JP2018165814A - 光コネクタの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 標準より細い光ファイバを用いる場合でも、標準的な光ファイバ用のフェルールを用いて、良好なコネクタ特性を有する光コネクタの製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 フェルール2の貫通孔5に、被覆4が除去されて挿通された光ファイバ1を準備する第1工程と、光ファイバ1の貫通孔5から突出している部分を溶融加工する第2工程と、第2工程で溶融加工された加工部13が、貫通孔5の第1端における縁部に接した状態で、光ファイバ1を貫通孔5に接着固定する第3工程と、フェルール2の端面を、加工部13とともに研磨する第4工程と、を備え、加工部13の最大径は、貫通孔5の直径よりも大きく、第2工程は、光ファイバ1の第1の側面の方向から、レーザからの第1照射光が照射される第1照射加工工程と、第1の側面の方向と対向する第2の側面の方向から、レーザからの第2照射光が照射される第2照射加工工程と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、光コネクタの製造方法に関するものである。
光ファイバ同士の結合や、光ファイバを他の光部品に結合するための光ファイバの端末の構造として、光ファイバの先端が樹脂や金属あるいはセラミック製の部材に実装された光コネクタが知られている。
例えばJIS規格C5981のF12形光ファイバコネクタに準拠するMTコネクタは、通常、光ファイバのクラッド径より0.5〜1μm程度大きく設計された径の挿入孔(JIS規格では「光ファイバ挿入穴」と記載)を有する樹脂製フェルールに、被覆が除去された光ファイバの先端が挿入固定されて形成される。また、JIS規格C5970のF01形単芯光ファイバコネクタに準拠するFCコネクタは、通常、光ファイバのクラッド径より0.5〜1μm程度大きく設計された径の挿入孔(光ファイバ挿入穴)を有するジルコニア製フェルールに、被覆が除去された光ファイバの先端が挿入固定されて、他の部品とともに組み立てられて、形成される。
光コネクタに用いられるフェルールやその他の部品は、通常JIS規格などの共通規格で決められた一定精度以内で作られるため、光ファイバのコアがフェルールの挿入孔の中心に位置していれば、光コネクタを他の光コネクタや光部品に機械的に接続したときに、光コネクタ内の光ファイバのコアの中心が、接続相手の光伝送路の中心と一致し、良好な光伝送特性が達成できる光結合が得られる。
光ファイバのクラッド径は、JIS規格C6835の石英系シングルモード光ファイバ素線や、JIS規格C6832の石英系マルチモード光ファイバ素線の中で決められている125μmφが汎用されている。このため、光コネクタ用のフェルール部品として、クラッド径125μmφで設計、製造された光ファイバに適用可能である挿入孔の径(125.5〜130μmφ程度)を有するものが標準仕様品として、多くのメーカから販売されている。
一方、クラッド径80μmφや100μmφの通常より細い光ファイバが伝送路や光部品内で用いられることもある。このような細径の光ファイバを用いて光コネクタを製造する場合は、挿入孔の径が使用する光ファイバのクラッド径より1μm程度大きいフェルールを使用することが好ましいが、挿入孔の径が細いフェールは入手が難しい。また、入手ができたとしても、細い径の孔を高精度で製造するには高度な技術が必要であり、光コネクタのコストが大幅に増加することになる。
特許文献1では、クラッド径100μmφ以下の光ファイバと、内径が125μmφの光ファイバ穴(挿入孔)を有するフェルールを用いた光コネクタが示されており、光ファイバの先端部分のクラッド周囲に樹脂被覆をコーティングして、外径を125μmφとしたものをフェルールに挿入して、光コネクタを形成している。
