JPH06138352A - 半導体レーザモジュール用レンズの製造方法 - Google Patents

半導体レーザモジュール用レンズの製造方法

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JPH06138352A
JPH06138352A JP31265592A JP31265592A JPH06138352A JP H06138352 A JPH06138352 A JP H06138352A JP 31265592 A JP31265592 A JP 31265592A JP 31265592 A JP31265592 A JP 31265592A JP H06138352 A JPH06138352 A JP H06138352A
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fiber
lens
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light emitting
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Masatoshi Ando
正敏 安藤
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OKANO DENSEN KK
OKANO ELECTRIC WIRE
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OKANO DENSEN KK
OKANO ELECTRIC WIRE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体レーザモジュールのレンズの焦点合わ
せの作業回数を少なくし、且つ部品数を低減して高い作
業性で半導体レーザモジュールを安価に製造することが
できる。 【構成】 半導体発光素子20と光ファイバ心線14の
ファイバ端面15aとの間に配置されて半導体発光素子
20からのレーザ光を光ファイバ心線14のファイバ端
面15aに焦点合わせして導くレンズ22が光ファイバ
心線14のファイバ端面15aに一体に形成されてい
る。このレンズ22は、光ファイバ心線14のファイバ
15又はこの光ファイバ心線に接続されるべきファイバ
の先端をプラズマ放電等によって加熱溶融して形成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光LAN、光加入者シ
ステム等に使用される半導体レーザモジュール用レンズ
の製造方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の半導体レーザモジュールは、
一般に、図11に示すように、ファイバホルダ12に貫
通して保持され先端にファイバ15の端面が露呈する光
ファイバ心線14と、このファイバホルダ12に取付け
られ発光素子ホルダ18に保持された半導体発光素子2
0と、この半導体発光素子20と光ファイバ心線14の
ファイバ15の端面との間に配置されて半導体発光素子
20からのレーザ光が光ファイバ心線14のファイバ1
5の端面に焦点を合わせるように調整するレンズ22と
から成っている。
【0003】この従来技術の半導体レーザモジュールに
おいて、レンズ22は、半導体発光素子20と光ファイ
バ心線14のファイバ15の端面との中間に配置され、
発光素子ホルダ18をレンズホルダ26に対して位置調
整して半導体発光素子20の発光点にレンズ22の焦点
を合わせ、またレンズホルダ26をファイバホルダ12
に対して位置調整してレンズ22を光ファイバ心線14
のファイバ15の端面に対して焦点合わせしていた。こ
のため、2回の焦点合わせの作業を必要として作業性が
低く、また部品数が多く高価となる欠点があった。
【0004】このため、最近、光ファイバ心線のファイ
バ端面にレンズを一体に形成してレンズと光ファイバ心
線のファイバ端面との間の焦点合わせを不要とするよう
にした半導体レーザモジュールが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このレンズ一体型光フ
ァイバは、単に光ファイバ心線のファイバ端面を加熱溶
融して製造しているが、このレンズを所定の曲率で精度
よく製造することができないため、半導体発光素子との
良好な結合特性を得ることができない欠点があった。
【0006】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、光
