228877A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-13 | 株式会社クラレ | 薄肉小口径カテ−テル |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP875192U patent/JPH0613846U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61193670A (ja) * | 1985-02-23 | 1986-08-28 | 株式会社トーキン | カテ−テル |
JPS61228877A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-13 | 株式会社クラレ | 薄肉小口径カテ−テル |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JPH10314137A (ja) * | 1997-05-20 | 1998-12-02 | Terumo Corp | カテーテル |
JP2012115678A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Biosense Webster (Israel) Ltd | 磁気共鳴画像法適合カテーテル |
JP2020048621A (ja) * | 2018-09-24 | 2020-04-02 | ニプロ株式会社 | 医療用吸引集液装置、及び医療機器用ばね部材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961126 |