特許文献2では、クラッド径100μmφ以下の光ファイバと、内径が約126μmφのファイバ挿通孔(挿入孔)を有するフェルールを用いた光コネクタの製造方法が示されており、ファイバ挿通孔(挿入孔)から突き出た光ファイバの先端を加熱して調心用部材を形成し、光ファイバに張力を加えて固定した後に、調心用部材を除去してフェルール先端を研磨して、光コネクタを形成している。
特開2009−230105号公報 特開2005−62338号公報
特許文献1のように、クラッドの周囲に樹脂被覆をコーティングして、挿入孔の径程度まで太くした光ファイバを用いる場合、樹脂被覆が均等な厚さで目的とする外径に対して誤差なくコーティングされていないと、光ファイバの中心と挿入孔の中心とがずれて、接続時に大きな光損失が生じる。
特許文献2には、フェルールの挿入孔を通した光ファイバの先端に、加熱手段によって形成された球状の調心用部材を、フェルールの一端面に当たるように光ファイバに所定の張力を加えれば、調心用部材の回転対称性から、光ファイバの中心軸をフェルールの中心軸に自動的に調心できることが記載されている。また、加熱手段として、電気放電あるいはレーザを用いることが記載されている。
発明者の知見によれば、電気放電で光ファイバの先端を加熱する場合、放電用の一対の電極を数mm離して配置した間に、光ファイバを配置する必要があり作業性が悪くなる。また、フェルールに光ファイバを通した状態で、光ファイバの先端付近に電極を配置して、光ファイバの先端を加熱するので、空間的な制約により、理想的な調心用部材の形成は容易ではなくなる。さらに、MTコネクタ用のフェルールを用いて多心の光ファイバコネクタを製造する場合は、フェルールサイズが大きくなり、光ファイバの心数も増えるので、近接した空間での電極との配置がさらに難しくなる。
一方、レーザは加工手段としても一般的であり、レーザから照射光が発せられる位置から、照射光の集光位置となる被加工物の位置までの距離を比較的長く設定することができるため、使いやすい加工手段である。しかしながら、発明者の知見によれば、レーザを用いて、フェルールの挿入孔を通した光ファイバの先端を加熱する場合、フェルールも加熱されることを防ぐために、光ファイバの側面の方向から、レーザからの照射光を照射する必要があり、この場合、加熱により光ファイバ先端の球状になった部分は、レーザからの照射光を照射された方向に傾いてしまうため、特許文献2で述べられているような、光ファイバの中心軸がフェルールの挿入孔の中心軸に自動的に調心される調心用部材を形成することは容易ではない。
また、特許文献2では、光ファイバの一端部の近傍に観察装置を設け、作業者がリアルタイムで観察しながら調心用部材の形成(球形化作業)を行い、調心用部材の形成が上手く行かない場合は、光ファイバ先端部の変形部を廃却し、再度調心用部材の形成を行う方法も示されている。通常、光ファイバ先端にフェルールを取り付ける場合は、光ファイバ先端の被覆を所定の長さ除去する必要があり、再度調心用部材の形成を行う場合は、光ファイバの被覆除去とフェルール穴への挿入からやり直すことになり、製造工程の追加並びに製造コストの増加を招く。また、リアルタイムでの観察は、特に複数の光ファイバを有する多心光コネクタを形成する場合、光ファイバ先端を観察できる方向が限られるため、観察装置の設置が難しい。
本発明では、光ファイバの先端に光ファイバのクラッド径より十分大きい挿入孔を有するフェルールを用いた場合であっても、光ファイバの中心軸と挿入孔の中心軸とのずれが小さくなるように取り付けられる光コネクタの製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための、本発明の一実施形態による光コネクタの製造方法は、貫通孔を備え第1面に前記貫通孔の第1端が形成されているフェルールの前記貫通孔に、被覆が除去されて挿通され、その先端が前記第1端から突出している光ファイバを準備する第1工程と、前記光ファイバの、前記貫通孔の前記第1端から突出している部分を溶融加工する第2工程と、前記第2工程で溶融加工された加工部が、前記第1端における縁部に接した状態で、前記光ファイバを前記貫通孔内部に接着固定する第3工程と、前記貫通孔の前記第1端が形成されている、前記フェルールの第1面を、前記加工部とともに研磨する第4工程と、を備え、前記光ファイバの中心軸と直交する方向での、前記加工部の最大径は、前記貫通孔の直径よりも大きく、前記第2工程は、前記光ファイバの第1の側面の方向から、レーザからの第1照射光が照射される第1照射加工工程と、前記第1の側面の方向と対向する、第2の側面の方向から、レーザからの第2照射光が照射される第2照射加工工程と、を備える。