ファイバに一体のレンズを所望の形状で製造することが
でき、従って半導体発光素子との結合特性を改善するこ
とができる半導体レーザモジュール用レンズの製造方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題解決
手段は、半導体レーザモジュールの光ファイバ心線のフ
ァイバ又はこの光ファイバ心線に接続されるべきファイ
バをその軸線を中心に回転させながらファイバの端面を
その融点以上に加熱溶融してその溶融表面張力によって
ファイバの端面に球状レンズを一体に形成することを特
徴とする半導体レーザモジュール用レンズの製造方法を
提供することにある。
【0008】本発明の第2の課題解決手段は、上記第1
の課題解決手段において、ファイバの回転数を変化させ
ることによってファイバの端面の溶融部に作用する表面
張力、重力及び遠心力を変化して球状レンズの表面の曲
率半径を大きくし且つ非球面状とし、またこの球状レン
ズの軸心とファイバの軸心とを合わせることを特徴とす
る半導体レーザモジュール用レンズの製造方法を提供す
ることにある。
【0009】
【作用】このように、レンズ一体型光ファイバを製造す
るに当たって、光ファイバ又はこの光ファイバ心線に接
続されるべきファイバを回転させながら加熱溶融部に表
面張力、重力及び遠心力を作用させてレンズを形成する
と、レンズの曲率半径及び球面形状を調整して半導体発
光素子からのレーザ光の反射率を低減させて半導体発光
素子と光ファイバ心線との結合特性を良好にすることが
できる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1は本発明の方法によって製造されたレンズを
備えた半導体レーザモジュール10を示し、この半導体
レーザモジュール10は、ファイバホルダ12のファイ
バ貫通孔12aに貫通して保持され先端にファイバ15
の端面15aが露呈する光ファイバ心線14と、このフ
ァイバホルダ12に調整筒16を介して取付けられ発光
素子ホルダ18に保持された半導体発光素子20と、こ
の半導体発光素子20と光ファイバ心線14のファイバ
端面15aとの間に配置されて半導体発光素子20から
のレーザ光が光ファイバ心線14のファイバ端面15a
に焦点を合わせるように調整するレンズ22とから成っ
ている。
【0011】図示のように、ファイバホルダ12の貫通
孔12a内で光ファイバ心線14のナイロン被覆14a
が剥取られてファイバ15が露出され、この貫通孔12
a内にはナイロン被覆14aとファイバ15をシールし
て固定するように接着剤24が充填されている。
【0012】レンズ22は、光ファイバ心線14のファ
イバ端面に一体に形成され、レンズホルダ26に保持さ
れた球状レンズから成っている。レンズホルダ26は、
図示のように、ファイバホルダ12の貫通孔12aの先
端に係入して取付けられている。この球状レンズ22
は、後にその製造方法と共にのべるように、光ファイバ
心線14のファイバ15とは別体のファイバ15’の端
面15’aを加熱溶融し、その表面張力によってファイ
バ15’の先端に一体に形成し、この球状レンズ22を
有するファイバ15’を光ファイバ心線14のファイバ
15に符号28で示される部分で融着して接続される。
【0013】調整筒16は、スポット溶接部30でファ
イバホルダ12に接続され、この調整筒16とファイバ
ホルダ12の肩部12bとの間にはシール材32が充填
されている。また、調整筒16と発光素子ホルダ18と
はリング溶接部34によって接続されている。更に、レ
ンズホルダ26はスポット溶接部36によってファイバ
ホルダ12に接続されている。スポット溶接部30及び
リング溶接部34は、半導体発光素子20の発光点がレ
ンズ22に対して焦点合わせされた後形成される。尚、
図1において符号38は調整筒16に形成された不活性
ガス封入孔、符号40はファイバホルダ12から発光素
子ホルダ18に跨がってカバーされた保護カバー、また
符号42はファイバホルダ12の後端と光ファイバ心線
14の露出部分との間に跨がって設けられた熱収縮チュ
ーブである。
【0014】次に、本発明の半導体レーザモジュール1
0の製造方法を図2以下を参照して詳細にのべる。先
ず、レンズ22は、図2に示す装置を用いて形成され
る。このレンズ製造装置は、半導体レーザモジュールの
光ファイバ心線14のファイバ15と別体のファイバ1
5’の先端にプラズマ放電を起こしてファイバ15’の
先端を加熱溶融する1対の電極44、44’を収納した
不活性ガス雰囲気のプラズマ放電室46と、ファイバ1
5’を保持するホルダ48と、このホルダ48を昇降し
