JPH0613841Y2 - 便器用コントロールボックス - Google Patents
便器用コントロールボックスInfo
- Publication number
- JPH0613841Y2 JPH0613841Y2 JP1989094882U JP9488289U JPH0613841Y2 JP H0613841 Y2 JPH0613841 Y2 JP H0613841Y2 JP 1989094882 U JP1989094882 U JP 1989094882U JP 9488289 U JP9488289 U JP 9488289U JP H0613841 Y2 JPH0613841 Y2 JP H0613841Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control box
- substrate
- toilet bowl
- control
- toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、便器に装着された各種装置を制御するため
のコントロールボックスの改良に関するものである。
のコントロールボックスの改良に関するものである。
（従来技術及びその課題） 近年、便器には清浄装置，脱臭装置等の各種装置が組み
込まれており、これらの各種装置を制御するために便器
には制御ボックスが取り付けられているが、この制御ボ
ックスは便器の限られたスペース内に良好に取り付ける
必要があり、設置スペースが限定されるため大型化する
ことができず、自ずと制御機能にも限界が生じてしまう
という問題があった。
込まれており、これらの各種装置を制御するために便器
には制御ボックスが取り付けられているが、この制御ボ
ックスは便器の限られたスペース内に良好に取り付ける
必要があり、設置スペースが限定されるため大型化する
ことができず、自ずと制御機能にも限界が生じてしまう
という問題があった。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、大容量の制御機能を有し、かつコンパクトに設置可
能なコントロールボックスを提供せんことを目的とし、
その要旨は、便器に装着された各種装置を制御するため
のコントロールボックスであって、該コントロールボッ
クスの制御機能部品は２枚以上の基板上に配設されてい
るとともに、各基板は適宜間隔をおいて重積されケース
体内に樹脂材を介し埋設されていることである。
て、大容量の制御機能を有し、かつコンパクトに設置可
能なコントロールボックスを提供せんことを目的とし、
その要旨は、便器に装着された各種装置を制御するため
のコントロールボックスであって、該コントロールボッ
クスの制御機能部品は２枚以上の基板上に配設されてい
るとともに、各基板は適宜間隔をおいて重積されケース
体内に樹脂材を介し埋設されていることである。
（作用） コントロールボックスには２枚以上の基板が用いられて
おり、各基板は上下方向に積み重ねられてケース体内に
埋設されるため、ケース体内に収納される基板の延べ面
積は各基板の総面積となり、多数の制御機能部品を基板
上に配置させることができ、コントロールボックス全体
としての制御機能を大容量なものとすることができ、し
かも基板を積み重ねてコンパクトな体積に仕上げること
ができる。
おり、各基板は上下方向に積み重ねられてケース体内に
埋設されるため、ケース体内に収納される基板の延べ面
積は各基板の総面積となり、多数の制御機能部品を基板
上に配置させることができ、コントロールボックス全体
としての制御機能を大容量なものとすることができ、し
かも基板を積み重ねてコンパクトな体積に仕上げること
ができる。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、説明に先立って第３図に基づいて便器の概略構成
を説明すると、便器１の便器本体２の上面側には開閉可
能に便座３が取り付けられており、この便座３内にはヒ
ーター等が設けられて暖房便座として機能するように構
成されている。又、用便後に局部を洗浄するために便器
本体の後部部位には洗浄ノズル４が設けられており、さ
らに洗浄ノズル４に温水を供給するために温水器９が設
けられている。又、ロータンク６の前方の便座ボックス
７内には脱臭装置５等が組み込まれており、このような
洗浄ノズル４，脱臭装置５，温水器９，暖房便座３等の
各種装置を良好にコントロールするために、例えば便座
ボックス７内にはコントロールボックス８が配設され、
各装置を制御可能となっている。
を説明すると、便器１の便器本体２の上面側には開閉可
能に便座３が取り付けられており、この便座３内にはヒ
ーター等が設けられて暖房便座として機能するように構
成されている。又、用便後に局部を洗浄するために便器
本体の後部部位には洗浄ノズル４が設けられており、さ
らに洗浄ノズル４に温水を供給するために温水器９が設
けられている。又、ロータンク６の前方の便座ボックス
７内には脱臭装置５等が組み込まれており、このような
洗浄ノズル４，脱臭装置５，温水器９，暖房便座３等の
各種装置を良好にコントロールするために、例えば便座
ボックス７内にはコントロールボックス８が配設され、
各装置を制御可能となっている。
このように便座ボックス７内の狭小なスペース内に設置
されるコントロールボックス８は、第１図に断面図で示
すように構成されている。
されるコントロールボックス８は、第１図に断面図で示
すように構成されている。
即ち、コントロールボックス８は、その外周側が上面が