本発明によれば、標準的な光ファイバより細い光ファイバを用いる場合でも、標準的な光ファイバ用のフェルールを用いて良好なコネクタ特性を有する、光コネクタの製造方法を提供することができる。
第1実施形態に係る光コネクタの製造工程を示すフローチャートである。 先端の被覆を除去された光ファイバが挿通されたフェルールの図である。 レーザとフェルールおよび光ファイバの位置関係を説明した図である。 溶融加工後に光ファイバが引き戻される工程を説明した図である。 光ファイバとフェルールの先端部分を示した図である。 1回目の溶融加工後の光ファイバのクラッド先端の形状を示した図である。 フェルールの挿入孔内部でのクラッドおよび加工部の配置を示した図である。 比較例における、研磨完了後のコネクタ端面での挿入孔とクラッドの位置を示した図である。 2回目の溶融加工後の光ファイバのクラッド先端の形状を示した図である。 第1実施形態における、研磨完了後のコネクタ端面での挿入孔とクラッドの位置を示した図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の光コネクタの製造方法は、以下のような工程を備える。
(項目1)
貫通孔を備え第1面に前記貫通孔の第1端が形成されているフェルールの前記貫通孔に、被覆が除去されて挿通され、その先端が前記第1端から突出している光ファイバを準備する第1工程と、前記光ファイバの、前記貫通孔の前記第1端から突出している部分を溶融加工する第2工程と、前記第2工程で溶融加工された加工部が、前記第1端における縁部に接した状態で、前記光ファイバを前記貫通孔内部に接着固定する第3工程と、前記貫通孔の前記第1端が形成されている、前記フェルールの第1面を、前記加工部とともに研磨する第4工程と、を備え、前記光ファイバの中心軸と直交する方向での、前記加工部の最大径は、前記貫通孔の直径よりも大きく、前記第2工程は、前記光ファイバの第1の側面の方向から、レーザからの第1照射光が照射される第1照射加工工程と、前記第1の側面の方向と対向する、第2の側面の方向から、レーザからの第2照射光が照射される第2照射加工工程と、を備える。
この方法によれば、光ファイバのクラッド径に対して、大きな径の貫通孔を有するフェルールを用いても、光ファイバのコアがフェルールの貫通孔の中心に精度よく配置された光コネクタを容易に作ることができるので、低コストの光コネクタを提供することができる。
(項目2)
前記第1照射加工工程における前記第1照射光の強度と前記第1照射光の前記光ファイバへの照射時間との積算量より、前記第2照射加工工程における前記第2照射光の強度と前記第2照射光の前記光ファイバへの照射時間との積算量の方が小さい。
この方法によれば、光ファイバの中心軸が貫通孔の中心軸に一致して、光ファイバが貫通孔に対して配置、固定され易くなるような、溶融加工部の形状を得ることができ、結合したときに発生する光損失が小さい光コネクタを提供することができる。
(項目3)
前記第1工程と前記第2工程との間に、前記貫通孔の前記第1端から突出している前記光ファイバにレーザからの第3照射光を照射して、前記光ファイバの前記第1端から突出している領域の一部分を除去する、除去工程を備える。
この方法によれば、第2工程のための、ファイバ先端位置にレーザ位置の相対的な原点復帰ができるため、再現性よく第2工程での溶融加工部を得ることができる。このため、量産しても歩留りよく、良好な特性の光コネクタを提供することができる。
(項目4)