てファイバ15’の先端を昇降するファイバ昇降機構5
0と、ホルダ48内でファイバ15’を自己の軸線を中
心に回転するファイバ回転機構52とから成っている。
【0015】ホルダ48は、機枠54にベアリング56
を介して回転自在に取付けられた回転ホルダ部分58
と、この回転ホルダ部分58の案内ロッド60に摺動自
在に支持されファイバ昇降機構50の後にのべるスライ
ダにベアリング62を介して取付けられた昇降ホルダ部
分64とから成り、昇降ホルダ部分64にはファイバ1
5’を把持するチャック66が設けられている。回転ホ
ルダ部分58にはファイバガイド68が取付けられてい
る。ファイバ15’は、このファイバガイド68を通し
て回転ホルダ部分58の中心貫通孔58aを貫通し、昇
降ホルダ部分64の上のチャック66に把持されてい
る。このファイバ15’は、案内ロッド60の先端に取
付けられたファイバ振れ止め部材70を貫通してその先
端に突出している。
【0016】ファイバ昇降機構50は、機枠54に搭載
された昇降モータ72と、この昇降モータ72の出力軸
に接続されたスクリュー74と、このスクリュー74に
噛み合うスライダ76とから成り、昇降ホルダ部分64
は、このスライダ76に取り付けられている。従って、
昇降モータ72が回転すると、スクリュー74の回転に
よってスライダ76が昇降し、これに伴って昇降ホルダ
部分64が案内ロッド60に沿って昇降する。
【0017】ファイバ回転機構52は、機枠54に搭載
された回転モータ78と、この回転モータの出力軸に取
付けられたピニオンギヤ80と、このピニオンギヤ80
に噛み合い回転ホルダ部分58に形成されたギヤ部分8
2とから成っている。従って、回転モータ78が回転す
ると、回転ホルダ部分58が昇降ホルダ部分64と共に
ベアリング56、62内で回転する。
【0018】レンズ製造装置は、また、レンズ22の製
造状況を監視するモニター84を備え、このモニター8
4は、放電室46内を監視するモニターテレビカメラ8
6と、このモニターテレビカメラ86からの映像を表示
するディスプレー88とから成っている。作業者は、こ
のモニター84で放電室46内を監視しながらファイバ
昇降機構50及びファイバ回転機構52を制御する。
【0019】レンズ22を製造すべきファイバ15’
は、ファイバガイド68、回転ホルダ部分58を貫通し
てチャック66に把持し、このファイバ15’をファイ
バ振れ止め部材70に貫通してその下方に突出させる。
作業者は、この状態でモニター84で放電室46内を監
視しながら、図示しない制御盤を操作してファイバ昇降
機構50を制御してファイバ15’の先端を放電室46
内の電極44、44’の間に位置するように導入する。
この状態で、制御盤を操作することによって電極44、
44’間でプラズマ放電を起こし、ファイバ15’の先
端を1600℃以上の温度まで加熱溶融し、ファイバ1
5’を構成する石英ガラスの溶融表面張力によってファ
イバ15’の先端に球状レンズ22を形成する。
【0020】この場合、球状レンズ22が所定の曲率半
径を保つように、作業者は、モニター84で放電室46
内のレンズ22の製造状況を監視しながら、ファイバ回
転機構52によって所定の回転速度と回転数で回転させ
ファイバ15’が全周を均一に加熱溶融するように制御
する。作業者は、モニター84でレンズ22が所定の曲
率半径になったことを確認してプラズマ放電を停止し、
ファイバの回転のみを続行し、レンズ22を冷却固化す
る。放電室46は、不活性ガス雰囲気であるので、加熱
溶融部が酸化することがない。
【0021】レンズ22の曲率半径は、ファイバの回転
速度に応じて可変することができ、回転速度を高める
と、遠心力が大きくなって重力とのバランスで定まる非
球面状の曲線を得ることができる。
【0022】このようにして製造された球状レンズ22
を用いて、半導体レーザモジュール10を組立てる方法
は図3以下に示されている。先ず、図3に示すように、
上記のようにして製造された球状レンズ22は、それと
一体のファイバ15’をレンズホルダ26の貫通孔26
aに貫通してこのレンズホルダ26の先端凹部26bに
収納し、接着剤23によってこの先端凹部26bに固定
する。高性能のファイバ一体型レンズ22が要求される
場合には、レンズ22は、レンズホルダ26に固定され
た後、所定の曲率となるように研磨される。
【0023】一方、図4に示すように、光ファイバ心線
14を保護カバー40及び熱収縮チューブ42に通した
後、この光ファイバ心線14をファイバホルダ12に挿
入し、その先端のファイバ15をレンズホルダ12の先