開口した樹脂製等のケース体１０となっており、このケ
ース体１０内に、各種制御機能部品を配置した二段の第
１基板１１と第２基板１２が配設されている。
開口した樹脂製等のケース体１０となっており、このケ
ース体１０内に、各種制御機能部品を配置した二段の第
１基板１１と第２基板１２が配設されている。
第１基板１１は第２基板１２よりも僅かに大面積に形成
されており、第２図に分解図で示すように前記ケース体
１０の底部側の下段部１０ｂには前記第２基板１２を配
置可能な空間が形成されており、下段部１０ｂの上方に
は前記第１基板１１を配設可能な空間面積の上段部１０
ａが形成されている。
されており、第２図に分解図で示すように前記ケース体
１０の底部側の下段部１０ｂには前記第２基板１２を配
置可能な空間が形成されており、下段部１０ｂの上方に
は前記第１基板１１を配設可能な空間面積の上段部１０
ａが形成されている。
例えば、前記下側の第２基板１２には抵抗１３，ＩＣ１
４，チップ素子１５等の比較的背の低い小型の制御用電
気部品が装着されており、又、前記上側の第１基板１１
にはリレー１８，コンデンサー１７，放熱板１６等の比
較的背の高い電気部品が装着されている。
４，チップ素子１５等の比較的背の低い小型の制御用電
気部品が装着されており、又、前記上側の第１基板１１
にはリレー１８，コンデンサー１７，放熱板１６等の比
較的背の高い電気部品が装着されている。
このように各基板１１，１２にそれぞれ電気制御部品を
装着させた状態で、第１基板１１の下面側に適宜間隔を
おいて前記第２基板１２が連結棒１９，１９を介し固定
され、その状態で第１基板１１及び第２基板１２が一体
化されたままケース体１０内に装着される。尚、装着後
においてケース体１０の上面側より、例えばウレタン樹
脂等を流し込み、このウレタン樹脂等による樹脂層Ｐに
てポッティングしてケース体１０内に前記第２基板１２
及び第１基板１１を埋設させ、各種電気部品の防水化が
図られている。
装着させた状態で、第１基板１１の下面側に適宜間隔を
おいて前記第２基板１２が連結棒１９，１９を介し固定
され、その状態で第１基板１１及び第２基板１２が一体
化されたままケース体１０内に装着される。尚、装着後
においてケース体１０の上面側より、例えばウレタン樹
脂等を流し込み、このウレタン樹脂等による樹脂層Ｐに
てポッティングしてケース体１０内に前記第２基板１２
及び第１基板１１を埋設させ、各種電気部品の防水化が
図られている。
このように本例においては、２枚の基板１１及び１２を
用いて二段状にコントロールボックス８を形成したた
め、従来のような１枚の基板よりなるコントロールボッ
クスよりも、全体としてコンパクトなコントロールボッ
クス８とすることができ、そのため便座ボックス７内等
の狭小な空間内にコンパクトにコントロールボックス８
を取り付けることが可能となる。しかも本例において
は、下側の第２基板１２上には比較的背の低い電気部品
を装着したため、その分、第１基板１１と第２基板１２
間の隙間を狭小なものとさせ、上下方向の寸法をもコン
パクト化させることができ、全体として体積的に小なる
コントロールボックス８とすることができる。
用いて二段状にコントロールボックス８を形成したた
め、従来のような１枚の基板よりなるコントロールボッ
クスよりも、全体としてコンパクトなコントロールボッ
クス８とすることができ、そのため便座ボックス７内等
の狭小な空間内にコンパクトにコントロールボックス８
を取り付けることが可能となる。しかも本例において
は、下側の第２基板１２上には比較的背の低い電気部品
を装着したため、その分、第１基板１１と第２基板１２
間の隙間を狭小なものとさせ、上下方向の寸法をもコン
パクト化させることができ、全体として体積的に小なる
コントロールボックス８とすることができる。
尚、本例においては基板１１，１２を二段状に重積した
ものを例示したが、基板は更に三段とすることもでき、
基板の段数が増えることにより基板全体の総面積が増大
されて、より多くの電気部品を装着したコントロールボ
ックス８とすることができ、制御容量を良好に増加させ
ることが可能で、しかもコントロールボックス８全体を
コンパクトに形成することが可能である。
ものを例示したが、基板は更に三段とすることもでき、
基板の段数が増えることにより基板全体の総面積が増大
されて、より多くの電気部品を装着したコントロールボ
ックス８とすることができ、制御容量を良好に増加させ
ることが可能で、しかもコントロールボックス８全体を
コンパクトに形成することが可能である。
尚、このコントロールボックス８は便座ボックス７内に
取り付けられる他、便器本体２の側方等の適宜空間にも
コンパクトに取り付けが可能である。
取り付けられる他、便器本体２の側方等の適宜空間にも
コンパクトに取り付けが可能である。
（考案の効果） 本考案は、便器に装着された各種装置を制御するための
コントロールボックスであって、該コントロールボック
スの制御機能部品は２枚以上の基板上に配設されている
とともに、各基板は適宜間隔をおいて重積されケース体
内に樹脂材を介し埋設されていることにより、基板を二
段以上に配置させたため全体としてコンパクトなコント
ロールボックスに仕上げることができ、便器の狭小な空
間内にコンパクトに取付可能なコントロールボックスと
し得る効果を有する。又、全体として基板の総面積を広
く取ることができ、その分、電気部品をより多く各基板
上に装着させて制御機能の増大を図ることができる効果
を有する。
コントロールボックスであって、該コントロールボック
スの制御機能部品は２枚以上の基板上に配設されている