前記フェルールの前記貫通孔は、第1の方向に配列された複数の貫通孔から構成されており、前記第1工程において、前記複数の貫通孔のうち、2つ以上の貫通孔に、前記光ファイバが挿通され、前記除去工程および前記第2工程において、レーザからの前記第1照射光、前記第2照射光、および前記第3照射光が前記光ファイバに対して相対的に、前記第1の方向に走査される。
この方法によれば、多心のコネクタにおいても、光ファイバのクラッド直径に対して、大きな直径の貫通孔を有するフェルールを用いることができ、光ファイバのコアがフェルールの貫通孔の中心に精度よく配置された光コネクタが容易に、低コストで製造することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(第一実施形態)
本実施形態に係る光コネクタの製造方法を、図1を参照しながら説明する。必要に応じて、図2〜図5の各図も参照して、各工程を詳細に説明する。
まず工程S1において図2に示したような、光ファイバ1が挿通されたフェルール2を準備する。本実施例では光ファイバ1は8心の光ファイバを備えている。図2上部は、8心の光ファイバ1全てを見込む方向からフェルール2を見た上面図を示している。図2下部は、この上面図を、光ファイバ1のいずれか1心の中心軸を中心に、90°回転させた方向から見た断面図である。
光ファイバ1は、ガラスクラッド径80μmφのシングルモードファイバであり、クラッド3の周囲に外径250μmφの被覆4を有している。クラッド3の中心には、クラッド3より屈折率の高い、直径10μmφのコアが延在している。光ファイバ1は、被覆4が先端部で約10mmの長さで除去された後、フェルール2に挿入されており、フェルール2の出口端面6の位置から約4mmの長さで、クラッド3が剥き出しになった部分が突出している。フェルール2はMTコネクタ用のフェルールで、本実施例では樹脂で形成されており、内径125.5μmφ、プラス公差0.5μmで設計製造された、貫通孔である挿入孔5が、図2の下図において紙面奥行方向に8個、中心間隔250μmで形成されている。出口端面6は、図2において紙面右方向から光ファイバ1をフェルール2に挿入したときの出口となる、挿入孔5の開口を有している面である。
次の工程S2において、光ファイバ1およびフェルール2をステージ8に設置したときの位置関係を図3に示している。工程S2では、レーザ9の焦点位置付近に、光ファイバ1のクラッド3が剥き出しになってフェルール2から突き出した部分が位置するように、ステージ8を用いてフェルール2および光ファイバ1を設置する。レーザ9は、本実施例では波長10.6μmのCO2レーザ(炭酸ガスレーザ)を用いている。レーザ9はレンズでの集光などによりガラスを溶融することができる加工用のレーザが好ましい。
図3には説明の便宜のためにXYZ直交座標系が記載されている。レーザ9からの照射光の光軸であるレーザ光軸10がY軸に平行であり、フェルール2は(図3には描画されていない)挿入孔5の中心軸が、X軸に平行になるように設置される。8個の挿入孔5および剥き出しになった8心のクラッド3がZ軸方向に並んでいる。ステージ8は、マイクロメータなどによりX、Y、Z軸各方向に可動であり、また、X軸と平行な回転軸11を中心に回転可能である。
光ファイバ1とフェルール2は、それぞれステージ8に固定されている。ステージ8のX軸方向における位置は、レーザ9からの照射光の集光位置とフェルール2の出口端面6とが、X軸方向に沿う距離で約3mm離れているように調整される。ステージ8のY軸方向は、レーザ9の照射光の集光位置において、レーザ9からの照射光が剥き出しになっているクラッド3に照射されるように、調整される。
工程S2によって、光ファイバ1およびフェルール2が適切な位置に配置されたら、工程S3において、レーザ9からの照射光をクラッド3に照射することにより、クラッド3の先端部分を切断除去する。本実施例のように光ファイバ1が複数心である場合は、レーザ9の照射光をZ軸方向に、あるいは、光ファイバ1およびフェルール2が固定されたステージ8をZ軸方向に走査することにより、光ファイバ1の8心の剥き出しになっているクラッド3を揃って切断除去することができる。レーザ9の照射光あるいはステージ8の走査は、Z軸の正の向きに行ってもよいし、負の向きに行ってもよい。あるいは、Z軸方向に往復させてもよい。また、走査は一定速度ではなく、例えば、レーザ9の照射光が、光ファイバ1の各心に照射される位置に来た時に、走査速度を速くしたり、遅くしたりしてもよい。