端から導出させる。この状態で、先に図3で示すように
レンズホルダ26に固定されたレンズ22から延びるフ
ァイバ15’とファイバホルダ12から導出されたファ
イバ15とを放電電極90、90’間で図1に符号28
で示すように加熱融着して接続する。
【0024】しかる後、図5に示すように、レンズホル
ダ26がファイバホルダ12の先端凹部12bに収納さ
れるまで光ファイバ心線14を引き戻す。この際、ファ
イバ貫通孔12a内に接着剤24を充填して光ファイバ
心線14をファイバホルダ12に固定する。一方、ファ
イバホルダ12の先端凹部12bに収納されたレンズホ
ルダ26は、マイクロスポット溶接機92によってファ
イバホルダ12に溶接して図1に符号36で示すように
ファイバホルダ12に固着される。
【0025】一方、半導体発光素子20は、図6に示す
ように、発光素子ホルダ18に挿入して接着剤94によ
って固定される。
【0026】図7に示すように、調整筒16に一点鎖線
で示される調整治具兼リング溶接機94を嵌合し、この
調整筒16をファイバホルダ12の先端に嵌合する。フ
ァイバホルダ12を保持しこのファイバホルダ12を進
退するZ軸微調整装置(二点鎖線参照)96を操作して
レンズ22の先端と調整筒16の先端面との寸法L1
所定の値に調整する。
【0027】その後、図8に示すように、図6の発光素
子ホルダ18に調整治具兼リング溶接機94’を嵌合
し、この調整治具兼リング溶接機94’をX−Y軸スキ
ャニング微調整装置98に固定し、調整筒16の先端面
のリング状突起16aを発光素子ホルダ18に接合す
る。この状態で、半導体発光素子20に光発信装置10
0を接続し、光ファイバ心線14に接続されたモジュー
ル出力端子11にレーザ光出力計102を接続し、半導
体発光素子20を光発信装置100で駆動し、レーザ光
出力計102で読み取りながら、半導体発光素子20か
ら発信するレーザ光がレンズ22及び光ファイバ心線1
4を通して光出力計102に最大出力で測定されるま
で、即ち半導体発光素子20の光軸とレンズ22の光軸
とが一致するまで、半導体発光素子20とレンズ22と
の位置関係をX−Y軸スキャニング微調整装置98で調
整する。
【0028】この状態で、リング溶接機94、94’の
溶接電極を電源104から通電して調整筒16と発光素
子ホルダ18とをリング溶接して半導体発光素子20と
レンズ22とを光軸が一致する位置関係に固定する。
【0029】その後、図9に示すように、ファイバホル
ダ12を調整筒16から一旦抜き取って調整治具兼リン
グ溶接機94を取り外し、ファイバホルダ12を再び調
整筒16に挿入し、半導体発光素子20から発信される
レーザ光が光出力計102で最大となるようにファイバ
ホルダ12と調整筒16との位置関係をZ軸微調整装置
96によって調整し、この位置でマイクロスポット溶接
機106によって調整筒16をファイバホルダ12にス
ポット溶接して固定する。
【0030】最後に、図1に示すように、必要により設
けられた不活性ガス封入孔38から真空引き後不活性ガ
スを封入し、この不活性ガス封入孔38を封止する。図
4に示すように事前に被せてあった保護カバー40を引
き戻して図1に示すようにファイバホルダ12の肩部1
2cと調整筒16及び発光素子ホルダ18とのリング溶
接部34とに跨がって接着剤41によって固定する。ま
た、同様に図4で示すように事前に被せてあった熱収縮
チューブ42をファイバホルダ12と光ファイバ心線1
4とに跨がるように引き戻して加熱収縮し、ファイバホ
ルダ12と光ファイバ心線14との間を液密を保って保
護する。
【0031】上記実施例では、球状レンズ22は、半導
体レーザモジュール10の光ファイバ心線14とは別体
のファイバ15’に一体に形成したが、球状レンズ22
は、特別の形状に研磨を必要としない場合には、半導体
レーザモジュール10の光ファイバ心線14に直接形成
してもよい。この場合には、図10に示すように、光フ
ァイバ心線14のファイバ15をレンズホルダ18に通
し、チャック60は、このレンズホルダ18と共に光フ
ァイバ心線14のファイバ15を把持して図2のレンズ
製造装置と同様にしてレンズ22を成型する。尚、この
場合には、ファイバ振れ止め部材70は分割型であり、
レンズ成型後、ファイバ振れ止め部材70を解放して光
ファイバ心線14に一体に成型されたレンズ22を取り
出し、以後図5に示す工程から前の実施例と同様にして
半導体レーザモジュールを組み立てる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、レンズ