とともに、各基板は適宜間隔をおいて重積されケース体
内に樹脂材を介し埋設されていることにより、基板を二
段以上に配置させたため全体としてコンパクトなコント
ロールボックスに仕上げることができ、便器の狭小な空
間内にコンパクトに取付可能なコントロールボックスと
し得る効果を有する。又、全体として基板の総面積を広
く取ることができ、その分、電気部品をより多く各基板
上に装着させて制御機能の増大を図ることができる効果
を有する。
図は本考案の一実施例を示し、第１図はコントロールボ
ックスの断面概略構成図、第２図はコントロールボック
スの構成部材の分解斜視図、第３図は第１図のコントロ
ールボックスを取り付けた便器の概略側面断面構成図で
ある。 １……便器 ７……便座ボックス ８……コントロールボックス １０……ケース体 １１……第１基板 １２……第２基板 １３，１４，１５……制御機能部品（電気部品） １６，１７，１８……制御機能部品（電気部品） Ｐ……樹脂層
ックスの断面概略構成図、第２図はコントロールボック
スの構成部材の分解斜視図、第３図は第１図のコントロ
ールボックスを取り付けた便器の概略側面断面構成図で
ある。 １……便器 ７……便座ボックス ８……コントロールボックス １０……ケース体 １１……第１基板 １２……第２基板 １３，１４，１５……制御機能部品（電気部品） １６，１７，１８……制御機能部品（電気部品） Ｐ……樹脂層
Claims (1)
- 【請求項１】便器に装着された各種装置を制御するため
のコントロールボックスであって、該コントロールボッ
クスの各種制御機能部品は２枚以上の基板上に配設され
ているとともに、各基板は適宜間隔をおいて重積されケ
ース体内に樹脂材を介し埋設されていることを特徴とす
る便器用コントロールボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989094882U JPH0613841Y2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 便器用コントロールボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989094882U JPH0613841Y2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 便器用コントロールボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0336072U JPH0336072U (ja) | 1991-04-09 |
| JPH0613841Y2 true JPH0613841Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31644165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989094882U Expired - Lifetime JPH0613841Y2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 便器用コントロールボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613841Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6030569B2 (ja) * | 1979-07-13 | 1985-07-17 | ジヨン・アンソニ−・ボツト | 自動車の荷物運搬装置 |
| JPS64388B2 (ja) * | 1985-04-03 | 1989-01-06 | Seitetsu Kagaku Co Ltd |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57101493U (ja) * | 1980-12-15 | 1982-06-22 | ||
| JPS6030569U (ja) * | 1983-08-02 | 1985-03-01 | 松下電器産業株式会社 | ポツテイングしたプリント基板の構造 |
| JPS61121780U (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-31 | ||
| JPS62174389U (ja) * | 1986-04-25 | 1987-11-05 | ||
| JPH0438549Y2 (ja) * | 1986-05-28 | 1992-09-09 | ||
| JPS64388U (ja) * | 1987-06-22 | 1989-01-05 |
-
1989
- 1989-08-11 JP JP1989094882U patent/JPH0613841Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6030569B2 (ja) * | 1979-07-13 | 1985-07-17 | ジヨン・アンソニ−・ボツト | 自動車の荷物運搬装置 |
| JPS64388B2 (ja) * | 1985-04-03 | 1989-01-06 | Seitetsu Kagaku Co Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0336072U (ja) | 1991-04-09 |
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