工程S3終了時には、工程S3によって新たにクラッド3の先端となった部分が、X軸方向において、レーザ9の照射光の集光位置と一致している。工程S4において、クラッド3の先端位置を、レーザ9の照射光の集光位置に対してデフォーカスさせて、適当な位置になるように調整する。本実施例では、ステージ8のX軸を負の方向に1mm、Y軸を正の方向に3mm移動させる。レーザ9の照射光の集光位置に対するクラッド3の先端の適当な位置は、次の工程S5の溶融加工でクラッド3の先端部分が最適に加工されるための位置であり、光ファイバ1の構造およびレーザ9の種類に応じて異なるため、実験的あるいは理論的に求めて決定することが望ましい。
工程S5では、レーザ9からの照射光を照射することにより、光ファイバ1のクラッド3が剥き出しになってフェルール2から突き出した部分を溶融加工する。本実施例では、レーザ9からの照射光が、あるいは、光ファイバ1およびフェルール2が固定されたステージ8がZ軸方向に走査され、8心ある剥き出しのクラッド3それぞれが溶融加工される。レーザ9からの照射光の強度や照射光走査速度が調整され、各クラッド3への照射光のエネルギーを調整することにより、溶融したガラスを表面張力によって膨らますことができる。
さらに、工程S6において、ステージ8を回転軸11の回りに180°回転し、工程S7において、レーザ9からの照射光をクラッド3に照射する。工程S7では、工程S5においてクラッド3の溶融加工された部分が、工程S5においてレーザ9からの照射光が照射された側とは反対側から、レーザ9からの照射光を受けて、さらに、溶融加工されることになる。本実施例では、工程S7においても、レーザ9からの照射光が、あるいは、光ファイバ1およびフェルール2が固定されたステージ8がZ軸方向に走査され、8心のクラッド3の工程S5において溶融加工された部分が、それぞれさらに、溶融加工される。工程S5およびS7の溶融加工によって、クラッド3の先端付近はフェルール2の挿入孔5の内径よりも大きく膨らむ。
工程S5およびS7では、レーザ9からの照射光が、クラッド3が剥き出しになっている部分での光ファイバ1の光軸と直交する方向から照射されることが好ましいが、完全に光ファイバ1の光軸と、レーザ光軸10とが直交している必要はない。図3において、Y軸に対するレーザ光軸10の角度が20°以内であれば、問題なく溶融加工ができる。なお、レーザ9からの照射光の集光位置は、光ファイバ1の光軸と完全には一致していなくてもよい。レーザ9からの照射光の集光位置が、光ファイバ1の光軸と完全には一致していなくても溶融加工は可能である。あるいは、例えばレーザ9からの照射光の集光位置と、光ファイバ1の光軸とを事前に決めた距離だけずらすことにより、溶融加工の厳密な制御を行う場合もある。
また、工程S5およびS7において、レーザ9からの照射光が、あるいは、光ファイバ1およびフェルール2が固定されたステージ8がZ軸方向に走査される場合は、レーザ9の照射光あるいはステージ8の走査は、Z軸の正の向きに行ってもよいし、負の向きに行ってもよい。あるいは、Z軸方向に往復させてもよい。また、走査は一定速度ではなく、例えば、レーザ9の照射光が、光ファイバ1の各心に照射される位置に来た時に、走査速度を速くしたり、遅くしたりしてもよい。
次に、光ファイバ1とフェルール2とは、ステージ8から取り外され、工程S8において、図4に示したように、光ファイバ1が、フェルール2に対して光ファイバ1の先端部とは反対の方向に引き戻される(図4の張力12)。