一体型ファイバのレンズを光ファイバ心線のファイバ又
はこの光ファイバ心線に接続されるべきファイバを回転
させながら加熱溶融部に表面張力、重力及び遠心力を作
用させて形成するので、レンズの曲率半径を大きくし、
且つ非球面状に調整することによって半導体発光素子か
らのレーザ光の反射率を低減させて半導体発光素子と光
ファイバ心線との結合特性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によって製造されたレンズを備え
た半導体レーザモジュールの断面図である。
【図2】図1の半導体レーザモジュールに用いられる光
ファイバ心線一体型レンズを製造する装置の一部を断面
で示す正面図である。
【図3】図2の装置で製造された光ファイバ心線一体型
レンズをレンズホルダに組み込んだ状態の断面図であ
る。
【図4】図3の光ファイバ心線一体型レンズをファイバ
ホルダ側の光ファイバ心線に接続する状態の説明図であ
る。
【図5】図4のレンズと光ファイバ心線との組合せ体を
固定する状態の断面図である。
【図6】半導体発光素子を発光素子ホルダに組み込んだ
状態の断面図である。
【図7】図5の組合せ体に調整筒を取付けた状態の断面
図である。
【図8】図7の組合せ体に図5の組合せ体を組合せる状
態の断面図である。
【図9】図8の2つの組合せ体を固定する状態の断面図
である。
【図10】本発明の方法により他の光ファイバ心線一体
型レンズを製造する装置の一部の正面図である。
【図11】従来技術の半導体レーザモジュールの断面図
である。
【符号の説明】
10 半導体レーザモジュール 12 ファイバホルダ 12a ファイバ貫通孔 12b 先端凹部 12c 肩部 14 光ファイバ心線 14a ナイロン被覆 15 ファイバ 15’ ファイバ 15a ファイバ先端 16 調整筒 18 発光素子ホルダ 20 半導体発光素子 22 レンズ 24 接着剤 26 レンズホルダ 28 ファイバ接続部 30 スポット溶接部 32 シール剤 34 リング溶接部 36 スポット溶接部 38 不活性ガス封入孔 40 保護カバー 41 接着剤 42 熱収縮チューブ 44 放電電極 44’ 放電電極 46 プラズマ放電室 48 ホルダ 50 ファイバ昇降機構 52 ファイバ回転機構 54 機枠 56 ベアリング 58 回転ホルダ部分 60 案内ロッド 62 ベアリング 64 昇降ホルダ部分 66 チャック 68 ファイバガイド 70 ファイバ振れ止め部材 72 昇降モータ 74 スクリュー 76 スライダ 78 回転モータ 80 ピニオンギヤ 82 ギヤ部分 84 モニター 86 モニターテレビカメラ 88 ディスプレー 90 放電電極 90’ 放電電極 92 マイクロスポット溶接機 94 接着剤 96 Z軸微調整装置 98 X−Y軸スキャニング装置 100 光発信装置 102 光出力計 104 電源 106 マイクロスポット溶接機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバホルダに貫通して保持され先端
    にファイバ端面が露呈する光ファイバ心線と、前記ファ
    イバホルダに取付けられ発光素子ホルダに保持された半
    導体発光素子と、前記半導体発光素子と前記光ファイバ
    心線のファイバ端面との間に配置されて前記半導体発光
    素子からのレーザ光が前記光ファイバ心線のファイバ端
    面に焦点を合わせるように調整するレンズとから成る半
    導体レーザモジュールのレンズを製造する方法におい
    て、前記光ファイバ心線のファイバ又は前記光ファイバ
    心線に接続されるべきファイバをその軸線を中心に回転
    させながら前記ファイバの端面をその融点以上に加熱溶
    融してその溶融表面張力によって前記ファイバ端面に球
    状レンズを一体に形成することを特徴とする半導体レー
    ザモジュール用レンズの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ファイバの回転数を変化させること
    によって前記ファイバの端面の溶融部の表面張力、重力
    及び遠心力を変化して前記球状レンズの表面の曲率半径
    を大きくし且つ非球面状とし、また前記レンズの軸心と
    前記ファイバの軸心とを合わせることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体レーザモジュール用レンズの製造方
    法。
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