図5には、工程S8で光ファイバ1が引き戻され、光ファイバ1の剥き出しになったクラッド3の、溶融加工により膨らんだ加工部13が、フェルール2の出口端面6に接して、その一部が挿入孔5の中に入り込んでいる状態を示している。図5において、フェルール2は、加工部13や出口端面6が含まれる先端部分のみ示されており、外から見えない挿入孔5とその内部が破線で描かれている。また、光ファイバ1、クラッド3、挿入孔5、加工部13は、それぞれ8個ずつ描画されているが、符号は、1個ずつのみに対して記され、他は省略されている。
図5の状態を保持したまま、工程S9において、光ファイバ1をフェルール2に接着固定する。接着剤はフェルール2の接着剤注入窓7から注入されて光ファイバ挿入孔5に流れ込んで硬化され、剥き出しになっているクラッド3が挿入孔5の内部で接着固定される。なお、接着剤は、工程S8の前に、出口端面6から挿入孔5に注入されてもよい。
最後に、工程S10において、フェルール2の先端の出口端面6を、加工部13を含むクラッド3とともに研磨する。工程S10の前に、加工部13の出口端面6から突き出している部分を除去しておいてもよい。あるいは、加工部13を覆うように出口端面6に、接着剤を盛るように塗布、硬化させ、加工部13を含む接着剤部分を研磨し、研磨面が出口端面6に達したら、そのまま工程S10の研磨を続けてもよい。
工程S10では、挿入孔5に入り込んでいる加工部13がなくなるまで、すなわち、研磨後のフェルール2の端面に露出している光ファイバ1の端面のコア径とクラッド径とが、光ファイバ1の溶融加工されていない部分でのコア径とクラッド径と、それぞれ等しくなるまで研磨することが光学特性上は最も好ましい。
研磨量がこれより少なく、完成後の光コネクタの挿入孔の内部に、溶融加工によってコア径やクラッド径が変化している部分が残っている場合は、研磨後の光コネクタ端面で伝送路のモードフィールド径や、開口数(NA:Numerical Aperture)が変化するが、光結合に影響を与えない範囲、あるいは、光結合の際に光損失が増加しても伝送に影響を与えない範囲であれば許容される。本光コネクタが使用される光伝送路システム全体の構成から、光コネクタ部での光結合損失の許容値、および、光コネクタ端面でのコア径と光損失の関係を光学シミュレーションによって算出し、許容される光コネクタ端面でのコア径を設定し、研磨量を決めてもよい。
図6に、工程S5の後の、剥き出しになっているクラッド3の先端付近の断面形状を模式的に示す。図6、および後述する図7〜図10の各図に示したXYZ直交座標系は、図3に示したものと同じ座標系である。工程S5によって、クラッド3が膨らんだ加工部13aが形成されているが、加工部13aはレーザ9からの照射を受けた+Y方向に傾いている。比較例として、この加工部13aが形成された光ファイバ1およびフェルール2に対して、工程S6および工程S7を実施せずに、工程S8、工程S9および工程S10を実施し、光コネクタを製造したときの、工程S8終了時の、フェルール2の挿入孔5内におけるクラッド3および加工部13aの配置を図7に、工程S10終了時の研磨終了面14におけるクラッド3と挿入孔5を図8に、それぞれ模式的に示した。図8において研磨終了面14は、出口端面6が研磨されて形成される、完了時のコネクタの端面である。
工程S8で光ファイバ1は+X方向に引き戻され、出口端面6における挿入孔5の縁に加工部13aがほぼ接した状態になるが、加工部13aが光ファイバ1の軸に対して非対称な形状となっているため、引き戻すための力をX軸方向にほぼ平行に光ファイバ1に加えても、図7に示すように、挿入孔5の内部で、挿入孔5の中心軸に対して光ファイバ1の軸が傾いた状態になる。
本比較例では、図7に示したように、クラッド3の軸が挿入孔5の中心軸に対して傾いたまま、工程S9で接着固定され、工程S10で研磨されるため、図8に示したように、完成した光コネクタの端面においては、クラッド3の中心はフェルール2の挿入孔5の中心からずれている。なお、図8には図示されていないが、クラッド3の中心にコアが存在している。また、挿入孔5には硬化した接着剤が存在している。本比較例では、工程S10において、研磨面で観察されるクラッド3の径が、加工前の光ファイバ1のクラッド3の径である80μmφになるまで研磨をしたが、完成後の研磨終了面14における、クラッド3の中心と挿入孔5の中心とは、20μmずれていた。
工程S5の溶融加工のみで、クラッド3の中心軸上に対称に加工部13aを形成させるためには、クラッド3の端面方向、すなわち、図3において、−X方向から、レーザ9からの照射光を照射することも考えられるが、この場合、フェルール2の出口端面6にも、レーザ9からの照射光がかなり集光された状態で照射されることになり、フェルール2が変形してしまう可能性がある。
次に、工程S5で、図6に示した非対称な加工部13aが形成された後、図1の本実施形態のフロー通り、工程S6〜工程S10の各工程を実施した。工程S7の後の、加工部13の傾きは、図6に示した比較例での加工部13aの傾きよりは小さくなり、工程S10完了時の研磨終了面14における、クラッド3の中心と挿入孔5の中心とのずれは、8μmになった。
本実施例では、工程S5と工程S7とにより、クラッド3の中心軸に対して両側がレーザ9からの照射光の照射を受けたことにより、加工部13のクラッド3の中心軸上からのずれを小さくすることができている。
次に、工程S5で、図6に示した非対称な加工部13aが形成された後、再度、図1の本実施形態のフロー通り、工程S6〜工程S10の各工程を実施した。但し、本実施例では、工程S7でレーザ9からの照射光を照射する際の照射光の強度を、工程S5における照射光の強度の半分とした。図9に、工程S7の後の、剥き出しになっているクラッド3の先端付近の形状を模式的に示す。工程S5で得られた加工部13aが工程S7で追加工されて、クラッド3の中心軸に対してほぼ対称形状である加工部13bが得られている。加工部13bのX軸を中心とする径は、一番太いところで約220μmφである。
図10に、工程S10まで完了した研磨終了面14におけるクラッド3と挿入孔5を示す。挿入孔5には、硬化した接着剤15が充填されている。加工部13bがクラッド3の軸に対称に形成されたため、工程S8およびS9で、クラッド3の中心軸が、挿入孔5の中心軸とほぼ一致して接着固定される。その結果、図10に示したクラッド3の中心軸と挿入孔5の中心軸とはほぼ一致している。光ファイバ1の8心それぞれにおける、クラッド3の中心軸と挿入孔5の中心軸のずれは、最大で約2μmとなり、本実施例で製造したコネクタ同士を結合させて光損失を測定したところ、最大で0.5dBの光損失となった。
本実施例では、工程S5と工程S7とにより、クラッド3の中心軸に対して両側がレーザ9からの照射光の照射を受け、且つ、2回目の溶融加工の照射である工程S7の際に、照射光の強度を小さくすることにより、加工部13bの光ファイバ1の中心軸上からのずれをより小さくすることができており、クラッド3の径に対して、公差の範囲より遥かに大きい径を有する挿入孔5を備えるフェルール2を用いても、クラッド3が挿入孔5のほぼ中心に実装され、低い光結合損失が達成できる光コネクタを製造することができている。
なお、挿入孔5の一般的な公差の範囲は、シングルモードファイバ用では0.5μm程度で、マルチモードファイバ用では2〜3μm、大きくても5μm程度である。
また、最適な加工部13bの形状を得るためには、工程S4で調整される、クラッド3の先端に対する、X軸方向及びY軸方向におけるレーザ9からの照射光の集光位置が最適である必要がある。この位置は、使用する光ファイバ1とレーザ9に応じて、実験的に最適に決められることが望ましく、工程S3でクラッド3の先端を切断除去した後に、工程S4でステージ8をXおよびY軸方向にどれだけ動かすかで管理することができる。すなわち、工程S3でクラッド3を切断除去することにより、工程S3によって新たにクラッド3の先端となった部分とレーザ9からの照射光の集光位置との、相対的な位置関係は、工程S3後に毎回再現される。この位置からの、ステージ8のXおよびY軸方向への最適な移動量を実験的に求めておき、光コネクタ製造時に工程S4で、最適な移動量と同じ距離だけ移動させれば、工程S5や工程S7で、加工部13aや加工部13bの形状を観察しなくとも、工程S7の後には、毎回最適な加工部13bが得られる。このため、製造工程の追加並びに製造コストを増加させることなく、良好な特性の光コネクタを得ることができる。
工程S5や工程S7では、フェルール2の出口端面6と対向する位置(例えば図3における紙面左側)に観察系を置くことにより、レーザ9からの照射光の照射中、および照射終了後に光ファイバ1とフェルール2をステージ8に設置したままの状態で、加工部13の形状を観察することもできる。
さらに、工程S3は、本実施例のように複数心の光ファイバ1を用いる場合、全てのクラッド3の先端をX軸方向において同じ位置に切り揃えることができるので、加工ばらつきが生じにくくなる。
なお、工程S3およびS4は、工程S2の設置で、すべてのクラッド3の先端が最適な位置に精度よく設置できる場合は、省略することができる。
以上説明したように、本発明に係る製造方法を用いれば、クラッド直径が細い光ファイバに対しても、比較的コストの安い大きな挿入孔を有するフェルールと、加工手段として比較的一般的であるレーザを用いて、フェルールの挿入孔中心に光ファイバコアが位置する光コネクタを、失敗なく、容易に低コストで製造することができる。
以上の本実施形態では光ファイバ1に8心の光ファイバを用いた、8心の光コネクタの製造を示したが、光ファイバの心数はこれに限らない。単心の光コネクタにおいても本製造方法を適用することができる。また、多心の光コネクタを製造する場合、光ファイバ1は、1心の光ファイバを複数用いて構成されていてもよく、複数心のリボンファイバを1本あるいは複数本用いて構成されていてもよい。
1:光ファイバ
2:フェルール
3:クラッド
4:被覆
5:挿入孔
6:出口端面
7:接着剤注入窓
8:ステージ
9:レーザ
10:レーザ光軸
11:回転軸
12:張力
13、13a、13b:加工部
14:研磨終了面
15:接着剤

Claims (4)

  1. 貫通孔を備え第1面に前記貫通孔の第1端が形成されているフェルールの前記貫通孔に、被覆が除去されて挿通され、その先端が前記第1端から突出している光ファイバを準備する第1工程と、
    前記光ファイバの、前記貫通孔の前記第1端から突出している部分を溶融加工する第2工程と、
    前記第2工程で溶融加工された加工部が、前記第1端における縁部に接した状態で、前記光ファイバを前記貫通孔内部に接着固定する第3工程と、
    前記貫通孔の前記第1端が形成されている、前記フェルールの第1面を、前記加工部とともに研磨する第4工程と、を備え、
    前記光ファイバの中心軸と直交する方向での、前記加工部の最大径は、前記貫通孔の直径よりも大きく、
    前記第2工程は、前記光ファイバの第1の側面の方向から、レーザからの第1照射光が照射される第1照射加工工程と、前記第1の側面の方向と対向する、第2の側面の方向から、レーザからの第2照射光が照射される第2照射加工工程と、を備える光コネクタ製造方法。
  2. 前記第1照射加工工程における前記第1照射光の強度と前記第1照射光の前記光ファイバへの照射時間との積算量より、前記第2照射加工工程における前記第2照射光の強度と前記第2照射光の前記光ファイバへの照射時間との積算量の方が小さい、請求項1に記載の光コネクタ製造方法。
  3. 前記第1工程と前記第2工程との間に、前記貫通孔の前記第1端から突出している前記光ファイバにレーザからの第3照射光を照射して、前記光ファイバの前記第1端から突出している領域の一部分を除去する、除去工程を備える、請求項1あるいは請求項2に記載の光コネクタ製造方法。
  4. 前記フェルールの前記貫通孔は、第1の方向に配列された複数の貫通孔から構成されており、
    前記第1工程において、前記複数の貫通孔のうち、2つ以上の貫通孔に、前記光ファイバが挿通され、
    前記除去工程および前記第2工程において、レーザからの前記第1照射光、前記第2照射光、および前記第3照射光が前記光ファイバに対して相対的に、前記第1の方向に走査される、請求項3に記載の光コネクタ製造方法。
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